JPH05192751A - レードル搬送方法 - Google Patents

レードル搬送方法

Info

Publication number
JPH05192751A
JPH05192751A JP3347394A JP34739491A JPH05192751A JP H05192751 A JPH05192751 A JP H05192751A JP 3347394 A JP3347394 A JP 3347394A JP 34739491 A JP34739491 A JP 34739491A JP H05192751 A JPH05192751 A JP H05192751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladle
carriage
tundish
moving device
swing tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3347394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0818115B2 (ja
Inventor
Taizo Shobu
泰三 清輔
Eiji Inoue
英二 井上
Hideo Kaneko
英夫 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP3347394A priority Critical patent/JPH0818115B2/ja
Publication of JPH05192751A publication Critical patent/JPH05192751A/ja
Publication of JPH0818115B2 publication Critical patent/JPH0818115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 精錬手段から連続鋳造設備などへのレードル
の搬送を無人化して省力化を図る搬送方法の提供。 【構成】 台車26によって搬送されたレードル22
は、移動装置M1によって上昇され、スイングタワーS
T1によって鉛直軸18のまわりに180度旋回され、
連続鋳造設備のタンデイッシュ28の直上方に配置さ
れ、レードルの底のノズル29から注湯される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば製鋼工場にお
いて、電気炉または転炉などの精錬手段から出鋼された
溶湯をレードル(取鍋)で受鋼し、縦形連続鋳造設備へ
輸送するために用いられるレードル搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気炉および転炉などの精錬手段から縦
形連続鋳造設備へ溶湯を輸送するために、レードルを無
人でハンドリングすることが望まれている。溶湯を貯留
したレードルを縦形連続鋳造設備のタンディッシュ上に
もたらすには、そのレードルをたとえば約10m上昇す
る必要があり、このようなレードルの昇降をクレーンで
行う場合、工場建屋はたとえば25m以上の高さを必要
とする。溶湯を貯留したレードルは、たとえば250t
であって大重量であり、したがって天井走行クレーンは
大容量を必要とし、建屋コストが増大する。このような
天井クレーンを無人化することは、技術的には可能であ
るけれども、万一を考え、溶湯ハンドリング、すなわち
溶湯を貯留したレードルをクレーンの吊り上げ具に連結
する作業には、無人化、すなわち自動化を行うことは困
難である。
【0003】典型的な先行技術は特開昭55−4559
9に開示されている。この先行技術では製鋼所から来た
レードルをウィンチのワイヤで吊り上げ、鉛直軸線まわ
りに旋回してタンディッシュ上方にもたらす。このよう
な先行技術では、ワイヤを用いてレードルを吊り上げる
構成であり、したがって上述のように大重量のレードル
をワイヤに設けられた吊り上げ具で把持して吊り上げる
ことは、安全性の観点から無人化は困難である。したが
ってこのような先行技術を用いたときには、精錬手段か
らタンディッシュへのレードルの搬送を完全に無人化す
ることは困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、精錬
手段から縦形連続鋳造設備などへレードルを搬送するこ
とを無人化して省力化を図り、また大容量の天井走行ク
レーンを廃して工場建設費の低減を図ることができるよ
うにしたレードル搬送方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、レードルを乗
載して搬送する台車と、台車の移動経路の途中で、台車
を乗載して鉛直軸線まわりに角変位する旋回手段と、台
車の移動経路のタンディッシュ寄りの位置で台車に乗載
してあるレードルを上昇し、またはレードルを下降して
台車に乗載するレードル移動装置と、レードル移動装置
によって上昇されたレードルを受けとってタンディッシ
ュ上に上昇旋回し、またはタンディッシュ上のレードル
を下降旋回してレードル移動装置に戻すスイングタワー
とを含むことを特徴とするレードル搬送方法である。
【0006】また本発明は、レードルを乗載して予め定
める第1方向に搬送する第1台車と、第1台車の移動経
路の途中で、第1方向に交差する第2方向に第1台車を
乗載して搬送する第2台車と、第1台車の移動経路のタ
ンディッシュ寄りの位置で第1台車に乗載してあるレー
ドルを上昇し、またはレードルを下降して第1台車に乗
載するレードル移動装置と、レードル移動装置によって
上昇されたレードルを受けとってタンディッシュ上に上
昇旋回し、またはタンディッシュ上のレードルを下降旋
回してレードル移動装置に戻すスイングタワーとを含む
ことを特徴とするレードル搬送方法である。
【0007】また本発明は、レードルを乗載して予め定
める第1方向に搬送する第1台車と、第1台車の移動経
路の途中で、第1方向に交差する第2方向に第1台車を
乗載して搬送する第2台車と、第2台車上の第1台車を
上昇し、または下降して第2台車上に乗載するリフタ
と、リフタによって上昇された第1台車上のレードルを
受けとってタンディッシュ上に上昇旋回し、またはタン
ディッシュ上のレードルを下降旋回してリフタによって
上昇されている第1台車上に乗載して戻すスイングタワ
ーとを含むことを特徴とするレードル搬送方法である。
【0008】また本発明は、レードルに溶湯を精錬手段
から供給する位置から、タンディッシュが設けられてい
る位置になるにつれて上昇するように傾斜した予め定め
る第1方向に、レードルを乗載して搬送する第1台車
と、第1台車の移動経路の途中で、第1方向に交差する
第2方向に第1台車を乗載して搬送する第2台車と、前
記レール上のタンディッシュ寄りの位置で、第1台車に
乗載してあるレードルを受けとってタンディッシュ上に
上昇旋回し、またはタンディッシュ上のレードルを下降
旋回して第1台車に乗載して戻すスイングタワーとを含
むことを特徴とするレードル搬送方法である。
【0009】
【作用】請求項第1項記載の本発明に従えば、レードル
を乗載して搬送する台車は、旋回手段によって鉛直軸線
まわりに角変位され、こうして旋回されてレードルを搬
送する台車上のレードルをレードル移動装置によって上
昇してスイングタワーによって旋回し、竪型連続鋳造設
備などのタンディッシュに溶湯を供給することができ
る。このタンディッシュへの溶湯の供給後には、スイン
グタワーからレードル移動装置によってレードルが台車
に戻されてその台車によってレードルが搬送される。
【0010】請求項第2項記載の本発明に従えば、精錬
手段からの溶湯を貯留したレードルは、第1台車に乗載
されて予め定める第1方向に搬送され、この第1台車の
移動経路の途中には、その第1方向に交差する第2方向
に移動する第2台車が設けられ、この第2台車上に第1
台車が乗載され、これによってレードルは第2方向に移
動され、第2台車上の第1台車は、さらに第1方向に移
動し、その第1台車の移動経路の縦形連続鋳造設備など
のためのタンディッシュ寄りの位置で、レードル移動装
置によって第1台車に乗載してあるレードルが上昇され
てスイングタワーに受け渡され、このスイングタワー
は、レードル移動装置によって上昇されたレードルを受
けとってタンディッシュ上に上昇旋回し、その後レード
ル内の溶湯は、そのレードルに設けられたスライディン
グゲートなどが開かれることによってタンディッシュ内
に注入される。レードル内の溶湯がタンディッシュに注
入されてしまった後には、スイングタワーが再び旋回し
てレードルが下降され、レードル移動装置に受け渡され
てその空になったレードルは第1台車に乗載され、その
後、第1台車は第2台車に乗載されて搬送され、この第
1台車によってレードルは保守点検を行うために搬送さ
れ、また精錬手段に搬送されることができる。
【0011】請求項第3項に記載された本発明に従え
ば、第2台車上の第1台車がリフタによって上昇され、
こうして上昇された第1台車上のレードルをスイングタ
ワーによって受けとってタンディッシュ上に上昇旋回
し、レードルからタンディッシュへの溶湯の注入を行
い、このような溶湯の注入作業が終了した後には、スイ
ングタワーによってレードルは旋回されて下降され、リ
フタによって上昇されている第1台車上に乗載して戻さ
れ、その第1台車はリフタによってレードルとともに下
降され第2台車および第1台車によってレードルが搬送
される。
【0012】さらに請求項第4項の本発明に従えば、精
錬手段からの溶湯をレードルに供給する位置から、縦形
連続鋳造設備などのタンディッシュが設けられている位
置になるにつれて上昇するように傾斜したレードルなど
の移動経路を、予め定める第1方向に形成して、この第
1方向に、レードルを乗載して搬送する第1台車を設
け、第1台車の移動経路の途中には、第1方向に交差す
る第2方向に移動する第2台車を設け、第2台車によっ
て第1台車を乗載して搬送し、この第1台車の移動経路
のタンディッシュ寄りの位置で、第1台車に乗載してあ
るレードルを、スイングタワーによって受けとって上昇
旋回してレードル上方にもたらし、またタンディッシュ
に溶湯を注入した後のレードルは、このスイングタワー
によって旋回されて下降され、第1台車に乗載して戻さ
れ、第1台車は第2台車によって移動され、こうしてレ
ードルが搬送される。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の一部の構成を示
す縦断面図である。台車26によって搬送されてきたレ
ードル22cは、レードル移動装置M1によって参照符
22dで示されるように上昇され、このレードル22d
は、スイングタワーST1によって参照符22aで示さ
れるように上昇され、鉛直軸線18まわりに180度旋
回されて、縦形連続鋳造設備CC1のタンディッシュ2
8の直上方に、参照符22bで示されるようにして配置
され、この状態でレードル22bの底に設けられたノズ
ル29が、スライディングゲートなどによって開かれて
レードル22b内の溶鋼がそのノズル29からタンディ
ッシュ28内に注入され、モールド30によって鋳片7
6が得られる。
【0014】図2は、図1に示される構成を含む精錬鋳
造装置の全体の簡略化した平面図である。2つの電気炉
EFA,EFBにおいて精錬された溶鋼は、ターンテー
ブル装置TTB1からレール77を経て第2〜第4ター
ンテーブル装置TTB2,TTB3およびTTB4が備
えられているレール78,79における前記第3ターン
テーブル装置TTB3に導かれる。レール80は第3タ
ーンテーブル装置TTB3に関連して設けられ、2次精
錬装置LFにおいて精錬を行うことができる。第2〜第
4ターンテーブル装置TTB2〜TTB4にはまた、レ
ール81〜83がそれぞれ接続され、第1の場所84に
おいてレードル移動装置M1および第1スイングタワー
ST1を経て第1縦形連続鋳造設備CC1に溶鋼が供給
され、また第2の場所85において、同様にレードル移
動装置M2および第2スイングタワーST2を経て第2
縦形連続鋳造設備CC2に溶鋼が供給される。レール8
3の途中には、レードルを予熱する予熱設備86が設け
られ、またタンディッシュを補修する補修装置87が設
けられる。レール77,81は、台車26を予め定める
方向(レール77,81が延びる方向、この実施例では
図2の上下方向)に案内する。レール78,79は、台
車26の移動経路を構成するレール77,81の途中
で、前記方向にたとえば直角に交差する方向(すなわち
レール78,79の延びる方向、図2では左右方向)に
台車26を案内することができる。第1ターンテーブル
装置TTB1には、レール88,89が設けられ、台車
26が電気炉EFA,EFBにそれぞれ移動のために案
内される。
【0015】図3は第1ターンテーブル装置TTB1の
平面図であり、図4は第1ターンテーブル装置TTB1
の縦断面図である。円形の台板90は鉛直軸線91まわ
りに角変位して旋回可能であり、この台板90上にはレ
ール77,88,89に連なることができるレール92
が固定される。台車26の車輪44は、これらのレール
77,88,89,92上を案内される。台車26は車
輪44を駆動するモータなどの駆動源93を備えており
自走式である。レードル22a,22bなどは、総括的
に参照符22で表すことがある。台板90には車輪94
が備えられ、円形のレール95に沿って走行することが
できる。こうして台板90上の台車26は鉛直軸線91
まわりに角変位することができる。
【0016】図5は、台車26に乗載されたレードル2
2を示す。レードル22の図3に示される底96には、
そのレードル22の軸線97からずれた位置にノズル9
8が設けられ、油圧シリンダなどによって駆動されるス
ライディングゲートによってノズル98が開閉可能であ
る。このレードル22の両側部には、一対の第1支持部
43が設けられる。この第1支持部43の下面44は、
台車26に立設して設けられた受け台46の水平な上面
に支持され、この状態でレードル22の軸線97は鉛直
である。この第1支持部43の上方でレードル22の両
側部にはまた、トラニオン軸である第2支持部101が
突設される。
【0017】図6はレードル移動装置M1とスイングタ
ワーST1とを示す平面図であり、図7はレードル移動
装置M1の側方から見た縦断面図であり、図8はそのレ
ードル移動装置M1の正面から見た縦断面図である。こ
れらの図面を参照して、レードル移動装置M1は、台車
26が停止するレードル22cの搬送位置102と、そ
れよりも高い位置でレードルを受けて旋回するスイング
タワーST1との間に配置される。このレードル移動装
置M1は、固定位置に設けられる支持体103と、レー
ドル22のトラニオン軸である支持部101を受けて支
持する受け部材104と、一対のリンク機構137とを
含み、このリンク機構137を駆動する駆動手段である
複動油圧シリンダ105とを含む。リンク機構137
は、レードル22の両側方にそれぞれ設けられる。各リ
ンク機構137は、支持体103と受け部材104との
間にわたって上下に間隔をあけてピン結合される一対の
リンク106,107を有する。受け部材104は、台
車26に乗載されてレードル搬送位置102にあるレー
ドル22cの支持部101を仮想線108で示される状
態で受け、実線で示されるように矢符109の方向に上
昇するとともに水平方向に移動し、スイングタワーST
1に受け渡す。リンク106,107は、支持体103
と受け部材104とにピン111〜114によってピン
結合され、これらのピン111〜114の軸線は、鉛直
面内で平行四辺形の各頂点位置にある。一対の各リンク
機構137の各リンク106は連結部材115によって
固定される。またリンク106には、ピン116によっ
て油圧シリンダ105のピストン棒117がピストン結
合される。シリンダ105は、トラニオン軸であるピン
118によって固定位置に設けられたブラケット119
に角変位可能に支持される。シリンダ105の伸長時に
は、実線で示されるようにして受け部材104はスイン
グタワーST1にレードル22aを受け渡す上限位置に
あり、そのシリンダ105の縮小時には仮想線120で
示されるように角変位し、参照符108で示されるよう
に受け部材104はレードル22cの支持部101を受
けることができる状態となっており、このようにしてピ
ストン棒117とリンク106とを連結するピン116
は上昇時に参照符121で示す軌跡をたどる。このよう
なシリンダ105は、各リンク機構137毎に設けられ
ている。
【0018】図9はレードル移動装置M1の受け部材1
04付近の拡大した側面図であり、図10はこの受け部
材104によってレードル22の支持部101を支持し
ている状態を示す図である。受け部材104の一側部に
は、複動油圧シリンダなどのようなアクチュエータ12
2が設けられ、このアクチュエータ122によって、抜
止め部材123は、矢符124で示すように、切欠き1
25に嵌り込んで支持されている支持部101の上方に
突出する。この抜止め部材123は受け部材104に形
成された案内孔126に挿入されており、抜止めのため
に上述のように矢符124の方向に部分的に仮想線12
7で示されるように突出可能である。こうして抜止め部
材123が突出された状態は図10に示されている。こ
れによって支持部101が受け部材104の切欠き12
5から外れてしまうおそれがなく安全性が確保される。
またこの切欠き125において水平な直円柱状のトラニ
オン軸である支持部101を受けることによって、その
レードル22のノズル98を開閉するスライディングゲ
ートが閉じたままとなって開かなくなったときには、そ
のレードル22の外壁に固定されているブラケット12
8にクレーンなどのワイヤ129を連結し、このワイヤ
129を持ち上げることによってレードル22を支持部
101の水平軸線まわりに矢符130のまわりに角変位
し、これによってレードル22内の溶鋼を非常用鍋など
に排出することが可能である。
【0019】図11はさらに他の実施例の受け部材10
4付近の側面図であり、図12はその簡略化した水平断
面図である。受け部材104の上部には振れ止め部材1
31が対を成して設けられ、この振れ止め部材131は
ブラケット132によって水平軸線まわりに角変位可能
であり、この振れ止め部材131は油圧モータなどのロ
ータリアクチュエータ133によって90度角変位可能
である。振れ止め部材131の回転軸線は、ピン111
〜114の軸線に垂直である。レードル22の支持部1
01を受け部材104の切欠き125で受けて支持する
ときには、アクチュエータ133によって振れ止め部材
131は図11および図13のように直立した状態とな
っている。支持部101が受け部材104の切欠き12
5に嵌り込んで受けられた状態となった後には、アクチ
ュエータ133は振れ止め部材131を図13の矢符1
34で示されるように90度角変位し、仮想線135で
示される状態とする。このとき図12に示されるように
振れ止め部材131はレードル22の外側壁に近接した
状態となり、これによってレードル22は支持部101
の水平軸線まわりに角変位することが抑制される。この
振れ止め部材131のレードル22に臨む振れ止め面1
36は、レードル22の外周面に沿って傾斜ないしは弯
曲しており、これによってレードル22の不所望な揺れ
を可及的に抑制することができる。図11〜図13に示
される実施例は、図9および図10に関連して示される
実施例とともに、受け部材104に関連して同時に構成
されて実施され得る。
【0020】再び図1および図6を参照して、スイング
タワーST1の構成を述べる。スイングタワーST1で
は、固定位置に設けられた基台15上には、スイングタ
ワー本体16が旋回軸受17によって支持され、鉛直軸
線18まわりに回転自在とされる。このスイングタワー
本体16の下部には歯車19が固定され、この歯車19
は固定位置に設けられたモータ20の出力軸に連結され
た歯車21に噛合って回転駆動される。
【0021】このスイングタワー本体16には、レード
ル22a,22bを支持するリンク機構51,51aが
設けられる。参照符22a,22bを総括して参照符2
2で示すことがある。レードル移動装置M1によって上
昇されたレードル22bを本件スイングタワーST1に
よって上昇するために、受け部材47が設けられる。こ
の受け部材47は、大略的にL字状に形成され、台車2
6の受け台46の外側方で支持部43の下面44を受け
て支持する受け部48と、その受け部48に連なってス
イングタワー本体16側で立上がって延びる連結部49
とを有する。受け部48には、突片50が形成され、支
持部43の下面44が受け部48の上面でずれることを
防ぐ。受け部材47は、レードル22の両側方にそれぞ
れ設けられており、この各受け部材47には一対の各リ
ンク機構51が連結される。リンク機構51は、スイン
グタワー本体16と受け部材47との間にわたって上下
に間隔をあけてピン52〜55によってピン結合される
一対のリンク56,57を有する。各リンク機構51の
リンク56は、連結部材58によって相互に連結されて
おり、この連結部材58には複動油圧シリンダ59のピ
ストン棒60がピン61によって連結される。シリンダ
59は、トラニオン態様で軸62によってスイングタワ
ー本体16に固定されたブラケット71に角変位可能に
設けられる。スイングタワー本体16には、リンク機構
51と同様なリンク機構51aが軸線18まわりに18
0度ずれて同様に設けられ、対応する構成要素には、同
一の数字に添え字aを付して示す。ピン52〜55の各
軸線は鉛直面内で平行四辺形の各頂点位置にある。
【0022】図14は図1〜図13に示される実施例の
レードル22の搬送手順のタイムスケジュールを示す図
であり、図15(1)〜図15(6)は、前述の図2に
示される簡略化された平面図を併せてレードル22の搬
送状態を示す図である。台車26はこの実施例では合計
3台用いられ、参照符261,262,263でそれぞ
れ示すことがある。図15(1)の第1ステップでは、
台車261は、一方の電気炉EFAへ移動して時刻t1
〜t2において受鋼し、このとき第2台車262はレー
ドル予熱ヤード86およびレードル・タンディッシュ補
修ヤード87に移動されており、その台車262には、
補修および予熱が完了したレードルが搭載される。次の
第2ステップ2では図15(2)で示されるように、第
1台車261はレール77からターンテーブル装置TT
B3によってレール80に導かれて2次精錬装置LFに
移動して時刻t3〜t4において2次精錬が行われる。
第2台車262はもう1つの電気炉EFBへレール83
からターンテーブル装置TTB4、レール79、ターン
テーブル装置TTB3、レール77およびターンテーブ
ル装置TTB1を経てレール89からもう1つの電気炉
EFBに移動し、受鋼の待機状態となる。第3台車26
3は、レードル予熱および補修のためのヤード86,8
7へ移動され、その台車263上にはレードル22が搭
載される。
【0023】第3ステップでは図15(3)に示される
ように、第1台車261はレール80,78,81およ
びターンテーブル装置TTB3,TTB2を経てレード
ル移動装置M2へ移動し、レードル22はレードル移動
装置M2および第2スイングタワーST2によって鋳造
位置へ移動され、そのレードル22からタンディッシュ
28への溶鋼の注入が行われて、時刻t5〜t6におい
て鋳造が行われる。第2台車262は電気炉EFBにお
いて受鋼のために待機しており、第3台車263はヤー
ド86,87で待機している。
【0024】第4ステップでは図15(4)に示される
ように、第2台車262は電気炉EFBから受鋼後、2
次精錬炉LFに移動する。第3台車263は、電気炉E
FAに移動し、受鋼待機状態となる。第1台車261
は、ヤード86,87へ時刻t6〜t7において移動す
る。
【0025】次の第5ステップでは図15(5)に示さ
れるように、第2台車262は2次精錬炉LFにおいて
精錬を行った後レードル移動装置M1へ移動し、レード
ル22はレードル移動装置M1および第1スイングタワ
ーST1を経て第1縦形連続鋳造設備CC1の鋳造位置
へ移動され、溶鋼の注入を行う。第1台車261はヤー
ド86,87でレードル22が搭載されて時刻t7〜t
8において待機状態となっている。第3台車263は電
気炉EFAにおいて受鋼のために待機している。
【0026】次の第6ステップでは図15(6)に示さ
れるように、第3台車263が電気炉EFAで受鋼後、
2次精錬炉LFへ移動する。第1台車261は、電気炉
EFBで受鋼のために待機し、時刻t9〜t10で受鋼
する。第2台車262は、溶鋼注入後、ヤード86,8
7に移動する。このような動作が各台車261〜263
で時間的にずれて自動的に移動されて動作が連続して行
われる。
【0027】図16は本発明の他の実施例の縦断面図で
あり、図17は図16に示される実施例の一部の簡略化
して示す平面図である。前述の実施例と対応する部分に
は同一の参照符を付す。この実施例では台車26は、予
め定める第1方向(すなわちレール77,81の延びる
方向、図16および図17の左右方向)にレードル22
を乗載して搬送することができる。このレール77,8
1から成る第1台車26の移動経路の途中で、前記第1
方向に交差する第2方向(図16の紙面に垂直方向、図
17の上下方向)には、レール78が、レール77,8
1よりも低い位置に設けられており、もう1つの台車1
38が設けられる。この台車138は、台車26に類似
した構成を有し、レール78によって案内されて自走可
能である。台車138上にはレール77,81と同様な
レール139が設けられている。この実施例ではレール
77,81とレール78とは直交して交差する。この台
車138は、台車26を乗載してレール78に沿って搬
送する。こうしてレール78の長手方向にはレール77
と電気炉EFAとの組合わせが複数、設けられていても
よい。
【0028】図18は台車26が台車138に乗載され
た状態を示す台車26の側方から見た断面図であり、図
19は台車26が台車138に乗載された状態を示す台
車26の正面から見た断面図であり、図20はレードル
22を乗載した台車26が台車138によって移動され
る状態を示す平面図である。台車26がレール77に案
内されて電気炉EFAで受鋼し、次にレール77で案内
されて2次精錬炉LFで精錬され、次にその台車26は
レール77の端部に図17の参照符140で示されるよ
うに移動しているもう1つの台車138のレール139
上に移載され、次に台車138がレール78に沿って図
17の上方で実線で示されるように移動し、その後、台
車138上の台車26はレール81に沿って連続鋳造設
備CC1寄りに移動され、リフタ141に移動する。
【0029】リフタ141は、台車26を案内するレー
ル142を有するリフトテーブル143を備え、このリ
フトテーブル143は合計4つの複動油圧シリンダ14
4によって昇降可能である。シリンダ144は、水平面
内で4箇所に設けられ、リフトテーブル143が水平な
状態で、したがってそのリフトテーブル143上の台車
26はレードル22eの軸線97が鉛直に沿った状態
で、昇降可能となるように、水平面内で正四角形の頂点
位置にそれぞれ設けられる。このリフトテーブル143
が図16の実線で示されるように上昇位置にもたらされ
た状態では、レール81,142とともに平行に延びる
レール145に台車26が移動する。リフトテーブル1
42は支柱146を有する枠体147に案内されて上下
に昇降可能である。
【0030】図21は第1スイングタワーST1の正面
図であり、図22はそのスイングタワーST1の平面図
であり、図23は台車26に搭載されているレードル2
2の正面を示す断面図である。スイングタワーST1は
前述の実施例に関連して述べたとおりの構成を有し、台
車26に搭載されているレードル22bを仮想線22a
で示されるように上昇し、鉛直軸線18まわりに180
°旋回して参照符22bで示されるように、第1竪型連
続鋳造装置CC1のタンディッシュ28の直上方に移動
することができる。このようなおよびその他の構成は、
前述の実施例と同様である。本発明の他の実施例とし
て、図16〜図23に示される上述の実施例におけるリ
フタ141に代えて、台車138から降ろされた台車2
6上のレードルを、スイングタワーST1に受け渡すた
めのレードル移動装置M1が設けられてもよい。レード
ル移動装置M1は、図1〜図15に示される実施例のも
のと同様である。
【0031】図24は本発明のさらに他の実施例の断面
図であり、図25はその図24に示される実施例の簡略
化した平面図である。この実施例は前述の実施例に類似
し、対応する部分には同一の参照符を付す。注目すべき
はこの実施例では、レードル22を乗載する台車26の
ためのレール88,89;81は、電気炉EFA,EF
Bからそのレードル22に溶湯を供給する位置148,
149から、タンディッシュ28が設けられている位
置、したがってスイングタワーST1によってレードル
22が受けられるために台車26が停止している位置1
50になるにつれて上昇するように傾斜されており、こ
の水平面に対するレール88,89;81の角度θ1
は、たとえば5.5°であってもよい。レール88,8
9とレール81との間では、レール88,89;81が
延びる第1方向(図24および図25の左右方向)にた
とえば90°で交差する第2方向(図24の紙面に垂直
方向、図25の上下方向)にレール78が延び、このレ
ール78に沿って台車138が自走することができる。
たとえば一方の電気炉EFAから受鋼した台車26上の
レードル22は、その台車26によってレール88に沿
って移動し、台車138上のレール139に乗り移り、
次にその台車138によってレール80につながるよう
に移動されて、2次精錬炉LFで精錬され、次に台車1
38上に台車26がその2次精錬炉LFから乗り移り、
次にレール81によって台車138上の台車26が案内
され、図24で示される位置150にまで移動する。こ
の位置150では、台車26上のレードル22はスイン
グタワーST1によって上昇されて180°旋回され、
参照符22bで示されるようにタンディッシュ28の直
上にもたらされて溶鋼の注入が行われる。レール78に
沿う途中にはレードルの予熱および補修などを行うヤー
ド86,87が設けられ、この構成およびその他の構成
は、図26に簡略化して示されるとおりであり、前述の
実施例と同様である。台車26,138は複数台、たと
えば2台設けられ、運転操業の効率を向上するようにし
てもよい。
【0032】図27は本発明のさらに他の実施例の全体
の簡略化した平面図である。この実施例は前述の図16
および図17に関連して示された実施例に類似するけれ
ども、この実施例では特に、レール88,89にたとえ
ば垂直に交差するレール151が設けられ、このレール
151に沿って台車152が自走可能であり、台車15
2はレール153を有し、これによって台車26を案内
して搬送することができる。その他の構成は、前述の実
施例と同様で、2次精錬炉LFA,LFBが各レール8
8,89に沿って配置される。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レードル
を乗載する台車を、旋回手段によって鉛直軸線まわりに
角変位させることによりレードルを精錬手段からタンデ
ィッシュ下方位置まで搬送し、前記レードルをレードル
移動装置によって上昇または下降し、レードル移動装置
によって上昇されたレードルをスイングタワーによって
受けとって旋回し、竪型連続鋳造設備のタンディッシュ
に溶湯を注入することができ、また空になったレードル
をスイングタワーからレードル移動装置に戻して台車に
よって搬送することができる。これによってレードルの
搬送を無人化することができ、省力化を図ることができ
るとともに、天井走行クレーンを用いないので建屋が大
形化することが防がれ、工場建設費を低減させることが
できる。
【0034】また本発明によれば、レードルを乗載する
第1台車はそのレードルを第1方向に搬送し、この第1
台車の移動経路の途中には、第1方向に交差する第2方
向に第1台車を乗載して搬送する第2台車が移動可能に
設けられ、第1台車の移動経路のタンディッシュ寄りの
位置には第1台車に乗載してあるレードルを昇降するレ
ードル移動装置が設けられており、レードル移動装置に
よって上昇されたレードルをスイングタワーによって昇
降および旋回してレードルをタンディッシュ上方にもた
らすことができる。このようにしてレードルの搬送を無
人化することができ、省力化を図ることができるととも
に、天井走行クレーンを用いないので建屋が大形化する
ことが防がれ、工場建設費を低減させることができる。
【0035】また本発明によれば、レードルを乗載して
いる第1台車を、第2台車から上昇し、または第2台車
上に乗載させるためのリフタを設け、リフタによって上
昇された第1台車上のレードルをスイングタワーによっ
て受けとってタンディッシュ上に上昇旋回し、またレー
ドルからタンディッシュへの溶湯の注入完了後にはレー
ドルをスイングタワーによって旋回して下降し第1台車
上に乗載して戻し、この第1台車はリフタによって下降
され第2台車によって移動可能であるので、このような
構成によってもまた、省力化を図り、建屋などの工場建
設費の低減を図ることができる。
【0036】さらに本発明によれば、レードルを乗載し
た第1台車の第1方向の移動経路は、精錬手段からタン
ディッシュが設けられている位置になるにつれて上昇す
るように傾斜しており、この移動経路の途中には第1台
車を乗載して搬送する第2台車が設けられており、第1
台車の移動経路のタンディッシュ寄りの位置では、スイ
ングタワーを設け、第1台車上のレードルをタンディッ
シュ上方にもたらし、あるいはまたタンディッシュ上方
にあるレードルを第1台車に戻すことができるようにし
たので、このような構成によってもまた、省力化を図
り、工場建設費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部の縦断面図である。
【図2】図1に示される実施例の全体の簡略化した全体
の平面図である。
【図3】ターンテーブル装置TTB1の平面図である。
【図4】ターンテーブル装置TTB1の断面図である。
【図5】台車26によってレードル22を乗載した状態
を示す断面図である。
【図6】レードル移動装置M1とスイングタワーST1
とを示す平面図である。
【図7】レードル移動装置M1の構成を示す側方から見
た縦断面図である。
【図8】レードル移動装置M1の正面から見た断面図で
ある。
【図9】受け部材104の一部を切欠いて示す側面図で
ある。
【図10】受け部材104によってレードル22を支持
した状態を示す側面図である。
【図11】レードル104に揺れ止め部材131を備え
た状態を示す側面図である。
【図12】揺れ止め部材131によってレードル22の
揺れ止めを行う状態を示す簡略化した平面図である。
【図13】揺れ止め部材131とその付近を示す正面図
である。
【図14】図1〜図13に示される実施例のレードルの
操作を示すタイムスケジュールの図である。
【図15】図1〜図14に示される実施例の台車261
〜263の移動状況を示す簡略化した平面図である。
【図16】本発明の他の実施例の側方から見た縦断面図
である。
【図17】図16に示される実施例の一部を示す平面図
である。
【図18】図16および図17に示される実施例におい
てレードル22を台車26に乗載し、この台車26を台
車138に乗載した状態を示す正面から見た断面図であ
る。
【図19】レードル22を乗載した台車26をさらに台
車138に乗載した状態を示す側方から見た断面図であ
る。
【図20】台車26が台車138に乗載されている状態
を示す平面図である。
【図21】図16〜図20に示される実施例におけるス
イングタワーST1とその付近を示す断面図である。
【図22】図21に示されるスイングタワーST1とそ
の付近の平面図である。
【図23】レードル22が台車26に乗載されている状
態を示す正面から見た断面図である。
【図24】本発明のさらに他の実施例の側方から見た断
面図である。
【図25】図24に示される実施例の一部の平面図であ
る。
【図26】図24および図25に示される実施例の全体
を示す簡略化した平面図である。
【図27】本発明のさらに他の実施例の全体の構成を示
す簡略化した平面図である。
【符号の説明】
15 基台 16 スイングタワー本体 22,22a〜22d レードル 26,261〜263,138,152 台車 51,51a リンク機構 59,59a 複動油圧シリンダ 104 受け部材 105 複動油圧シリンダ 106,107 リンク 123 抜け止め部材 122,133 アクチュエータ 131 揺れ止め部材 141 リフタ 143 リフトテーブル 144 複動油圧シリンダ 146 支柱 EFA,EFB 電気炉 M1,M2 レードル移動装置 ST1,ST2 スイングタワー TTB1〜TTB4 ターンテーブル装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レードルを乗載して搬送する台車と、 台車の移動経路の途中で、台車を乗載して鉛直軸線まわ
    りに角変位する旋回手段と、 台車の移動経路のタンディッシュ寄りの位置で台車に乗
    載してあるレードルを上昇し、またはレードルを下降し
    て台車に乗載するレードル移動装置と、 レードル移動装置によって上昇されたレードルを受けと
    ってタンディッシュ上に上昇旋回し、またはタンディッ
    シュ上のレードルを下降旋回してレードル移動装置に戻
    すスイングタワーとを含むことを特徴とするレードル搬
    送方法。
  2. 【請求項2】 レードルを乗載して予め定める第1方向
    に搬送する第1台車と、 第1台車の移動経路の途中で、第1方向に交差する第2
    方向に第1台車を乗載して搬送する第2台車と、 第1台車の移動経路のタンディッシュ寄りの位置で第1
    台車に乗載してあるレードルを上昇し、またはレードル
    を下降して第1台車に乗載するレードル移動装置と、 レードル移動装置によって上昇されたレードルを受けと
    ってタンディッシュ上に上昇旋回し、またはタンディッ
    シュ上のレードルを下降旋回してレードル移動装置に戻
    すスイングタワーとを含むことを特徴とするレードル搬
    送方法。
  3. 【請求項3】 レードルを乗載して予め定める第1方向
    に搬送する第1台車と、 第1台車の移動経路の途中で、第1方向に交差する第2
    方向に第1台車を乗載して搬送する第2台車と、 第2台車上の第1台車を上昇し、または下降して第2台
    車上に乗載するリフタと、 リフタによって上昇された第1台車上のレードルを受け
    とってタンディッシュ上に上昇旋回し、またはタンディ
    ッシュ上のレードルを下降旋回してリフタによって上昇
    されている第1台車上に乗載して戻すスイングタワーと
    を含むことを特徴とするレードル搬送方法。
  4. 【請求項4】 レードルに溶湯を精錬手段から供給する
    位置から、タンディッシュが設けられている位置になる
    につれて上昇するように傾斜した予め定める第1方向
    に、レードルを乗載して搬送する第1台車と、 第1台車の移動経路の途中で、第1方向に交差する第2
    方向に第1台車を乗載して搬送する第2台車と、 前記レール上のタンディッシュ寄りの位置で、第1台車
    に乗載してあるレードルを受けとってタンディッシュ上
    に上昇旋回し、またはタンディッシュ上のレードルを下
    降旋回して第1台車に乗載して戻すスイングタワーとを
    含むことを特徴とするレードル搬送方法。
JP3347394A 1991-12-27 1991-12-27 レードル搬送装置 Expired - Fee Related JPH0818115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3347394A JPH0818115B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 レードル搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3347394A JPH0818115B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 レードル搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05192751A true JPH05192751A (ja) 1993-08-03
JPH0818115B2 JPH0818115B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=18389927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3347394A Expired - Fee Related JPH0818115B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 レードル搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818115B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114164312A (zh) * 2021-11-05 2022-03-11 日照钢铁控股集团有限公司 一种炼钢生产转炉钢水出钢转运方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54106034A (en) * 1978-02-07 1979-08-20 Kobe Steel Ltd Ladle changing device in continuous casting machine
JPS54120234A (en) * 1978-03-10 1979-09-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Ladle raising method and apparatus in continuous casting installation

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54106034A (en) * 1978-02-07 1979-08-20 Kobe Steel Ltd Ladle changing device in continuous casting machine
JPS54120234A (en) * 1978-03-10 1979-09-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Ladle raising method and apparatus in continuous casting installation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114164312A (zh) * 2021-11-05 2022-03-11 日照钢铁控股集团有限公司 一种炼钢生产转炉钢水出钢转运方法
CN114164312B (zh) * 2021-11-05 2022-11-18 日照钢铁控股集团有限公司 一种炼钢生产转炉钢水出钢转运方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0818115B2 (ja) 1996-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190091763A1 (en) Method for trasporting molten metal
US9186725B2 (en) Carriage to transport a ladle and to transfer molten metal into equipment for pouring and transportation line for transporting molten metal
US4360304A (en) Extendable crane trolley and method
US3955685A (en) Apparatus for lining a furnace
JPH0654457U (ja) 注湯鍋及びそれを取り扱う懸垂型注湯搬送装置
JP3090795B2 (ja) 取鍋搬送装置
JPH05192751A (ja) レードル搬送方法
CN215615045U (zh) 一种铁水升降倒包车
JP2002248560A (ja) レードルターレットの軸受交換設備および方法
CN112846164B (zh) 铁水运输流水线
EP3315615A1 (en) Manipulator for a ladle
CN111215616B (zh) 一种金属液转运系统
CN210305738U (zh) 一种具有保温机构的钢包移送装置
CN112974787A (zh) 关于翻转钢包热修补的转运平板车
JP2922071B2 (ja) 連続鋳造設備における取鍋交換装置
CN219074354U (zh) 铁水转运倒包车
JP2518684Y2 (ja) 縦形連続鋳造装置
JP4150694B2 (ja) 取鍋搬送用ローラーテーブル
JPS5914043Y2 (ja) 自動給湯装置
JP4664627B2 (ja) 連続鋳造設備
JP4127828B2 (ja) 連続鋳造設備
JPS6145972Y2 (ja)
JP2021194661A (ja) 連続鋳造設備のレードル交換装置
JP4290802B2 (ja) 溶融金属容器の保温装置
RU2033895C1 (ru) Установка для заливки металла в литейные формы

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees