JPH10256763A - 放熱箱 - Google Patents

放熱箱

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JPH10256763A
JPH10256763A JP10054765A JP5476598A JPH10256763A JP H10256763 A JPH10256763 A JP H10256763A JP 10054765 A JP10054765 A JP 10054765A JP 5476598 A JP5476598 A JP 5476598A JP H10256763 A JPH10256763 A JP H10256763A
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JP
Japan
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box
circuit board
printed circuit
heat
cavity
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Pending
Application number
JP10054765A
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English (en)
Inventor
Dahl Uno
ダール ウノ
Goete Johannison
ヨハニソン ゲーテ
Lars Nygren
ニイグレン ラルス
Johan Karlsson
カールソン ヨハン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
Original Assignee
Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
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Filing date
Publication date
Application filed by Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB filed Critical Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
Publication of JPH10256763A publication Critical patent/JPH10256763A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2039Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating characterised by the heat transfer by conduction from the heat generating element to a dissipating body
    • H05K7/20436Inner thermal coupling elements in heat dissipating housings, e.g. protrusions or depressions integrally formed in the housing
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/06Hermetically-sealed casings
    • H05K5/061Hermetically-sealed casings sealed by a gasket held between a removable cover and a body, e.g. O-ring, packing
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1461Slidable card holders; Card stiffeners; Control or display means therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造し易く、使用し易い、低価格のプリント
基板組立体のための放熱箱を提供すること。 【解決手段】 本発明は冷却のために自然対流を用いた
プリント基板組立体のための放熱箱に関するものであ
る。該プリント基板組立体64は第1部分62と第2部
分61とによって狭まれ、その接合部は弾性材料71に
よって密封されている。プリント基板組立体のコネクタ
ーのための開口を有した後面が他の2つの部分に取り付
けられ、望ましくない物質が箱の内側へ入り込むのを防
いでいる。箱の内側に取り付けられたプリント基板組立
体の放熱特性は、もしプリント基板組立体の放熱要素が
箱の近くに配置されたり、あるいは箱と良好な熱接触を
している場合には、急速に増大する。このことは箱の内
側に、プリント基板組立体と密着した突起物、例えばサ
ポート66、68あるいは峰65を配置することによっ
て得られる。また箱の表面積は冷却フィンによって拡大
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は冷却のために自然対
流を用いる、プリント基板組立体のための放熱箱に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子装置は一般的にはそれを妥当な温度
にまで冷却するための一つ以上のファンを有している。
そのような装置を、ファンを用いないで装置を冷却する
のが望ましい領域へ取り付ける場合には、その冷却は自
然対流を用いることによって行なわれる。
【0003】プリント回路基板を自然対流を用いた電子
装置の中に取り付けるための普通の方法においては、ヒ
ートシンク上に取り付けられた放熱要素を最大限に露出
させるために、閉じ込めることを避けなければならな
い。プリント回路基板は、それらの間の冷却空気の流れ
を増加させるために、垂直にかつ互いに平行に取り付け
られる。ジェング(Jeng) 他による米国特許第5、24
3、493号は自然対流を用いてパソコンの冷却をする
ためにこのことを開示している。
【0004】自然対流によって好ましい冷却が行なわれ
る多数の効果的な分野が存在し、その内の一つの分野
は、何らかの方法で放熱されている屋外における組立体
の冷却である。そのような設計はデボートリ(Debortor
i) 他による米国特許第4、371、757号において
記載されており、これは換気ルーバを有する遠距離通信
システムにおける屋外交差接続のための囲いを有してお
り、凝縮やその類似事象を避けるために、囲い内部の温
度、湿度の条件を囲い外部と同一にして保持している。
【0005】マーシェック(Maschek) 他による米国特許
第4、794、487号においても同様な装置が記載さ
れており、ここでは電子装置は外部からの熱照射、例え
ば太陽光線から保護されている。この目的は上部および
下部の換気スロットを用い、煙突効果によって、自然対
流を発生させることによって、装置内部において電子装
置が加熱されることを防ぐことにある。
【0006】自然対流を用いて冷却が行なわれる、電子
装置を冷却するための囲いがフレイジュニア他による米
国特許第4、535、386号に記載されている。該囲
いは内部煙突を有しており、放熱要素は該煙突の下部に
取り付けられる。加熱された空気は該要素から発生し、
熱交換機へ導かれ、それによって自然対流が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】敏感な電子装置を悪い
環境、例えば通常の気候における屋外に取り付けること
は非常に困難である。プリント基板組立体の機能を保護
するための普通の方法は、ちりやその他の望ましくない
物質がプリント基板組立体に到達しないようにするため
に、それを箱の中へ収納することである。その箱の中で
電子装置が熱を熱散させる時に問題が生じる。普通は、
このことはそれを冷却するためにファンあるいはその類
似物を取り付けることにより処理されるが、ファンは補
修と動力を必要とする。好ましい方法はファンの代わり
に自然対流を用いることであるが、箱の内側での熱の蓄
積のためにこれで十分ではない。
【0008】電子装置を悪い環境の中で取り付けること
の他の問題は、プリント基板組立体を保持する箱が製造
し易く、使用し易く、かつ安価でなければならないとい
う点である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、囲いの
内側に取り付けられ、かつ自然対流を用いて冷却される
一つ以上のプリント基板組立体のための改良された放熱
箱を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、安価で、製造し易
く、使用し易い放熱箱を提供することにある。
【0011】本発明は、プリント基板組立体からの熱を
箱の内側へ伝達させるための手段を有した、冷却効率の
高い改良された放熱箱を導入することによって前記課題
を解決する。
【0012】プリント基板組立体からの熱の大部分は、
幾つかの数の電子装置から発生する。箱の内側に取り付
けられたプリント基板組立体の放熱特性は、前記放熱要
素が箱の近くあるいは箱と接触して配置されていれば、
急速に増大する。良好な熱接触は、プリント基板組立体
上の放熱要素と箱との間の間隙を、例えば、良好な熱伝
導体である詰め物で充填することによって得られる。良
好な熱接触を得るための他の創造的な手段は、箱の内側
において、プリント基板組立体と密着する突起物、例え
ばサポートあるいは峰を配置することである。
【0013】プリント基板組立体は3つの部分、即ち第
1部分と、第2部分、および後面とに分割された箱の中
に配置される。該プリント基板組立体は第1部分と第2
部分との間で締め付けられ、その接合部は弾性材料によ
って密封される。前記後面はプリント基板組立体のコネ
クターのための開口を有し、該後面は、望ましくない物
質が箱の内側にまで到達しないようにするために、他の
2つの部分に対して取り付けられ、かつ密封される。該
箱は前側において電子コネクターやインジケーターのた
めの開口を有していてもよく、また箱の表面積は冷却フ
ィンあるいはその同等物によって拡大されてもよい。も
しプリント基板組立体があらゆる形態の突起物を介し
て、箱の第1部分および第2部分と良好な熱接触をして
いる場合には、前記詰め物は省略してもよい。
【0014】本発明は、前記箱が密閉されていても、自
然対流による冷却にされされている時には冷却効率が高
くなるという大きな利点を有している。
【0015】他の利点は、多くの異なったタイプのプリ
ント基板組立体に関して、ほんの少しの調整をするだけ
で、同じタイプの箱を利用することができるという点に
あり、このことは低コストと融通性の増大を意味してい
る。
【0016】本発明をよりよく理解するために、添付図
面を参照しながら、以下の好的実施例の詳細な説明を参
考にするとよいであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は囲い2と、囲いの扉3を有
する完全な組立体1を示している。該囲いはその下部に
幾つかの換気ルーバー4を有し、その頂部に少なくとも
1つの換気スリット5を有している。囲いの角度のつい
た頂部6は、雪あるいは落葉が換気スリットを塞いで、
自然対流による冷却を中断させないように設計されてい
る。囲いは主フレームコネクター10を取り付けた区画
壁9によって2つの部分に分割されている。区画壁9の
後側には底部8にケーブル7を取り付けるための孔があ
けられている。区画壁の後部は密封された区画室であ
り、主フレームコネクターと入力ケーブルとの間の相互
結合部を収納している。プリント基板組立体のような電
子装置を収納した箱11が、区画壁9の前側において主
フレームコネクター10に留められ、0リングのような
弾性材料によって区画壁に密着されている。
【0018】箱11は、それらが放熱する時には、換気
ルーバー4を通り、箱11の間を上方へ、また頂部スリ
ット5を通って外部へ流れる空気の流れによって冷却さ
れる。この組立体は外気の中に設置され、太陽光線や、
雨、およびその他の気象条件にさらされるように設計さ
れている。このことは、箱の中のコネクターや電子装置
が外気環境から保護されなければならないことを意味し
ている。
【0019】図2aから図2cは第1の好的実施例を示
している。箱11は高い冷却特性を有するように設計さ
れ、箱の表面積は冷却フィン12を設けて拡大されてい
る。箱は少なくとも2つの主部分13、14と、別の後
面19とを有している。2つの主部分の間にプリント基
板組立体が挟まれ、主部分は好ましくはねじ15のよう
なある種の留め具によって留められるが、例えば接着剤
あるいはリベットのような他の留め手段を用いてもよ
い。箱の前面16にはコネクター17のための孔、およ
びもし望みならば例えばテスト孔およびインジケーター
18が設けられていてもよい。箱の後面19にはプリン
ト基板組立体からのコネクター20、いわゆるプリント
基板組立体コネクターのための少なくとも1つの孔があ
けられている。プリント基板組立体コネクターは組立体
の通常の操作の間に主フレームコネクター10に差し込
まれ、後面は例えば0リングのような弾性材料を用いて
区画壁に密着される。
【0020】放熱箱11の設計は、表面積を拡大する必
要性がより少なくなる低放熱プリント基板組立体用に調
節することが可能である。このタイプの箱は冷却フィン
のない少なくとも2つの平坦な主部分と、プリント基板
組立体コネクターのための後面と同じタイプの後面とを
有し、主部分は図2aから図2cに説明したのと同じ方
法で一緒にして留められている。箱にはまた前面におい
てテスト孔用とインジケーター用の同じ開口があけられ
ている。
【0021】図3は図2bの線A−A断面における放熱
箱11の断面図である。第1部分14と第2部分13と
がキャビティー21を形成し、そこにプリント基板組立
体22が取り付けられている。図4を参照すると、プリ
ント基板組立体のエッジは主部分13と14とによって
形成されたくぼみ33の中に位置され、くぼみの高さ
(h1)はプリント基板組立体のプリント回路基板の厚
さ(h2)よりも大きくなければならない。主部分の間
の接合部は弾性材料23によって密封され、キャビティ
ー21とプリント基板組立体22とを外部環境から保護
している。
【0022】第1部分と第2部分とはねじ15によって
一緒に留められ、各々のねじは第2部分13におけるド
リル孔24とプリント基板組立体の開口とを通り、第1
部分14におけるねじ孔25の中に留められる。孔24
と25は第2サポート30を貫通し、第1サポート31
の中へ入り込み、孔にはねじが切られている。第1サポ
ートと第2サポートは、ねじが締め付けられた時に、プ
リント基板組立体が変形するのを防いでいる。サポート
30、31とプリント基板組立体との間の密着は、プリ
ント基板組立体の回路基板からの熱を熱伝導し易くして
いる。これは、主部分13と14との製作上のばらつき
のために達成しにくい。
【0023】プリント基板組立体22は基板の少なくと
も一方の側面、即ち、1次側面上に設けられた放熱電子
コンポーネント26を有しており、該コンポーネント2
6とキャビティーの内側27との間で良好な熱的接触を
得るために、詰め物28を用いることができる。プリン
ト基板組立体の2次側面から熱を散逸させるために、大
型の詰め物29を用いてもよい。1つのタイプの詰め物
はシリコン製の詰め物であり、他のタイプの詰め物は銅
製の詰め物である。
【0024】図4は第1部分14の頂面図と、図3にお
ける放熱箱の取り付けられた後面19の断面図とを一緒
に示している。第1サポート31は、第1部分と第2部
分とを一緒にして均等に締め付けるために、キャビティ
ー21の内部に配置されている。
【0025】キャビティーの3つの側部の周りには、溝
の中に弾性材料23が配置され、例えば弾性的な0リン
グ36を用いて、結果として生じるテスト孔17および
インジケーター18のための開口を密閉するように調節
される。第4の側部は、後面19が取り付けられた時
に、弾性材料35によって密閉される。キャビティーの
周りの弾性材料23と後面における弾性材料35との間
に小さなギャップ34が存在する。これらのギャップは
キャビティーの内部で発生した湿分を周辺領域へ導くた
めに用いられる。プリント基板組立体22の輪郭が図に
おいて点線によって示されており、これは第1サポート
31の頂部の寸法より小さな開口32を有している。
【0026】図5は放熱箱40の第2の好的実施例の断
面図である。第1部分42と第2部分41がキャビティ
ー43を形成し、図には示されていないが、そこにプリ
ント基板組立体が取り付けられている。プリント基板組
立体のエッジは主部分41と42によって形成されたく
ぼみ44の中に位置し、くぼみの高さ(h1)はプリン
ト基板組立体のプリント回路基板の厚さよりも大きくな
ければならない。主部分の間の接合部は弾性材料45に
よって密封され、キャビティー43とプリント基板組立
体とを外部環境から保護している。
【0027】前記部分は、図示してはいないが少なくと
も4個のねじを用いることによって一緒に留められてい
る。プリント基板組立体は、各々が少なくとも1つの峰
46、47からなっている突起物の列の間に狭まれてい
る。該列は平行になっており、キャビティーの第1表面
43aと第2表面43b上に位置し、後面19に対して
直角な第1方向へ延在している。峰の各高さ(h3),
(h4)はキャビティーの第1表面および第2表面か
ら、第1方向に対して直角で、後面の方向の第2方向に
おいて、キャビティーの中央へ向かって延在している。
【0028】キャビティー43の第1表面43aには、
後面の方向に平行な第3方向の中間距離(d1)を有し
て、少なくとも3列の第1峰46が位置している。キャ
ビティーの第2表面43bは、第3方向の中間距離(d
2)を有して、少なくとも2列の峰47を有している。
前記第1部分と第2部分とが互いに重ねられた時に、前
記第1峰と第2峰とは第3方向において距離(d3)だ
けずれていなければならない。距離(d2)は好ましく
は d2=d1 であり、距離(d2)は好ましくは d3=d2/2 である。
【0029】峰の高さは、第1峰の頂部と第2峰の頂部
との間の、第2方向における中間距離(h5)が、プリ
ント基板組立体の回路基板の最小厚さより小さく、h5
>最小厚さ−d3/200 になっている。
【0030】該距離より小さくなると、プリント基板組
立体は峰の圧力によって損傷を受けることがある。
【0031】例えば、ある標準タイプのプリント基板組
立体は265mmの長さを有し、またそのタイプのプリ
ント基板組立体の峰間の中間距離(d2)は75mmに
選択され、第1峰の列と第2峰の列との間の中間距離
(d3)は75mm/2=37.5に選択されている。
もしプリント基板組立体のプリント回路基板の最小厚さ
が1.8mmである場合には、峰の頂部間の距離(h
5)は1.6125mmに等しくなる。
【0032】プリント基板組立体をキャビティーの内部
に留めるための、プリント基板組立体にあけられる孔は
不要であるが、キャビティー内の峰がプリント基板組立
体と接触できるように、回路基板上のコンポーネントの
配置を設計する必要がある。峰とコンポーネントとが密
着することによって、いかなる種類の詰物も用いること
なしに、プリント基板組立体の回路基板からの熱を熱伝
導させることができるようになり、もし峰が熱伝導パタ
ーンになって接触され、そして、例えばアースに接続さ
れておればもっと良好な熱伝導が得られるであろう。
【0033】図6は前記第1部分42の頂面図と、図5
における放熱箱に取り付けられた後面19の断面図とを
一緒に示している。峰46はキャビティーの第1表面4
3a上において、箱の後面19に対して直角な第1方向
において、平行な列になって配置されている。1つの列
における峰の全長(L1+L2)は、同じ方向における
キャビティーの内部距離(L3)の50%に等しいか、
あるいはそれより大きくなければならない。第1部分は
また少なくとも4つのねじ孔50を有し、箱の第1部分
と第2部分とをねじあるいは類似の留め具によって留め
るようになっている。
【0034】キャビティーの3つの側部の周りには、溝
の中に弾性材料45が配置され、例えば弾性的な0リン
グ37を用いて、結果として生じるテスト孔17および
インジケーター18のための開口を密閉するように調節
される。第4の側部は、後面19が取り付けられた時
に、弾性材料35によって密閉される。キャビティーの
周りの弾性材料45と後面における弾性材料35との間
に小さなギャップ38が存在する、これらのギャップは
キャビティーの内部で発生した湿分を周辺領域へ導くた
めに用いられる。プリント基板組立体コネクター20を
具備したプリント基板組立体39の輪郭が、図において
は点線によって示されている。
【0035】図7は放熱箱60の第3の好的実施例の断
面図である。第1部分62と第2部分61がキャビティ
ー63を形成し、そこにプリント基板組立体64が取り
付けられている。この実施例は前述した2つの実施例を
組み合わせたものである。
【0036】第1部分62は少なくとも3列の第1タイ
プの突起物65と、少なくとも2列の第2タイプの突起
物66とを有している。第2の実施例において説明した
第1タイプの突起物は少なくとも1つの峰65からなっ
ている。第1の実施例において説明した第2タイプの突
起物は、少なくとも3つの第1サポート66からなって
おり、これらはねじ孔67を有している。前記列の全て
は平行になっており、第1サポート66の列は、後面の
方向に対して直角な方向において、キャビティーの第1
表面63a上で延在した峰65の列の間に配置されてい
る。
【0037】第2部分61は、第1の実施例で説明した
ように、ドリル孔69を有した少なくとも3つの第2サ
ポート68からなる少なくとも2つの列を有している。
前述した第1の実施例と異なる点は、第2サポートが第
1サポートの頂部面積に比べてより大きな頂部面積を有
していることであり、第2部分61と第1部分62とが
一緒に留められた時に、これらのサポートの頂部は合致
する。第2部分における孔69にはねじ70が貫通して
取り付けられ、第1部分におけるねじ部分67の中で留
められる。
【0038】プリント基板組立体64は突起物65と6
6の列の間において、またくぼみ49の中において位置
している。プリント基板組立体の回路基板は第2の実施
例と同様にして挟まれており、ここでは第2表面におけ
る峰が第1サポートと第2サポートに置き換えられてお
り、第2の好的実施例における中間距離(h5)と同じ
ようにして計算された中間距離(h6)を有している。
【0039】図8は第1部分62の頂面図と、図7にお
ける放熱箱の取り付けられた後面19の断面図とを一緒
に示している。前記峰65はキャビティー63の内部に
おいて、箱の後面19に対して直角な第1方向におい
て、平行な列になって配置されている。1つの列におけ
る峰の全長は、図6において前述したのと同じ方向にお
けるキャビティーの内部距離の50%に等しいか、ある
いはそれ以上でなければならない。
【0040】第1部分はまたねじ孔67を具備した2列
の第1サポート66を有し、箱の第1部分と第2部分と
をねじ70あるいは類似の留め具によって留めている。
【0041】キャビティーの3つの側部の周りには、溝
の中に弾性材料71が配置され、例えば弾性的な0リン
グ72を用いて結果として生じるテスト孔17およびイ
ンジケーター18のための開口を密閉するように調節さ
れる。第4の側部は、後面19が取り付けられた時に、
弾性材料35によって密閉される。キャビティーの周り
の弾性材料71と後面における弾性材料35との間に小
さなギャップ73が存在する。これらのギャップはキャ
ビティーの内部で発生した湿分を周辺領域へ導くために
用いられる。プリント基板組立体64の輪郭が図におい
て点線によって示されており、これは第1サポート66
の頂部の寸法より大きな開口74を有している。プリン
ト基板組立体と主部分との間の熱接触が突起物を介して
得られるような押しつけ効果(sqeeze effect) を確立す
るために、第2サポートがプリント基板組立体を貫通し
ないことが本質的に重要なことである。
【0042】この設計は他の既述の実施例に比べて大き
な利点を有している。プリント基板組立体の1次側面に
おけるサポートのために要求されるスペースがより少な
くて済み、このことはプリント基板組立体のコンポーネ
ントを取り付けることのできる領域がより大きくなるこ
とを意味している。
【0043】本発明による放熱箱の中に収納されたプリ
ント基板組立体は、囲いあるいは冷却フィンのないプリ
ント基板組立体に比べて、5倍の大きさの放熱能力を得
ることができる。もし箱が平坦であれば、冷却フィンの
ないことを意味しており、この効果は2ないし3倍に減
少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による開扉を具備した幾つかの箱を有し
た囲いを備えた組立体の透視図。該組立体は自然対流を
用いることによって冷却される。
【図2】本発明による放熱箱の異なった図。
【図3】図2bにおける放熱箱のAーA断面図。
【図4】図3に示したのと同じ放熱箱の第1部分の頂面
図。
【図5】本発明による他の放熱箱の断面図。
【図6】図5に示したのと同じ放熱箱の第1部分の頂面
図。
【図7】本発明による組み合わせ放熱箱の断面図。
【図8】図7に示したのと同じ放熱箱の第1部分の頂面
図。
【符号の説明】
1 組立体 11、40、60 放熱箱 12 冷却フィン 13、41、61 第2部分 14、42、62 第1部分 15、70 ねじ 21、43、63 キャビティー 22、39、64 プリント基板組立体 23、44、49 くぼみ 43a,63a 第1表面 27、43b,63b 第2表面 30、31 サポート 46、47、65 峰 65、66 突起物 66 第1サポート 68 第1サポート 69 孔
フロントページの続き (72)発明者 ラルス ニイグレン スウェーデン国 ツムバ,コルプベーゲン 54 (72)発明者 ヨハン カールソン スウェーデン国 バガルモッセン,ルスタ ーラルベーゲン 47

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのプリント基板組立体
    (PBA)のための放熱箱であって、該放熱箱がプリン
    ト基板組立体を取り付けるキャビティーを形成する少な
    くとも2つの主部分、即ち、第1部分と第2部分とを具
    備し、該部分の間の接合部が弾性材料を用いることによ
    って密閉され、該2つの主部分に取り付けられた後面
    が、該主部分と該後面との間で弾性材料を用いることに
    よって前記キャビティーを密閉している、その放熱箱に
    おいて、前記第1部分(14、42、62)と、第1表
    面(43a,63a)と、前記第2部分(13、41、
    61)と、第2表面(27、43b,63b)とによっ
    て形成されたキャビティー(21、43、63)の表面
    が、箱(11、40、60)内に取り付けられたプリン
    ト基板組立体(22、39、64)と、該箱の内部のキ
    ャビティー(21、43、63)の表面との間に良好な
    熱接触を得るための突起物(30、31、46、47、
    65、66、68)を有していることを特徴とする放熱
    箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された放熱箱において、
    プリント基板組立体が取り付けられる時に、プリント基
    板組立体のエッジが位置する前記キャビティー(21、
    43、63)の少なくとも2つの対向側部おいて、前記
    第1部分(14、42、62)と第2部分(13、4
    1、61)によってくぼみ(23、44、49)が形成
    される放熱箱。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載された
    放熱箱において、前記主部分(13、41、61;1
    4、42、62)がその外側に冷却フィン(12)を有
    している放熱箱。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載された放熱箱において、前記主部分(13、41、
    61;14、42、62)がねじ(15、70)によっ
    て互いに留められ、従って、プリント基板組立体(2
    2、39、64)が前記主部分の間に狭まれ、該プリン
    ト基板組立体(22、39、64)とキャビティー(2
    1、43、63)の内部における突起物との間で熱接触
    が確立される放熱箱。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載された放熱箱において、各々の主部分の前記キャビ
    ティー(21、43、63)における突起物(30、3
    1、46、47、65、66、68)が平行な列になっ
    て位置している放熱箱。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された放熱箱において、 前記キャビティー(63)における突起物(65、6
    6、68)の平行な列が第1の方向において位置され、
    該突起物の高さ部分が該第1方向に対して直角な第2の
    方向において延在しており、 該突起物が2つのタイプのもの、即ち、峰タイプと、第
    1および第2のサポートタイプとに区別され、該峰の長
    さ(L1、L2)部分が第1方向に延在され、該サポー
    トが主として第2方向に延在されている放熱箱。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された放熱箱において、
    前記第1部分(62)が、各々の列が少なくとも1つの
    峰(65)からなる少なくとも3列の峰タイプ突起物
    と、各々の列が少なくとも3つの第1サポート(66)
    からなる少なくとも2列のサポートタイプ突起物とを有
    しており、前記各々の列のサポートタイプが2列の峰タ
    イプの間に配置されている放熱箱。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された放熱箱において、
    前記第2部分(61)が、各々の列が少なくとも3つの
    第2サポート(68)からなる少なくとも2列のサポー
    トタイプ突起物を有し、該第2サポートが前記第1部分
    (62)に配置された第1サポート(66)と合致して
    いる放熱箱。
  9. 【請求項9】 請求項6から請求項8のいずれか1項に
    記載された放熱箱において、孔(69)が、前記主部分
    の1つ(61)における各々のサポート(68)の中で
    第2方向に向かってあけられており、該孔は他の主部分
    (62)の合致的なサポート(66)の中へ入り込み、
    該他の主部分における孔にはねじが切られており、該主
    部分が取り付けられた時には、第2部分における第2サ
    ポート(68)と第1部分における合致的な第1サポー
    ト(66)とが互いに接触し、前記ドリル孔の中にねじ
    (70)が取り付けられ、前記ねじ孔(67)に留めら
    れる放熱箱。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された放熱箱におい
    て、前記プリント基板組立体(64)がキャビティー
    (63)におけるサポート(66、68)と合致した開
    口(74)を有し、該開口の大きさが前記第1部分(6
    2)の第1サポート(66)より大きく、しかし前記第
    2部分(61)の第2サポート(68)より小さい放熱
    箱。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載された放熱箱におい
    て、前記第1部分における峰の頂部と第2部分における
    第2サポートの頂部との間の、前記第2方向における距
    離(h6)が、プリント基板組立体のプリント回路基板
    の厚さより小さい放熱箱。
  12. 【請求項12】 請求項10あるいは請求項11に記載
    された放熱箱において、前記キャビティー(63)にお
    ける平行な列になった突起物(65、66、68)が、
    前記第1方向および第2方向の両方向に対して直角な第
    3の方向に向かってほぼ等距離をおいて離隔されている
    放熱箱。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載された放熱箱におい
    て、 前記キャビティー(43)における平行な列になった突
    起物(46、47)が第1方向に向かって配置され、該
    突起物の高さ(h3,h4)部分が該第1方向に対して
    直角な第2方向に向かって延在しており、 該突起物が第1および第2の峰タイプのものであり、峰
    の長さ(L)部分が前記第1方向に向かって延在してい
    る放熱箱。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された放熱箱におい
    て、前記第1部分(42)が、各々の列が少なくとも1
    つの第1峰(46)からなる少なくとも3列の峰タイプ
    の突起物を有している放熱箱。
  15. 【請求項15】 請求項13あるいは請求項14に記載
    された放熱箱において、前記第2部分(41)が、各々
    の列が少なくとも1つの第2峰(47)からなる少なく
    とも2列の峰タイプの突起物を有している放熱箱。
  16. 【請求項16】 請求項14あるいは請求項15に記載
    された放熱箱において、 キャビティー(43)の外側において、前記1つの主部
    分(41)の各々のコーナーには少なくとも1つの孔が
    第2方向に向かってあけられており、該孔は他の主部分
    (42)の中に入り込み、該他の主部分における孔には
    ねじ(50)が切られている放熱箱。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載された放熱箱におい
    て、各々の峰の高さ部分が、キャビティー(43)の第
    1表面(43a)および第2表面(43b)の各々か
    ら、第2方向に向かってキャビティーの中央へ向かって
    延在しており、第1峰(46)の頂部と第2峰(47)
    の頂部との間の中間距離(h5)が、プリント基板組立
    体のプリント回路基板の最少厚さより小さい放熱箱。
  18. 【請求項18】 請求項16あるいは請求項17に記載
    された放熱箱において、 キャビティー(43)における平行な列になった前記峰
    が、前記第1方向および第2方向の両方向に対して直角
    な第3の方向に向かってほぼ等距離(d1,d2)をお
    いて離隔されており、 前記第1部分と第2部分とが互いに上下関係になって位
    置した時に、該第1峰と第2峰とは該第3方向において
    距離(d3)だけずれている放熱箱。
  19. 【請求項19】 請求項6あるいは請求項13に記載さ
    れた放熱箱において、ある1つの列における峰の全長
    (L1+L2)が、前記第1方向に向かって、キャビテ
    ィー(43、63)の内側距離(L3)に等しいか、あ
    るいはその50%より大きくなっていなければならない
    放熱箱。
  20. 【請求項20】 請求項1から請求項19のいずれか1
    項に記載された放熱箱において、前記箱(11、40、
    60)が悪い環境の中に電子装置を取り付けるための組
    立体(1)の中に配置され、該組立体が自然対流を用い
    ることによって冷却される放熱箱。
JP10054765A 1997-03-07 1998-03-06 放熱箱 Pending JPH10256763A (ja)

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