JPH0519141A - 光コネクタの組立治具及びその組立方法 - Google Patents
光コネクタの組立治具及びその組立方法Info
- Publication number
- JPH0519141A JPH0519141A JP19856391A JP19856391A JPH0519141A JP H0519141 A JPH0519141 A JP H0519141A JP 19856391 A JP19856391 A JP 19856391A JP 19856391 A JP19856391 A JP 19856391A JP H0519141 A JPH0519141 A JP H0519141A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- connector
- rubber boot
- jig
- core wire
- Prior art date
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- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光コネクタの組み立て作業が簡単迅速に行え
る治具と、この治具を用いた光コネクタの組立方法。 【構成】 ゴムブーツ７を位置決めする溝口２と、ゴム
ブーツ７の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を導くガイド
溝３を長手方向に連設して光ファイバの組立治具１を構
成する。上記治具１を用いて最も作業が困難なゴムブー
ツ７の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を挿通する作業を
簡易化して光コネクタを組み立てる。 【効果】 ゴムブーツ７を位置決めする溝口２と、ゴム
ブーツ７の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を導くガイド
溝３を長手方向に連設して構成した光ファイバの組立治
具１を用いて光コネクタの組み立て作業を行うことで、
光コネクタの組み立て作業が極めて簡単迅速に行える。
る治具と、この治具を用いた光コネクタの組立方法。 【構成】 ゴムブーツ７を位置決めする溝口２と、ゴム
ブーツ７の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を導くガイド
溝３を長手方向に連設して光ファイバの組立治具１を構
成する。上記治具１を用いて最も作業が困難なゴムブー
ツ７の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を挿通する作業を
簡易化して光コネクタを組み立てる。 【効果】 ゴムブーツ７を位置決めする溝口２と、ゴム
ブーツ７の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を導くガイド
溝３を長手方向に連設して構成した光ファイバの組立治
具１を用いて光コネクタの組み立て作業を行うことで、
光コネクタの組み立て作業が極めて簡単迅速に行える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光コネクタの組立治具
と、この治具を用いた組立方法に関するものである。
と、この治具を用いた組立方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、光コネクタを組み立てるには図７
乃至図１０に示すように、ゴムブーツ７の軸心孔７ａに
光ファイバ心線５を挿通し、該ゴムブーツ７の先端から
引き出した光ファイバ心線５の端末から被覆を所定長さ
除去して光ファイバ５ａを露出させる。次いで、光ファ
イバ心線５の端末部にコネクタ６を嵌装すると共に、該
コネクタ６の基部端面に前記ゴムブーツ７を嵌装し、コ
ネクタ６の上面に設けた接着剤注入孔６ａから内部に接
着剤を流し込んでコネクタ６と光ファイバ心線５とを接
着する。然る後、光ファイバ５ａが露出したコネクタ６
の先端面を鏡面仕上げして組み立てていた。
乃至図１０に示すように、ゴムブーツ７の軸心孔７ａに
光ファイバ心線５を挿通し、該ゴムブーツ７の先端から
引き出した光ファイバ心線５の端末から被覆を所定長さ
除去して光ファイバ５ａを露出させる。次いで、光ファ
イバ心線５の端末部にコネクタ６を嵌装すると共に、該
コネクタ６の基部端面に前記ゴムブーツ７を嵌装し、コ
ネクタ６の上面に設けた接着剤注入孔６ａから内部に接
着剤を流し込んでコネクタ６と光ファイバ心線５とを接
着する。然る後、光ファイバ５ａが露出したコネクタ６
の先端面を鏡面仕上げして組み立てていた。
【０００３】而して、コネクタ６の基部端面に装着する
ゴムブーツ７は、コネクタ６の基部端における光ファイ
バ心線５の曲率を大きくし、光ファイバ心線５に作用す
る機械的曲げ応力により光ファイバ５ａが折損するのを
防止し、また、コネクタ６の上面に設けた接着剤注入孔
６ａから接着剤を流し込んだ際に、この接着剤がコネク
タ６の基部端から光ファイバ心線５上に流れ出して硬化
し、光ファイバ心線５の柔軟性が損なわれ光ファイバ５
ａが折損するのを防止する。
ゴムブーツ７は、コネクタ６の基部端における光ファイ
バ心線５の曲率を大きくし、光ファイバ心線５に作用す
る機械的曲げ応力により光ファイバ５ａが折損するのを
防止し、また、コネクタ６の上面に設けた接着剤注入孔
６ａから接着剤を流し込んだ際に、この接着剤がコネク
タ６の基部端から光ファイバ心線５上に流れ出して硬化
し、光ファイバ心線５の柔軟性が損なわれ光ファイバ５
ａが折損するのを防止する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のことから、ゴム
ブーツ７の軸心孔７ａは光ファイバ心線５の外周面に密
着するように形成されている。このため、ゴムブーツ７
の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を不用意に挿し込む
と、挿入時の摩擦抵抗等により光ファイバ５ａが折損す
るおそれがあるため、ゴムブーツ７の軸心孔７ａに光フ
ァイバ心線５を挿通する作業を機械化することが難し
く、従来は手作業により行っていたが挿通作業に細心の
注意を必要とし、作業性が極めて悪いという問題点があ
った。
ブーツ７の軸心孔７ａは光ファイバ心線５の外周面に密
着するように形成されている。このため、ゴムブーツ７
の軸心孔７ａに光ファイバ心線５を不用意に挿し込む
と、挿入時の摩擦抵抗等により光ファイバ５ａが折損す
るおそれがあるため、ゴムブーツ７の軸心孔７ａに光フ
ァイバ心線５を挿通する作業を機械化することが難し
く、従来は手作業により行っていたが挿通作業に細心の
注意を必要とし、作業性が極めて悪いという問題点があ
った。
【０００５】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、光コネクタの組み立てが簡単迅速に行える組立治具
とその組立方法を提供することを目的とする。
で、光コネクタの組み立てが簡単迅速に行える組立治具
とその組立方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゴムブーツを
位置決めする溝口と、ゴムブーツの軸心孔に光ファイバ
を導くガイド溝を長手方向に連設して治具を構成し、該
治具に設けた溝口にゴムブーツをセットすると共に、該
治具に設けたガイド溝の底面に光ファイバ心線の先端部
を圧接させて滑らせ、ゴムブーツの軸心孔に光ファイバ
心線を挿通し、ゴムブーツ先端から引き出した光ファイ
バ心線の端末から被覆を所定長さ除去して光ファイバを
露出させた後、光ファイバ心線端末部にコネクタを嵌装
し、次いで、該コネクタの基部端面に前記ゴムブーツを
装着してコネクタと光ファイバ心線とを接着する。然る
後、光ファイバが露出したコネクタの先端面を鏡面仕上
げする方法により、従来の問題点を解決したものであ
る。
位置決めする溝口と、ゴムブーツの軸心孔に光ファイバ
を導くガイド溝を長手方向に連設して治具を構成し、該
治具に設けた溝口にゴムブーツをセットすると共に、該
治具に設けたガイド溝の底面に光ファイバ心線の先端部
を圧接させて滑らせ、ゴムブーツの軸心孔に光ファイバ
心線を挿通し、ゴムブーツ先端から引き出した光ファイ
バ心線の端末から被覆を所定長さ除去して光ファイバを
露出させた後、光ファイバ心線端末部にコネクタを嵌装
し、次いで、該コネクタの基部端面に前記ゴムブーツを
装着してコネクタと光ファイバ心線とを接着する。然る
後、光ファイバが露出したコネクタの先端面を鏡面仕上
げする方法により、従来の問題点を解決したものであ
る。
【０００７】
【作用】ゴムブーツを位置決めする溝口と、ゴムブーツ
の軸心孔に光ファイバ心線を導くガイド溝を長手方向に
連設して治具を構成し、ゴムブーツの軸心孔に光ファイ
バ心線を挿通するという最も困難な作業を簡易化する。
の軸心孔に光ファイバ心線を導くガイド溝を長手方向に
連設して治具を構成し、ゴムブーツの軸心孔に光ファイ
バ心線を挿通するという最も困難な作業を簡易化する。
【０００８】上記、治具を用いてゴムブーツの軸心孔に
光ファイバ心線を挿通し、ゴムブーツの先端から引き出
した光ファイバ心線の端末から被覆を所定長さ除去して
光ファイバを露出させ、光ファイバ心線端末部にコネク
タを嵌装し、該コネクタの基部端面に前記ゴムブーツを
装着してコネクタと光ファイバ心線とを接着し、光ファ
イバが露出したコネクタの先端面を鏡面仕上げする一連
の組立方法により、作業性を向上させ得る。
光ファイバ心線を挿通し、ゴムブーツの先端から引き出
した光ファイバ心線の端末から被覆を所定長さ除去して
光ファイバを露出させ、光ファイバ心線端末部にコネク
タを嵌装し、該コネクタの基部端面に前記ゴムブーツを
装着してコネクタと光ファイバ心線とを接着し、光ファ
イバが露出したコネクタの先端面を鏡面仕上げする一連
の組立方法により、作業性を向上させ得る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図１は光コネクタの組立治具の一実施例を示す斜視
図で、図において１は光コネクタの組立治具、２は該治
具１に設けられたゴムブーツを位置決めする溝口、３は
ゴムブーツの軸心孔に光ファイバ心線を導くガイド溝
で、該ガイド溝３の両側面はテーパー状に形成され、光
ファイバ心線をガイド溝３内に案内するようになってい
る。
る。図１は光コネクタの組立治具の一実施例を示す斜視
図で、図において１は光コネクタの組立治具、２は該治
具１に設けられたゴムブーツを位置決めする溝口、３は
ゴムブーツの軸心孔に光ファイバ心線を導くガイド溝
で、該ガイド溝３の両側面はテーパー状に形成され、光
ファイバ心線をガイド溝３内に案内するようになってい
る。
【００１０】次に、上記治具１を用いた光コネクタの組
立方法について説明する。先ず、図２及び図３に示すよ
うに治具１に設けた溝口２にゴムブーツ７をセットする
と共に、光ファイバ心線５をホルダー８を用いて５°〜
６０°傾けその先端部を治具１に設けたガイド溝３の底
面に圧接させて前方に滑らせ、ゴムブーツ７の軸心孔７
ａに光ファイバ心線５を挿通し、光ファイバ心線５をゴ
ムブーツ７の先端から所定長さ引き出す。次いで図４に
示すように光ファイバ心線５の端末から所定長さ被覆を
除去して光ファイバ５ａを露出させ、アルコールを含浸
した不織布等で光ファイバ５ａに付着した残存被覆を拭
き取り、図５に示すように光ファイバ心線５の端末部に
コネクタ６を嵌装し、前記ゴムブーツ７をコネクタ６の
基部端面に装着して、コネクタ６の上面に設けた接着剤
注入孔６ａから内部に接着剤を注入しコネクタ６と光フ
ァイバ心線５を接着する。然る後、図６に示すように光
ファイバ５ａが露出したコネクタ６の先端面を鏡面状に
研磨仕上げして光コネクタを組み立てる。
立方法について説明する。先ず、図２及び図３に示すよ
うに治具１に設けた溝口２にゴムブーツ７をセットする
と共に、光ファイバ心線５をホルダー８を用いて５°〜
６０°傾けその先端部を治具１に設けたガイド溝３の底
面に圧接させて前方に滑らせ、ゴムブーツ７の軸心孔７
ａに光ファイバ心線５を挿通し、光ファイバ心線５をゴ
ムブーツ７の先端から所定長さ引き出す。次いで図４に
示すように光ファイバ心線５の端末から所定長さ被覆を
除去して光ファイバ５ａを露出させ、アルコールを含浸
した不織布等で光ファイバ５ａに付着した残存被覆を拭
き取り、図５に示すように光ファイバ心線５の端末部に
コネクタ６を嵌装し、前記ゴムブーツ７をコネクタ６の
基部端面に装着して、コネクタ６の上面に設けた接着剤
注入孔６ａから内部に接着剤を注入しコネクタ６と光フ
ァイバ心線５を接着する。然る後、図６に示すように光
ファイバ５ａが露出したコネクタ６の先端面を鏡面状に
研磨仕上げして光コネクタを組み立てる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、光コネク
タの組み立てが簡単、且つ、迅速に行え、しかも、組み
立て作業中における光ファイバ心線の折損を極めて有効
に防止することができる治具と、この治具を用いた組立
方法を提供し得るという優れた利点がある。
タの組み立てが簡単、且つ、迅速に行え、しかも、組み
立て作業中における光ファイバ心線の折損を極めて有効
に防止することができる治具と、この治具を用いた組立
方法を提供し得るという優れた利点がある。
【００１２】
【図１】光コネクタの組立治具の一実施例を示す斜視図
【図２】光コネクタの組立方法を示す説明図
【図３】光コネクタの組立方法を示す説明図
【図４】光コネクタの組立方法を示す説明図
【図５】光コネクタの組立方法を示す説明図
【図６】光コネクタの組立方法を示す説明図
【図７】従来の光コネクタの組立方法を示す説明図
【図８】従来の光コネクタの組立方法を示す説明図
【図９】従来の光コネクタの組立方法を示す説明図
【図１０】従来の光コネクタの組立方法を示す説明図
１ 組立治具 ２ 溝
口 ３ ガイド溝 ５ 光ファイバ心線 ５ａ 光
ファイバ ６ コネクタ ６ａ 接
着剤注入孔 ７ ゴムブーツ ７ａ 軸
心孔
口 ３ ガイド溝 ５ 光ファイバ心線 ５ａ 光
ファイバ ６ コネクタ ６ａ 接
着剤注入孔 ７ ゴムブーツ ７ａ 軸
心孔
Claims (2)
- 【請求項１】 ゴムブーツを位置決めする溝口と、ゴム
ブーツの軸心孔に光ファイバ心線を導くガイド溝を長手
方向に連設したことを特徴とする光コネクタの組立治
具。 - 【請求項２】 前記治具に設けた溝口にゴムブーツをセ
ットすると共に、該治具に設けたガイド溝の底面に光フ
ァイバ心線の先端部を圧接させて滑らせ、ゴムブーツの
軸心孔に光ファイバ心線を挿通し、ゴムブーツ先端から
引き出した光ファイバ心線の端末から被覆を所定長さ除
去して光ファイバを露出させた後、光ファイバ心線端末
部にコネクタを嵌装し、次いで、該コネクタの基部端面
に前記ゴムブーツを装着してコネクタと光ファイバ心線
とを接着し、然る後、光ファイバが露出したコネクタの
先端面を鏡面仕上げすることを特徴とする光コネクタの
組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19856391A JPH0519141A (ja) | 1991-07-13 | 1991-07-13 | 光コネクタの組立治具及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19856391A JPH0519141A (ja) | 1991-07-13 | 1991-07-13 | 光コネクタの組立治具及びその組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519141A true JPH0519141A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16393267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19856391A Pending JPH0519141A (ja) | 1991-07-13 | 1991-07-13 | 光コネクタの組立治具及びその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519141A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011059137A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光コネクタ用取付補助具及び光コネクタ |
| CN107991742A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-05-04 | 四川飞普科技有限公司 | 用于mt-mt多通道连接器的长度控制装置 |
| CN115502058A (zh) * | 2022-10-31 | 2022-12-23 | 广东亨通光电科技有限公司 | 用于光纤连接器组件的点胶治具、点胶设备及其点胶工艺 |
-
1991
- 1991-07-13 JP JP19856391A patent/JPH0519141A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011059137A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光コネクタ用取付補助具及び光コネクタ |
| CN107991742A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-05-04 | 四川飞普科技有限公司 | 用于mt-mt多通道连接器的长度控制装置 |
| CN107991742B (zh) * | 2018-01-11 | 2024-03-08 | 四川飞普科技有限公司 | 用于mt-mt多通道连接器的长度控制装置 |
| CN115502058A (zh) * | 2022-10-31 | 2022-12-23 | 广东亨通光电科技有限公司 | 用于光纤连接器组件的点胶治具、点胶设备及其点胶工艺 |
| CN115502058B (zh) * | 2022-10-31 | 2024-02-27 | 广东亨通光电科技有限公司 | 用于光纤连接器组件的点胶治具、点胶设备及其点胶工艺 |
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