JPH05189463A - 表処理装置 - Google Patents

表処理装置

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JPH05189463A
JPH05189463A JP4189306A JP18930692A JPH05189463A JP H05189463 A JPH05189463 A JP H05189463A JP 4189306 A JP4189306 A JP 4189306A JP 18930692 A JP18930692 A JP 18930692A JP H05189463 A JPH05189463 A JP H05189463A
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JP
Japan
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control part
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JP4189306A
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Inventor
Shigeo Kurakake
重雄 倉掛
Satoshi Ogasawara
聡 小笠原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 行及び列のマトリックス状で区切られる表に
対して、この表に含まれ数値データを基にして全く自由
な計算を行なえるようにする。 【構成】 簡易言語制御部5により表のフォーマットを
設定し、表内の各項目に数値データを入力する。表の任
意の項目を変数とする計算式を含むプログラムが定義さ
れている場合は、このプログラムによる処理は高級言語
制御部6で実行されるが、この場合変数に相当する表内
の数値データは簡易言語制御部5から供給される。この
高級言語制御部6で計算された結果は簡易言語制御部5
に与えられ、簡易言語制御部5で作成された表の所定の
項目位置に書込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の項目からなる表
の表データを処理する表処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の項目からなる表、例えば複
数の行と列からなる表を、表データとして記憶する電子
計算機、いわゆる表処理装置が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの表処理装置に
おいては、表における各項目の数値データを基にして簡
単な計算を行なうものも開発されているが、これらの計
算は簡単に計算式に基づく計算に限定されており、しか
もその計算式の定義の仕方にはかなりの制約があり、電
子計算機の機能を十分に生かしきれていないのが現状で
あった。本発明の課題は、表に含まれる数値データを基
にした計算式の定義、及びその計算式に基づく計算を自
由に行なえるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0005】複数の行及び列で区切られ、データ格納領
域がマトリックス状に配置される表を記憶する表データ
記憶手段と、上記表における所望の1つのデータ格納領
域を、表における行及び列の指定で特定する特定手段
と、上記特定手段で指定された行及び列を変数とする計
算式を定義する定義手段と、該定義手段で定義された計
算式に含まれる行及び列で特定される上記表におけるデ
ータ格納領域より数値データを取込み、上記計算式に従
った演算を実行する演算手段と、該演算手段による演算
結果データを、上記指定の行及び列とは異なる他の行及
び列の指定で特定される上記表におけるデータ格納領域
に出力する出力手段とを有する。
【0006】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0007】表データ記憶手段に記憶された表の所望す
る1つのデータ格納領域を、特定手段により表の行及び
列を指定することで特定し、この行及び列を変数とする
計算式を定義手段により定義しておく。この定義が有る
と演算手段は定義手段で定義された計算式に含まれる行
及び列で特定される上記表におけるデータ格納領域より
数値データを取込み、上記計算式に従った演算を実行す
る。出力手段はこの演算結果データを上記指定の行及び
列とは異なる他の行及び列の指定で特定される上記表に
おけるデータ格納手段に出力する。従って、行及び列の
マトリックス状で区切られる表に対して、この表に含ま
れる数値データを基にして全く自由な計算が行なえる。
【0008】
【実施例】図1は全体構成を示すブロック図で、システ
ム全体を制御するシステム制御部1にキー入力装置2、
表示装置3、外部記憶装置4が各々接続されている。ま
た、このシステム制御部1にはデータバス、アドレスバ
ス、コントロールバスを含むバスラインB1を介して、
簡易言語制御部5、高級言語制御部6、RAM7,8が
接続される。RAM7は簡易言語制御部5よりバスライ
ンB2によって制御されるが、ラインL1は高級言語制
御部6からもアクセス可能であることを示す。また、R
AM8は高級言語制御部6よりバスラインB3によって
制御されるが、ラインL2は簡易言語制御部5からもア
クセス可能であることを示す。なお、実際のアクセスは
簡易言語制御部5からバスラインB4、高級言語制御部
6、バスラインB3を介してRAM8をアクセスするの
で、実際にL1,L2という線があるわけではない。
【0009】次に上記簡易言語制御部5の詳細について
図2により説明する。同図において、11はデータバッ
ファ11で、上記システム制御部1との間でバスライン
B1を介してデータの授受を行なう。そして、上記デー
タバッファ11には、バスラインB11を介して、簡易
言語管理部12、この簡易言語管理部12のアドレスデ
ータがセットされるアドレスレジスタ13、命令解読部
14、上記図1の高級言語制御部6に対して高級言語に
よる処理を要求する高級言語要求制御部15、上記高級
言語制御部6からの簡易言語処理要求を受け付ける簡易
言語要求受付部16、ファイル名がセットされるファイ
ルレジスタ17、レコードNo.がセットされるレコード
レジスタ18、アイテムNo.がセットされるアイテムレ
ジスタ19、データ記憶部20、上記レジスタ17〜1
9のセットデータに従ってアドレス変換を行なうアドレ
ス変換部21、このアドレス変換部21からのアドレス
データが書込まれるアドレスバッファ22等が接続され
る。
【0010】そして、このアドレスバッファ22に保持
されたデータによって上記RAM7のアドレスが指定さ
れる。上記簡易言語管理部12は、プログラムを組まず
にパラメータ入力のみで作表を実行するためのインスト
ラクションを記憶している。
【0011】図3は図1における高級言語制御部6の詳
細を示すもので、31は上記システム制御部1とのバス
ラインB1を介してデータの授受を行なうデータバッフ
ァである。上記データバッファ31には、バスラインB
12を介して簡易言語管理部32、この簡易言語管理部
32のアドレスデータがセットされるアドレスレジスタ
33、命令解読部34、上記簡易言語制御部5に対して
簡易言語処理要求を出力する簡易言語要求制御部35、
上記簡易言語制御部5からの高級言語処理要求を受付け
る高級言語要求受付部36、演算制御部37、プログラ
ムNo.を指定するプログラムレジスタ38、ラインNo.
を指定するプログラムカウンタ39、上記RAM8への
アドレスデータがセットされるアドレスバッファ41が
接続される。上記高級言語管理部32は、プログラム言
語により組まれたプログラムを実行するためのインスト
ラクションを記憶している。
【0012】図4は図2における命令解読部14の詳細
を示すもので、51はインストラクションレジスタであ
る。このインストラクションレジスタ51は、システム
制御部1からデータバッファ11を介して送られてくる
インストラクションデータあるいは簡易言語管理部12
からのインストラクションデータを、オア回路52を介
して与えられる起動命令に同期して読込み、インストラ
クションデコーダ53へ与える。
【0013】このインストラクションデコーダ53は、
与えられた命令を解読し、高級言語要求信号、高級言語
要求解除信号(F/Fリセット)、レジスタ指定信号、
読出し/書込み命令R/W、ADRアドレス、管理アド
レス、アドレス変換指令、ゲートオープン信号(送
出)、ゲートオープン信号(受付)等の命令を出力す
る。上記インストラクションデコーダ53は、タイミン
グ制御回路54からのタイミング信号に同期して動作す
る。このタイミング制御回路54は、基準クロックを計
数してインストラクションデコーダ53へのタイミング
信号及び他の回路へのタイミング信号を発生する。
【0014】上記インストラクションデコーダ53は、
タイミング制御回路54からのタイミング信号に同期し
てデコーダ処理を行なうと共に、デコード命令に対する
実行終了のタイミングで、次のインストラクションを読
込むための信号をオア回路52を介してインストラクシ
ョンレジスタ51へ与える。
【0015】図5(a)は高級言語要求制御部15の詳
細を示すもので、上記インストラクションデコーダ53
からの信号によってセット、リセットされる要求フリッ
プフロップ61、指定プログラムNo.がセットされるレ
ジスタ62、式及び変数がセットされるレジスタ63を
備えている。そして、上記要求フリップフロップ61の
出力及びレジスタ62,63の保持データは、ゲート回
路64a〜64cを介して高級言語制御部6内の高級言
語要求受付部36へ送出される。上記ゲート回路64a
〜64cは、インストラクションデコーダ53からのゲ
ートオープン信号(送出)によってゲート制御される。
【0016】図6(a)は高級言語制御部6における簡
易言語要求制御部35の詳細を示すもので、要求フリッ
プフロップ71、ファイル名がセットされるレジスタ7
2、レコードNo.がセットされるレジスタ73、アイテ
ムNo.がセットされるレジスタ74、演算結果データが
セットされるレジスタ75を備えている。そして、上記
要求フリップフロップ71の出力及び各レジスタ72〜
75の保持データは、ゲート回路76a〜76eを介し
て簡易言語制御部5内の簡易言語要求受付部16へ送ら
れる。上記ゲート回路76a〜76eは、命令解読部3
4からのゲートオープン信号によってゲート制御され
る。
【0017】図5(b)は簡易言語要求受付部16の詳
細を示すもので、図6(a)に示す簡易言語要求制御部
35内のレジスタ72〜75に対応するレジスタ81〜
84を備え、ゲート回路85a〜85dを介して簡易言
語要求制御部35からのデータを受入れるようになって
いる。この場合、簡易言語要求受付部16は、簡易言語
要求制御部35のフリップフロップ71から送られてく
る起動要求信号については、ゲート回路を介さずに直ち
に簡易言語管理部12へ入力する。この簡易言語管理部
12は、上記要求信号を受付けると、受付け信号を出力
し、命令解読部14を介してゲート回路85a〜85d
のゲートを開き、簡易言語要求制御部35からのデータ
を受入れる。
【0018】図6(b)は高級言語要求受付部36の詳
細を示すもので、図5(a)に示す高級言語要求制御部
15内の各レジスタ62,63に対応するレジスタ9
1,92を備え、ゲート回路93a,93bを介して高
級言語要求制御部15からのデータを受入れるようにな
っている。この場合、高級言語要求受付部36は、高級
言語要求制御部15のフリップフロップ61から送られ
てくる起動要求信号については、ゲート回路を介さずに
無条件に高級言語管理部32へ入力する。この高級言語
管理部32は、上記要求信号を受付けると、受付け信号
を出力し、命令解読部34を介してゲート回路93a,
93bのゲートを開き、高級言語要求制御部15からの
データを受入れる。
【0019】次に上記実施例の動作を説明する。まず、
図1の全体的な概略動作について、図7のフローチャー
トに従って説明する。処理動作を実行する場合、最初に
ステップA1 に示すように簡易言語による処理モード
か、高級言語による処理モードかを判別する。
【0020】例えば図8(a)〜(c)に示すような表
を簡易言語により作成する場合で、簡易言語の処理モー
ドが指定されていれば、ステップA1 からステップA2
に示すフェッチサイクルを経てステップA3 に進む。こ
のステップA3 では、簡易言語により作表処理を行なっ
ている際に、高級言語による処理を必要としているか否
か、つまり、高級言語処理要求が出されているか否かを
判断し、要求が出されていなければステップA4 に進
み、ステップA2 でフェッチされた命令を実行する。
【0021】また、このステップA4 では、高級言語制
御部6から出されている簡易言語処理要求を簡易言語制
御部5が受付けた場合に、その要求に対する命令を実行
する。ついでステップA5 へ進み、命令の実行が高級言
語制御部6からの要求に基づくものか否か、つまり高級
言語の処理にリターンする必要があるか否かを判断し、
リターンの必要が無ければ、ステップA6 へ進む。この
ステップA6 では、処理終了か否かを判断し、終了でな
ければステップA2 へ戻る。以下同様の処理を繰返し、
図8に示したような表を作成してRAM7に記憶する。
【0022】一方、例えば高級言語を定義したり、演算
処理を行なう場合で、高級言語による処理モードが指定
されている場合は、上記ステップA1 においてそのモー
ド内容が判別され、ステップA7 に示す命令フェッチの
段階を経てステップA8 へ進む。このステップA8 で
は、このステップA8 では、簡易言語を使用する処理要
求があるか否かを判断し、簡易言語処理要求が無ければ
ステップA9 へ進み、ステップA7 でフェッチされた命
令を実行する。
【0023】また、このステップA9 では、簡易言語制
御部5から出されている高級言語処理要求を高級言語制
御部6が受付けた場合に、その要求に対する命令を実行
する。次いでステップA10に進み、命令の実行が簡易言
語制御部5からの要求に基づくものか否か、つまり簡易
言語の処理にリターンする必要があるか否かを判断し、
リターンの必要が無ければ、ステップA11に進む。この
ステップA11では処理終了か否かを判断し、終了でなけ
ればステップA7 へ戻って同様の処理を繰返す。また、
上記ステップA10においてリターンの指示が検出された
場合は、簡易言語処理フローのステップA6 へ戻る。さ
らに、簡易言語の処理フローのステップA5 においてリ
ターンの指示が検出された場合は、高級言語処理フロー
のステップA11へ戻る。
【0024】次に図8(a)に示すファイルを作成する
場合について、図9のフローチャートを参照して説明す
る。ファイルを作成する場合には、まず、図9のステッ
プB1 に示すように、キー入力装置2におけるモードス
イッチにより、簡易言語モードを指定すると共に、ステ
ップB2 においてファイル作成モードを指定する。上記
のモード指定により簡易言語制御部5が指定され、以
後、簡易言語によってファイル作成制御が行なわれる。
【0025】次いでステップB3 に進み、キー入力装置
2よりファイル名を入力する。例えば、ステレオ関係の
ファイルを作成する場合であれば、ファイル名として
「FILE:STEREO」を入力する。その後、ステップB4 に
示すようにレコード数、項目数を入力する。図8の場合
はレコード数(RC)、項目数(IT)が共に「4」で
あるので、レコード数「RC:4」、項目数「IT:
4」をキー入力する。続いてステップB5 においてラベ
ルレコードを入力する。このラベルレコードは、各項目
の内容を定義するもので、その定義内容を次表1に示
す。
【0026】
【表1】
【0027】上表において項目1(IT1)は、項目内
容が「品名」、記憶データは「文字」、記憶文字数が最
大「4」であることを示している。項目2(IT2)
は、項目内容が「単価」、記憶データは「数値」、記憶
桁数が最大「4」で1桁の小数値を含んでいることを示
している。項目3(IT3)は、項目内容が「数量」、
記憶データは「数値」、記憶桁数が最大「4」であるこ
とを示している。項目4(IT4)は、項目内容が「合
計」、記憶データは「数値」、記憶桁数が最大「4」で
あることを示している。また、上記項目4では、その
他、演算内容例えば項目2と項目3の記憶データにより
乗算を行ない、つまり、「IT2*IT3」の乗算を行
ない、その乗算結果を合計値として記憶するように定義
する。この場合、上記演算は、高級言語を指定して行な
わせる。
【0028】上記ステップB5 においてラベルレコード
を入力した後、ステップB6 に進み、項目データを入力
する。例えばレコード1(RC1)においては、IT1
の品名として「アンプ」、IT2の単価として「11.
5」万円、IT3の数値として「100」個を入力す
る。また、他のレコード2(RC2)〜レコード4(R
C4)についても同様にして各項目データを入力する。
上記項目データ後はステップB7 に進み、上記合計項目
に対する演算を高級言語により実行し、その演算結果を
ステップB8 においてRAM7に登録する。
【0029】次に上記簡易言語処理において、高級言語
の処理を要求し、その処理を実行する場合の動作につい
て説明する。図8(a)に示すファイルを作成する場
合、項目4の合計処理において高級言語による演算が必
要になる。この場合、図7に示す処理フローのステップ
A3 において、図4のインストラクションデコーダ53
から高級言語要求信号が出力され、図5(a)に示す高
級言語要求制御部15へ送られる。これにより図10の
ステップC1 に示すように高級言語要求制御部15内の
要求フリップフロップ61がセットされる。
【0030】次いで簡易言語制御部5は、C2 に示すよ
うに図5(a)におけるプログラムレジスタ62にプロ
グラム#をセットし、続いてステップC3 に示すように
式、変数を変数レジスタ63にセットする。図8(a)
に示すファイルを作成する場合は、高級言語のプログラ
ムは指定せず、計算式「IT2*IT3」を指定するの
みで合計金額を求めることができるので、上記ステップ
C3 において変数レジスタ63に計算式「IT2*IT
3」つまり、レコードRC1の場合は「11.5×10
0」をセットする。
【0031】次いでステップC4 において、インストラ
クションデコーダ53より高級言語要求制御部15へゲ
ートオープン信号を送って、図5(a)におけるゲート
回路64a〜64cのゲートを開き、フリップフロップ
61、レジスタ62,63の内容を図6(b)に示す高
級言語要求受付部36へ出力する。高級言語要求受付部
36は、フリップフロップ61からの起動要求信号につ
いては無条件で受入れ、ステップC5 に示すように高級
言語管理部32を起動させる。これにより高級言語管理
部32は、制御動作を開始し、まず、命令解読部34を
介して図6(b)に示す高級言語要求受付部36にゲー
トオープン信号を与え、ゲート回路93a,93bのゲ
ートを開いて高級言語要求制御部15のレジスタ62,
63からのデータをレジスタ91,92にセットする。
【0032】次いで高級言語管理部32はステップC6
に示すように、レジスタ91,92のセット内容に従っ
てRAM8に対する初期アドレスをセットし、ステップ
C7において簡易言語制御部5からの要求に対する処理
を実行する。この場合には簡易言語制御部5から「IT
2*IT3」の式つまりレコードRC1の場合は「1
1.5*100」が与えられているので、その式に対す
る計算を行なう。計算終了後はステップC8に進み、高
級言語要求制御部15から要求信号が送られてきている
か否かを判断し、要求信号が無ければ図7のステップA
11へ進むが、上記のように要求信号が送られてきている
場合には、図10のステップC9 へ進む。このステップ
C9 では、簡易言語要求制御部35のフリップフロップ
71をセットし、簡易言語要求信号を発生させる。
【0033】次いでステップC10に進み、ステップC7
で求めた計算結果をデータレジスタ75にセットする。
他のレジスタ72〜74は、高級言語制御部6が簡易言
語の処理を必要とする場合に使用されるもので、この場
合には使用されない。その後、ステップC11においてゲ
ート回路76a〜76eのゲートを開き、フリップフロ
ップ71の出力及びレジスタ72〜75の保持データを
図5(b)に示す簡易言語要求受付部16へ送出する。
この簡易言語要求受付部16は、フリップフロップ71
からの要求信号を無条件で受入れ、ステップC12に示す
ように簡易言語管理部12を起動する。これにより簡易
言語管理部12は制御動作を開始し、簡易言語要求受付
部16のゲート回路85a〜85dを開いて簡易言語要
求制御部35のレジスタ72〜74からのデータをレジ
スタ81〜84にセットする。その際、ステップC13に
示すように高級言語要求制御部15のフリップフロップ
61をリセットし、高級言語による処理から簡易言語の
処理に戻る。また、高級言語管理部32も簡易言語要求
制御部35のフリップフロップ71をリセットする。
【0034】そして、簡易言語管理部12は、高級言語
の処理によって求めた計算結果を図8(a)に示すファ
イルの項目4に書込む。上記高級言語による計算処理
は、各レコードのデータ入力毎に行なわれるもので、上
記の処理を繰返すことによって図8(a)に示すファイ
ルが作成される。上記図8(a)に示すファイルでは、
ラベルに計算式を定義したが、各レコードで計算式が異
なる場合には、各レコード毎に定義するようにしてもよ
い。
【0035】次に図8(b)に示すファイルを作成する
場合について説明する。図8(b)は三角関係のファイ
ル作成例を示すもので、レコード0にラベルレコードを
書込む場合、項目1にレコード番号を指定する「R
C」、項目2に計算式「SIN (RC*45)」、項目3
に高級言語におけるプログラムNo.「PROG#0」及び変
数「A」を定義する。この変数「A」は、上記「RC」
により指定される値である。
【0036】そして、項目1(IT1)に書込む項目デ
ータ「RC」は、レコードRC1には「1」、RC2に
は「2」、RC3には「3」を書込む。レコード1、項
目2にデータを書込む場合、ラベルに定義した式「SIN
(RC*45)」が上記したようにして簡易言語制御部
5から高級言語制御部6へ送られる。例えばレコード1
では、「RC=1」であるので、上記式は「SIN (RC
*45)=SIN (1*45)」となり、高級言語制御部
6で「SIN 45°=0.70711」の計算が行なわれ
る。そして、その計算結果が簡易言語制御部5へ戻さ
れ、レコード1、項目2の位置に書込まれる。そして、
レコード1、項目3の位置にデータを書込む場合、ラベ
ルに定義した内容「PROG#0;A」が高級言語制御部6
へ送られる。高級言語制御部6は、簡易言語制御部5に
よってプログラムが指定されると、そのプログラムを読
出してそれを実行する。例えば「PROG#0」に 10 A=COS (RC*45) 20 END のプログラムが設定されていたとすると、「RC=1」
の場合には上記プログラムによって
【0037】「COS 45°=0.70711」の計算を
行なう。この計算結果は簡易言語制御部5へ戻され、レ
コード1、項目3の位置に書込まれる。以下同様にして
RC2,RC3について高級言語制御部6で計算が行な
われ、その計算結果が所定の位置に書込まれ、図8
(b)のファイルが作成される。
【0038】図8(c)は高級言語制御部6がプログラ
ム実行中にPROG#1において簡易言語制御部5を指定
し、ファイル#2におけるレコード1、項目3の位置に
計算結果を書込む場合の例について示したものである。
上記PROG#1はライン10において、簡易言語制御部5
に対し、図8(b)に示すファイル#1を指定してレコ
ード1、項目2の内容「0.70711」を読出し、そ
の値を「B」と定義している。そして、ライン20にお
いて、「C=SIN (B)*COS (B)」の式を定義し、
その式により「C=0.01234」の計算結果を求め
ている。さらに、ライン30において簡易言語制御部5
に要求信号を送ってファイル#2を指定し、レコード
1、項目3に「C=0.01234」を書込んでいる。
以下同様にしてファイル#2には、高級言語制御部6に
よって所定のデータが書込まれる。
【0039】図8(d)は、項目データとして命令のシ
ーケンスを書込んだ場合のファイル作成例を示したもの
である。このファイルにおいては、命令を実行する場合
にそのステップに計算式が含まれていれば、高級言語制
御部6に要求信号を指定の計算を実行する。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、表に含まれる数値デー
タを基にした計算式の定義を、識別名のみの指定により
簡単に定義することができ、その計算式に基づく計算を
簡単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示すブロック構成図であ
る。
【図2】簡易言語制御部の詳細を示す構成図である。
【図3】高級言語制御部の詳細を示す構成図である。
【図4】命令解読部14の詳細を示す構成図である。
【図5】高級言語要求制御部、及び簡易言語要求受付部
の詳細を示す構成図である。
【図6】簡易言語要求制御部、及び高級言語要求受付部
の詳細を示す構成図である。
【図7】全体の動作を示す図である。
【図8】表の代表例を示す図である。
【図9】作表動作を示すフローチャートである。
【図10】簡易言語制御部が高級言語制御部に要求信号
を出力して高級言語により処理を実行する場合の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 キー入力装置 3 表示装置 5 簡易言語制御部 6 高級言語制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の行及び列で区切られ、データ格納
    領域がマトリックス状に配置される表を記憶する表デー
    タ記憶手段と、 上記表における所望の1つのデータ格納領域を、表にお
    ける行及び列の指定で特定する特定手段と、 上記特定手段で指定された行及び列を変数とする計算式
    を定義する定義手段と、 該定義手段で定義された計算式に含まれる行及び列で特
    定される上記表におけるデータ格納領域より数値データ
    を取込み、上記計算式に従った演算を実行する演算手段
    と、 該演算手段による演算結果データを、上記指定の行及び
    列とは異なる他の行及び列の指定で特定される上記表に
    おけるデータ格納領域に出力する出力手段とを具備して
    なる表処理装置。
JP4189306A 1992-07-16 1992-07-16 表処理装置 Pending JPH05189463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4189306A JPH05189463A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 表処理装置

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