JPH05191500A - 電子交換システム - Google Patents

電子交換システム

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JPH05191500A
JPH05191500A JP211192A JP211192A JPH05191500A JP H05191500 A JPH05191500 A JP H05191500A JP 211192 A JP211192 A JP 211192A JP 211192 A JP211192 A JP 211192A JP H05191500 A JPH05191500 A JP H05191500A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的はグループ保留グループ内での複
数の呼に対するグループ保留と、グループ保留中の所望
の呼に対する応答とを可能にすることにある。 【構成】内線がグループ分けされており、通話中の内線
電話機よりグループ保留操作(GOP) すると通話相手の呼
を保留し、当該保留操作した内線が属するグループ内の
内線から保留応答接続操作(AOP) を行うことで該保留呼
に応答接続可能な交換システムにおいて、内線毎に保留
応答接続時照合用の識別番号を設定してあり、GOP され
るとその操作をした内線対応に保留された呼を登録する
登録管理手段14と、グループ保留された呼へのAOP がい
ずれかの内線電話機よりなされると、その電話機からの
識別番号の入力を待ち、保留操作を行った内線電話機に
設定されている識別番号と一致する情報が入力されると
その一致する識別番号の内線が保留したグループ保留中
の呼への応答接続を実施する制御手段14とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換システムにか
かわり、特に電子交換システム内におけるグループ保留
機能の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構内交換用の電子交換機はディジタル化
され、ソフトウェアによる制御が行われるようになっ
て、内線と外線相互の交換接続や内線同士の交換接続と
云った基本機能の他、様々なサービスが可能になった。
【0003】そして、電子交換機で供給している様々な
サービス機能の中のひとつであるグループ保留機能は、
幾台かの電話機より構成されるグループ保留グループ内
の通話中の電話機から、フッキング後にグループ保留特
番をダイヤルすることにより、もしくはディジタル多機
能電話機において予めグループ保留機能キーとして登録
された機能キーを押下することにより保留された呼を、
グループ保留グループ内の他の電話機から、グループ保
留応答接続特番をダイヤルすることによって、もしく
は、該グループ保留電話キーを押下することによって保
留を解いて通話することを可能とする機能である。
【0004】このようなグループ保留機能では、1グル
ープ保留グループに対して、ひとつの呼のみ保留を許容
する構成となっていた。すなわち、同一グループ内でひ
とつの呼に対する保留しか実現できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】グループ保留機能は、
着信した呼を応答後に一旦保留し、呼の要望する人への
呼出を行う場合や、席を移動して応答したい場合など
に、大変便利な機能である。
【0006】ところが、前記グループ保留機能では、同
一グループ内でひとつの呼に対する保留しか実現できな
いため、グループ保留機能の使用を希望する際に、既に
グループ保留された呼がある場合には、グループ保留機
能を用いることができない。
【0007】そのため、多数の電話機によりグループ保
留グループが構成されている場合には、グループ保留機
能を使用できない頻度がより高くなる。従って、従来の
グループ保留グループは機能的には極めて中途半端なも
のであり、改善が要望されている。
【0008】そこで、この発明の目的とするところは、
グループ保留グループ内での複数の呼に対するグループ
保留を可能とし、その複数のグループ保留中の呼の中の
任意の呼に対する応答を可能として、より使い勝手の良
いグループ保留機能とすることができるようにした電子
交換システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は次のように構成する。すなわち、内線を予
めグループ分けし、通話中の内線電話機より所定のグル
ープ保留操作することにより、通話相手の呼を保留し、
当該グループ保留操作した内線電話機が属するグループ
内の内線電話機から保留応答接続操作を行うことにより
該保留呼に応答接続できるようにしたグループ保留機能
を有する交換システムにおいて、第1には、予め、内線
毎に保留応答接続時照合用の識別番号が設定されてお
り、グループ保留操作するとその操作をした内線対応に
保留された呼を登録する登録管理手段と、いずれかの内
線電話機より前記グループ保留された呼への応答接続操
作がなされると、前記照合用の識別番号の入力を待ち、
前記保留操作を行った電話機の内線に予め設定されてい
る保留番号と一致する情報の入力があるとその一致する
識別番号の内線が保留したグループ保留中の呼への応答
接続を実施する制御手段とを具備して構成する。
【0010】また、第2にはグループ保留操作がなされ
ると保留応答接続時照合用の識別番号入力を待ち、任意
の識別番号入力があると、これらの操作をした内線対応
に当該保留された呼と該識別番号とを登録する登録管理
手段と、いずれかの内線電話機より前記グループ保留さ
れた呼への応答接続操作がなされると、前記照合用の識
別番号の入力を待ち、前記保留操作を行った電話機の内
線の前記登録された識別番号と一致する情報の入力があ
るとその一致する識別番号の内線が保留したグループ保
留中の呼への応答接続を実施する制御手段とを具備して
構成する。
【0011】
【作用】このような構成の本装置は、通話中の呼をグル
ープ保留機能を使用して保留操作すると、その通話中の
呼を保留するが、その際、第1の構成の場合はその保留
操作した内線対応にその通話中の呼を登録管理手段が登
録し、グループ内の電話機より保留応答接続操作をする
と制御手段はその保留応答接続操作をした内線の電話機
に対して識別番号の入力を待ってその入力された識別番
号と一致する前記保留操作を行った電話機の内線の識別
番号があるか否かを調べ、一致するものがあるときは、
その一致する識別番号が設定された内線にて保留された
呼について、保留応答接続操作した内線に繋ぎ、保留を
解除して接続する。
【0012】また、第2の構成の場合、通話中の呼を保
留するに際し、任意の識別番号を入力することにより、
登録管理手段はこれらの操作をした内線対応に保留され
た呼と該識別番号とを登録し、グループ内の電話機より
保留応答接続操作をすると制御手段はその保留応答接続
操作をした内線の電話機に対して識別番号の入力を待っ
てその入力された識別番号と一致する前記保留操作を行
った電話機の内線の識別番号があるか否かを調べ、一致
するものがあるときは、その一致する識別番号が設定さ
れた内線にて保留された呼について、保留応答接続操作
した内線に繋ぎ、保留を解除して接続する。
【0013】このように、保留操作時に保留操作した内
線対応に呼を登録し、この保留した呼は、保留応答接続
操作時に、識別番号の入力を行うことで、この入力した
識別番号と当該呼を保留操作した内線対応に登録した照
合用の識別番号とを照合して一致する場合にその呼の保
留を解除して接続するようにしたものであり、どの内線
で保留した呼であっても、保留した呼が区別できるよう
に照合識別用の識別番号と対応付けて呼の保留を登録す
るようにしたから、グループ保留グループ内で複数の呼
をグループ保留したり、この保留されている所望の呼に
対する応答が可能となる。
【0014】そのため、呼の保留、呼出、応答といった
手順を踏む場合、このようなグループ保留機能を用いれ
ば、応答者はグループ保留グループ内の任意の電話機か
ら任意の保留呼の保留を解いて応答するといった対応が
可能となり、使い勝手の良いグループ保留機能とするこ
とができる電子交換機システムが得られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例を示すブロッ
ク構成図であり、図中、1は交換機本体、2-1 〜2-n は
内線電話機、3-1 〜3-m は局線(外線)である。
【0016】交換機本体1は内線端末や局線を収容し、
内線相互間、内線と外線との間の交換接続などを行うも
ので、交換回路11、トランク回路12-1〜12-m、ライン回
路(加入者回路)13-1〜13-n、制御部(中央制御装置)
14、記憶部15などにより構成されている。
【0017】前記交換回路11は内線相互あるいは内線か
ら外線そして外線から内線への交換接続を行うものであ
り、前記制御部14はこの交換回路11の交換動作の制御を
はじめ、全体の各種制御を司るものである。
【0018】前記記憶部15は前記制御部14の各プログラ
ムや各種テーブル、そして、設定した機能内容などのデ
ータを記憶するもので、その他、交換機において発生す
る各種情報を記憶部15に更新記憶させると共に、ここで
は図示しないが交換機1と接続可能な保守用ターミナル
との間でデータ授受すべく制御するプログラムなどが保
持される。交換機本体1のライン回路13-1〜13-nはそれ
ぞれ内線毎に設けた接続インタフェースであり、交換回
路11と各内線端末との接続インタフェースとなる。
【0019】前記トランク回路12-1〜12-mは交換回路11
とそれぞれ対応する局線3-1 〜3-mとのインターフェー
スをとり、また、着信検出、回線捕捉のための直流ルー
プ閉結などを行う回路である。また、図示しないがトー
ン送出回路が交換回路11に接続され、電話システムとし
て必要な各種シグナル音が送出できるようになってい
る。
【0020】前記電子交換機本体1内の上述した構成要
素は、制御ハイウェイ16を介して制御部14と結合され、
制御部14は記憶部15に予め格納された制御プログラムに
従って、ライン回路13-1〜13-nやトランク回路12-1〜12
-mの間の通話路が形成されるように交換回路11を制御し
て通常の交換動作を可能にする。
【0021】また、制御部14には電子交換機本体1に収
容されている内線電話機のうち、幾台かの内線電話機に
より構成される予め設定されたグループ保留グループ
(図1の例は、グループ保留グループが前記内線電話機
2-1 〜2-k より構成されている場合について示してい
る)内の通話中の電話機から、フッキング後にグループ
保留特番をダイヤルすることにより、もしくは電話機が
ディジタル多機能電話機である場合においては予めグル
ープ保留機能キーとして登録された機能キーを押下する
ことにより、呼を保留することができ、また、このよう
な保留された呼について、グループ保留グループ内の他
の電話機からグループ保留応答接続特番をダイヤルする
ことにより、もしくは該グループ保留機能キーを押下す
ることにより、保留を解いて通話することを可能とする
ように制御する機能を持たせる。次にこのような構成の
本装置の作用について説明する。
【0022】(一般的な動作)このような構成におい
て、外線からの着信があれば、制御部14はトランク回路
12-1〜12-mより着信を検出し、代表として設定された内
線端末、もしくは、直接、対応の内線に着信させる。そ
して、その内線端末の応答により通話路を確保し、両者
の間の通信を可能とする。
【0023】内線から外線への発呼は内線端末の発呼操
作により、制御部14はトランク回路12-1〜12-mのうちの
空きのものを探し、この空きトランク回路を使用して通
話路を確保し、局交換機へダイヤル情報を出力すること
で行う。そして、局交換機を介して相手方と接続される
と通信可能となる。
【0024】内線間は発呼内線より内線番号を受けて、
該当内線番号のライン回路に対し、着信制御し、そのラ
イン回路の接続端末が応答することで通話路を確保し、
通信可能にする。
【0025】以上は電子交換機本体1における電子交換
機としての基本機能であるが、次に本発明の特徴部分で
あるグループ保留グループ内での複数呼のグループ保留
を可能とする機能を中心に、図2ならびに図3を参照し
ながら説明する。 (グループ保留機能(1) )
【0026】まず、グループ保留グループを構成する電
話機に、予め、その電話機よりグループ保留を行った呼
に対するグループ保留応答接続の際の照合のためのグル
ープ保留固別番号として予め固有の番号を設定しておく
ことにより、これを使用してグループ保留グループ内で
複数の呼についてグループ保留と、保留された呼の個別
の保留応答解除を可能とする機能を制御部14に持たせる
場合の例を図2を参照しながら説明する。
【0027】図2における[A]〜[C]はそれぞれ電
子交換機本体1に接続された異なる内線の電話機である
ことを示しており、その操作に基づく動作遷移を順に示
している。
【0028】[A]と[C]は同一グループ保留グルー
プ内の電話機とし、現在、[A]と[B]が通話中であ
るとする。ここで[A]から、フッキング後、グループ
保留特番ダイヤルまたは該グループ保留機能キー押下が
行われたとすると、この場合、制御部14は、[B]をグ
ループ保留状態とする。
【0029】記憶部15では、グループ保留グループの各
メンバに対してそれぞれ対応した、予め設定された個別
番号(グループ保留個別番号)を記憶しており、グルー
プ保留操作した電話機によってグループ保留された呼
を、同一グループ保留グループ内の任意の電話機に接続
して通信したい場合に、その対象がどれであるのかを確
認するための照合番号として使用される。例えば、固有
番号が“2”と割り付けられた電話機により保留された
呼を接続したい場合にはグループ保留応答接続の状態に
おいて、“2”をダイヤルすればその呼をグループ保留
応答接続操作した電話機に繋ぐことができるようにな
る。
【0030】従って、図2の例の場合、制御部14はグル
ープ保留する際に保留操作を行った端末に対応して
[B]の呼を記憶部15に記憶すると共に、グループ保留
応答接続を行う場合はその保留操作を行った端末に対応
する前記個別番号をダイヤルすることで保留を解除して
グループ保留応答接続の操作を行った端末と接続するこ
とができる。
【0031】図3はこのグループ保留機能を実現するた
めの記憶部15のデータ構造を示したものであり、グルー
プ保留グループ番号毎に、グループ保留グループのメン
バのLDN(ライン・ディレクトリ・ナンバ;内線別に
割り付けた管理のための番号)、グループ保留個別番号
(保留した特定の呼を、指定して応答接続する際に識別
のために照合する識別番号)、被保留呼のLDNより構
成される管理テーブルとなっている。
【0032】そして、どのグループ保留グループ番号の
グループにおいてどの内線が所属しているか、そしてそ
の所属内線のグループ保留固別番号は何番で、その内線
によってグループ保留された呼(被保留呼)が無いの
か、あるならば相手が何番のLDNを持つものであるの
かがわかるようになっている。
【0033】従って、グループ保留機能により呼を保留
すると、例えば、その操作をした内線がグループ保留グ
ループ番号1のグループに所属しているLDN=ldn
3の内線であって、グループ保留個別番号は1、そし
て、相手がLDN=ldn8の内線であったとすると、
グループ保留グループ番号1のグループのテーブルにお
けるldn3対応の項に、ldn8が登録されることに
なり、グループ番号1に所属するグループ保留個別番号
“1”のldn3によってldn8が保留呼となってい
ることがわかるように管理される。
【0034】このような管理形態で[A]により[B]
がグループ保留状態となっていることが登録される。こ
の状態において、[A]と同一のグループ保留グループ
に属している他の電話機(例では[C])がオフフック
したとし、その後にこのオフフックした電話機(つまり
[C])がグループ保留応答接続特番ダイヤル操作され
るか、または、該グループ保留機能キー押下がなされた
場合、制御部14は、グループ保留中の呼があるかどうか
記憶部15を調べる。
【0035】この場合、[B]がグループ保留状態とな
っていることが登録されているので、制御部14はグルー
プ保留中の呼があることを知り、[C]を一定の時間、
グループ保留個別番号入力待ちの状態にする。
【0036】グループ保留中の呼が存在しない場合、制
御部14は[C]と前記トーン送出回路を接続し、これに
より、[C]に対してリオーダートーンを送出し、誤操
作を通知する。グループ保留個別番号入力待ちの状態に
おいて、当該入力待ちの状態にある[C]より個別番号
である“5”をダイヤルしたとする。
【0037】制御部14は、前記一定時間内にダイヤルさ
れた番号(例では“5”)を記憶部15に記憶されている
グループ保留中の呼に対応するグループ保留個別番号と
照し合し、合致する保留呼が存在すれば、その呼(例で
は[B])を[C]に接続して通信可能とする。
【0038】また、制御部14は、グループ保留個別番号
入力待ちの状態の期間において、ダイヤルされた番号と
合致する保留呼が存在しなかった場合、もしくは、当該
期間内に何もダイヤルされなかった場合は、[C]と前
記トーン送出回路を接続することにより、[C]に対し
てリオーダートーンを送出し、誤操作を通知する。
【0039】この実施例はグループ保留グループに所属
している各内線にその内線がグループ保留した呼がある
場合に、その呼の保留を解除して応答する場合(すなわ
ち、グループ保留応答接続の場合)に照合のための固有
の番号を予め割り当てておき、その番号をダイヤルする
ことで一致したならば、当該グループ保留応答接続の操
作を行った内線に当該保留となっていた呼を接続して通
信できるようにしたものである。
【0040】従って、保留となっている複数の呼のう
ち、どの呼に応答するかを自由に選択できるようになる
ことから、複数の呼をグループ保留グループ内に保留し
たり、所望の保留呼に対して応答接続ができるようにな
る。ところで、グループ保留グループの各グループ内電
話機台数が少ない場合には、電話機毎にグループ保留固
別番号を固定的に定めたこの方式が便利である。
【0041】しかし、各グループ内電話機台数が多い場
合には、電話機毎にグループ保留固別番号を固定的に定
めるとグループ保留固別番号が多数となり過ぎて不便で
ある。このような場合にはグループ保留を行う場合に任
意のグループ保留固別番号を設定して保留応答接続の際
の照合に使用する方が便利である。従って、この方式に
ついて次に説明する。 (グループ保留機能(2) )
【0042】グループ保留操作時に操作者が任意の番号
を、保留呼に対するグループ保留応答接続の際の照合の
ためのグループ保留固別番号として与えることができる
ようにし、これによりグループ保留グループ内で複数の
呼についてグループ保留と、保留された呼の個別の保留
応答を可能とする機能を図4を参照しながら説明する。
【0043】[D]と[F]は同一グループ保留グルー
プ内の電話機とし、現在、[D]と[E]が通話中であ
るとする。ここで[D]から、フッキング後のグループ
保留特番ダイヤル、または、該グループ保留機能キーを
押下が行われた場合、制御部14は、[E]をグループ保
留状態とし、[D]を一定時間、グループ保留個別番号
入力待ちの状態にする。
【0044】制御部14は、この間にダイヤルされた番号
を[E]に対するグループ保留個別番号(例では
“2”)と認識し、この番号と既にグループ保留されて
いる呼のグループ保留個別番号と照合し、重複していな
い場合、ならびに、グループ保留されている呼が存在し
ない場合、記憶部15に前記[E]に対するグループ保留
個別番号として記憶し、同時に、[E]の呼を記憶す
る。図5は、このグループ保留機能を実現するための記
憶部15のデータ構造を示したものである。更に、このと
き、[D]と前記トーン送出回路を接続することにより
サービス受付音を送出し、[D]にグループ保留完了を
通知する。
【0045】一方、制御部14は、前記[E]に対するグ
ループ保留個別番号が既にグループ保留されている呼に
対するグループ保留個別番号と重複している場合、なら
びに、前記一定時間内に何もダイヤルされなかった場合
は、[D]と前記トーン送出回路を接続することによ
り、[D]に対してリオーダートーンを送出し、誤操作
を通知する。
【0046】また、グループ保留グループ内の他の電話
機(例では[F])から、オフフック後のグループ保留
応答接続特番ダイヤル、または、該グループ保留機能キ
ー押下が行われた場合、制御部14は、グループ保留中の
呼があるか否か記憶部15を調べ、グループ保留中の呼が
あるならば、[F]を一定時間の間、グループ保留個別
番号入力待ちの状態にする。グループ保留中の呼が存在
しない場合は、[F]と前記トーン送出回路を接続する
ことにより、[F]に対してリオーダートーンを送出
し、誤操作を通知する。
【0047】制御部14は、前記一定時間内にダイヤルさ
れた番号(例では“2”)を、記憶部15に記憶されてい
るグループ保留中の呼に対するグループ保留個別番号と
照らし合わせ、合致する保留呼が存在すれば、その呼
(例では[E])をFに接続し通信可能とする。制御部
14は、一定時間内のダイヤルされた番号と合致する保留
呼が存在しなかった場合、ならびに、一定時間内に何も
ダイヤルされなかった場合は、[F]と前記トーン送出
回路を接続することにより、[F]に対してリオーダー
トーンを送出し、誤操作を通知する。
【0048】このように、実施例(2) においては、グル
ープ保留機能を使用して通信中の相手をグループ保留操
作したとすると、固有番号の入力待ちとなり、所望のグ
ループ保留固有番号を入力することで、この固有番号で
通信中の相手をグループ保留登録し、同一グループ保留
グループ内の電話機よりグループ保留応答接続して、先
のグループ保留固有番号を入力するとその固有番号でグ
ループ保留登録してあった保留呼を接続して通信可能に
したものである。
【0049】従って、グループ保留を行う場合に、任意
のグループ保留固別番号を設定してグループ保留を行う
ことができ、保留応答接続の際の照合に使用することが
できるので、各グループ内電話機台数が多い場合等にお
いて、グループ保留の際に、便利である。
【0050】以上、2種類のグループ保留機能について
実施例を示したが、これらで述べたグループ保留グルー
プ内で複数呼のグループ保留を可能とするための方法の
うち、いずれを採用するかは、本システムを利用する現
場におけるニーズに合わせて最適な方を選ぶようにすれ
ば良い。
【0051】この結果、グループ保留グループ内で複数
呼のグループ保留を可能とし、かつ、グループ保留され
ている呼の中から任意の呼に対して応答することを可能
とする。これにより、着信した呼の要望する人の呼出を
行う場合などに、より使い勝手が良いグループ保留機能
を有する電子交換機システムが得られる。
【0052】このように本発明によるシステムは、内線
を予めグループ分けし、通話中の内線電話機より所定の
グループ保留操作することにより、通話相手の呼を保留
し、当該グループ保留操作した内線電話機が属するグル
ープ内の内線電話機から保留応答接続操作を行うことに
より該保留呼に応答接続できるようにしたグループ保留
機能を有する交換システムにおいて、第1には、予め、
内線毎に保留応答接続時照合用の識別番号が設定されて
おり、グループ保留操作するとその操作をした内線対応
に保留された呼を登録する登録管理手段と、いずれかの
内線電話機より前記グループ保留された呼への応答接続
操作がなされると、前記照合用の識別番号の入力を待
ち、前記保留操作を行った電話機の内線に予め設定され
ている保留番号と一致する情報の入力があるとその一致
する識別番号の内線が保留したグループ保留中の呼への
応答接続を実施する制御手段とを具備したものである。
【0053】また、第2にはグループ保留操作がなされ
ると保留応答接続時照合用の識別番号入力を待ち、任意
の識別番号入力があると、これらの操作をした内線対応
に当該保留された呼と該識別番号とを登録する登録管理
手段と、いずれかの内線電話機より前記グループ保留さ
れた呼への応答接続操作がなされると、前記照合用の識
別番号の入力を待ち、前記保留操作を行った電話機の内
線の前記登録された識別番号と一致する情報の入力があ
るとその一致する識別番号の内線が保留したグループ保
留中の呼への応答接続を実施する制御手段とを具備して
構成しものである。
【0054】そして、このような構成のシステムにおい
て、通話中の呼をグループ保留機能を使用して保留操作
すると、その通話中の呼を保留するが、その際、第1の
構成の場合はその保留操作した内線対応にその通話中の
呼を登録管理手段が登録し、グループ内の電話機より保
留応答接続操作をすると制御手段はその保留応答接続操
作をした内線の電話機に対して識別番号の入力を待って
その入力された識別番号と一致する前記保留操作を行っ
た電話機の内線の識別番号があるか否かを調べ、一致す
るものがあるときは、その一致する識別番号が設定され
た内線にて保留された呼について、保留応答接続操作し
た内線に繋ぎ、保留を解除して接続する。
【0055】また、第2の構成の場合、通話中の呼を保
留するに際し、任意の識別番号を入力することにより、
登録管理手段はこれらの操作をした内線対応に保留され
た呼と該識別番号とを登録し、グループ内の電話機より
保留応答接続操作をすると制御手段はその保留応答接続
操作をした内線の電話機に対して識別番号の入力を待っ
てその入力された識別番号と一致する前記保留操作を行
った電話機の内線の識別番号があるか否かを調べ、一致
するものがあるときは、その一致する識別番号が設定さ
れた内線にて保留された呼について、保留応答接続操作
した内線に繋ぎ、保留を解除して接続すると云うもので
ある。
【0056】このように、保留操作時に保留操作した内
線対応に呼を登録し、この保留した呼は、保留応答接続
操作時に、識別番号の入力を行うことで、この入力した
識別番号と当該呼を保留操作した内線対応に登録した照
合用の識別番号とを照合して一致する場合にその呼の保
留を解除して接続するようにしたものであり、どの内線
で保留した呼であっても、保留した呼が区別できるよう
に照合識別用の識別番号と対応付けて呼の保留を登録す
るようにしたから、グループ保留グループ内で複数の呼
をグループ保留したり、この保留されている所望の呼に
対する応答が可能となる。
【0057】そのため、呼の保留、呼出、応答といった
手順を踏む場合、このようなグループ保留機能を用いれ
ば、応答者はグループ保留グループ内の任意の電話機か
ら任意の保留呼の保留を解いて応答するといった対応が
可能となり、使い勝手の良いグループ保留機能とするこ
とができる電子交換機システムが得られる。尚、本発明
は上記し、かつ、図面に示す実施例に限定することな
く、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し
得るものである。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、グ
ループ保留グループ内の電話機に呼が着信した場合、既
にグループ保留中の呼があってもグループ保留機能の使
用を可能とし、しかも、グループ保留中の呼の中から所
望の呼に対して応答することを可能とするグループ保留
機能を有する電子交換機システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略的なブロック図。
【図2】本発明装置の第1実施例における動作例を説明
するための図。
【図3】本発明の第1実施例におけるグループ保留管理
のための管理テーブル構造の一例を示す図。
【図4】本発明装置の第2実施例における動作例を説明
するための図。
【図5】本発明装置における第2実施例におけるグルー
プ保留管理のための管理テーブル構造の別の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…電子交換機本体、2-1 〜2-n …内線電話機(内線通
信端末) 、3-1 〜3-m…局線(外線)、11…交換機本
体、12-1〜12-m…トランク回路、13-1〜13-n…ライン回
路、14…制御部(中央制御装置)、15…記憶部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線を予めグループ分けし、通話中の内
    線電話機より所定のグループ保留操作することにより、
    通話相手の呼を保留し、当該グループ保留操作した内線
    電話機が属するグループ内の内線電話機から保留応答接
    続操作を行うことにより該保留呼に応答接続できるよう
    にしたグループ保留機能を有する交換システムにおい
    て、 予め、内線毎に保留応答接続時照合用の識別番号が設定
    されており、グループ保留操作するとその操作をした内
    線対応に保留された呼を登録する登録管理手段と、 いずれかの内線電話機より前記グループ保留された呼へ
    の応答接続操作がなされると、前記照合用の識別番号の
    入力を待ち、前記保留操作を行った電話機の内線に予め
    設定されている保留番号と一致する情報の入力があると
    その一致する識別番号の内線が保留したグループ保留中
    の呼への応答接続を実施する制御手段とを具備すること
    を特徴とする電子交換システム。
  2. 【請求項2】 内線を予めグループ分けし、通話中の内
    線電話機より所定のグループ保留操作することにより、
    通話相手の呼を保留し、当該グループ保留操作した内線
    電話機が属するグループ内の内線電話機から保留応答接
    続操作を行うことにより該保留呼に応答接続できるよう
    にしたグループ保留機能を有する交換システムにおい
    て、 グループ保留操作がなされると保留応答接続時照合用の
    識別番号入力を待ち、任意の識別番号入力があると、こ
    れらの操作をした内線対応に当該保留された呼と該識別
    番号とを登録する登録管理手段と、 いずれかの内線電話機より前記グループ保留された呼へ
    の応答接続操作がなされると、前記照合用の識別番号の
    入力を待ち、前記保留操作を行った電話機の内線の前記
    登録された識別番号と一致する情報の入力があるとその
    一致する識別番号の内線が保留したグループ保留中の呼
    への応答接続を実施する制御手段とを具備することを特
    徴とする電子交換システム。
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