JPH05191438A - 伝送路誤り補償回路 - Google Patents

伝送路誤り補償回路

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JPH05191438A
JPH05191438A JP2192792A JP2192792A JPH05191438A JP H05191438 A JPH05191438 A JP H05191438A JP 2192792 A JP2192792 A JP 2192792A JP 2192792 A JP2192792 A JP 2192792A JP H05191438 A JPH05191438 A JP H05191438A
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JP
Japan
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cell
circuit
parity
data
missing
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Application number
JP2192792A
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English (en)
Inventor
Toru Yasuda
透 安田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成を簡単化できるとともに、伝送能率
の低下がなく、リアルタイムで廃棄セルを補償できる伝
送路誤り補償回路を提供する。 【構成】 入力データS1にパリティセルS5を付加す
るとともに、セル番号を多重化した送信データS6を伝
送路6に送出する送信部U1と、受信データS7中のセ
ル番号S12を調べることで、伝送路6で欠落した欠落
セルを検出し、パリティセル演算によって作った補償セ
ルS11をこの欠落セル位置に補完できる受信部U2と
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路誤り補償回路に
関し、特にATM(asynchronous transfermode;非同期
伝送モード)の伝送路(以下、ATM伝送路という)に
おけるセル廃棄に対する誤り補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATM伝送路におけるセル廃棄対
策としては、再送による方法、重複送信による方法、セ
ルインタリーブとビット誤り訂正の組み合わせによる方
法が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のセル廃棄
対策では、まず再送による方法で行なった場合、リアル
タイムの通信に使用できないという問題点があるととも
に、再送の手続きが必要であり、これによるオーバヘッ
ドの情報の増加により伝送能率が下がるという問題点が
ある。
【0004】また重複伝送による方法では、同じ情報を
繰り返し送信することにより伝送能率が下がるという問
題点がある。
【0005】またセルインタリーブとビット誤り訂正の
組み合わせによる方法では、回路を実現するハードウエ
アが複雑となるともに、ハードウエア規模も大きくなる
という問題点がある。さらにインタリーブすることによ
る遅延量が非常に大きいという問題点がある。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、回路構成
を簡単化できるとともに、伝送能率の低下がなく、リア
ルタイムで廃棄セルを補償できる伝送路誤り補償回路を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明による伝送路誤り補償回路は、各セルがnビッ
トからなる入力データにセルの順番を示す連続した1か
らm−1までのセル番号を多重化してセル番号多重信号
を出力するセル番号多重化回路と、このセル番号多重信
号が入力され、セル番号の1からm−1までの各セルの
第1ビットから第nビット中のi番目の構成ビット同士
のn個のパリティビットを演算して出力するパリティ演
算回路と、このn個のパリティビットから1セル分のデ
ータを組み立ててセル番号mを多重化したパリティセル
を出力するパリティセル組立て回路と、上記セル番号多
重信号にこのパリティセルを挿入して送信データを作
り、この送信データを伝送路に送出するパリティセル挿
入回路とを送信部が有し、この伝送路より入力される受
信データをデータとセル番号とに分離して分離データと
受信セル番号とを出力するセル番号分離回路と、この受
信セル番号が入力され、伝送路で欠落したセルに対応す
るセル番号を検出して欠落セル番号を出力するセル番号
欠落検出回路と、上記分離データが入力され、欠落セル
を除くセル番号の1からmまでの各セルの第1ビットか
ら第nビット中のi番目の構成ビット同士のn個のパリ
ティビットを演算して出力するパリティ演算回路と、こ
のn個のパリティビットから1セル分のデータを組み立
てて補償セルを出力する補償セル組立て回路と、上記欠
落セル番号に基づき、この補償セルが挿入される欠落セ
ル位置を示す挿入タイミング信号を出力する欠落セル挿
入タイミング信号発生回路と、この挿入タイミング信号
に基づき、上記分離データ中の欠落セル位置に上記補償
セルを挿入してセル補償信号を出力する欠落セル挿入回
路と、このセル補償信号からパリティセルを削除して出
力データを出力するパリティセル削除回路とを受信部が
有する構成としてある。
【0008】
【作用】上述した構成によれば、送信部からは、データ
にパリティセルを付加し、セル番号を多重化した送信デ
ータを伝送路に送出できる。また受信部では、受信デー
タ中のセル番号を調べることで、伝送路で欠落した欠落
セルを検出でき、パリティ演算を行なって作った補償セ
ルをこの欠落セル位置に補完できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による伝送路誤り補償回路の具
体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1のブ
ロック図に、この伝送路誤り補償回路の一実施例を示
す。これらの図で、入力端子INに取り込まれた入力デ
ータS1は、セル番号多重回路2に入力され、このセル
番号多重回路2に、セル番号カウンタ1からセル番号S
2が入力される。セル番号多重回路2から出力されるセ
ル番号多重信号S3は、パリティセル挿入回路5とパリ
ティ演算回路3に入力される。このパリティ演算回路3
から出力されるパリティデータS4はパリティ組立て回
路4に入力され、このパリティ組立て回路4で作られた
パリティセルS5がパリティセル挿入回路5に入力され
る。パリティセル挿入回路5からは、送信データS6が
伝送路6に出力される。
【0010】伝送路6からの受信データS7が取り込ま
れるセル番号分離回路7からは、分離データS8が出力
され、遅延回路8とパリティ演算回路9に入力される。
またこのセル番号分離回路7から出力される受信セル番
号S12は、セル番号欠落回路11に入力される。遅延
回路8から出力される遅延データS9は、欠落セル挿入
回路13に入力される。受信パリティ演算回路9からの
欠落セルデータS10が入力される補償セル組立て回路
10からは、補償セルS11が出力され、欠落セル挿入
回路13に入力される。またセル番号欠落検出回路11
から出力される欠落セル番号S13は、欠落セル挿入タ
イミング信号発生回路12に入力され、この欠落セル挿
入タイミング信号発生回路12から出力される欠落セル
位置を示す挿入タイミング信号S14が欠落セル位置挿
入回路13に入力される。この欠落セル位置挿入回路1
3からはセル補償信号S15が出力され、パリティセル
削除回路14に入力される。このパリティ削除回路14
から出力される出力データS16は、出力端子OUTか
ら外部に取り出される。
【0011】つぎに、このように構成される伝送路誤り
補償回路の動作を説明する。図2に、この実施例で扱う
セルのデータ構造を示す。入力データS1は、第1ビッ
トから第nビット(nは自然数)までのnビットで各セ
ルが構成される。セル番号カウンタ1では、入力データ
S1のセル数を1からm−1までカウントし(mは自然
数)、セル番号S2としてセル番号多重化回路2に出力
する。セル番号S2は1からm−1までカウントされる
と、再び1に戻り継続してカウントされる。セル番号多
重化回路2では、入力データS1とセル番号S2を多重
化したセル番号多重信号S3をパリティ挿入回路5とパ
リティ演算回路3に出力する。このセル番号多重信号S
3が入力されるパリティ演算回路3では、セル内の構成
ビットの第i番目のビットの1の数を第1セルから第m
−1セルまで数え、第iビットのパリティビットとして
演算する。すなわち第jセルの第iビットをbijとする
と(iとjは自然数)、第iビットのパリティビットP
iは数式1で与えられる。なおΣはファーストコンプリ
での累和である。ここでのパリティビットPiは、偶数
パリティを演算したことになる。
【0012】
【数1】
【0013】パリティ演算回路3からのパリティデータ
S4が入力されるパリティ組立て回路4では、演算され
たi=1からi=nまでのn個のパリティビットPiに
より1セル分のデータを組み立てて、これにセル番号m
を多重化したパリティセルS5をパリティ挿入回路5に
出力する。パリティ挿入回路5では、セル番号多重信号
S3にパリティセルS5を挿入して送信データS6を作
り、この送信データS6を伝送路6に送出する。図2
(a)に、この送信データS6の構成を示す。
【0014】送信部U1から伝送路6を介して送られて
くるデータは、受信部U2のセル番号分離回路7に受信
データS7として取り込まれる。伝送路6からの受信デ
ータS7は、セル番号分離回路7に取り込まれる。図2
(b)には、伝送路6で第d番目(dは自然数)のセル
が欠落した受信データS7が示されている。セル番号分
離回路7では、受信データS7から受信セル番号S12
の分離を行なって、分離した受信セル番号S12をセル
番号欠落検出回路11に出力するとともに、分離データ
S8を遅延回路8と受信パリティ演算回路9に出力す
る。
【0015】このセル番号欠落検出回路11では、セル
番号の1からmまで中で欠落したセル番号dを検出し
て、欠落セル番号S13を欠落セル挿入タイミング信号
発生回路12に出力する。欠落セル挿入タイミング信号
発生回路12では、欠落セル番号S13から、欠落セル
位置に補償セルS11を挿入するための挿入タイミング
信号S14を作り、欠落セル挿入回路13に出力する。
【0016】受信パリティ演算回路9では、上述したパ
リティ演算回路3での演算と同様な演算が行なわれる。
この場合、セル番号dのセルが欠落しているので、第1
セルから第d−1セルまでと第d+1から第mまでのセ
ルでパリティビットが演算される。すなわち第jセルの
第iビットをRbijとすると、パリティビットRPiは
数式2で与えられる。なお、Σはファーストコンプリで
の累和であり、+はファーストコンプリでの和である。
ここでも、偶数パリティの演算を行なっている。
【0017】
【数2】
【0018】受信パリティ演算回路9での演算結果であ
る欠落セルデータS10が入力される補償セル組立て回
路10では、演算回路9からのパリティビットRPiを
i=1からi=nまで集めて1セル分のデータを組み立
てて、補償セルS11として欠落セル挿入回路13に出
力する。補償セルS11の演算にmセル分の時間を要す
るので、遅延回路S8ではその分の遅延補償を行なって
遅延データS9を欠落セル挿入回路13に出力する。
【0019】この欠落セル挿入回路13では、データS
9に補償セルS11を挿入タイミング信号S14のタイ
ミングで挿入して、セル補償信号S15をパリティセル
削除回路14に出力する。なお、セル番号欠落検出回路
11で検出された欠落セルの番号がmときは、欠落セル
の補完は行なわない。このパリティセル削除回路14で
は、パリティセルすなわち第mセルを削除して図2
(c)に示す出力データS16を出力端子OUTから外
部に出力する。
【0020】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、要旨の範囲での種々の変更実施が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信部側で各セルにセル番号を多重化するとともに、パリ
ティセルを付加した送信データを伝送路に送出すること
により、伝送路で欠落したセルを受信部側で容易に検出
することができ、パリティ演算のみの簡易な演算により
リアルタイムで欠落セルを補償できるという効果があ
る。これにより従来のような伝送能率の低下が起こらな
いとともに、回路構成を簡単化することができ、実装回
路規模の縮小を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送路誤り補償回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】送信データ、受信データおよび出力データの構
成を示すデータ構成図である。
【符号の説明】
U1 送信部 U2 受信部 1 セル番号カウンタ 2 セル番号多重回路 3 パリティ演算回路 4 パリティセル組立て回路 5 パリティセル挿入回路 6 伝送路 7 セル番号分離回路 8 遅延回路 9 受信パリティ演算回路 10 補償セル組立て回路 11 セル番号欠落検出回路 12 欠落セル挿入タイミング信号発生回路 13 欠落セル挿入回路 14 パリティセル削除回路 S1 入力データ S2 セル番号 S3 セル番号多重信号 S4 パリティデータ S5 パリティセル S6 送信データ S7 受信データ S8 分離データ S9 遅延データ S10 欠落セルデータ S11 補償セル S12 受信セル番号 S13 欠落セル番号 S14 挿入タイミング信号 S15 セル補償信号 S16 出力データ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各セルがnビットからなる入力データに
    セルの順番を示す連続した1からm−1までのセル番号
    を多重化してセル番号多重信号を出力するセル番号多重
    化回路と、このセル番号多重信号が入力され、セル番号
    の1からm−1までの各セルの第1ビットから第nビッ
    ト中のi番目の構成ビット同士のn個のパリティビット
    を演算して出力するパリティ演算回路と、このn個のパ
    リティビットから1セル分のデータを組み立ててセル番
    号mを多重化したパリティセルを出力するパリティセル
    組立て回路と、上記セル番号多重信号にこのパリティセ
    ルを挿入して送信データを作り、この送信データを伝送
    路に送出するパリティセル挿入回路とを送信部が有し、 この伝送路より入力される受信データをデータとセル番
    号とに分離して分離データと受信セル番号とを出力する
    セル番号分離回路と、この受信セル番号が入力され、伝
    送路で欠落したセルに対応するセル番号を検出して欠落
    セル番号を出力するセル番号欠落検出回路と、上記分離
    データが入力され、欠落セルを除くセル番号の1からm
    までの各セルの第1ビットから第nビット中のi番目の
    構成ビット同士のn個のパリティビットを演算して出力
    するパリティ演算回路と、このn個のパリティビットか
    ら1セル分のデータを組み立てて補償セルを出力する補
    償セル組立て回路と、上記欠落セル番号に基づき、この
    補償セルが挿入される欠落セル位置を示す挿入タイミン
    グ信号を出力する欠落セル挿入タイミング信号発生回路
    と、この挿入タイミング信号に基づき、上記分離データ
    中の欠落セル位置に上記補償セルを挿入してセル補償信
    号を出力する欠落セル挿入回路と、このセル補償信号か
    らパリティセルを削除して出力データを出力するパリテ
    ィセル削除回路とを受信部が有することを特徴とする伝
    送路誤り補償回路。
JP2192792A 1992-01-10 1992-01-10 伝送路誤り補償回路 Pending JPH05191438A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02219336A (ja) * 1989-02-21 1990-08-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット通信装置
JPH02295246A (ja) * 1989-05-09 1990-12-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット通信装置

Patent Citations (2)

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