JP2003120094A - Ｉｃカードを用いた自動車用キーシステム - Google Patents
Ｉｃカードを用いた自動車用キーシステムInfo
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- JP2003120094A JP2003120094A JP2001316130A JP2001316130A JP2003120094A JP 2003120094 A JP2003120094 A JP 2003120094A JP 2001316130 A JP2001316130 A JP 2001316130A JP 2001316130 A JP2001316130 A JP 2001316130A JP 2003120094 A JP2003120094 A JP 2003120094A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め登録した個人以外が、自動車のドアロッ
クの解除、電源接続、エンジン始動を行なえないように
し、自動車の盗難や無免許運転による事故を防止するこ
と。 【解決手段】 運転者などに関するデータを記録したＩ
Ｃカードと、自動車側に設置したカードリーダにより、
運転者を識別して、ドアロック解除以降の操作を可能と
する。個人の識別には指紋照合装置を併用することも可
能で、運転免許証をこのＩＣカードと一体化すること
で、運転免許証不携帯での運転などを防止することもで
きる。
クの解除、電源接続、エンジン始動を行なえないように
し、自動車の盗難や無免許運転による事故を防止するこ
と。 【解決手段】 運転者などに関するデータを記録したＩ
Ｃカードと、自動車側に設置したカードリーダにより、
運転者を識別して、ドアロック解除以降の操作を可能と
する。個人の識別には指紋照合装置を併用することも可
能で、運転免許証をこのＩＣカードと一体化すること
で、運転免許証不携帯での運転などを防止することもで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアのロ
ック、電源の接続切断、エンジンの始動停止に用いるキ
ーシステムに関わり、更に詳しくは、前記の機能にセキ
ュリティ機能を加えた自動車用キーシステムに関するも
のである。
ック、電源の接続切断、エンジンの始動停止に用いるキ
ーシステムに関わり、更に詳しくは、前記の機能にセキ
ュリティ機能を加えた自動車用キーシステムに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】通常、自動車においては、ドアのロッ
ク、電源の接続、エンジンの始動などの操作は、キーを
用いて行なっている。しかし、鍵穴が不正に操作される
ことで、ドアのロックが解除されたり、エンジンが始動
されたりして、盗難などの被害に遭うことが、度々発生
している。
ク、電源の接続、エンジンの始動などの操作は、キーを
用いて行なっている。しかし、鍵穴が不正に操作される
ことで、ドアのロックが解除されたり、エンジンが始動
されたりして、盗難などの被害に遭うことが、度々発生
している。
【０００３】また、前記のような不正な操作によらなく
とも、自動車の側には運転者を識別する機能がないの
で、正規の運転者でない場合でも、キーさえ所持してい
ればドアのロックを解除し、エンジンの始動を行なうこ
とができる。このため、ある程度の運転の技能を身に付
けていれば、子供でも自動車の操作を行なうことができ
る。
とも、自動車の側には運転者を識別する機能がないの
で、正規の運転者でない場合でも、キーさえ所持してい
ればドアのロックを解除し、エンジンの始動を行なうこ
とができる。このため、ある程度の運転の技能を身に付
けていれば、子供でも自動車の操作を行なうことができ
る。
【０００４】このように、セキュリティの観点から見る
と、現在の自動車用キーシステムは、改善の余地が多々
あり、盗難の被害や無免許運転による重大事故の発生な
どを根絶できない一因となっている。
と、現在の自動車用キーシステムは、改善の余地が多々
あり、盗難の被害や無免許運転による重大事故の発生な
どを根絶できない一因となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の技術
的な課題は、現在の自動車の運転システムに組み込みが
可能なコンパクトなシステムで、運転者を識別し、予め
登録された以外の運転者による自動車の操作を不可能と
する自動車用キーシステムを提供することにある。
的な課題は、現在の自動車の運転システムに組み込みが
可能なコンパクトなシステムで、運転者を識別し、予め
登録された以外の運転者による自動車の操作を不可能と
する自動車用キーシステムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】近年、様々な情報を記録
した小型のＩＣと、外部との情報の交換に用いるアンテ
ナを組み込んだ非接触式ＩＣカード、及び小型のカード
リーダが実用化され、ＩＤカードやプリペイドカードに
応用されている。本発明は、これらを運転者の識別や自
動車のエンジン始動用のスイッチに用いることを検討し
た結果なされたものである。
した小型のＩＣと、外部との情報の交換に用いるアンテ
ナを組み込んだ非接触式ＩＣカード、及び小型のカード
リーダが実用化され、ＩＤカードやプリペイドカードに
応用されている。本発明は、これらを運転者の識別や自
動車のエンジン始動用のスイッチに用いることを検討し
た結果なされたものである。
【０００７】即ち、本発明は、自動車のドアの把手の付
近、自動車の運転席前面のパネルの少なくともいずれか
に設置されたカードリーダと、ＩＣカードからなること
を特徴とする自動車用キーシステムである。
近、自動車の運転席前面のパネルの少なくともいずれか
に設置されたカードリーダと、ＩＣカードからなること
を特徴とする自動車用キーシステムである。
【０００８】また、本発明は、前記の自動車用キーシス
テムにおいて、前記ＩＣカードに予め記録されたデータ
と、自動車側に設置された記憶装置に予め記録されたデ
ータの照合による、運転者の確認手段を含むことを特徴
とする自動車用キーシステムである。
テムにおいて、前記ＩＣカードに予め記録されたデータ
と、自動車側に設置された記憶装置に予め記録されたデ
ータの照合による、運転者の確認手段を含むことを特徴
とする自動車用キーシステムである。
【０００９】また、本発明は、前記の自動車用キーシス
テムにおいて、前記カードリーダ付近に併設される指紋
照合装置に入力された指紋データと、前記ＩＣカードに
予め記録された指紋データの照合による、運転者の確認
手段を含むことを特徴とする自動車用キーシステムであ
る。
テムにおいて、前記カードリーダ付近に併設される指紋
照合装置に入力された指紋データと、前記ＩＣカードに
予め記録された指紋データの照合による、運転者の確認
手段を含むことを特徴とする自動車用キーシステムであ
る。
【００１０】また、本発明は、前記の自動車用キーシス
テムにおいて、ドアのロック、ドアのロック解除、自動
車の電源の接続、自動車の電源の切断、エンジンの始
動、エンジンの停止のうち、少なくともいずれかは、前
記ＩＣカードのカードリーダへの挿入または近接と、前
記運転者の確認手段により行なわれることを特徴とする
自動車用キーシステムである。
テムにおいて、ドアのロック、ドアのロック解除、自動
車の電源の接続、自動車の電源の切断、エンジンの始
動、エンジンの停止のうち、少なくともいずれかは、前
記ＩＣカードのカードリーダへの挿入または近接と、前
記運転者の確認手段により行なわれることを特徴とする
自動車用キーシステムである。
【００１１】また、本発明は、前記の自動車用キーシス
テムにおいて、エンジンの始動は、前記ＩＣカードのカ
ードリーダへの挿入または近接及び前記運転者の確認手
段を実施した状態における、アクセルの踏み込みによる
ことを特徴とする自動車用キーシステムである。
テムにおいて、エンジンの始動は、前記ＩＣカードのカ
ードリーダへの挿入または近接及び前記運転者の確認手
段を実施した状態における、アクセルの踏み込みによる
ことを特徴とする自動車用キーシステムである。
【００１２】また、本発明は、前記の自動車用キーシス
テムにおいて、エンジンの停止は、前記ＩＣカードのカ
ードリーダからの離脱、もしくは前記ＩＣカードのカー
ドリーダへの挿入または近接及び前記運転者の確認手段
を実施した状態における、アクセルの踏み込み解除の少
なくともいずれかであることを特徴とする自動車用キー
システムである。
テムにおいて、エンジンの停止は、前記ＩＣカードのカ
ードリーダからの離脱、もしくは前記ＩＣカードのカー
ドリーダへの挿入または近接及び前記運転者の確認手段
を実施した状態における、アクセルの踏み込み解除の少
なくともいずれかであることを特徴とする自動車用キー
システムである。
【００１３】また、本発明は、前記の自動車用キーシス
テムにおいて、前記ＩＣカードには、運転免許証のデー
タが記録されてなることを特徴とする自動車用キーシス
テムである。
テムにおいて、前記ＩＣカードには、運転免許証のデー
タが記録されてなることを特徴とする自動車用キーシス
テムである。
【００１４】
【作用】本発明の自動車用キーシステムにおいては、自
動車側に設置された記憶装置に登録された運転者に関す
るデータと、ＩＣカードに記録されたデータを照合し、
さらに確認手段として指紋照合装置を併用しているの
で、運転者を確実に識別することができる。
動車側に設置された記憶装置に登録された運転者に関す
るデータと、ＩＣカードに記録されたデータを照合し、
さらに確認手段として指紋照合装置を併用しているの
で、運転者を確実に識別することができる。
【００１５】また、本発明の自動車用キーシステムにお
いては、ＩＣカードに操作に基づいてドアロックの解除
などを行なう他、自動車の電源接続及びエンジン始動の
ためのスイッチ機能をも付与しているので、盗難や無免
許運転を確実に防止することが可能となり、セキュリテ
ィを確保することができる。
いては、ＩＣカードに操作に基づいてドアロックの解除
などを行なう他、自動車の電源接続及びエンジン始動の
ためのスイッチ機能をも付与しているので、盗難や無免
許運転を確実に防止することが可能となり、セキュリテ
ィを確保することができる。
【００１６】また、運転免許証には、有効期間がある。
そして、交通違反をした場合には違反点数が付加され、
一定限度を超えると免許取消などの措置を受けることに
なるが、免許証自体に違反点数が記載されているわけで
はないので、運転者自身の記憶が定かでないと、不安を
感じながら運転することになる。
そして、交通違反をした場合には違反点数が付加され、
一定限度を超えると免許取消などの措置を受けることに
なるが、免許証自体に違反点数が記載されているわけで
はないので、運転者自身の記憶が定かでないと、不安を
感じながら運転することになる。
【００１７】本発明の自動車用キーシステムに用いられ
るＩＣカードに、運転免許証に関するデータが予め記録
されているので、車内に表示装置を設置しておくこと
で、随時これを見ることができる。従って、更新手続き
を忘れて運転免許証が無効になるようなことがなく、違
反点数についても随時見ることができるので、安全運転
を心掛けることになる。
るＩＣカードに、運転免許証に関するデータが予め記録
されているので、車内に表示装置を設置しておくこと
で、随時これを見ることができる。従って、更新手続き
を忘れて運転免許証が無効になるようなことがなく、違
反点数についても随時見ることができるので、安全運転
を心掛けることになる。
【００１８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につ
き、図を参照して具体的に説明する。
き、図を参照して具体的に説明する。
【００１９】図１は、本発明のＩＣカードによる自動車
用キーシステムの構成を示すブロック図である。本発明
の自動車用キーシステムにおいては、図１に示したよう
に、まずＩＣに記録された運転者のデータを、カードリ
ーダで読み込み、制御部の記憶装置に予め記録されたデ
ータと照合して運転者を識別する。
用キーシステムの構成を示すブロック図である。本発明
の自動車用キーシステムにおいては、図１に示したよう
に、まずＩＣに記録された運転者のデータを、カードリ
ーダで読み込み、制御部の記憶装置に予め記録されたデ
ータと照合して運転者を識別する。
【００２０】この際、指紋照合装置に指紋のパターンを
読み取らせ、やはり制御部の記憶装置に予め記録された
指紋データと照合して、運転者の識別を確実にすること
ができる。図１に示した例では、ＩＣカードに記録され
たデータと指紋データを併用しているが、指紋照合装置
は省略してもよい。
読み取らせ、やはり制御部の記憶装置に予め記録された
指紋データと照合して、運転者の識別を確実にすること
ができる。図１に示した例では、ＩＣカードに記録され
たデータと指紋データを併用しているが、指紋照合装置
は省略してもよい。
【００２１】具体的には、ドアの把手付近に設置された
カードリーダと指紋照合装置から制御部へ送信された信
号に基づいて、制御部からドアロックにロック解除の信
号が送信され、ドアが開ける状態となる。次に、運転席
前部のパネルに設置されているカードリーダと指紋照合
装置にドアの場合と同じ操作をすることによって、自動
車の電源接続を行なう。
カードリーダと指紋照合装置から制御部へ送信された信
号に基づいて、制御部からドアロックにロック解除の信
号が送信され、ドアが開ける状態となる。次に、運転席
前部のパネルに設置されているカードリーダと指紋照合
装置にドアの場合と同じ操作をすることによって、自動
車の電源接続を行なう。
【００２２】ここで、日常の自動車の使用形態を考慮す
ると、たとえば、家族で買い物などに行った場合、運転
者以外の家族の一員が、先に車に戻って待機することも
考えられる。このような場合のために、ドアロックの操
作及び電源の接続及び切断だけが可能なＩＣカードを家
族に持たせておくか、運転者のＩＣカードに指紋照合を
省略できるように、システムの動作を切り替えるための
スイッチを設けておいてもよい。
ると、たとえば、家族で買い物などに行った場合、運転
者以外の家族の一員が、先に車に戻って待機することも
考えられる。このような場合のために、ドアロックの操
作及び電源の接続及び切断だけが可能なＩＣカードを家
族に持たせておくか、運転者のＩＣカードに指紋照合を
省略できるように、システムの動作を切り替えるための
スイッチを設けておいてもよい。
【００２３】そして、エンジンの始動は、アクセルペダ
ルを踏み込むことによって行なう。この操作に際しての
暴走などの事故を避けるために、シフトギアをニュート
ラルもしくはパーキングの状態にしておかないと、エン
ジンの始動をできない状態にしてもよい。また、エンジ
ンの停止はアクセルペダルの踏み込みを解除することで
行なう。
ルを踏み込むことによって行なう。この操作に際しての
暴走などの事故を避けるために、シフトギアをニュート
ラルもしくはパーキングの状態にしておかないと、エン
ジンの始動をできない状態にしてもよい。また、エンジ
ンの停止はアクセルペダルの踏み込みを解除することで
行なう。
【００２４】このように、エンジンの始動停止を設定し
ておくことで、アイドリングストップ機能を付与するこ
とになり、燃費向上や大気汚染防止に寄与することがで
きる。また、従来のキーを差し込んで回すという操作に
よるエンジン始動法のように、ＩＣカードをカードリー
ダに挿入するだけで、エンジンを始動することも可能で
あるが、その場合は、安全性を考慮して、シフトギアを
ニュートラルもしくはパーキングの状態にしておくか、
ブレーキペダルを踏み込んだ状態にしておかないと、エ
ンジンを始動できないようにする必要がある。
ておくことで、アイドリングストップ機能を付与するこ
とになり、燃費向上や大気汚染防止に寄与することがで
きる。また、従来のキーを差し込んで回すという操作に
よるエンジン始動法のように、ＩＣカードをカードリー
ダに挿入するだけで、エンジンを始動することも可能で
あるが、その場合は、安全性を考慮して、シフトギアを
ニュートラルもしくはパーキングの状態にしておくか、
ブレーキペダルを踏み込んだ状態にしておかないと、エ
ンジンを始動できないようにする必要がある。
【００２５】図２は、本発明の自動車用キーシステムに
用いるＩＣカードの一例を示したものである。図２の例
では、表面にカードリーダへの差込方向を示す矢印が印
刷してある。これ以外に運転者の氏名などの事項を印刷
しておいてもよい。特に図示しないが、このＩＣカード
には、アンテナとＩＣが埋め込んである。
用いるＩＣカードの一例を示したものである。図２の例
では、表面にカードリーダへの差込方向を示す矢印が印
刷してある。これ以外に運転者の氏名などの事項を印刷
しておいてもよい。特に図示しないが、このＩＣカード
には、アンテナとＩＣが埋め込んである。
【００２６】また、図３は、本発明の自動車用キーシス
テムを搭載した自動車のドアの一例を示したものであ
る。図３において、３０１はＩＣカードの挿入スリッ
ト、３０２は指紋照合装置の指紋読み取り部、３０３は
ドア把手、３０４はドアを示す。前記のように、乗車す
る際は、ＩＣカードをＩＣカードの挿入スリット３０１
に挿入し、指を指紋読み取り部３０２に当てる操作を行
なう。
テムを搭載した自動車のドアの一例を示したものであ
る。図３において、３０１はＩＣカードの挿入スリッ
ト、３０２は指紋照合装置の指紋読み取り部、３０３は
ドア把手、３０４はドアを示す。前記のように、乗車す
る際は、ＩＣカードをＩＣカードの挿入スリット３０１
に挿入し、指を指紋読み取り部３０２に当てる操作を行
なう。
【００２７】また、図４は、本発明の自動車用キーシス
テムを搭載した自動車の運転席前面パネルの一例を示し
たものである。図４において、４０１はＩＣカードの挿
入スリット、４０２は指紋照合装置の指紋読み取り部、
４０３は液晶ディスプレイ、４０４は液晶ディスプレイ
の表示切り替えスイッチ、４０５はハンドルである。前
記のように、エンジンを始動するには、ＩＣカードをＩ
Ｃカードの挿入スリット４０１に挿入し、指を指紋読み
取り部４０２に当て、アクセルペダルを踏み込む。
テムを搭載した自動車の運転席前面パネルの一例を示し
たものである。図４において、４０１はＩＣカードの挿
入スリット、４０２は指紋照合装置の指紋読み取り部、
４０３は液晶ディスプレイ、４０４は液晶ディスプレイ
の表示切り替えスイッチ、４０５はハンドルである。前
記のように、エンジンを始動するには、ＩＣカードをＩ
Ｃカードの挿入スリット４０１に挿入し、指を指紋読み
取り部４０２に当て、アクセルペダルを踏み込む。
【００２８】そして、電源が接続状態になると、液晶デ
ィスプレイ４０３にエンジンの運用状態や運転免許証の
データが表示される。一般に、運転席前面パネルには、
大面積の表示素子を設置できる余裕がなく、視認性を確
保するために、表示する文字の大きさを一定以上にする
必要があるので、表示できる情報量には限度がある。こ
のために、図４に示した例では、液晶ディスプレイの表
示切り替えスイッチ４０４を用いて、エンジンに関する
情報や運転免許証に関する情報の表示を切り替えて表示
できるようにしてある。
ィスプレイ４０３にエンジンの運用状態や運転免許証の
データが表示される。一般に、運転席前面パネルには、
大面積の表示素子を設置できる余裕がなく、視認性を確
保するために、表示する文字の大きさを一定以上にする
必要があるので、表示できる情報量には限度がある。こ
のために、図４に示した例では、液晶ディスプレイの表
示切り替えスイッチ４０４を用いて、エンジンに関する
情報や運転免許証に関する情報の表示を切り替えて表示
できるようにしてある。
【００２９】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、自動車側で運転者本人を識別して、ドアロックを操
作したり、エンジンの始動を行なったりする自動車用キ
ーシステムを提供することができる。これによって、盗
難の被害や無免許運転による事故などを未然に防止する
ことが可能となり、自動車の利便性向上やセキュリティ
確保に寄与できる。
ば、自動車側で運転者本人を識別して、ドアロックを操
作したり、エンジンの始動を行なったりする自動車用キ
ーシステムを提供することができる。これによって、盗
難の被害や無免許運転による事故などを未然に防止する
ことが可能となり、自動車の利便性向上やセキュリティ
確保に寄与できる。
【００３０】また、運転免許証自体をＩＣカードとする
ことで、本発明の自動車用キーシステムに用いるＩＣカ
ードと、運転免許証のＩＣカードを一体化することも可
能である。これによって、運転の際の運転免許証不携帯
がなくなるなどの利点が生じ、本発明の自動車用キーシ
ステムの有用性が高まることは勿論である。
ことで、本発明の自動車用キーシステムに用いるＩＣカ
ードと、運転免許証のＩＣカードを一体化することも可
能である。これによって、運転の際の運転免許証不携帯
がなくなるなどの利点が生じ、本発明の自動車用キーシ
ステムの有用性が高まることは勿論である。
【図１】本発明のＩＣカードによる自動車用キーシステ
ムの構成を示すブロック図。
ムの構成を示すブロック図。
【図２】本発明の自動車用キーシステムに用いるＩＣカ
ードの一例を示す図。
ードの一例を示す図。
【図３】本発明の自動車用キーシステムを搭載した自動
車のドアの一例を示す図。
車のドアの一例を示す図。
【図４】本発明の自動車用キーシステムを搭載した自動
車の運転席前面パネルの一例を示す図。
車の運転席前面パネルの一例を示す図。
３０１，４０１ ＩＣカードの挿入スリット
３０２，４０２ （指紋照合装置の）指紋読み取り部
３０３ ドア把手
３０４ ドア
４０３ 液晶ディスプレイ
４０４ 液晶ディスプレイの表示切り替えスイッチ
４０５ ハンドル
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｂ６０Ｒ 25/10 ６１９ Ｂ６０Ｒ 25/10 ６１９
Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｌ
19/00 19/00 Ｑ
Claims (7)
- 【請求項１】 自動車のドアの把手の付近、自動車の運
転席前面のパネルの少なくともいずれかに設置されたカ
ードリーダと、ＩＣカードからなることを特徴とする自
動車用キーシステム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の自動車用キーシステム
において、前記ＩＣカードに予め記録されたデータと、
自動車側に設置された記憶装置に予め記録されたデータ
の照合による、運転者の確認手段を含むことを特徴とす
る自動車用キーシステム。 - 【請求項３】 請求項１に記載の自動車用キーシステム
において、前記カードリーダ付近に併設される指紋照合
装置に入力された指紋データと、前記ＩＣカードに予め
記録された指紋データの照合による、運転者の確認手段
を含むことを特徴とする自動車用キーシステム。 - 【請求項４】 請求項１ないし請求項３のいずれかに記
載の自動車用キーシステムにおいて、ドアのロック、ド
アのロック解除、自動車の電源の接続、自動車の電源の
切断、エンジンの始動、エンジンの停止のうち、少なく
ともいずれかは、前記ＩＣカードのカードリーダへの挿
入または近接と、前記運転者の確認手段により行なわれ
ることを特徴とする自動車用キーシステム。 - 【請求項５】 請求項１ないし請求項４のいずれかに記
載の自動車用キーシステムにおいて、エンジンの始動
は、前記ＩＣカードのカードリーダへの挿入または近接
及び前記運転者の確認手段を実施した状態における、ア
クセルの踏み込みによることを特徴とする自動車用キー
システム。 - 【請求項６】 請求項１ないし請求項５のいずれかに記
載の自動車用キーシステムにおいて、エンジンの停止
は、前記ＩＣカードのカードリーダからの離脱、もしく
は前記ＩＣカードのカードリーダへの挿入または近接及
び前記運転者の確認手段を実施した状態における、アク
セルの踏み込み解除の少なくともいずれかであることを
特徴とする自動車用キーシステム。 - 【請求項７】 請求項１ないし請求項６のいずれかに記
載の自動車用キーシステムにおいて、前記ＩＣカードに
は、運転免許証のデータが記録されてなることを特徴と
する自動車用キーシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001316130A JP2003120094A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | Ｉｃカードを用いた自動車用キーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001316130A JP2003120094A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | Ｉｃカードを用いた自動車用キーシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003120094A true JP2003120094A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19134187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001316130A Pending JP2003120094A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | Ｉｃカードを用いた自動車用キーシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003120094A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005335567A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Nec Software Kyushu Ltd | 車両制御システム及び車両制御プログラム |
| KR20060099044A (ko) * | 2005-03-10 | 2006-09-19 | 삼성에스디에스 주식회사 | 스마트 키를 이용한 차량 모듈 제어 시스템 및 방법 |
| JP2010126090A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Yuhshin Co Ltd | 車両用表示制御装置 |
| US7812712B2 (en) | 2006-02-13 | 2010-10-12 | All Protect, Llc | Method and system for controlling a vehicle given to a third party |
| US8549318B2 (en) | 2006-02-13 | 2013-10-01 | Affirmed Technologies, Llc | Method and system for preventing unauthorized use of a vehicle by an operator of the vehicle |
| CN106043233A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-10-26 | 西安后羿半导体科技有限公司 | 一种电动车控制器识别控制系统、方法及电动车 |
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-
2001
- 2001-10-15 JP JP2001316130A patent/JP2003120094A/ja active Pending
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