JPH05197716A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH05197716A
JPH05197716A JP4008154A JP815492A JPH05197716A JP H05197716 A JPH05197716 A JP H05197716A JP 4008154 A JP4008154 A JP 4008154A JP 815492 A JP815492 A JP 815492A JP H05197716 A JPH05197716 A JP H05197716A
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JP
Japan
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tab
text
cursor
input
tab position
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Application number
JP4008154A
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English (en)
Inventor
Kichiyo Nagase
吉代 長瀬
Satomi Nakama
里美 中間
Chitoshi Ito
千年 伊藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形式の定まった文書を複数作成する際に、入
力,編集点の所定位置への移動を容易に行なうことがで
き、使用者の使い勝手を良好とすることができる文書処
理装置を提供すること。 【構成】 タブジャンプキーが操作されると(S8:Y
ES)、現在の入力,編集点以降に設定されているタブ
位置が検索され(S10)、タブ位置が存在すれば(S
11:YES)、カーソルがタブ位置へ移動される(S
15)。この時、液晶ディスプレイ5にタブ位置が表示
されていなければ(S13:NO)、タブ位置が表示さ
れるところまで画面がスクロールされ(S14)、カー
ソルがタブ位置へ移動される(S15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばワードプロセッ
サやラベル印刷装置などのテキストの入力及び編集が可
能な文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばワードプロセッサは、キーボード
やディスプレイ,プリンタ等を備えて構成され、使用者
が、ディスプレイを見ながらキーボードを操作すること
により、所望の文書(テキスト)の入力及び編集を行い
得るようになっている。また、作成したテキストを、プ
リンタにより印刷用紙に印刷したり、メモリーや外部記
憶装置に記憶させておくこともできるようになってい
る。
【0003】而して、この種のワードプロセッサにおい
ては、一般に、語句の頭を揃えて入力するためのタブ機
能が設けられている。使用者がこのタブ機能を使用する
には、まず、タブ設定キーを操作して、例えば5桁目
(その行の開始位置から5文字目)及び15桁目をタブ
位置と設定する。
【0004】すると、テキストの入力,編集時に、タブ
ジャンプキーを操作すると、ディスプレイ画面上のカー
ソルが、現在1〜4桁目に位置しているときには、その
行の5桁目に移動し、5〜14桁目に位置しているとき
にはその行の15桁目に移動するといったように、カー
ソルで示される入力,編集点が指定されたタブ位置に移
動するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなタブ機能を
使用することにより、使用者が、いちいちカーソル移動
キーを何度も操作しなくても、タブジャンプキーを1回
操作するだけで指定した桁に即座にカーソルを移動させ
ることができるため、例えば表を作成したいような場合
に好都合であった。
【0006】しかしながら、ワードプロセッサ等に設け
られている従来のタブ機能は、ある行の中においてのみ
所定の桁にカーソルを移動させるものであって、例えば
ページ全体やテキスト全体にわたってカーソルを所定の
位置に移動させるといったことはできなかった。
【0007】これに対し、報告書や案内状などの形式の
定まった文書を、例えば日付や名前等だけを変更してい
くつか作成するような場合には、編集機能によりその部
分だけを変更すれば済むが、このような場合には、ディ
スプレイを見ながらカーソル移動キーを操作して、日付
や名前の位置にカーソルをいちいち移動させて入力,編
集を行うといった面倒な操作が必要となっていた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、例えば形式の定まった文書を複数作成
する際に、入力,編集点の所定位置への移動を容易に行
うことができて使用者の使い勝手を良好とすることがで
きる文書処理装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の文書処理装置
は、文字,記号等のデータの集合からなるテキストの入
力及び編集を行うためのものであって、前記テキスト全
体にわたって任意の位置にタブ位置を設定するためのタ
ブ設定手段と、前記テキスト中のデータの入力,編集点
を現在の位置から次のタブ位置へ移動することを指示す
るためのタブジャンプ指示手段と、このタブジャンプ指
示手段の指示に基づいて前記入力,編集点を移動させる
移動手段とを具備するところに特徴を有する。
【0010】
【作用】上記手段によれば、使用者は、タブ設定手段に
より、テキスト全体にわたって任意の位置にタブ位置を
設定することができる。そして、テキストの入力,編集
時に、タブジャンプ指示手段により、データの入力,編
集点を現在の位置から次のタブ位置へ移動することを指
示すれば、移動手段により、入力,編集点を次のタブ位
置へ移動させることができる。
【0011】この場合、ある行の中においてのみ所定の
位置に入力,編集点を移動させる機能と異なって、テキ
スト全体にわたって任意の位置にタブ位置を設定するこ
とができ、入力,編集点を現在の位置からその設定され
たタブ位置に随時移動させることができる。従って、例
えば形式の定まったテキストの一部を修正するといった
場合に、所定の位置に対してタブ位置の設定を行ってお
けば、いちいち入力,編集点を1行或いは1桁ずつ移動
させる操作を繰返して所望位置に移動させるといった面
倒な操作を行わなくても済むようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明をラベルに比較的簡単な語句を
印刷するテープ印刷装置に適用した一実施例について、
図面を参照して説明する。まず、図2乃至図4に基づい
て、本実施例に係る文書処理装置としてのテープ印刷装
置の概略的な構成について述べる。
【0013】図3はテープ印刷装置の本体1を示してお
り、この本体1は、大きく分けて、前側に位置する入力
操作部2と、後側に位置する印刷部3とから構成されて
いる。前記入力操作部2には、キーボード4及び液晶デ
ィスプレイ5が設けられている。このうちキーボード4
には、アルファベットや数字等の文字や各種の記号等の
キャラクタを入力するための多数個のキャラクタキー6
が設けられていると共に、各種の機能キー7が設けられ
ている。
【0014】詳しく図示はしないが、この機能キー7に
は、カーソル移動キーや印刷実行キー,改行キー,タブ
位置の設定及び設定の取消し行うためのタブ設定キー,
カーソルをタブジャンプさせるためのタブジャンプキー
等が含まれている。
【0015】また、前記液晶ディスプレイ5の画面に
は、入力,編集点を指示するためのカーソルや、キーボ
ード4の操作により入力されたキャラクタの集合からな
るテキスト、設定されたタブ位置を指示するタブ位置マ
ーク、各種のメッセージ等が表示されるようになってい
る。尚、本実施例では、この液晶ディスプレイ5は2行
の表示が可能とされている。
【0016】これにて、この入力操作部2が、テキスト
全体にわたって任意の位置にタブ位置を設定するための
タブ設定手段、及び、テキスト中のデータの入力,編集
点(カーソル)を現在の位置から次のタブ位置へ移動す
ることを指示するためのタブジャンプ指示手段としても
機能するようになっている。
【0017】一方、前記印刷部3には、後述するテープ
カセット8が交換可能にセットされるテープカセット装
着部9が設けられている。このテープカセット装着部9
には、リボン巻取軸10及びテープ送り軸11が設けら
れ、さらに、図4にも示すように、サーマルヘッド12
が設けられていると共に、後述するローラホルダ13及
びカッター機構14(共に図4にのみ図示)が設けられ
ている。
【0018】前記リボン巻取軸10及びテープ送り軸1
1は、パルスモータ15(図2にのみ図示)により駆動
されるようになっている。また、前記サーマルヘッド1
2は、後述するラベル用紙に印刷を行うためのもので、
複数個の発熱素子を縦方向に並設して構成されている。
【0019】ここで、前記テープカセット8について詳
述する。図4は、テープカセット装着部9にテープカセ
ット8がセットされた様子を、テープカセット8の上ケ
ースを取除いた状態で示している。このテープカセット
8は、前記上ケースと下ケース16aとからなるケース
16内に、以下のような機構を組込んで構成されてい
る。
【0020】即ち、ケース16は全体として矩形箱状を
なし、その前面(図4で下側の面)の左端部分に開口部
17を有している。このケース16内の図で右側上部に
位置して、ラベル用紙としての例えば長尺なテープ状の
透明フィルム18が巻回されたテープスプール19が回
転自在に設けられ、図でその下方に位置して、長尺なサ
ーマルインクリボン20が巻回されたリボンスプール2
1が回転自在に設けられている。さらに、ケース16内
の図で左側には、外面側にのみ剥離紙が付された長尺な
両面粘着テープ22が巻回された粘着テープスプール2
3がやはり回転自在に設けられている。
【0021】そして、前記粘着テープスプール23の図
で下方には、前記サーマルヘッド12が挿通される穴部
16bが形成されている。また、ケース16内の図で左
下の隅部には、圧接ローラ25が設けられている。さら
に、ケース16内のほぼ中心部分には、リボン巻取スプ
ール24が設けられている。
【0022】このリボン巻取スプール24は、前記リボ
ン巻取軸10に連結されて回転されるようになってい
る。これにて、前記リボンスプール21から引出された
サーマルインクリボン20は、ケース16内に設けられ
た案内ローラ26,27,28等により前記サーマルヘ
ッド12部分に案内されて印刷に供された後、リボン巻
取スプール24に巻取られるようになっている。
【0023】一方、前記ローラホルダ13は、上記テー
プカセット8の前面部分に位置して、右端部の軸29を
中心に図4に示すセット位置と左端部側がテープカセッ
ト8から離れるリリース位置との間で回動可能に設けら
れ、その左端部側にはケース16の開口部17に臨むプ
ラテンローラ30及びテープ送りローラ31を備えて構
成されている。
【0024】セット位置においては、前記プラテンロー
ラ30が前記サーマルヘッド12に接して前記フィルム
18及びサーマルインクリボン20を受けるようになっ
ており、また、テープ送りローラ31は、前記圧接ロー
ラ25に圧接すると共に、前記テープ送り軸11に連結
され、前記フィルム18及び両面粘着テープ22の送り
を行うようになっている。
【0025】これにて、前記テープスプール19から引
出されたフィルム18は、案内ローラ32に掛渡された
後、前記サーマルインクリボン20と重ね合わされた状
態で、サーマルヘッド12とプラテンローラ30との間
に送られて、所定のキャラクタの印刷が行われるように
なっている。
【0026】そして、この後、印刷が行われたフィルム
18は、サーマルインクリボン20とは離され、粘着テ
ープスプール23から引出された両面粘着テープ22と
重ね合わされた状態で、圧接ローラ25とテープ送りロ
ーラ31との間を通され、ケース16の開口部17の左
端部から排出される。このとき、印刷が行われたフィル
ム18の裏面に、裏面側に剥離紙が付された両面粘着テ
ープ22が貼付けられるようになっている。
【0027】さらに、開口部17から排出された両面粘
着テープ22付のフィルム18は、テープカセット8の
左側に位置して設けられたカッター機構14により、所
定の長さで切断され、以て所定の印刷がなされたラベル
が形成されるようになっている。詳細な説明は省略する
が、このカッター機構14は、固定刃に対して接離及び
スライド移動する可動刃を有して構成され、鋏の如く、
前記フィルム18(ラベル)を両刃間に挟んだ状態で、
DCモータ33の駆動により可動刃を移動させて切断動
作を行うようになっている。
【0028】尚、図3に示すように、前記印刷部3に
は、テープカセット装着部9にセットされたテープカセ
ット8を開閉可能に覆うカバー34が設けられており、
テープカセット8の交換作業などは、このカバー34を
開放して行われるようになっている。
【0029】さて、図2に示すように、本体1内には、
上記した各機構を制御するための制御装置35が設けら
れている。この制御装置35は、マイクロコンピュータ
を主体として構成され、CPU36,ROM37,RA
M38等を備えている。前記CPU36には前記キーボ
ード4が接続されていると共に、前記液晶ディスプレイ
5を駆動する液晶ディスプレイ駆動回路39,前記パル
スモータ15を駆動するパルスモータ駆動回路40,前
記DCモータ33を駆動するDCモータ駆動回路41,
前記サーマルヘッド12を駆動するサーマルヘッド駆動
回路42が、夫々接続されている。
【0030】そして、前記ROM37には、表示用及び
印刷用のキャラクタジェネレータや、各種の制御用プロ
グラムが記憶されている。また、前記RAM38は、入
力されたキャラクタデータ等からなるテキストを記憶す
るテキストデータ記憶領域を有すると共に、前記テキス
トに基づいて表示パターンが展開される表示イメージバ
ッファ、前記テキストに基づいて印刷パターンが展開さ
れる印刷イメージバッファ等を有して構成されている。
【0031】これにて、使用者がキーボード4を操作し
て、所望のキャラクタのデータ及び改行データ等からな
るテキストの入力あるいは編集を行うと、そのキャラク
タAや改行マークR等が液晶ディスプレイ5の画面上に
表示されるようになる(図5参照)と共に、作成された
テキストのデータがRAM38に記憶される。この際、
テキスト中のデータの入力,編集点が、液晶ディスプレ
イ5の画面上にカーソルC(図5では便宜上斜線を付し
て示す)にて示されるようになっている。
【0032】また、この後、使用者が機能キー7を操作
して印刷実行の指令を行うことにより、前記RAM38
に記憶されたテキストのデータが、印刷イメージバッフ
ァに展開され、これに基づいてサーマルヘッド12が駆
動されると共に、パルスモータ15及びDCモータ33
が駆動され、以て、前記フィルム18にキャラクタAを
印刷してラベルを形成する印刷動作が実行されるのであ
る。
【0033】さらに、後述するフローチャートの説明に
て明らかとなるように、制御装置35は、そのソフトウ
エア構成により、使用者がキーボード4のタブ設定キー
を操作すると、テキスト中のカーソルCが示していた位
置(アドレス)をタブ位置として設定して記憶し、ま
た、液晶ディスプレイ5の画面上のそのタブ位置に、タ
ブ位置マークT(例えばアンダーライン)を表示するよ
うになっている。
【0034】そして、このようなタブ位置の設定状態
で、使用者がキーボード4のタブジャンプキーを操作す
ると、テキスト中のデータの入力,編集点を、現在の位
置から次のタブ位置へ移動させるようになっている。こ
れに伴い、液晶ディスプレイ5の画面上のカーソルC
が、現在の位置から次のタブ位置に移動されることは勿
論である。
【0035】次に、上記構成の作用について述べる。テ
ープ印刷装置本体1の電源が投入されると、図1のフロ
ーチャートに示す手順にて処理が行われる。尚、ここで
は、図6に示すように、フィルム18の上段に「Bro
ther」の文字、下段に例えば氏名(ここでは仮に
「ABCDEF」としておく)といった、いわば形式の
定まった文書を印刷したラベルを、氏名だけを変更して
いくつか作成するような場合を具体例としてあげながら
説明する。
【0036】電源が投入されると、まず初期設定の処理
が行われ(ステップS1)、使用者によるキー入力が可
能となる(ステップS2)。ここで、使用者がキーボー
ド4のキャラクタキー6等を操作してキャラクタAのデ
ータを入力した場合には(ステップS3にてYes)、
入力されたキャラクタデータが、RAM38のテキスト
データ記憶領域に追加あるいは挿入される(ステップS
4)。また、これと共に、液晶ディスプレイ5に表示が
行われる(ステップS5)。
【0037】また、キャラクタAのデータではなく、後
述するように、タブ設定キーが操作されたときには(ス
テップS6にてYes)、タブ位置のデータがテキスト
データ記憶領域に記憶され(ステップS4)、タブ位置
マークTが液晶ディスプレイ5の画面に表示される(ス
テップS5)。さらに、改行キーなどのファンクション
キーが操作された場合にも(ステップS7にてYe
s)、そのデータの記憶及び液晶ディスプレイ5への表
示がなされる。
【0038】ここで、上記した図6に示すようなラベル
を作成したい場合には、使用者は、まず、キャラクタキ
ー6により、「Brother」のキャラクタデータを
順に入力する。このとき、図5(a)に示すように、液
晶ディスプレイ5の画面の1行目(上段)には、「Br
other」のキャラクタAが表示される。この時点
で、カーソルCは「r」の次の位置(1行目の8桁目)
にあり、ここで使用者が改行キーを操作すると、改行デ
ータが入力され、これにて液晶ディスプレイ5の画面に
は改行マークRが表示されると共に、カーソルCが2行
目の先頭(1桁目)に移動する。
【0039】次に、使用者は、例えば右方向へのカーソ
ル移動キーを4回操作し(あるいはスペースキーを4回
操作し)、カーソルCを2行目の5桁目に移動させた
後、キャラクタキーを操作して「ABCDEF」のキャ
ラクタデータを順に入力する。これにて、キャラクタデ
ータ及び改行データ等の入力が完了してテキストが作成
される。
【0040】この後、例えばタブジャンプキーが操作さ
れることなく(ステップS8にてNo)、使用者により
印刷実行キーが操作されると、ステップS9のその他の
処理において、印刷が実行される。これにより、図6に
示すように、フィルム18に、上段左端から「Brot
her」の文字が印刷され、且つ下段の途中部位から
「ABCDEF」の氏名が印刷されたラベルを得ること
ができる。
【0041】一方、本実施例のテープ印刷装置は、テキ
スト全体にわたっての任意の位置にタブ位置を設定する
機能を備える。従って、上記図6の例において例えば氏
名部分のみを変更したラベルを何種類か作成したいよう
な場合には、使用者が所望の位置にタブ位置を設定する
ことにより、次のような処理が行われる。
【0042】即ち、使用者は、液晶ディスプレイ5の画
面上のタブ位置の設定を行いたい位置にカーソルCを移
動させ、タブ設定キーを操作することにより(ステップ
S6)、テキスト中の所望の位置にタブ位置を設定する
ことができる。上述の例では、図5(a)に示すよう
に、まずカーソル移動キーを操作して、2行目の5桁目
(「A」の文字の位置)にカーソルCを移動させ、この
状態でタブ設定キーを操作する。
【0043】すると、テキストデータ記憶領域に、タブ
位置のデータ(2行目の5桁目にタブ位置が設定され
た)が記憶され(ステップS4)、図5(b)に示すよ
うに、タブ位置マークTが液晶ディスプレイ5の画面の
2行目の5桁目に表示される(ステップS5)。この場
合、上記の操作を繰返すことにより、複数箇所にタブ位
置を設定することも可能である。
【0044】このようにタブ位置の設定がなされた後に
おいては、使用者によりタブジャンプキーが操作される
と(ステップS8にてYes)、まず、現在の入力,編
集点以降にタブ位置が設定されているかどうかが検索さ
れる(ステップS10)。ここで、タブ位置が存在しな
い場合には(ステップS11にてNo)、タブジャンプ
が不可能であるため、例えばアラームによりエラー報知
がなされる(ステップS12)。
【0045】そして、タブ位置が存在する場合には(ス
テップS11にてYes)、入力,編集点(カーソル
C)がそのタブ位置に移動される(ステップS15)の
であるが、このとき、現在、液晶ディスプレイ5に表示
されている画面内にタブ位置があるかどうかが判断され
(ステップS13)、ない場合には(No)、液晶ディ
スプレイ5の画面を、タブ位置が表示されるところまで
スクロールさせる(ステップS14)ようになってい
る。
【0046】この場合、上記の例においては、使用者
が、新たなラベルを作成するべくテキストを修正(氏名
部分を変更)する際に、図5(b)に示すように、例え
ばカーソルCが1行目にあるときに、タブジャンプキー
を操作すると、入力,編集点が2行目の5桁目に移動し
て、液晶ディスプレイ5の画面上では、図5(c)に示
すように、カーソルCが即座に2行目の5桁目に移動す
る。
【0047】従って、使用者は、そのタブ位置から、今
度は例えば「GHIJKL」の文字を順に入力すれば、
図5(d)に示すように、上記「ABCDEF」が「G
HIJKL」に置代わった新たなテキストが作成され、
しかる後、印刷を実行させれば、氏名部分のみが変更さ
れたラベルが作成されるのである。
【0048】尚、図1のフローチャートには示されてい
ないが、タブ位置の設定を取消す場合には、現在設定さ
れているそのタブ位置にカーソルCを移動させ、再度タ
ブ設定キーを操作すれば良い。
【0049】このように本実施例によれば、ある行の中
においてのみ所定の位置に入力,編集点を移動させる従
来のタブ機能と異なって、テキスト全体にわたって任意
の位置にタブ位置を設定することができ、入力,編集点
を現在の位置からその設定されたタブ位置に随時移動さ
せることができるようになった。
【0050】従って、例えば形式の定まったテキストの
一部を修正するといった場合に、タブ位置の設定を行っ
ておけば、タブジャンプキーを1回操作するだけで所望
の位置に即座に入力,編集点(カーソル)を移動させる
ことができる。この結果、使用者が、カーソル移動キー
を操作していちいち入力,編集点を1行或いは1桁ずつ
移動させるといった面倒な操作を行わなくても済み、使
用者の使い勝手が極めて良好となり、文書の作成,編集
の効率を大幅に向上させることができるものである。
【0051】尚、本実施例では、タブジャンプキーの操
作により、現在の入力,編集点以降設定されているタブ
位置にカーソルが移動したが、キーボード4に設けら
れ、他の機能キーと同時に押下操作する事により機能キ
ーを単独操作した場合とは異なる機能を実行させるシフ
トキーまたはコントロールキーと、タブジャンプキーと
を同時操作することにより、現在の入力,編集点以前に
設定されているタブ位置にカーソルを移動させてもよ
い。
【0052】また、上記実施例では、本発明をテープ印
刷装置に適用させた場合について述べたが、本発明はワ
ードプロセッサ等の文書処理装置全般に適用することが
可能であり、例えばワードプロセッサにより報告書や案
内状などの形式の定まった文書を日付や名前等だけを変
更していくつか作成するような場合にも、所定位置にタ
ブ設定をすることにより、やはり操作が簡単になって使
い勝手が良好となり、文書作成の作業効率を向上させる
ことができる。
【0053】その他、本発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し
て実施し得ることが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の文書処理装置によれば、テキスト全体にわたって任意
の位置にタブ位置を設定することができて入力,編集点
を現在の位置からその設定されたタブ位置に随時移動さ
せることができるので、例えば形式の定まった文書を複
数作成する際に、入力,編集点の所定位置への移動を容
易に行うことができて使用者の使い勝手を良好とするこ
とができるという優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す処理手順のフローチャ
ート
【図2】電気的構成を概略的に示すブロック図
【図3】テープカセットを取外して示す全体の平面図
【図4】テープカセット部分を示す拡大平面図
【図5】液晶ディスプレイの表示の一例を示す平面図
【図6】フィルムの印刷例を示す図
【符号の説明】
図面中、1はテープ印刷装置本体、2は入力操作部、3
は印刷部、4はキーボード、5は液晶ディスプレイ、8
はテープカセット、9はテープカセット装着部、12は
サーマルヘッド、14はカッター機構、16はケース、
18は透明フィルム、20はサーマルインクリボン、2
2は両面粘着テープ、25は圧接ローラ、30はプラテ
ンローラ、31はテープ送りローラ、35は制御装置、
36はCPU、37はROM、38はRAM、Aはキャ
ラクタ、Cはカーソル、Rは改行マーク、Tはタブ位置
マークを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字,記号等のデータの集合からなるテ
    キストの入力及び編集を行うためのものにおいて、 前記テキスト全体にわたって任意の位置にタブ位置を設
    定するためのタブ設定手段と、 前記テキスト中のデータの入力,編集点を現在の位置か
    ら次のタブ位置へ移動することを指示するためのタブジ
    ャンプ指示手段と、 このタブジャンプ指示手段の指示に基づいて前記入力,
    編集点を移動させる移動手段とを具備することを特徴と
    する文書処理装置。
JP4008154A 1992-01-21 1992-01-21 文書処理装置 Pending JPH05197716A (ja)

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JP4008154A JPH05197716A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 文書処理装置

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JP4008154A JPH05197716A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 文書処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6002862A (en) * 1994-10-28 1999-12-14 Fujitsu Limited Man-machine interface system allowing input of information by operator into non-input-focused control among more than one controls on display screen with minimum key operation
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