JPH0519177U - 液体吐出器 - Google Patents

液体吐出器

Info

Publication number
JPH0519177U
JPH0519177U JP7704091U JP7704091U JPH0519177U JP H0519177 U JPH0519177 U JP H0519177U JP 7704091 U JP7704091 U JP 7704091U JP 7704091 U JP7704091 U JP 7704091U JP H0519177 U JPH0519177 U JP H0519177U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
stem
operating member
piston
container body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7704091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2529553Y2 (ja
Inventor
岸  隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP7704091U priority Critical patent/JP2529553Y2/ja
Publication of JPH0519177U publication Critical patent/JPH0519177U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2529553Y2 publication Critical patent/JP2529553Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動部材の上下動で容器体内液体をシリンダ
内へ吸込み、かつ作動部材のノズルから吐出するよう設
け、その作動部材を付勢に抗し押下げしてシリンダ側へ
螺合する液体吐出器において、ステムを挿通させてシリ
ンダ上端に嵌着させた案内筒上面に付着した湯水がステ
ムとの間を通って容器体内へ入らないようにした。 【構成】 作動部材8下降状態保持のために、従来行わ
れていた案内筒16と作動部材との螺合を止め、シリンダ
下部内面の雌ねじ19と作動部材下端雄ねじ部18との螺合
で行うようにした。 【効果】 案内筒16内面に雌ねじを設けないから、その
雌ねじ溝を通って容器体内へ湯水が入って収納液を白濁
化させることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は液体を霧として、又泡として、更には液体をそのまゝ吐出するよう設け た液体吐出器に係る。
【0002】
【従来の技術】
容器体口頸部への装着部を有して該装着部からシリンダを垂下し、該シリンダ 内底部に吸込み弁を設けたシリンダ付き部材と、上記シリンダ内へ嵌合させたピ ストンを下部に有してシリンダ上方へステムを起立し、該ステム上端にノズル付 きの押下げヘッドを嵌着し、上記ピストンからノズルまで設けた吐出器一部に吐 出弁を有する、上記シリンダに対して上方付勢された作動部材と、上記ステムを 挿通させてシリンダの上端部内面へ嵌着させた、作動部材の案内筒とからなり、 該案内筒内面に雌ねじを設けて該雌ねじに押下げヘッドから垂設したステム嵌合 筒外面に設けた雄ねじを螺合させた液体吐出器が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記液体吐出器は、容器体装着状態で、作動部材の上下動で容器体内液体をシ リンダ内へ吸上げ、又シリンダ内液体をノズルから吐出するが、その作動部材上 部はシリンダから上方へ突出するため、輸送時等の包装が嵩ばることとなり、そ のため作動部材押下げ状態で、シリンダ上端に嵌着させた案内筒に螺合できるよ うにしている。
【0004】 しかし上記液体吐出器を、例えば風呂場等、湯や水がはね易い場所で使うと案 内筒上面に付着した湯等がその内面に設けた雌ねじ溝を通って容器体内へ入り易 く、そのため容器体内の収納液体が白濁化したり、又カビを生じたりする欠点が あった。
【0005】 本案は、上記案内筒内面の雌ねじ部をシリンダ下部内面へ移して、該部分で作 動部材と螺合させることで上記欠点を除去するものであり、又その案内筒の上面 内周部から第1防水筒を起立して上記のように湯水が容器体内へ混入しないよう 設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
容器体口頸部への装着部3を有して該装着部からシリンダ4を垂下し、該シリ ンダ内底部に吸込み弁5を設けた、シリンダ付き部材1と、上記シリンダ内へ嵌 合させたピストン9を下部に有してシリンダ上方へステム10を起立し、該ステム 上端にノズル11付きの押下げヘッド12を嵌着し、上記ピストンからノズルまで設 けた吐出路一部に吐出弁13を有する、上記シリンダに対して上方付勢された作動 部材8と、上記ステム10を挿通させてシリンダ4の上端部内面へ嵌着させた、作 動部材の案内筒16とからなり、上記ステム下端からピストン9下方へ雄ねじ部18 を垂下して、該雄ねじ部をシリンダ4の下部内面に付形した雌ねじ19へ付勢に抗 して作動部材8をシリンダ4に対して押下げた状態で螺合させた。
【0007】 案内筒16の上面内周からステム10を挿通させた第1防水筒20を起立した。
【0008】
【実施例】
まず従来知られている液体吐出器の構造について説明する。1はシリンダ付き 部材で、容器体2の口頸部外面へ螺合させる装着部3を有して、該装着部からシ リンダ4を垂下し、該シリンダ内底部に吸込み弁5を設けている。上記装着部は シリンダ4と一体成形することもあり、シリンダ4の上端内周部からは嵌着筒6 を起立する。又シリンダ下端からは液体吸上げパイプ7を垂設する。
【0009】 上記シリンダ内からは作動部材8を起立する。該部材はシリンダ内へ嵌合させ たピストン9を下部に有してシリンダ上方へステム10を起立し、該ステム上端に ノズル11付きの押下げヘッド12を嵌着する。該作動部材はピストンからノズル11 までの吐出路一部に吐出弁13を有する。図示例の吐出弁13はピストン9を筒状と して該ピストンをステム10の下部外面に周設した溝内へ一定ストロークで上下動 可能に嵌合させ、かつその溝下方のステム部分へ弁孔14を穿設したもので、その 筒状ピストンに対してステムが上昇した図1の状態でその弁孔14は閉塞され、又 作動部材押下げにより上記溝が筒状ピストンに対し下降することで弁孔14が開く よう設けてある。又該作動部材はコイルスプリング15で上方へ付勢されている。
【0010】 16は既述シリンダ4の上端部内面へ嵌着された、作動部材8の案内筒で、ステ ム10を挿通させている。該案内筒は既述嵌着筒16外面へ嵌着させた筒部17を垂設 する。
【0011】 本案にあっては、既述ステム10下端からピストン9下方へ雄ねじ部18を垂設す ると共に、シリンダ4の下部内面に雌ねじ19を付形し、図2が示すように作動部 材8押下げ状態で螺合可能とした。
【0012】 図3と図4とが示す第2実施例のように、既述案内筒16の上面内周から第1防 水筒20を起立してもよく、このようにすることで防水効果を更に高めることが出 来る。尚図示例では図4が示すように作動部材8を押下げてシリンダ下部にステ ム10の下部とを螺合させたとき、上記第1防水筒上部が押下げヘッド12から垂下 するステム嵌着筒21上部の大外径部外面へ水密に嵌合できるよう設け、又その嵌 着筒上部を更に大外径として該大外径部下面から上記第1防水筒20外面へ嵌合す る第2防水筒22を垂下させている。
【0013】 図5が示すように、作動部材8を押下げ、かつ雄ねじ部と雌ねじとを螺合させ た状態での液洩れ防止のため、雄ねじ部18下端面がシリンダ内面に設けた上向き 段部23上面へ水密に圧接するよう設けてもよく、又図6のように雄ねじ部18の下 端外周部が上向き段部23上面へ接すると共に雄ねじ部の下端内周から垂設したシ ール筒24が上記上向き段部下方の筒部分内面へ水密に圧接するよう設けてもよい 。
【0014】
【考案の効果】 本案は既述のように、シリンダ内から上方付勢状態に、シリンダ上端部内へ嵌 着させた案内筒に挿通させて作動部材を起立する液体吐出器において、作動部材 のステム下端からピストン下方へ雄ねじ部18を垂下して該雄ねじ部をシリンダ下 部内面に設けた雌ねじ19へ螺合させてその作動部材下降状態を保持可能にしたか ら、従来のように案内筒16内面へ雌ねじを設ける必要がなく、よってその雌ねじ のねじ溝を通って案内筒上面に付着した湯水が容器体内へ入って、該容器体内の 吐出用液体を白濁化等することがない。又案内筒上面の内周部から第1防水筒20 を起立させることで、上記湯水が容器体内へ入ることを更に確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案吐出器の半断面図である。
【図2】図1吐出器の作動部材を下降状態に保持させた
状態での半断面図である。
【図3】第2実施例で示す本案吐出器の半断面図であ
る。
【図4】図3吐出器の作動部材を下降状態に保持させた
状態での半断面図である。
【図5】図2、図4一部の拡大断面図である。
【図6】図5が示す吐出器一部を別実施例で示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ付き部材 8 作動部材 16 案内筒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体口頸部への装着部3を有して該装
    着部からシリンダ4を垂下し、該シリンダ内底部に吸込
    み弁5を設けた、シリンダ付き部材1と、上記シリンダ
    内へ嵌合させたピストン9を下部に有してシリンダ上方
    へステム10を起立し、該ステム上端にノズル11付きの押
    下げヘッド12を嵌着し、上記ピストンからノズルまで設
    けた吐出路一部に吐出弁13を有する、上記シリンダに対
    して上方付勢された作動部材8と、上記ステム10を挿通
    させてシリンダ4の上端部内面へ嵌着させた、作動部材
    の案内筒16とからなり、上記ステム下端からピストン9
    下方へ雄ねじ部18を垂下して、該雄ねじ部をシリンダ4
    の下部内面に付形した雌ねじ19へ付勢に抗して作動部材
    8をシリンダ4に対して押下げた状態で螺合させたこと
    を特徴とする液体吐出器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液体吐出器において、案
    内筒16の上面内周からステム10を挿通させた第1防水筒
    20を起立したことを特徴とする液体吐出器。
JP7704091U 1991-08-29 1991-08-29 液体吐出器 Expired - Fee Related JP2529553Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7704091U JP2529553Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 液体吐出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7704091U JP2529553Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 液体吐出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0519177U true JPH0519177U (ja) 1993-03-09
JP2529553Y2 JP2529553Y2 (ja) 1997-03-19

Family

ID=13622660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7704091U Expired - Fee Related JP2529553Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 液体吐出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2529553Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043610A1 (ja) * 2002-11-14 2004-05-27 Advanex Inc. ポンプユニット及び容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004043610A1 (ja) * 2002-11-14 2004-05-27 Advanex Inc. ポンプユニット及び容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2529553Y2 (ja) 1997-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3822352B2 (ja) 正倒立両用の液体噴出器
JPH0519177U (ja) 液体吐出器
JPH086789Y2 (ja) 液体吐出器
JPS6333645Y2 (ja)
JPH0615849Y2 (ja) 液体注出具付き容器
JPH0687259U (ja) 液体吐出器
JPH0621891Y2 (ja) 液体噴出容器
JP3751450B2 (ja) 液体噴出容器
JPH073732U (ja) 液体吐出器
JPH0543269Y2 (ja)
JPH06364Y2 (ja) 液体噴出容器
JP2544160Y2 (ja) 流動体吐出器
JP2593317Y2 (ja) 流動体吐出器
JPH0323316Y2 (ja)
JPH0737344U (ja) 液体吐出器
JPH0323315Y2 (ja)
JPH0415311Y2 (ja)
JPH0418690Y2 (ja)
JPH0717409Y2 (ja) 液体噴出容器
JPH0522383U (ja) 液体吐出器
JPH10278956A (ja) 液体吐出容器
JP2556285Y2 (ja) 液体吐出容器
JPH10236509A (ja) 液体噴出ポンプ
JPS62114672U (ja)
JPS635803Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees