JPH05192055A - ハタケシメジの人工栽培方法 - Google Patents

ハタケシメジの人工栽培方法

Info

Publication number
JPH05192055A
JPH05192055A JP4299122A JP29912292A JPH05192055A JP H05192055 A JPH05192055 A JP H05192055A JP 4299122 A JP4299122 A JP 4299122A JP 29912292 A JP29912292 A JP 29912292A JP H05192055 A JPH05192055 A JP H05192055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
days
culture
cultivation
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4299122A
Other languages
English (en)
Inventor
義雄 ▲吉▼浜
Yoshio Yoshihama
Katsuhiko Kusakabe
克彦 日下部
Susumu Matsui
侑 松井
Hideo Morita
日出男 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Shuzo Co Ltd
Original Assignee
Takara Shuzo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Shuzo Co Ltd filed Critical Takara Shuzo Co Ltd
Priority to JP4299122A priority Critical patent/JPH05192055A/ja
Publication of JPH05192055A publication Critical patent/JPH05192055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mushroom Cultivation (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性に優れ、市場価値が高いハタケシメジ
菌株の人工栽培方法を提供する。 【構成】 子実体の呈味性を向上させた人工のハタケシ
メジ菌株を、通常の菌床人工栽培方法で栽培するハタケ
シメジ菌株の人工栽培方法。交配によって得た新菌株を
使用する。 【効果】 呈味性に優れ、形状の良いハタケシメジを高
収量かつ短期間に栽培することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食用きのことして有用
で、呈味性を向上させた人工のハタケシメジ〔学名 リ
オフィラム デカステス(Lyophyllum decastes)〕の人
工栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハタケシメジは、夏から秋にかけて人家
の近くや、畑、林地等に広く発生するきのこで、形はホ
ンシメジに良く似ている。味は非常に良く、肉質はホン
シメジより固くて歯切れの良いきのこであり、好んで食
用とされている。近年、エノキタケ、ヒラタケ、ブナシ
メジ、ナメコ等において、主に鋸屑と米糠を混合した培
養基を用いて栽培を行う菌床人工栽培方法が確立され、
一年を通して四季に関係なく、安定してきのこが収穫で
きるようになっている。ハタケシメジについても食用き
のことして有用なことから、栽培方法が種々検討されて
いる。しかしながら、ハタケシメジの栽培においては、
いまだ確立された技術は無く、試験検討段階で留まって
いるのが現状である。例えば、福島県林業試験場では、
バーク堆肥を培地素材の主体とし、栄養添加剤として米
糠やフスマを加えた培地を、袋に詰めて培養したものを
施設で発生、あるいは野外に埋め込んで発生させている
(福島県林業試験場研究報告 No. 19,No. 20)。
しかしながら、施設栽培では、発生に長期間を要し、野
外栽培では、単位当りの収量が低く作業性もよくない。
また、特開昭63−169913号公報では、鋸屑10
0に対し、鶏糞、腐葉土、灰、糠をそれぞれ0.5〜
0.6の重量比で混合した培地を、ビンに詰めて培養し
たものを施設で発生させる方法が記載されているが、該
栽培方法は通常の栽培方法とは異なり、菌かき、注水後
にビン口を逆にして一週間程度培養し、その後ビン口を
上に戻し再び栽培する工程を行っており、通常の栽培方
法に比べ、操作が煩雑で作業性も悪い。本発明者等は、
上記現状にかんがみ、鋭意検討の結果、有用食用きのこ
であるハタケシメジを、施設において工業的に、高品質
かつ効率良く製造することが可能なハタケシメジの人工
栽培方法を確立した(特開平4−211308号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、更に
研究を進め、施設において工業的に、高品質かつ効率良
く製造することが可能で、しかも子実体の呈味性を向上
させたハタケシメジ菌株を育種することによって、市場
価値が高く産業上非常に有用なハタケシメジ菌株の人工
栽培方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明はハタケシメジ菌株の人工栽培方法に関し、子実体
の呈味性を向上させた人工のハタケシメジ菌株を、通常
の菌床人工栽培方法で栽培することを特徴とする。
【0005】本発明者らは、通常の菌床人工栽培に適し
た栽培特性を有する菌株を親株として、鋭意育種を行っ
た結果、本発明の子実体の呈味性を向上させた人工のハ
タケシメジ菌株を得ることに成功し、本発明を完成させ
た。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。まず、各
地よりハタケシメジ子実体を採集し、純粋分離作業を行
った。次に、純粋分離に成功したハタケシメジ菌株及び
IFO株を栽培試験に供し、栽培可能の有無、総栽培日
数、収量、形状、子実体の呈味性を調べた。栽培は、特
開平4−211308号公報に記載の方法で行った。結
果を表1に示す。
【0007】
【表1】 表 1 ────────────────────────────────── 菌 株 採集地 栽培総日数 収量g 形状 呈味性 ────────────────────────────────── K−954 奈良 166 80 × + K−1323 福島 不可 K−1428 北海道 不可 K−1702 カナダ 不可 K−1807 青森 不可 K−2979 滋賀 144 115 ○ + K−2980 大阪 123 94 × + K−3099 群馬 不可 K−3114 鳥取 不可 K−3230 京都 155 124 × +++ K−3273 長野 不可 K−3303 スイス 87 147 ◎ ++ K−3304 スイス 88 141 ◎ ++ K−3305 スイス 90 150 ◎ ++ K−3343 西ドイツ 120 30 ○ + IFO 30161 139 83 × + IFO 30260 98 110 ○ + IFO 31167 不可 IFO 32184 141 114 × + IFO 32185 135 121 × + IFO 32186 不可 ──────────────────────────────────
【0008】表1において、不可とは総栽培日数180
日を経過しても子実体が形成されない場合をいう。ま
た、表1における形状とは、◎は子実体の形が優れたも
の、○は子実体の形が良いもの、×は子実体の形が劣る
ものを言う。また呈味性は得られた子実体を油炒めした
際の子実体の香り、味、食感より評価したもので、表中
+++は優れている、++は良い、+は普通を意味す
る。
【0009】表1より、菌株により栽培可能の有無、総
栽培日数、収量、形状、呈味性が、様々であることが明
らかとなった。そこで、総栽培日数、収量、形状の優れ
たK−3303株と、呈味性の優れたK−3230株を
親に選んで交配を行った。また、総栽培日数、収量、形
状の優れたK−3303株、K−3304株、K−33
05株同士の交配も行った。K−3303株、K−33
04株、K−3305株は、特開平4−211308号
公報に記載のLyophyllum decastes K−3303(FE
RM P−11320)、K−3304(FERM P
−11321)、K−3305(FERM P−113
22)であり、通常の菌床人工栽培方法で栽培すること
ができ、栽培日数も短く、収量、子実体の形状も優れた
菌株である。一方、K−3230株は、京都山中にて採
集し分離した菌株で、総栽培日数は長く形状も劣るが、
呈味性の特に優れた菌株である。
【0010】まず、栽培により得られたK−3303株
及びK−3230株の親株子実体より胞子を採取し、滅
菌水に懸濁後、適宜希釈して1×104 個程度をPGY
寒天平板培地(組成:グルコース2.0%、ペプトン
0.2%、酵母エキス0.2%、KH2 PO4 の0.0
5%、MgSO4 ・7H2 Oの0.05%及び寒天2.
0%、pH6.0)に接種し、25℃で7〜10間培養
した。発芽した一核菌糸は、実体顕微鏡下で分離操作を
施し、それぞれ50株の一核菌糸を得た。次に得られた
一核菌糸同士を、PGY寒天平板培地の中央付近に約1
cm離して接種後、25℃にて14日間培養し総当り交
配を行った。光学顕微鏡下で二核化を確認した菌糸のう
ち、成長速度の早い100株を選抜し、再び特開平4−
211308号公報に記載の栽培法により栽培し子実体
を発生させた。得られた交配株の子実体の総栽培日数、
収量、形状、呈味性を調べ、優良株を10株選抜した。
【0011】同様にして、他の親株の組合せ(K−33
03株×K−3304株、K−3303株×K−330
5株、K−3304株×K−3305株)より、各優良
株を5株ずつ選抜し合計25株の優良交配株を得た。そ
の後、25株の優良交配株の栽培を再び行って更に選抜
を繰返した結果、K−3303株、K−3304株、K
−3305株と形状、栽培性は同等で、呈味性の向上し
たハタケシメジ菌株を育種することに成功した。そのう
ち、K−3303株とK−3230株の交配により得ら
れた菌株を、F−585、F−623と命名し、K−3
304株とK−3305株の交配により得られた菌株を
F−1154、F−1488と命名した。
【0012】次に、ハタケシメジF−585株、F−6
23株、F−1154株、F−1488株の4菌株の菌
学的諸性質を以下に示す。
【0013】(1)ハタケシメジF−585株 麦芽エキス寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は26mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を生じる。15日目でコロニー径は47mm、20
日目でコロニー径は67mmとなり、菌糸は白色で密、
直線状に伸びる。気菌糸が多い。裏面は一様で変色はな
い。 バレイショ・ブドウ糖寒天培地(20℃)における
生育状態 10日目でコロニー径は28mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を多量に生じる。15日目でコロニー径は48m
m、20日目でコロニー径は65mmとなり、菌糸は白
色で密、マット状に盛り上がる。気菌糸が大変多い。裏
面は一様で変色はない。 オートミール寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は31mm、菌糸は薄く放射状に
伸びる。15日目でコロニー径は56mm、20日目で
コロニー径は79mmとなり、菌糸は白色で放射状に伸
びる。気菌糸は薄いが20日目では濃くなる。裏面は一
様で変色はない。 フェノールオキシダーゼ検定用培地〔0.1%没食
子酸添加ポテト・グルコース寒天培地〕(20℃)にお
ける生育状態 10日目では生育悪く、コロニー径は9mm、菌糸は白
色で、気菌糸は多い。褐変半径は34mm。20日目で
コロニー径は17mm、褐変半径は50mm。菌糸は白
色で盛り上がる。 最適生育温度 PGY寒天培地(PGY液体培地に寒天を加えたもの)
に直径6mmの種菌を接種し、各温度でそれぞれ培養し
て14日後に各コロニー径を測定したところ、最適生育
温度は25℃付近であった。また、5℃ではほとんど生
育せず、30℃では全く生育しなかった。 最適生育pH PGY液体培地40mlを殺菌後、各pHに調整し、直
径6mmの種菌を接種して、25℃、14日間培養し
た。集菌後、乾燥して重量を測定したところ、最適pH
は5付近であった。また、本菌株の生育範囲は、pH4
〜pH9の間であった。
【0014】(2)ハタケシメジF−623株 麦芽エキス寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は31mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を生じる。15日目でコロニー径は45mm、20
日目でコロニー径は61mmとなり、菌糸は白色で密、
直線状に伸びる。気菌糸が多い。裏面は一様で変色はな
い。 バレイショ・ブドウ糖寒天培地(20℃)における
生育状態 10日目でコロニー径は19mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を多量に生じる。15日目でコロニー径は31m
m、20日目でコロニー径は46mmとなり、菌糸は白
色で密、マット状に盛り上がる。気菌糸が大変多い。裏
面は一様で変色はない。 オートミール寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は24mm、菌糸は薄く放射状に
伸びる。15日目でコロニー径は42mm、20日目で
コロニー径は66mmとなり、菌糸は白色で放射状に伸
びる。気菌糸は薄いが20日目ではやや濃くなる。裏面
は一様で変色はない。 フェノールオキシダーゼ検定用培地〔0.1%没食
子酸添加ポテト・グルコース寒天培地〕(20℃)にお
ける生育状態 10日目では生育悪く、コロニー径は8mm、菌糸は白
色で、気菌糸は多い。褐変半径は26mm。20日目で
コロニー径は9mm、褐変半径は36mm。菌糸は白色
で盛り上がる。 最適生育温度 PGY寒天培地(PGY液体培地に寒天を加えたもの)
に直径6mmの種菌を接種し、各温度でそれぞれ培養し
て14日後に各コロニー径を測定したところ、最適生育
温度は25℃付近であった。また、5℃ではほとんど生
育しなかったが、30℃では25℃の1/4程度の生育
であった。 最適生育pH PGY液体培地40mlを殺菌後、各pHに調整し、直
径6mmの種菌を接種して、25℃、14日間培養し
た。集菌後、乾燥して重量を測定したところ、最適pH
は6付近であった。また、本菌株の生育範囲は、pH4
〜pH9の間であった。
【0015】(3)ハタケシメジF−1154株 麦芽エキス寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は30mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を生じる。15日目でコロニー径は50mm、20
日目でコロニー径は71mmとなり、菌糸は白色で密、
直線状に伸びる。気菌糸が多い。裏面は一様で変色はな
い。 バレイショ・ブドウ糖寒天培地(20℃)における
生育状態 10日目でコロニー径は25mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を多量に生じる。15日目でコロニー径は42m
m、20日目でコロニー径は58mmとなり、菌糸は白
色で密、マット状に盛り上がる。気菌糸が大変多い。裏
面は一様で変色はない。 オートミール寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は36mm、菌糸は薄く放射状に
伸びる。15日目でコロニー径は57mm、20日目で
コロニー径は79mmとなり、菌糸は白色で放射状に伸
びる。気菌糸は薄いが20日目ではやや濃くなる。裏面
は一様で変色はない。 フェノールオキシダーゼ検定用培地〔0.1%没食
子酸添加ポテト・グルコース寒天培地〕(20℃)にお
ける生育状態 10日目では生育悪く、コロニー径は8mm、菌糸は白
色で、気菌糸は多い。褐変半径は30mm。20日目で
コロニー径は10mm、褐変半径は39mm。菌糸は白
色で盛り上がる。 最適生育温度 PGY寒天培地(PGY液体培地に寒天を加えたもの)
に直径6mmの種菌を接種し、各温度でそれぞれ培養し
て14日後に各コロニー径を測定したところ、最適生育
温度は25℃付近であった。また、5℃ではほとんど生
育しなかったが、30℃では25℃の1/5程度の生育
であった。 最適生育pH PGY液体培地40mlを殺菌後、各pHに調整し、直
径6mmの種菌を接種して、25℃、14日間培養し
た。集菌後、乾燥して重量を測定したところ、最適pH
は5付近であった。また、本菌株の生育範囲は、pH4
〜pH9の間であった。
【0016】(4)ハタケシメジF−1488株 麦芽エキス寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は27mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を生じる。15日目でコロニー径は48mm、20
日目でコロニー径は68mmとなり、菌糸は白色で密、
直線状に伸びる。気菌糸が多い。裏面は一様で変色はな
い。 バレイショ・ブドウ糖寒天培地(20℃)における
生育状態 10日目でコロニー径は31mm、白色で密な菌糸、気
菌糸を多量に生じる。15日目でコロニー径は48m
m、20日目でコロニー径は64mmとなり、菌糸は白
色で密、マット状に盛り上がる。気菌糸が大変多い。裏
面は一様で変色はない。 オートミール寒天培地(20℃)における生育状態 10日目でコロニー径は37mm、菌糸は薄く放射状に
伸びる。15日目でコロニー径は55mm、20日目で
コロニー径は76mmとなり、菌糸は白色で放射状に伸
びる。気菌糸は薄いが20日目ではやや濃くなる。裏面
は一様で変色はない。 フェノールオキシダーゼ検定用培地〔0.1%没食
子酸添加ポテト・グルコース寒天培地〕(20℃)にお
ける生育状態 10日目では生育悪く、コロニー径は9mm、菌糸は白
色で、気菌糸は多い。褐変半径は28mm。20日目で
コロニー径は12mm、褐変半径は39mm。菌糸は白
色で盛り上がる。 最適生育温度 PGY寒天培地(PGY液体培地に寒天を加えたもの)
に直径6mmの種菌を接種し、各温度でそれぞれ培養し
て14日後に各コロニー径を測定したところ、最適生育
温度は25℃付近であった。また、5℃ではほとんど生
育しなかったが、30℃では25℃の1/5程度の生育
であった。 最適生育pH PGY液体培地40mlを殺菌後、各pHに調整し、直
径6mmの種菌を接種して、25℃、14日間培養し
た。集菌後、乾燥して重量を測定したところ、最適pH
は6付近であった。また、本菌株の生育範囲は、pH4
〜pH9の間であった。
【0017】更に、ハタケシメジF−585株、F−6
23株、F−1154株、F−1488株と他のハタケ
シメジとの異同について、寒天培地上における対峙培養
によって調べた。供試菌株の二核菌糸を保存スラント
(PGY寒天斜面培地)より3mm×3mm×3mmの
ブロックとして切り出し、それぞれをPGY寒天平板培
地の中央部に対峙して接種し(2cm間隔)、25℃、
20日間培養後、両コロニー境界部に帯線が生じるか否
かを判定した。結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】表2に示したように、F−585株、F−
623株、F−1154株、F−1488株の4株は、
供試菌株すべてと帯線を形成したことから、新しい株で
あることは明白である。
【0020】本発明のハタケシメジF−585株、F−
623株、F−1154株、F−1488株の4株は、
通常の菌床人工栽培方法で栽培することができる。更に
詳しく説明すれば、通常の菌床人工栽培方法とは、エノ
キタケ、ヒラタケ、ブナシメジなどのきのこの栽培に用
いられている方法であって、ビン栽培、袋栽培、箱栽培
等があるが、ここでは一例としてビン栽培について述べ
ると、その方法とは通常、培地調製、ビン詰、殺菌、接
種、培養、菌かき、芽出し、生育、収穫の各工程からな
る。培地調製とは、通常きのこの人工栽培に使用されて
いる鋸屑と米糠、ふすま、大麦粉砕物などの混合物に水
を加えて湿潤状態にする工程で、腐葉土、バーク堆肥、
麦わら堆肥、廃オガ堆肥、コンポスト、腐植酸、ニトロ
フミン酸などの腐植物質を加えることが好ましく、水分
含量は60〜75%好ましくは65%付近が適当であ
る。培地組成は、ハタケシメジの子実体形成が良好な組
成であればよいが、その一例を示せば、鋸屑、腐葉土、
米糠の組合せがある。鋸屑は、培地基材として、米糠は
栄養源として、腐葉土は腐生性菌の例えば生育因子とし
て作用する。腐葉土の培地への添加量は重量比として、
1%以上添加されればよく、好ましくは5%以上がよ
い。ビン詰とは、800〜1000ml容、好ましくは
850ml容のポリプロピレン製広口培養ビンに、調製
した培地を450g〜750g、好ましくは550g圧
詰し、中央に1cm程度の穴を開け、打栓する工程をい
う。殺菌とは、蒸気により培地中のすべての微生物を死
滅させる工程で、常圧殺菌では98℃、4〜5時間、高
圧殺菌では120℃、30〜90分間行われる。接種と
は、放冷された培地に種菌を植付ける工程で、種菌とし
てはハタケシメジ菌株をPGY液体培地で25℃、10
〜15日間培養したものを用いることができ、1ビン当
り20mlほど無菌的に植付ける。また、ここまで説明
した工程で得られる液体種菌接種済みの培養基を、25
℃で30〜40日間培養し培養基全体にハタケシメジの
菌糸がまん延したものを固体種菌として用いることがで
き、1ビン当り15gほど無菌的に植付ける。培養と
は、接種済みの培養基を温度20〜25℃、湿度40〜
70%において菌糸をまん延させ、更に熟成をさせる工
程で、40〜120日間行われる。菌かきとは、種菌部
分と培養基表面をかき取り、原基形成を促す工程で、菌
かき後は、直ちにビン口まで水を入れ3〜5時間後排水
する。芽出しとは、子実体原基を形成させる工程で、温
度10〜20℃、好ましくは15℃前後、湿度80%以
上、好ましくは85〜95%、照度500ルックス以
下、好ましくは50ルックス以下で10〜20日間培養
を続けると、ハタケシメジの原基が形成される。生育と
は、子実体原基から成熟子実体を形成させる工程で温度
10〜20℃、好ましくは15℃前後、湿度80%以
上、好ましくは85〜95%、照度50ルックス以上、
好ましくは200〜500ルックスで5〜15日間培養
を続けると、ハタケシメジの成熟子実体を得ることがで
き、収穫を行って栽培の全工程は終了する。以上ビン栽
培方法について説明したが、本発明はビン栽培に限定さ
れるものではない。
【0021】本発明によれば、施設栽培において、総栽
培日数150日以下で、収量としては、850ml培養
ビンの場合100g以上の、形状が優れ呈味性の向上し
たハタケシメジを集中的に発生することができる。
【0022】本発明による交配株のF−623株は、Ly
ophyllum decastes F−623と表示し、工業技術院微
生物工業技術研究所に微工研菌寄第13165号(FE
RMP−13165)として、F−1154株は、Lyop
hyllum decastes F−1154と表示し、微工研菌寄第
13166号(FERM P−13166)として、F
−1488株は、Lyophyllum decastes F−1488と
表示し、微工研菌寄第13167号(FERM P−1
3167)として寄託されている。
【0023】
【実施例】以下に本発明によるハタケシメジの菌床人工
栽培方法を実施例をもって示すが、本発明は以下の実施
例の範囲のみに限定されるものではない。
【0024】実施例1 PGY液体培地(組成:グルコース2.0%、ペプトン
0.2%、酵母エキス0.2%、KH2 PO4 の0.0
5%及びMgSO4 ・7H2 Oの0.05%、pH6.
0)100mlにハタケシメジF−585株を接種し
て、25℃で12日間培養し液体種菌とした。一方、ポ
リプロピレン製の広口培養ビン(850ml)に、腐葉
土〔(有)コトヒラ製〕50g、鋸屑(スギ材)50
g、米糠100g、水350gを加えて良く混合し湿潤
状態にしたものを圧詰して、中央に直径1cm程度の穴
を開け、打栓後120℃60分間高圧蒸気殺菌を行い、
放冷して固形培養基とした。これに上記の液体種菌約2
0mlを接種し、まず暗所にて、温度25℃、湿度55
%の条件下、培養基に見掛け上菌糸が回るまで35日間
培養し、更に30日間培養を続け熟成させた。次に、菌
かきをして培養基の上部から約1cmほどの菌糸層を除
いてから、水道水をビン口まで加えて3時間放置後排水
し、照度20ルックス、温度15℃、湿度90%の条件
下で11日間培養を続け、子実体原基を形成させた。原
基が形成された培養基は、次に照度500ルックス、温
度15℃、湿度90%の条件下12日間培養を続けて、
成熟子実体を得た。収穫されたハタケシメジF−585
株の子実体は、天然に近く形状に優れており、1ビン当
りの重量は142gで、総栽培日数は88日間であっ
た。
【0025】実施例2 PGY液体培地100mlにハタケシメジF−623株
(FERM P−13165)を接種して、25℃で1
2日間培養し液体種菌とした。一方、ポリプロピレン製
の広口培養ビン(850ml)に、腐葉土〔(有)コト
ヒラ製〕50g、鋸屑(スギ材)50g、米糠100
g、水350gを加えて良く混合し湿潤状態にしたもの
を圧詰して、中央に直径1cm程度の穴を開け、打栓後
120℃60分間高圧蒸気殺菌を行い、放冷して固形培
養基とした。これに上記の液体種菌約20mlを接種
し、まず暗所にて、温度25℃、湿度55%の条件下、
培養基に見掛け上菌糸が回るまで34日間培養し、更に
30日間培養を続け熟成させた。次に、菌かきをして培
養基の上部から約1cmほどの菌糸層を除いてから、水
道水をビン口まで加えて3時間放置後排水し、照度20
ルックス、温度15℃、湿度90%の条件下で10日間
培養を続け、子実体原基を形成させた。原基が形成され
た培養基は、次に照度500ルックス、温度15℃、湿
度90%の条件下12日間培養を続けて、成熟子実体を
得た。収穫されたハタケシメジF−623株の子実体
は、形状が優れており、1ビン当りの重量は152g
で、総栽培日数は86日間であった。
【0026】実施例3 PGY液体培地100mlにハタケシメジF−1154
株(FERM P−13166)を接種して、25℃で
12日間培養し液体種菌とした。一方、ポリプロピレン
製の広口培養ビン(850ml)に、腐葉土〔(有)コ
トヒラ製〕50g、鋸屑(スギ材)50g、米糠100
g、水350gを加えて良く混合し湿潤状態にしたもの
を圧詰して、中央に直径1cm程度の穴を開け、打栓後
120℃60分間高圧蒸気殺菌を行い、放冷して固形培
養基とした。これに上記の液体種菌約20mlを接種
し、まず暗所にて、温度25℃、湿度55%の条件下、
培養基に見掛け上菌糸が回るまで33日間培養し、更に
30日間培養を続け熟成させた。次に、菌かきをして培
養基の上部から約1cmほどの菌糸層を除いてから、水
道水をビン口まで加えて3時間放置後排水し、照度20
ルックス、温度15℃、湿度90%の条件下で10日間
培養を続け、子実体原基を形成させた。原基が形成され
た培養基は、次に照度500ルックス、温度15℃、湿
度90%の条件下で12日間培養を続けて、成熟子実体
を得た。収穫されたハタケシメジF−1154株の子実
体は、形状が優れており、1ビン当りの重量は155g
で、総栽培日数は85日間であった。
【0027】実施例4 PGY液体培地100mlにハタケシメジF−1488
株(FERM P−13167)を接種して、25℃で
12日間培養し液体種菌とした。一方、ポリプロピレン
製の広口培養ビン(850ml)に、腐葉土〔(有)コ
トヒラ製〕50g、鋸屑(スギ材)50g、米糠100
g、水350gを加えて良く混合し湿潤状態にしたもの
を圧詰して、中央に直径1cm程度の穴を開け、打栓後
120℃60分間高圧蒸気殺菌を行い、放冷して固形培
養基とした。これに上記の液体種菌約20mlを接種
し、まず暗所にて、温度25℃、湿度55%の条件下、
培養基に見掛け上菌糸が回るまで34日間培養し、更に
30日間培養を続け熟成させた。次に、菌かきをして培
養基の上部から約1cmほどの菌糸層を除いてから、水
道水をビン口まで加えて3時間放置後排水し、照度20
ルックス、温度15℃、湿度90%の条件下で11日間
培養を続け、子実体原基を形成させた。原基が形成され
た培養基は、次に照度500ルックス、温度15℃、湿
度90%の条件下11日間培養を続けて、成熟子実体を
得た。収穫されたハタケシメジF−1488株の子実体
は、形状が優れており、1ビン当りの重量は153g
で、総栽培日数は86日間であった。
【0028】参考例1 PGY液体培地100mlにハタケシメジK−3303
株(FERM P−11320)を接種して、25℃で
12日間培養し液体種菌とした。一方、ポリプロピレン
製の広口培養ビン(850ml)に、腐葉土〔(有)コ
トヒラ製〕50g、鋸屑(スギ材)50g、米糠100
g、水350gを加えて良く混合し湿潤状態にしたもの
を圧詰して、中央に直径1cm程度の穴を開け、打栓後
120℃60分間高圧蒸気殺菌を行い、放冷して固形培
養基とした。これに上記の液体種菌約20mlを接種
し、まず暗所にて、温度25℃、湿度55%の条件下、
培養基に見掛け上菌糸が回るまで35日間培養し、更に
30日間培養を続け熟成させた。次に菌かきをして培養
基の上部から約1cmほどの菌糸層を除いてから、水道
水をビン口まで加えて3時間放置後排水し、照度20ル
ックス、温度15℃、湿度90%の条件下で10日間培
養を続け、子実体原基を形成させた。原基が形成された
培養基は、次に照度500ルックス、温度15℃、湿度
90%の条件下12日間培養を続けて、成熟子実体を得
た。収穫されたハタケシメジK−3303株の子実体
は、天然に近く形状に優れており1ビン当りの重量は1
47gで、総栽培日数は87日間であった。
【0029】参考例2 PGY液体培地100mlにハタケシメジK−3304
株(FERM P−11321)を接種して、25℃で
12日間培養し液体種菌とした。一方、ポリプロピレン
製の広口培養ビン(850ml)に、バーク堆肥〔富士
見工業(株)製〕50g、鋸屑(スギ材)50g、米糠
100g、水350gを加えて良く混合し湿潤状態にし
たものを圧詰して、中央に直径1cm程度の穴を開け、
打栓後120℃60分間高圧蒸気殺菌を行い、放冷して
固形培養基とした。これに上記の液体種菌約20mlを
接種し、まず暗所にて、温度25℃、湿度55%の条件
下、培養基に見掛け上菌糸が回るまで35日間培養し、
更に30日間培養を続け熟成させた。次に菌かきをして
培養基の上部から約1cmほどの菌糸層を除いてから、
水道水をビン口まで加えて3時間放置後排水し、照度2
0ルックス、温度15℃、湿度90%の条件下で11日
間培養を続け、子実体原基を形成させた。原基が形成さ
れた培養基は、次に照度500ルックス、温度15℃、
湿度90%の条件下12日間培養を続けて、成熟子実体
を得た。収穫されたハタケシメジK−3304株の子実
体は、天然に近く形状に優れており1ビン当りの重量は
141gで、総栽培日数は88日間であった。
【0030】参考例3 PGY液体培地100mlにハタケシメジK−3305
株(FERM P−11322)を接種して、25℃で
12日間培養し液体種菌とした。一方、ポリプロピレン
製の広口培養ビン(850ml)に、腐葉土〔(有)コ
トヒラ製〕50g、鋸屑(スギ材)50g、米糠100
g、水350gを加えて良く混合し湿潤状態にしたもの
を圧詰して、中央に直径1cm程度の穴を開け、打栓後
120℃60分間高圧蒸気殺菌を行い、放冷して固形培
養基とした。これに上記の液体種菌約20mlを接種
し、まず暗所にて、温度25℃、湿度55%の条件下、
培養基に見掛け上菌糸が回るまで35日間培養し、更に
30日間培養を続け熟成させた。次に菌かきをして培養
基の上部から約1cmほどの菌糸層を除いてから、水道
水をビン口まで加えて3時間放置後排水し、照度20ル
ックス、温度15℃、湿度90%の条件下で12日間培
養を続け、子実体原基を形成させた。原基が形成された
培養基は、次に照度500ルックス、温度15℃、湿度
90%の条件下13日間培養を続けて、成熟子実体を得
た。収穫されたハタケシメジK−3305株の子実体
は、天然に近く形状に優れており1ビン当りの重量は1
50gで、総栽培日数は90日間であった。
【0031】参考例4 PGY液体培地100mlにハタケシメジK−3230
株を接種して、25℃で12日間培養し液体種菌とし
た。一方、ポリプロピレン製の広口培養ビン(850m
l)に、腐葉土〔(有)コトヒラ製〕50g、鋸屑(ス
ギ材)50g、米糠100g、水350gを加えて良く
混合し湿潤状態にしたものを圧詰して、中央に直径1c
m程度の穴を開け、打栓後120℃60分間高圧蒸気殺
菌を行い、放冷して固形培養基とした。これに上記の液
体種菌約20mlを接種し、まず暗所にて、温度25
℃、湿度55%の条件下、培養基に見掛け上菌糸が回る
まで55日間培養し、更に30日間培養を続け熟成させ
た。次に菌かきをして培養基の上部から約1cmほどの
菌糸層を除いてから、水道水をビン口まで加えて3時間
放置後排水し、照度20ルックス、温度15℃、湿度9
0%の条件下で23日間培養を続け、子実体原基を形成
させた。原基が形成された培養基は、次に照度500ル
ックス、温度15℃、湿度90%の条件下46日間培養
を続けて、成熟子実体を得た。収穫されたハタケシメジ
K−3230株の子実体の1ビン当りの重量は124g
で、総栽培日数は155日間であった。
【0032】試験例1 ハタケシメジF−585株、F−623株、F−115
4株、F−1488株、K−3303株、K−3304
株、K─3305株及びK−3230株をそれぞれ実施
例、参考例のように栽培し、子実体を得た。総栽培日
数、収量、形状の比較を表3に示す。
【0033】
【表3】 表 3 ────────────────────────────── 総栽培日数 収量g 形状 ────────────────────────────── F−585 88 142 ◎ F−623 86 152 ◎ F−1154 85 155 ◎ F−1488 86 153 ◎ K−3303 87 147 ◎ K−3304 88 141 ◎ K−3305 90 150 ◎ K−3230 155 124 × ──────────────────────────────
【0034】表3における形状とは、◎は子実体の形が
優れたもの、×は子実体の形が劣るものをいう。
【0035】次に、得られたそれぞれの子実体を油炒め
とし、その呈味性を専門パネラーにより評価した結果を
表4に示す。
【0036】
【表4】
【0037】なお、評価は、4段階で行い、4が特に優
れている、3が優れている、2が良い、1が普通を意味
する。
【0038】上記結果を見れば、本発明に用いられるハ
タケシメジF−585株、F−623株、F−1154
株、及びF−1488株は、呈味性が向上し、栽培特性
に優れていることは、明らかである。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の栽
培方法によれば、呈味性に優れ市場価値の高い、形状の
良いハタケシメジを高収量かつ短期間に栽培することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 日出男 滋賀県大津市瀬田3丁目4番1号 寳酒造 株式会社中央研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子実体の呈味性を向上させた人工のハタ
    ケシメジ菌株を、通常の菌床人工栽培方法で栽培するこ
    とを特徴とするハタケシメジ菌株の人工栽培方法。
JP4299122A 1991-10-14 1992-10-13 ハタケシメジの人工栽培方法 Pending JPH05192055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4299122A JPH05192055A (ja) 1991-10-14 1992-10-13 ハタケシメジの人工栽培方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-291957 1991-10-14
JP29195791 1991-10-14
JP4299122A JPH05192055A (ja) 1991-10-14 1992-10-13 ハタケシメジの人工栽培方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05192055A true JPH05192055A (ja) 1993-08-03

Family

ID=26558774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4299122A Pending JPH05192055A (ja) 1991-10-14 1992-10-13 ハタケシメジの人工栽培方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05192055A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103327805B (zh) 香菇菌株gna01
CN106416744B (zh) 一种天麻共生蜜环菌菌种及其制备方法
JP2007053928A (ja) 新規菌株および新規子実体の栽培方法
US5349121A (en) Biologically pure mushroom culture and method for mushroom cultivation
TW201026220A (en) Fungal bed cultivation method of hon-shimeji mushroom
JP2002218843A (ja) マツタケの人工シロ形成方法
CN101353628B (zh) 一种蛹虫草可育菌株的快速鉴定方法
JP2015062380A (ja) マゴジャクシの人工栽培方法
JP3542945B2 (ja) ハタケシメジの人工栽培方法
JPH05192055A (ja) ハタケシメジの人工栽培方法
JP2818873B2 (ja) ナラタケ属担子菌の栽培培地
KR100769357B1 (ko) 고체 매질을 이용한 송이 균사체의 대량 생산방법
JP3512899B2 (ja) ハタケシメジの人工栽培方法
JPH0466033A (ja) 新規白色きのこの栽培方法
JPS63273467A (ja) 新菌株の培養及び栽培方法
JP3503954B2 (ja) ハタケシメジ新菌株
JPH10215678A (ja) 菌根菌の子実体の人工栽培方法
JPH06311827A (ja) はたけしめじ新菌株及び栽培法
JP3263730B2 (ja) マツタケ菌根の迅速人工合成法
US5571717A (en) Biologically pure culture of Lyophyllum ulmarium
JP4063707B2 (ja) きのこの人工栽培方法
JP4008187B2 (ja) 菌根菌の菌糸増殖用培地と菌糸の培養方法並びに子実体の栽培方法
JP2008017754A (ja) ホンシメジ新菌株
JP2537714B2 (ja) 新菌株の培養及び栽培方法
JP2000300066A (ja) ブナハリタケの栽培方法