JPH0519872A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH0519872A
JPH0519872A JP17669591A JP17669591A JPH0519872A JP H0519872 A JPH0519872 A JP H0519872A JP 17669591 A JP17669591 A JP 17669591A JP 17669591 A JP17669591 A JP 17669591A JP H0519872 A JPH0519872 A JP H0519872A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランスを使用しない構成で、交流電源の電
力をその電圧が一定値に達するまではコンデンサに充電
し、一定値以上になると通電を停止して、出力が短絡さ
れたときの過熱、あるいは過熱による破壊を防ぐことが
できる構成の電源装置を実現することを目的としてい
る。 【構成】 商用交流電源1に接続された整流回路2と、
整流回路2の出力から第一の基準電圧を発生する第一の
基準電圧発生回路6と、第一の基準電圧発生回路6の出
力を受けて第一のスイッチ回路4をオンオフ制御する第
一のスイッチ制御回路7と、第一のスイッチ回路4に流
れる電流を制限する第一の電流制限回路3と、第一のス
イッチ回路4によって充電されるコンデンサ5と、コン
デンサ5の両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
9と、出力電圧検出回路9が動作したとき第一の基準電
圧発生回路6の動作を停止する第二のスイッチ回路11
と、負荷短絡時に出力電圧検出回路9の出力を受けて第
二のスイッチ回路11を短絡状態に保持する第二のスイ
ッチ制御回路10を備えた電源装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジャーポット・炊飯器
・アイロン・掃除機などの機器の電源装置や、機器に使
用されている電子回路が商用電源とは絶縁されていない
電源装置全般に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年家庭で使用される電化機器は、能動
素子を含む電子回路を搭載するものが一般化してきてい
る。電子回路が機器に搭載される場合、その構成は電源
回路とその他の電子回路とから成るのが一般的である。
以下説明の便宜のため、商用電源を一次回路と呼ぶこと
にする。
【0003】以下図5を参照しながら上述した従来の一
次回路の電源の一例について説明する。1は商用交流電
源、20は商用交流電源1の電圧を適当な大きさに調整
するためのオートトランスである。21は整流器、22
はコンデンサ、11は負荷となる電子回路である。
【0004】以上のように構成された従来の電源回路に
ついてその動作を説明する。商用交流電源1の交流電圧
は、オートトランス20によって適切な大きさに低減さ
れている。この交流電圧は、整流器21で整流されその
後コンデンサ22で平滑されて、直流電圧に変換され
る。この時コンデンサ22の両端に得られる直流電圧、
すなわち出力電圧は、オートトランス20の端子出力の
電圧によって決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の電源回路は、トランスを使用しているため、
使用材料が量的に多く、コストが高い、コストが下がり
にくい、重たい、大きい、効率が悪い、発熱が多い等の
問題を有している。
【0006】本発明はこのような従来の方法が有してい
る課題を解決し、更に使いがってのよい装置を実現しよ
うとするものであって、トランスを使用しない構成で、
交流電源の電力をその電圧が一定値に達するまではコン
デンサに充電し、一定値以上になると通電を停止して、
出力が短絡されたときの過熱、あるいは過熱による破壊
を防ぐことができる構成の電源装置を実現することを第
一の目的としている。また、前記第一の目的を達成する
第二・第三・第四の手段を提供することを、第二・第三
・第四の目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、商用交流電源に接続された
整流回路と、前記整流回路の出力から第一の基準電圧を
発生する第一の基準電圧発生回路と、前記第一の基準電
圧発生回路の出力を受けて第一のスイッチ回路をオンオ
フ制御する第一のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ
回路に流れる電流を制限する第一の電流制限回路と、前
記第一のスイッチ回路によって充電されるコンデンサ
と、前記コンデンサの両端の出力電圧を検出する出力電
圧検出回路と、前記出力電圧検出回路が動作したときに
第一の基準電圧発生回路の動作を停止する第二のスイッ
チ回路と、負荷短絡時に前記出力電圧検出回路の出力を
受けて第二のスイッチ回路を短絡状態に保持する第二の
スイッチ制御回路を備えた電源装置とするものである。
【0008】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、前記
整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の基
準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出力
を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一の
スイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電流
を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッチ
回路によって充電されるコンデンサと、前記コンデンサ
の両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記
出力電圧検出回路が動作したとき第一の基準電圧発生回
路に優先して前記整流回路の出力から第二の基準電圧を
発生する第二の基準電圧発生回路と、第一の基準電圧発
生回路と第二の基準電圧発生回路を切り換える第三のス
イッチ回路と、負荷短絡時に前記出力電圧検出回路の出
力を受けて第三のスイッチ回路を短絡状態に保持する第
三のスイッチ制御回路を備えた電源装置とするものであ
る。
【0009】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、前記
整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の基
準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出力
を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一の
スイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電流
を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッチ
回路によって充電されるコンデンサと、前記コンデンサ
の両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記
出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電流制限回
路の電流を0にする第四のスッチ回路と、負荷短絡時に
前記出力電圧検出回路の出力を受けて第四のスイッチ回
路を短絡状態に保持する第四のスイッチ制御回路を備え
た電源装置とするものである。
【0010】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、商用交流電源に接続された整流回路と、前記
整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の基
準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出力
を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一の
スイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電流
を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッチ
回路によって充電されるコンデンサと、前記コンデンサ
の両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記
出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電流制限回
路に優先して第一のスイッチ回路に流れる電流を制限す
る第二の電流制限回路と、第一の電流制限回路と第二の
電流制限回路を切り換える第五のスイッチ回路と、負荷
短絡時に前記出力電圧検出回路の出力を受けて第五のス
イッチ回路を短絡状態に保持する第五のスイッチ制御回
路を備えた電源装置とするものである。
【0011】
【作用】本発明の第一の手段は、出力電圧が出力電圧検
出回路で検出される電圧より低く、かつ整流回路で整流
された電圧が第一の基準電圧以下の時には、第一のスイ
ッチ制御回路で第一のスイッチ回路を短絡し、第一の電
流制限回路で制限される電流でコンデンサに充電すると
共に負荷に電力供給を行なう。整流回路の出力電圧が第
一の基準電圧を超えると、第一のスイッチ制御回路で第
一のスイッチ回路を開放し通電を停止する。また異常状
態が生じて出力端子が短絡され、出力電圧が出力電圧検
出回路で検出する電圧以下に低下すると、第二のスイッ
チ制御回路が第二のスイッチ回路を作用させて、第一の
基準電圧発生回路の動作を停止し、電力を上記コンデン
サ及び負荷に供給しないように制御するものである。こ
うして出力短絡に対し通電を停止し、電源装置の破壊あ
るいは過熱を防止する電源装置を実現するものである。
第二のスイッチ制御回路はこの状態を保持し、第一の基
準電圧発生回路の動作は停止した状態が保持される。
【0012】本発明の第二の手段は、以下のように作用
する。前記同様出力端子が短絡されて出力電圧が出力電
圧検出回路により検出される電圧より低下すると、第三
のスイッチ制御回路が第三のスイッチ回路を作用させ
て、第一の基準電圧発生回路から第二の基準電圧発生回
路に切り替え、第二の基準電圧発生回路が発生する第二
の基準電圧と第一のスイッチ制御回路で第一のスイッチ
回路を動作させる。第二のスイッチ制御回路はこの状態
を保持し、基準電圧は第二の基準電圧のまま保持され
る。
【0013】本発明の第三の手段は、以下のように作用
する。出力端子が短絡され出力電圧が出力電圧検出回路
により検出される電圧より低下すると、第四のスイッチ
制御回路が第四のスイッチ回路を作用させて、第一の電
流制限回路の動作を停止するものである。第四のスイッ
チ制御回路はこの状態を保持し、第一の電流制限回路の
動作は停止した状態が保持される。
【0014】本発明の第四の手段は、以下のように作用
する。出力端子が短絡され出力電圧が出力電圧検出回路
により検出される電圧より低下すると、第五のスイッチ
制御回路が第五のスイッチ回路を作用させて第一の電流
制限回路を第二の電流制限回路に切り換える。第五のス
イッチ制御回路はこの状態を保持し、第一の電流制限回
路を第二の電流制限回路に切り換えた状態を保持する。
【0015】
【実施例】以下本発明の第一の手段の実施例の電源装置
について、図1に基づいて説明する。1は商用交流電
源、2は商用交流電源1のA側に接続した整流回路で、
本実施例では正の半波の整流回路としている。3はこの
ラインを通過する電流値を一定以下に制限する第一の電
流制限回路であり、ダイオード3a・3bと抵抗器3c
とから成っている。4は出力側への電力供給をオンオフ
する第一のスイッチ回路で、本実施例ではトランジスタ
を使用している。前記第一の電流制限回路3は次のよう
に作用する。すなわち、第一のスイッチ回路4を構成す
るトランジスタにベース電流が流れ、第一のスイッチ回
路4が導通するとベース・エミッタ間には約0.6Vの電
圧が発生する。又ダイオード3a・3bには約1.8Vの
電圧が発生する。従って抵抗器3cには差引1.2Vの電
圧がかかり、この抵抗器3cの値によって流れる電流が
制限されることになる。5はコンデンサでありこの両端
から直流出力電圧を得ている。6は第一の基準電圧を発
生する第一の基準電圧発生回路である。第一の基準電圧
発生回路6は、整流回路の出力端子Aからもう一方の商
用電源の端子Bに直列に接続された定電圧ダイオード6
aと抵抗器6bからなっている。第一の基準電圧発生回
路6の出力端子は、定電圧ダイオード6aと抵抗器6b
の接続点Dである。7は、前記第一の基準電圧発生回路
6の出力を受けて第一のスイッチ回路4を制御する第一
のスイッチ制御回路である。第一のスイッチ制御回路7
は抵抗器7a・7d・7eと、トランジスタ7b・7c
とからなっている。その接続構成は、トランジスタ7b
のコレクタとトランジスタ7cのベース、又トランジス
タ7bのコレクタと抵抗器7aとが接続され、抵抗器7
aの他端は前記整流回路2の出力端子であるC点に接続
されている。又トランジスタ7bとトランジスタ7cの
エミッタは、商用電源のB側端子に接続されている。ト
ランジスタ7bのベースは抵抗器7dを介して前記第一
の基準電圧発生回路6の出力端子Dに接続され、トラン
ジスタ7cのコレクタは抵抗器7cを介して第一のスイ
ッチ回路4を構成するトランジスタのベースに接続され
ている。また8は、本電源装置に接続される負荷であ
る。負荷8は通常、定電圧回路或は電子回路であること
が多い。9は、コンデンサ5の両端の直流電圧を検知す
る出力電圧検出回路である。出力電圧検出回路9は、定
電圧ダイオード9aと抵抗器9b・9dとトランジスタ
9c・コンデンサ9eからなっている。定電圧ダイオー
ド9aと抵抗器9bとは直列に接続され、定電圧ダイオ
ード9aの他端であるカソードはコンデンサ5のプラス
端子に接続されている。抵抗器9bの他端は商用電源の
端子Bに接続されている。商用電源の端子Bとコンデン
サ5のマイナス端子は同一点である。また定電圧ダイオ
ード9aと抵抗器9bの接続点には、トランジスタ9c
のベースが接続されている。トランジスタ9cのエミッ
タは商用電源のB側端子に接続され、コレクタには抵抗
器9dが接続され、抵抗器9dの他端は第一のスイッチ
回路4の出力端子に接続されている。またコンデンサ9
eは、トランジスタ9cのコレクタ・エミッタ間に接続
されている。出力電圧検出回路9の出力は、トランジス
タ9cのコレクタであるF点から出ている。コンデンサ
9eは本装置の立ち上がり時において、第一のスイッチ
回路4の出力点Eの電圧が上昇するとき出力電圧検出回
路9の出力点Fの立ち上がりを遅らせ、トランジスタ9
cを先に動作させるように作用する。9fは、コンデン
サ5と負荷8との間に接続された抵抗器である。本実施
例では抵抗器9fは、負荷8の両端子間が完全に短絡さ
れた場合でも、第二のスイッチ制御回路10を構成する
トランジスタ10bがオンできる電圧が発生するだけの
抵抗値に設定してある。10は第二のスイッチ制御回路
であり、抵抗器10a・10c・10eとトランジスタ
10b・10dから構成されている。トランジスタ10
bのベースには、抵抗器10cを介して前記出力電圧検
出回路9の出力端子Fが接続されている。トランジスタ
10bのコレクタには抵抗器10aが接続され、抵抗器
10aの他端は整流回路2の出力端子Cに接続されてい
る。又同エミッタは商用電源のB側端子に接続されてい
る。トランジスタ10bのコレクタには、トランジスタ
10dのベースが、トランジスタ10bのベースにはト
ランジスタ10dのコレクタが接続され、この二つのト
ランジスタにより正帰還回路が構成されている。トラン
ジスタ10dのエミッタには抵抗器10eの一端が接続
され、抵抗器10eの他端は整流回路2の出力端子Cが
接続されている。つまりこの二つのトランジスタ10b
・10dにより、どちらか一方のトランジスタがオンす
ると他方もオンしこの状態が保持されるものである。こ
の第二のスイッチ制御回路10の出力は、トランジスタ
10bのコレクタから出ており第二のスイッチ回路11
に接続している。第二のスイッチ回路11は第二のスイ
ッチ制御回路10の出力を受けて、第一の基準電圧発生
回路6が発生する基準電圧を第一の基準電圧と0Vに切
り換える作用をする。
【0016】以下本実施例の動作を説明する。整流回路
2の出力電圧が、0から第一の基準電圧発生回路6を構
成する定電圧ダイオード6aの動作電圧である第一の基
準電圧(以下単に第一の基準電圧と称する)に到達する
までの間は、第一の基準電圧発生回路6は動作しない。
すなわち抵抗器6bの両端子間には電圧が発生しない。
このためトランジスタ7bはオフ状態であり、トランジ
スタ7cは抵抗器7aによってベースにバイアス電流が
供給されてオンする。従ってトランジスタ7cのコレク
タと接続された第一のスイッチ回路4を構成するトラン
ジスタのベースに電流が流れる。これによって第一のス
イッチ回路4はオンとなり、整流回路2から第一のスイ
ッチ回路4のエミッタを経由してコレクタに電流が流
れ、コンデンサ5が充電される。同時に、出力電圧検出
回路9を構成する抵抗器9fを経由して負荷8にも電力
が供給される。この場合、コンデンサ5の充電電流と負
荷8に流れる電流は、第一の電流制限回路3による作用
によって第一の電流制限回路で制限された値以下とな
る。すなわち第一のスイッチ回路4がオンすると、同時
に直列に接続された2個のダイオード3a・3bにも電
流が流れ、この間には約1.8Vの電圧が発生する。一方
第一のスイッチ回路4のベース・エミッタ間には約0.6
Vの電圧が発生しており、抵抗器3cには前記ダイオー
ド3a・3bの電圧1.8Vとの差、約1.2Vの電圧が印加
されている。従ってこの抵抗器3cの値を適切に選択す
ることによって抵抗器3cに流れる電流、換言すれば第
一のスイッチ回路4を構成するトランジスタを流れる電
流が制限されることになる。
【0017】整流回路2の出力電圧が上昇して、第一の
基準電圧を超え、第一のスイッチ制御回路7を構成する
トランジスタ7bのベース・エミッタ間のオン電圧、約
0.6Vを越えると、トランジスタ7bはオンして、抵抗
器7aを通してコレクタに電流が流れる。これによって
抵抗器7aには電圧が発生し、トランジスタ7cのベー
ス・エミッタ間電圧はほぼ0Vとなり、トランジスタ7
cはオフされる。トランジスタ7cがオフされると、第
一のスイッチ回路4を構成するトランジスタは、ベース
電流が供給されなくなってオフされる。従ってコンデン
サ5及び負荷8には電力は供給されなくなる。
【0018】整流回路2の出力電圧が、再び第一のスイ
ッチ制御回路7を構成するトランジスタ7bのオン電圧
以下に降下すると、トランジスタ7bがオフしてトラン
ジスタ7cがオンする。従って第一のスイッチ回路4が
オンして、再び商用電力をコンデンサ5と負荷8に供給
する。
【0019】次に、出力電圧検出回路9の動作を説明す
る。出力電圧検出回路9は、コンデンサ5の両端の出力
電圧を監視している。何かの原因によって負荷8の両端
が完全に短絡、或は中途半端に短絡した場合は、負荷8
に流れる負荷電流が増加し、従ってコンデンサ5の両端
の電圧、すなわち出力電圧は低下する。また、出力電圧
検出回路9を構成する抵抗器9fに流れる電流は増加す
る。出力電圧が定電圧ダイオード9aの動作電圧と、ト
ランジスタ9cのベース・エミッタ間電圧約0.6Vの和
の電圧より高い間は、トランジスタ9cはオン状態であ
り、抵抗器9dには電流が流れトランジスタ9cのコレ
クタ・エミッタ間電圧はほぼ0Vとなっている。このた
め、第二のスイッチ制御回路10を構成しているトラン
ジスタ10bはオフとなる。トランジスタ10bがオフ
である間は、第一のスイッチ回路4は第一のスイッチ制
御回路7により制御され続ける。以下説明を簡単にする
ために、トランジスタの動作電圧約0.6Vは無視するも
のとする。負荷8に異常が生じて、短絡状態あるいは電
流が異常に増加すると、コンデンサ5の両端の出力電圧
は低下する。この出力電圧が出力電圧検出回路9の定電
圧ダイオード9aの動作電圧より低くなると、トランジ
スタ9cはオフし、抵抗器9dとコンデンサ9eによる
時定数で出力電圧検出回路9の出力点Fの電圧が上昇し
てくる。こうして一定時間が経過すると、第二のスイッ
チ制御回路10のトランジスタ10bがオンする。トラ
ンジスタ10bがオンすると抵抗器10aに電流が流
れ、第二のスイッチ回路11のトランジスタのベース・
エミッタ間電圧がオン電圧に到達する。同時にトランジ
スタ10dもオンしトランジスタ10bとの間で正帰還
がかかり、トランジスタ10bはオンの状態を持続す
る。第二のスイッチ回路11がオンすると、そのエミッ
タからコレクタ・抵抗器6bに電流が流れ、エミッタ・
コレクタ間電圧はほぼ0Vとなる。同時に第一のスイッ
チ制御回路7を構成するトランジスタ7bは常時オンと
なり、第一のスイッチ回路4はオフされる。こうして第
一のスイッチ回路4はオフされ、コンデンサ5及び負荷
8への電力供給は停止される。第一のスイッチ回路4の
出力点Eには電力が供給されないため、コンデンサ8e
に充電された電荷が放電されると出力電圧検出回路の出
力点Fの電圧は0となるが、第二のスイッチ制御回路1
0は2個のトランジスタ10bと10dで正帰還がかか
っており、コンデンサ5及び負荷8への電力供給は停止
されたままの状態が持続される。なおこの場合コンデン
サ9eは、次のように作用する。本電源装置に交流電源
の供給が開始されると、第一のスイッチ回路4の出力点
Eの電圧も上昇してくる。このとき本実施例では、抵抗
器9dとコンデンサ9eによる時定数を利用して、トラ
ンジスタ9cの方がトランジスタ10bより速く立ち上
がるように設定してある。つまり負荷8が正常でコンデ
ンサ5の両端子間電圧が定電圧ダイオード9aの動作電
圧より高い場合には、電源の立ち上がりに於いてはトラ
ンジスタ10bを動作させないように設定してあるもの
である。
【0020】次に本発明の第二の手段の実施例につい
て、図2に基づいて説明する。前記第一の手段の実施例
と共通の要素には同一番号を付与し、説明を省略する。
12は第三のスイッチ制御回路13の出力を受け、第二
の基準電圧発生回路14と第一の基準電圧発生回路6を
切り換える第三のスイッチ回路である。第三のスイッチ
制御回路13は、前記本発明の第一の手段の実施例と同
様、抵抗器13a・13c・13eとトランジスタ13
b・13dから構成されている。トランジスタ13bの
ベースには、抵抗器13cを介して出力電圧検出回路9
の出力端子Fが接続されている。トランジスタ13bの
コレクタには抵抗器13aが接続され、抵抗器13aの
他端は整流回路2の出力端子Cに接続されている。又同
エミッタは商用電源のB側端子に接続されている。トラ
ンジスタ13bのコレクタには、トランジスタ13dの
ベースが、トランジスタ13bのベースにはトランジス
タ13dのコレクタが接続され、この二つのトランジス
タにより正帰還回路が構成されている。トランジスタ1
3dのエミッタには抵抗器13eの一端が接続され、抵
抗器13eの他端は整流回路2の出力端子Cが接続され
ている。つまりこの二つのトランジスタ13b・13d
により、どちらか一方のトランジスタがオンすると他方
もオンしこの状態が保持されるものである。第二の基準
電圧発生回路14は、定電圧ダイオード14aと抵抗器
6bから成っている。第二の基準電圧発生回路14が発
生する第二の基準電圧は、定電圧ダイオード14aの動
作電圧で決まり、第一の基準電圧発生回路6の第一の基
準電圧より低い値に設定されているものとする。
【0021】以下本実施例の動作を説明する。負荷8が
正常な時の動作は本発明の第一の手段の実施例に説明し
た通りである。負荷8に異常が生じて、コンデンサ5の
両端子間の電圧が出力電圧検出回路9の定電圧ダイオー
ド9aの動作電圧より低くなったとする。この場合は、
トランジスタ9cはオフし、抵抗器9dとコンデンサ9
eによる時定数で出力電圧検出回路9の出力点Fの電圧
が上昇してくる。こうして一定時間が経過すると、第三
のスイッチ制御回路13を構成するトランジスタ13b
がオンする。トランジスタ13bがオンすると、抵抗器
13aに電流が流れ、第三のスイッチ回路12を構成し
ているトランジスタのベース・エミッタ間電圧がオン電
圧に到達する。本実施例では、第三のスイッチ制御回路
13は本発明の第一の手段の実施例と同様、2個のトラ
ンジスタ13bと13dによる正帰還回路となってい
る。このためトランジスタ13bのオン状態が持続さ
れ、従って第三のスイッチ回路12はオン状態を持続す
る。第三のスイッチ回路12がオンすると、そのエミッ
タからコレクタ・定電圧ダイオード14a・抵抗器6b
に電流が流れ、エミッタ・コレクタ間電圧はほぼ0Vと
なる。つまり等価的に、整流回路2の出力端子Cと商用
電源のB側端子の間に、定電圧ダイオード14aと抵抗
器6bが直列に接続されたことになり、第二の基準電圧
発生回路14が形成される。ここで本実施例では、定電
圧ダイオード14aの動作電圧は、第一の基準電圧発生
回路6を構成している定電圧ダイオード6aの動作電圧
より低く設定している。このため、この第二の基準電圧
に到達するまでの時間が短くなり、従ってコンデンサ5
及び負荷8への電力供給量は少なくてすみ、この状態を
持続する。つまり本実施例によれば、負荷8が短絡され
ても本電源装置が破壊されることはないものである。
【0022】図3は本発明の第三の手段の実施例を示す
ブロック図である。16は第三のスイッチ制御回路であ
り、3個の抵抗器16a・16c・16eと2個のトラ
ンジスタ16b・16dから構成されている。トランジ
スタ16bのベースには、抵抗器16cを介して出力電
圧検出回路9の出力端子Fが接続されている。またトラ
ンジスタ16bのコレクタには抵抗器16aが接続さ
れ、抵抗器16aの他端は整流回路2の出力端子Cに接
続されている。またトランジスタ16bのエミッタは、
商用電源のB側端子に接続されている。更にトランジス
タ16bのコレクタには、トランジスタ16dのベース
が、トランジスタ16bのベースにはトランジスタ16
dのコレクタが接続され、この二つのトランジスタによ
り正帰還回路が構成されている。トランジスタ16dの
エミッタには抵抗器16eの一端が接続され、抵抗器1
6eの他端は整流回路2の出力端子Cが接続されてい
る。この二つのトランジスタ16b・16dが構成して
いる正帰還回路により、どちらか一方のトランジスタが
オンすると他方もオンしこの状態が保持される。この第
四のスイッチ制御回路16の出力は、トランジスタ16
bのコレクタから出ており第四のスイッチ回路15に接
続している。第四のスイッチ回路15は、第四のスイッ
チ制御回路16の出力を受けて、第一の電流制限回路3
の制限電流を第一の制限電流と0に切り換える作用をす
る。
【0023】以下本実施例の動作を説明する。負荷8が
正常な時の動作は、本発明の第一の手段の実施例に説明
した通りである。いま負荷8に異常が生じて、コンデン
サ5の両端子間電圧が出力電圧検出回路9を構成してい
る定電圧ダイオード9aの動作電圧より低くなったとす
る。この場合は、トランジスタ9cはオフし、抵抗器9
dとコンデンサ9eによる時定数によって出力電圧検出
回路の出力点Fの電圧が上昇してくる。こうして一定時
間が経過すると、第四のスイッチ制御回路16を構成し
ているトランジスタ16bがオンする。トランジスタ1
6bがオンすると抵抗器16aに電流が流れ、第四のス
イッチ回路15のトランジスタのベース・エミッタ間電
圧がオン電圧に到達しオンする。同時にトランジスタ1
6dもオンしトランジスタ16bとの間で正帰還がかか
って、トランジスタ16bはオンの状態を持続する。従
って、第四のスイッチ回路15を構成するトランジスタ
もオン状態を持続する。第四のスイッチ回路15がオン
すると、そのエミッタからコレクタ・抵抗器7e・トラ
ンジスタ7cのコレクタ・エミッタに電流が流れ、第一
のスイッチ回路4を構成するトランジスタのコレクタ・
エミッタ間電圧はほぼ0Vとなる。これにより第一の電
流制限回路3を形成しているダイオード3a・3bの両
端子間電圧はほぼ0Vとなり、第一の電流制限回路3の
制限電流値を0にする。こうしてコンデンサ5及び負荷
8への電力供給は停止される。この時第一のスイッチ回
路4の出力点Eには電力が供給されないため、出力電圧
検出回路9を構成するコンデンサ9eに充電されていた
電荷が放電される。このため出力電圧検出回路9の出力
点Fの電圧は0となるが、前記したように第四のスイッ
チ制御回路16は2個のトランジスタ14bと14dで
正帰還が掛かっているため、コンデンサ5及び負荷8へ
の電力供給は停止したままの状態が持続される。
【0024】図4は本発明の第四の手段の実施例を示す
ブロック図である。18は第五のスイッチ回路であり、
第五のスイッチ制御回路19の出力を受けて、第二の電
流制限回路17と第一の電流制限回路3を切り換えるよ
うに作用する。17は第二の電流制限回路でありダイオ
ード3aと抵抗器3cとからなっている。
【0025】以下本実施例の動作を説明する。負荷8が
正常な時の動作は、本発明の第一の手段の実施例に説明
した通りである。いま負荷に異常が生じて、コンデンサ
5の両端子間電圧が出力電圧検出回路9の定電圧ダイオ
ード9aの動作電圧より低くなったとする。この場合
は、トランジスタ9cはオフし、抵抗器9dとコンデン
サ9eによる時定数で出力電圧検出回路9の出力点Fの
電圧が上昇を開始する。こうして一定時間が経過する
と、第五のスイッチ制御回路19を構成するトランジス
タ19bがオンする。トランジスタ19bがオンする
と、抵抗器19aに電流が流れ、第五のスイッチ回路1
8を構成するトランジスタのベース・エミッタ間電圧が
オン電圧に到達し、オンする。本実施例においても第五
のスイッチ制御回路19は、2個のトランジスタ19b
と19dによって、正帰還回路が構成されている。従っ
てトランジスタ19bのオン状態が持続され、第五のス
イッチ回路18を構成するトランジスタはオン状態を持
続する。第五のスイッチ回路18がオンすると、そのエ
ミッタからコレクタ・ダイオード3a・抵抗器7e・ト
ランジスタ7cのコレクタ・エミッタに電流が流れる。
こうして、第五のスイッチ回路18を構成するトランジ
スタのエミッタ・コレクタ間電圧はほぼ0Vとなり、ダ
イオード3bは等価的に短絡される。つまりダイオード
3aと抵抗器3cによって、第二の電流制限回路17が
形成される。第二の電流制限回路17では抵抗器3cに
印加される電圧は、第一の電流制限回路3に比べダイオ
ード3b1石分だけ少ないため、その制限電流は減少す
る。すなわち第二の電流制限回路17によって決定され
る制限電流が、第一のスイッチ回路4を流れることにな
る。また本実施例によれば、抵抗器3cに印加される電
圧は、第一の電流制限回路3を使用する場合にはダイオ
ード2石分となり、又第二の電流制限回路17を使用す
る場合には1石分となるため、第二の電流制限回路17
を使用したときの第一のスイッチ回路4を通過する電流
は第一の電流制限回路3を使用した場合の半分になる。
この場合、当然のことながらダイオード3aまたはダイ
オード3bのダイオード個数を変えることにより所望の
制限電流に調整することが出来る。
【0026】以上のように本実施例によれば、この制限
電流の値を小さくすることにより、負荷が短絡されても
装置が破壊されることはないものである。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明はトランスを使用す
ることなく使い勝手のよい電源装置を実現するものであ
り、更にその出力端子が短絡された場合、電源装置の破
壊あるいは発熱による他部品への影響を防止する効果を
発揮する。
【0028】本発明の第一の手段によれば、コンデンサ
の端子間電圧を監視し、負荷が短絡された場合にはその
電圧低下を検出し、第一の基準電圧の動作を停止するこ
とにより電力供給を停止し、電源装置の消費電力増大、
発熱などを防止することができる。又本発明の第二の手
段によれば、コンデンサの端子間電圧を監視し、負荷が
短絡された場合にはその電圧低下を検出し、第一の基準
電圧を第二の基準電圧に切り換えることにより電力供給
を低減し、本発明の第一の手段と同様の効果を発揮する
ものである。本発明の第三の手段によれば、コンデンサ
の端子間電圧を監視し、負荷が短絡された場合にはその
電圧低下を検出し、第一の電流制限回路の動作を停止す
ることにより電力供給を停止し、本発明の第一の手段と
同様の効果を発揮するものである。本発明の第四の手段
によれば、コンデンサの端子間電圧を監視し、負荷が短
絡された場合にはその電圧低下を検出し、第一の電流制
限回路を第二の電流制限回路に切り換えることにより電
力供給を低減し、本発明の第一の手段と同様の効果を発
揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例である電源装置の
ブロック図
【図2】同第二の手段の実施例を示すブロック図
【図3】同第三の手段の実施例を示すブロック図
【図4】同第四の手段の実施例を示すブロック図
【図5】従来の電源回路を示すブロック図
【符号の説明】
1 商用交流電源 2 整流回路 3 第一の電流制限回路 4 第一のスイッチ回路 5 コンデンサ 6 第一の基準電圧発生回路 7 第一のスイッチ制御回路 9 出力電圧検出回路 10 第二のスイッチ制御回路 11 第二のスイッチ回路 12 第三のスイッチ回路 13 第三のスイッチ制御回路 14 第二の基準電圧発生回路 15 第四のスイッチ回路 16 第四のスイッチ制御回路 17 第二の電流制限回路 18 第五のスイッチ回路 19 第五のスイッチ制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用交流電源に接続された整流回路と、前
    記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の
    基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出
    力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一
    のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電
    流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッ
    チ回路によって充電されるコンデンサと、前記コンデン
    サの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
    記出力電圧検出回路が動作したとき第一の基準電圧発生
    回路の動作を停止する第二のスイッチ回路と、負荷短絡
    時に前記出力電圧検出回路の出力を受けて第二のスイッ
    チ回路を短絡状態に保持する第二のスイッチ制御回路を
    備えた電源装置。
  2. 【請求項2】商用交流電源に接続された整流回路と、前
    記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の
    基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出
    力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一
    のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電
    流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッ
    チ回路によって充電されるコンデンサと、前記コンデン
    サの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
    記出力電圧検出回路が動作したとき第一の基準電圧発生
    回路に優先して前記整流回路の出力から第二の基準電圧
    を発生する第二の基準電圧発生回路と、第一の基準電圧
    発生回路と第二の基準電圧発生回路を切り換える第三の
    スイッチ回路と、負荷短絡時に前記出力電圧検出回路の
    出力を受けて第三のスイッチ回路を短絡状態に保持する
    第三のスイッチ制御回路を備えた電源装置。
  3. 【請求項3】商用交流電源に接続された整流回路と、前
    記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の
    基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出
    力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一
    のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電
    流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッ
    チ回路によって充電されるコンデンサと、前記コンデン
    サの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
    記出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電流制限
    回路の電流を0にする第四のスッチ回路と、負荷短絡時
    に前記出力電圧検出回路の出力を受けて第四のスイッチ
    回路を短絡状態に保持する第四のスイッチ制御回路を備
    えた電源装置。
  4. 【請求項4】商用交流電源に接続された整流回路と、前
    記整流回路の出力から第一の基準電圧を発生する第一の
    基準電圧発生回路と、前記第一の基準電圧発生回路の出
    力を受けて第一のスイッチ回路をオンオフ制御する第一
    のスイッチ制御回路と、第一のスイッチ回路に流れる電
    流を制限する第一の電流制限回路と、前記第一のスイッ
    チ回路によって充電されるコンデンサと、前記コンデン
    サの両端の出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
    記出力電圧検出回路が動作したとき前記第一の電流制限
    回路に優先して第一のスイッチ回路に流れる電流を制限
    する第二の電流制限回路と、第一の電流制限回路と第二
    の電流制限回路を切り換える第五のスイッチ回路と、負
    荷短絡時に前記出力電圧検出回路の出力を受けて第五の
    スイッチ回路を短絡状態に保持する第五のスイッチ制御
    回路を備えた電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109375689A (zh) * 2018-09-26 2019-02-22 北京精密机电控制设备研究所 一种电流调理电路

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