JPH05190054A - 操作装置 - Google Patents

操作装置

Info

Publication number
JPH05190054A
JPH05190054A JP4019482A JP1948292A JPH05190054A JP H05190054 A JPH05190054 A JP H05190054A JP 4019482 A JP4019482 A JP 4019482A JP 1948292 A JP1948292 A JP 1948292A JP H05190054 A JPH05190054 A JP H05190054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating
face
actuator
operator
movable contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4019482A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Asahi
保彦 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP4019482A priority Critical patent/JPH05190054A/ja
Publication of JPH05190054A publication Critical patent/JPH05190054A/ja
Priority to US08/361,889 priority patent/US5610355A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で、組立が容易な操作装置を提供
する。 【構成】 演奏者により操作される平面形状長方形の板
状を成す操作部(18)と、該操作部の下面に設けられ
た断面形状円弧状を成すアクチュエータ部(22)と、
該アクチュエータ部(22)の下面に設けられた導電性
材料からなる可動接点(30)と、該可動接点に対向す
るよう前記可動接点の下方に配置された固定接点36
と、前記可動接点を前記固定接点の上方に離間位置する
よう前記操作部を支持する支持部(20)と、からなる
操作装置であって、前記操作部、アクチュエータ部、可
動接点部、支持部を押出成形により弾性体で横長に一体
成形したことを特徴とする操作装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操作装置に関し、特に複
数のスイッチ機能を有する可動操作子体を備えた操作装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器の操作装置として、特公昭50
−4144号に、長手方向に延在するコイル状導電体を
抵抗体の少し上に支持した構成の操作装置が記載されて
いる。この操作装置は、第1および第2の支持体の間に
コイル状導電体および抵抗体を保持し、第1および第2
の支持体は、断面コの字状の枠ばね内に位置され、間隔
をおいて対向保持されている。演奏に際しては、コイル
状導電体を指で押圧移動することにより、その押した位
置が凹変しコイル状導電体を抵抗体に局部的に接触さ
せ、その接触位置に対応した抵抗値を設定し、可変周波
数発振器の発振周波数を設定制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記操作装置は、第1
および第2の支持体、コイル状導電体、抵抗体、枠ばね
等を組み立てることにより完成した後、電子楽器に組み
込むため、部品点数が多く組立コスト高になるなどの不
都合があった。
【0004】本発明の目的は、部品点数が少なく、組立
が容易な操作装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の操作装置は、演奏者により操作される平面
形状長方形の板状を成す操作部と、該操作部の下面に設
けられた断面形状円弧状を成すアクチュエータ部と、該
アクチュエータ部の下面に設けられた導電性材料からな
る可動接点と、該可動接点に対向するよう前記可動接点
の下方に配置された固定接点と、前記可動接点を前記固
定接点の上方に離間位置するよう前記操作部を支持する
支持部と、からなる操作装置であって、前記操作部、ア
クチュエータ部、可動接点部、支持部を押出成形により
弾性体で横長に一体成形したことを特徴とする。
【0006】
【作用】スティック等により操作子体の操作面を擦る
と、スティック等が接触している部分では、スティック
からの押圧力により、操作部が局部的に変形して導電部
が本体側の固定接点と接触、可動接点と固定接点で構成
されるスイッチをONとする。スティック等が離れる
と、弾性により操作部が元の形状に復元し、スイッチは
OFFとなる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を説明する。図1は本実施例の操作装置を組み込んだ電
子楽器の全体を示す平面図である。図において、電子楽
器の本体2のパネル面(ケース上面)4上の中央部に
は、8つのパッド6が設けられ、両側部にスピーカ8,
8が設けられている。また、下方には電源のオンオフ、
音量の調節、音色の設定、音高の設定等の各種の操作・
調節・設定を行なうための機能操作子を設けた機能操作
子部10が設けられている。
【0008】さらに、本体2のパネル面4の上方にはス
クレーパ操作装置12が設けられている。図2は図1の
A−A断面図であり、スクレーパ操作装置12を示す。
【0009】図において、14はゴムまたは軟質合成樹
脂性の弾性材料を押出成形した操作子体であり、該操作
子体14を図3および図4に示す。図3は操作子体14
の断面図、図4(A)は平面図、(B)は側面図、
(C)は裏面図である。なお図3は図4(C)のB−B
断面図である。
【0010】これらの図に示すように操作子体14は、
操作部18と、該操作部18の両側部の支持部20と、
操作部18の裏面側の断面が半円形のアクチュエータ部
22とにより構成されている。
【0011】操作部18の表面は操作面24を形成し、
該操作面24上には断面半円形の突条16が設けられて
いる。この突条16は操作子体14の長手方向に延在し
ており、スティック等で操作面24を押圧移動する際に
操作性を向上させる。支持部20は操作部18から下方
に鈎状に折り曲げられ、溝26を形成し、下面に支持面
21を形成する。
【0012】アクチュエータ部22の内部には空間28
が形成されている。このアクチュエータ部22の下面に
は導電部(可動接点)30が設けられている。この導電
部30は、支持面21より若干上方に位置して形成され
ている。また、図4(C)に示すように、導電部30は
長手方向に延在して設けられている。なお、アクチュエ
ータ部の下部は3個のスリット32が設けられている。
【0013】この操作子体14は導電部30と共に2色
押し出し成形により一体成形されている。なお、2色押
出成形とは、2種類の材料の押出成形をいう。操作子体
14のみを一体成形した後、導電部30を形成すること
もできる。
【0014】図2に示すように、本体2のパネル面4に
は操作子体14の支持部20の溝26と嵌合する操作子
押え部(突起部)34,34が設けられている。ケース
背面38には、操作子体14を載置する操作子支持プレ
ート40が固定され、該操作子支持プレート40上に
は、可動接点30の下方に、該可動接点30の長手方向
に沿って、複数個たとえば16個の固定接点36が形成
されている。各固定接点36は、図5に示すように、2
つの接点36a,36bから構成されている。
【0015】なお、図示した電子楽器は、底面(図示せ
ず)と本体2のパネル面4を互いに傾斜させて、本体2
のパネル面4が水平面に対して傾斜するように構成され
ている。パッド6は本体2のパネル面と平行に設けら
れ、水平面に対して傾斜しているが、操作子体14は、
その操作面24が電子楽器の底面と平行になるように支
持面21に対して傾斜して設けられている。従って、本
実施例においては操作子体14の操作面24は水平とな
る。
【0016】操作子体14を電子楽器に組み込むには、
電子楽器に本体2のパネル4を取付ける前に、まず操作
子体14を、その支持面21を操作子支持プレート40
上に当接させるよう載置させる。その後、本体2のパネ
ル面4を上方から被せ操作子押え部34を操作子体14
の溝26と嵌合させることにより、操作子体14を操作
子押え部34と支持プレート40間に挟持する。
【0017】最後に本体2のパネル4を適当な方法によ
り電子楽器に固定する。このように操作子体14を電子
楽器に組み込む際にはねじ、ボルト、接着剤等の固着手
段を必要とせず、したがって簡単にスクレーパ操作装置
12を構成することができる。
【0018】以上の構成を有する電子楽器を用いて演奏
を行なうには、あらかじめ機能操作子部10で、パッド
6の音色およびスクレーパ操作装置12で発生する音の
音色等を設定し、図示しないスティック等によりパッド
6を叩き、あるいはスクレーパ操作装置12の操作子体
14の操作面24を擦ることにより音を発生させる。
【0019】操作子体14の操作面24を擦ると、ステ
ィック等が接触している部分では、スティックからの押
圧力により、操作面24と支持部20の間が伸張変形し
て導電部30が操作子支持プレート40と局部的に接触
し、該プレート40上の接点36a,36bを電気的に
接続する。スティック等が離れると、弾性により操作子
体14の操作面24は元の位置に復元し、スイッチはO
FFとなる。
【0020】図6は可動接点30と固定接点36で構成
される複数個のスイッチSのON/OFFを検出する回
路図の例を示す。図に示すように、複数個のスイッチS
をS1〜S16とすると、各スイッチS1〜S16をマ
トリックス状に配線して各スイッチS1〜S16のON
/OFFを検出する。
【0021】ONとなったスイッチSiに対応して楽音
を発生させるには、あらかじめ各スイッチS1〜S16
に楽音を割り当てておき、ONとなったスイッチSiを
検出して該スイッチSiに対応する楽音を発生させる。
楽音の割当て方法としては、各スイッチS1〜S16に
同じ音色で異なる音程の楽音を割り当てる方法、同じ音
程で異なる音色の楽音を割り当てる方法、同じ音程・音
色で異なる音高を割り当てる方法等種々の方法を用いる
ことができる。
【0022】図7および図8は本発明の他の実施例を示
すもので操作子体14のみを示す断面図である。これら
の実施例は操作子体14のみが第1の実施例と異なり、
他の部品または要素は第1の実施例と同様であるので図
示を省略する。
【0023】図7の実施例の操作子体14が図3に示し
た操作子体14と異なるのは、アクチュエータ部22の
空間28内に垂直の隔壁23を設けてある点と、操作面
24が支持面21に対して水平となるように形成されて
いる点である。
【0024】本実施例を用いると、スティック等による
押圧力が隔壁23を介して確実にアクチュエータ部22
の底面に伝達される。図8の実施例の操作子体14が図
3に示した操作子体14と異なるのは、空間28がほぼ
真円状となるようにアクチュエータ部22の上方に肉厚
部22aが形成されている点と、支持面21に対して操
作面24が水平となるように形成されている点である。
【0025】本実施例を用いると、第1の実施例に比し
てアクチュエータ部22の剛性が高まるので、スティッ
ク等による押圧力により確実に接点をONすることがで
きる。
【0026】以上、主に図面に示した実施例に基づいて
本発明を説明したが、本発明はこれらの実施例には限定
されず、種々変形可能である。たとえば、図1におい
て、スクレーパ操作装置12は、電子楽器の本体2のパ
ネル面4の上方ではなく中段または下方に設けてもよ
い。
【0027】また、操作子体14の支持部20へ溝26
を形成し、操作子押え部として該溝26と嵌合する突起
部34を形成した例を示したが、これには限定されず、
操作子体14を操作子支持プレート40と本体2のパネ
ル面4の間に挟持できるものであればどのような構成で
もよい。たとえば操作子体14の支持部20へ突起部を
形成し、操作子押え部として該突起部に嵌合する溝を形
成することができる。
【0028】さらに、操作子体14の操作面24は、操
作性を考慮して演奏者側が低くなるように水平面に対し
て傾斜させることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、構造が簡単で、組立が
容易な操作装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操作装置を組み込んだ電子楽器の一
例を示す斜示図である。
【図2】 図1のA−A断面図であり、本発明の電子楽
器の操作装置の第1の実施例を示す。
【図3】 図2に示した実施例の操作子体の断面図であ
る。
【図4】 図3に示した操作子体を示し、(A)は平面
図、(B)は側面図、(C)は裏面図である。
【図5】 図2に示した実施例の固定接点の平面図であ
る。
【図6】 可動接点と固定接点で構成される複数個のス
イッチのON/OFFを検出する回路図の例を示す図で
ある。
【図7】 本発明の電子楽器の操作装置の他の実施例の
操作子体のみを示す断面図である。
【図8】 本発明の電子楽器の操作装置のさらに他の実
施例の操作子体のみを示す断面図である。
【符号の説明】
2・・・本体 4・・・ケース上面(本体パネル) 6・・・パッド 8・・・スピーカ 10・・・
機能操作子部 12・・・操作装置 14・・・操作子体 16・
・・突条 18・・・操作部 20・・・支持部 22・・・
アクチュエータ部 22a・・・肉厚部 23・・・隔壁 24・・・
操作面 26・・・溝 28・・・空間 30・・・可動接
点 30・・・導電部 32・・・スリット 34・・・突起部(操作子押え部) 36・・・固定
接点 36a・・・接点 38・・・ケース側面 40・・・操作子支持プレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏者により操作される平面形状長方形
    の板状を成す操作部と、 該操作部の下面に設けられた断面形状円弧状を成すアク
    チュエータ部と、 該アクチュエータ部の下面に設けられた導電性材料から
    なる可動接点と、 該可動接点に対向するよう前記可動接点の下方に配置さ
    れた固定接点と、 前記可動接点を前記固定接点の上方に離間位置するよう
    前記操作部を支持する支持部と、からなる操作装置であ
    って、前記操作部、アクチュエータ部、可動接点部、支
    持部を押出成形により弾性体で横長に一体成形したこと
    を特徴とする操作装置。
JP4019482A 1992-01-08 1992-01-08 操作装置 Pending JPH05190054A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4019482A JPH05190054A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 操作装置
US08/361,889 US5610355A (en) 1992-01-08 1994-12-22 Electrical musical instrument using a time interval determined by a linear scraper operator to adjust musical parameters

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4019482A JPH05190054A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05190054A true JPH05190054A (ja) 1993-07-30

Family

ID=12000568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4019482A Pending JPH05190054A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05190054A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021824B2 (ja) * 1982-03-03 1990-01-12 Zenyaku Kogyo Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021824B2 (ja) * 1982-03-03 1990-01-12 Zenyaku Kogyo Kk

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4654488A (en) Push and rocker action switch
US4500758A (en) Keyboard switch assembly having sensory feedback
GB2112577A (en) An electrical push-button switch covering member of rubber material
JPS5829514Y2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JPH05190054A (ja) 操作装置
JPS628077Y2 (ja)
JP2817408B2 (ja) タッチレスポンス・スイッチ装置
JPH0637554Y2 (ja) スイツチ装置
JP4135296B2 (ja) 鍵盤装置
JPH1138976A (ja) 鍵盤装置のスイッチ構造
JPH11120862A (ja) 押ボタンスイッチ
JP2906437B2 (ja) 電子楽器用鍵盤装置
JP2878532B2 (ja) 操縦杆式入力装置
JP4320877B2 (ja) 電子機器
IE51113B1 (en) A push-button electrical switch arrangement
JPH10269897A (ja) 切替スイッチ
JPH0580747A (ja) 鍵盤装置
JP2506654Y2 (ja) 鍵盤装置
JPH0347598U (ja)
JP3236452B2 (ja) 電子機器のツマミ装置
JPH0384820A (ja) 押しボタンスイッチ
JP2874609B2 (ja) 電子天秤
JPH05188954A (ja) 電子楽器の操作装置
JPH11175068A (ja) 電子楽音発生器の操作装置
JPH01221830A (ja) 操作パネルスイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981027