JPH05194224A - 安定化された抗潰瘍剤含有製剤 - Google Patents

安定化された抗潰瘍剤含有製剤

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JPH05194224A
JPH05194224A JP27369092A JP27369092A JPH05194224A JP H05194224 A JPH05194224 A JP H05194224A JP 27369092 A JP27369092 A JP 27369092A JP 27369092 A JP27369092 A JP 27369092A JP H05194224 A JPH05194224 A JP H05194224A
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benzimidazole compound
aluminum glycinate
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benzimidazole
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Naohiro Oishi
直寛 大石
Toshiyuki Shibata
祀行 柴田
Kuniki Ikeda
国樹 池田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 抗潰瘍作用を有する酸に不安定な2−〔(2
−ピリジル)メチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール
系化合物に安定化剤としてアルミニウム・グリシネート
および緩衝剤を配合させることを特徴とする安定化され
た抗潰瘍剤含有製剤。 【効果】 酸に不安定なベンズイミダゾール系化合物に
アルミニウム・グリシネートと緩衝剤を併用して配合し
た場合、ベンズイミダゾール系化合物が著しく安定化さ
れ、着色が生じないことが見出された。その結果、これ
ら安定化剤を用いることによって、安定化された抗潰瘍
剤含有製剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安定化された抗潰瘍剤含
有製剤に関する。
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】H+
−K+ ATPase阻害作用を有する2−〔(2−ピリジル)
メチルスルフィニル〕ベンズイミダゾール系化合物(以
下、単にベンズイミダゾール系化合物と称することもあ
る)は胃酸分泌を強力に抑制する消化性潰瘍治療剤とし
て有用である。その作用は強力かつ持続的であるため、
シメチジン等のヒスタミンH2 受容体拮抗剤に変わる次
世代の消化性潰瘍治療剤として注目されている。特に、
特開昭54−141783号公報、特開昭61−509
78号公報、特開平1−6270号公報等に記載された
ベンズイミダゾール系化合物の胃酸分泌抑制作用は強力
であり、臨床上の有用性が確認されている。しかしなが
ら、これらベンズイミダゾール系化合物の安定性は悪
く、固体状態では温度、湿度,光に対して不安定で、ま
た酸性から中性域の水溶液中では、速やかに分解し、著
しく着色する。また、錠剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル
剤、散剤などの製剤では製剤処方中の他成分に影響され
て不安定になり、経日的な含量低下、着色変化が生じ
る。さらに、これらの製剤のうち錠剤、顆粒剤にコーテ
ィングを施す場合には、腸溶性基剤(セルロースアセテ
ートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
フタレート、ヒドロキシメチルセルロースアセテートサ
クシネート、メタアクリル酸・アクリル酸共重合物な
ど)との配合性も悪く含量低下、着色を生じる。このよ
うにベンズイミダゾール系化合物の経口用製剤を製造す
るには、他成分の配合および腸溶剤のコーティングが必
要であるにもかかわらず、前記のように安定性に悪影響
をおよぼすため、製剤化が困難であった。したがって、
これらの化合物を経口投与形態に製剤化するに当たって
は、これらを適切に安定化させる必要がある。これまで
に、抗潰瘍作用を有するベンズイミダゾール系化合物の
安定な製剤を得るために、アルカリ反応化合物を配合す
る方法(特開昭62−258320号公報)、マグネシ
ウムまたはカルシウムの塩基性無機塩を配合する方法
(特開昭62−277322号公報)、酸化マグネシウ
ムおよびマンニトールを配合する方法(特開平2−22
225号公報)等、安定化剤、安定化方法について多く
の研究がなされているが、さらに有用な安定化製剤の開
発が望まれている。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み、ベンズイミダゾール系化合物含有組成物
の安定化を目的として、種々の塩基性物質を用いて鋭意
検討を行ったところ、アルミニウム・グリシネートおよ
び緩衝剤を併用することによって、上記課題が解決でき
ることを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわ
ち、本発明は、抗潰瘍作用を有する酸に不安定な2−
〔(2−ピリジル)メチルスルフィニル〕ベンズイミダ
ゾール系化合物に安定化剤としてアルミニウム・グリシ
ネートと緩衝剤を配合させることを特徴とする安定化さ
れた抗潰瘍剤含有製剤に関する。本発明において、抗潰
瘍作用を有する酸に不安定な2−〔(2−ピリジル)メ
チルスルフィニル〕ベンズイミダゾール系化合物は、具
体的には前記各公開公報等に記載された化合物であっ
て、たとえばオメプラゾール (5−メトキシ−2−
〔〔(4−メトキシ−3,5−ジメチル−2−ピリジ
ル)メチル〕スルフィニル〕−1H−ベンズイミダゾー
ル)、ランソプラゾール (2−〔〔〔3−メチル−4
−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジ
ル〕メチル〕スルフィニル〕−1H−ベンズイミダゾー
ル)または2−〔〔4−(3−メトキシプロポキシ)−
3−メチル−2−ピリジル〕メチルスルフィニル〕−1
H−ベンズイミダゾールナトリウム塩等が挙げられる。
【0003】本発明において用いられる緩衝剤としては
酒石酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、リン酸水
素二カリウム、ピロリン酸ナトリウム、リン酸水素二ナ
トリウム、リン酸三ナトリウムまたはリン酸三カリウム
が挙げられるが、これらのうちリン酸水素二ナトリウム
が好ましい。本発明におけるそれぞれの配合量はベンズ
イミダゾール系化合物1重量部に対して、アルミニウム
・グリシネート0.1〜20重量部、緩衝剤0.01〜
20重量部が望ましい範囲であるが、これに限定される
ものではない。本発明の安定化剤は、製薬上汎用されて
いる添加剤、たとえば乳糖、マンニット、トウモロコシ
デンプン、結晶セルロース等の賦形剤、ヒドロキシプロ
ピルセルロース等の結合剤、低置換度ヒドロキシプロピ
ルセルロース、カルボキシメチルスターチナトリウム
(商品名:エクスプロタブ、木村産業)、カルボキシメ
チルセルロースカルシウム、アルファー化デンプン等の
崩壊剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ツィーン80(商品
名)等の界面活性剤、ステアリン酸マグネシウム、タル
ク等の滑沢剤などと共に添加してもよい。
【0004】本発明による組成物はベンズイミダゾール
系化合物、アルミニウム・グリシネートおよび緩衝剤、
さらに必要により上記の添加剤、水を練合機により均一
に混和することによって得られるが、その混和方法は、
たとえば予めベンズイミダゾール系化合物にアルミニウ
ム・グリシネートおよび緩衝剤を混和したものに添加剤
を混和してもよいし、ベンズイミダゾール系化合物と添
加剤を混和したものに安定化剤を添加してもよく、最終
的にベンズイミダゾール系化合物に安定化剤が均一に接
触する方法であればよい。得られた混合物を湿式造粒法
により小粒とし、次いで打錠して錠剤用の基錠が得られ
る。あるいは押出し造粒機を用いて造粒し、次いでマル
メライザー(富士パウダル社製)により顆粒剤用の核顆
粒とすることができる。
【0005】このようにして得られた基錠、核顆粒に腸
溶性コーティングを被覆することによって腸溶製剤とす
ることができるが、腸溶性コーティングによる悪影響を
なくすために、基錠、核顆粒上に1〜2層のアンダーコ
ーティング層を被覆する。アンダーコーティング用剤と
してはヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン等が挙げ
られ、アンダーコーティング層には前記したアルミニウ
ム・グリシネート、水酸化アルミニウムならびに必要に
応じて前記の緩衝剤を添加することもできる。また、腸
溶性コーティングとしては、セルロースアセテートフタ
レート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト、ヒドロキシメチルセルロースアセテートサクシネー
ト、メタアクリル酸・アクリル酸共重合物(商品名:オ
イドラギット)等が用いられる。以上のようにして、経
口投与に適した剤形である腸溶性の錠剤、顆粒剤を得る
ことができ、また顆粒剤をカプセルに充填してカプセル
剤とすることができる。このようにして得られた製剤
は、長期間保存しても外観の変化が少なく、含量の低下
もほとんどない優れた安定性を示す。本発明の製剤は優
れた胃酸分泌抑制作用、抗潰瘍作用を有し、また毒性が
低いので、ヒトを含む哺乳動物の消化器潰瘍等の治療に
用いることができる。
【0006】
【実施例】以下に、実験例および実施例を挙げて本発明
をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。 実験例1 オメプラゾール100mg、アルミニウム・グリシネー
トおよび緩衝剤であるリン酸水素二ナトリウム(Na2
HPO4 ・12H2 O)を20mlの水に分散させ、2
5℃に保存し、白色懸濁液の経日的外観変化を調べた。
また、アルミニウム系制酸剤、緩衝剤の一方を含まない
対照液についても25℃における経日的外観変化を観察
した。
【0007】
【表1】
【0008】この結果、アルミニウム・グリシネートま
たは緩衝剤の単独に較べ、両者を用いるとオメプラゾー
ルの着色がなくなり、併用によりオメプラゾールが安定
化されることが明らかになった。
【0009】実施例1 下記組成物を練合機に取り、約20分間混合した後、適
量の精製水を加えて練合し、押し出し造粒機(スクリー
ン径1.0mm)で造粒した後、マルメライザー(富士
パウダル社)で球状の顆粒を得る。この顆粒を流動乾燥
機中で給気温度50℃で30分間乾燥し、篩を用いて1
4〜24メッシュの顆粒を得た。 オメプラゾール 5.0mg アルミニウム・グリシネート 5.0mg ピロリン酸ナトリウム 2.0mg 結晶セルロース 4.0mg 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 4.0mg ヒドロキシプロピルセルロース 0.5mg マンニット 54.5mg 合 計 75.0mg
【0010】実施例2 下記組成物を実施例1に準じて顆粒を得た。なお、リン
酸水素二ナトリウム(Na2 HPO4 ・12H2 O)は
精製水に溶解して配合した。 オメプラゾール 5.0mg アルミニウム・グリシネート 5.0mg Na2 HPO4 ・12H2 O 1.5mg 結晶セルロース 4.0mg 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 4.0mg ヒドロキシプロピルセルロース 0.5mg マンニット 55.0mg 合 計 75.0mg
【0011】実施例3 実施例2で得た顆粒に下記組成のコーティングを施し、
腸溶性の顆粒を得た。アンダーコーティング1、2は流
動噴霧乾燥機(大川原社)中で給気温度75℃、排気温
度55℃で行い、腸溶コーティングは給気温度65℃、
排気温度50℃でコーティングを行った。 実施例2の顆粒 75.0mg アンダーコーティング1 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.5mg アルミニウム・グリシネート 1.4mg Na2 HPO4 ・12H2 O 0.1mg タルク 0.5mg 精製水 (64.5mg) 計 5.5mg アンダーコーティング2 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.5mg 酸化チタン 2.5mg タルク 0.5mg 精製水 (64.5mg) 計 6.5mg 腸溶コーティング ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート 10.7mg セタノール 0.5mg タルク 1.8mg メチレンクロライド (33.0mg) エタノール (86.0mg) 精製水 (33.0mg) 計 13.0mg 得られたオメプラゾールの腸溶顆粒は溶出性に優れ、加
温または加湿条件下に保存しても安定であった。
【0012】実施例4 下記組成のうちオメプラゾール、アルミニウム・グリシ
ネート、マンニット、アルファー化デンプン、ラウリル
硫酸ナトリウムおよびヒドロキシプロピルセルロースを
均一に混合し、それにピロリン酸ナトリウムを溶解した
適量の精製水を加えて、練合を行った後、流動乾燥機中
で50℃、30分間乾燥した。乾燥した造粒末を24メ
ッシュの篩で整粒し、ステアリン酸マグネシウムを加え
混合後、ロータリー式打錠機で1錠当たり135mgの
錠剤(基錠)を製造した。 オメプラゾール 20.0mg アルミニウム・グリシネート 20.0mg ピロリン酸ナトリウム 1.0mg マンニット 71.7mg アルファー化デンプン 20.0mg ラウリル硫酸ナトリウム 0.3mg ヒドロキシプロピルセルロース 1.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.0mg 合 計 135.0mg
【0013】実施例5 実施例4で得られた錠剤(基錠)に下記組成物のコーテ
ィングを施して、腸溶錠を得た。アンダーコーティング
1、2はハイコーター(フロイント産業)を用い、給気
温度70℃、排気温度40℃、パン回転数13rpmで
コーティングを施した。腸溶コーティングは給気温度5
5℃、排気温度37℃でコーティングを行った。 実施例4の錠剤 135.0mg アンダーコーティング1 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1.5mg アルミニウム・グリシネート 0.35mg Na2 HPO4 ・12H2 O 0.05mg 精製水 (23.0mg) 計 1.9mg アンダーコーティング2 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.1mg 酸化チタン 1.0mg 精製水 (56.0mg) 計 4.1mg 腸溶コーティング ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート 3.1mg セタノール 0.2mg タルク 0.2mg エタノール (35.0mg) 精製水 (10.0mg) 計 3.5mg 合 計 144.5mg
【0014】実施例6 下記処方の核顆粒を実施例1に準じて製造した。なお、
安定化剤として使用したピロリン酸ナトリウムは精製水
に溶解して配合した。腸溶皮膜と核顆粒中のオメプラゾ
ールとの間の配合変化を防止する目的でアンダーコーテ
ィング1中にアルミニウム・グリシネートとNa2 HP
4 ・12H2 Oを配合した。フィルムコーティングは
流動噴霧乾燥機(大川原社)を用いて行った。アンダー
コーティング1、2は給気温度75℃、排気温度55℃
で行い、腸溶コーティングは給気温度55℃、排気温度
40℃でコーティングを行った。 核顆粒 オメプラゾール 5.0mg アルミニウム・グリシネート 10.0mg ピロリン酸ナトリウム 2.0mg 結晶セルロース 4.0mg 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 4.0mg ヒドロキシプロピルセルロース 0.5mg マンニット 44.5mg 計 70.0mg アンダーコーティング1 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.2mg アルミニウム・グリシネート 1.2mg Na2 HPO4 ・12H2 O 0.1mg タルク 0.5mg 精製水 (60.0mg) 計 5.0mg アンダーコーティング2 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.5mg 酸化チタン 1.0mg タルク 0.5mg 精製水 (65.0mg) 計 5.0mg 腸溶コーティング オイドラギット L−30D−55(固形分) 15.0mg ポリエチレングリコール6000 1.3mg ツイーン80 0.7mg タルク 3.0mg 精製水 (50.0mg) 計 20.0mg 合 計 100.0mg
【0015】参考例1 実施例4に準じて下記処方で錠剤(基錠)を製造した。 オメプラゾール 20.0mg マンニット 93.2mg アルファー化デンプン 20.0mg ラウリル硫酸ナトリウム 0.3mg ヒドロキシプロピルセルロース 1.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg 合 計 135.0mg 得られた錠剤(基錠)に実施例5で行ったアンダーコー
ティング2および腸溶コーティングを施して、腸溶錠を
得た。
【0016】参考例2 実施例4に準じて下記処方で錠剤(基錠)を製造した。 オメプラゾール 20.0mg アルミニウム・グリシネート 20.0mg マンニット 73.2mg アルファー化デンプン 21.0mg ラウリル硫酸ナトリウム 0.3mg ヒドロキシプロピルセルロース 1.0mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg 合 計 135.0mg 得られた錠剤(基錠)に実施例5で行ったフィルムコー
ティングを施して、腸溶錠を得た。
【0017】実験例2 実施例4で得た基錠、実施例5で得た腸溶錠、参考例1
で得た基錠および腸溶錠、参考例2で得た基錠および腸
溶錠をガラスビンに入れ、60℃条件下で密栓を施し、
また40℃、75%RH条件下では開放して、それぞれ
2週間放置した。その外観変化の結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】表2に示す結果で明らかな如く、アルミニ
ウム・グリシネートと緩衝剤を配合することにより外観
変化は著しく改善された。
【0020】
【発明の効果】アルミニウム・グリシネートまたは緩衝
剤をそれぞれ単独で用いて、ベンズイミダゾール系化合
物に配合した場合、実験結果から明らかな通り安定化効
果は全く得られなかったが、これらを併用することによ
って、ベンズイミダゾール系化合物が著しく安定化され
ることが見出され、これらの併用により安定化された抗
潰瘍剤含有製剤が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗潰瘍作用を有する酸に不安定な2−
    〔(2−ピリジル)メチルスルフィニル〕ベンズイミダ
    ゾール系化合物に安定化剤としてアルミニウム・グリシ
    ネートと緩衝剤を配合させることを特徴とする安定化さ
    れた抗潰瘍剤含有製剤。
JP27369092A 1992-09-17 1992-09-17 安定化された抗潰瘍剤含有製剤 Pending JPH05194224A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001525366A (ja) * 1997-12-08 2001-12-11 ビイク グルデン ロンベルク ヒエーミツシエ フアブリーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 酸不安定な活性化合物を含有する新規の投与形
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