JPH05193449A - 車載ｉｃカードシステム - Google Patents
車載ｉｃカードシステムInfo
- Publication number
- JPH05193449A JPH05193449A JP874192A JP874192A JPH05193449A JP H05193449 A JPH05193449 A JP H05193449A JP 874192 A JP874192 A JP 874192A JP 874192 A JP874192 A JP 874192A JP H05193449 A JPH05193449 A JP H05193449A
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- JP
- Japan
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- card
- driver
- license
- key
- vehicle
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転資格とキーとの両方を確認した上でなけ
れば、車を始動させるできないようにする。 【構成】 ＩＣカード化した運転免許証カード１とキー
カード２との両方をＩＣカード端末機１２に読み取らせ
た上でないと、車１０の始動が可能とならない。したが
って、車１０の運転資格が無く運転免許証カード１を所
持していない人、及びキーカード２を所持していない人
は車１０を始動させることができない。
れば、車を始動させるできないようにする。 【構成】 ＩＣカード化した運転免許証カード１とキー
カード２との両方をＩＣカード端末機１２に読み取らせ
た上でないと、車１０の始動が可能とならない。したが
って、車１０の運転資格が無く運転免許証カード１を所
持していない人、及びキーカード２を所持していない人
は車１０を始動させることができない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車の始動を、その車に
対して正当な権利の有る人だけが行えるようにした新規
な車載ＩＣカードシステムに関する。
対して正当な権利の有る人だけが行えるようにした新規
な車載ＩＣカードシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】車を始動させようとする際、従来におい
ては、運転資格を有することを示す運転免許証を携帯し
た運転者が、キーを車のドアに設けたキー挿入部に挿入
して回し、これによりドアロックを解除し、続いてドア
ノブを引いてドアを開ける。車に乗り込んだ後、スター
タ用のキー挿入部にキーを挿入して回し、スタータを始
動させてエンジンを回転させている。
ては、運転資格を有することを示す運転免許証を携帯し
た運転者が、キーを車のドアに設けたキー挿入部に挿入
して回し、これによりドアロックを解除し、続いてドア
ノブを引いてドアを開ける。車に乗り込んだ後、スター
タ用のキー挿入部にキーを挿入して回し、スタータを始
動させてエンジンを回転させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては下記の問題があった。
おいては下記の問題があった。
【０００４】車の運転に関しては、運転免許証の有無
に関係なくキーが有れば誰でも車を始動させて動かすこ
とができるので、無免許運転が可能であった。
に関係なくキーが有れば誰でも車を始動させて動かすこ
とができるので、無免許運転が可能であった。
【０００５】キーが無くともスタータを直結すること
により、スタータを始動させることができるので車が盗
まれるという虞れがあった。
により、スタータを始動させることができるので車が盗
まれるという虞れがあった。
【０００６】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、運転資格とキーとの両方を確認した
上でなければ、車を始動させるできないようにした車載
ＩＣカードシステムを提供することを目的とする。
されたものであり、運転資格とキーとの両方を確認した
上でなければ、車を始動させるできないようにした車載
ＩＣカードシステムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の車載ＩＣカード
システムは、運転免許証をＩＣカード化した運転免許証
カードと、車のキーをＩＣカード化したキーカードと、
車に搭載され、該運転免許証カード及び該キーカードの
挿入により、該運転免許証カード及び該キーカードの両
方を確認した上で車の始動を可能とするＩＣカード端末
機と、を具備しており、そのことにより上記目的を達成
することができる。
システムは、運転免許証をＩＣカード化した運転免許証
カードと、車のキーをＩＣカード化したキーカードと、
車に搭載され、該運転免許証カード及び該キーカードの
挿入により、該運転免許証カード及び該キーカードの両
方を確認した上で車の始動を可能とするＩＣカード端末
機と、を具備しており、そのことにより上記目的を達成
することができる。
【０００８】
【作用】本発明にあっては、ＩＣカード化した運転免許
証カードとキーカードとの両方をＩＣカード端末機が確
認した上でないと、車の始動が可能とならない。したが
って、車の運転資格が無く運転免許証カードを持ってい
ない人、及びキーカードを持っていない人は車を始動さ
せることができない。
証カードとキーカードとの両方をＩＣカード端末機が確
認した上でないと、車の始動が可能とならない。したが
って、車の運転資格が無く運転免許証カードを持ってい
ない人、及びキーカードを持っていない人は車を始動さ
せることができない。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。
【００１０】図１は本実施例の車載ＩＣカードシステム
を構成する要部を示す。このシステムは、図１（ａ）に
示すような運転免許証をＩＣカード化してなる運転免許
証カード１と、図１（ｂ）に示すような車のキーをＩＣ
カード化してなるキーカード２と、図１（ｃ）に示すよ
うな車１０の内部にあるダッシュボードのスタータ部１
１に搭載したスタータ用のＩＣカード端末機１２と、車
１０のドア部１３に取り付けられたドア開閉用のＩＣカ
ード端末機１４とを備える。
を構成する要部を示す。このシステムは、図１（ａ）に
示すような運転免許証をＩＣカード化してなる運転免許
証カード１と、図１（ｂ）に示すような車のキーをＩＣ
カード化してなるキーカード２と、図１（ｃ）に示すよ
うな車１０の内部にあるダッシュボードのスタータ部１
１に搭載したスタータ用のＩＣカード端末機１２と、車
１０のドア部１３に取り付けられたドア開閉用のＩＣカ
ード端末機１４とを備える。
【００１１】ＩＣカード端末機１２、１４は共に、図２
に示すように、ＣＰＵ２０と、ＲＯＭ２１と、ＲＡＭ２
２と、キーボード１４ａ、１４ｂと、電源回路２５と、
８ピンコネクタ２６とからなる。ドア開閉用のＩＣカー
ド端末機１４は、図１に示すように、表示部１４ａと、
キーボード１４ｂと、１つのスロット（図示せず）とを
有し、そのスロットにはキーカード２が挿入される。ス
タータ用のＩＣカード端末機１２は、表示部１２ａとキ
ーボード１２ｂと２つのスロット（図示せず）とを有
し、一方のスロットには運転免許証カード１が、他方の
スロットにはキーカード２が挿入される。
に示すように、ＣＰＵ２０と、ＲＯＭ２１と、ＲＡＭ２
２と、キーボード１４ａ、１４ｂと、電源回路２５と、
８ピンコネクタ２６とからなる。ドア開閉用のＩＣカー
ド端末機１４は、図１に示すように、表示部１４ａと、
キーボード１４ｂと、１つのスロット（図示せず）とを
有し、そのスロットにはキーカード２が挿入される。ス
タータ用のＩＣカード端末機１２は、表示部１２ａとキ
ーボード１２ｂと２つのスロット（図示せず）とを有
し、一方のスロットには運転免許証カード１が、他方の
スロットにはキーカード２が挿入される。
【００１２】上記運転免許証カード１は、その表面に所
有者の顔写真１ａが印刷されており、またそのメモリー
部には、本人確認用の暗証番号Ａと運転免許証番号Ｂと
有効期限Ｃとに関するデータが格納されている。一方の
キーカード２には、運転免許証カード１と同一の本人確
認用の暗証番号Ａと、キーデータＤとが格納されてい
る。また、ドア開閉用のＩＣカード端末機１４にはキー
データＤが格納されており、スタータ用のＩＣカード端
末機１２には、車所有者だけでなく、車に乗る機会の有
る家族や友人等の運転免許証番号群（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）
が格納されている。
有者の顔写真１ａが印刷されており、またそのメモリー
部には、本人確認用の暗証番号Ａと運転免許証番号Ｂと
有効期限Ｃとに関するデータが格納されている。一方の
キーカード２には、運転免許証カード１と同一の本人確
認用の暗証番号Ａと、キーデータＤとが格納されてい
る。また、ドア開閉用のＩＣカード端末機１４にはキー
データＤが格納されており、スタータ用のＩＣカード端
末機１２には、車所有者だけでなく、車に乗る機会の有
る家族や友人等の運転免許証番号群（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）
が格納されている。
【００１３】図３乃至図５は、かかる構成の車載ＩＣカ
ードシステムの動作内容を示すフローチャートである。
このシステムを作動させるためには、運転者は運転免許
証カード１とキーカード２の２枚のカードを携帯する必
要がある。
ードシステムの動作内容を示すフローチャートである。
このシステムを作動させるためには、運転者は運転免許
証カード１とキーカード２の２枚のカードを携帯する必
要がある。
【００１４】先ず、ドアを開けるべく、図３に示すよう
に、ドア開閉用のＩＣカード端末機１４のスロット（図
示せず）にキーカード２を差込む。ＩＣカード端末機１
４は、キーカード２がセットされたか否をチェックする
（ステップＳ１）。セットされていない場合には、ステ
ップＳ１２に進んでキーカード２を非活性化した後、キ
ーカード２を排出する（ステップＳ１３）。セットされ
ている場合には、表示部１４ａに暗証番号を入力させる
表示を行って、ステップＳ４に進む。ステップＳ４で
は、暗証番号がキーボード１４ｂを介して入力されたか
否かをチェックする。このチェックを所定回数行った
後、入力されていない場合には、前述のステップＳ１
２、１３へと進んでキーカード２を非活性化して排出す
る。一方、入力されている場合には、キーカード２から
暗証番号Ａを読み出す（ステップＳ５）。暗証番号Ａの
読み出しが終了すると、キーボード１４ｂで入力された
暗証番号と、キーカード２から読み取った暗証番号Ａと
に基づいて本人であるか照合する（ステップＳ６）。
に、ドア開閉用のＩＣカード端末機１４のスロット（図
示せず）にキーカード２を差込む。ＩＣカード端末機１
４は、キーカード２がセットされたか否をチェックする
（ステップＳ１）。セットされていない場合には、ステ
ップＳ１２に進んでキーカード２を非活性化した後、キ
ーカード２を排出する（ステップＳ１３）。セットされ
ている場合には、表示部１４ａに暗証番号を入力させる
表示を行って、ステップＳ４に進む。ステップＳ４で
は、暗証番号がキーボード１４ｂを介して入力されたか
否かをチェックする。このチェックを所定回数行った
後、入力されていない場合には、前述のステップＳ１
２、１３へと進んでキーカード２を非活性化して排出す
る。一方、入力されている場合には、キーカード２から
暗証番号Ａを読み出す（ステップＳ５）。暗証番号Ａの
読み出しが終了すると、キーボード１４ｂで入力された
暗証番号と、キーカード２から読み取った暗証番号Ａと
に基づいて本人であるか照合する（ステップＳ６）。
【００１５】本人でなければ、前述のステップＳ１２、
１３に進んでキーカード２を非活性化し排出する。本人
であれば、ステップＳ７に進んで、キーカード２に格納
されているキーデータＤを読み出し、ＩＣカード端末機
１４に格納されているキーデータＤとを照合する（ステ
ップＳ８）。照合した結果、キーデータＤが一致しない
場合はステップＳ１２、１３に進んでキーカード２を非
活性化して排出し、一致する場合にはステップＳ９に進
んでドアロックを解除し、キーカード２を非活性化し
（ステップＳ１０）、その後排出する（ステップＳ１
１）。
１３に進んでキーカード２を非活性化し排出する。本人
であれば、ステップＳ７に進んで、キーカード２に格納
されているキーデータＤを読み出し、ＩＣカード端末機
１４に格納されているキーデータＤとを照合する（ステ
ップＳ８）。照合した結果、キーデータＤが一致しない
場合はステップＳ１２、１３に進んでキーカード２を非
活性化して排出し、一致する場合にはステップＳ９に進
んでドアロックを解除し、キーカード２を非活性化し
（ステップＳ１０）、その後排出する（ステップＳ１
１）。
【００１６】次に、スタータを始動させるべく、運転者
は、車内のスタータ用のＩＣカード端末機１２のスロッ
トに運転免許証カード１を差込む。ＩＣカード端末機１
２は、運転免許証カード１がセットされたか否かをチェ
ックし（ステップＳ２１）、セットされていれば、運転
免許証カード１を活性化する（ステップＳ２２）。次い
で、運転免許証カード１が活性化されたか否かをチェッ
クし（ステップＳ２３）、活性化されていない場合に
は、ステップＳ３２に進んで運転免許証カード１を非活
性化し、排出する（ステップＳ３３）。活性化されてい
る場合には、スタータ用のＩＣカード端末機１２に備わ
った表示部１２ａに暗証番号の入力を表示し、ステップ
Ｓ２４に進む。ここで、暗証番号が入力されているかど
うかをチェックする。これを複数回繰り返し、入力され
ていないと判定されると、ステップＳ３２、３３に進ん
で運転免許証カード１を非活性化して排出する。入力さ
れていれば、運転免許証カード１から暗証番号Ａを読み
出す（ステップＳ２５）。
は、車内のスタータ用のＩＣカード端末機１２のスロッ
トに運転免許証カード１を差込む。ＩＣカード端末機１
２は、運転免許証カード１がセットされたか否かをチェ
ックし（ステップＳ２１）、セットされていれば、運転
免許証カード１を活性化する（ステップＳ２２）。次い
で、運転免許証カード１が活性化されたか否かをチェッ
クし（ステップＳ２３）、活性化されていない場合に
は、ステップＳ３２に進んで運転免許証カード１を非活
性化し、排出する（ステップＳ３３）。活性化されてい
る場合には、スタータ用のＩＣカード端末機１２に備わ
った表示部１２ａに暗証番号の入力を表示し、ステップ
Ｓ２４に進む。ここで、暗証番号が入力されているかど
うかをチェックする。これを複数回繰り返し、入力され
ていないと判定されると、ステップＳ３２、３３に進ん
で運転免許証カード１を非活性化して排出する。入力さ
れていれば、運転免許証カード１から暗証番号Ａを読み
出す（ステップＳ２５）。
【００１７】次いで、スタータ用のＩＣカード端末機１
２は、キーボード１２ａで入力された暗証番号と読み出
した暗証番号Ａとを照合し（ステップＳ２６）、その結
果、暗証番号が照合しない場合には、ステップＳ３２、
３３に進んで運転免許証カード１を非活性化して排出す
る。一方、暗証番号が照合した場合には、運転免許証番
号を入力するように表示部１２ａに表示した後、ステッ
プＳ２７に進む。ここでは、運転免許証番号が入力され
たか否かをチェックする。入力されていない場合には、
ステップＳ３２、３３に進み、運転免許証カード１を非
活性化して排出する。入力されている場合には、運転免
許証カード１に格納された運転免許証番号Ｂを読み出し
（ステップＳ２８）、読み出した運転免許証番号Ｂが、
スタータ用のＩＣカード端末機１２に格納されている運
転免許証番号群（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）の一つに該当するか
否かを判定する（ステップＳ２９）。
２は、キーボード１２ａで入力された暗証番号と読み出
した暗証番号Ａとを照合し（ステップＳ２６）、その結
果、暗証番号が照合しない場合には、ステップＳ３２、
３３に進んで運転免許証カード１を非活性化して排出す
る。一方、暗証番号が照合した場合には、運転免許証番
号を入力するように表示部１２ａに表示した後、ステッ
プＳ２７に進む。ここでは、運転免許証番号が入力され
たか否かをチェックする。入力されていない場合には、
ステップＳ３２、３３に進み、運転免許証カード１を非
活性化して排出する。入力されている場合には、運転免
許証カード１に格納された運転免許証番号Ｂを読み出し
（ステップＳ２８）、読み出した運転免許証番号Ｂが、
スタータ用のＩＣカード端末機１２に格納されている運
転免許証番号群（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）の一つに該当するか
否かを判定する（ステップＳ２９）。
【００１８】その判定の結果、運転免許証番号群
（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）の中に運転免許証番号Ｂが無い場合
には、ステップＳ３２、３３に進んで、運転免許証カー
ド１を非活性化して排出する。一方、運転免許証番号群
（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）の中の一つに運転免許証番号Ｂが該
当する場合には、ステップＳ３０に進んで運転免許証カ
ード１に格納されている有効期限Ｃを読み出し、読み出
した有効期限Ｃに関するデータと、スタータ用のＩＣカ
ード端末機１２に備わった時計ＩＣから得られる年月日
データとに基づき、有効期限が過ぎているか否かを判定
する（ステップＳ３１）。
（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）の中に運転免許証番号Ｂが無い場合
には、ステップＳ３２、３３に進んで、運転免許証カー
ド１を非活性化して排出する。一方、運転免許証番号群
（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）の中の一つに運転免許証番号Ｂが該
当する場合には、ステップＳ３０に進んで運転免許証カ
ード１に格納されている有効期限Ｃを読み出し、読み出
した有効期限Ｃに関するデータと、スタータ用のＩＣカ
ード端末機１２に備わった時計ＩＣから得られる年月日
データとに基づき、有効期限が過ぎているか否かを判定
する（ステップＳ３１）。
【００１９】判定の結果、有効期限が切れている場合に
は、ステップＳ３２、３３に進んで運転免許証カード１
を非活性化して排出する。一方、有効期限が切れていな
い場合には、ステップＳ３５に進んで、キーカード２が
セットされているか否かをチェックする。セットされて
いない場合には、ステップＳ４０に進んでキーカード２
を非活性化して排出する（ステップＳ４１）。セットさ
れている場合には、キーカード２２を活性化する（ステ
ップＳ３６）。次いで、活性化されたか否かをチェック
し（ステップＳ３７）、活性化されていない場合には、
ステップＳ４０、４１に進んでキーカード２を排出す
る。一方、活性化されている場合には、暗証番号をキー
カード２２から読み出し（ステップＳ３８）、その番号
と、前述のステップＳ２６で使用した暗証番号とが一致
するか否かをチェックする（ステップＳ３９）。
は、ステップＳ３２、３３に進んで運転免許証カード１
を非活性化して排出する。一方、有効期限が切れていな
い場合には、ステップＳ３５に進んで、キーカード２が
セットされているか否かをチェックする。セットされて
いない場合には、ステップＳ４０に進んでキーカード２
を非活性化して排出する（ステップＳ４１）。セットさ
れている場合には、キーカード２２を活性化する（ステ
ップＳ３６）。次いで、活性化されたか否かをチェック
し（ステップＳ３７）、活性化されていない場合には、
ステップＳ４０、４１に進んでキーカード２を排出す
る。一方、活性化されている場合には、暗証番号をキー
カード２２から読み出し（ステップＳ３８）、その番号
と、前述のステップＳ２６で使用した暗証番号とが一致
するか否かをチェックする（ステップＳ３９）。
【００２０】一致しない場合には、ステップＳ４０、４
１に進んでキーカード２を非活性化して排出する。一
方、一致する場合には、ステップＳ４２に進んでスター
タを始動させる。この始動は、例えばバッテリーとセル
モーターとを連結する配線の途中にスイッチを設けてお
き、そのスイッチを電気的に閉とする等にしておけばよ
い。そして、アクセルを踏むと、スタータが始動してエ
ンジンが回転し始める。次いで、始動したか否かをチェ
ックし（ステップＳ４３）、始動していない場合には、
再度ステップＳ４２に戻ってスタータを始動させる。始
動している場合には、運転免許証カード１及びキーカー
ド２を非活性化した後排出する（ステップＳ４４）。
１に進んでキーカード２を非活性化して排出する。一
方、一致する場合には、ステップＳ４２に進んでスター
タを始動させる。この始動は、例えばバッテリーとセル
モーターとを連結する配線の途中にスイッチを設けてお
き、そのスイッチを電気的に閉とする等にしておけばよ
い。そして、アクセルを踏むと、スタータが始動してエ
ンジンが回転し始める。次いで、始動したか否かをチェ
ックし（ステップＳ４３）、始動していない場合には、
再度ステップＳ４２に戻ってスタータを始動させる。始
動している場合には、運転免許証カード１及びキーカー
ド２を非活性化した後排出する（ステップＳ４４）。
【００２１】したがって、本実施例の場合には、運転免
許証カード１及びキーカード２に格納されている本人確
認用の暗証番号Ａ、運転免許証番号Ｂ、有効期限Ｃ及び
キーデータＤと、スタータ用及びドア開閉用のＩＣカー
ド端末機１２及び１４に格納されているキーデータＤ及
び運転免許証番号群（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）とが、全て一致
した場合のみ車のスタータを始動可能とすることができ
る。よって、車の運転資格が無く運転免許証カードを持
っていない人、及びキーカードを持っていない人は車を
始動させることができず、よって無免許運転を防止して
事故発生の削減化及び車の盗難を防止することが可能と
なる。
許証カード１及びキーカード２に格納されている本人確
認用の暗証番号Ａ、運転免許証番号Ｂ、有効期限Ｃ及び
キーデータＤと、スタータ用及びドア開閉用のＩＣカー
ド端末機１２及び１４に格納されているキーデータＤ及
び運転免許証番号群（Ｂ0、Ｂ1…Ｂn）とが、全て一致
した場合のみ車のスタータを始動可能とすることができ
る。よって、車の運転資格が無く運転免許証カードを持
っていない人、及びキーカードを持っていない人は車を
始動させることができず、よって無免許運転を防止して
事故発生の削減化及び車の盗難を防止することが可能と
なる。
【００２２】上記実施例ではキーをＩＣカード化してい
るため、ドア開閉用にもＩＣカード端末機を設置してド
アを開閉するようにしたが、キーカード２以外にもドア
ロックを解除する手段を併用する場合には、ドア開閉用
のＩＣカード端末機は省略できることはもちろんであ
る。
るため、ドア開閉用にもＩＣカード端末機を設置してド
アを開閉するようにしたが、キーカード２以外にもドア
ロックを解除する手段を併用する場合には、ドア開閉用
のＩＣカード端末機は省略できることはもちろんであ
る。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ＩＣカ
ード化した運転免許証カードとキーカードとの両方をＩ
Ｃカード端末機に読み取らせた上でないと、車の始動が
可能とならないので、車の運転資格が無く運転免許証カ
ードを持っていない人、及びキーカードを持っていない
人は車を始動させることができず、よって無免許運転を
防止して事故発生の削減化及び車の盗難を防止すること
が可能となる。
ード化した運転免許証カードとキーカードとの両方をＩ
Ｃカード端末機に読み取らせた上でないと、車の始動が
可能とならないので、車の運転資格が無く運転免許証カ
ードを持っていない人、及びキーカードを持っていない
人は車を始動させることができず、よって無免許運転を
防止して事故発生の削減化及び車の盗難を防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の車載ＩＣカードシステムに備わった要
部を示す図である。
部を示す図である。
【図２】ＩＣカード端末機の構成図である。
【図３】図１の車載ＩＣカードシステムによりドアを開
閉する場合の動作内容を示すフローチャートである。
閉する場合の動作内容を示すフローチャートである。
【図４】図１の車載ＩＣカードシステムによりスタータ
を始動させる場合の動作内容の途中までを示すフローチ
ャートである。
を始動させる場合の動作内容の途中までを示すフローチ
ャートである。
【図５】図１の車載ＩＣカードシステムによりスタータ
を始動させる場合の動作内容のフローチャートであり、
図４の途中以降を示す。
を始動させる場合の動作内容のフローチャートであり、
図４の途中以降を示す。
１ 運転免許証カード ２ キーカード １０ 車 １２ スタータ用のＩＣカード端末機 １４ ドア開閉用のＩＣカード端末機
Claims (1)
- 【請求項１】 運転免許証をＩＣカード化した運転免許
証カードと、 車のキーをＩＣカード化したキーカードと、 車に搭載され、該運転免許証カード及び該キーカードの
挿入により、該運転免許証カード及び該キーカードの両
方を確認した上で車の始動を可能とするＩＣカード端末
機と、 を具備する車載ＩＣカードシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874192A JPH05193449A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 車載ｉｃカードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874192A JPH05193449A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 車載ｉｃカードシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193449A true JPH05193449A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11701374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP874192A Withdrawn JPH05193449A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 車載ｉｃカードシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05193449A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2740808A1 (fr) * | 1995-11-07 | 1997-05-09 | Samsung Electronics Co Ltd | Appareil et procede de commande de portiere et de moteur d'un vehicule automobile au moyen d'une carte de circuit integre |
| WO1998025801A1 (fr) * | 1996-12-09 | 1998-06-18 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Regisseur pour voiture |
| JP2002154407A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Suzuki Shoji:Kk | 産業車両の盗難防止装置 |
| JP2003006607A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-10 | Nippon Signal Co Ltd:The | Ｉｃカードシステムおよびｉｃカードリーダライタ |
| WO2004079641A1 (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-16 | Secure Card International, Inc. | キャパシティブデータ保存方法及び該方法を用いた各種システム及び各種商品 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP874192A patent/JPH05193449A/ja not_active Withdrawn
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