JP2552339B2 - 釘抜き装置 - Google Patents

釘抜き装置

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JP2552339B2
JP2552339B2 JP63177329A JP17732988A JP2552339B2 JP 2552339 B2 JP2552339 B2 JP 2552339B2 JP 63177329 A JP63177329 A JP 63177329A JP 17732988 A JP17732988 A JP 17732988A JP 2552339 B2 JP2552339 B2 JP 2552339B2
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Japan
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chuck
nail
pair
lock guide
bodies
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JP63177329A
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克 吉村
修身 鶴長
和久 大薗
健也 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば波型屋根瓦を固定する釘を抜くのに用
いる釘抜き装置に関するものである。
[従来の技術] 波型屋根瓦で葺いた屋根の葺き換えや補修作業をする
とき釘を抜いて波型屋根瓦を外さなければならないが、
従来この釘抜きはバールやハンドバイスプライヤーを用
いて行なっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが波型屋根瓦を固定する釘は首下が100〜150mm
と長いためバールを用いて抜く際、穴周縁が破損したり
割れたりしてしまい、一度釘抜きした波型屋根瓦は再使
用できなくなるという問題があった。またハンドバイス
プライヤーを用いるとベンチで引き抜く方法であるため
作業に手間がかかり作業性が悪いという問題があった。
本発明は上記バールのような作業性とハンドバイスプ
ライヤーのように瓦に傷付けにくい点との2点を考慮し
て為されたものであって、本発明の目的とするところは
釘抜きの手間を軽減できると共に瓦に傷付けるのを防止
できる釘抜き装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明釘抜き装置は、左右を
対称に配置した一対のチャック体1同士を回転自在に連
結して一対のチャック体1の下端に夫々設けた釘保持チ
ャック部2間を開閉自在にし、釘保持チャック部2間が
開くように一対のチャック体1をチャック開き用ばねに
て付勢し、上記一対のチャック体1を回転自在に連結し
た部分から上方にリード棒4を連出し、チャック体1の
上部間に入ることによりチャック開き用ばね3に抗して
釘保持チャック部2が近接するように閉じさせるロック
ガイド5をリード棒4に上下にスライド自在に装着し、
ロックガイド5がチャック体1の上部間に入った状態で
ロックガイド5が上方にスライドしないように止めるロ
ック用ストッパー6をチャック体1に設け、ロックガイ
ド5の上方でグリップ7を上記リード棒4に上下にスラ
イド自在に装着し、グリップ7を上方にスライドさせた
ときリード棒4からグリップ7が抜けないように止める
エンド部8をリード棒4の上端に設けて構成した。
[作用] 一対のチャック体1の釘保持用チャック部2を広げた
状態で釘9の釘頭9aの下方に釘保持用チャック部2を対
応させ、ロックガイド5をチャック体の上部間に入れ、
この状態でロック用ストッパー6にてロックガイド5を
ロックし、グリップ7をエンド部8に当てるように強く
引き上げて衝撃力で釘9を上方に抜くことができる。釘
9を抜いた後、ロック用ストッパー6を外し、ロックガ
イド5をチャック体1から上方に抜くことで、チャック
開き用ばね3にて釘保持用チャック部2を開いて釘9を
外し、次の釘抜きをする状態に戻すことができる。
[実施例] 釘抜き装置は第1図(a)(b)に示すように構成さ
れている。一対のチャック体1は左右に対称に配置して
あり、チャック体1の上下方向の中央より連結片10を突
設してあって、連結片10同士を軸11にて回転自在に連結
してある。一対のチャック体1の下端には釘保持チャッ
ク部2を設けてあり、チャック体1を回動することによ
り一対の釘保持チャック部2を開閉できるようになって
いる。釘保持チャック部2は取り替え式となっており、
変形等の釘保持に対する支障をきたした場合スペア交換
可能にしてある。チャック体1の上部の内側面は下方程
近い近接するように傾斜せる勾配面12となっている。一
対のチャック体1の下部間には釘保持チャック部2が離
れるように付勢するチャック開き用ばね3を介装してあ
る。一対のチャック体1を回転自在に連結した部分から
上方にリード棒4を連出してあり、リード棒4の上端に
ナットを装着したりしてエンド部8を形成してある。リ
ード棒4にはロックガイド5を上下にスライド自在に装
着してあり、ロックガイド5の下部には下方程径が細く
なるテーパ部13を設けてあり、ロックガイド5の上部に
は係止凹部14を設けてある。ロックガイド5の下方でリ
ード棒4にはガイド戻しばね18を設けてあり、ロックガ
イド5を上方に付勢してある。一方のチャック体1の上
面にロック用ストッパー6をスライド自在に装着してあ
り、ロック用ストッパー6が上記係止凹部14に係止する
ようになっている。このロック用ストッパー6はストッ
パー押圧ばね19にて付勢されている。ロックガイド5の
上方でリード棒4にはグリップ7を上下にスライド自在
に装着してある。グリップ7は円錐台状に形成されてい
るが、グリップ7の上部に面取り15が設けられている。
この面取り15があると釘抜き装置を横に倒して放置する
とき面取り15を接地できて転がるのを、防止できる。
次に上記のように構成せる釘抜き装置にて波型屋根瓦
16を固定せる釘9を抜く動作を説明する。一対の釘保持
チャック部2を開いた状態で第2図(a)に示すように
釘頭9aの下方のパッキン17を挟むように一対の釘保持チ
ャック部2を位置させ、次いで第2図(b)の矢印イ方
向にグリップ7でロックガイド5をこずきながらロック
ガイド5を矢印ロ方向に下降させて一対のチャック体1
の勾配面12間にロックガイド5のテーパ部13を挿入す
る。この状態でロック用ストッパー6が第2図(b)矢
印ハに示すように係止凹部14に係止し、また釘保持用チ
ャック部2にてパッキン17の部分が第2図(b)の矢印
ニに示すように挟持される。この状態からグリップ7を
第2図(c)の矢印方ホに示すように上方に勢いよく引
い上げてエンド部8に強くたたき、この衝撃でチャック
体1に第2図(c)の矢印へ方向に引き上げ力を与えて
第2図(c)の矢印トに示すように釘9を抜くように力
を加える。このときグリップ7を上下に数回スライドさ
せて上記動作を繰り返すことにより第2図(d)に示す
ように釘9を抜く。次ぎにロック用ストッパー6を第2
図(e)の矢印チ方向にスライドさせてロック用ストッ
パー6を係止凹部14から外すと、ガイド戻しばね18にて
ロックガイド5が上方に飛び出し、チャック体1間から
抜け、第2図(e)の矢印リ方向にチャック開き用ばね
3にて釘保持用チャック部2が開き、釘9が外れる。そ
して第2図(f)の矢印ヌ方向にロック用ストッパー6
が戻ると釘抜き使用状態に戻る。
[発明の効果] 本発明は叙述の如く構成されているので、一対のチャ
ック体の釘保持チャック部を広げた状態で釘の釘頭の下
方に釘保持チャック部を対応させ、ロックガイドをチャ
ック体の上部間に入れ、この状態でロック用ストッパー
にてロックガイドをロックし、グリップをエンド部に当
てるように強く引き上げて衝撃力で釘を上方に抜くこと
ができ、また釘を抜いた後、ロック用ストッパーを外
し、ロックガイドをチャック体から上方に抜くことで、
チャック開き用ばねにて釘保持用チャック部を開いて釘
を外し、次の釘抜きをする状態に戻すことができるもの
であって、釘を釘保持チャックにつかんでグリップを引
き上げる衝撃力で釘を抜くことができるものであり、従
来のバールのように瓦に荷重がかかることがなく釘穴部
周縁の割れや破損を生じないように釘を抜くことができ
るものであり、しかも従来のハンドバイスプライヤーの
ように労力を要せず簡単に抜くことができるものであ
り、さらに従来のバールのように釘の長さによってバー
ルの長さや釘頭の引っ掛け幅を選ばなくても簡単に抜く
ことができるものであり、さらに釘を抜いた後の釘の形
が変形しにくいので抜いた釘を再度使用することもでき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明釘抜き装置を示す正面図、
及び側面図、第2図(a)(b)(c)(d)(e)
(f)は同上の釘抜きの手順を示す説明図であって、1
はチャック体、2は釘保持チャック部、3はチャック開
き用ばね、4はリード棒、5はロックガイド、6はロッ
ク用ストッパー、7はグリップ、8はエンド部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 健也 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−13178(JP,U) 実開 昭48−49699(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に対称に配置した一対のチャック体同
    士を回転自在に連結して一対のチャック体の下端に夫々
    設けた釘保持チャック部間を開閉自在にし、釘保持チャ
    ック部間が開くように一対のチャック体をチャック開き
    用ばねにて付勢し、上記一対のチャック体を回転自在に
    連結した部分から上方にリード棒を連出し、チャック体
    の上部間に入ることによりチャック開き用ばねに抗して
    釘保持チャック部が近傍するように閉じさせるロックガ
    イドをリード棒に上下にスライド自在に装着し、ロック
    ガイドがチャック体の上部間に入った状態でロックガイ
    ドが上方にスライドしないように止めるロック用ストッ
    パーをチャック体に設け、ロックガイドの上方でグリッ
    プを上記リード棒に上下にスライド自在に装着し、グリ
    ップを上方にスライドさせたときリード棒からグリップ
    が抜けないように止めるエンド部をリード棒の上端に設
    けて成ることを特徴とする釘抜き装置。
JP63177329A 1988-07-15 1988-07-15 釘抜き装置 Expired - Lifetime JP2552339B2 (ja)

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JPH0230474A JPH0230474A (ja) 1990-01-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101125973B1 (ko) 2010-04-29 2012-03-20 강병석 피자성체 수거기

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KR101125973B1 (ko) 2010-04-29 2012-03-20 강병석 피자성체 수거기

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