JP4441316B2 - 通帳印鑑照合システム、icタグ管理プログラム - Google Patents

通帳印鑑照合システム、icタグ管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通帳印鑑照合システム、ICタグ管理プログラムに関し、特に、照合情報を格納するICタグを利用して容易に通帳とこれに対応する印鑑とを照合することができる通帳印鑑照合システム、ICタグ管理プログラムに関する。
銀行等の金融機関において、種々の金融取引のために、その窓口において当該取引に使用する通帳について予め登録された印鑑を押印する機会がある。この場合、銀行等は、その取引の正当性を確認するために、当該印鑑が当該通帳について登録された印鑑であるか否かの確認を行う。具体的には、台帳に当該通帳の印鑑であると登録された(押印された)印鑑の印影と、当該取引書類に押印された印鑑の印影とを目視により照合し、両者が一致していれば、正当な印鑑による正当な取引であるとする。
なお、銀行等の出金システムにおける印鑑の印影照合に関して、例えば、出金伝票の通帳番号に対応する印影を読み出してファクシミリで送信し、これを台帳に押印されている印影として用いて、これと通帳の印影と出金伝票の印影とを照合する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−63529号公報
前述のように、印鑑の印影の照合を目視により行う場合、たとえ正当な印鑑を用いていても、その押印の仕方が悪かったり、磨り減って印影が劣化していたりすると、正当な印鑑でないと誤認されるおそれがある。また、正当な代理人が正当な印鑑を用いた場合でも、その押印の仕方に各々個性があるために、正当な印鑑でないと誤認されるおそれがある。この場合、正当な取引であるのにもかかわらず、その正当性を証明するのに余計な手間がかかり煩わしい。
一方、印影をスキャナにより極めて正確に読み取ったものに基づいて、印鑑自体が精巧に偽造されてしまうことも考えられる。この場合、銀行等では当該偽造をチェックできずに、正当でない取引がそのまま行われてしまうおそれがある。
このような場合、銀行等において、印鑑の印影の他に当該印鑑の正当性を証明することができる手段があれば、二重に正当性を確認でき便利である。そして、その際に、当該預金者を煩わせることなく当該正当性を証明できれば、預金者の負担はなく便利である。
本発明は、預金者の負担なしで容易に通帳と対応する印鑑とを照合することができる通帳印鑑照合システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、預金者の負担なしで容易に通帳と対応する印鑑とを照合することができるICタグ管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の通帳印鑑照合システムは、端末と、ICタグ管理センタと、これらの間を接続するネットワークとからなる。前記端末は、印鑑に添付された第1のICタグ及び通帳に添付された第2のICタグから、各々、第1及び第2の照合情報を読み取るICタグ読取部と、前記ICタグ読取部により読み取った前記第1及び第2の照合情報を用いて、前記ネットワークを介して、当該第1及び第2の照合情報の正当性を前記ICタグ管理センタに問い合わせる照会依頼部とを備える。前記ICタグ管理センタは、前記第1及び第2の照合情報の正当な組み合わせを格納するICタグ記憶部と、前記照会依頼部からの問い合わせに応じて、前記ICタグ読取部により読み取った前記第1及び第2の照合情報が、前記ICタグ記憶部に格納されているかを調べ、前記ネットワークを介して、その照会結果を前記照会依頼部に返信する照会処理部とを備える。
また、本発明のICタグ管理プログラムは、端末に接続されたICタグ管理センタにおけるICタグ管理プログラムであって、前記プログラムは、コンピュータに、第1及び第2の照合情報の正当な組み合わせを格納する処理と、前記端末からの印鑑に添付された第1のICタグ及び通帳に添付された第2のICタグから読み取った第1及び第2の照合情報の正当性の問い合わせに応じて、当該第1及び第2の照合情報が正当な組み合わせかを調べる処理と、その照会結果を前記端末に返信する処理とを行なわせる。
本発明の通帳印鑑照合システムによれば、印鑑及び通帳(に貼付されたICタグ)から第1及び第2の照合情報を読み取ることができるので、これらを用いてその組み合わせの正当性をチェックする(照合する)ことができる。従って、預金者の負担なしで、容易に通帳と対応する印鑑とを照合することができる。例えば、押印の仕方が悪くて又は磨り減って印影が劣化していて窓口で正当な印鑑でないと誤認されても、当該第1及び第2の照合情報は正当な組み合わせであるから、印鑑の正当性を容易に証明することができる。また、正当な代理人が正当な印鑑を用いた場合に押印の仕方が本人と異なるために正当な印鑑でないと窓口で誤認されても、同様に、印鑑の正当性を容易に証明することができる。従って、正当な取引である場合、その正当性を容易に証明することができ、例えばその場で当該印鑑を押し直すことにより取引を完了することができる。一方、印鑑自体が偽造された場合でも、窓口で当該偽造をチェックすることができるので、正当でない取引が行われることを防止することができる。従って、銀行等の金融機関において、印鑑の印影の他に、当該印鑑の正当性を証明することができる手段を備えることができ、当該預金者を煩わせることなく、二重に正当性を確認することができ便利である。
本発明のICタグ管理プログラムによれば、通帳印鑑照合システムのICタグ管理センタにおけるICタグ管理処理を実現するプログラムを、CD−ROM、CDR/W、DVD等のコンピュータ読取可能な記録媒体に格納して、又は、インターネット等のネットワークを介してダウンロードして提供することにより、ICタグ管理センタ及び当該センタにおけるICタグ管理処理を容易に実現することができる。
図1は、通帳印鑑照合システム構成図であり、本発明の通帳印鑑照合システムの構成の一例を示す。通帳印鑑照合システムは、複数の端末1、ICタグ管理センタ3、これらの間を接続するネットワーク2からなる。端末1は、例えばパーソナルコンピュータからなり、銀行等の金融機関の窓口に複数設けられ、銀行員等により操作される。各々の端末1は、照会依頼部11、ICタグ読取部12、端末表示部13、端末入力部14を備える。各々の端末1は、通信機能を備え、例えば専用回線等のネットワーク2を介してICタグ管理センタ3に接続される。ICタグ管理センタ3は、例えばコンピュータからなり、銀行等の金融機関の本店や業務管理センタに設けられる。ICタグ管理センタ3は、照会処理部31、ICタグ記憶部32、印影記憶部33、センタ表示部34、センタ入力部35を備える。
ICタグ読取部12は、例えば周知のICタグリーダからなり、照会依頼部11の指示の下、印鑑4に添付された第1のICタグ6(61)及び通帳5に添付された第2のICタグ6(62)から、各々、第1及び第2の照合情報を読み取る。ICタグ読取部12は、読み取った第1及び第2の照合情報を照会依頼部11に送る。ICタグ読取部12は、後述するように、第1のICタグ61と第2のICタグ62とを区別する手段を備えていないので、実際には、単に2個の照合情報を区別なく読み取るのみである。なお、第1のICタグ61と第2のICタグ62とを総称する場合には、ICタグ6と言う。また、ICタグ読取部12は、実際には周知のICタグリーダライタからなり、ICタグ書込部17(図10参照)の機能をも備える。
ICタグ6は、RFID(Radio Frequency Identification)タグとも言われ、非接触型であり、ICタグ6の貼付された物をICタグリーダ(ICタグ読取部12)にかざすと、ICタグリーダからの信号を受信して、これに応じて当該ICタグ6が格納している照合情報を出力(送信)する。これをICタグリーダで受信することにより、ICタグ6の格納している照合情報を読み取る(読み出す)。ICタグリーダは、周知のように複数のICタグ6を同時に読み取ることができる。また、ICタグ6は、後述するように、一旦シール71等を剥がした後は再利用不可能とするために、電池を必要とせず電力伝送を行う型である。また、ICタグ6は、印鑑4及び通帳5に添付するために、周知の極めて小さい(例えば、数ミリ角の)ICチップにアンテナを備えるICタグからなる。例えば、日立製作所製のミューチップ等からなる。
第1のICタグ61は、図2(A)に示すように、シール71を用いて、当該貼付後にシール71が剥がされた場合に当該剥がしたことが目視可能であるように、印鑑4に貼付される。第2のICタグ62も、同様に、図2(A)に示すように、シール72を用いて、当該貼付後にシール72が剥がされた場合に当該剥がしたことが目視可能であるように、通帳5に貼付される。なお、シール71等を貼った場合、図2(A)ではICタグ61等を示してあるが、実際にはICタグ61等は外部からは見えない状態となる(他の図においても同じ)。第1及び第2のICタグ61及び62の印鑑4及び通帳5への貼付は、銀行等の金融機関がその窓口で行なう。
なお、印鑑4及び通帳5へのICタグ6の添付は、シール71等による貼付には限定されず、印鑑4の内部に埋め込む形態や通帳5の表面に埋め込む形態等、他の添付方法によっても良い。
第1及び第2のICタグ61及び62は、一度剥がすと再利用できないシール71及び72に貼付したものを、当該第1及び第2のICタグ61及び62が内側となるように、印鑑4及び通帳5へ貼付する。当該シール71及び72は、周知のシールであって、一旦貼付した後にこれを剥がすと、シール71及び72に塗布された銀色又は白色の塗料が一部はシールと共に下地から剥がれ、一部は剥がれずに下地に残る。この結果、シール71及び72には、これと共に剥がれた部分により例えば「無効」の文字が浮かび上がり、印鑑4及び通帳5には、剥がれずに残った部分により例えば「無効」の文字の反転模様が描かれる。これにより、一度作成したICタグ6は、複製や再利用することができなくなる。ICタグ6部分を破損した場合や、印鑑4及び通帳5を破損又は紛失した場合には、格納する照合情報の異なるICタグ6を用意して、これを貼付した印鑑4及び通帳5を再発行して、新たに第1及び第2の照合情報の正当な組み合わせを登録する。
例えば、1つの銀行において、一人が2個の口座を所有する場合、口座所有者の都合によって、図2(B)に示すように、通帳51に印鑑41を使用し、通帳52に印鑑42を使用する。又は、図2(C)に示すように、通帳51及び通帳52に印鑑41を使用する。なお、図2(B)及び図2(C)において、シール7の符号は省略している(以下の図においても同じ)。図2(B)の場合、印鑑41にはICタグ611を貼付し、通帳51にはICタグ621を貼付し、印鑑42にはICタグ612を貼付し、通帳52にはICタグ622を貼付する。図2(C)の場合、印鑑41には2個のICタグ611及びICタグ612を貼付し、通帳51にはICタグ621を貼付し、通帳52にはICタグ622を貼付する。印鑑41に異なる2個のICタグ611及びICタグ612を貼付することにより、照合情報の組み合わせが一致する確率を低くして安全性を高めることができ、印鑑41の正当性をより容易に証明することができる。
また、例えば、1つの銀行において、家族(3人であるとする)の各々が1個の口座を所有する場合、口座所有者の都合によって、図3(A)に示すように、通帳53に印鑑43を使用し、通帳54に印鑑44を使用し、通帳55に印鑑45を使用する。又は、図3(B)に示すように、通帳53、通帳54及び通帳55に印鑑43を使用する。図3(A)の場合、印鑑43にはICタグ613を貼付し、通帳53にはICタグ623を貼付し、印鑑44にはICタグ614を貼付し、通帳54にはICタグ624を貼付し、印鑑45にはICタグ615を貼付し、通帳55にはICタグ625を貼付する。図3(B)の場合、印鑑43には3個のICタグ613、ICタグ614及びICタグ615を貼付し、通帳53にはICタグ623を貼付し、通帳54にはICタグ624を貼付し、通帳55にはICタグ625を貼付する。印鑑43に異なる3個のICタグ613、ICタグ614及びICタグ615を貼付することにより、前述の場合と同様に、印鑑43の正当性をより容易に証明することができる。
ICタグ6から読み出される照合情報8は、図4(A)に示すように、ランダムな情報、例えば乱数発生器(図示せず)により生成され、ICタグ6に予め書き込まれた乱数からなる。第1のICタグ61からは照合情報81が読み出され、第2のICタグ62からは照合情報82が読み出される。
前述の図2(B)に示す場合、図5(A)に示すように、印鑑41のICタグ611からは照合情報811が読み出され、通帳51のICタグ621からは照合情報821が読み出され、印鑑42のICタグ612からは照合情報812が読み出され、通帳52のICタグ622からは照合情報822が読み出される。従って、例えば印鑑41と通帳51とが口座所有者により提示された場合、照合情報811及び照合情報821が得られる。他の場合も、得られる照合情報は異なるが、同様である。いずれの場合も2個の照合情報が相互の区別無く得られる。
前述の図2(C)の場合、印鑑41の2個のICタグ611及びICタグ612からは照合情報811及び照合情報812が読み出され、通帳51のICタグ621からは照合情報821が読み出され、通帳52のICタグ622からは照合情報822が読み出される。従って、例えば印鑑41と通帳51とが口座所有者により提示された場合、照合情報811、照合情報812及び照合情報821が得られる。他の場合も、得られる照合情報は異なるが、同様である。いずれの場合も3個の照合情報が相互の区別無く得られる。
また、前述の図3(A)の場合、図6に示すように、印鑑43のICタグ613からは照合情報813が読み出され、通帳53のICタグ623からは照合情報823が読み出され、印鑑44のICタグ614からは照合情報814が読み出され、通帳54のICタグ624からは照合情報824が読み出され、印鑑45のICタグ615からは照合情報815が読み出され、通帳55のICタグ625からは照合情報825が読み出される。従って、例えば印鑑43と通帳53とが口座所有者により提示された場合、照合情報813及び照合情報823が得られる。他の場合も、得られる照合情報は異なるが、同様である。いずれの場合も2個の照合情報が相互の区別無く得られる。なお、図示の便宜上、照合情報811(例えば図5(A))と照合情報813(例えば図6)とは同一の例を示しているが、実際は、両者は異なる乱数とされる(他の照合情報も同じ)。
図3(B)の場合、印鑑43の3個のICタグ613、ICタグ614及びICタグ615からは照合情報813、照合情報814及び照合情報815が読み出され、通帳53のICタグ623からは照合情報823が読み出され、通帳54のICタグ624からは照合情報824が読み出され、通帳55のICタグ625からは照合情報825が読み出される。従って、例えば印鑑43と通帳53とが口座所有者により提示された場合、照合情報813、照合情報814、照合情報815及び照合情報823が得られる。他の場合も、得られる照合情報は異なるが、同様である。いずれの場合も4個の照合情報が相互の区別無く得られる。
照会依頼部11は、ICタグ読取部12により読み取った第1及び第2の照合情報81及び82を用いて、ネットワーク2を介して、当該第1及び第2の照合情報81及び82の正当性をICタグ管理センタ3(の照会処理部31)に問い合わせる。即ち、照会依頼部11は、当該第1及び第2の照合情報81及び82と共に、ICタグ管理センタ3の照会処理部31に対して照会処理の依頼(要求)を発行する。
端末表示部13は、その表示画面131上に、「照会処理」「登録処理」「発行処理」等のメニューを備えるメニュー画面(図示せず)を表示する。例えば「照会処理」が選択されると、端末表示部13は、照会依頼部11の指示に従って照会依頼処理のための所定の照会依頼画面を表示する。照会依頼画面は、例えばICタグ6の読み取りを指示する。この読み取り時において、前述のように、印鑑4及び通帳5の読み取りの順序を意識する必要はない。
端末入力部14は、キーボードやマウス等からなり、メニュー画面から所望の処理の選択を行い、種々の処理画面への所定の入力を行う。例えば「登録処理」において、端末入力部14は銀行コード等を入力する(後述する)。
照会処理部31は、照会依頼部11からの依頼を受けると、当該第1及び第2の照合情報81及び82を用いて、ICタグ記憶部32を検索する。当該第1及び第2の照合情報81及び82がICタグ記憶部32に格納されている場合、照会処理部31は、当該対応する口座情報をICタグ記憶部32から読み出して、これと照会結果とを照会依頼部11に返信する。これに応じて、照会依頼部11は、対応する口座情報と前記照会結果とを表示する。このように、照会依頼部11と照会処理部31とは、ネットワークを介して、これらの間で前述の所定の通信を行う。
ICタグ記憶部32は、図4(B)に示すように、当該口座の属性を示す口座情報毎に、対応する正当な組み合わせの第1及び第2の照合情報81及び82を格納する。この第1及び第2の照合情報81及び82の正当な組合せの格納は、後述するように、ICタグ管理センタ3(の登録処理部36)によって予め行なわれる。この例では、口座情報は、例えば銀行コード、店番号、口座番号からなり、通帳5毎に異なる。この例では、ICタグ記憶部32には、口座情報と共に、その口座を所有する口座所有者氏名も格納される。従って、ICタグ記憶部32において、1個のレコードは、口座情報、口座所有者氏名、第1の照合情報81、第2の照合情報82からなる。ICタグ記憶部32においては、印鑑4から読み取られる(であろう)第1の照合情報81と通帳5から読み取られる(であろう)第2の照合情報82とが、区別されて格納されている。
印影記憶部33は、図4(C)に示すように、当該口座の属性を示す口座情報毎に、対応する印鑑4の印影を格納する。この例では、印鑑4の印影は、例えばjpeg(joint photographic experts group)等のイメージ情報として格納される。この例では、印影記憶部33には、口座情報と共に、口座所有者氏名も格納される。従って、印影記憶部33において、1個のレコードは、口座情報、口座所有者氏名、印影情報からなる。
なお、印影記憶部33は省略しても良い。また、印影記憶部33において、口座情報に代えて、正当な組み合わせの第1及び第2の照合情報に対応して印鑑4の印影を格納しても良い。また、印影記憶部33は省略して、jpeg等のイメージ情報からなる印鑑4の印影を、ICタグ記憶部32に口座情報毎に格納するようにしても良い。
実際には、照会処理部31は、第1及び第2の照合情報がICタグ記憶部32に格納されている場合、更に、当該対応する口座情報に対応する印鑑4の印影を印影記憶部33から読み出し、当該対応する口座情報と対応する印鑑4の印影と照会結果とを照会依頼部11に返信する。これに応じて、照会依頼部11は、図8(A)に示すように、対応する口座情報と対応する印鑑4の印影と照会結果とを、端末表示部13の表示画面131上に表示する。これにより、当該端末1において、実際の印鑑4の印影及び通帳5に記載された口座情報と、受信した照会結果及び口座情報及び印影とに基づいて、正当性をチェックすることができる。
照会処理部31は、図8(B)に示すように、当該読み出した対応する印鑑4の印影を省略して、当該読み出した対応する口座情報と照会結果とを、センタ表示部34の表示画面341上にリスト形式で表示する。これにより、ICタグ管理センタ3において、複数の端末1からの照会結果を一覧により、照会結果がNGの照会をも含めて、監視することができる。例えば、照会結果がNGの照会については、当該端末1の設置された支店の他の端末1(例えば、警備員の使用する端末1)にネットワーク2を介して警告を通知したり、ICタグ管理センタ3に履歴を残すようにしても良い。
ICタグ記憶部32及び印影記憶部33の検索に先立って、照会処理部31は、第1及び第2の照合情報81及び82の複数の組み合わせを生成する。照会処理部31は、生成した前記複数の組み合わせについて、各々がICタグ記憶部32に格納されているかを調べる。これにより、前述のように、ICタグ読取部12が印鑑4のICタグ61から読み取った照合情報81であるか、通帳5のICタグ62から読み取った照合情報82であるかを意識する必要がなくなり、銀行等の金融機関の窓口でのICタグ読取業務を簡素化することができ、また、読み取りの誤りを防止することができる。
例えば、前述の図2(B)に示す印鑑41と通帳51とが口座所有者により提示され読取対象とされた場合、図5(A)に示す2個の照合情報811及び照合情報821が照会処理部31に送信されてくる。照会処理部31は、ICタグ読取部12と同様に、これらを区別しない(区別できない)。従って、照会処理部31は、(照合情報811、照合情報821)と言う組み合わせと、(照合情報821、照合情報811)と言う組み合わせを生成する。照会処理部31がこれらを順に図5(B)のICタグ記憶部32の各レコードと照合すると、(照合情報811、照合情報821)と言う組み合わせがレコード321と照合する(一致する)。これにより、照会処理部31は、当該組み合わせが正当な組み合わせであると判定し、その旨の照会結果(「OK」)を作成して、当該端末1に返信する。この照会結果「OK」により、窓口の担当者は、印鑑41(ICタグ611)と通帳51(ICタグ621)とは正しい組み合わせであり、正当な取引であることを知ることができる。
一方、第1及び第2の照合情報81及び82について生成された全ての組み合わせについて照合を行っても一致するものがない場合、照会処理部31は、読み取った第1及び第2の照合情報81及び82の中には正当な組み合わせが存在しないと判定し、その旨の照会結果(「NG」)を作成して、当該端末1に返信する。この照会結果「NG」により、窓口の担当者は、印鑑41(ICタグ611)と通帳51(ICタグ621)とは正しい組み合わせでなく、不当な取引であることを知ることができる。
また、前述の図2(B)に示す印鑑42と通帳52とが口座所有者により提示され読取対象とされた場合、図5(A)に示す照合情報812及び照合情報822が得られる。この場合、(照合情報812、照合情報822)と言う組み合わせと、(照合情報822、照合情報812)と言う組み合わせが生成され、図5(B)に示すように、(照合情報812、照合情報822)と言う組み合わせがレコード322と照合する。従って、照会結果「OK」が当該端末1に返信されるので、印鑑42(ICタグ612)と通帳52(ICタグ622)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。
また、前述の図2(C)に示す場合、図5(A)に示す照合情報811及び照合情報812と、照合情報821又は照合情報822とが得られる。即ち、3個の照合情報が得られるので、6通りの組み合わせが生成される。ここで、口座所有者により(印鑑41と)通帳51が読取対象とされた場合、(照合情報811、照合情報821)と言う組み合わせがレコード321と照合するので、印鑑41(ICタグ611)と通帳51(ICタグ621)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。一方、(印鑑41と)通帳52が読取対象であった場合、(照合情報812、照合情報822)と言う組み合わせがレコード322と照合するので、印鑑42(ICタグ612)と通帳52(ICタグ622)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。
また、前述の図3(A)に示す場合、印鑑43と通帳53、印鑑44と通帳54、印鑑45と通帳55が、各々、当該口座所有者により提示され読取対象とされる。従って、各々の場合、2個の照合情報が得られ、2通りの組み合わせが生成される。即ち、図7に示すように、(照合情報813、照合情報823)の組み合わせがレコード323と照合し、印鑑43(ICタグ613)と通帳53(ICタグ623)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。また、(照合情報814、照合情報824)の組み合わせがレコード324と照合し、印鑑44(ICタグ614)と通帳54(ICタグ624)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。また、(照合情報815、照合情報825)の組み合わせがレコード325と照合し、印鑑45(ICタグ615)と通帳55(ICタグ625)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。
また、前述の図3(B)に示す場合、照合情報813、照合情報814及び照合情報815と言う3個の照合情報と、照合情報823、照合情報824又は照合情報825の3個の照合情報の中のいずれか1個とが得られる。即ち、4個の照合情報が得られるので、12通りの組み合わせが生成される。ここで、(印鑑43と)通帳53が読取対象であった場合、(照合情報813、照合情報823)と言う組み合わせがレコード323と照合するので、印鑑43(ICタグ613)と通帳53(ICタグ623)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。また、(印鑑43と)通帳54が読取対象であった場合、(照合情報814、照合情報824)と言う組み合わせがレコード324と照合するので、印鑑43(ICタグ614)と通帳54(ICタグ624)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。また、(印鑑43と)通帳55が読取対象であった場合、(照合情報815、照合情報825)と言う組み合わせがレコード325と照合するので、印鑑43(ICタグ615)と通帳55(ICタグ625)とは正しい組み合わせであることを知ることができる。
なお、照会依頼部11が、照会処理部31に代わって、第1及び第2の照合情報81及び82の組み合わせを生成するようにしても良い。この場合、照会依頼部11は、紹介処理の依頼と共に、当該生成した第1及び第2の照合情報81及び82の組み合わせの全てを、照会処理部31へ送信する。
図9は、通帳印鑑照合処理フローであり、本発明の通帳印鑑照合システムにおける印鑑照合処理の一例を示す。端末1において、ICタグ読取部12が印鑑4に添付された第1のICタグ61及び通帳5に添付された第2のICタグ62から第1及び第2の照合情報81及び82を読み取ると(ステップS1)、照会依頼部11が読み取った第1及び第2の照合情報81及び82を用いて、ネットワーク2を介して、当該第1及び第2の照合情報81及び82の正当性をICタグ管理センタ3の照会処理部31に問い合わせる(ステップS2)。即ち、照会依頼と読み取った照合情報81及び82を送信する。
ICタグ管理センタ3において、照会処理部31が、前記問い合わせ即ち照会依頼を受け付けて(ステップS3)、前記問い合わせに応じて、読み取った第1及び第2の照合情報が、第1及び第2の照合情報の正当な組み合わせかを調べる。
即ち、照会処理部31が、当該受け付けた(受信した)照合情報を用いて可能な組合せを全て生成し(ステップS4)、これらを所定の記憶部(図示せず)に保持し、照会フラグを「オフ(OFF)」とする。この後、照会処理部31が、生成した照合情報の組合せの中から1個の組合せを取り出して(ステップS5)、これを用いてICタグ記憶部32を検索し(ステップS6)、当該検索の結果、当該照合情報の組合せがICタグ記憶部32に存在するか否かを調べる(ステップS7)。当該照合情報の組合せがICタグ記憶部32に存在しない場合、照会処理部31が、更に、生成した照合情報の組合せの全てについて検索を終了したか否かを調べる(ステップS8)。終了していない場合、ステップS5以下を繰り返す。終了した場合、ステップS10を実行する。ステップS7において、当該照合情報の組合せがICタグ記憶部32に存在する場合、照会処理部31が、照会フラグを「オン(ON)」とする(ステップS9)。
この後、照会処理部31が、照会フラグがオンであるか否かを調べ(ステップS10)、照会フラグがオンである場合には照会結果を「OK」に設定し(ステップS11)、照会フラグがオフである場合には照会結果を「NG」に設定する(ステップS12)。この後、照会処理部31が、照会結果が「OK」の場合、印影記憶部33を検索して当該印影(の画像データ)を取得し(ステップS13)、照会結果が「NG」の場合、ステップS13を省略し、ネットワーク2を介して、当該照会結果と印影とを端末1に返信する(ステップS14)。
この後、ICタグ管理センタ3においては、照会処理部31が、図8(B)に示すように、当該照会結果をリスト形式でセンタ表示部34の画面上に表示し、端末1においては、照会依頼部11が、図8(A)に示すように、受信した当該照会結果と印影とを端末表示部13の画面上に表示する(ステップS15)。
図10は、通帳印鑑照合システム構成図であり、本発明の他の通帳印鑑照合システムの構成の一例を示す。この例では、各々の端末1は、図1の構成に加えて、発行依頼部15、登録依頼部16、ICタグ書込部17を備える。ICタグ管理センタ3は、図1の構成に加えて、発行処理部36、登録処理部37、発行履歴記憶部38を備える。なお、図10において、図1の構成の部分は図示を省略する。
発行依頼部15は、端末表示部13のメニュー画面で「発行処理」が選択されると、ICタグ管理センタ3(の発行処理部36)に照合情報の生成処理を依頼する。この時、端末入力部14から、印鑑4及び通帳5の数に応じて、生成すべき照合情報の個数を指定する。当該個数は2個以上とされる。
発行処理部36は、端末1(の発行依頼部15)からの依頼に応じて、当該通帳印鑑照合システムにおいてユニークな照合情報を依頼された個数だけ生成して、当該端末1(の発行依頼部15)に返信する。照合情報は、例えば乱数発生器を用いて生成された所定の桁数の乱数からなる。発行処理部36は、端末1に返信した照合情報を発行履歴記憶部38に書き込む。従って、発行履歴記憶部38は過去に発行された照合情報が格納される。発行処理部36は、照合情報を生成した後、当該照合情報が発行履歴記憶部38に存在するか否かを調べ、存在する場合、再度照合情報を生成する。
発行依頼部15は、照合情報を受信すると、ICタグライタであるICタグ書込部17を用いてICタグ6に当該照合情報を書き込む。即ち、ICタグ書込部17は、印鑑4に添付すべき第1のICタグ61及び通帳5に添付すべき第2のICタグ62に、返信された照合情報を書き込む。この時、例えば2個の照合情報のいずれが第1のICタグ61に書き込まれ、いずれが第2のICタグ62に書き込まれたかは区別されない(区別する必要がない)。この後、第1のICタグ61をシール71を用いて印鑑4に添付(貼付)し、同様に第2のICタグ62を通帳5に貼付する。
登録依頼部16は、端末表示部13のメニュー画面で「登録処理」が選択されると、ICタグ管理センタ3(の登録処理部37)に照合情報の組み合わせのICタグ記憶部32への登録処理、及び、当該印鑑4の印影の印影記憶部33への登録処理を依頼する。例えば、登録依頼部16は、図8(A)に示す画面131から銀行コード等の内容の表示されていない画面(登録処理画面)を表示する。この登録処理画面に、端末入力部14から、銀行コード、店番号、口座番号、氏名等を入力した上で、ICタグ読取部12により、最初に印鑑4の第1のICタグ61を読み取り、この後、通帳5の第2のICタグ62を読み取る。この場合、読み取りの順序は、ICタグ記憶部32のレコードの形式に合わせるために、この順とされる。この後、スキャナ(図示せず)により、印鑑4の印影を読み取る。登録依頼部16は、銀行コード、店番号、口座番号、氏名、第1の照合情報81、第2の照合情報82の順からなる文字データの組に印影の画像データを添付して、これを登録処理部37に送信する。
登録処理部37は、上記データを受信すると、これらを用いて、当該データをICタグ記憶部32、印影記憶部33に登録する。即ち、ICタグ記憶部32において、銀行コード等と共に、第1の照合情報81及び第2の照合情報82を、この順に、当該レコードの組み合わせ情報のフィールドにおいて照合情報(印鑑側)及び照合情報(通帳側)として格納する。また、印影記憶部33において、銀行コード等と共に、印影の画像データをjpegデータとして圧縮して格納する。
図11は、通帳印鑑照合装置構成図であり、本発明の通帳印鑑照合装置の構成の一例を示す。この例では、端末1とICタグ管理センタ3とをネットワーク2により接続するのではなく、単独のコンピュータにより通帳印鑑照合装置を構成する。即ち、この例の通帳印鑑照合装置は、当該コンピュータであり照会依頼部11及び照会処理部31’を備える端末1、ICタグ読取部12、端末表示部13、端末入力部14、ICタグ記憶部32’、印影記憶部33’、これらを接続する内部バス18を備える。ICタグ読取部12、端末表示部13、端末入力部14は、各々、複数設けるようにしても良い。
この例では、照会依頼部11の指示の下、ICタグ読取部12が、印鑑4に添付された第1のICタグ61及び通帳5に添付された第2のICタグ62から、各々、第1及び第2の照合情報を読み取る。照会依頼部11は、読み取った照合情報を照会処理部31’に渡す。照会処理部31’は、ICタグ読取部12により読み取った第1及び第2の照合情報がICタグ記憶部32’に格納されているかを調べ、その照会結果を出力する。この照会結果は端末表示部13に表示される(図8(A)参照)。この時、前述のように、印影記憶部33’に記憶された当該印鑑4の印影も同時に表示される。印影記憶部33’を省略した場合、印影の表示は行わない。
以上説明したように、本発明によれば、通帳印鑑照合システムにおいて、印鑑及び通帳から読み取った第1及び第2の照合情報を用いてその組み合わせの正当性をチェックすることができるので、預金者の負担なしで、容易に通帳と対応する印鑑とを照合することができる。従って、正当な取引である場合、印鑑の押しかた等が不適切であっても、その正当性を容易に証明することができ、その場で当該印鑑を押し直すこと等により取引を完了することができる。一方、印鑑自体が偽造された場合でも、当該偽造をチェックすることができるので、正当でない取引が行われることを防止することができる。従って、銀行等の金融機関において、印鑑の印影と照合情報とにより、当該預金者を煩わせることなく、二重に正当性を確認することができる。
本発明によれば、ICタグ管理プログラムにおいて、通帳印鑑照合システムのICタグ管理センタにおけるICタグ管理処理を実現するプログラムを、CD−ROM、CDR/W、DVD等のコンピュータ読取可能な記録媒体に格納して、又は、インターネット等のネットワークを介してダウンロードして提供することにより、ICタグ管理センタ及び当該センタにおけるICタグ管理処理を容易に実現することができる。
通帳印鑑照合システム構成図である。 通帳印鑑照合システム説明図である。 通帳印鑑照合システム説明図である。 通帳印鑑照合システム説明図である。 通帳印鑑照合システム説明図である。 通帳印鑑照合システム説明図である。 通帳印鑑照合システム説明図である。 通帳印鑑照合システム説明図である。 通帳印鑑照合処理フローである。 他の通帳印鑑照合システム構成図である。 通帳印鑑照合装置構成図である。
符号の説明
1 端末
2 ネットワーク
3 ICタグ管理センタ
4 印鑑
5 通帳
6 ICタグ
11 照会依頼部
12 ICタグ読取部
13 端末表示部
14 端末入力部
31 照会処理部
32 ICタグ記憶部
33 印影記憶部
34 センタ表示部
35 センタ入力部

Claims (8)

  1. 端末と、ICタグ管理センタと、これらの間を接続するネットワークとからなる通帳印鑑照合システムであって、
    前記端末は、
    印鑑に添付された第1のICタグ及び通帳に添付された第2のICタグから、各々、第1及び第2の照合情報を読み取るICタグ読取部と、
    前記ICタグ読取部により読み取った前記第1及び第2の照合情報を用いて、前記ネットワークを介して、当該第1及び第2の照合情報の正当性を前記ICタグ管理センタに問い合わせる照会依頼部とを備え、
    前記ICタグ管理センタは、
    前記第1及び第2の照合情報の正当な組み合わせを格納するICタグ記憶部と、
    前記照会依頼部からの問い合わせに応じて、前記ICタグ読取部により読み取った前記第1及び第2の照合情報が、前記ICタグ記憶部に格納されているかを調べ、前記ネットワークを介して、その照会結果を前記照会依頼部に返信する照会処理部とを備える
    ことを特徴とする通帳印鑑照合システム。
  2. 前記ICタグ記憶部は、当該口座の属性を示す口座情報毎に対応する正当な組み合わせの前記第1及び第2の照合情報を格納し、
    前記照会処理部は、前記第1及び第2の照合情報が前記ICタグ記憶部に格納されている場合、当該対応する口座情報を前記ICタグ記憶部から読み出して、これと前記照会結果とを前記照会依頼部に返信し、
    前記照会依頼部は、前記対応する口座情報と前記照会結果とを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通帳印鑑照合システム。
  3. 前記ICタグ管理センタは、更に、当該口座の属性を示す口座情報毎に対応する印鑑の印影を格納する印影記憶部を備え、
    前記照会処理部は、前記第1及び第2の照合情報が前記ICタグ記憶部に格納されている場合、当該対応する口座情報を前記ICタグ記憶部から読み出し、当該対応する口座情報に対応する印鑑の印影を前記印影記憶部から読み出し、当該対応する口座情報と対応する印鑑の印影と前記照会結果とを前記照会依頼部に返信し、
    前記照会依頼部は、前記対応する口座情報と対応する印鑑の印影と前記照会結果とを表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通帳印鑑照合システム。
  4. 前記照会処理部は、当該読み出した前記対応する印鑑の印影を省略して、当該読み出した前記対応する口座情報と前記照会結果とをリスト形式で表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通帳印鑑照合システム。
  5. 前記第1のICタグは、当該貼付後に剥がされた場合に当該剥がしたことが目視可能であるように、前記印鑑に貼付され、
    前記第2のICタグは、当該貼付後に剥がされた場合に当該剥がしたことが目視可能でるように、前記通帳に貼付される
    ことを特徴とする請求項1に記載の通帳印鑑照合システム。
  6. 前記照会依頼部又は照会処理部が、前記第1及び第2の照合情報の複数の組み合わせを生成し、
    前記照会処理部が、前記複数の組み合わせについて、各々、前記ICタグ記憶部に格納されているかを調べる
    ことを特徴とする請求項5に記載の通帳印鑑照合システム。
  7. 前記ICタグ管理センタは、更に、前記端末からの依頼に応じてユニークな照合情報を生成して、当該端末に返信する発行処理部を備え、
    前記端末は、前記印鑑に添付すべき第1のICタグ及び前記通帳に添付すべき第2のICタグに前記返信された照合情報を書き込む
    ことを特徴とする請求項1に記載の通帳印鑑照合システム。
  8. 端末に接続されたICタグ管理センタにおけるICタグ管理プログラムであって、
    前記プログラムは、コンピュータに、
    第1及び第2の照合情報の正当な組み合わせを格納する処理と、
    前記端末からの印鑑に添付された第1のICタグ及び通帳に添付された第2のICタグから読み取った第1及び第2の照合情報の正当性の問い合わせに応じて、当該第1及び第2の照合情報が正当な組み合わせかを調べる処理と、
    その照会結果を前記端末に返信する処理とを行なわせる
    ことを特徴とするICタグ管理プログラム。
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