JPH1198128A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

Info

Publication number
JPH1198128A
JPH1198128A JP25631997A JP25631997A JPH1198128A JP H1198128 A JPH1198128 A JP H1198128A JP 25631997 A JP25631997 A JP 25631997A JP 25631997 A JP25631997 A JP 25631997A JP H1198128 A JPH1198128 A JP H1198128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
data
data block
information
synchronizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25631997A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Ito
元浩 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP25631997A priority Critical patent/JPH1198128A/ja
Publication of JPH1198128A publication Critical patent/JPH1198128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像等のリアルタイム系を含む複数の情報
メディアをメディア毎にブロック化し、1つのストリー
ムに多重化する伝送装置で、各メディアに対し再送回数
を制限する従来法による効率悪化の原因となる有効期限
超過データは送信、再送をやめ、伝送帯域の効率化をし
たデータ伝送装置を提供する。 【解決手段】 送信動作では、符号化データをブロック
(再送単位)へ分割し、メディア毎に指定した再送モー
ドに従い誤り訂正符号をつけ、そのメディアのチャネル
が自動再送要求(ARQ)による設定である場合、AR
Qの設定が期限付きか期限なしモードか判定し、期限な
しの非リアルタイム情報には無期限が、期限付き情報に
は送信の期限がブロック管理情報に書き込まれ送信制御
部の送信キューに送られ送信時、送信期限超過ブロック
は廃棄する。受信側ARQ動作でも送信期限を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア情
報の伝送装置に関し、より詳細には、伝送情報の多重化
と誤り訂正を行うデータ伝送におけるデータの伝送効率
を改良するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として有線通信路を使用した
テレビ電話や、テレビ会議端末がある。これらの端末に
おいては、複数の情報メディアが存在し、通信路は通常
ひとつであるため、各情報メディアに対し、論理的な通
信チャネルを提供するために、送信側では、メディア多
重化を、受信側では情報メディア逆多重化を行う必要が
ある。多重化された各情報メディアを逆多重化するため
には、多重化の基準位置となるブロックがわかっている
ことと、基準位置からどの部分がどの論理チャネルであ
るかがわかっている必要がある。その基準位置をデータ
から求めるための手段としてフレーミングが行われる。
【0003】また、通信路の伝送誤りを考慮して、何ら
かの誤り訂正手段が必要になることがある。誤り訂正手
段として、誤り訂正符号を用いる方法と、自動再送要求
(ARQ:Auto Repeat Request)による方法がある。
誤り訂正符号(FEC:Forward Error Correction Cod
e)は、符号化時にデータに冗長性を持たせることで、
受信側で誤りがあった場合に検出・訂正できるようにし
た符号で、BCH符号(BCH:Bose Chaudhuri Hocqu
enghem)やRS符号(RS:リード・ソロモン)、畳み
込み符号がある。ARQでは、情報を適当な長さのブロ
ックに分割し、ブロックのデータにデータの送信順を示
すための番号や、再送制御用のコマンドと、データを識
別するための情報、データの誤りがあったかどうかを判
定するための誤り検出符号を付加し、またブロックの最
初と最後を判別するための同期フラグ等を付加して、伝
送を行う。受信側は、誤り検出符号を利用して、ブロッ
クに誤りがなかったかどうか、また伝送順を示す番号を
チェックすることで、パケットに抜けがないかどうか
を、チェックする。パケットの抜けや誤りがあった場合
には、受信側は送信側に対して、再送信の必要なブロッ
クの伝送順を示す番号と再送信を要求するコマンドを送
信して送信側に再送信を要求する。また正常に受信して
いる場合には、送信側にそのことを通知する。
【0004】これらの誤り手段においてどちらの場合も
データのブロックに対し作用させるため、ブロックの先
頭位置と終了位置が送受信双方で同期している必要があ
る。そのための手段としてフレーミングが行われる。フ
レーミングは、データ中に基準位置を示すための符号
(同期ワード)を埋め込むことにより行われる場合は、
伝送データの外側で、別の信号線やフレーミング手順に
よって行われる場合とがある。同期ワードを使用する場
合の再送フレーミング手段の代表的な例として、HDL
C(High-level Data Link Control Procedure)フラグ
同期がある。HDLCフラグ同期では、フラグシーケン
スと呼ばれる01111110のビット列からなる同期
ワードによってブロックの先頭と終了を認識する。この
時、伝送符号にフラグと同じビット列が出現することを
防ぐためにビットインサーションと呼ばれる手段が使用
される。ビットインサーションは、送信側で1が5ビッ
ト連続したら次のビット位置に0を挿入する。受信側で
は、1が5ビット連続した後の0ビットを削除する。こ
れによってフラグのエミュレーションを防いでいる。
【0005】多重化と誤り訂正手順としてのARQ手順
を並行して行う場合、多重化のためのフレーミングとA
RQのためのフレーミングを共用することで、フレーミ
ングのオーバーヘッドを減らすことが可能である。その
ための手法として、 (a)情報メディア毎に適当なサイズのデータブロック
に分割し、分割したデータに、情報メディア識別のため
のヘッダを付加し、再送のためのヘッダ情報とエラー検
出のための符号を付加してパケットを構成し、パケット
単位に多重化と再送を行う方法。 (b)各情報メディアのデータを多重化し、多重化した
ブロックへ多重化されたメディアの位置を示す情報とA
RQを行うための情報および誤り検出のための符号を付
加して、フレーミングを行う方法。 (c)各情報メディア毎にARQヘッダと誤り訂正符号
を付加したパケットを作成し、そのパケットを多重化
し、その多重化パターンを示すヘッダ情報を付加して、
フレーミングを行い、多重化し、再送制御は、各情報メ
ディア毎に行う方法。 等がある。
【0006】従来におけるマルチ情報メディア通信に用
いるデータ伝送装置の構成例を示すブロック図を図1及
び図2に示す(なお、図1及び図2に示す装置は、本発
明の実施形態の装置構成例と共通する)。従来例におい
て、上記(b)の方法ではメディア毎に異なる再送パラ
メータを適用できない。従って、上記(a),(c)に
ついて従来例の説明を行う。図1の構成は、上記した
(a)のようにARQを多重化された情報メディアに対
し適用するような場合に使用される。以下、図1の構成
における従来の動作の説明を行う。以下の説明において
ブロック図では、音声およびビデオ、データのストリー
ムが各一本ずつの場合を想定しているが、必ずしもそう
限定されているわけではない。
【0007】101は音声符号化部で、入力された音声
信号に対して通常105のシステム制御部によって指定
された符号化方式および符号化パラメータを用いて、符
号化を行うことで圧縮された音声ビットストリームを作
成する。作成したビットストリームを、用意されている
パケット分解部の中で音声符号化部101と接続されて
いる所定のパケット分解部104aへ渡す。102はビ
デオ符号化部である。ビデオ符号化部では、入力された
ビデオ信号の符号化を行い、圧縮されたビデオのビット
ストリームを作成する。作成したビットストリームを、
所定のパケット分解部104bへ渡す。103はデータ
通信のためのデータアプリケーション部で、オーディオ
(音声)やビデオ等のリアルタイム情報メディア以外の
非リアルタイムのデータ通信を扱う。システム制御部1
05では、装置全体の制御を行うために、パケット化さ
れる各データブロックに対し、制御を行い、各符号化部
に対しては、符号化方式、符号化モード、符号化の開
始、停止等の制御を行う。また、復号化部(詳細は後
述)に関しても、各情報メディアの符号ストリームに埋
め込まれていない情報による符号化モード切り替え、復
号化の開始、停止等を制御する。また、相手端末のシス
テム制御部と論理チャネルを通して通信を行って、通信
モードやパラメータの決定等を行い、それに従って各ブ
ロックの制御を行うとともに、相手端末の制御部と決め
られた手順に従って制御コマンド等のやりとりを行い、
符号化パラメータや符号化方式等の制御パラメータを決
定して、各ブロックへ制御パラメータを設定する。
【0008】104a,104b,104c,104d
はパケット分解部で、音声符号化部101,ビデオ符号
化部102,データアプリケーション103,システム
制御部105で作成された各ストリームをシステム制御
部105により指定されたサイズのブロックに分解す
る。この時パケット分解部104a,104b,104
c,104dはそれぞれ情報メディアに適したブロック
サイズや分割方法によって分割を行う。多重化するため
の各情報メディアのブロックサイズは、多重化部106
で多重化フレーム毎に動的に決定して、各パケット分解
部に指示する場合と、105のシステム制御部がパケッ
ト分解部に多重化パターンの変更まで連続的に指定する
場合がある。それぞれのパケット分解部で分解されたデ
ータは、各ブロックを管理する情報と共に、106の多
重化部へ渡す。多重化部106では、各パケット分解部
より渡された情報ブロックが、多重化部106内に情報
メディア毎に用意されている情報メディアバッファ内へ
一旦書き込まれ、パケット分解部から渡され情報メディ
アバッファに書き込まれたデータブロックを1つのデー
タフレームとして多重化を行って、107のフレーム送
信制御部へ渡す。この時、ブロックをデータの発生順や
一定の順番で取りながら、フレームごとにどのメディア
の情報が入っているかを示すための符号をフレームの特
定位置に付加し、フレーム送信データを構成する。
【0009】フレーム送信制御部107では、図9で示
す様な処理フローに従って多重化部106からのフレー
ムが処理される。まず、送信すべきデータがあるかどう
かが判定される(ステップS901)。もしなければ、
フレームは送信されない。送信すべきデータが送信キュ
ーにある場合には、送信キューからパケット化されるデ
ータブロックを取り出す(ステップS902)。取り出
したデータが再送を行うメディアのデータブロックか再
送を行わないメディアのデータブロックかの判定を行う
(ステップS903)。再送を行うメディアの場合に
は、そのデータブロックを取り出し、再送のために必要
となる再送制御情報及び誤り検出符号の作成を行ってこ
れらを付加する(ステップS904)。作成したフレー
ムデータを多重化部106へ渡すと、多重化部106で
は、送信バッファへの書き込みを行う(ステップS90
4)。その時には、作成データを応答待ちバッファへの
書き込みも行う(ステップS905)。
【0010】また、フレーム受信制御部109からの再
送制御情報により、図10の手順に従って再送の処理が
行われる。送ったパケットの確認応答または再送要求信
号を、フレーム受信制御部109が受信パケットに従っ
て通知する。再送要求があった場合にはステップS10
1へ、確認応答のあった場合には、ステップS106へ
分岐する(ステップS1006では応答待ちバッファ内
の該当データブロックを廃棄する)。再送要求受信時
に、再送要求のあったフレームのチャネルが、再送回数
制限付きのチャネルかそうでないかを、多重化制御情報
をみて判定する(ステップS101)。ここで、再送回
数制限付きであれば、ステップS102へ進む。再送回
数制限なしであれば、ステップS104へ進み、データ
ブロックを再送する手順を実行する。ステップS102
では、再送回数制限付きの場合に、すでにそのフレーム
に対し行った再送の回数が、制限値と一致しているかど
うかを判定し、一致している場合にはそのフレームのデ
ータを応答待ちバッファ内から廃棄する(ステップS1
05)。そしてステップS104へ進む。ステップS1
02において一致しない場合はステップS103へ進
む。ステップS103では、応答待ちバッファ内の対応
ブロックの再送回数をカウントアップさせ、ステップS
104へ進む。ステップS104では、再送要求のあっ
たフレームを多重化部106の送信バッファへ書き込
む。送信バッファのデータは、網制御装置108からの
送信タイミングクロックに従って読み出され相手端末に
伝送される。
【0011】108は網制御装置である。網制御装置1
08では、システム制御部105の制御に従って発呼手
順・着呼手順、送信信号の伝送路上の信号形式への変
換、伝送路上の信号から受信信号の抽出、伝送路の信号
から送信及び受信タイミングクロックの生成、生成した
それぞれのクロックをフレーム送信制御部107、フレ
ーム受信制御部109へ供給、等を行う。フレーム送信
制御部107の送信バッファ内のデータは、網制御装置
108からの送信タイミングクロックに従ってシリアル
に読み出され、伝送路上に出力される。
【0012】109はフレーム受信制御部であり、ここ
では、網制御装置108によって分離された受信信号
で、フレーム同期の再生を行って、フレーム情報を取り
出す。取り出したフレームデータから、再送制御情報を
読み取りパケットの応答確認および再送要求信号の抽出
を行ってフレーム送信制御部107に通知する。また、
受信したフレームの誤り検出符号の演算を行い受信した
フレームに誤りが無いかどうかを判定する。正常に受信
したフレームは、再送処理のために付加された制御情報
を取り除いて受信バッファを有する110の逆多重化部
へ渡す。また、正常受信または再送要求を相手端末に通
知するための再送制御情報を送信フレームに埋め込むた
めに、エラー検出結果とシーケンス番号をフレーム送信
制御部107へ通知する。受信バッファを有する逆多重
化部110では、フレーム受信制御部109からのフレ
ームデータが、一旦内部のフレームバッファに書き込ま
れ、多重化のために付加された多重化制御情報に従って
逆多重化を行い、各メディア単独のデータへ分離して、
各メディアのパケット組立部112a,112b,11
2c,112dへ渡される。各パケット組立部112a
〜dは、逆多重化部110から渡された分解された符号
のブロックを、各メディアの符号ストリームへ再構成す
る。113は音声復号化部であり、ここでは、パケット
組立部112aから、渡された音声符号ストリームの復
号を行い、音声信号へ変換する。114はビデオ復号化
部であり、ここでは、パケット組立部112bから渡さ
れた、ビデオ符号ストリーム復号を行って、ビデオ信号
へと変換する。
【0013】図2に例示する構成は、上記(c)のよう
にARQを各情報メディアに対し多重化される前に適用
し、ARQの制御情報が付加された情報を多重化する場
合に使用される。以下図2の構成における従来の動作の
説明を行う。なお、前述の図1と同一の符号を付した構
成ブロックについては、同様の動作を行うので、それら
については、省略し、前述を参照する。
【0014】図2において、各符号化ストリームを各デ
ータブロックに分解した後、各メディアに付随する20
1a,201b,201c,201dのメディア送信制
御部で、各メディアの再送制御に必要な情報を付加され
る。付加される情報は、メディアの送信制御モードによ
って異なるが、再送を行う設定の場合、送信シーケンス
を表す番号とエラー検出のため必要となるエラー検出符
号、またフレーム受信制御部204からの受信状況によ
り相手端末に再送を要求するためのまたは正常に受信で
きたことを通知するための情報がある。また、206
a,206b,206c,206dはメディア受信制御
部で、メディア受信制御部では、逆多重化部205で各
メディアの情報に分離されたブロックデータのエラー検
出を行い、エラーがある場合には、対応するメディアの
メディア送信制御部201a〜dへエラーを通知する。
正常に受信された場合には、正常に受信されたことをメ
ディア送信制御部201a〜dへ通知すると共に、再送
のために付加された情報を取り除いたブロックデータを
含むパケットをパケット組立部112a〜dへ渡す。
【0015】送信のフレーミングは、フレーム送信制御
部203で行うが、ここでは、多重化のための基準位置
を受信側で求められるようにフレーミングを行って送信
信号を構成し、これを網制御装置207へ渡す。受信フ
レーミングについての処理をフレーム受信制御部204
で行うが、ここでは、網制御装置207から受け取った
受信信号からフレーム同期を行って、多重化フレームを
取り出す処理を行うことになる。
【0016】上記した(a),(b)の方法では、音声
やビデオのようなリアルタイム系の情報(復号側で復号
のタイミングに対し制限のある情報)、データや制御情
報等の非リアルタイム系でエラーフリーが必要である情
報とを同じ方法で再送制御を行うため、情報のリアルタ
イム性が確保できないという問題点がある。そこで、上
記した(c)のように各情報メディア毎に、独立したA
RQパラメータを設定できるような方法を使用して、リ
アルタイム性の必要のない情報メディアには、通常のA
RQを行い、リアルタイム性の必要な情報メディアに関
しては、再送を一定回数で打ち切って、符号化手段・復
号化手段に対し誤りのための伝送ができなかったことを
通知するようにし、符号化手段、復号化手段で対応する
手段がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動再送手順で
は、メディアに関係なく誤り再送を行うためにリアルタ
イム系のメディアの復号化部において、必要なタイミン
グでデータを用意できなかった場合でも、再送が行われ
る場合がある。またメディア毎に異なる再送手順が適用
される場合に、再送回数の制限を行った方法において
も、誤りの環境によっては、再送回数を制限した場合で
も、復号化部で必要となるタイミングまでに再送されな
い場合がある。リアルタイム系のメディアにおいて復号
化器で必要とする時間までに伝送されなかった情報は捨
てられるため、結果的に使用されない情報により伝送帯
域が消費されることになる。本発明は、上記した従来技
術における問題点に鑑みてなされたもので、音声や動画
像等のリアルタイム系の情報メディアを一部に含む複数
の情報メディアをメディア毎にブロック化し、1つのス
トリームに多重化する伝送装置において、従来行われて
いた各メディアに対して再送回数の制限をする手法によ
る効率の悪化の原因となる有効期限の過ぎたデータは送
信および再送をやめるようにし、伝送帯域の効率化を可
能とする従来技術に代る手法を用いるデータ伝送装置を
提供することをその解決すべき課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、送信
用手段として、音声や動画像を含む複数の情報メディア
の符号化データを各情報メディア毎にデータブロックに
分割し、分割ブロック間の同期をとる分割・同期手段
と、該分割・同期手段からの各情報メディアの前記デー
タブロックを1つのストリームへ多重化する多重化手段
と、該多重化手段からのストリームの同期を受信側で再
生できるようにするためのフレームデータ同期手段と、
送信側の動作を制御する送信制御部とを備え、受信用手
段として、受信した伝送ストリームから同期を再生する
同期・再生手段と、該同期・再生手段からの伝送ストリ
ームを逆多重化して、各情報メディアのデータとして分
離する逆多重化手段と、該逆多重化手段からの各情報メ
ディアの符号ストリームを再構成する同期・再構成手段
と、受信側の動作を制御する受信制御部とを備え、ま
た、送受信双方に係る手段として自動再送要求による誤
り訂正手段を備えるデータ伝送装置において、前記自動
再送要求による誤り訂正手段は、送信側において、複数
の情報メディア毎に独立したシーケンス番号による自動
再送要求による誤り訂正を行い、前記送信制御部は、前
記自動再送要求による誤り訂正手段の動作に際し、情報
メディアの符号化データの前記データブロックが作成さ
れた時間、或いは該データブロックの送信が有効である
期限を該データブロックから検出し、再送要求の単位と
なるデータブロックを送信後、前記検出結果に従い各デ
ータブロック毎に設定された時間、或いは期限まで保持
し、該時間、或いは、保持期限が経過したら、該当する
データブロックを破棄する制御動作を行うことを特徴と
したものである。
【0019】請求項2の発明は、送信用手段として、音
声や動画像を含む複数の情報メディアの符号化データを
各情報メディア毎にデータブロックに分割し、分割ブロ
ック間の同期をとる分割・同期手段と、該分割・同期手
段からの各情報メディアの前記データブロックを1つの
ストリームへ多重化する多重化手段と、該多重化手段か
らのストリームの同期を受信側で再生できるようにする
ためのフレームデータ同期手段と、送信側の動作を制御
する送信制御部とを備え、受信用手段として、受信した
伝送ストリームから同期を再生する同期・再生手段と、
該同期・再生手段からの伝送ストリームを逆多重化し
て、各情報メディアのデータとして分離する逆多重化手
段と、該逆多重化手段からの各情報メディアの符号スト
リームを再構成する同期・再構成手段と、受信側の動作
を制御する受信制御部とを備え、また、送受信双方に係
る手段として自動再送要求による誤り訂正手段を備える
データ伝送装置において、前記自動再送要求による誤り
訂正手段は、受信側において、複数の情報メディア毎に
独立したシーケンス番号による自動再送要求による誤り
訂正を行い、前記受信制御部は、前記自動再送要求によ
る誤り訂正手段の動作に際し、誤りのあった受信データ
ブロックを一時的に保持し、誤りのあった該受信データ
ブロックが再送データブロックかどうかを判定し、該判
定結果が再送データブロックでない場合であって該デー
タブロックに誤りが検出された場合に、該データブロッ
クの受信時刻または該データブロックの正常再送を待つ
期限を該データブロックと関連づけて記録し、該受信時
刻、或いは期限を記録した誤りのあった受信データブロ
ックを一時的に保持し、正常再送待ちの期限が過ぎた前
記誤りのあったデータブロックを誤りがあることの表示
と共に受信データとして出力する制御動作を行うことを
特徴としたものである。
【0020】請求項3の発明は、送信用手段として、音
声や動画像を含む複数の情報メディアの符号化データを
各情報メディア毎にデータブロックに分割し、分割ブロ
ック間の同期をとる分割・同期手段と、該分割・同期手
段からの各情報メディアの前記データブロックを1つの
ストリームへ多重化する多重化手段と、該多重化手段か
らのストリームの同期を受信側で再生できるようにする
ためのフレームデータ同期手段と、送信側の動作を制御
する送信制御部とを備え、受信用手段として、受信した
伝送ストリームから同期を再生する同期・再生手段と、
該同期・再生手段からの伝送ストリームを逆多重化し
て、各情報メディアのデータとして分離する逆多重化手
段と、該逆多重化手段からの各情報メディアの符号スト
リームを再構成する同期・再構成手段と、受信側の動作
を制御する受信制御部とを備え、また、送受信双方に係
る手段として自動再送要求による誤り訂正手段を備える
データ伝送装置において、前記自動再送要求による誤り
訂正手段は、送信側において、複数の情報メディア毎に
独立したシーケンス番号による自動再送要求による誤り
訂正を行い、前記送信制御部は、前記自動再送要求によ
る誤り訂正手段の動作に際し、情報メディアの符号化デ
ータの前記データブロックが作成された時間、或いは該
データブロックの送信が有効である期限を該データブロ
ックから検出し、再送要求の単位となるデータブロック
を送信後、前記検出結果に従い各データブロック毎に設
定された時間、或いは期限まで保持し、該時間、或い
は、保持期限が経過したら、該当するデータブロックを
破棄する制御動作を行い、前記自動再送要求による誤り
訂正手段は、受信側において、複数の情報メディア毎に
独立したシーケンス番号による自動再送要求による誤り
訂正を行い、前記受信制御部は、前記自動再送要求によ
る誤り訂正手段の動作に際し、誤りのあった受信データ
ブロックを一時的に保持し、誤りのあった該受信データ
ブロックが再送データブロックかどうかを判定し、該判
定結果が再送データブロックでない場合であって該デー
タブロックに誤りが検出された場合に、該データブロッ
クの受信時刻または該データブロックの正常再送を待つ
期限を該データブロックと関連づけて記録し、該受信時
刻、或いは期限を記録した誤りのあった受信データブロ
ックを一時的に保持し、正常再送待ちの期限が過ぎた前
記誤りのあったデータブロックを誤りがあることの表示
と共に受信データとして出力する制御動作を行うことを
特徴としたものである。
【0021】請求項4の発明は、請求項1又は3記載の
データ伝送装置において、前記多重化手段は、パケット
多重化を用いるとともに、多重化された各論理チャネル
の間に優先順位を付与し、前記送信制御部は、優先順位
の高い前記論理チャネル上のパケットを優先して送信
し、同一優先順位の場合には、送信期限の早いパケット
を優先して送信する制御動作を行うことを特徴としたも
のである。
【0022】請求項5の発明は、請求項4記載のデータ
伝送装置において、各論理チャネルに付与する優先順位
を音声の伝送に用いるチャネル、動画像の伝送に用いる
チャネル、それ以外のデータの伝送に用いるチャネルの
順に高くしたことを特徴としたものである。
【0023】請求項6の発明は、請求項1又は3又は4
又は5記載のデータ伝送装置において、前記符号化デー
タを生成する符号化手段を備え、送信側で送信期限が過
ぎたため正常に伝送しなかった前記データブロックがあ
る場合に、前記送信制御部は正常に送信できなかった前
記データブロックに関する情報を前記符号化手段へ通知
し、該情報を通知された該符号化手段は、符号の伝送エ
ラーの回復動作を行うことを特徴としたものである。
【0024】請求項7の発明は、請求項6記載のデータ
伝送装置において、前記符号化手段は、前記メディアが
動画像である場合に、伝送できなかった前記データブロ
ックの通知があった時、次の符号化フレームにおいて伝
送できなかった前記データブロックが含まれる画像位置
の符号化をフレーム内符号化で行うことを特徴としたも
のである。
【0025】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれか1記載のデータ伝送装置において、伝送相手との
間でメッセージの送受信を行いながら伝送パラメータや
符号化パラメータを含む通信パラメータを決定するネゴ
シエーション手段を備え、該ネゴシエーション手段のネ
ゴシエーション結果を用いて、再送のためにデータブロ
ック毎に設定される前記保持時間、或いは保持期限を決
定することを特徴としたものである。
【0026】請求項9の発明は、請求項1ないし8のい
ずれか1記載のデータ伝送装置において、再送のために
データブロック毎に設定される前記保持時間、或いは保
持期限として、動画像を伝送する論理チャネルを構成す
べく用意される動画像符号化手段が符号化目標とする画
像更新速度からデータ再送期限時間を求めることにより
決定した保持時間、或いは保持期限を用いることを特徴
としたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
添付図にもとづいて説明を行う。なお、データ伝送装置
を示すブロック図は、従来技術を説明するために用いた
図1及び図2を本発明の実施例についても用いる。本発
明については、上記(b)の場合(各情報メディアのデ
ータを多重化し、フレーミングを行う方法)には、メデ
ィア毎に再送パラメータを変えることができないので、
適用が不可能である。従って上記(a)及び(c)の場
合についてそれぞれ説明を行う。また本発明において
は、送信制御、受信制御、ブロック分割時のブロックの
管理情報を除く部分は、従来例と同様の動作を行う。従
来と動作が同じ部分については説明を省略し、従来例の
記述を参照する。
【0028】以下、本発明の上記(c)の場合における
実施例を説明する。図3は、本発明のデータ伝送装置に
おける第1および第2の実施例に共通するパケット分解
部104a〜dの動作を示すフローチャートである。ま
ず、符号化部101,102から渡されたデータを、再
送を行う単位のブロックへ分割する(ステップS30
1)。次にメディア毎に指定された再送モードに従い誤
り訂正符号をつけるか否かの処理の選択を行う(ステッ
プS302)。誤り訂正符号による誤り訂正を行わない
場合には、ステップS302及びステップS303は省
略される。全てのメディアで誤り訂正符号をつける場合
には、ステップS302における分岐は省略される。次
に、そのメディアのチャネルが自動再送要求(ARQ)
による誤り訂正を行うように設定されているかどうかを
判定(ステップS304)、自動再送を行わないチャネ
ルである場合には、ステップS309に処理を分岐す
る。ステップS309ではそのブロックの管理情報にA
RQを行わないことを示す情報を書き込む。ステップS
304でARQを設定されたメディアと判定した場合、
ステップS305に分岐し、さらに、そのメディアで指
定されたARQの設定が期限付きモードか期限なしモー
ドかを判定し分岐する(ステップS305)。ここで、
期限なしモードの場合にはステップS306へ分岐し、
ブロックの管理情報に無期限を示す期限情報が書き込ま
れる。この無期限モードは非リアルタイム情報に対し適
用される。期限付きモードの場合にはステップS307
へ分岐する。ステップS307で送信の期限が計算によ
って求められ、求めた送信期限情報がブロックの管理情
報に書き込まれる。ブロックデータとブロック管理情報
とともにフレーム/メディア送信制御部107/201
a〜dへ渡され(ステップS308)て、送信制御部1
07/201a〜d内の送信キューに書き込まれる。
【0029】図4は、第1の実施例において、パケット
分解部から送信するパケット化データブロックを受け取
った時のメディア送信制御部201a〜dの送信処理を
示すフローチャートである。メディア送信制御部201
a〜d内の送信キュー内の送信すべきデータブロックが
存在するかどうかを判定し(ステップS401)、もし
存在すれば、キューの先頭データブロックを取り出す
(ステップS402)。キュー内にデータがない場合に
は、なにもせずに送信処理は終わる。キューから取り出
したブロックデータの管理情報から、そのブロックの送
信モードを判定し(ステップS403)、期限付きの場
合には、そのブロックの送信期限を過ぎているかどうか
を判定する(ステップS404)。ここで、期限を過ぎ
ている場合にはステップS409に分岐する。期限が過
ぎていない場合にはステップS405へ分岐する。ステ
ップS405ではブロックが対象の再送を行うブロック
かどうかを管理情報から求めて、再送を行う場合にはス
テップS406に分岐する。再送を行わない場合にはス
テップS408に分岐する。ステップS406では再送
要求がきたときに再送できるように応答待ちバッファへ
ブロックの送信順序を示す番号等の再送のために必要な
情報と相手端末から送られてきたブロックの再送制御の
ための情報を付加し、さらにそれに対して誤り検査のた
めの誤り検出符号を求めて付加する。再送制御情報およ
び誤り検出符号を付加したブロックデータを多重化部2
02へ渡す。そして、付加情報付きのブロックデータを
応答待ちバッファへ書き込む(ステップS407)。ス
テップS405でステップS408へ分岐した場合に
は、ステップS408においてそのブロックデータをそ
のまま多重化部202へ渡し、次のステップS409で
そのブロックデータを廃棄する。
【0030】図5は、第1の実施例において、メディア
送信制御部201a〜dでの送信期限がきた場合の処理
を示すフローチャートである。この処理はブロック送信
時に設定されたタイマー、一定の時間間隔、送信処理後
等の時間条件により起動される。ステップS501で
は、応答待ちバッファ内に残っているブロックデータの
管理情報を検索し、送信期限が過ぎているブロックを検
索し、送信期限の過ぎているブロックが無ければ処理を
終了するが、送信期限の過ぎてるいるブロックデータが
あれば、ステップS502へ進む。ステップS502で
は送信期限の過ぎたブロックデータを廃棄し、ステップ
S503へ進む。ステップS503では、廃棄したブロ
ックデータの情報を符号化部101,102へフィード
バックする。廃棄されたブロックデータの情報を受け取
った符号化部101,102では、相手端末からのエラ
ー情報のフィードバックを受け取った場合と同様の処理
によってエラー回復する。
【0031】図6は、フレーム/メディア受信制御部1
09/206a〜dからの制御情報を受け取った時の処
理を示すフローチャートである。再送要求受信時と確認
応答受信時の処理に分かれるが、フレーム/メディア受
信制御部109/206a〜dから再送要求を受け取っ
た場合には、再送要求のあったブロックのデータが、応
答待ちバッファ内にあるかどうかを検索する(ステップ
S601)。もしあればステップS602へ進む。無け
れば処理を終わる。ステップS602では、応答待ちバ
ッファ内のデータが送信期限付きであればステップS6
03へ進む。ステップS603では、現在の時刻とブロ
ックの管理情報に記録されている送信期限を比較する。
ステップS604では、ステップS603の比較結果を
用いて、もし送信期限が過ぎている場合は、ブロックの
再送を行わずステップS606へ進む。送信期限内であ
ればステップS605へ進む。ステップS605では、
再送を行うために応答待ちバッファ内のブロックデータ
を送信するために多重化部202へ渡す。ステップS6
06では、応答待ちバッファ内のブロックデータを廃棄
してステップS607へ進む。ステップS607では廃
棄したブロックデータの情報を符号化部101,102
へフィードバックする。以下は図5のステップS503
と同様の処理を行う。
【0032】確認応答受信時の処理では、フレーム/メ
ディア受信制御部109/206a〜dから受け取った
制御情報が確認応答であった場合に、ステップS608
へ進む。ステップS608では応答確認のあったブロッ
クが応答待ちバッファ内にあるかどうかを検索する。も
しあれば応答待ちバッファ内の該当ブロックを廃棄する
(ステップS609)。
【0033】図7は、第1の実施例におけるフレーム/
メディア受信制御部109/206a〜dでの各データ
ブロック受信時の動作を示すフローチャートである。ス
テップS701でそのチャネルが誤り訂正符号付きかど
うかを判定する。もし誤り訂正符号付きならステップS
702で誤り訂正を行う。誤り訂正符号付きでないなら
ステップS702の処理をとばす。ステップS702の
処理が終ったら、ステップS703へ進む。ステップS
703では、そのチャネルがエラー再送を行うチャネル
かどうかを判定し、もしエラー再送を行うチャネルであ
れば、ステップS704へ進む。エラー再送を行わない
チャネルであれば、エラー再送のための処理をとばして
ステップS710へ進む。ステップS710では、受信
したデータブロックをパケット組立部112a〜dへ渡
す。ステップS704では、誤り訂正後のデータブロッ
クで誤り検出を行ってそのデータブロックを再送するか
どうかを判定する。誤りがあった場合には、再送を行う
ため、ステップS711へ進む。誤りがない場合には正
常処理を行うためステップS706へ進む。
【0034】ステップS706では、受信したデータブ
ロックの再送制御情報内に再送要求や確認応答を示す情
報が入っているかを判定し、入っている場合には、その
情報をそのチャネルの送信制御部へ通知する(ステップ
S707)。ステップS708では、そのデータブロッ
クのシーケンス番号等から受信保留バッファ内の対応す
るデータを検索して再送されてきたデータブロックかど
うかを判定する。もしバッファ内に該当するデータブロ
ックがあれば削除を行う(ステップS709)。受信し
たデータ記録はパケット組立部112a〜dへ渡す(ス
テップS710)。
【0035】受信したデータブロックに誤りがあった場
合には、ステップS711へ進む。ステップS711で
は、再送されてきたブロックかどうかを再送制御情報で
判定する。もし初めて送信されてきたデータブロックで
あれば、ステップS712へ進む。そうでなければステ
ップS713へ進む。ステップS712では再送データ
ブロックの受信期限のタイマーをセットするとともに受
信保留バッファへ該データブロックを登録する。そして
ステップS714へ進み再送要求を行う。ステップS7
13では、受信保留バッファ内に同じブロックのデータ
があるかどうかを判定し、もしあれば、まだ再送待ち期
限切れによるデータブロックの廃棄がされていないの
で、再送を要求する(ステップS714)。無ければ、
すでに再送待ちの期限切れにより受信保留バッファ内か
ら削除されているので、受信したデータブロックも廃棄
する(ステップS715)。
【0036】第2の実施例は、上記(a)の方式に対応
するものにおいて、送信制限時間とメディア毎に優先度
を設けたものであり、図1の構成上で行われる。図8
は、第2の実施例におけるフレーム送信制御部107の
動作を示すフローチャートである。この動作は、まず、
フレーム送信制御部107内の送信キューに送信すべき
データブロックが存在するか否かを判定し(ステップS
801)、存在する場合、送信キューから優先度のもっ
とも高いデータブロックを検索し、それを取り出す(ス
テップS802)。また、キュー内にデータがない場
合、なにもせずに、送信処理は終わる。キューから取り
出したブロックデータの管理情報から、期限付きブロッ
クの送信モードであるか否かを判定し(ステップS80
3)、期限付きの場合、そのブロックの送信期限が過ぎ
ているかどうかを判定する(ステップS804)。ここ
で、期限が過ぎている場合にはステップS810に分岐
する。期限が過ぎていない場合、ステップS805に分
岐する。
【0037】ステップS805では、ブロックが再送を
行う対象のブロックかどうかを管理情報から求めて、再
送を行う場合には、ステップS806に分岐する。再送
を行わない場合には、ステップS810に分岐する。ス
テップS806では、送信後、そのデータブロックを応
答待ちキューへ移動し、再送要求を待ち、再送要求があ
るか否かを判定し(ステップS807)、要求がある場
合、そのデータブロック応答待ちキューから送信キュー
へ移動する(ステップS808)。要求がない場合、応
答待ちキューからそのデータブロックを廃棄する。ま
た、ステップS804,ステップS805で分岐したス
テップS810では、そのデータブロック送信をキュー
から廃棄する。上記の様な処理を行うことで、リアルタ
イム性のデータの伝送において、情報が発生してから一
定時間経過し無効になっている情報は一度も送信しない
ので、リアルタイム系の情報において情報が発生してか
らその有効な時間が限れられているような情報の伝送に
おいて、すでに無効となっているデータの伝送で無駄に
することがなくなり伝送の効率化がはかれる。また、リ
アルタイム系の情報と情報の再生に時間的制限のない非
リアルタイム系の情報が混在するような場合にも、それ
ぞれのメディアに対し個別に適用されるため最適な状態
で送ることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1に対応する効果:音声や動画像
等のリアルタイム系の情報メディアを一部に含む複数の
情報メディアの符号化データを各情報メディア毎にデー
タブロックに分割した後、1つのストリームに多重化し
伝送するデータ伝送装置において、送信側で自動再送要
求(ARQ)による誤り訂正をデータブロック毎に、し
かもそのデータのもつ有効期限で送信の管理を行うよう
にしたことにより、情報メディアの種類(リアルタイム
系か否か)に適した条件で、且つ伝送帯域の無駄を減ら
し、複数の情報を効率よく伝送することができる。
【0039】請求項2に対応する効果:音声や動画像等
のリアルタイム系の情報メディアを一部に含む複数の情
報メディアの符号化データを各情報メディア毎にデータ
ブロックに分割した後、1つのストリームに多重化し伝
送するデータ伝送装置において、受信側でARQによる
誤り訂正を訂正データブロック毎に、しかもそのデータ
のもつ有効期限で送信の管理を行うようにしたことによ
り、情報メディアの種類(リアルタイム系か否か)に適
した条件で、且つ伝送帯域の無駄を減らし、複数の情報
を効率よく伝送することができる。
【0040】請求項3に対応する効果:請求項1及び2
の効果に加えて、リアルタイム系の情報メディアを扱う
場合に、同時にかかる送受信手段を動作させデータ伝送
を行うことにより、より実効を上げることができる。
【0041】請求項4,5に対応する効果:請求項1及
び3の効果に加えて、パケット多重化された論理チャネ
ルに優先順位を付けることにより、情報メディアの種類
に適した条件を設定でき、また、送信期限で優先を決め
ることによりリアルタイム系の伝送にも問題が生じな
い。
【0042】請求項6,7に対応する効果:請求項1,
3ないし4の効果に加えて、受信側からのフィードバッ
クを待たずに、送信側で符号化部に対し、エラー回復手
段の起動をかけることが可能になるので、符号化部にお
けるエラー回復処理が早くなるため、復号化部における
エラーの影響する時間を減らすことができる。また、請
求項7においては、動画像をメディアとする場合に有効
な具体化手段を提供する。
【0043】請求項8,9に対応する効果:請求項1な
いし7の効果に加えて、再送のために各データブロック
毎に設定される保持時間、或いは保持期限を決定する手
段を提供するもので、請求項8においては送受信系にお
ける通信パラメータにより、請求項9においては、動画
像符号化手段における符号化条件により決めるもので、
いずれも最適な伝送効率を得るための有効な具体化手段
を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来におけるデータ伝送装置の構
成の1例を示すブロック図である。
【図2】本発明および従来における他のデータ伝送装置
の構成の例を示すブロック図である。
【図3】本発明におけるパケット分解部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明におけるデータ送信時のメディア送信制
御部の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明における送信期限タイムアウト時のメデ
ィア送信制御部の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明における再送要求受信時および正常受信
応答受信時の送信制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明におけるメディア受信制御部の動作を示
すフローチャートである。
【図8】本発明におけるフレーム送信制御部の送信動作
を示すフローチャートである。
【図9】従来例におけるフレーム送信制御部の動作を示
すフローチャートである。
【図10】従来におけるフレーム送信制御部のARQ再
送処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…音声符号化部、102…ビデオ符号化部、10
3…データアプリケーション部、104a,104b,
104c,104d…パケット分解部、105…システ
ム制御部、106,202…多重化部、107,203
…フレーム送信制御部、108,207…網制御装置、
109,204…フレーム受信制御部、110,205
…逆多重化部、112a,112b,112c,112
d…パケット組立部、113…音声復号化部、114…
ビデオ復号化部、201a,201b,201c,20
1d…メディア送信制御部、206a,206b,20
6c,206d…メディア受信制御部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信用手段として、音声や動画像を含む
    複数の情報メディアの符号化データを各情報メディア毎
    にデータブロックに分割し、分割ブロック間の同期をと
    る分割・同期手段と、該分割・同期手段からの各情報メ
    ディアの前記データブロックを1つのストリームへ多重
    化する多重化手段と、該多重化手段からのストリームの
    同期を受信側で再生できるようにするためのフレームデ
    ータ同期手段と、送信側の動作を制御する送信制御部と
    を備え、受信用手段として、受信した伝送ストリームか
    ら同期を再生する同期・再生手段と、該同期・再生手段
    からの伝送ストリームを逆多重化して、各情報メディア
    のデータとして分離する逆多重化手段と、該逆多重化手
    段からの各情報メディアの符号ストリームを再構成する
    同期・再構成手段と、受信側の動作を制御する受信制御
    部とを備え、また、送受信双方に係る手段として自動再
    送要求による誤り訂正手段を備えるデータ伝送装置にお
    いて、前記自動再送要求による誤り訂正手段は、送信側
    において、複数の情報メディア毎に独立したシーケンス
    番号による自動再送要求による誤り訂正を行い、前記送
    信制御部は、前記自動再送要求による誤り訂正手段の動
    作に際し、情報メディアの符号化データの前記データブ
    ロックが作成された時間、或いは該データブロックの送
    信が有効である期限を該データブロックから検出し、再
    送要求の単位となるデータブロックを送信後、前記検出
    結果に従い各データブロック毎に設定された時間、或い
    は期限まで保持し、該時間、或いは、保持期限が経過し
    たら、該当するデータブロックを破棄する制御動作を行
    うことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 送信用手段として、音声や動画像を含む
    複数の情報メディアの符号化データを各情報メディア毎
    にデータブロックに分割し、分割ブロック間の同期をと
    る分割・同期手段と、該分割・同期手段からの各情報メ
    ディアの前記データブロックを1つのストリームへ多重
    化する多重化手段と、該多重化手段からのストリームの
    同期を受信側で再生できるようにするためのフレームデ
    ータ同期手段と、送信側の動作を制御する送信制御部と
    を備え、受信用手段として、受信した伝送ストリームか
    ら同期を再生する同期・再生手段と、該同期・再生手段
    からの伝送ストリームを逆多重化して、各情報メディア
    のデータとして分離する逆多重化手段と、該逆多重化手
    段からの各情報メディアの符号ストリームを再構成する
    同期・再構成手段と、受信側の動作を制御する受信制御
    部とを備え、また、送受信双方に係る手段として自動再
    送要求による誤り訂正手段を備えるデータ伝送装置にお
    いて、前記自動再送要求による誤り訂正手段は、受信側
    において、複数の情報メディア毎に独立したシーケンス
    番号による自動再送要求による誤り訂正を行い、前記受
    信制御部は、前記自動再送要求による誤り訂正手段の動
    作に際し、誤りのあった受信データブロックを一時的に
    保持し、誤りのあった該受信データブロックが再送デー
    タブロックかどうかを判定し、該判定結果が再送データ
    ブロックでない場合であって該データブロックに誤りが
    検出された場合に、該データブロックの受信時刻または
    該データブロックの正常再送を待つ期限を該データブロ
    ックと関連づけて記録し、該受信時刻、或いは期限を記
    録した誤りのあった受信データブロックを一時的に保持
    し、正常再送待ちの期限が過ぎた前記誤りのあったデー
    タブロックを誤りがあることの表示と共に受信データと
    して出力する制御動作を行うことを特徴とするデータ伝
    送装置。
  3. 【請求項3】 送信用手段として、音声や動画像を含む
    複数の情報メディアの符号化データを各情報メディア毎
    にデータブロックに分割し、分割ブロック間の同期をと
    る分割・同期手段と、該分割・同期手段からの各情報メ
    ディアの前記データブロックを1つのストリームへ多重
    化する多重化手段と、該多重化手段からのストリームの
    同期を受信側で再生できるようにするためのフレームデ
    ータ同期手段と、送信側の動作を制御する送信制御部と
    を備え、受信用手段として、受信した伝送ストリームか
    ら同期を再生する同期・再生手段と、該同期・再生手段
    からの伝送ストリームを逆多重化して、各情報メディア
    のデータとして分離する逆多重化手段と、該逆多重化手
    段からの各情報メディアの符号ストリームを再構成する
    同期・再構成手段と、受信側の動作を制御する受信制御
    部とを備え、また、送受信双方に係る手段として自動再
    送要求による誤り訂正手段を備えるデータ伝送装置にお
    いて、前記自動再送要求による誤り訂正手段は、送信側
    において、複数の情報メディア毎に独立したシーケンス
    番号による自動再送要求による誤り訂正を行い、前記送
    信制御部は、前記自動再送要求による誤り訂正手段の動
    作に際し、情報メディアの符号化データの前記データブ
    ロックが作成された時間、或いは該データブロックの送
    信が有効である期限を該データブロックから検出し、再
    送要求の単位となるデータブロックを送信後、前記検出
    結果に従い各データブロック毎に設定された時間、或い
    は期限まで保持し、該時間、或いは、保持期限が経過し
    たら、該当するデータブロックを破棄する制御動作を行
    い、前記自動再送要求による誤り訂正手段は、受信側に
    おいて、複数の情報メディア毎に独立したシーケンス番
    号による自動再送要求による誤り訂正を行い、前記受信
    制御部は、前記自動再送要求による誤り訂正手段の動作
    に際し、誤りのあった受信データブロックを一時的に保
    持し、誤りのあった該受信データブロックが再送データ
    ブロックかどうかを判定し、該判定結果が再送データブ
    ロックでない場合であって該データブロックに誤りが検
    出された場合に、該データブロックの受信時刻または該
    データブロックの正常再送を待つ期限を該データブロッ
    クと関連づけて記録し、該受信時刻、或いは期限を記録
    した誤りのあった受信データブロックを一時的に保持
    し、正常再送待ちの期限が過ぎた前記誤りのあったデー
    タブロックを誤りがあることの表示と共に受信データと
    して出力する制御動作を行うことを特徴とするデータ伝
    送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3記載のデータ伝送装置に
    おいて、前記多重化手段は、パケット多重化を用いると
    ともに、多重化された各論理チャネルの間に優先順位を
    付与し、前記送信制御部は、優先順位の高い前記論理チ
    ャネル上のパケットを優先して送信し、同一優先順位の
    場合には、送信期限の早いパケットを優先して送信する
    制御動作を行うことを特徴とするデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ伝送装置におい
    て、各論理チャネルに付与する優先順位を音声の伝送に
    用いるチャネル、動画像の伝送に用いるチャネル、それ
    以外のデータの伝送に用いるチャネルの順に高くしたこ
    とを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は3又は4又は5記載のデー
    タ伝送装置において、前記符号化データを生成する符号
    化手段を備え、送信側で送信期限が過ぎたため正常に伝
    送しなかった前記データブロックがある場合に、前記送
    信制御部は正常に送信できなかった前記データブロック
    に関する情報を前記符号化手段へ通知し、該情報を通知
    された該符号化手段は、符号の伝送エラーの回復動作を
    行うことを特徴とするデータ伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータ伝送装置におい
    て、前記符号化手段は、前記メディアが動画像である場
    合に、伝送できなかった前記データブロックの通知があ
    った時、次の符号化フレームにおいて伝送できなかった
    前記データブロックが含まれる画像位置の符号化をフレ
    ーム内符号化で行うことを特徴とするデータ伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1記載のデ
    ータ伝送装置において、伝送相手との間でメッセージの
    送受信を行いながら伝送パラメータや符号化パラメータ
    を含む通信パラメータを決定するネゴシエーション手段
    を備え、該ネゴシエーション手段のネゴシエーション結
    果を用いて、再送のためにデータブロック毎に設定され
    る前記保持時間、或いは保持期限を決定することを特徴
    とするデータ伝送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1記載のデ
    ータ伝送装置において、再送のためにデータブロック毎
    に設定される前記保持時間、或いは保持期限として、動
    画像を伝送する論理チャネルを構成すべく用意される動
    画像符号化手段が符号化目標とする画像更新速度からデ
    ータ再送期限時間を求めることにより決定した保持時
    間、或いは保持期限を用いることを特徴とするデータ伝
    送装置。
JP25631997A 1997-09-22 1997-09-22 データ伝送装置 Pending JPH1198128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25631997A JPH1198128A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 データ伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25631997A JPH1198128A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 データ伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1198128A true JPH1198128A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17291025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25631997A Pending JPH1198128A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 データ伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1198128A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002032083A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-18 Sony Corporation Systeme de controle de la qualite de la communication de donnees, systeme emetteur et recepteur
WO2003105420A1 (ja) * 2002-06-07 2003-12-18 シャープ株式会社 データ通信方法及びデータ送信装置
JP2006279436A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Toshiba Corp マルチメディア通信システムおよび再送用データ削除方法
JP2007036575A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 電子メール送信装置、方法、プログラム、インターネットファックス送信装置、スキャン画像開示装置
JP2008079150A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Canon Inc 通信機器及びデータ転送方法
JP2010020159A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Sony Computer Entertainment Inc 画面出力コンバータ、ディスプレイ装置、ディスプレイシステム、および画面表示方法
JP2010035175A (ja) * 2005-08-26 2010-02-12 Electrosonic Ltd 画像データ処理方法
WO2010026651A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 富士通株式会社 情報開示装置
JP2010074366A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Canon Inc 送信装置、受信装置、及び方法、プログラム
US7804856B2 (en) 2003-08-29 2010-09-28 Rgb Networks, Inc. Advanced, self-balancing video multiplexer system
US7852854B2 (en) 2002-11-27 2010-12-14 Rgb Networks, Inc. Method and apparatus for time-multiplexed processing of multiple digital video programs
JP2011139465A (ja) * 2009-12-30 2011-07-14 Samsung Electronics Co Ltd 無線通信システムにおけるエラー制御のためのデータ生成装置及び方法
US9992252B2 (en) 2015-09-29 2018-06-05 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for adaptively compressing streaming video

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189745A (ja) * 2000-10-13 2007-07-26 Sony Corp データ通信品質制御システム、送信システム及び受信機
US7072662B2 (en) 2000-10-13 2006-07-04 Sony Corporation Data communication quality control system, transmitter system and receiver
WO2002032083A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-18 Sony Corporation Systeme de controle de la qualite de la communication de donnees, systeme emetteur et recepteur
US7369497B2 (en) 2000-10-13 2008-05-06 Sony Corporation Data communication speed control system, transmitter apparatus and receiver apparatus
WO2003105420A1 (ja) * 2002-06-07 2003-12-18 シャープ株式会社 データ通信方法及びデータ送信装置
US7852854B2 (en) 2002-11-27 2010-12-14 Rgb Networks, Inc. Method and apparatus for time-multiplexed processing of multiple digital video programs
US8161519B2 (en) 2003-08-29 2012-04-17 Rgb Networks, Inc. Video multiplexer system providing low-latency VCR-like effects and program changes
US7804856B2 (en) 2003-08-29 2010-09-28 Rgb Networks, Inc. Advanced, self-balancing video multiplexer system
US7864808B2 (en) 2003-08-29 2011-01-04 Rgb Networks, Inc. Advanced, self-balancing video multiplexer system
JP2006279436A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Toshiba Corp マルチメディア通信システムおよび再送用データ削除方法
US7958358B2 (en) 2005-07-26 2011-06-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Scanned image disclosure apparatus, method and storage medium; electronic mail transmission apparatus, method and storage medium; and internet facsimile transmission apparatus
US8176329B2 (en) 2005-07-26 2012-05-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Scanned image disclosure apparatus, method and storage medium; electronic mail transmission apparatus, method and storage medium; and internet facsimile transmission apparatus
JP2007036575A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 電子メール送信装置、方法、プログラム、インターネットファックス送信装置、スキャン画像開示装置
JP4595728B2 (ja) * 2005-07-26 2010-12-08 富士ゼロックス株式会社 電子メール送信装置、プログラム、インターネットファックス送信装置、スキャン画像開示装置及び送信装置
EP2930930A1 (en) * 2005-08-26 2015-10-14 RGB Systems, Inc. Image data processing
US10244263B2 (en) 2005-08-26 2019-03-26 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for packaging image data for transmission over a network
US10051288B2 (en) 2005-08-26 2018-08-14 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for compressing image data using a tree structure
JP2010035175A (ja) * 2005-08-26 2010-02-12 Electrosonic Ltd 画像データ処理方法
US9204170B2 (en) 2005-08-26 2015-12-01 Rgb Systems, Inc. Method for image data processing utilizing multiple transform engines
US9924199B2 (en) 2005-08-26 2018-03-20 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for compressing image data using compression profiles
US9930364B2 (en) 2005-08-26 2018-03-27 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for encoding image data using wavelet signatures
JP2008079150A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Canon Inc 通信機器及びデータ転送方法
US8792520B2 (en) 2006-09-22 2014-07-29 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus and method of transferring data
JP2010020159A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Sony Computer Entertainment Inc 画面出力コンバータ、ディスプレイ装置、ディスプレイシステム、および画面表示方法
JP5338817B2 (ja) * 2008-09-05 2013-11-13 富士通株式会社 情報開示装置
WO2010026651A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 富士通株式会社 情報開示装置
JP2010074366A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Canon Inc 送信装置、受信装置、及び方法、プログラム
US9037936B2 (en) 2009-12-30 2015-05-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for generating MAC protocol data unit in wireless communication system
JP2011139465A (ja) * 2009-12-30 2011-07-14 Samsung Electronics Co Ltd 無線通信システムにおけるエラー制御のためのデータ生成装置及び方法
US9992252B2 (en) 2015-09-29 2018-06-05 Rgb Systems, Inc. Method and apparatus for adaptively compressing streaming video

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5141197B2 (ja) 符号化装置
KR100382711B1 (ko) 고품질로 신을 표시할 수 있는 송신 시스템, 수신 시스템,및 송수신 시스템
US6233251B1 (en) Multiplex transmission method and system, and audio jitter absorbing method used therein
KR100612003B1 (ko) 통신망에서 비트 스트림 송수신 장치 및 그 방법
JP3373130B2 (ja) 画像復号化装置
JPH1198128A (ja) データ伝送装置
JPH10191356A (ja) 画像符号化装置
JP2002190793A (ja) 通信方式、通信装置、およびこの通信装置を用いた通信システム
JP2002135233A (ja) 通信システムにおける非同期増分冗長受信のための方法および装置
US7715374B2 (en) Redundancy gateway system
US20100027618A1 (en) Media transmitting/receiving method, media transmitting method, media receiving method, media transmitting/receiving apparatus, media transmitting apparatus, media receiving apparatus, gateway apparatus, and media server
KR100341391B1 (ko) 대화형 오디오 서비스를 위한 적응형 부가 전송 방법 및 패킷 손실 복구 방법과 이를 위한 멀티미디어 컴퓨터의 오디오 입출력 제어 장치
JP2001007786A (ja) データ通信方法およびシステム
JPH1118086A (ja) 画像通信方法および装置
JPH10341217A (ja) マルチメディア多重化通信システム
JP2000307637A (ja) マルチメディア端末装置及び網間接続装置
JP3130512B2 (ja) 画像通信方法、画像通信システム、および、画像通信プログラムを記録した記録媒体
JP2002152181A (ja) マルチメディアデータ通信方法およびマルチメディアデータ通信装置
CN108769000B (zh) 一种用于深空环境的高效流媒体传输方法
JPH1155345A (ja) 通信装置
CN101370144B (zh) 视频数据的传输方法、系统以及发送和接收的方法、装置
JPH1188301A (ja) 低ビットレートマルチメディア通信方法
JP3356370B2 (ja) データ伝送装置
JP2004194234A (ja) データ伝送方法、データ伝送装置およびデータ伝送システム
KR20010093234A (ko) 통신 장치, 통신 단말 장치, 기지국 장치 및 통신 방법