JPH05188954A - 電子楽器の操作装置 - Google Patents

電子楽器の操作装置

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JPH05188954A
JPH05188954A JP4019481A JP1948192A JPH05188954A JP H05188954 A JPH05188954 A JP H05188954A JP 4019481 A JP4019481 A JP 4019481A JP 1948192 A JP1948192 A JP 1948192A JP H05188954 A JPH05188954 A JP H05188954A
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JP
Japan
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movable
movable contact
parts
base end
cabinet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4019481A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Uehara
敏史 上原
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短手方向に傾く力が発生する操作を行なって
も、後端部のみに撓みの力が集中することなく、可動操
作素子の復元・操作性を良くし、寿命を長くすることが
できる電子楽器の操作装置を提供する。 【構成】 基端部(32,34)と、可動接点(16)
を形成された自由端とを有する略直方体状の可動操作素
子(30)において、前記基端部に後方および両側方の
3方にヒンジ部(31,33)を設けたことを特徴とす
る、電子楽器の操作装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子楽器の操作装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の操作素子は、略直方体の本体後方
に1つのヒンジ部を有するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記操作装置は操作素
子を長手方向に傾ける時はよいが、短手方向に傾ける
と、ヒンジ部にねじれの力が発生し、復元力、操作性の
低下をまねいた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の電子楽器の操作装置は、基端部と、可動接
点を形成した自由端とを有する略直方体状の可動操作子
体において、前記基端部に後方および両側方の3方にヒ
ンジ部を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】スティック等により可動操作体を擦って、可動
操作体が横に傾く力が働いても、可動操作体の側方にも
ヒンジ部があるため後方のヒンジ部のみに力が集中する
ことを妨げる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を説明する。図1は本実施例の操作装置を組み込んだ電
子楽器の全体を示す平面図である。図において、電子楽
器の本体2のケース4上の中央部には、8つのパッド6
が設けられ、両側部にスピーカ8,8が設けられてい
る。また、下方には電源のオンオフ、音量の調節、音色
の設定、音高の設定等の各種の操作・調節・設定を行な
うための機能操作子を設けた機能操作子部10が設けら
れている。
【0007】さらに、ケース4の上方にはスクレーパ操
作装置(操作装置)12が設けられている。図2はスク
レーパ操作装置12の拡大図であり、図1のA−A断面
図である。また、図3は図2の操作装置が操作された状
態を示す断面図である。図4は同じくスクレーパ操作装
置12を図1のA−A線で切り欠いて示した斜視図であ
る。
【0008】スクレーパ操作装置12のキャビネット1
3は上キャビネット13aと下キャビネット13bから
なり、上キャビネット13aは長手方向に開口15を形
成され、該開口15に沿って形成された支持部19,2
1の上面に、開口15を覆うようにして可撓性の性の操
作シート17が配置されている。
【0009】上キャビネット13aにはさらに、支持部
21から前方に突出する突出部23が一定の間隔毎に複
数個設けられている。キャビネット13内には、前端に
薄肉ヒンジ部31を介して可動接点16を有する可動操
作体18と、該可動接点16に対向する固定接点20を
有する基板22が収納されている。可動接点16と固定
接点20とはスイッチSを構成する。
【0010】下キャビネット13bには2つのリブ2
4,26が設けられ、一方のリブ24の上に可動操作体
18を載置し、他方のリブ26の上に基板22を載置し
ている。基板22はまた上キャビネット13aから下方
に突出するリブ28により支持されている。
【0011】図5はスクレーパ操作装置12の可動操作
体18のみを示した斜視図である。可動操作体18は、
一定の間隔毎に配置された複数個たとえば16個の可動
操作素子30からなる。各可動操作素子30の後端側面
には薄板状の連結部材32が形成されている。各可動操
作素子30の後端には、薄肉ヒンジ部33を介して支持
部34が設けられ、該支持部34の上面には上キャビネ
ット13aの支持部21の下面と当接する被支持面34
aが形成され、支持部34の下面にはリブ24と当接す
る被支持面34bが形成されている。
【0012】各連結部材32の可動操作子30と反対の
側には、突出部23に対応して支持部36が設けられ、
該支持部36の上面には上キャビネット13aの突出部
23の下面と当接する被支持面36aが形成され、下面
にはリブ24と当接する被支持面36bが形成されてい
る。なお各可動操作素子30の一端の支持部34と連結
部材32とは基端部を構成する。
【0013】これら可動操作素子30、連結部材32、
支持部34、支持部36はゴムまたは軟質合成樹脂性の
弾性材料で一体成形されている。可動操作体18は、上
キャビネット13aの支持部21、突出部23および下
キャビネット13bのリブ24が、支持部34,36の
被支持面34a,34b,36a,36bに当接するよ
り、その基端部を上キャビネット13aと下キャビネッ
ト13bのリブ24間に挟持される。各可動操作素子3
0についてみると、該可動操作素子30後端の薄肉ヒン
ジ部33と該可動操作素子30の後方両側の連結部材3
2を介する支持部36,36の3つの支持部において、
下キャビネット13bのリブ24と上キャビネット13
aにより挟持されて固定端となり、3つのヒンジ部を撓
ませることで可動接点16を形成した他端側が自由端と
なっている。なお、通常の状態においては可動接点16
と固定接点20とは3つのヒンジ部の復元力により離れ
ている。
【0014】このように、可動操作体12を操作装置2
に組み込むために、下キャビネット13bのリブ24と
上キャビネット13aにより挟持するだけであって、ね
じ、ボルト、接着剤等の固着手段を必要としない。
【0015】さらに、後端部に後方だけでなく、側方に
もヒンジ部を有する構造となっているため、可動操作素
子30に十分な復元力を与えられることに加え、本願実
施例のように擦る操作(操作素子短手方向にも傾く力が
発生する場合)を行なっても、側方の連結部32が撓
み、後方のヒンジ部33のみに力が集中することがな
い。
【0016】また、可動操作体18が一体成形されてい
るので保守・組立が容易である。以上の構成を有する電
子楽器の操作装置12を用いて演奏を行なうには、あら
かじめ調節設定部10で、パッド6の音色およびスクレ
ーパ操作装置12で発生する音の音色等を設定し、ステ
ィック38等によりパッド6を叩き、あるいはスクレー
パ操作装置12の操作シート17を擦ることにより音を
発生させる。
【0017】スティック38により操作シート17を擦
ると、図3に示すように、スティック38と接している
可動操作素子30の自由端側がスティック38から受け
る押圧力により下方に変形して可動接点16と固定接点
20とが接触する。
【0018】図6は可動接点16と固定接点20で構成
される複数個のスイッチSのON/OFFを検出する回
路の例を示す。図に示すように、複数個のスイッチSを
S1〜S16とすると、各スイッチS1〜S16をマト
リックス状に配線して各スイッチS1〜S16のON/
OFFを検出する。
【0019】ONとなったスイッチSiに対応して楽音
を発生させるには、あらかじめ各スイッチS1〜S16
に楽音を割り当てておき、ONとなったスイッチSiを
検出して該スイッチSiに対応する楽音を発生させる。
楽音の割当て方法としては、各スイッチS1〜S16に
同じ音色で異なる音程の楽音を割り当てる方法、同じ音
程で異なる音色の楽音を割り当てる方法、同じ音程・音
色で異なる音高を割り当てる方法等種々の方法を用いる
ことができる。図7は、各スイッチS1〜S16に音程
を割り当てた場合の、発音手順を示す。図において、ス
イッチSiがONとなったか否かを判断し、ONであれ
ば該スイッチSiに対応するノート番号の音で発音させ
る。
【0020】以上、主に図面に示した実施例に基づいて
本発明を説明したが、本発明はこれらの実施例には限定
されず、種々変形可能である。たとえば、図1におい
て、スクレーパ操作装置12は、電子楽器の本体2のパ
ネル面4の上方ではなく下方に設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の電子楽器の操作装置によれば、
可動操作素子の後端に3つの支点部を設けたため操作素
子の短手方向に傾く力が発生する「擦る」という操作を
行なっても、後端部のみに撓みの力が集中することな
く、可動操作素子の復元・操作性を良くし、寿命を長く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操作装置を組み込んだ電子楽器を示
す斜示図である。
【図2】 本発明の電子楽器の操作装置の一実施例の断
面図であり、図1のA−A断面図である。
【図3】 図2と同様な図であり、可動接点と固定接点
とが接触した状態を示す断面図である。
【図4】 図2の実施例の斜視図であり、図1のA−A
線で切り欠いて示した斜視図である。
【図5】 図2の実施例の可動操作体のみを示した斜視
図である。
【図6】 可動接点と固定接点で構成される複数個のス
イッチSのON/OFFを検出する回路の例を示す図で
ある。
【図7】 各スイッチに音程を割り当てた場合の、発音
手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
2・・・本体 4・・・ケース 6・・・パッ
ド 8・・・スピーカ 10・・・機能操作子部 12・・・スクレーパ操作装置(操作装置) 13・
・・キャビネット 13a・・・上キャビネット 13b・・・下キャビ
ネット 15・・・開口 16・・・可動接点 17・・・
操作シート 18・・・可動操作体 19・・・支持部 20・
・・固定接点 21・・・支持部 22・・・基板 23・・・突
出部 24,26,28・・・リブ 30・・・可動操作素
子 31,33・・・ヒンジ部 32,34・・・基端部(32・・・連結部材 34
・・・支持部) 34a,34b;36a,36b・・・被支持面 3
6・・・支持部 38・・・スティック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部と、可動接点を形成した自由端と
    を有する略直方体状の可動操作子体において、 前記基端部に後方および両側方の3方にヒンジ部を設け
    たことを特徴とする、電子楽器の操作装置。
JP4019481A 1992-01-08 1992-01-08 電子楽器の操作装置 Withdrawn JPH05188954A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4019481A JPH05188954A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 電子楽器の操作装置
US08/361,889 US5610355A (en) 1992-01-08 1994-12-22 Electrical musical instrument using a time interval determined by a linear scraper operator to adjust musical parameters

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4019481A JPH05188954A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 電子楽器の操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05188954A true JPH05188954A (ja) 1993-07-30

Family

ID=12000540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4019481A Withdrawn JPH05188954A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 電子楽器の操作装置

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JP (1) JPH05188954A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19990408