JPH0518996U - フロアリツド体 - Google Patents

フロアリツド体

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JPH0518996U
JPH0518996U JP6870791U JP6870791U JPH0518996U JP H0518996 U JPH0518996 U JP H0518996U JP 6870791 U JP6870791 U JP 6870791U JP 6870791 U JP6870791 U JP 6870791U JP H0518996 U JPH0518996 U JP H0518996U
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floor lid
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JP6870791U
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学 坂本
晃 桑原
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池田物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数を削減するとともに取付工数を減ら
し、コストの低減を図るとともに、見栄えを良くするこ
とができるフロアリッド体を提供すること。 【構成】板状の基体20の表面部21にマット部材30
を装着するには、マット部材30を基体20の表面部2
1に重ね合わせ、基体20の突出縁部25の先端を切取
って形成した取付溝26に、マット部材30の端末部3
3を嵌入して止着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車体フロアに開設された収納用開口を閉じて、車体フロアの一部と 成る板状のフロアリッド体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のフロアリッド体としては、例えば、図6よび図7に示すような ものがある。
【0003】 すなわち、図7に示すように、ラゲージルーム1内の車体フロア2には収納用 開口が開設され、フロアリッド体3は収納用開口を開閉すべく設けられている。 図6に示すように、フロアリッド体3は板状の基体4の表面側4aにマット部材 5を装着したものであり、マット部材5の端末部5aは基体4の裏面側4bの段 部4cに回し込まれている。マット部材5の端末部5aは、ガーニッシュ6を介 して段部4cに止着されており、ガーニッシュ6はタッピンねじ7によって、基 体4の段部4cに沿うように取付けられている。
【0004】 なお、フロアリッド体3は、表面側4aおよび裏面側4bのどちらを上側にし ても使用できるものである。例えば、裏面側4bを上側にして用いる場合、周縁 に取付けられたガーニッシュ6が、裏面側4bに載せた小物などがフロアリッド 体3の外に転げ落ちるのを防止する役割をする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のフロアリッド体では、基体4に装着するマッ ト部材5の端末部5aの処理に、ガーニッシュ6やタッピンねじ7が必要である ことから、部品点数が多くなるとともに取付工数が嵩み、コスト高を招くという 問題点があった。
【0006】 また、基体4の裏面側4bの周縁に、マット部材5の端末部5aを止着し、か つ、小物などが転げ落ちるのを防止するガーニッシュ6が浮き出ているため、適 当なガーニッシュを選択しなければ、見栄えが損なわれるという問題点があった 。
【0007】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、部品点数を削 減するとともに取付工数を減らし、コストの低減を図るとともに、見栄えを良く することができるフロアリッド体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための要旨とするところは、 1 車体フロアに開設された収納用開口を閉じて、車体フロアの一部と成る板状 のフロアリッド体において、 板状の基体と、該基体の表面部に装着するマット部材とを具備して成り、 前記基体はその側端縁に沿う中空部と、前記側端縁に沿って外側へ前記中空部 を細巾状に延出させる突出縁部とを有し、該突出縁部の先端側を切取って前記中 空部に通じる取付溝を形成し、 前記マット部材を、その端末部が前記基体の突出縁部に対応するように前記基 体の表面部に沿わせ、該端末部を前記突出縁部の先端の前記取付溝に嵌入して止 着することを特徴とするフロアリッド体に存する。
【0009】 2 車体フロアに開設された収納用開口を閉じて、車体フロアの一部と成る板状 のフロアリッド体において、 板状の基体と、該基体の表面部に装着するマット部材とを具備して成り、 前記基体はその側端縁に沿う中空部を有し、前記側端縁の端面部に前記中空部 に通じる取付長孔を形成し、 前記マット部材を、その端末部が前記基体の端面部に対応するように前記基体 の表面部に沿わせ、該端末部を取付長孔に嵌入して止着することを特徴とするフ ロアリッド体に存する。
【0010】
【作用】
フロアリッド体を構成する基体を形成するには、まず、例えば、可塑化した合 成樹脂材などを押出し機で板状のいわゆるパリソンとして押し出す。つぎに、板 状のパリソンを成形型で挟み込み、パリソンの少なくとも側端縁付近の内部に空 気を吹き込んで中空部を形成するとともに、前記側端縁に沿って外側へ中空部を 細巾状に延出させる突出縁部を型出しする。
【0011】 このようにして形成された板状の基体の突出縁部の先端側を切取って、内部の 中空部に通じる取付溝を形成する。中空部はフロアリッド体の軽量化を図るため に必要である。
【0012】 板状の基体の表面部にマット部材を装着するには、まず、マット部材をその端 末部が基体の突出縁部に対応するように、前記基体の表面部に重ね合わせる。つ ぎに、基体の突出縁部の先端に形成した取付溝に、マット部材の端末部を嵌入し て止着すればよい。
【0013】 また、基体の側端縁に突出縁部を形成することなく、基体の側端縁の端面部に 中空部に通じる取付長孔を形成し、該取付長孔にマット部材の端末部を嵌入して 止着することもできる。
【0014】 フロアリッド体は、車体フロアに開設された収納用開口を閉じている際には、 車体フロアの一部と成る。また、収納用開口から取り外したフロアリッド体を裏 返して、マット部材を装着してない裏面部を上側にしテーブルとして使用するこ ともできる。
【0015】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明する。なお、各種実施例につき 同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
【0016】 図1から図4は本考案の第1実施例を示している。 図2および図3に示すように、車体の後部にはラゲージルーム11が形成され 、ラゲージルーム11の後部両脇にはサイドボックス13,13が設けられてい る。左右のサイドボックス13,13の間の車体フロア12には、スペアタイヤ 等を出入れする収納用開口14は開設されている。
【0017】 収納用開口14の下方は、スペアタイヤ等を出し入れするための収納空間と成 っており、また、車体フロア12には収納用開口14を開閉すべくフロアリッド 体10が備えられている。車体フロア12の荷載置面には、マット部材30aが 敷設されている。
【0018】 図1および図2に示すように、車体フロア12には、収納用開口14を開閉す べくフロアリッド体10が備えられており、フロアリッド体10は板状の基体2 0と、基体20の表面部21に装着するマット部材30とを具備して成るもので ある。
【0019】 フロアリッド体10を構成する基体20は、合成樹脂材料を表裏面が矩形の板 状に成形したものであり、基体20の内部には、車体の前後方向に延びる細巾状 で矩形断面の中空部23が基体20の一方の側端縁24から他方の側端縁24ま で複数並設されている。
【0020】 基体20の側端縁24の端面部24aには、側端縁24寄りの中空部23aを 外側へ細巾状に延出させる突出縁部25が形成されており、突出縁部25の先端 側は切取られて中空部23aに通じる取付溝26が形成されている。
【0021】 基体20の裏面部22には、側端縁24に沿うように支持溝27が形成されて いる。支持溝27は仕切り板28を嵌合するものであり、フロアリッド体10を 裏返して裏面部22を上側にしテーブルとして使用する際、裏面部22に載せた 小物などがフロアリッド体10の外に転げ落ちるのを防止するものである。
【0022】 基体20の表面部21に装着するマット部材30は、軟質の塩化ビニルなどを 素材にした基布32の上面に、パイル織布31を接着積層したものである。マッ ト部材30は、その端末部33が基体20の突出縁部25に対応するように、基 体20の表面部21に敷設されており、端末部33は基体20の取付溝26に嵌 入し止着されている。
【0023】 収納用開口14の両側縁となる各サイドボックス13の内側寄りの端部には、 リッド体40の両側端縁24,24が嵌入し係合するための抱き溝部15,15 が形成されている。また、フロアリッド体10の後端部にはフロアリッド体10 を開閉するための把持孔16が形成されている。
【0024】 次に作用を説明する。 フロアリッド体10を構成する基体20は、いわゆるブロー成形により製造す る。具体的には、まず、合成樹脂を可塑化した成形材料を押出し機(図示せず) で板状のパリソンにして押し出す。
【0025】 つぎに、パリソンを成形型(図示せず)で挟み込むとともに部分的にパリソン の側壁を圧着してから、パリソン内部に空気を吹き込み、複数の中空部23,2 3…を有するように基体20を成形する。このとき、側端縁24の端面部24a に沿って外側へ中空部23aを細巾状に延出させる突出縁部25や、支持溝27 を型出しする。
【0026】 図4に示すように、形成された基体の突出縁部25の先端側を切取って、内側 の中空部23aに通じる取付溝26を形成する。中空部23,23…はフロアリ ッド体10の軽量化を図るために必要である。
【0027】 図1に示すように、板状の基体20の表面部21にマット部材30を装着する には、まず、マット部材30を、その端末部33が基体20の突出縁部25に対 応するように、基体20の表面部21に重ね合わせる。
【0028】 基体20の突出縁部25にマット部材30の端末部33を沿わせてから、マッ ト部材30の端末部33を突出縁部25の先端に形成した取付溝26に嵌入して 止着すればよい。
【0029】 図3に示すように、通常、ラゲージルーム11内の車両用フロア12の収納用 開口14は、フロアリッド体10によって閉じられており、フロアリッド体10 の上面は車両用フロア12の上面に滑らかに連続して荷載置面を成している。
【0030】 フロアリッド体10の把持孔16に手をかけて、フロアリッド体10の後端部 を跳ね上げるようにして持ち上げると、収納用開口14が開かれ、収納用開口1 4を通してその下の収納空間に荷物やスペアタイヤなどを出し入れすることがで きる。
【0031】 また、収納用開口14から取り外したフロアリッド体10を裏返して、マット 部材30を装着してない裏面部22を上側にしテーブルとして使用することもで きる。このとき、基体20の裏面部22の周縁に形成された支持溝27に仕切り 板28を嵌合させれば、裏面部22に載せた小物などがフロアリッド体10の外 に転げ落ちるのを防止すことができる。
【0032】 図5は本考案の第2実施例を示している。 本実施例では、フロアリッド体10aを構成する基体20aの側端縁24の端 面部24aに突出縁部を形成することなく、端面部24に中空部23aに通じる 取付長孔29を形成し、取付長孔29にマット部材30の端末部33を嵌入して 止着したものである。
【0033】 それにより、本実施例におけるフロアリッド体10aにおいては、基体20a の側端縁24の端面部24aを滑らかな平面状にすることができ、より見栄えを 良くすることができる。
【0034】
【考案の効果】
本考案にかかるフロアリッド体によれば、板状の基体の表面部にマット部材を 装着するのに、マット部材を基体の表面部に重ね合わせ、基体の突出縁部の先端 を切取って形成した取付溝に、マット部材の端末部を嵌入して止着すればよいか ら、基体に装着するマット部材の端末部の処理に、ガーニッシュなどの別部品が 不要となり、部品点数を削減するとともに取付工数を減らし、コストの低減を図 るとともに、見栄えを良くすることができる。
【0035】 また、基体の側端縁に突出縁部を形成することなく、基体の側端縁の端面部に 中空部に通じる取付長孔を形成し、該取付長孔にマット部材の端末部を嵌入して 止着すれば、基体の側端縁の端面部を滑らかな平面状にすることができ、より見 栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例にかかるフロアリッド体を
示す要部断面図である。
【図2】図3のII−II線断面図である。
【図3】本考案の第1実施例にかかるフロアリッド体を
示す斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例にかかるフロアリッド体の
基体を示す作用説明図である。
【図5】本考案の第2実施例にかかるフロアリッド体を
示す要部断面図である。
【図6】図7のVI−VI線断面図である。
【図7】従来例のフロアリッド体を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10a…フロアリッド体 11…ラケージルーム 12…車両用フロア 14…収納用開口 20…基体 21…表面部 23,23a…中空部 24…側端縁 24a…端面部 25…突出縁部 26…取付溝 29…取付長孔 30…マット部材 33…端末部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フロアに開設された収納用開口を閉じ
    て、車体フロアの一部と成る板状のフロアリッド体にお
    いて、 板状の基体と、該基体の表面部に装着するマット部材と
    を具備して成り、 前記基体はその側端縁に沿う中空部と、前記側端縁に沿
    って外側へ前記中空部を細巾状に延出させる突出縁部と
    を有し、該突出縁部の先端側を切取って前記中空部に通
    じる取付溝を形成し、 前記マット部材を、その端末部が前記基体の突出縁部に
    対応するように前記基体の表面部に沿わせ、該端末部を
    前記突出縁部の先端の前記取付溝に嵌入して止着するこ
    とを特徴とするフロアリッド体。
  2. 【請求項2】車体フロアに開設された収納用開口を閉じ
    て、車体フロアの一部と成る板状のフロアリッド体にお
    いて、 板状の基体と、該基体の表面部に装着するマット部材と
    を具備して成り、 前記基体はその側端縁に沿う中空部を有し、前記側端縁
    の端面部に前記中空部に通じる取付長孔を形成し、 前記マット部材を、その端末部が前記基体の端面部に対
    応するように前記基体の表面部に沿わせ、該端末部を取
    付長孔に嵌入して止着することを特徴とするフロアリッ
    ド体。
JP1991068707U 1991-08-28 1991-08-28 フロアリッド体 Expired - Lifetime JP2519479Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040019507A (ko) * 2002-08-28 2004-03-06 현대자동차주식회사 자동차의 러기지 보드

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3042637U (ja) * 1997-04-18 1997-10-31 小松エレクトロニクス株式会社 液体加熱装置

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