JPH05198327A - 温度ヒューズ付ターミナル - Google Patents

温度ヒューズ付ターミナル

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Publication number
JPH05198327A
JPH05198327A JP879992A JP879992A JPH05198327A JP H05198327 A JPH05198327 A JP H05198327A JP 879992 A JP879992 A JP 879992A JP 879992 A JP879992 A JP 879992A JP H05198327 A JPH05198327 A JP H05198327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
thermal fuse
recess
mounting surface
built
Prior art date
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Pending
Application number
JP879992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Nakada
友之 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別部品である樹脂ケースなどを使用すること
なく温度ヒューズを内蔵させることができる温度ヒュー
ズ付ターミナルを提供することを目的とする。 【構成】 取付面Aと対向するターミナル裏面Bに形成
された凹部14に温度ヒューズ10を内蔵させたため、ター
ミナル1を取付面Aに取り付けると、凹部14の開口が取
付面Aで閉塞される。さらに、温度ヒューズ10のリード
線11を前記裏面Bに形成された溝15に圧入して保持させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば室内ユニット
と室外ユニットとからなる空気調和機に用いられ、各ユ
ニット間の電気接続に使用されるターミナルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の据付けの際には、空気調和
機の室内ユニットと室外ユニットにそれぞれ設けられた
両ターミナルの間を電線ケーブルで接続することが実施
されている。
【0003】前記ターミナルの接続個所で接続不良が発
生した場合には、発熱が発生して危険であるため、ター
ミナルに温度ヒューズを内蔵させるとともに、この温度
ヒューズの状態を制御装置で監視し、温度ヒューズの両
端子間の導通状態がオープンになったことを検出した場
合に、発熱している該当個所の回路への通電を制御装置
が遮断するように構成して、安全性が高められている。
【0004】従来のターミナルは、図5と図6に示すよ
うに構成されている。このターミナル1は外部引き出し
用の電線ケーブル2を内部配線用コード3と接続するね
じなし端子台で、図5に示すように、電線ケーブル2の
剥き出し部の芯線4を電線差込口5に差し込むと、芯線
4は内蔵したばね〔図示せず〕の押圧力で挟持されてタ
ーミナル1に備えられているファーストン端子雄6と導
通する。ファーストン端子雄6にはファーストン端子雌
7を介して内部配線用コード3が接続されている。ター
ミナル1の上面には凹部8が形成されており、この凹部
8には図7に示す樹脂ケース9が取り付けられている。
樹脂ケース9には温度ヒューズ10が内蔵されており、樹
脂ケース9からは温度ヒューズ10のリード線11が引き出
されている。
【0005】このようにして電線ケーブル2とコード3
との接続個所と温度ヒューズ10とが熱結合されており、
電線ケーブル2とコード3との接続不良が発生して異常
な発熱が発生すると、温度ヒューズ10が飛んで前述のよ
うに通電が自動的に遮断される。
【0006】従来のターミナル1では、特開平 1−1274
73号公報に示されているように、温度ヒューズ10を内蔵
した樹脂ケース9を接着剤で凹部8に接着したり、樹脂
ケース9に爪を形成して凹部8にこの爪が係合して外れ
ないように工夫して組み立てられている。
【0007】なお、このようなターミナル1は、貫通孔
12にボルト13を差し込んで取付面Aに固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような温度ヒュー
ズ付ターミナル1では、別部品の樹脂ケース9を使用し
て温度ヒューズ10がターミナル1の上面に形成された凹
部8に取り付けられており、コストならびに組み立て工
数点で問題があり、小型化の面でも不利である。
【0009】本発明は別部品である樹脂ケース9を使用
することなく温度ヒューズ10を内蔵させることができる
温度ヒューズ付ターミナルを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の温度ヒ
ューズ付ターミナルは、取付面と対向する裏面に凹部を
設け、この凹部に温度ヒューズを内蔵させたことを特徴
とする。
【0011】請求項2に記載の温度ヒューズ付ターミナ
ルは、取付面と対向する裏面に凹部を設け、この凹部に
温度ヒューズを内蔵させるとともに、前記裏面には前記
凹部から外周部に伸びる溝を形成し、この溝に前記温度
ヒューズのリード線を収容したことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の温度ヒューズ付ターミナ
ルは、取付面と対向する裏面に凹部を設け、この凹部に
温度ヒューズを内蔵させるとともに、前記取付面には前
記温度ヒューズのリード線を収容する溝を形成したこと
を特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の構成によると、取付面と対向する裏
面に形成された凹部に温度ヒューズを内蔵させたため、
ターミナルを取付面に取り付けると、前記凹部の開口が
取付面で閉塞される。
【0014】請求項2の構成によると、取付面と対向す
る裏面に形成された凹部に温度ヒューズを内蔵させたた
め、ターミナルを取付面に取り付けると、前記凹部の開
口が取付面で閉塞される。さらに、温度ヒューズのリー
ド線を前記裏面に形成された溝に圧入して保持させるこ
とができる。
【0015】請求項3の構成によると、取付面と対向す
る裏面に形成された凹部に温度ヒューズを内蔵させたた
め、ターミナルを取付面に取り付けると、前記凹部の開
口が取付面で閉塞される。さらに、温度ヒューズのリー
ド線を前記取付面に形成された溝を介して引き出せる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。なお、従来例を示す図5〜図7と同様の作
用を成すものには同一の符号を付けて説明する。
【0017】本発明のターミナル1の裏面Bには凹部14
が形成されており、凹部14から外周部に向かって2本の
溝15,15が形成されている。凹部14には温度ヒューズ10
を納めて、温度ヒューズ10のリード線11,11は溝15,15
に圧入して引き出されている。
【0018】このように組み立てられたターミナル1
は、裏面Bを取付面Aに当接させてボルト13で取付面A
に固定される。この取付状態において凹部14の開口は取
付面Aによって閉塞されて、温度ヒューズ10が配設され
ている凹部14の内部が簡易密閉化された形となる。
【0019】したがって、従来のような樹脂ケース9を
使用することなく周囲の温度風の流れなどによる影響を
受けにくいターミナル1を作り出すことができ、電線接
続個所における接触不良による異状発熱を正確に検出で
きる。
【0020】上記の実施例ではターミナル1の裏面Bに
2本の溝15,15を形成したが、1本の溝を形成してリー
ド線11を圧入することもできる。上記の各実施例ではタ
ーミナル1の裏面Bに溝15を形成したが、取付面Aに溝
15に相当する溝を形成して、取付面Aに取り付けられた
ターミナル1の凹部14に納められた温度ヒューズ10のリ
ード線11を引き出すこともできる。
【0021】上記の実施例では、内部配線用コード3と
ターミナル1との接続をファーストン端子雄6とファー
ストン端子雌7によったが、はんだ付けなど別の接続手
段を使用して接続することもできる。
【0022】
【発明の効果】各請求項に記載の構成によると、取付面
と対向する裏面に形成された凹部に温度ヒューズを内蔵
させたため、ターミナルを取付面に取り付けると、前記
凹部の開口が取付面で閉塞され、従来では必要であった
別部品の樹脂ケースを使用することなく温度ヒューズを
内蔵させることができ、部品点数の削減と組み立て工数
の削減を実現することができる。
【0023】さらに請求項2の構成によると、温度ヒュ
ーズのリード線を前記裏面に形成された溝に圧入して保
持させることができ、取付面へのターミナルの取付作業
が容易である。
【0024】請求項3の構成によると、温度ヒューズの
リード線を前記取付面に形成された溝を介して引き出す
ことができ、温度ヒューズをターミナルの裏面に形成さ
れた凹部に納めたにも係わらず温度ヒューズのリード線
を引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度ヒューズ付ターミナルの取り付け
状態を示す一部切り欠き側面図である。
【図2】同ターミナルの平面図である。
【図3】同ターミナルの取付面より見た底面図である。
【図4】取り付け状態における同ターミナルの要部拡大
図である。
【図5】従来の温度ヒューズ付ターミナルの平面図であ
る。
【図6】従来の温度ヒューズ付ターミナルの取り付け状
態を示す一部切り欠き側面図である。
【図7】従来の温度ヒューズ付ターミナルに使用されて
いる樹脂ケースとこの樹脂ケースに納めた温度ヒューズ
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ターミナル 10 温度ヒューズ 11 リード線 13 ボルト A 取付面 B ターミナルの裏面 14 凹部 15 溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面と対向する裏面に凹部を設け、こ
    の凹部に温度ヒューズを内蔵させた温度ヒューズ付ター
    ミナル。
  2. 【請求項2】 取付面と対向する裏面に凹部を設け、こ
    の凹部に温度ヒューズを内蔵させるとともに、前記裏面
    には前記凹部から外周部に伸びる溝を形成し、この溝に
    前記温度ヒューズのリード線を収容した温度ヒューズ付
    ターミナル。
  3. 【請求項3】 取付面と対向する裏面に凹部を設け、こ
    の凹部に温度ヒューズを内蔵させるとともに、前記取付
    面には前記温度ヒューズのリード線を収容する溝を形成
    した温度ヒューズ付ターミナル。
JP879992A 1992-01-22 1992-01-22 温度ヒューズ付ターミナル Pending JPH05198327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP879992A JPH05198327A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 温度ヒューズ付ターミナル

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JPH05198327A true JPH05198327A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11702911

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JP879992A Pending JPH05198327A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 温度ヒューズ付ターミナル

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JP (1) JPH05198327A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012256471A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Emuden Musen Kogyo Kk 端子台

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