JP2000033851A - Ｉｃカードを利用した車両のエンジン始動システム - Google Patents
Ｉｃカードを利用した車両のエンジン始動システムInfo
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- JP2000033851A JP2000033851A JP23482498A JP23482498A JP2000033851A JP 2000033851 A JP2000033851 A JP 2000033851A JP 23482498 A JP23482498 A JP 23482498A JP 23482498 A JP23482498 A JP 23482498A JP 2000033851 A JP2000033851 A JP 2000033851A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特定運転者以外のエンジン始動を阻止して無免
許運転や車両盗難等を未然に防止できるＩＣカードを利
用した車両のエンジン始動システムを提供する。 【解決手段】車両のエンジン始動システムを、運転免許
証に組み込まれた非接触ＩＣ回路に個人ＩＤコードが書
き込まれたＩＣカード１１と、非接触交信部１０を有す
る個人ＩＤコード（個人情報）を読み取るＩＣカード読
取り装置（ＩＣカードリーダ）１２と、ＩＣカード読取
り装置１２で読み取られた情報内容を表示するモニタ表
示装置１３とから構成し車両のハンドル部９に設ける。
ＩＣカード読取り装置１２に予め登録された個人ＩＤコ
ードとＩＣカード１１に書き込まれた個人ＩＤコードを
照合し、双方の個人ＩＤコードが一致したとき、制御部
１６がエンジン始動を許容する。
許運転や車両盗難等を未然に防止できるＩＣカードを利
用した車両のエンジン始動システムを提供する。 【解決手段】車両のエンジン始動システムを、運転免許
証に組み込まれた非接触ＩＣ回路に個人ＩＤコードが書
き込まれたＩＣカード１１と、非接触交信部１０を有す
る個人ＩＤコード（個人情報）を読み取るＩＣカード読
取り装置（ＩＣカードリーダ）１２と、ＩＣカード読取
り装置１２で読み取られた情報内容を表示するモニタ表
示装置１３とから構成し車両のハンドル部９に設ける。
ＩＣカード読取り装置１２に予め登録された個人ＩＤコ
ードとＩＣカード１１に書き込まれた個人ＩＤコードを
照合し、双方の個人ＩＤコードが一致したとき、制御部
１６がエンジン始動を許容する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＩＣカードを利用
した車両のエンジン始動システムに関するものである。
した車両のエンジン始動システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両では、車両の持ち主等の特定
の運転者以外の者、つまり運転者が誰であってもその車
両のエンジンキーを使用すれば車両エンジンを始動でき
るようになっている。
の運転者以外の者、つまり運転者が誰であってもその車
両のエンジンキーを使用すれば車両エンジンを始動でき
るようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、エンジン
キーさえ使用すれば特定の運転者以外の者も運転が可能
であるため、例えば、無免許者が運転したり、車両が盗
まれるという問題があった。また、保険契約において被
保険運転者を限定すると優遇措置がとられるが、限定契
約を知らない被保険者以外の者が運転して事故を起こし
た場合、保険賠償が適用されないというトラブルが発生
する。また、消防車等の緊急車両において車のエンジン
キーを厳重に保管すると、保管者が不在である場合、緊
急出動時にエンジンキーが見当らず緊急事態に間に合わ
なくなるおそれがある。本発明は、上記のような問題点
に鑑み、無免許運転や車両の盗難を防止したり、保険契
約における被保険者以外の者の運転を阻止することがで
き、また、緊急車両のエンジン始動システムとして好適
なＩＣカードを利用した車両のエンジン始動システムを
提供することを目的とするものである。
キーさえ使用すれば特定の運転者以外の者も運転が可能
であるため、例えば、無免許者が運転したり、車両が盗
まれるという問題があった。また、保険契約において被
保険運転者を限定すると優遇措置がとられるが、限定契
約を知らない被保険者以外の者が運転して事故を起こし
た場合、保険賠償が適用されないというトラブルが発生
する。また、消防車等の緊急車両において車のエンジン
キーを厳重に保管すると、保管者が不在である場合、緊
急出動時にエンジンキーが見当らず緊急事態に間に合わ
なくなるおそれがある。本発明は、上記のような問題点
に鑑み、無免許運転や車両の盗難を防止したり、保険契
約における被保険者以外の者の運転を阻止することがで
き、また、緊急車両のエンジン始動システムとして好適
なＩＣカードを利用した車両のエンジン始動システムを
提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のＩＣカードを利
用した車両のエンジン始動システムは、個人ＩＤコード
が書き込まれたＩＣカードと、車両に設けられたＩＣカ
ードの個人ＩＤコードを読み取るＩＣカード読取り装置
とから成り、該ＩＣカード読取り装置は、予め記憶され
た登録個人ＩＤコードに基づいてＩＣカードの個人ＩＤ
コードを照合する照合部と、双方の個人ＩＤコードが一
致したときエンジン始動を許容する制御部を有すること
を特徴とする。
用した車両のエンジン始動システムは、個人ＩＤコード
が書き込まれたＩＣカードと、車両に設けられたＩＣカ
ードの個人ＩＤコードを読み取るＩＣカード読取り装置
とから成り、該ＩＣカード読取り装置は、予め記憶され
た登録個人ＩＤコードに基づいてＩＣカードの個人ＩＤ
コードを照合する照合部と、双方の個人ＩＤコードが一
致したときエンジン始動を許容する制御部を有すること
を特徴とする。
【０００５】本発明で利用するＩＣカードは、運転免許
証、パスポート、社員証、学生証等の身分証に組み込む
（すなわち、身分証をＩＣカード化する）のが好まし
い。
証、パスポート、社員証、学生証等の身分証に組み込む
（すなわち、身分証をＩＣカード化する）のが好まし
い。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明では、ＩＣカードに個人Ｉ
Ｄコードを書き込んでおく一方、車両のハンドル部等に
ＩＣカード読取り装置を取り付けて予め個人ＩＤコード
を登録記憶しておくと共に、この登録された個人ＩＤコ
ードに基づいてＩＣカードに書き込まれた個人ＩＤコー
ドを照合する照合部（メモリ部）を組み込んでおく。Ｉ
Ｃカードとしては、外部との情報交換を無線や磁気結合
等の方式で行う非接触式と、物理的接点部をもつ接触式
があるが、判断・演算機能のあるマイコン付きＩＣカー
ド、多機能ＩＣカード、ＩＣメモリカード等を用いるこ
とができる。使用時には、ＩＣカードをＩＣカード読取
り装置に読み取らせ、ＩＣカードに書き込まれた個人Ｉ
Ｄコードを、照合部にて予め登録された個人ＩＤコード
と照合する。そして、これらが一致したときのみ、制御
部はエンジン始動を許容するようにされている。すなわ
ち、ＩＤコードの登録者であることを判別した上でエン
ジン始動が許容されるので、運転が許可された者以外の
エンジン始動を阻止することができ、車両の盗難等を防
止できる。
Ｄコードを書き込んでおく一方、車両のハンドル部等に
ＩＣカード読取り装置を取り付けて予め個人ＩＤコード
を登録記憶しておくと共に、この登録された個人ＩＤコ
ードに基づいてＩＣカードに書き込まれた個人ＩＤコー
ドを照合する照合部（メモリ部）を組み込んでおく。Ｉ
Ｃカードとしては、外部との情報交換を無線や磁気結合
等の方式で行う非接触式と、物理的接点部をもつ接触式
があるが、判断・演算機能のあるマイコン付きＩＣカー
ド、多機能ＩＣカード、ＩＣメモリカード等を用いるこ
とができる。使用時には、ＩＣカードをＩＣカード読取
り装置に読み取らせ、ＩＣカードに書き込まれた個人Ｉ
Ｄコードを、照合部にて予め登録された個人ＩＤコード
と照合する。そして、これらが一致したときのみ、制御
部はエンジン始動を許容するようにされている。すなわ
ち、ＩＤコードの登録者であることを判別した上でエン
ジン始動が許容されるので、運転が許可された者以外の
エンジン始動を阻止することができ、車両の盗難等を防
止できる。
【０００７】また、非接触ＩＣ回路を組込んだ身分証、
例えばＩＣカード化された運転免許証に個人ＩＤコード
を書き込んでおく一方、ＩＣカード読取り装置にホスト
コンピュータのＩＣカード用各種端末をアクセス可能に
接続する。そして各種端末には、上記個人ＩＤコードと
一致する登録個人ＩＤコードを予め記憶しておくと共
に、必要により運転免許証の有効期限等に関するデータ
を記憶しておく。そして、上記同様にＩＣカードに書き
込まれた個人ＩＤコードをＩＣカード読取り装置に読み
取らせ、照合部において記憶データと比較して照合し、
併せて必要により運転免許証の有効期限等を照合する。
そして、本人照合および運転免許証の有効性や正当性が
確認されたときのみ、制御部はエンジン始動を許容す
る。これにより、無免許運転を確実に防止することがで
きる。
例えばＩＣカード化された運転免許証に個人ＩＤコード
を書き込んでおく一方、ＩＣカード読取り装置にホスト
コンピュータのＩＣカード用各種端末をアクセス可能に
接続する。そして各種端末には、上記個人ＩＤコードと
一致する登録個人ＩＤコードを予め記憶しておくと共
に、必要により運転免許証の有効期限等に関するデータ
を記憶しておく。そして、上記同様にＩＣカードに書き
込まれた個人ＩＤコードをＩＣカード読取り装置に読み
取らせ、照合部において記憶データと比較して照合し、
併せて必要により運転免許証の有効期限等を照合する。
そして、本人照合および運転免許証の有効性や正当性が
確認されたときのみ、制御部はエンジン始動を許容す
る。これにより、無免許運転を確実に防止することがで
きる。
【０００８】
【実施例１】以下に、本発明の実施の形態を図面に示す
実施例に基づき説明する。図１に示すように、本発明に
係る車両のエンジン始動システムは、運転免許証に組み
込まれた非接触ＩＣ回路に個人ＩＤコードが書き込まれ
た非接触型ＩＣカード１１と、非接触交信部１０を有し
個人ＩＤコードを読み取るＩＣカード読取り装置（ＩＣ
カードリーダ）１２と、ＩＣカード読取り書換え装置１
２で読み取られた情報内容を表示するモニタ表示装置１
３とから概略構成され、車両のハンドル部９に設けられ
ている。
実施例に基づき説明する。図１に示すように、本発明に
係る車両のエンジン始動システムは、運転免許証に組み
込まれた非接触ＩＣ回路に個人ＩＤコードが書き込まれ
た非接触型ＩＣカード１１と、非接触交信部１０を有し
個人ＩＤコードを読み取るＩＣカード読取り装置（ＩＣ
カードリーダ）１２と、ＩＣカード読取り書換え装置１
２で読み取られた情報内容を表示するモニタ表示装置１
３とから概略構成され、車両のハンドル部９に設けられ
ている。
【０００９】ＩＣカード読取り装置１２には、運転時の
運転者名などを記録する運転記録部、照合部１５及び制
御部１６が組み込まれている。照合部１５は、上記ＩＤ
コードと一致する登録個人ＩＤコードを予め記憶してお
り、双方のＩＤコードが一致するか否かを照合判定す
る。また制御部１６は、照合部１５にて双方のＩＤコー
ドが一致したとき、エンジン始動を許容する。
運転者名などを記録する運転記録部、照合部１５及び制
御部１６が組み込まれている。照合部１５は、上記ＩＤ
コードと一致する登録個人ＩＤコードを予め記憶してお
り、双方のＩＤコードが一致するか否かを照合判定す
る。また制御部１６は、照合部１５にて双方のＩＤコー
ドが一致したとき、エンジン始動を許容する。
【００１０】上記のように本システムでは、ＩＣカード
１１に予め個人ＩＤコードを書き込んでおく一方、ハン
ドル部に取り付けたＩＣカード読取り装置１２の照合部
１５に予め登録個人ＩＤコードを記憶させておく。そし
て、本システム使用の際は、エンジン始動時、ＩＣカー
ド１１の情報を非接触交信部１０で電波受信し、個人Ｉ
ＤコードをＩＣカード読取り装置１２に読み取らせる。
ついで、照合部１５において登録個人ＩＤコードにもと
づいてＩＣカード１１の個人ＩＤコードの照合判定を行
う。その結果、個人ＩＤコードが登録コードと合致する
と、制御部１６はエンジン始動を許容する。
１１に予め個人ＩＤコードを書き込んでおく一方、ハン
ドル部に取り付けたＩＣカード読取り装置１２の照合部
１５に予め登録個人ＩＤコードを記憶させておく。そし
て、本システム使用の際は、エンジン始動時、ＩＣカー
ド１１の情報を非接触交信部１０で電波受信し、個人Ｉ
ＤコードをＩＣカード読取り装置１２に読み取らせる。
ついで、照合部１５において登録個人ＩＤコードにもと
づいてＩＣカード１１の個人ＩＤコードの照合判定を行
う。その結果、個人ＩＤコードが登録コードと合致する
と、制御部１６はエンジン始動を許容する。
【００１１】本実施例の具体的な作用を図２によって説
明する。まずＩＣカード１１を持った運転者が車両のキ
ースイッチをオンにすると（Ｓ１）、ＩＣカード読取り
装置１２はＩＣカード１１中の個人ＩＤコードを読み取
り、照合部１５において個人ＩＤコードが登録個人ＩＤ
コードと一致するか否かを照合する（Ｓ２）。その結
果、双方のＩＤコードが一致しない場合は、エンジン始
動を許容しないが（Ｓ３）、双方が一致する場合は制御
部１６がエンジン始動を許容して運転操作が可能となる
（Ｓ４）。そしてエンジン始動後、車両が運行して目的
地に着くと（Ｓ５，Ｓ６）、キースイッチをオフにして
エンジン停止し、再びスタートに戻ることになる（Ｓ
７）。
明する。まずＩＣカード１１を持った運転者が車両のキ
ースイッチをオンにすると（Ｓ１）、ＩＣカード読取り
装置１２はＩＣカード１１中の個人ＩＤコードを読み取
り、照合部１５において個人ＩＤコードが登録個人ＩＤ
コードと一致するか否かを照合する（Ｓ２）。その結
果、双方のＩＤコードが一致しない場合は、エンジン始
動を許容しないが（Ｓ３）、双方が一致する場合は制御
部１６がエンジン始動を許容して運転操作が可能となる
（Ｓ４）。そしてエンジン始動後、車両が運行して目的
地に着くと（Ｓ５，Ｓ６）、キースイッチをオフにして
エンジン停止し、再びスタートに戻ることになる（Ｓ
７）。
【００１２】このように本実施例では、ＩＣカード１１
に書き込まれた個人ＩＤコードが登録ＩＤコードと一致
しない限り、エンジン始動が不能になっている。従っ
て、運転が許可されたＩＤコードの登録者以外の者が運
転することを阻止することがで非登録者による車両の盗
難等を未然に防止できる。また、運転者限定が可能なＩ
Ｃカード照合システムの採用により、特定運転者による
迅速な車両運行の管理運用が可能となる。更に、ＩＣカ
ード読取り装置１２内のメモリ部に運転記録を記憶させ
ることにより、事故発生時の運転者の特定が可能にな
る。
に書き込まれた個人ＩＤコードが登録ＩＤコードと一致
しない限り、エンジン始動が不能になっている。従っ
て、運転が許可されたＩＤコードの登録者以外の者が運
転することを阻止することがで非登録者による車両の盗
難等を未然に防止できる。また、運転者限定が可能なＩ
Ｃカード照合システムの採用により、特定運転者による
迅速な車両運行の管理運用が可能となる。更に、ＩＣカ
ード読取り装置１２内のメモリ部に運転記録を記憶させ
ることにより、事故発生時の運転者の特定が可能にな
る。
【００１３】
【実施例２】図３は、本発明に係るＩＣカードを利用し
た車両のエンジン始動システムの他の実施例を示すもの
であり、保有カードの正当性を判別して不正運転を規制
するものである。本実施例のシステムは、運転免許証に
組み込まれた非接触ＩＣ回路に個人ＩＤコードが書込ま
れてなるＩＣカード２１と、車両のハンドル部に設けら
れ個人ＩＤコード（個人情報）を読み取るＩＣカード読
取り装置２２と、ＩＣカード読取り装置２２で読み取ら
れた情報内容を表示するモニタ表示装置２３と、ＩＣカ
ード読取り装置２２にデータ交信可能に接続されたホス
トコンピュータ２４の端末とから構成されている。
た車両のエンジン始動システムの他の実施例を示すもの
であり、保有カードの正当性を判別して不正運転を規制
するものである。本実施例のシステムは、運転免許証に
組み込まれた非接触ＩＣ回路に個人ＩＤコードが書込ま
れてなるＩＣカード２１と、車両のハンドル部に設けら
れ個人ＩＤコード（個人情報）を読み取るＩＣカード読
取り装置２２と、ＩＣカード読取り装置２２で読み取ら
れた情報内容を表示するモニタ表示装置２３と、ＩＣカ
ード読取り装置２２にデータ交信可能に接続されたホス
トコンピュータ２４の端末とから構成されている。
【００１４】ＩＣカード読取り装置２２には照合部２５
と制御部２６が組み込まれている。照合部２５は、上記
ＩＤコードと一致する登録個人ＩＤコードを予め記憶し
ており、双方のＩＤコードが一致するか否かを照合判定
するものである。また、制御部２６は、照合部２５にて
双方のＩＤコードの一致が確認されたとき、エンジン始
動を許容する。
と制御部２６が組み込まれている。照合部２５は、上記
ＩＤコードと一致する登録個人ＩＤコードを予め記憶し
ており、双方のＩＤコードが一致するか否かを照合判定
するものである。また、制御部２６は、照合部２５にて
双方のＩＤコードの一致が確認されたとき、エンジン始
動を許容する。
【００１５】本実施例システムは、運転免許証に組み込
まれたＩＣカード２１に予め個人ＩＤコード（個人情
報）を書き込んでおく一方、車両のハンドル部に設けた
ＩＣカード読取り装置２２を、ホストコンピュータ２４
にデータ交信可能に接続させたものである。このホスト
コンピュータ２４には、本人を確認するための個人情報
データだけでなく、運転免許証の有効期限及び真贋に関
する判定データも格納記憶しておく。そして、本システ
ム使用の際は、ＩＣカード２１の個人ＩＤコードをＩＣ
カード読取り装置２２に読み取らせる。すると、ＩＣカ
ード読取り装置２２はホストコンピュータ２４と情報通
信を行い、上記判定データを比較しながら、照合部２５
において個人情報および運転免許証の有効期限、真贋等
が合格であるか否を照合判定する。そして、照合部２５
により合格であると判定されたときのみ、制御部２６は
エンジン始動を許容する。
まれたＩＣカード２１に予め個人ＩＤコード（個人情
報）を書き込んでおく一方、車両のハンドル部に設けた
ＩＣカード読取り装置２２を、ホストコンピュータ２４
にデータ交信可能に接続させたものである。このホスト
コンピュータ２４には、本人を確認するための個人情報
データだけでなく、運転免許証の有効期限及び真贋に関
する判定データも格納記憶しておく。そして、本システ
ム使用の際は、ＩＣカード２１の個人ＩＤコードをＩＣ
カード読取り装置２２に読み取らせる。すると、ＩＣカ
ード読取り装置２２はホストコンピュータ２４と情報通
信を行い、上記判定データを比較しながら、照合部２５
において個人情報および運転免許証の有効期限、真贋等
が合格であるか否を照合判定する。そして、照合部２５
により合格であると判定されたときのみ、制御部２６は
エンジン始動を許容する。
【００１６】このように本システムでは、運転が許可さ
れた特定の運転者であることの確認のみならず運転免許
証の有効期限、真贋等が合格であると判定されない限り
エンジンの始動ができないようにされている。したがっ
て、例えば、特定の被保険者以外は運転できないことと
なる。このように、ＩＣカード化された運転免許証に登
録した個人ＩＤコードをＩＣカード読取り装置２２で読
み取り、ホストコンピュータ２４と交信して確認するこ
とにより、運転免許証の正当性をオンラインで随時照会
することができる。
れた特定の運転者であることの確認のみならず運転免許
証の有効期限、真贋等が合格であると判定されない限り
エンジンの始動ができないようにされている。したがっ
て、例えば、特定の被保険者以外は運転できないことと
なる。このように、ＩＣカード化された運転免許証に登
録した個人ＩＤコードをＩＣカード読取り装置２２で読
み取り、ホストコンピュータ２４と交信して確認するこ
とにより、運転免許証の正当性をオンラインで随時照会
することができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、以
下の優れた効果がある。 （１）ＩＣカードに書き込まれた個人ＩＤコードが車両
に取り付けたＩＣカード読取り装置に登録された個人Ｉ
Ｄコードと一致しない限りエンジンが始動しないように
したので、ＩＤコードの非登録者、すなわち、運転が許
可された特定の運転者以外の者による運転を阻止でき、
車両の盗難を防止することができる。また、保険契約で
被保険運転者の限定を行っている場合、被保険者以外の
者の運転を阻止できるので、事故の際の保険適用のトラ
ブルを解消できる。さらに、緊急車両等においては、Ｉ
Ｄコードの登録者しか運転することができないので、エ
ンジンキーを厳重に保管する必要もなくなり、キーの保
管者が不在であっても緊急出動が可能になる。 （２）運転免許証をＩＣカード化し、有効且つ正当な運
転免許証の保持者でなければエンジンを始動することが
できないようにしたので、無免許運転を確実に防止でき
る。
下の優れた効果がある。 （１）ＩＣカードに書き込まれた個人ＩＤコードが車両
に取り付けたＩＣカード読取り装置に登録された個人Ｉ
Ｄコードと一致しない限りエンジンが始動しないように
したので、ＩＤコードの非登録者、すなわち、運転が許
可された特定の運転者以外の者による運転を阻止でき、
車両の盗難を防止することができる。また、保険契約で
被保険運転者の限定を行っている場合、被保険者以外の
者の運転を阻止できるので、事故の際の保険適用のトラ
ブルを解消できる。さらに、緊急車両等においては、Ｉ
Ｄコードの登録者しか運転することができないので、エ
ンジンキーを厳重に保管する必要もなくなり、キーの保
管者が不在であっても緊急出動が可能になる。 （２）運転免許証をＩＣカード化し、有効且つ正当な運
転免許証の保持者でなければエンジンを始動することが
できないようにしたので、無免許運転を確実に防止でき
る。
【図１】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図２】本実施例の作用を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図３】本発明の他の実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
９ ハンドル部 １０ 非接触交信部 １１ ＩＣカード １２ ＩＣカード読取り装置 １３ モニタ表示装置 １５ 照合部 １６ 制御部 ２１ ＩＣカード ２２ ＩＣカード読取り装置 ２３ モニタ表示装置 ２４ ホストコンピュータ ２５ 照合部 ２６ 制御部
フロントページの続き (72)発明者 安藤 律夫 宮崎県宮崎郡清武町正手１丁目11番地 三 和ニューテック株式会社内 Ｆターム(参考） 2E203 AA25 BB09 FF44
Claims (2)
- 【請求項１】個人ＩＤコードが書き込まれたＩＣカード
と、車両に設けられたＩＣカードの個人ＩＤコードを読
み取るＩＣカード読取り装置とから成り、該ＩＣカード
読取り装置は、予め記憶された登録個人ＩＤコードに基
づいて前記ＩＣカードの個人ＩＤコードを照合する照合
部と、双方の個人ＩＤコードが一致したときエンジン始
動を許容する制御部を有することを特徴とするＩＣカー
ドを利用した車両のエンジン始動システム。 - 【請求項２】運転免許証やパスポート等の身分証をＩＣ
カード化したことを特徴とする請求項１記載のＩＣカー
ドを利用した車両のエンジン始動システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23482498A JP2000033851A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Ｉｃカードを利用した車両のエンジン始動システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23482498A JP2000033851A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Ｉｃカードを利用した車両のエンジン始動システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000033851A true JP2000033851A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16976968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23482498A Pending JP2000033851A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | Ｉｃカードを利用した車両のエンジン始動システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000033851A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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