JPH0519487Y2 - - Google Patents

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JPH0519487Y2
JPH0519487Y2 JP8273788U JP8273788U JPH0519487Y2 JP H0519487 Y2 JPH0519487 Y2 JP H0519487Y2 JP 8273788 U JP8273788 U JP 8273788U JP 8273788 U JP8273788 U JP 8273788U JP H0519487 Y2 JPH0519487 Y2 JP H0519487Y2
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JP
Japan
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roofing
hacksaw
roofing material
groove
nail
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JP8273788U
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JPH025537U (ja
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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は屋根材補修用工具に関し、さらに詳
しくは破損した屋根材を取替えるために、この屋
根材を固定している釘を屋根材同士の重なりの間
を通して切断するための屋根材補修用工具に関す
る。
〔従来の技術〕
従来から、屋根材として石綿セメント板などの
平板状屋根材が広く使用されているが、これら平
板状屋根材は曲げ強度が比較的弱く、踏み割れを
生じやすい。
従つてこれが原因となつて雨漏りが生じた場
合、その取り替えを要する場合があつた。
ところが、屋根材は一部を重畳させつつ葺き上
げられ、通常は各屋根材が一枚毎屋根野地板に釘
付けされているため、そのままでは該当部分のみ
の屋根材の取外しが困難となる。
そのため、偏平かつ、長尺なロツド体の先端に
鋭利なフツク部を設けた工具を用意し、屋根材の
重なりの間を通した工具の上記フツク部で、取り
替えるべき屋根材の固定釘を打撃し、もつて切断
または抜きとる工具が提案されている(例えば実
願昭58−97552号(実開昭60−4134号))。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、上記のような屋根材補修用工具
は、釘を強く打撃し、その衝撃で釘を抜き取るの
で、相当の体力が必要となるほか、釘の強度が高
い場合には相当回数打撃を繰り返す要があり、こ
のため野地板を損傷したり、重なつている他の正
常な屋根材をも損傷させてしまう問題があつた。
さらに釘を首尾良く抜き取ることができても、
野地板には釘孔が残るので、屋根材補修後、この
釘孔開口から漏水する問題があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記問題点に鑑み、軽い力で押し引
きするだけで簡易に、そして確実に屋根材固定釘
を切断できる屋根材補修用工具を提供することを
目的としてなされたものである。
〔課題を解決するに至つた技術〕
即ち、この考案の屋根材補修用工具は、上面に
把手が設けられたプレート状本体の下面に前記把
手と同一方向に沿って凹溝が形成され、該凹溝に
金鋸が前記プレート状本体の下面とほぼ面一状態
で先端を長く突出させ、かつ取外し可能に取付け
られたことを特徴とするするものである。
〔実施例〕 以下、この考案の一実施例を図面を用いて説明
する。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は
実施例の裏面側要部斜視図、第3図は実施例の一
部破断側面図である。
この考案の屋根材補修用工具1は偏平幅広をな
すプレート状本体2の上面にブラケツト3を介し
て、たとえばプラスチツク製もしくは木製の把手
4が取付られ、かつ、プレート状本体2の底面5
には把手4と同一方向に沿って溝6が凹設され、
この溝6には金鋸7が先端7aを長く突出させ
て、基部7bをボルト8、ナツト9により取外し
可能に固定されて構成されている。
上記実施例において、ボルト8は頭部の薄いも
のが使用される。
これは、この部分の溝6の溝深さa1(第3図)
をできるだけ浅くし、後記するように屋根材同士
の間に金鋸7を挿しこむ際、該金鋸7ができるだ
けプレート状本体2の下側の屋根材に接近して挿
しこみが容易に行なえ、かつ、押し引きが楽に行
なえるようにするためである。
また同様の理由からプレート状本体2の底面5
には第3図に示すようにテーパが付けられ、金鋸
7がプレート状本体2から突出する部分ではプレ
ート状本体2底面5とほぼ面一になるようにされ
ている。
〔作用〕
この考案の屋根材補修用工具1用いるには、ま
ず金鋸基部7bの丸孔10と、これに重なるプレ
ート状本体2側の丸孔11にボルト8を挿通し、
上面でナツト9により締めつける。
この時、固定された金鋸7は溝6の左右の側壁
12,12により振れ止めされた状態となる。
次いで、第4図に示すように取り替えを要する
屋根材A1とその下側の屋根材A2との間の重ね
目Bに金鋸7を挿しこみ、工具1を把手4を支持
して押し引き操作し、屋根材A1を野地板Cに止
めつけている釘Dを切断する。
この場合、金鋸7は前述の頭厚の薄いボルト8
の採用、およびテーパ形状のホルダー底面5の採
用により下側屋根材A2表面にほぼ密接するよう
な形となつて、該金鋸がわずかに湾曲する状態で
重ね目Bに無理なく挿入できると共に、押し引き
が抵抗少なく行なえて、釘Dを簡単に切断でき、
この切断によつて破損した屋根材A1を抜き取る
ことができる。
〔効果〕
以上説明したように、この考案によれば、破損
した屋根材とその下側の屋根材との重ね目に金鋸
のみを挿しこみ、これを把手で押し引きすること
で、破損した屋根材を止めつけている釘を切断す
ることができ、従来のように強い力で釘を打撃
し、その衝撃で釘を野地板から抜き去るものに比
し軽い力で容易に釘を切断できる。
また、金鋸の押し引きによる釘切断であるか
ら、重なり合つている屋根材や野地板に無理な力
がかからず、これらの破損をなくせ、さらに切断
終了後は、野地板側に釘先が残つて釘孔が開放さ
れないから、漏水の心配もないなど種々の実用的
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は
実施例の裏面側要部斜視図、第3図は実施例の一
部破断側面図、第4図は実施例の使用状態図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に把手が設けられたプレート状本体の下面
    に前記把手と同一方向に沿って凹溝が形成され、
    該凹溝に金鋸が前記プレート状本体の下面とほぼ
    面一状態で先端を長く突出させ、かつ取外し可能
    に取付けられて成ることを特徴とする屋根材補修
    用工具。
JP8273788U 1988-06-21 1988-06-21 Expired - Lifetime JPH0519487Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8273788U JPH0519487Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8273788U JPH0519487Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH025537U JPH025537U (ja) 1990-01-16
JPH0519487Y2 true JPH0519487Y2 (ja) 1993-05-21

Family

ID=31307481

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JP8273788U Expired - Lifetime JPH0519487Y2 (ja) 1988-06-21 1988-06-21

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JP (1) JPH0519487Y2 (ja)

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JPH025537U (ja) 1990-01-16

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