JP2016176264A - 断熱下地部材及び断熱下地構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】柱型又は梁型における断熱性の確保と断熱板の強固な取り付けを実現しつつ、柱型又は梁型の出寸法の増大を抑制する。
【解決手段】建物Hの鉄骨柱9に沿って設置される断熱下地部材2であって、この鉄骨柱9の断熱対象部分25に沿って配置される断熱板19と、断熱板19を補強する下地補強部材21と、を備え、断熱板19は、断熱対象部分25の正面25aに対向する長尺状の主覆部20aと、主覆部20aの両側縁20cから屈曲して設けられると共に、断熱対象部分25の両側面25bに対向する一対の側覆部20bと、を備え、下地補強部材21は、断熱板19の断熱対象部分25側となる内表面19aに設けられると共に、一方の側覆部20bから主覆部20aを超えて他方の側覆部20bまで連続して配置された金属板であることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、建築物に用いられる断熱下地部材及び断熱下地構造に関する。
従来、建築物の柱型又は梁型を断熱する方法として、柱型又は梁型を断熱板で覆うことが行われている。例えば特許文献1には、断面矩形の鉄骨柱の室内側の二面をそれぞれ下地材(石膏ボード)で覆い、更に、平板状の断熱板を各下地材にビス等で固定して柱型を断熱する断熱構造が開示されている。
特開2010−43445号公報
しかしながら、鉄骨柱の各側面を覆う下地材に平板状の断熱板をビス等で固定して柱型等を断熱する断熱構造の場合、例えば、石膏ボード等の比較的強度の弱い下地材に断熱板を固定しようとすると、どうしても下地材の厚みを厚くしなければ強固な取り付けは難しくなる。また、断熱板自身も、その取り付け強度や断熱性の維持向上という観点から厚くなり易く、結果として、柱型又は梁型の出寸法が大きくなり易いという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、柱型又は梁型における断熱性の確保と断熱板の強固な取り付けを実現しつつ、柱型又は梁型の出寸法の増大を抑制できる断熱下地部材及び断熱下地構造を提供することを目的とする。
本発明は、建物の構造骨組部に沿って設置される断熱下地部材であって、この構造骨組部の断熱対象部分に沿って配置される断熱板と、断熱板を補強する下地補強部材と、を備え、断熱板は、断熱対象部分の正面に対向する長尺状の主覆部と、主覆部の両側縁から屈曲して設けられると共に、断熱対象部分の両側面に対向する一対の側覆部と、を備え、下地補強部材は、断熱板の断熱対象部分側となる内表面に設けられると共に、一方の側覆部から主覆部を超えて他方の側覆部まで連続して配置された金属板であることを特徴とする。
この断熱下地部材では、建物の構造骨組部の断熱対象部分に沿って断熱板が配置される。この断熱板は、断熱対象部分の正面に対向する主覆部と、主覆部の両側縁から屈曲して設けられる一対の側覆部と、を備えるので、断熱対象部分を広く覆うことができ、断熱性を維持向上し易い。また、断熱板の内表面には金属板からなる下地補強部材が設けられており、下地補強部材は、一方の側覆部から主覆部を超えて他方の側覆部まで連続している。そのため、主覆部と一対の側覆部とを備えた断熱板は、金属板からなる下地補強部材によって形状が保持される。また、金属板からなる下地補強部材を固定することで、断熱板そのものだけを利用して固定する場合に比べ、断熱板の取り付け強度を維持向上し易く、断熱板自身が厚くなることが抑制される。以上により、柱型又は梁型における断熱性の確保と断熱板の強固な取り付けを実現しつつ、柱型又は梁型の出寸法の増大を抑制できる。
ここで、下地補強部材の厚さが0.4mm以上で、且つ1.2mm以下であってもよい。この場合、下地補強部材を介しての断熱板の強固な取り付けと、断熱下地部材の薄さとを好適なバランスで実現できる。
また、断熱板の外表面に沿って設けられた不燃板を更に備えていてもよい。この場合、断熱下地部材に不燃効果を付与できる。
本発明に係る断熱下地構造では、上記の断熱下地部材と、この断熱下地部材が沿って設置される構造骨組部とを備える。この場合、柱型又は梁型における断熱性の確保と断熱板の強固な取り付けを実現しつつ、柱型又は梁型の出寸法の増大を抑制できる。
また、上記の構造骨組部は、鉄骨柱又は鉄骨梁であり、鉄骨柱又は鉄骨梁に隣設する構造下地を有し、下地補強部材は、構造下地に対して固定されていてもよい。この場合、構造下地に固定された下地補強部材を介して鉄骨柱又は鉄骨梁に沿った位置に取り付けられる断熱板の取り付けを、より強固にできる。
また、建物は、外壁板を有し、構造下地は、外壁板に固定されていてもよい。構造下地を外壁板に固定することにより、構造下地、及び下地補強部材を介して鉄骨柱又は鉄骨梁に沿った位置に取り付けられる断熱板の取り付けを、より強固にできる。
本発明によれば、柱型又は梁型における断熱性の確保と断熱板の強固な取り付けを実現しつつ、柱型又は梁型の出寸法の増大を抑制できる。
本発明の実施形態に係る断熱下地部材を取り付ける工程を説明する斜視図である。 本実施形態に係る断熱下地部材が設置された断熱下地構造を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿った断面図であり、胴縁を外壁板に固定している状態を示す図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図であり、胴縁に対する構造下地の固定状態を示す断面図である。 図2のV−V線に沿った断面図であり、における断熱下地構造の要部を模式的に示す平断面図である。 変形例に係る断熱下地構造を詳細に示す平断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
まず、本実施形態に係る断熱下地構造について説明する。この断熱下地構造は、工業化住宅(「標準化住宅」ともいう)等の建物に採用され、例えば、柱や梁などの建物の構造骨組部のうち、建物の内壁面から突出した柱型または梁型の部分における断熱性を確保する構造である。以下、主に柱型を断熱する構造を例に説明する。
図1、図2、図3及び図4に示されるように、断熱下地構造1は、鉄骨柱(構造骨組部)9と、外壁板3と、木下地パネル(構造下地)17と、断熱下地部材2と、を備えている。
鉄骨柱9は、建物Hの基礎から立ち上がっている。鉄骨柱9は角形鋼管であり、鉄骨柱9の周囲には、鉄骨柱9を取り囲むように石膏ボード10が設けられている。石膏ボード10は、防火性を有し、鉄骨柱9の各側面のそれぞれに沿って計四枚が取り付けられている。このような石膏ボード10に取り囲まれることにより、鉄骨柱9は、耐火性を確保している。
鉄骨柱9の外壁板3側の側面に取り付けられた石膏ボード10は、外壁板3の室内側の面3aと当接している。なお、鉄骨柱9は、複数配置されており、隣り合う鉄骨柱9間には、梁(不図示)が架設され、当該梁は金物を介して外壁板3を支持している。
外壁板3は、例えば建築資材として工業化住宅等に用いられる規格化された軽量気泡コンクリート(ALC)パネルである。外壁板3は、建物Hの構造物の一つである鉄骨柱9よりも外側(すなわち、室内側とは反対側)に、複数配置されている。隣り合って並ぶ外壁板3の各端面同士は、鉄骨柱9が配置された位置等において互いに接している。外壁板3には、外壁板3の室内側の面3aに沿って断熱材5が設けられている。本実施形態では、断熱材5は複数枚が積層されているが、図3、及び図4では便宜的に単体として示している。
断熱材5は、例えばフェノールフォーム等の気密性を有するプラスチック系断熱材を用いて平板状に形成されている。断熱材5は、断熱性を有する部材のみからなる態様であってもよいし、表面に不織布等の面材が一体形成される態様であってもよい。本実施形態において、断熱材5は、鉄骨柱9同士の間又は入隅部における鉄骨柱9と壁面との間等において、外壁板3の室内側の面3aに沿設されている。
胴縁7は、外壁板3との間で断熱材5を挟み、ALC用のビス14等の固定部材により外壁板3に固定されている。この胴縁7に対してビス27AによりL字アングル15が固定され、L字アングル15にはビス27Bにより木下地パネル17が固定されている。
胴縁7は、例えば木製の板材である。胴縁7は、断熱材5の室内側の面5aに当接した状態で、上下方向に所定間隔を有して複数(本実施形態では、3つ)設置されている。
木下地パネル17は、構造下地の一例であり、室内の内壁面を構成する石膏ボード等の内装材を固定する内装下地である。木下地パネル17は、鉄骨柱9に隣設している。本実施形態では、隣り合う鉄骨柱9同士の間で、鉄骨柱9に並ぶように木下地パネル17が配置されている。なお、また、構造下地としての木下地パネル17は、例えば鉄骨梁(図示省略)に隣設していてもよい。
木下地パネル17は、矩形状の枠体17aと、枠体17aの内側で横方向に掛け渡された複数の梁体17bと、を備え、梯子状に形成されている。枠体17aの上下方向の寸法は、建物Hの床面から天井面までの寸法と略一致する。また、枠体17aの幅方向の寸法は、隣り合う鉄骨柱9間の寸法と略一致する。木下地パネル17は、隣り合う鉄骨柱9間の断熱材5を覆うように、この断熱材5に沿って配置されている。
図1、図2、及び図5に示されるように、本実施形態に係る断熱下地部材2は、鉄骨柱9に沿って配置されている。断熱下地部材2は断面略コの字状を呈し、断熱板19と、下地補強部材21と、不燃板23と、を備えている。
断熱板19は、鉄骨柱9を介して伝達する熱を遮断するものであり、鉄骨柱9の断熱対象部分25に沿って配置されている。本実施形態に係る断熱対象部分25とは、鉄骨柱9において、断熱材5の室内側の面5aよりも室内側に突き出ている部分であり、室内側を向く正面25aと、左右の側面25bとを有する。また、断熱対象部分25は、鉄骨柱9の上下方向において床面付近から天井面付近までにわたる部分となっている。
断熱板19は、断熱材5と同様のフェノールフォーム等により形成されている。断熱板19は、断面略コ字状を呈し、断熱対象部分25の正面25aに対向する長尺状の主覆部20aと、断熱対象部分25の両側面25bにそれぞれ対向する長尺状の側覆部20bを有している。
主覆部20aは、断熱対象部分25の正面25aと略同形の平板であって、上下に長い矩形をなしている。一対の側覆部20bは、主覆部20aの短手方向(断熱板19の長手方向に直交する方向)における両側縁20cから、同方向である断熱対象部分25側(室内側とは反対側)へ略直角に屈曲して設けられている。側覆部20bは、鉄骨柱9と断熱材5の面5aとの境界付近までを覆っている。側覆部20bの端部と断熱材5の面5aとは当接している。
断熱板19の断熱対象部分25側となる内表面19aには、断面略コ字状の下地補強部材21が断熱板19の長手方向で等間隔となるように複数取り付けられている。下地補強部材21は、断面略コ字状である断熱板19の形状を内側から保持するように断熱板19を補強しており、また、断熱下地部材2を木下地パネル17及び石膏ボード10に固定する際の下地としても機能する。
下地補強部材21は、断熱板19の一方の側覆部20bから主覆部20aを超えて他方の側覆部20bまで連続して配置されている。より詳細に説明すると、下地補強部材21は、一方の側覆部20bに接する側片部21aと、側片部21aに屈曲して連続し、主覆部20aに接する基片部21bと、基片部21bに屈曲して連続し、他方の側覆部20bに接する側片部21aと、を有する。本実施形態では、下地補強部材21の両端、つまり、側片部21aそれぞれの先端は、対応する側覆部20bの端部まで延びている。
下地補強部材21は、例えばスチール等の金属製である。下地補強部材21は、材質や大きさにもよるが、断熱板19の補強や取り付け用の下地としての機能から側覆部20bにおける厚さTは0.4mm以上、1.2mm以下であると好ましい。
本実施形態に係る下地補強部材21は、接着剤等の固定手段により断熱板19に密着するように固定されている。なお、例えば下地補強部材21の断熱板19側の外表面に尖形の突起部(不図示)を設け、この突起部を断熱板19に刺し込んで固定する態様や、接着剤と、下地補強部材21の突起部と、の両方を用いて固定する態様であってもよい。
不燃板23は、断熱下地部材2に不燃効果を付与するものである。不燃板23は、断熱板19の外表面19bに沿って設けられている。不燃板23は、無機質板等によって構成された厚さ1mm程度の平板とすることができる。不燃板23は、断熱板19の室内側の外表面19bの略全体に貼り付けられている。これにより、鉄骨柱9のうち室内側に露出している部分の略全体に更に不燃効果が付与されることとなる。
続いて、鉄骨柱9に沿って断熱下地部材2を取り付ける具体的な構造について、図2、図3、図4、及び図5を参照して説明する。
鉄骨柱9は角形鋼管であり、鉄骨柱9の周囲の4面にはそれぞれ石膏ボード10が配置されている。この石膏ボード10の室内側の一部には、スペーサ29が複数配置されている。スペーサ29は、薄い合板(例えば、ベニヤ板)等であり、石膏ボード10と断熱下地部材2との間に配置されて、石膏ボード10と断熱下地部材2とを所定の間隔だけ離間させる。
断熱下地部材2は、木下地パネル17及び石膏ボード10に固定されている。具体的には、木下地パネル17の枠体17a、不燃板23、断熱板19の側覆部20b、及び下地補強部材21の側片部21aを貫通するように、ビス(締結固定部材)28を通し、ビス28の先端を石膏ボード10に螺入させることで断熱下地部材2を固定する。つまり、断熱下地部材2は石膏ボード10のみならず、木下地パネル17にも固定されており、更に、木下地パネル17は、L字アングル15及び胴縁7を介して外壁板3に固定されているので、断熱下地部材2のより強固な取り付けが可能となる。
以上、本実施形態に係る断熱下地部材2によれば、建物Hの鉄骨柱9の断熱対象部分25に沿って配置される断熱板19が、断熱対象部分25の正面25aに対向する主覆部20aと、主覆部20aの両側縁20cから屈曲して設けられる一対の側覆部20bとを備える。これにより、断熱板19が断熱対象部分25を広く覆うことができるため、断熱性を維持向上し易い。
また、金属板からなり断熱板19を補強する下地補強部材21が、断熱板19の内表面19aに、一方の側覆部20bから主覆部20aを超えて他方の側覆部20bまで連続して設けられている。これにより、主覆部20aと一対の側覆部20bとを備えた断熱板19は、金属板からなる下地補強部材21によって形状が保持される。
また、金属板からなる下地補強部材21を固定することで、断熱板19そのものだけを利用して固定する場合に比べ、断熱板19の取り付け強度を維持向上させ易く、断熱板19自身が厚くなることが抑制される。以上により、柱型50における断熱性の確保と断熱板19の強固な取り付けを実現しつつ、柱型50の出寸法Lの増大を抑制できる。なお、構造骨組部を鉄骨梁として、上記の断熱下地部材2と同様の構造を鉄骨梁に沿って設置した場合には、梁型における断熱性の確保と断熱板19の強固な取り付けを実現できる。
また、下地補強部材21の厚さが0.4mm以上、1.2mm以下であるため、下地補強部材21を介しての断熱板19の強固な取り付けと、断熱下地部材2の薄さとを好適なバランスで実現できる。
また、断熱板19の外表面19bに沿って不燃板23が設けられているので、断熱下地部材2に不燃効果を付与できる。
また、本実施形態に係る断熱下地構造1では、鉄骨柱9に沿って断熱下地部材2が設置されている態様なので、柱型50に対しての断熱下地部材2の作用効果を好適に奏することができる。なお、鉄骨梁に沿って断熱下地部材2と同様の構造が設置された態様の場合、梁型に対しての断熱下地部材の作用効果を好適に奏することができる。
また、本実施形態に係る断熱下地構造1では、断熱下地部材2の下地補強部材21が、木下地パネル17に対して固定されている。したがって、鉄骨柱9を比較的強度の弱い石膏ボード10が覆っている本実施形態においても、その石膏ボード10のみに固定するのではなく、下地補強部材21を木下地パネル17に固定することで、下地補強部材21をより強固に固定でき、結果として、断熱下地部材2を柱型50に対して強固に固定できる。なお、鉄骨梁に沿って断熱下地部材2や木下地パネル17と同様の構造が設置された態様の場合、断熱下地部材を梁型に対して強固に固定できる。
更に、木下地パネル17は外壁板3に支持された胴縁7に固定されており、その木下地パネル17に対して下地補強部材21を固定しているので、断熱下地部材2を柱型50に対してより強固に固定できる。なお、鉄骨梁に沿って断熱下地部材2や木下地パネル17と同様の構造が設置された態様の場合、木下地パネルに対応する構造下地を外壁板3に固定することで、結果として断熱下地部材を梁型に対してより強固に固定できる。
なお、断熱下地部材2及び断熱下地構造1としては上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態において、下地補強部材21の両端はそれぞれ対応する側覆部20bの端部まで延びているが、側覆部20bの端部まで延びていなくてもよく、木下地パネル17との間でビス28等による固定ができる位置まで延びていればよい。
また、断熱下地部材2に建具枠を設けてもよい。例えば、図6に示すように、断熱下地部材2の正面側に、上下方向に沿って建具枠の縦枠31を設けてもよい。この場合、この建枠31対向して別の縦枠(不図示)を設け、これらの縦枠同士の上端を上枠(不図示)で繋いでもよい。この場合、柱型50における断熱性の確保と断熱下地部材2の強固な取り付けを実現しつつ、柱型50の出寸法Lの増大を抑制することに加えて、当該断熱下地部材2を、建具枠を固定するための下地として利用することができる。
1…断熱下地構造、2…断熱下地部材、9…鉄骨柱(構造骨組部)、19…断熱板、19a…内表面、20a…主覆部、20b…側覆部、20c…側縁、21…下地補強部材、23…不燃板、25…断熱対象部分、25a…正面、25b…側面、H…建物。

Claims (6)

  1. 建物の構造骨組部に沿って設置される断熱下地部材であって、
    前記構造骨組部の断熱対象部分に沿って配置される断熱板と、
    前記断熱板を補強する下地補強部材と、を備え、
    前記断熱板は、前記断熱対象部分の正面に対向する長尺状の主覆部と、前記主覆部の両側縁から屈曲して設けられると共に、前記断熱対象部分の両側面に対向する一対の側覆部と、を備え、
    前記下地補強部材は、前記断熱板の前記断熱対象部分側となる内表面に設けられると共に、一方の前記側覆部から前記主覆部を超えて他方の前記側覆部まで連続して配置された金属板であることを特徴とする断熱下地部材。
  2. 前記下地補強部材の厚さが0.4mm以上で、且つ1.2mm以下である請求項1に記載の断熱下地部材。
  3. 前記断熱板の外表面に沿って設けられた不燃板を更に備える請求項1又は2に記載の断熱下地部材。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の断熱下地部材と、
    前記構造骨組部と、を備えた断熱下地構造。
  5. 前記構造骨組部は、鉄骨柱又は鉄骨梁であり、
    前記鉄骨柱又は前記鉄骨梁に隣設する構造下地を有し、
    前記下地補強部材は、前記構造下地に対して固定されている請求項4に記載の断熱下地構造。
  6. 前記建物は、外壁板を有し、
    前記構造下地は、前記外壁板に固定されている請求項5に記載の断熱下地構造。
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