JPH0834480B2 - パケット転送方式 - Google Patents
パケット転送方式Info
- Publication number
- JPH0834480B2 JPH0834480B2 JP1150110A JP15011089A JPH0834480B2 JP H0834480 B2 JPH0834480 B2 JP H0834480B2 JP 1150110 A JP1150110 A JP 1150110A JP 15011089 A JP15011089 A JP 15011089A JP H0834480 B2 JPH0834480 B2 JP H0834480B2
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ伝送システムに関し、特に伝送回線上
でデータパケットと音声パケットとが混在するパケット
転送方式に関する。
でデータパケットと音声パケットとが混在するパケット
転送方式に関する。
従来、この種のパケット転送方式には、HDLC可変長パ
ケットにデータ及び音声をパケット化して混在させる場
合、またはデータ及び音声を固定長パケット（固定長フ
レーム）として混在させる場合がある。
ケットにデータ及び音声をパケット化して混在させる場
合、またはデータ及び音声を固定長パケット（固定長フ
レーム）として混在させる場合がある。
上述した従来のパケット転送方式では、音声とデータ
の転送特徴の相異から片方が良くても他方が損われると
いう問題がある。すなわち、音声及びデータともにHDLC
可変長パケットとすると、データは再送により一層正確
に転送されるが、転送遅延時間が増すため音声には適し
ているとはいい難い。また、固定長フレームとして区切
ってデータ及び音声を転送する場合には、データについ
ての可変長送受信の自由度が低くなる。つまり、可変長
データパケットを固定長に区切った場合、固定長フレー
ム間のデータパケットのつながりを示す情報を付加しな
ければ、受信側で可変長データパケットを再生できない
ためである。
の転送特徴の相異から片方が良くても他方が損われると
いう問題がある。すなわち、音声及びデータともにHDLC
可変長パケットとすると、データは再送により一層正確
に転送されるが、転送遅延時間が増すため音声には適し
ているとはいい難い。また、固定長フレームとして区切
ってデータ及び音声を転送する場合には、データについ
ての可変長送受信の自由度が低くなる。つまり、可変長
データパケットを固定長に区切った場合、固定長フレー
ム間のデータパケットのつながりを示す情報を付加しな
ければ、受信側で可変長データパケットを再生できない
ためである。
本発明のパケット転送方式は固定データ長に区切った
パケットセルを転送する送信装置と伝送回線を介して前
記送信装置から前記パセットセルを受信する受信装置と
を備えるデータ伝送システムにおいて、前記パケットセ
ルの先頭にセル識別子を付加し、HDLC可変長パケットの
送信時にはこの可変長パケットを前記パケットセルの固
定長データ部に分割しかつ前記セル識別子が第１の値を
採る前記パケットセルとして幾度かに分けて前記送信装
置から送信し、音声データについてはこの音声データを
固定長音声データに分割してそれぞれにヘッダ情報を付
加しこのヘッダ情報に誤り訂正情報を付加し前記ヘッダ
情報と前記誤り訂正情報と前記固定長音声データとかな
成る音声パケットを前記パケットセルの固定長データ部
としかつ前記セル識別子が第２の値を採る前記パケット
セルとして前記送信装置から送信し、前記受信装置では
前記セル識別子が前記第１の値を採る前記パケットセル
は前記HDLC可変長パケットと認識してHDLCフレームフォ
ーマットに基づいて受信し、前記セル識別子が前記第２
の値を採る前記パケットセルは前記ヘッダ情報及び前記
誤り訂正情報より正しいヘッダ情報を復号化したのち前
記音声パケットとして受信しかつ前記正しいヘッダ情報
を復号化できないときには受信した前記音声パケットを
廃棄する構成である。
パケットセルを転送する送信装置と伝送回線を介して前
記送信装置から前記パセットセルを受信する受信装置と
を備えるデータ伝送システムにおいて、前記パケットセ
ルの先頭にセル識別子を付加し、HDLC可変長パケットの
送信時にはこの可変長パケットを前記パケットセルの固
定長データ部に分割しかつ前記セル識別子が第１の値を
採る前記パケットセルとして幾度かに分けて前記送信装
置から送信し、音声データについてはこの音声データを
固定長音声データに分割してそれぞれにヘッダ情報を付
加しこのヘッダ情報に誤り訂正情報を付加し前記ヘッダ
情報と前記誤り訂正情報と前記固定長音声データとかな
成る音声パケットを前記パケットセルの固定長データ部
としかつ前記セル識別子が第２の値を採る前記パケット
セルとして前記送信装置から送信し、前記受信装置では
前記セル識別子が前記第１の値を採る前記パケットセル
は前記HDLC可変長パケットと認識してHDLCフレームフォ
ーマットに基づいて受信し、前記セル識別子が前記第２
の値を採る前記パケットセルは前記ヘッダ情報及び前記
誤り訂正情報より正しいヘッダ情報を復号化したのち前
記音声パケットとして受信しかつ前記正しいヘッダ情報
を復号化できないときには受信した前記音声パケットを
廃棄する構成である。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。また
第２図は同実施例における信号フォーマットを示す。送
信装置Ｔにおいて、送信データａは可変長HDLCフレーム
生成回路１に入力され、HDLC可変長フレームフォーマッ
トの信号Ｃとして選択回路５に出力される。また、送信
音声信号ｂは音声固定長パケット生成回路２に入力さ
れ、ヘッダ情報（LCN:ロジカルチャネル番号及びSEQ:シ
ーケンス番号）を付与した固定長音声パケットｄとして
選択回路５に出力される。この時、ヘッダ情報ｇは誤り
訂正符号生成回路３に入力され、誤り訂正情報（FEC）
ｈが生成されて選択回路５に出力される。データ及び音
声の送信要求は音声バケット送信要求信号ｅ及びHDLCフ
レーム送信要求信号ｆによりCID符号生成回路４で競合
制御し、どちらを次のパケットセルに乗せるかを指示す
る切替信号ｉを選択回路５に出力すると同時に、回路４
ではセル識別子（CID）を生成する。この実施例では、C
ID＝０のときは000,CID＝１のときは111の３ビットとし
て冗長符号を付加してCID符号ｊを選択回路６に出力す
る。固定長パケットセルの同期回路７は送出タイミング
信号ｌによりCID符号ｊ及びデータ部情報ｋを選択回路
６により選択して伝送回線ｍに送出させる。
第２図は同実施例における信号フォーマットを示す。送
信装置Ｔにおいて、送信データａは可変長HDLCフレーム
生成回路１に入力され、HDLC可変長フレームフォーマッ
トの信号Ｃとして選択回路５に出力される。また、送信
音声信号ｂは音声固定長パケット生成回路２に入力さ
れ、ヘッダ情報（LCN:ロジカルチャネル番号及びSEQ:シ
ーケンス番号）を付与した固定長音声パケットｄとして
選択回路５に出力される。この時、ヘッダ情報ｇは誤り
訂正符号生成回路３に入力され、誤り訂正情報（FEC）
ｈが生成されて選択回路５に出力される。データ及び音
声の送信要求は音声バケット送信要求信号ｅ及びHDLCフ
レーム送信要求信号ｆによりCID符号生成回路４で競合
制御し、どちらを次のパケットセルに乗せるかを指示す
る切替信号ｉを選択回路５に出力すると同時に、回路４
ではセル識別子（CID）を生成する。この実施例では、C
ID＝０のときは000,CID＝１のときは111の３ビットとし
て冗長符号を付加してCID符号ｊを選択回路６に出力す
る。固定長パケットセルの同期回路７は送出タイミング
信号ｌによりCID符号ｊ及びデータ部情報ｋを選択回路
６により選択して伝送回線ｍに送出させる。
一方、受信装置Ｒにおいては、回線ｍからの受信デー
タより同期回路17でパケットセル同期をとり、かつCID
符号を受信して、この場合では多数決回路によりCID＝
0,1の識別を行い受信タイミング信号１により切替回
路16の選択、すなわちHDLCフレーム受信か音声パケット
受信かを切分ける。HDLCフレームのパケットセルの場合
には、受信データ及びクロック（タイミング）C1が可変
長HDLCフレーム受信回路11に入力される。受信回路11で
はいくつかのパケットセルからHDLCフレームを識別し、
受信データa1を出力する。固定長音声パケットのパケッ
トセルの場合は受信データ及びクロックd1が音声固定長
パケット受信回路12及び誤り訂正・誤り検出信号生成回
路13に入力される。回路13ではヘッダ情報と付加されて
きた誤り訂正符号情報からヘッダ情報に誤りが有れば訂
正情報を、また訂正不能な誤りを検出したら受信音声パ
ケットの廃棄を信号ｎにより受信回路12へ指示する。受
信回路12では生成回路13からの情報に基づいて音声パケ
ットのヘッダチェックを行ったのち受信音声信号b1を出
力する。
タより同期回路17でパケットセル同期をとり、かつCID
符号を受信して、この場合では多数決回路によりCID＝
0,1の識別を行い受信タイミング信号１により切替回
路16の選択、すなわちHDLCフレーム受信か音声パケット
受信かを切分ける。HDLCフレームのパケットセルの場合
には、受信データ及びクロック（タイミング）C1が可変
長HDLCフレーム受信回路11に入力される。受信回路11で
はいくつかのパケットセルからHDLCフレームを識別し、
受信データa1を出力する。固定長音声パケットのパケッ
トセルの場合は受信データ及びクロックd1が音声固定長
パケット受信回路12及び誤り訂正・誤り検出信号生成回
路13に入力される。回路13ではヘッダ情報と付加されて
きた誤り訂正符号情報からヘッダ情報に誤りが有れば訂
正情報を、また訂正不能な誤りを検出したら受信音声パ
ケットの廃棄を信号ｎにより受信回路12へ指示する。受
信回路12では生成回路13からの情報に基づいて音声パケ
ットのヘッダチェックを行ったのち受信音声信号b1を出
力する。
以上説明したように本発明によれば、伝送回線を介し
て音声情報を送受信する際、ヘッダ情報にのみ誤り訂正
情報を付加して送受信することにより、音声情報を高信
頼度にかつ実時間性を損なうことなく転送できる。ま
た、伝送回線にHDLC可変長データフレームをその性質を
損なうことなくパケットセル方式により混在して転送で
きる。
て音声情報を送受信する際、ヘッダ情報にのみ誤り訂正
情報を付加して送受信することにより、音声情報を高信
頼度にかつ実時間性を損なうことなく転送できる。ま
た、伝送回線にHDLC可変長データフレームをその性質を
損なうことなくパケットセル方式により混在して転送で
きる。
第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す図である。 １……可変長HDLCフレーム生成回路、２……音声固定長
パケット生成回路、３……誤り訂正符号生成回路、４…
…CID符号生成回路、５……選択回路、６……選択回
路、11……可変長HDLCフレーム受信回路、12……音声固
定長パケット受信回路、13……誤り訂正・誤り検出信号
生成回路、16……切替回路、17……固定長パケットセル
受信同期回路。
パケット生成回路、３……誤り訂正符号生成回路、４…
…CID符号生成回路、５……選択回路、６……選択回
路、11……可変長HDLCフレーム受信回路、12……音声固
定長パケット受信回路、13……誤り訂正・誤り検出信号
生成回路、16……切替回路、17……固定長パケットセル
受信同期回路。
Claims (1)
- 【請求項１】固定データ長に区切ったパケットセルを転
送する送信装置と伝送回線を介して前記送信装置から前
記パケットセルを受信する受信装置とを備えるデータ伝
送システムにおいて、 前記パケットセルの先頭にセル識別子を付加し、HDLC可
変長パケットの送信時にはこの可変長パケットを前記パ
ケットセルの固定長データ部に分割しかつ前記セル識別
子が第１の値を採る前記パケットセルとして幾度かに分
けて前記送信装置から送信し、音声データについてはこ
の音声データを固定長音声データに分割してそれぞれに
ヘッダ情報を付加しこのヘッダ情報に誤り訂正情報を付
加し前記ヘッダ情報と前記誤り訂正情報と前記固定長音
声データとから成る音声パケットを前記パケットセルの
固定データ部としかつ前記セル識別子が第２の値を採る
前記パケットセルとして前記送信装置から送信し、 前記受信装置では前記セル識別子が前記第１の値を採る
前記パケットセルは前記HDLC可変長パケットと認識して
HDLCフレームフォーマットに基づいて受信し、前記セル
識別子が前記第２の値を採る前記パケットセルは前記ヘ
ッダ情報及び前記誤り訂正情報より正しいヘッダ情報を
復号化したのち前記音声パケットとして受信しかつ前記
正しいヘッダ情報を復号化できないときには受信した前
記音声パケットを廃棄することを特徴とするパケット転
送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1150110A JPH0834480B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | パケット転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1150110A JPH0834480B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | パケット転送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0313142A JPH0313142A (ja) | 1991-01-22 |
| JPH0834480B2 true JPH0834480B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=15489708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1150110A Expired - Lifetime JPH0834480B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | パケット転送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834480B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100330241B1 (ko) | 1998-08-26 | 2002-10-04 | 삼성전자 주식회사 | 무선패킷음성데이터통신장치및방법 |
| KR100644594B1 (ko) | 2000-06-10 | 2006-11-13 | 삼성전자주식회사 | 무선 데이터 송수신 장치 및 그 방법 |
| JP2012044356A (ja) * | 2010-08-17 | 2012-03-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光パケット経路決定方法および光パケット交換装置 |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1150110A patent/JPH0834480B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0313142A (ja) | 1991-01-22 |
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