JP2550467B2 - 柱カバーへの仮固定金物の取り付け構造 - Google Patents

柱カバーへの仮固定金物の取り付け構造

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JP2550467B2
JP2550467B2 JP4318748A JP31874892A JP2550467B2 JP 2550467 B2 JP2550467 B2 JP 2550467B2 JP 4318748 A JP4318748 A JP 4318748A JP 31874892 A JP31874892 A JP 31874892A JP 2550467 B2 JP2550467 B2 JP 2550467B2
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泰人 松浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柱カバーを柱の外面に
取り付ける際に用いられる仮固定金物の柱カバーへの取
り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】柱カバー本体20は図(a)、
(b)、(c)に示すように外装材4の裏面に金属板5
をタッピングねじ6及び接着剤等で取り付けて形成して
あり、外装材4の裏面に取り付けられる金属板5の裏面
には全長に亘って突起7が平行に設けてあると共に両側
端部には外装材4の両側端部よりも外側に突出する固定
片8が延設してある。仮固定金物3は板状の挿着部9の
両側端に後方に突出する二本の突出片10を設けると共
に突出片10の先端部に断面L字形の取付片11を曲設
して形成してある。そして図10に示すように柱カバー
本体20の金属板5に仮固定金物3の挿着部9をタッピ
ングねじ6等で取り付けると共に金属板5の裏面に発泡
ポリエチレン等の断熱材23を接着剤等で接着すること
によって柱カバー1を作成することができるものであ
る。
【0003】また柱の角部に取り付けられる柱カバー本
体20は、図11(a)、(b)、(c)に示すように
外装材4が断面L字形に形成されており、外装材4の裏
面に取り付けられる金属片25は断面L字形で裏面の端
部には突起7が設けてあると共に両側端部には外装材4
の両側端部よりも外側に突出する固定片8aが延設して
形成してある。仮固定金物3は断面L字形の挿着部9の
両側端部に後方に突出する二本の突出片10を設けると
共に突出片10の先端部に断面L字形の取付片11を曲
設して形成してある。また固定金物3の両側端部には突
部12を設けたフランジ13を延設してある。そして柱
カバー本体20の外装材4に複数個の仮固定金物3の挿
着部9をタッピングねじ6等で取り付けると共に外装材
4の裏面に発泡ポリエチレン等の断熱材7を接着剤等で
接着することによって図12に示すように柱カバー1を
作成することができるものである。また金属片25の突
起7にはEPDMゴム等の水密材14が取り付けてあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のように形
成される柱カバー1を搬送する場合には仮固定金物3や
外装材4を傷つけないために複雑な梱包が必要であっ
た。また上記前者の板状の柱カバー1においては仮固定
金物3が突出しているために積み重ねて搬送することが
できず、上記後者の断面L字形の柱カバー1においては
13で示すように横に並べて搬送しなくてはならず、
非常に不便であった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、梱包が簡素で搬送するのに荷扱が便利な柱カバー
への仮固定金物の取り付け構造を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る柱カバーへ
の仮固定金物の取り付け構造は、柱カバー本体20の裏
面に固定金物2を設けて柱カバー1を形成し、壁パネル
26に係止するための突出片10を挿着部9に設けて仮
固定金物3を形成し、挿着部9を柱カバー本体20の裏
面と固定金物2の間に差し込んで仮固定金物3を柱カバ
ー1に脱着可能に取り付けて成ることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】柱カバー本体20の裏面に固定金物2を設けて
柱カバー1を形成し、壁パネル26に係止するための突
出片10を挿着部9に設けて仮固定金物3を形成し、挿
着部9を柱カバー本体20の裏面と固定金物2の間に差
し込んで仮固定金物3を柱カバー1に脱着可能に取り付
けたので、柱カバー1から仮固定金物3を取り外してそ
れぞれ別々に梱包して搬送することができ、柱カバー1
を仮固定金物3で傷つけないように積み重ねて梱包して
搬送することができると共に仮固定金物3に柱カバー1
が当たって仮固定金物3の突出片10が曲がったりしな
いようにすることができる。また柱カバー1に溝加工を
施したり仮固定金物3をネジ等で固定したりすることな
く、施工現場で挿着部9を固定金物2と柱カバー本体2
0の裏面の間に差し込むことによって仮固定金物3を柱
カバー1に取り付けることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。柱カ
バー本体20と仮固定金物3は従来例と同様のものを使
用する。図1乃至図5は固定金物2を柱カバー本体20
の裏面に取り付けることによって固定部24を形成する
ようにした例を示すものであって、固定金物2は鋼板等
で形成してあり、基部2aの一端を断面く字形に屈曲さ
せて屈曲部2bを形成し、屈曲部2bの端部に係止片2
cを延設し、係止片2cの端部にガイド片2dを延設し
て形成してある。
【0009】このように形成される固定金物2は図2
(a)、(b)、(c)に示すように、柱カバー本体2
0の外装材4の裏面に取り付けた金属板5の裏面にガイ
ド片2dを柱カバー本体20の上端方向に向けるように
して配設され、固定金物2の基部2aを金属板5にタッ
ピングねじ6等で固定して取り付けられるものである。
そして固定金物2を取り付けた部分以外の金属板5の裏
面に断熱材23を接着して取り付けてある。また仮固定
金物3の取り付けは図1(a)、(b)に示すように仮
固定金物3の挿着部9を金属板5とガイド片2dの間よ
り挿入し、金属板5と係止片2cとの間で挿着部9を弾
性的に係止することによって仮固定金物3を固定金物2
に取り付けることができ、柱カバー1を作成することが
できるものである。
【0010】こうして仮固定金物3を取り付けた柱カバ
ー1は図3で示すように、左右の壁パネル26の間にお
いて柱15の外面に配設されると共に各壁パネル26の
内装材16と外装材17との間の枠材18の略中央部に
形成した孔に仮固定金物3の取付片11を差し込んで取
り付けて仮固定し、このように柱カバー1を仮固定した
状態で金属板5の固定片8を枠材18にビス19等で固
定することによって柱カバー1を柱15に取り付けるこ
とができるものである。
【0011】柱カバー1を搬送する場合は、柱カバー本
体20から仮固定金物3を取り外して別々に梱包して搬
送するものである。こうすることで柱カバー本体20は
積み重ねて搬送しても断熱材23がクッションとなって
固定金物2で傷つくことがなく、また仮固定金物3は変
形したり破損したりすることがなくなるものである。そ
して施工現場で柱カバー本体20と仮固定金物3を接合
して柱カバー1を形成するものである。
【0012】尚、図4(a)、(b)で示すように固定
金物2のガイド片2dを柱カバー本体20の下端方向に
向けるようにして取り付けてもよい。図5(a)、
(b)には固定金物2と仮固定金物3の他の実施例が示
してある。固定金物2にはその基部2aの上端を折り返
して曲設片21が設けてあり、基部2aを柱カバー本体
20の金属板5にタッピングねじ6等で固定して取り付
けてある。また仮固定金物3は矩形に形成される金属板
の屈曲させて挿着部9と突出片10が形成してあり、突
出片10の先端部には断面L字形の取付片11を曲設し
て形成してある。そして仮固定金物3の挿着部9を固定
金物2の基部2aと曲設片21との間に挿入して弾性的
に係止することによって、柱カバー本体20に仮固定金
物3を取り付け、金属板5の裏面に断熱材23を取り付
けて柱カバー1を形成することができるものである。
【0013】この実施例においては、固定金物2の基部
2aが柱カバー1の下端方向に向けて固定しているため
に、柱カバー本体20の自重によって変形しにくくなる
ものである
【0014】図7(a)、(b)、(c)には家屋の外
壁のコーナー部において柱の角部に取り付けられる柱カ
バー1の実施例が示してある。柱カバー本体20と仮固
定金物3は従来例と同様のものを使用し、固定部24は
図1に示す固定金物2を柱カバー本体20の裏面に取り
付けることによって形成するものである。断面L字形に
形成される柱カバー本体20の各片20a、20bに固
定金物2をそれぞれ配設し、固定金物2のガイド片2d
を同方向に向けて基部2aを金属板5にタッピングねじ
6等で固定する。そして図(a)、(b)に示すよう
に断面L字形に形成される仮固定金物3の挿着部9を金
属板5とガイド片2dの間より挿入し、金属板5と係止
片2cとの間で挿着部9を弾性的に係止することによっ
て仮固定金物3を固定金物2に取り付け、外装材4の裏
面に断熱材23を取り付けて柱カバー1を作成すること
ができるものである。
【0015】このように形成される柱カバー1は、柱カ
バー本体20と仮固定金物3とを別々に梱包して搬送す
ることができ、図9に示すように柱カバー本体20を積
み重ねて搬送しても断熱材23がクッションとなって固
定金物2で傷つくことがないものである。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明は、柱カバー本体の
裏面に固定金物を設けて柱カバーを形成し、壁パネルに
係止するための突出片を挿着部に設けて仮固定金物を形
成し、挿着部を柱カバー本体の裏面と固定金物の間に差
し込んで仮固定金物を柱カバーに脱着可能に取り付けた
ので、柱カバーから仮固定金物を取り外してそれぞれ別
々に梱包して搬送することができ、柱カバーに仮固定金
物の凹凸がなくなって梱包を簡素にすることができると
共に柱カバーを積み重ねて搬送することができて荷扱が
便利になるものであり、また柱カバーと突出片が互いに
接触しないようにすることができて、柱カバーを仮固定
金物で傷つけないようにすることができると共に仮固定
金物の突出片が柱カバーで曲げられないようにすること
ができるものである。さらにまた柱カバーに溝加工を施
したり仮固定金物をネジ等で固定したりすることなく、
施工現場で挿着部を固定金物と柱カバー本体の裏面の間
に差し込むことによって仮固定金物を柱カバーに取り付
けることができ、柱カバーの作成に手間をかけないよう
にすることができると共に仮固定金物の柱カバーへの取
り付けを効率よく簡単におこなうことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の(a)は分解した一部の斜
視図、(b)は一部の斜視図である。
【図2】同上の柱カバー本体の(a)は側面図、(b)
は裏面図、(c)は断面図である。
【図3】同上の柱カバーを取り付けた断面図である。
【図4】同上の他の実施例の(a)は柱カバー本体の斜
視図、(b)は一部の斜視図である。
【図5】同上の他の実施例の(a)は分解した一部の斜
視図、(b)は一部の斜視図である。
【図6】同上の柱の角部に使用する柱カバーの実施例の
(a)は分解した一部の斜視図、(b)は一部の斜視図
である。
【図7】同上の柱カバー本体の(a)は側面図、(b)
は裏面図、(c)は断面図である。
【図8】同上の柱カバー本体の積み重ねた状態の側面図
である。
【図9】従来例の(a)は側面図、(b)は裏面図、
(c)は断面図である。
【図10】同上の一部の斜視図である。
【図11】同上の(a)は側面図、(b)は裏面図、
(c)は断面図である。
【図12】同上の一部の斜視図である。
【図13】同上の柱カバーの搬送時の側面図である。
【符号の説明】
1 柱カバー2 固定金物 3 仮固定金物 9 挿着部 10 突出片 20 柱カバー本体 26 壁パネル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱カバー本体の裏面に固定金物を設けて
    柱カバーを形成し、壁パネルに係止するための突出片を
    挿着部に設けて仮固定金物を形成し、挿着部を柱カバー
    本体の裏面と固定金物の間に差し込んで仮固定金物を柱
    カバーに脱着可能に取り付けて成る柱カバーへの仮固定
    金物の取り付け構造。
JP4318748A 1992-11-27 1992-11-27 柱カバーへの仮固定金物の取り付け構造 Expired - Lifetime JP2550467B2 (ja)

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JPH06167086A JPH06167086A (ja) 1994-06-14
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221104A (ja) * 1985-07-19 1987-01-29 Matsushita Electronics Corp カラ−フイルタの形成方法
JPH0519470Y2 (ja) * 1988-10-27 1993-05-21
JP3023530U (ja) * 1995-04-14 1996-04-23 栄次 高野 ひざ掛け取り付け固定セット。

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