JPH05189349A - チャネル優先判定回路 - Google Patents

チャネル優先判定回路

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JPH05189349A
JPH05189349A JP1943892A JP1943892A JPH05189349A JP H05189349 A JPH05189349 A JP H05189349A JP 1943892 A JP1943892 A JP 1943892A JP 1943892 A JP1943892 A JP 1943892A JP H05189349 A JPH05189349 A JP H05189349A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP1943892A
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English (en)
Inventor
Eiji Takano
栄治 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05189349A publication Critical patent/JPH05189349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コマンドオーバランの発生を未然に防止す
る。 【構成】 チャネルプログラムのコマンドを主記憶制御
装置から転送するとき、チャネル制御装置40からのデ
ータ転送要求31を種別判定部22でコマンド転送要求
34として区別する。この転送要求34をデータ転送要
求31とは別のコマンド転送要求優先判定部25でその
優先度を判断する。さらに、このコマンド転送要求優先
判定部25で選択された転送要求27が、データ転送要
求優先判定部26で選択された転送要求29より優先さ
せて入出力制御装置10へ報告され、コマンド転送の処
理が優先して実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャネル優先判定回路
に関し、特に主記憶制御装置内に存在するチャネルプロ
グラムの命令で動作するチャネル制御装置を複数備え、
各チャネル制御装置からのデータ転送要求を選択するチ
ャネル優先判定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチャネル優先判定回路は、その配
下の複数のチャネル制御装置が発生するデータ転送要求
が競合した場合、ある種の規定で選択するというものと
なっている。例えば、この規定がチャネル制御装置番号
の若い順番で優先するものとすれば、データ転送要求を
しているチャネル制御装置の中で最も若いチャネル制御
装置番号のデータ転送要求を選択する。また、一度優先
判定で選択されたチャネル制御装置は、その優先度を最
下位にして、他のチャネル制御装置のデータ転送要求を
選択して、データ転送要求の優先度を均等化しようとす
るものもあった。
【0003】次に、優先判定回路配下のチャネル制御装
置について説明する。チャネル制御装置は、その配下の
周辺制御装置と、上位の入出力制御装置とを連結する情
報の転送路である。チャネル制御装置の動作は、中央制
御装置とは独立に主記憶装置内のチャネルプログラムと
呼ばれる入出力動作を実行する命令語(以降、チャネル
コマンドと称す)が一連に連続したプログラムを随時実
行することにより決定される。
【0004】このため、チャネル制御装置は、次に実行
すべきチャネルコマンドを主記憶制御装置から読み出す
ために入出力制御装置へ主記憶制御装置内の該当するチ
ャネルコマンドの格納番地を計算することを要求する。
この計算された格納番地と転送データ数を返送してもら
い、その後、データ転送要求を送出して、入出力制御装
置を介して主記憶制御装置内のチャネルコマンドを読み
出して、周辺制御装置へ引き渡すデータ転送が行われ
る。
【0005】さらに、上記のように読み出されたチャネ
ルコマンドを解読して、このチャネルコマンドが入力転
送指示、または出力転送指示のデータ転送要求の命令で
あるならば、チャネルコマンドの付属データとして一緒
に引き渡されるフラグ、データ転送開始番地、及び転送
バイト数で、チャネル制御装置がデータ転送要求を送出
して入出力制御装置を介し主記憶制御装置からの出力転
送すべきデータの読み出し、または主記憶制御装置の入
力転送すべきデータの書き込みが行われる。
【0006】以上のように格納番地、データ転送開始番
地、転送データ数の情報の計算方法は異なるものの、そ
れ以降の動作は、チャネルコマンド要求時においても、
データ転送においても、入出力制御装置へデータ転送要
求を送出して主記憶制御装置から該当するデータの読み
出し、または書き込みが行われていたので、特に区別し
て実行しないものとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のチャ
ネル優先判定回路では、多数のデータ転送要求の中から
1つのデータ転送要求を選択するためにチャネル制御装
置番号の若い順番で優先させたり、一度選択されたチャ
ネル制御装置の優先度を最下位の優先にして均等化優先
にさせたりしていた。しかし、データ転送とコマンド転
送の優先を区別していないので、あるチャネル制御装置
が急速にチャネルコマンドを必要としているときに、他
の複数のチャネル制御装置のデータ転送が実行されてい
て、このコマンド転送要求が受け付けられる優先度が低
いと、チャネル制御装置配下の周辺制御装置に接続され
ているディスク装置等は、コマンド処理時間の制限を越
える時がある。
【0008】例えば、コマンド転送後、そのチャネルコ
マンドがデータ転送指示のケースで、本来ならばディス
ク装置のディスク上に転送データの書き込み、または読
み出す時間でありながら、その前のコマンド転送が完了
しない、またはコマンド転送が遅れてコマンド処理が長
引いてその処理が完了していない状況になり、その後の
データ転送が出来ないというコマンドオーバランが発生
してしまう。このコマンドオーバランが発生すると、デ
ィスク上の該当する書き込み位置、または読み出し位置
になるまで、ディスクが回転してくるまでまた待たなけ
ればならない回転待ちが行われ、再実行をするものとな
っていた。このため、再実行という無駄な転送が行わ
れ、総合転送能力を低下させてしまう問題点があった。
【0009】本発明は以上の点に鑑み、上述した従来の
課題を解決するためになされたもので、その目的は、コ
マンドオーバランの発生を未然に防ぐことができるチャ
ネル優先判定回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のチャネル優先判定回路は、複数のチャネル制
御装置から発生するデータ転送要求を最も優先度の高い
データ転送要求を選択するデータ転送要求優先判定部
と、前記データ転送要求がサービスコード処理要求に対
してのデータを要求するコマンド転送であるかを判断す
る種別判定部と、この種別判定部で判別された各チャネ
ル制御装置のコマンド転送要求の中で最も優先度の高い
転送要求を選択するコマンド転送要求優先判定部と、こ
のコマンド転送要求優先判定部で選択されたコマンド転
送要求をデータ転送要求優先判定部で選択されたデータ
転送要求より優先させて入出力制御装置に報告するサー
ビスコード優先判定部を有するものである。
【0011】
【作用】したがって本発明によれば、コマンド転送要求
に対して、通常のデータ転送よりも優先度を高くするこ
とにより、チャネルプログラムのチャネルコマンド,フ
ラグ等を転送する際、他の優先度の高いチャネル制御装
置で多数のデータ転送が実行されていてもコマンド転送
要求が待たされることはなくなる。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明によるチャネル優先判定回路の一実施
例を示すブロック図である。同図において、チャネル優
先判定回路20は複数のチャネル制御装置40と接続さ
れ、さらに上位の装置の入出力制御装置10と接続され
ている。また、チャネル制御装置40の配下には各個別
に周辺制御装置50が接続される。
【0013】次に、チャネル優先判定回路20の構成と
して、複数のデータ転送要求31から1つを選択するデ
ータ転送要求優先判定部26と、各チャネル制御装置対
応の有効ビット23を含みコマンド転送要求34である
かを判断する種別判定部22と、コマンド転送要求34
の優先判定を行うコマンド転送要求優先判定部25と、
最優先データ転送要求29よりも最優先コマンド転送要
求27を切り替え信号33でセレクタ32を切り替えて
優先させるサービスコード優先判定部24を備えてい
る。
【0014】次に本実施例の動作について説明する。各
チャネル制御装置40が発生するデータ転送要求31に
対して、データ転送要求優先判定部26で、最も優先度
の高いデータ転送要求を1つ選択して最優先データ転送
29と最優先データ転送要求チャネル番号30を送出す
る。この動作は従来装置と変わらない。
【0015】しかし、本発明では、データ転送要求31
がサービスコード処理中のチャネルプログラムのコマン
ド,フラグ等の制御用データの転送要求であるならば、
種別判定部22でコマンド転送要求34であるかが判別
される。このとき、データ転送であるかコマンド転送で
あるかを判断する要因として、従来では何等判断要因が
なかったが、ファームウェア制御部21で実行されるサ
ービスコード処理の中で種別判定部22のチャネル制御
装置対応の有効ビット23をセットすることにより、切
り分ける要因を作成する。
【0016】さらに、コマンド転送要求優先判定部25
で、判別された各チャネル制御装置対応のコマンド転送
要求34の中で最も優先度の高い最優先コマンド転送要
求27とそのチャネル制御装置番号を示す最優先コマン
ド転送要求チャネル番号28が1つ選択される。
【0017】次に、データ転送要求優先判定部26で選
択された最優先データ転送要求29と最優先データ転送
要求チャネル番号30は、コマンド転送優先判定部25
で選択された最優先コマンド転送要求27、及び最優先
コマンド転送要求チャネル番号28と競合する。このと
き、サービスコード優先判定部24から出力する切り替
え信号33の指示でセレクタ32を切り替えて、最優先
コマンド転送要求27と最優先コマンド転送要求チャネ
ル番号28を、最優先データ転送要求29、最優先デー
タ転送要求チャネル番号30より優先させ、入出力制御
装置10に送出する。
【0018】入出力制御装置10では、サービスコード
優先判定部24の指示で切り替え信号33により、セレ
クタ32が切り替えられた転送要求と転送要求チャネル
番号を基に主記憶制御装置への書き込み、読み出しが行
われる。すなわち、本実施例は、データ転送要求31と
コマンド転送要求34を区別して、優先判定を行う。こ
の選択された各々の最優先転送要求に対して、データ転
送要求31よりもコマンド転送要求34を優先させて入
出力制御装置10に報告するものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コマンド
転送要求に対して、通常のデータ転送よりも優先度を高
くすることにより、チャネルプログラムのチャネルコマ
ンド,フラグ等を転送する際、他の優先度の高いチャネ
ル制御装置で多数のデータ転送が実行されていてもコマ
ンド転送要求は待たされることがない。このため、周辺
制御装置におけるチャネルコマンド処理時間の制限を越
えるオーバランの発生率を減少させることができ、総合
転送能力の低下を未然に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10 入出力制御装置 20 チャネル優先判定回路 21 ファームウェア制御部 22 種別判定部 23 有効ビット 24 サービスコード優先判定部 25 コマンド転送要求優先判定部 26 データ転送要求優先判定部 32 セレクタ 40 チャネル制御装置 50 周辺制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャネル制御装置から発生するデ
    ータ転送要求の中から最も優先度の高いデータ転送要求
    を選択するデータ転送要求優先判定部と、 前記データ転送要求優先判定部で選択されたデータ転送
    要求がサービスコード処理要求に対してのデータを要求
    するコマンド転送であるかを判断する種別判定部と、 前記種別判定部で判別された各チャネル制御装置のコマ
    ンド転送要求の中で最も優先度の高い転送要求を選択す
    るコマンド転送要求優先判定部と、 前記コマンド転送要求優先判定部で選択されたコマンド
    転送要求を前記データ転送要求優先判定部で選択された
    データ転送要求より優先させて入出力制御装置に報告す
    るサービスコード優先判定部を有することを特徴とする
    チャネル優先判定回路。
JP1943892A 1992-01-09 1992-01-09 チャネル優先判定回路 Pending JPH05189349A (ja)

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JP1943892A JPH05189349A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 チャネル優先判定回路

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JPH05189349A true JPH05189349A (ja) 1993-07-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5081907B2 (ja) * 2007-05-28 2012-11-28 株式会社ステラアーツ 組立ブロックおよび表示システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5081907B2 (ja) * 2007-05-28 2012-11-28 株式会社ステラアーツ 組立ブロックおよび表示システム

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