JPH0232126Y2 - - Google Patents

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JPH0232126Y2
JPH0232126Y2 JP2751885U JP2751885U JPH0232126Y2 JP H0232126 Y2 JPH0232126 Y2 JP H0232126Y2 JP 2751885 U JP2751885 U JP 2751885U JP 2751885 U JP2751885 U JP 2751885U JP H0232126 Y2 JPH0232126 Y2 JP H0232126Y2
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JP
Japan
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bumper
plate
side wall
heat insulating
fixing plate
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JP2751885U
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JPS61144857U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はシヨーケースの側壁に設けられるバン
パーの取付装置に関する。
(ロ) 従来の技術 シヨーケースの側壁外面に前後方向にバンパー
を設けたものは実開昭50−51593号及び実開昭55
−103470号にて開示されているが、前者のものは
接着保持であるために経年変化による強度的保持
が弱く、また後者は外板の加工が複雑になる欠点
を有する。
またバンパーの保持強度を高めるために側壁に
ねじ止めするものとしては、第6図の如く側壁5
0を構成する内板51と外板52と両板間に充填
した断熱材53を有し、内板51と外板52の間
には木材54を設け木材54と外板52の間には
補強板55を介在させバンパー56を貫通したね
じ57を補強板55と木材54に螺合せしめてバ
ンパー56を側壁50に固定している。然し、こ
の構造のものは内板51と外板52の間隔保持材
として木材54が必要であることと、バンパー5
6の固定として補強板55が必要であり、部品数
が増える欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は従来の欠点に鑑みてバンパーの保持強
度に優れると共に側壁の内板と外板との間隔保持
とバンパーの固定を達する部材を単一体とし、側
壁の強度も十分確保できる構造であり、更に内板
から外板への熱伝達による悪影響をも軽減できる
構造を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 シヨーケースの側壁外面に前後方向にバンパー
を取りつけたものにおいて、前記側壁は内板と外
板とこれら両板間に充填した断熱材とを備えてシ
ヨーケースの断熱底壁よりも下方へ延出した部分
を有し、前記外板内面には前記バンパー固定ねじ
が螺合するバンパー固定板が配設され、前記固定
板はその上端部が断熱片を介して前記内板に保持
されると共に下端部が前記延出した部分において
前記内板に保持された構成である。
(ホ) 作用 バンパー固定板によつて内板と外板との間隔が
保持されると共にバンパーに加わつた外力は外板
に伝わるがバンパー固定板が外板に沿つているた
めに外板を変形することはなく、側壁の変形も防
止される。更にバンパー固定板の上端は断熱片が
内板との間に介在するので両者間の熱伝達は防止
され、またバンパー固定板の下端は断熱底壁より
も下方において内板に保持されるのでその部分で
の熱伝達による悪影響は殆んど無視し得るもので
ある。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を第1図乃至第5図に基づき説
明する。1は商品貯蔵室2の前面が開口しこの開
口部に気流カーテンを上下にわたつて形成した従
来周知のオープンシヨーケースである。3は商品
貯蔵室2の下部前方に位置した前壁、4はオープ
ンシヨーケース1の左右に設けた側壁である。5
は商品貯蔵室2の下方にあつてオープンシヨーケ
ースの下壁を構成する断熱底壁である。6は断熱
底壁5の下面に固定した台脚を示す。側壁4は金
属製の内板7と金属製の外板8とこれら両板間に
現場発泡方式にて充填したポリウレタン樹脂の断
熱材9とで構成される。10は側壁4中に前後位
置にて上下方向に配設したバンパー固定板で、金
属製であり、外板8の内面に沿つて配設されその
上端は略直角に内板7へ向けて折曲されると共に
先端部が内板7と略平行にのびて内板7との間に
は発泡性合成樹脂の断熱片11を介在させてい
る。この断熱片11は内板7とバンパー固定板1
0とに接着する両面接着剤を左右両面に施こされ
ている。バンパー固定板10の下端は上端と略対
称に折曲され内板7の下端部から突出した突起1
2に係合する孔13を形成している。この突起1
2部分は側壁4が断熱底壁5よりも下方に延出し
た部分にある。側壁4の形成は内板7にバンパー
固定板10を突起12と断熱片11による接着と
で保持せしめ、内板7と外板8とを組合わせてバ
ンパー固定板10にて両板7,8の間隔を保持し
た状態で内板7と外板8とを発泡用治具(図示せ
ず)で押えて内板7と外板8との空間にポリウレ
タン樹脂等の発泡性断熱材9を充填することによ
りこの断熱材9にて内板7と外板8とは接着さ
れ、バンパー固定板10はこの断熱材9中に埋設
保持される。14はバンパーでそれを貫通したね
じ15が外板8を貫通してバンパー固定板10の
孔に螺合することにより側壁4の外面に固定され
る。
16は前壁3の前面に略左右側壁4,4間にわ
たつて取りつけて前面バンパーでその前面は左右
側壁4,4の前端よりも前方へ張り出している。
17は前バンパー16の左右端においてこの左右
端を破つてフランジ18を側壁4,4にねじ19
にて固定した継目カバーで、前バンパー16の左
右端部前面を被う被覆部20は左右両側壁4,4
の前面にまで延びており、前バンパー16にねじ
21で固定している。この構成であるために商品
を運ぶカート(手押し車)などが前バンパー16
に沿つて側壁4方向に移動してもカートなどが側
壁4に当らず継目カバー17の被覆部20に沿つ
て側壁4から外れるので、カートなどが直接側壁
4の内側面に当つて側壁4と前壁3との間に隙間
を生じたり、側壁4の前面を被つた飾装板22を
変形させたりなどの欠点も防止される。
(ト) 考案の効果 本考案によるとバンパー固定板がバンパーの固
定及び側壁の補強を達成すると共に内板と外板と
の間隔保持材としても作用するので従来のように
部品を複数組合わせる複雑さもなく、組立て作業
も容易であり、かつ安価になるものである。また
従来のものは第6図の如く木材を用いると内板か
ら外板への熱伝達は木材を通して行なわれるが、
本考案ではバンパー固定板と内板との間には内板
と外板間の断熱材が存在するので木材に比して断
熱効果が向上し、バンパー固定板の上端も断熱片
が内板との間に介在するのでこの部分での熱伝達
も防止でき、更にバンパー固定板の下端は冷却若
しくは加湿された商品貯蔵室よりも十分に下方位
置となるように断熱底壁よりも下方に延出した側
壁部分に位置しているのでこの部分から外板への
熱伝達による悪影響も殆んど無いと考えてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例に関し、第
1図はバンパー固定板部分の縦断正面図、第2図
はオープンシヨーケースの正面斜視図、第3図は
第2図のA−A断面拡大図、第4図は側壁の分解
斜視図、第5図は第2図の継目カバー部分の正面
斜視図、第6図は従来技術のバンパー固定部の断
面図である。 4……側壁、5……断熱底壁、7……内板、8
……外板、9……断熱材、10……バンパー固定
板、11……断熱片、14……バンパー、15…
…ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヨーケースの側壁外面に前後方向にバンパー
    を取りつけたものにおいて、前記側壁は内板と外
    板とこれら両板間に充填した断熱材とを備えてシ
    ヨーケースの断熱底壁よりも下方へ延出した部分
    を有し、前記外板内面には前記バンパー固定ねじ
    が螺合するバンパー固定板が配設され、前記固定
    板はその上端部が断熱片を介して前記内板に保持
    されると共に下端部が前記延出した部分において
    前記内板に保持されたことを特徴としたシヨーケ
    ースのバンパー取付装置。
JP2751885U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0232126Y2 (ja)

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JP2751885U JPH0232126Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP2751885U JPH0232126Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61144857U JPS61144857U (ja) 1986-09-06
JPH0232126Y2 true JPH0232126Y2 (ja) 1990-08-30

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