JPH0519470Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0519470Y2
JPH0519470Y2 JP14006888U JP14006888U JPH0519470Y2 JP H0519470 Y2 JPH0519470 Y2 JP H0519470Y2 JP 14006888 U JP14006888 U JP 14006888U JP 14006888 U JP14006888 U JP 14006888U JP H0519470 Y2 JPH0519470 Y2 JP H0519470Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover material
elastic leg
piece
locking
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14006888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0260148U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14006888U priority Critical patent/JPH0519470Y2/ja
Publication of JPH0260148U publication Critical patent/JPH0260148U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0519470Y2 publication Critical patent/JPH0519470Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、壁パネルと壁パネルとの間の〓間を
カバーするための技術、特に壁パネルと壁パネル
との間に柱が位置する場合における柱の前方をカ
バーするためにカバー材を取付けるための技術に
関する。
[従来の技術] 従来から第4図に示すように、壁パネル1と壁
パネル1との間の〓間をカバーするためにカバー
材4を取付けている。このカバー材4は両端部を
壁パネル1の側部枠2の前面に釘13により固着
している。ところが、プレハブ住宅において、壁
パネルの建て込み工事と、カバー材4の取付け工
事とは別々の工事であり、作業者も異なつてい
た。つまり、壁パネル1の建て込み工事はクレー
ンを使い、ボルト、ナツトで組み立てる作業であ
つて、いわゆる棟上げ工事の一環として行なわ
れ、通常鳶職と呼ばれる作業者が作業をするもの
である。これに対して、カバー材4の取付けは仕
上げ作業であつて、釘打ち作業が伴い通常は大工
とよばれる作業者が釘打ちで固定する作業をする
ものである。
ところで、上記のような従来例にあつては、壁
パネル1の建て込み後かなり期間がたつてからカ
バー材4を取付けるので、それまでの間壁パネル
1と壁パネル1との間の〓間から雨水が降り込ん
だりして不都合が生じていた。
そこで第5図及び第6図に示すように、カバー
材4の背面に本固定用の鉄板aを裏打ちし、この
鉄板aに本固定用の当て片5を形成し、更に鉄板
aの内面に仮固定用金物bを取付け、この仮固定
用金物bから弾性脚片7を延出し、弾性脚片7の
先端に係止部6を形成し、しかして一対の弾性脚
片7を隣り合う壁パネル1間に挿入して弾性脚片
7の先端の係止部6を壁パネル1の側部枠2の係
止孔3に弾性的に係止するのみでだれにでも簡単
に取付けることができるようにするのも考えられ
る。
ところがこのような構成のものにおいては、本
固定用の鉄板aと仮固定用金物bとの2点の部品
を必要とするとともにこれらを個々に取付けなけ
ればならない等の問題が生じるものであつた。
本考案は、このような問題点に鑑みて考案した
ものであつて、その目的とするところは、壁パネ
ルの建て込み作業をする作業者でも簡単にカバー
材を取付けることができるものでありながら、本
固定用の金具と仮固定用金具とを一体化して、部
品点数を削減し、その取付け工数も削減し、製作
面で有利なカバー材の取付け構造を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案カバー材の
取付け構造は、隣り合う壁パネル1の側部枠2の
側面部に係止孔3を設け、カバー材4の背面に取
付具21を取付け、取付具21の両端部に当て片
5を設けると共にこの当て片5とは分岐させて弾
性脚片7を突設し、弾性脚片7の先端に係止部6
を形成し、係止部6をそれぞれ隣り合う壁パネル
1の側部枠2の係止孔3に弾性的に係止すると共
に当て片5を側部枠2の前面に当接させて成るこ
とを特徴とするものである。
[作用] しかして、一対の弾性脚片7を隣り合う壁パネ
ル1間に挿入して弾性脚片7の先端の係止部6を
壁パネル1の側部枠2の係止孔3に弾性的に係止
するのみでだれにでも簡単に取付けることができ
ながら、取付具21に係止部6を有する弾性脚片
4と、本固定用の当て片5とを設けることで、部
品点数を削減し、かつその取付け工数も削減する
ようにしたものである。
[実施例] 本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述
する。
壁パネル1は枠の前面に表面材9を取着して構
成してあり、枠の一部を構成する側部枠2は断面
コ字型をしており、側部枠2の壁パネル1の側面
部に該当する部分には係止孔3が設けてある。ま
た、側部枠2の前面側のが側端部には表面材9が
取着されていない部分があり、この部分がカバー
材当たり面10となつている。このような壁パネ
ル1が直角に隣りあつて位置し、そして壁パネル
1と壁パネル1とのなすコーナ部分に柱16が位
置している。
カバー材4は壁パネル1の表面材9と同じ仕上
げがなされた表面材9′から構成されており、直
角コーナ状に形成されている。カバー材4の背面
に金属板で形成した取付具21を取付けてある。
取付具21の両端部には当て片5を形成すると共
にこの当て片5とは切り目にて分岐させて略ハ字
状の一対の弾性脚片7を突設してある。弾性脚片
7の先端にはコ字状に屈曲した係止部6を形成し
てある。また取付具21の両端部の各当て片5の
突出基部に背方に向かつて位置決め部12が突設
してある。
しかして、壁パネル1を建て込んだ直後に壁パ
ネル1を建て込んだ作業者が壁パネル1間にカバ
ー材4の一対の弾性脚片7を差し込み、一対の弾
性脚片7の先端の係止部6をそれぞれ隣り合う壁
パネル1の側部枠2の係止孔3に弾性的に係止す
ると共にカバー材4の両端部の当て片5を側部枠
2の前面に当接させることによりカバー材4を取
付けるものである。このように係止によりカバー
材4を取付けることができるので、大工でなくと
もカバー材4の取付けができるのである。そして
最終的な本固定は、大工の作業工程に基づいて、
当て片5を側部枠2に釘13により固着すること
によりおこなうものである。この場合、カバー材
4を上下にスライドさせてカバー材4の表面材
9′と壁パネル1の表面材9との間の横目地調整
(例えば表面材9,9′がタイルの場合など横目地
を合わせる必要がある)をしながら本固定するの
である。このため、係止孔3の上下長さは係止部
6を係止して上下に移動できるような長さにして
ある。そして、目地部分にはバツクアツプ材1
4、コーキング材15が充填されるものである。
そして実施例においては壁パネル1と壁パネル1
とが直角に隣りあつて位置し且つ壁パネル1と壁
パネル1とのなすコーナ部分に柱16が位置する
場合の例が示したが、コーナ部分に柱がなくと
も、また、壁パネル1,1が直線状に建込まれる
ものに実施してもよい。
[考案の効果] 本考案にあつては、上述のように隣り合う壁パ
ネルの側部枠の側面部に係止孔を設け、カバー材
の背面に取付具を取付け、取付具の両端部に当て
片を設けると共にこの当て片とは分岐させて弾性
脚片を突設し、弾性脚片の先端に係止部を形成
し、係止部をそれぞれ隣り合う壁パネルの側部枠
の係止孔に弾性的に係止すると共に当て片を側部
枠の前面に当接させてあるから、カバー材の弾性
脚片を壁パネル間に差し込んで係止部を係止孔に
係止するという作業のみで簡単にカバー材の仮取
付けができ、この結果、カバー材の仮取付け作業
が大工でなくともできることになり、壁パネルの
建て込み作業をする際に壁パネルの建て込み作業
をする人が同時にカバー材の仮取付け作業がで
き、壁パネル建て込み後に壁パネル間から雨が降
り込むのを防止できるものでありながら、特に本
考案においては、取付具の両端部に当て片を設け
ると共にこの当て片とは分岐させて弾性脚片を突
設し、弾性脚片の先端に係止部を形成するから、
取付具に係止部を有する弾性脚片と当て片とを設
けて、部品を削減し、その取付け工数も削減し、
製作面において有利にできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の取付具の斜視図、
第2図は同上のカバー材に取付具を取付けた斜視
図、第3図は同上の施工状態の断面図、第4図は
従来例の断面図、第5図は他の従来例の斜視図、
第6図は従来例の施工状態の断面図であり、1は
壁パネル、2は側部枠、3は係止孔、4はカバー
材、5は当て片、6は係止部、7は弾性脚片、2
1は取付具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣り合う壁パネルの側部枠の側面部に係止孔を
    設け、カバー材の背面に取付具を取付け、取付具
    の両端部に当て片を設けると共にこの当て片とは
    分岐させて弾性脚片を突設し、弾性脚片の先端に
    係止部を形成し、係止部をそれぞれ隣り合う壁パ
    ネルの側部枠の係止孔に弾性的に係止すると共に
    当て片を側部枠の前面に当接させて成るカバー材
    の取付け構造。
JP14006888U 1988-10-27 1988-10-27 Expired - Lifetime JPH0519470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14006888U JPH0519470Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14006888U JPH0519470Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0260148U JPH0260148U (ja) 1990-05-02
JPH0519470Y2 true JPH0519470Y2 (ja) 1993-05-21

Family

ID=31403902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14006888U Expired - Lifetime JPH0519470Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0519470Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2550467B2 (ja) * 1992-11-27 1996-11-06 ナショナル住宅産業株式会社 柱カバーへの仮固定金物の取り付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0260148U (ja) 1990-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4009549A (en) Stone structural securement system and method
JPH0519470Y2 (ja)
JPH0519469Y2 (ja)
JPH07158183A (ja) 構築用パネル体の接合方法
KR0151867B1 (ko) 판넬의 조립식 설치방법
JPH068168Y2 (ja) 外壁パネルの入隅構造
GB2385083A (en) Tie component for installing architectural components
JPH0122825Y2 (ja)
JP2520164Y2 (ja) コーナ用パネルの取り付け構造
JPH1072927A (ja) コーナー柱の化粧構造
JP2539294Y2 (ja) 壁面材連結被装金具
JPH0520803Y2 (ja)
JPH0331315Y2 (ja)
JPH0623639Y2 (ja) 柱の台飾り
JP4116471B2 (ja) 建物付設物
JPH0457825B2 (ja)
JPH056352Y2 (ja)
JPS5924742Y2 (ja) 窓手摺取付構造
JPH0229143B2 (ja)
JPH0446435Y2 (ja)
JP3021533U (ja) 支持金具およびそれを用いたパネル支持構造
JPH034644Y2 (ja)
JPH0620829Y2 (ja) 外 壁
JPH049401Y2 (ja)
JPS6118082Y2 (ja)