JPH05198360A - 面状採暖具の製造方法 - Google Patents
面状採暖具の製造方法Info
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- JPH05198360A JPH05198360A JP834392A JP834392A JPH05198360A JP H05198360 A JPH05198360 A JP H05198360A JP 834392 A JP834392 A JP 834392A JP 834392 A JP834392 A JP 834392A JP H05198360 A JPH05198360 A JP H05198360A
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- Japan
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- heater
- water
- cloth
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性と歩留まりが良く、接着強度が充分あ
り、表布の風合を損ねず、座りごこちが良く、折り畳み
や巻き込みがしやすく、軽量化できるとともに、製造工
程が少なく時間的にもコスト的にも効率の良い面状採暖
具の製造方法を得ることを目的とする。 【構成】 断熱材1と表布5の間に透水性の芯地3にヒ
ータ線4を配設したヒータ組み込み基材2を挟置し、断
熱材1、ヒータ組み込み基材2、表布5のいずれかに水
反応型接着剤7を塗布し、他のいずれかに水を塗布して
プレスするので、各部材が位置合わせされ、重ね合わさ
れてから接着剤7が反応し、しかも、接着剤7は透水性
の芯地3を透過して他の部材の表面にも浸透してその面
を塗布面とともに接着する。これにより、作業性と歩留
まりを良くし、充分な接着強度を得ることができる。
り、表布の風合を損ねず、座りごこちが良く、折り畳み
や巻き込みがしやすく、軽量化できるとともに、製造工
程が少なく時間的にもコスト的にも効率の良い面状採暖
具の製造方法を得ることを目的とする。 【構成】 断熱材1と表布5の間に透水性の芯地3にヒ
ータ線4を配設したヒータ組み込み基材2を挟置し、断
熱材1、ヒータ組み込み基材2、表布5のいずれかに水
反応型接着剤7を塗布し、他のいずれかに水を塗布して
プレスするので、各部材が位置合わせされ、重ね合わさ
れてから接着剤7が反応し、しかも、接着剤7は透水性
の芯地3を透過して他の部材の表面にも浸透してその面
を塗布面とともに接着する。これにより、作業性と歩留
まりを良くし、充分な接着強度を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気カーペット等の面状
採暖具の製造方法に関する。
採暖具の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気カーペット等の面状採暖具
(以下、電気カーペットという)の表布には、通常のカ
ーペットのような立毛タイプのクッション性の良い豪華
なものが望まれている。
(以下、電気カーペットという)の表布には、通常のカ
ーペットのような立毛タイプのクッション性の良い豪華
なものが望まれている。
【0003】従来、この種の電気カーペットは、特開昭
58−78383号公報、実公昭60−35194号公
報、および実公平3−25050号公報に示すような構
成が一般的であった。
58−78383号公報、実公昭60−35194号公
報、および実公平3−25050号公報に示すような構
成が一般的であった。
【0004】以下、その構成について図2、図3、およ
び図4を参照しながら説明する。図2は特開昭58−7
8383号公報に示された第1の従来例で、(b)に示
すように、フェルト等の断熱材21とヒータ線22をポ
リエステルシート等の芯地23に接着したヒータ組み込
み基材24とをポリエチレンシートを介在させて熱プレ
スにより予め接着した後、ヒータ組み込み基材24の面
に水反応型ウレタン接着剤25と水26を塗布し、
(c)に示すように、布表26を載置してから60℃の
加熱プレス27により加圧、接着して(a)に示す電気
カーペットが形成されている。
び図4を参照しながら説明する。図2は特開昭58−7
8383号公報に示された第1の従来例で、(b)に示
すように、フェルト等の断熱材21とヒータ線22をポ
リエステルシート等の芯地23に接着したヒータ組み込
み基材24とをポリエチレンシートを介在させて熱プレ
スにより予め接着した後、ヒータ組み込み基材24の面
に水反応型ウレタン接着剤25と水26を塗布し、
(c)に示すように、布表26を載置してから60℃の
加熱プレス27により加圧、接着して(a)に示す電気
カーペットが形成されている。
【0005】図3は実公昭60−35194号公報に示
された第2の従来例で、(b)に示すように、ヒータ線
32を熱融着性フイルム層33に予め熱融着させたヒー
タ組み込み基材34を断熱材31と立毛表布36の間に
挿入して90℃〜130℃の熱プレス37により加圧、
接着して(a)に示す電気カーペットが形成されてい
る。
された第2の従来例で、(b)に示すように、ヒータ線
32を熱融着性フイルム層33に予め熱融着させたヒー
タ組み込み基材34を断熱材31と立毛表布36の間に
挿入して90℃〜130℃の熱プレス37により加圧、
接着して(a)に示す電気カーペットが形成されてい
る。
【0006】図4は実公平3−25050号公報に示さ
れた第3の実施例で、ヒータ線42を断熱材41に予め
接着し、これと不織布48との間、および不織布48と
表布46との間に接着剤45を別々に塗布してプレス4
9により加圧、接着して(a)に示す電気カーペットが
形成されている。
れた第3の実施例で、ヒータ線42を断熱材41に予め
接着し、これと不織布48との間、および不織布48と
表布46との間に接着剤45を別々に塗布してプレス4
9により加圧、接着して(a)に示す電気カーペットが
形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
カーペットで、第1の従来例に示したものでは、断熱材
21とヒータ組み込み基材24とを接着するためにポリ
エチレンシートが使用されているが、その熱プレス時に
溶融したポリエチレンシートが熱プレス機の熱板に付か
ないようにするために、芯地23に厚みが必要となり、
その結果、折り畳みや巻き込みがしにくく、かつ、重い
ものとなるという問題や、熱プレスを高温熱プレスと低
温熱プレスの2工程で行うため製造工程が多くなりコス
トが高くつくという問題があった。
カーペットで、第1の従来例に示したものでは、断熱材
21とヒータ組み込み基材24とを接着するためにポリ
エチレンシートが使用されているが、その熱プレス時に
溶融したポリエチレンシートが熱プレス機の熱板に付か
ないようにするために、芯地23に厚みが必要となり、
その結果、折り畳みや巻き込みがしにくく、かつ、重い
ものとなるという問題や、熱プレスを高温熱プレスと低
温熱プレスの2工程で行うため製造工程が多くなりコス
トが高くつくという問題があった。
【0008】また、水反応型ウレタン系接着剤25と水
26を同時に同一面に塗布しているので接着剤は塗布後
直ちに反応を開始して固まり始める。このため、表布2
6を短時間に位置ずれしないように重ね合わせるととも
に直ちにプレスすることが作業上の絶対条件であった。
したがって、表布26が位置ずれしないように、かつ、
非常に急いで作業しなければならず、作業性と歩留まり
が悪いという問題や、表布26の裏面には接着剤や水が
塗布されていないため接着剤の染め込みが悪く、接着強
度が充分に得られないという問題があった。
26を同時に同一面に塗布しているので接着剤は塗布後
直ちに反応を開始して固まり始める。このため、表布2
6を短時間に位置ずれしないように重ね合わせるととも
に直ちにプレスすることが作業上の絶対条件であった。
したがって、表布26が位置ずれしないように、かつ、
非常に急いで作業しなければならず、作業性と歩留まり
が悪いという問題や、表布26の裏面には接着剤や水が
塗布されていないため接着剤の染め込みが悪く、接着強
度が充分に得られないという問題があった。
【0009】第2の従来例に示したものでは、高温で熱
プレスされるため立毛表布36の毛が倒れて商品になり
にくく、高級な立毛表布36を用いる電気カーペットに
は向かないという問題や、クッション性が阻害されて座
りごこちが悪くなるという問題があった。
プレスされるため立毛表布36の毛が倒れて商品になり
にくく、高級な立毛表布36を用いる電気カーペットに
は向かないという問題や、クッション性が阻害されて座
りごこちが悪くなるという問題があった。
【0010】第3の従来例に示したものでは、不織布4
8の上下面に接着剤45が塗布されるため、接着剤45
の硬化により折り畳みや巻き込みがしにくく、かつ、重
いものとなるという問題や、接着剤45の使用量も多
く、製造工程も多くなり、コストが高くつくという問題
があった。また、表布46の裏面に接着剤45を塗布す
る作業中に表側にも接着剤45が着いて表布46が汚れ
るという問題もあった。
8の上下面に接着剤45が塗布されるため、接着剤45
の硬化により折り畳みや巻き込みがしにくく、かつ、重
いものとなるという問題や、接着剤45の使用量も多
く、製造工程も多くなり、コストが高くつくという問題
があった。また、表布46の裏面に接着剤45を塗布す
る作業中に表側にも接着剤45が着いて表布46が汚れ
るという問題もあった。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、作業
性と歩留まりが良く、接着強度が充分に得られ、表布の
風合を損ねず、座りごこちが良く、折り畳みや巻き込み
がしやすく、軽量化することができるとともに、製造工
程が少なく、時間的にもコスト的にも効率の良い面状採
暖具の製造方法を提供することを目的としている。
性と歩留まりが良く、接着強度が充分に得られ、表布の
風合を損ねず、座りごこちが良く、折り畳みや巻き込み
がしやすく、軽量化することができるとともに、製造工
程が少なく、時間的にもコスト的にも効率の良い面状採
暖具の製造方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、表布と、透水性の芯地にヒータ線を配設し
たヒータ組み込み基材と、断熱材とからなり、前記表
布、前記ヒータ組み込み基材、前記断熱材のいずれかに
水反応型接着剤を塗布し、前記水反応型接着剤を塗布し
た以外の前記表布、前記ヒータ組み込み基材、前記断熱
材のいずれかに水を塗布し、前記断熱材と前記表布の間
に前記ヒータ組み込み基材を挟置してプレスすることに
より面状採暖具を製造するようにしたものである。
するために、表布と、透水性の芯地にヒータ線を配設し
たヒータ組み込み基材と、断熱材とからなり、前記表
布、前記ヒータ組み込み基材、前記断熱材のいずれかに
水反応型接着剤を塗布し、前記水反応型接着剤を塗布し
た以外の前記表布、前記ヒータ組み込み基材、前記断熱
材のいずれかに水を塗布し、前記断熱材と前記表布の間
に前記ヒータ組み込み基材を挟置してプレスすることに
より面状採暖具を製造するようにしたものである。
【0013】
【作用】本発明は上記した製造方法により、表布、ヒー
タ組み込み基材、断熱材のいずれかに水反応型接着剤を
塗布し、他のいずれかに水を塗布し、断熱材と表布の間
にヒータ組み込み基材を挟置してプレスするので、各部
材が位置合わせされ、重ね合わされてから接着剤が反応
し、しかも、接着剤は透水性の芯地を透過して他の部材
の表面にも浸透してその面を塗布面とともに接着する。
タ組み込み基材、断熱材のいずれかに水反応型接着剤を
塗布し、他のいずれかに水を塗布し、断熱材と表布の間
にヒータ組み込み基材を挟置してプレスするので、各部
材が位置合わせされ、重ね合わされてから接着剤が反応
し、しかも、接着剤は透水性の芯地を透過して他の部材
の表面にも浸透してその面を塗布面とともに接着する。
【0014】これにより、作業性と歩留まりを良くし、
充分な接着強度を得ることができる。
充分な接着強度を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0016】図において、(a)は電気カーペットの一
部を欠截した斜視図、(b)はそのb−b線による側断
面図で、1はフェルト等の断熱材、2は透水性の芯地3
にヒータ線4を配設したヒータ組み込み基材、5は立毛
表布(以下、表布という)で、順次積層、接着されてい
る。6は温度制御用のコントローラである。そして、断
熱材1、ヒータ組み込み基材2、表布は以下のようにし
て積層、接着される。
部を欠截した斜視図、(b)はそのb−b線による側断
面図で、1はフェルト等の断熱材、2は透水性の芯地3
にヒータ線4を配設したヒータ組み込み基材、5は立毛
表布(以下、表布という)で、順次積層、接着されてい
る。6は温度制御用のコントローラである。そして、断
熱材1、ヒータ組み込み基材2、表布は以下のようにし
て積層、接着される。
【0017】(c)に示すように、断熱材1の上にヒー
タ組み込み基材2を載置し、この上に水反応型接着剤7
をスプレーガン8で塗布し、他方、表布5の裏面にスプ
レーガン9で水10を塗布する。その後、表布5をヒー
タ組み込み基材2に重ね合わせ、(d)に示すように、
プレス機11でプレスすると、芯地3は透水性であるた
め、水反応型接着剤7は断熱材1の面に浸透しながら水
10と反応し、表布5と断熱材1とをヒータ組み込み基
材2を含んだ状態で積層、接着する。
タ組み込み基材2を載置し、この上に水反応型接着剤7
をスプレーガン8で塗布し、他方、表布5の裏面にスプ
レーガン9で水10を塗布する。その後、表布5をヒー
タ組み込み基材2に重ね合わせ、(d)に示すように、
プレス機11でプレスすると、芯地3は透水性であるた
め、水反応型接着剤7は断熱材1の面に浸透しながら水
10と反応し、表布5と断熱材1とをヒータ組み込み基
材2を含んだ状態で積層、接着する。
【0018】このプレスにおいて、プレス温度は室温と
同温でも約5分で接着力の90%を得ることができる
が、60℃であれば1分以内で同様の接着力が得られ
る。
同温でも約5分で接着力の90%を得ることができる
が、60℃であれば1分以内で同様の接着力が得られ
る。
【0019】この実施例のように、ヒータ組み込み基材
2に水反応型接着材7を塗布し、表布5の裏面に水10
を塗布した場合、通常、表布5の裏面にはSBR耐熱樹
脂や水酸化アルミニュウムと酸化チタンを成分とする発
泡耐熱ラテックス等がバッキングされており、水反応型
接着剤7は泌み込みにくいのであるが、水10を塗布し
て泌み込ませているので泌み込み部に水反応型接着剤7
が食い込んだ状態で反応することになり、接着強度が充
分に得られるようになる。
2に水反応型接着材7を塗布し、表布5の裏面に水10
を塗布した場合、通常、表布5の裏面にはSBR耐熱樹
脂や水酸化アルミニュウムと酸化チタンを成分とする発
泡耐熱ラテックス等がバッキングされており、水反応型
接着剤7は泌み込みにくいのであるが、水10を塗布し
て泌み込ませているので泌み込み部に水反応型接着剤7
が食い込んだ状態で反応することになり、接着強度が充
分に得られるようになる。
【0020】また、フェルト等の断熱材1は毛羽立って
いるので透水性の芯地3を透して水反応型接着剤7が泌
み込み、プレスすることによりさらに内部にまで泌み込
んで接着強度が充分に得られるようになる。
いるので透水性の芯地3を透して水反応型接着剤7が泌
み込み、プレスすることによりさらに内部にまで泌み込
んで接着強度が充分に得られるようになる。
【0021】このように本発明の実施例の面状採暖具の
製造方法によれば、プレス温度が低いので表布5の毛が
倒れることがなく、クッション性の阻害をなくすること
ができる。
製造方法によれば、プレス温度が低いので表布5の毛が
倒れることがなく、クッション性の阻害をなくすること
ができる。
【0022】また、接着層がヒータ組み込み基材2を含
んだ1層だけであるので、複層の接着層を有するものに
較べて剥離が発生しにくく、接着強度を充分なものにす
ることができる。
んだ1層だけであるので、複層の接着層を有するものに
較べて剥離が発生しにくく、接着強度を充分なものにす
ることができる。
【0023】また、水反応型接着材7にウレタン系接着
剤を使用すれば、反応時に発泡して接着層が柔らかくな
り、クッション性が向上して座りごこちを良くし、折り
畳みや巻き込みをしやすくすることができる。
剤を使用すれば、反応時に発泡して接着層が柔らかくな
り、クッション性が向上して座りごこちを良くし、折り
畳みや巻き込みをしやすくすることができる。
【0024】また、表布5の裏面には水10を塗布する
だけであるので表布5を汚すことをなくすることができ
る上、接着剤の塗布が1回で済むため接着材の使用量が
少なく、製造工程も少なく、軽くて折り畳みや巻き込み
がしやすく、コスト的にも安くすることができる。そし
て、ヒータ組み込み基材2の上に表布5を載置したとき
に接着剤の反応が始まるので落ち着いて作業することが
できる。
だけであるので表布5を汚すことをなくすることができ
る上、接着剤の塗布が1回で済むため接着材の使用量が
少なく、製造工程も少なく、軽くて折り畳みや巻き込み
がしやすく、コスト的にも安くすることができる。そし
て、ヒータ組み込み基材2の上に表布5を載置したとき
に接着剤の反応が始まるので落ち着いて作業することが
できる。
【0025】さらに、芯地3は透水性で薄いものとする
ことができるので、折り畳みや巻き込みをしやすくする
ことができるという、数々の優れた効果がある。
ことができるので、折り畳みや巻き込みをしやすくする
ことができるという、数々の優れた効果がある。
【0026】なお、水は純水、水道水、反応促進剤含有
水のいずれを用いてもよい。
水のいずれを用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、表布、ヒータ組み込み基材、断熱
材のいずれかに水反応型接着剤を塗布し、他のいずれか
に水を塗布し、断熱材と表布の間にヒータ組み込み基材
を挟置してプレスするので、各部材が位置合わせされ、
重ね合わされてから接着剤が反応し、しかも、接着剤は
透水性の芯地を透過して他の部材の表面にも浸透してそ
の面を塗布面とともに接着することができる。
に、本発明によれば、表布、ヒータ組み込み基材、断熱
材のいずれかに水反応型接着剤を塗布し、他のいずれか
に水を塗布し、断熱材と表布の間にヒータ組み込み基材
を挟置してプレスするので、各部材が位置合わせされ、
重ね合わされてから接着剤が反応し、しかも、接着剤は
透水性の芯地を透過して他の部材の表面にも浸透してそ
の面を塗布面とともに接着することができる。
【0028】これにより、作業性と歩留まりが良く、接
着強度が充分に得られ、表布の風合を損ねず、座りごこ
ちが良く、折り畳みや巻き込みがしやすく、軽量化する
ことができるとともに、製造工程が少なく時間的にもコ
スト的にも効率の良い面状採暖具の製造方法を提供する
ことができる。
着強度が充分に得られ、表布の風合を損ねず、座りごこ
ちが良く、折り畳みや巻き込みがしやすく、軽量化する
ことができるとともに、製造工程が少なく時間的にもコ
スト的にも効率の良い面状採暖具の製造方法を提供する
ことができる。
【図1】(a)は本発明の一実施例の面状採暖具の一部
欠截斜視図 (b)は図(a)のb−b線による側断面図 (c)および(d)は接着工程図
欠截斜視図 (b)は図(a)のb−b線による側断面図 (c)および(d)は接着工程図
【図2】(a)は第1の従来例の面状採暖具の側断面図 (b)および(c)は同接着工程図
【図3】(a)は第2の従来例の面状採暖具の側断面図 (b)および(c)は同接着工程図
【図4】(a)は第3の従来例の面状採暖具の側断面図 (b)および(c)は同接着工程図
1 断熱材 2 ヒータ組み込み基材 3 芯地 4 ヒータ線 5 表布 7 水反応型接着剤 10 水
Claims (1)
- 【請求項1】表布と、透水性の芯地にヒータ線を配設し
たヒータ組み込み基材と、断熱材とからなり、前記表
布、前記ヒータ組み込み基材、前記断熱材のいずれかに
水反応型接着剤を塗布し、前記水反応型接着剤を塗布し
た以外の前記表布、前記ヒータ組み込み基材、前記断熱
材のいずれかに水を塗布し、前記断熱材と前記表布の間
に前記ヒータ組み込み基材を挟置してプレスする面状採
暖具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP834392A JPH05198360A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 面状採暖具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP834392A JPH05198360A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 面状採暖具の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05198360A true JPH05198360A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11690571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP834392A Pending JPH05198360A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 面状採暖具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05198360A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102320A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Zenjiro Shiozu | 球技用ボールにおける外皮側とボール側との接着方法 |
JP2017162782A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 発熱ユニット |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP834392A patent/JPH05198360A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102320A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Zenjiro Shiozu | 球技用ボールにおける外皮側とボール側との接着方法 |
JP2017162782A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 発熱ユニット |
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