JPH05188970A - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPH05188970A
JPH05188970A JP4005228A JP522892A JPH05188970A JP H05188970 A JPH05188970 A JP H05188970A JP 4005228 A JP4005228 A JP 4005228A JP 522892 A JP522892 A JP 522892A JP H05188970 A JPH05188970 A JP H05188970A
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一楽音信号用の基本音色データをそのままに
して、複数の楽音信号を重ねて発音するレイヤボイスモ
ードにて各音の音色を微妙に変更可とする。 【構成】 レイヤボイスモードにおいて、読み出し手段
6は音色指定データメモリ5に記憶されている複数の音
色に関する複数組の音色データを基本音色データメモリ
1から読み出す。修正手段8は前記読み出した各組の音
色データを修正データメモリ7に記憶されている各修正
データでそれぞれ修正して楽音信号形成手段2に供給す
る。楽音信号形成手段2が前記修正された複数の音色デ
ータによって決定される音色の複数の楽音信号を同時に
形成出力して、複数の楽音信号を重ね合わせて一つの楽
音信号として出力する。一部編集手段9aおよび共通編
集手段9bからなる編集手段9により、音色指定データ
メモリ5および修正データメモリ7内のデータがエディ
ットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器や音源モジュ
ールなどに利用される楽音信号発生装置に係り、特にメ
モリに記憶されている音色データにより決定される種々
の音色の楽音信号を発生可能な楽音信号発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開平3
−120594号公報に示されているように、複数組の
音色データを記憶する音色データメモリと、音色データ
に基づいて同データにより決定される音色の楽音信号を
形成出力する楽音信号形成手段とを備え、音色データメ
モリから択一的に一組の音色データを読み出して、同音
色データにより決定される音色の単一の楽音信号を発生
できるようにするとともに、音色データメモリから複数
組の音色データを同時に読み出して、同複数組の音色デ
ータにより決定される複数の異なる音色の楽音信号を同
時に発生することによって複数の楽音信号を重ね合わせ
て同時に発生できるようにもしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、各音色デー
タは単一の楽音信号を発生する場合を前提として創られ
ているので、前記複数の楽音信号を重ね合わせて発生す
る場合には、同時に発生される各楽音信号の音色を個々
に調整する必要が生じる場合がある。この場合、従来の
装置においては、音色データメモリに記憶されている音
色データを直接変更してしまうか、変更した音色データ
を別途記憶しておく必要がある。前者においては、単一
の楽音信号を発生したり、複数の楽音信号を同時に発生
したりする場合、その切り換えの都度、音色データメモ
リに記憶されている音色データに修正を加えなければな
らず、不便である。一方、後者の場合には、大きな容量
の音色データメモリが必要となる。本発明は上記問題に
対処するためになされたもので、その目的は、前記不便
および大きな容量の音色データメモリを必要としない
で、単一の楽音信号の発生および複数の楽音信号の同時
発生を選択的に可能とする楽音信号発生装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、前記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、図1に
示すように、異なる複数の音色にそれぞれ対応した複数
組の音色データを記憶する基本音色データメモリ1と、
供給される各組毎の音色データによって決定される音色
の楽音信号を形成出力する楽音信号形成手段2と、基本
音色データメモリ1に記憶されている複数組の音色デー
タの中の1組の音色データを選択的に楽音信号形成手段
2に供給して同1組の音色データに対応した音色の単一
の楽音信号の発生を指示するシングルボイス指示手段3
と、基本音色データメモリ1に記憶されている複数組の
音色データの中から選択した複数組の音色データを同時
に楽音信号形成手段2に供給して同複数組の音色データ
にそれぞれ対応した音色の複数の楽音信号の同時発生を
指示するレイヤボイス指示手段4とを備えた楽音信号発
生装置において、レイヤボイス指示手段4を、同時に発
生される複数の楽音信号の各音色をそれぞれ表す複数の
音色指定データを記憶する音色指定データメモリ5と、
音色指定データメモリ5に記憶されている複数の音色指
定データによりそれぞれ指定された複数の音色に関する
複数組の音色データを基本音色データメモリ1から読み
出し出力する読み出し手段6と、音色指定データメモリ
5に記憶されている複数の音色指定データによりそれぞ
れ指定された複数の音色に対応して複数組の修正データ
をそれぞれ記憶する修正データメモリ7と、読み出し手
段6により読み出された各組の音色データを前記各修正
データでそれぞれ修正して楽音信号形成手段2に供給す
る修正手段8とで構成したことにある。
【0005】前記請求項2に係る発明の構成上の特徴
は、前記請求項1に係る発明の楽音信号発生装置におい
て、修正データメモリ7に記憶されている複数組の修正
データをエディットする編集手段9をレイヤボイス指示
手段4に設けたことにある。
【0006】前記請求項3に係る発明の構成上の特徴
は、前記請求項2に係る発明の編集手段9を、複数組の
修正データを各組毎にエディットする一部修正手段9a
と、複数組の修正データを各組共通に修正する共通編集
手段9bとで構成したことにある。
【0007】前記請求項4に係る発明の構成上の特徴
は、前記請求項1に係る発明のレイヤボイス指示手段4
内の音色指定データメモリ5と修正データメモリ7とを
対にして選択可能に複数組設けたことにある。
【0008】
【発明の作用・効果】前記のように構成した請求項1に
係る発明においては、シングルボイスモードで楽音信号
を発生する場合には、シングルボイス指示手段3が基本
音色データメモリ1に記憶されている複数組の音色デー
タの中の1組の音色データを選択的に楽音信号形成手段
2に供給し、楽音信号形成手段2が前記供給音色データ
によって決定される音色の楽音信号を形成出力する。ま
た、レイヤボイスモードで楽音信号を発生する場合に
は、読み出し手段6が音色指定データメモリ5に記憶さ
れている複数の音色に関する複数組の音色データを基本
音色データメモリ1から読み出し、修正手段8が前記読
み出した各組の音色データを修正データメモリ7に記憶
されている各修正データでそれぞれ修正して楽音信号形
成手段2に供給し、楽音信号形成手段2が前記修正され
た複数の音色データによって決定される音色の複数の楽
音信号を同時に形成出力する。
【0009】その結果、前記請求項1に係る発明によれ
ば、レイヤボイスモードで楽音信号を発生しても、基本
音色データメモリ1に記憶されている各音色データを変
更することなく、発生される複数の楽音信号の音色を修
正データメモリ7に記憶されている修正データで修正で
き、またこの修正のための修正データ量は少なくて済む
ので、音色を決定するためのデータを記憶するメモリの
容量をそれほど大きくしなくても、簡単にシングルボイ
スモードおよびレイヤボイスモードで所望の楽音信号を
発生できる。
【0010】また、前記のように構成した請求項2に係
る発明によれば、編集手段9を用いて、修正データメモ
リ7に記憶されている複数組の修正データをエディット
できるので、レイヤボイスモードにおける複数の楽音信
号の音色を種々変更でき、前記請求項1に係る発明の効
果に加えて、種々の音楽ニーズに合った楽音信号を発生
させることができる。
【0011】また、前記のように構成した請求項3に係
る発明によれば、一部修正手段9aを用いることによっ
て複数組の修正データを各組毎にエディットでき、また
共通編集手段9bを用いることによって複数組の修正デ
ータを各組共通に修正できるので、前記請求項2に係る
発明の効果に加えて、レイヤボイスモードにおいて発生
される楽音信号の音色をさらに変更し易くなる。
【0012】また、前記のように構成した請求項4に係
る発明によれば、音色指定データメモリ5と修正データ
メモリ7とが対になって複数組設けられるとともに、こ
れらの複数組の両メモリ5,7は選択可能になっている
ので、レイヤボイスモードにおける種々の楽音信号を簡
単に発生できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図2は本発明に係る楽音信号発生装置を適用し
た電子楽器の全体を概略的に示している。
【0014】この電子楽器は鍵盤10および操作パネル
20を備えている。鍵盤10は発生楽音の音高を指定す
る複数の鍵を備えるとともに、鍵に対する押鍵タッチを
検出する鍵タッチセンサを備えている。操作パネル20
は発生楽音の音色を指定するもので、図3に示すよう
に、ディスプレイ21、ファンクションスイッチ群2
2、スライダ群23、モードスイッチ群24、プリセッ
トスイッチ25、インターナルスイッチ26、バンクス
イッチ群27および番号スイッチ群28を備えている。
ディスプレイ21は選択モード、選択音色などを表示す
るものである。ファンクションスイッチ群22はディス
プレイ21の表示位置に対応させて設けた8個のファン
クションスイッチFSW1〜FSW8からなる。スライダ群23
は前記ファンクションスイッチFSW1〜FSW8に対応した8
個のスライダSLD1〜SLD8からなり、操作位置に対応した
連続量を表すデータを入力するものである。モードスイ
ッチ群24は、音色データの処理に関する種々のモード
を指定するためのレイヤスイッチ24a、ボイススイッ
チ24b、エディットスイッチ24c、クイックモディ
ファイスイッチ24d、セーブスイッチ24eおよびロ
ードスイッチ24fを備えている。プリセットスイッチ
25は書き換え不能に予めセットされている音色データ
を選択するためのもので、インターナルスイッチ26は
書き換え可能にセットされている音色データを選択する
ためのものである。バンクスイッチ群27は4個のバン
クスイッチBSWA〜BSWDからなり、各音色データの記憶バ
ンクをそれぞれ指定するものである。番号スイッチ群2
8も4個の番号スイッチNSW1〜NSW4からなり、前記各バ
ンク内の各音色データの記憶位置を表す番号をそれぞれ
指定するものである。
【0015】これらの鍵盤10および操作パネル20は
バス30に接続されており、同バス30には楽音信号形
成回路40、マイクロコンピュータ50およびフロッピ
ディスクドライブ60が接続されている。楽音信号形成
回路40は、多数の楽音波形信号を記憶した楽音波形発
生部41と、楽音波形発生部41からの楽音波形信号の
倍音比率を所望の特性で変更するフィルタ部42と、同
楽音波形信号の振幅エンベロープを所望の特性に変更す
るエンベロープ制御部43と、同楽音波形信号にリバー
ブ、トレモロなどの効果を付与する効果付与部44と、
各楽音波形信号の混合率およびトータル音量を変更制御
する音量レベル制御部45とを備えている。この音量レ
ベル制御部45の出力はD/A変換器46およびアンプ
47を介してスピーカ48に接続されている。
【0016】マイクロコンピュータ50はCPU51、
ROM52およびRAM53を備えている。CPU51
はプログラムを実行して音色の設定、楽音波形信号の発
生などを制御するものである。ROM52は、図4(A)
に示すように、CPU51にて処理されるプログラムを
記憶したエリアと、バンクスイッチBSWA〜BSWDおよび番
号スイッチNSW1〜NSW4の各組合せにそれぞれ対応した1
6個ずつのプリセットボイスデータVOICE PA1,VOICE PA
2 …VOICE PD4およびプリセットレイヤデータLAYER PA
1,LAYER PA2 …LAYER PD4を記憶したエリアと、トータ
ル音量レベルなどのその他のデータを記憶したエリアと
に分割されている。
【0017】各プリセットボイスデータVOICE PA1,VOIC
E PA2 …VOICE PD4 は、図5(A)に示すように、楽音波
形発生部41内に記憶されている波形信号の種類を指定
する波形指定データWAVE、フィルタ部42の周波数特性
を決定するフィルタパラメータFLTPAR、エンベロープ制
御部43にて振幅エンベロープの形状を決定するエンベ
ロープパラメータEGPAR 、効果付与部44にて低周波信
号による変調効果付与を制御する低周波変調パラメータ
LFOPAR、および同効果付与部44にて残響などの効果付
与を制御する効果パラメータEFCTPAR からなる。これら
の各パラメータFLTPAR,EGPAR,LFOPAR,EFCTPAR はそれぞ
れ複数のデータからなり、例えばフィルタパラメータFL
TPARに関しては、カットオフ周波数(中心周波数)を規
定するカットオフ周波数データCOFF、共振の鋭さを規定
する尖鋭度データRESO、フィルタ特性制御に対する鍵タ
ッチ感度を規定する感度データFVELO 、およびフィルタ
の種類(ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、バンド
パスフィルタ)などを規定するその他のデータなどから
なる。
【0018】各プリセットレイヤデータLAYER PA1,LAYE
R PA2 …LAYER PD4 は、図5(B)に示すように、重ね合
わせる4種の音色に関する第1〜4レイヤデータLAYERA
〜LAYERD、および前記4種の音色の楽音信号を重ねた後
の音量レベル、各レイヤデータLAYERA〜LAYERDに共通な
データなどのその他のデータからなる。第1〜4レイヤ
データLAYERA〜LAYERDは、使用するボイスデータを表す
ボイス指定データLVCEA〜LVCEDと、使用する各ボイスデ
ータのフィルタパラメータFLTPAR、エンベロープパラメ
ータEGPAR 、低周波変調パラメータLFOPARおよび効果パ
ラメータEFCTPAR をそれぞれ修正するフィルタモディフ
ァイデータFLTMDA〜FLTMDD、エンベロープモディファイ
データEGMDA〜EGMDD、低周波変調モディファイデータLF
OMDA〜LFOMDDおよび効果モディファイデータEFCTMDA〜E
FCTMDDと、前記4種の音色の楽音信号を重ね合わせる際
の各楽音信号の音量レベルなどのその他のデータからな
る。これらの各モディファイデータFLTMDA〜FLTMDD,EGM
DA〜EGMDD,LFOMDA〜LFOMDD,EFCTMDA〜EFCTMDD はそれぞ
れ複数のデータからなり、例えばフィルタモディファイ
データFLTMDA〜FLTMDDに関しては、使用する各ボイスデ
ータのカットオフ周波数データCOFF、尖鋭度データRESO
および感度データFVELO をそれぞれ修正するカットオフ
周波数モディファイデータCOFFMDA〜COFFMDD、尖鋭度モ
ディファイデータRESOMDA〜RESOMDDおよび感度モディフ
ァイデータFVELOMDA〜FVELMDD からなる。
【0019】RAM53は、図4(B)に示すように、プ
ログラムの実行に利用されるワーキングエリアと、レイ
ヤデータおよびボイスデータのエディットのためにそれ
ぞれ利用されるレイヤエディットバッファLEBUFおよび
ボイスエディットバッファVEBUFと、バンクスイッチBSW
A〜BSWDおよび番号スイッチNSW1〜NSW4の各組合せにそ
れぞれ対応した16個ずつのインターナルボイスデータ
VOICE IA1,VOICE IA2 …VOICE ID4およびインターナル
レイヤデータLAYER IA1,LAYER IA2 …LAYER ID4を記憶
するエリアと、トータル音量レベルなどのその他のデー
タを記憶するエリアとに分割されている。レイヤエディ
ットバッファLEBUF およびボイスエディットバッファVE
BUF に記憶されるデータのフォーマットは、前記各プリ
セットレイヤデータLAYER PA1,LAYER PA2 …LAYER PD4
および各プリセットボイスデータVOICE PA1,VOICE PA2
…VOICE PD4 に記憶されるデータのフォーマット(図5
(B),(A)参照)と同じである。また、インターナルボ
イスデータVOICE IA1,VOICE IA2 …VOICE ID4およびイ
ンターナルレイヤデータLAYER IA1,LAYER IA2 …LAYER
ID4に記憶されるデータのフォーマットも、前記プリセ
ットボイスデータVOICE PA1,VOICE PA2 …VOICE PD4お
よびプリセットレイヤデータLAYER PA1,LAYER PA2…LAY
ER PD4に記憶されるデータのフォーマットと同じであ
る。
【0020】次に、上記のように構成した実施例の動作
をフローチャートに沿って説明する。電源スイッチ(図
示しない)が投入されると、CPU51は「メインプロ
グラム」の実行を図6のステップ100にて開始し、ス
テップ101にて初期化処理を実行した後、ステップ1
02〜105からなる循環処理を繰り返し実行する。こ
の循環処理においては、ステップ102にて鍵盤10の
各鍵の押離鍵状態および押鍵時の鍵タッチを表すデータ
が取り込まれるとともに、操作パネル20上の各種操作
子の操作状態を表すデータが取り込まれ、該取り込んだ
データに基づいて鍵および操作子の操作イベントが検出
されるとともに、当該電子楽器の各種モードが設定され
る。ステップ103の「音色設定処理ルーチン」におい
ては、前記ステップ102の処理によって検出された操
作パネル20の操作イベントと、同処理によって設定さ
れたモードに応じて楽音信号の音色が決定される。ステ
ップ104の「発音処理ルーチン」においては、前記ス
テップ102の処理によって検出された鍵盤10におけ
る押離鍵および該押鍵時の鍵タッチと、同処理によって
設定されたモードに応じて楽音信号の発生が制御され
る。ステップ105においては、前記ステップ102の
処理におけるロードスイッチ24fなどの操作イベント
検出により、フロッピディスクに記録されている外部デ
ータがフロッピディスクドライブ60を介してRAM5
3内に取り込まれるなどのその他の処理が実行される。
【0021】前記ステップ103の「音色設定処理ルー
チン」は図7に詳細に示すように、その実行がステップ
200にて開始され、ステップ201にて当該電子楽器
がレイヤボイスモードに設定されているか否かが判定さ
れる。このレイヤボイスモードはシングルボイスモード
と共にレイヤスイッチ24aおよびボイススイッチ24
bの操作により設定されるもので、現在、電子楽器がシ
ングルボイスモードに設定されていれば、ステップ20
1における「NO」との判定の基に、ステップ202〜
204の処理が実行されて、ステップ205にてこの
「音色設定処理ルーチン」の実行が終了する。これらの
ステップ202〜204の処理においては、通常、ステ
ップ204の処理により、プリセットスイッチ25、イ
ンターナルスイッチ26、バンクスイッチ群27および
番号スイッチ群28の操作によりシングルボイスモード
にて発生される単一の楽音信号の音色が設定制御される
とともに、その音色名などがディスプレイ21に表示さ
れる。例えば、インターナルスイッチ26、バンクスイ
ッチBSWAおよび番号スイッチNSW3がオン操作されれば、
RAM53内のインターナルボイスデータVOICE IA3 が
指定されるとともに、図13に示すように、同データVO
ICE IA3 に対応した音色名(例えば、エレクトリック
ピアノ1)およびこの音色に付随する効果名(例えば、
リバーブ1)などがディスプレイ21に表示される。
【0022】一方、前記インターナルボイスデータVOIC
E IA3 による指定音色を若干変更したい場合には、演奏
者はエディットスイッチ24cを操作した後に、ファン
クションスイッチFSW1〜FSW8およびスライダSLD1〜SLD8
を操作して前記インターナルボイスデータVOICE IA3 を
変更する。この場合、まず、ステップ202にて「YE
S」すなわちエディットスイッチ24cのオン操作イベ
ントと有りと判定され、ステップ203にて前記インタ
ーナルボイスデータVOICE IA3 がRAM53内のボイス
エディットバッファVEBUF に転送され、ステップ204
にて同バッファVEBUF 内の各種データがファンクション
スイッチFSW1〜FSW8およびスライダSLD1〜SLD8の操作に
よりエディットされる。また、このようにしてエディッ
トされたボイスエディットバッファVEBUF 内のデータ
は、セーブスイッチ24e、バンクスイッチBSWA〜BSWD
および番号スイッチNSW1〜NSW4の各組合せ操作により、
RAM52または外部のフロッピディスクに格納され
る。
【0023】また、電子楽器がレイヤボイスモードに設
定されていれば、ステップ201における「YES」と
の判定の基に、ステップ206〜214の処理が実行さ
れて、ステップ215にてこの「音色設定処理ルーチ
ン」の実行が終了する。この場合、エディットスイッチ
24c、クイックモディファイスイッチ24dおよびセ
ーブスイッチ24eがオン操作されていない状態では、
ステップ210における判定処理により、ステップ21
1にてプリセットスイッチ25、インターナルスイッチ
26、バンクスイッチ群27および番号スイッチ群28
の操作によってレイヤボイスモードにて発生される4音
からなる楽音信号の音色が設定制御されるとともに、そ
の音色名などがディスプレイ21に表示される。例え
ば、プリセットスイッチ25、バンクスイッチBSWAおよ
び番号スイッチNSW3がオン操作されれば、ROM52内
のプリセットレイヤデータLAYER PA3 が指定されるとと
もに、図14に示すように、同データLAYER PA3 に対応
した音色名(例えば、スーパーピアノ)およびこの音色
に付随する効果名(例えば、リバーブ1)などがディス
プレイ21に表示される。
【0024】一方、前記プリセットレイヤデータLAYER
PA3 による指定音色を若干変更したい場合には、演奏者
はエディットスイッチ24cを操作した後に、ファンク
ションスイッチFSW1〜FSW8およびスライダSLD1〜SLD8を
操作して前記プリセットレイヤデータLAYER PA3 を変更
する。この場合、まず、ステップ208にて「YES」
すなわちエディットスイッチ24cのオン操作イベント
と有りと判定され、ステップ209にて前記プリセット
レイヤデータLAYER PA3 がRAM53内のレイヤエディ
ットバッファLEBUF に転送される。そして、ステップ2
10における判定処理により、ステップ212にて同バ
ッファLEBUF 内の各種データがファンクションスイッチ
FSW1〜FSW8およびスライダSLD1〜SLD8の操作によりエデ
ィットされる。また、この状態で、セーブスイッチ24
eが操作されると、ステップ210における判定処理に
より、ステップ214にて、前記エディットされたレイ
ヤエディットバッファLEBUF 内のデータは、バンクスイ
ッチBSWA〜BSWDおよび番号スイッチNSW1〜NSW4の各組合
せ操作により、RAM52または外部のフロッピディス
クに格納される。
【0025】さらに、前述したレイヤボイスモード状態
にて、クイックモディファイスイッチ24dがオン操作
されると、ステップ206にて「YES」すなわちクィ
ックモディファイスイッチ24dのオン操作イベント有
りと判定され、ステップ207にてクィックモディファ
イメニューフラグQMMENUが”1”に設定されるととも
に、ステップ209にて前記と同様に指定されたプリセ
ットレイヤデータLAYERPA3 がRAM53内のレイヤエ
ディットバッファLEBUF に転送される。そして、ステッ
プ210における判定処理により、ステップ213にて
「クイックモディファイ処理ルーチン」が実行される。
【0026】この「クイックモディファイ処理ルーチ
ン」は図8に詳細に示されており、その実行がステップ
300にて開始される。クイックモディファイスイッチ
24dがオン操作された直後であってファンクションス
イッチ群22のいずれのスイッチFSW1〜FSW8も操作され
ていなければ、ステップ301における「NO」との判
定の基に、プログラムはステップ305に進められて、
同ステップ305にてクィックモディファイメニューフ
ラグQMMENUが”1”であるか否かが判定される。この場
合、前述のように、クィックモディファイメニューフラ
グQMMENUは”1”に設定されているので、ステップ30
5にて「YES」と判定されて、ステップ306の処理
が実行される。この処理はディスプレイ21におけるク
イックモディファイメニュの表示を制御するもので、同
処理により、ディスプレイ21は図15のような表示状
態になる。この表示状態においては、メニュ番号1〜4
の表示位置に対応したファンクションスイッチFSW1,FSW
3,FSW5,FSW7 を操作することにより、レイヤエディット
バッファLEBUF 内の第1〜4レイヤデータLAYERA〜LAYE
RDに関するフィルタモディファイデータFLTMDA〜FLTMD
D、エンベロープモディファイデータEGMDA〜EGMDD、低
周波変調モディファイデータLFOMDA〜LFOMDDおよび効果
モディファイデータEFCTMDA〜EFCTMDDが変更可能となる
ことを意味する。
【0027】この状態で、ファンクションスイッチFSW
1,FSW3,FSW5,FSW7 のいずれかが操作されると、ステッ
プ301にて操作イベント有りと判定され、ステップ3
02にて操作されたファンクションスイッチFSW1,FSW3,
FSW5,FSW7 によりメニュ番号MENUNOが1〜4のいずれか
の値に設定され、ステップ303にてディスプレイ21
の表示がメニュ番号MENUNOに応じたクイックモディファ
イ表示状態に切り換えられる。この表示は、各フィルタ
モディファイデータFLTMDA〜FLTMDD、エンベロープモデ
ィファイデータEGMDA〜EGMDD、低周波変調モディファイ
データLFOMDA〜LFOMDDまたは効果モディファイデータEF
CTMDA〜EFCTMDDをそれぞれ構成するさらに複数のデータ
種類とその値をオフセット値で表示するもので、例えば
ファンクションスイッチFSW1が操作された場合には、図
16に示すように、フィルタモディファイデータFLTMDA
(FLTMDB〜FLTMDD)を構成するカットオフ周波数モディフ
ァイデータCOFFMDA(COFFMDB〜COFFMDD)、尖鋭度モディ
ファイデータRESOMDA(RESOMDB〜RESOMDD)および感度モ
ディファイデータFVELOMDA(FVELOMDB〜FVELMDD) が表示
される。なお、ディスプレイ21の左下には、第1〜4
レイヤデータLAYERA〜LAYERDのうちのいずかを表すA〜
Dが表示されており、これは、ファンクションスイッチ
FSW1,FSW3,FSW5,FSW7 が操作された直後には「A」に設
定されていて、その後のバンクスイッチBSWA〜BSWDの操
作毎にステップ303の処理によって変更される。
【0028】前記ステップ303の処理後、ステップ3
04にてクィックモディファイメニューフラグQMMENU
が”0”に設定されるので、その後のこの「クイックモ
ディファイ処理ルーチン」においては、ステップ305
にて「NO」と判定され、ステップ307〜311の処
理が実行される。ステップ307の判定処理は前記設定
されたメニュ番号MENUNO(1〜4)に基づいて実行すべ
きステップを決定するもので、メニュ番号MENUNOが
「1」であれば各フィルタモディファイデータFLTMDA〜
FLTMDDがファンクションスイッチ群22およびスライダ
群23の操作により変更され、メニュ番号MENUNOが
「2」であればエンベロープモディファイデータEGMDA
〜EGMDDが両スイッチ群22,23の操作により変更さ
れ、メニュ番号MENUNOが「3」であれば低周波変調モデ
ィファイデータLFOMDA〜LFOMDDが両スイッチ群22,2
3の操作により変更され、メニュ番号MENUNOが「4」で
あれば効果モディファイデータEFCTMDA〜EFCTMDDが両ス
イッチ群22,23の操作により変更される。
【0029】これらのステップ308〜311の処理は
同様な方法で行われるので、同ステップ308〜311
のうちで、ステップ308の「フィルタパラメータモデ
ィファイ処理ルーチン」についてのみ詳細に説明する。
この「フィルタパラメータモディファイ処理ルーチン」
の実行は図9のステップ400にて開始され、ステップ
401,411,421にてスライダSLD6〜SLD8の操作
イベントの有無が検出される。なお、これらのスライダ
SLD6〜SLD8は、図16に示すように、カットオフ周波
数、尖鋭度およびタッチ感度の各表示位置に対応してい
る。今、いずれのスライダSLD6〜SLD8も操作されなけれ
ば、ステップ401,411,421のいずれにおいて
も「NO」すなわち操作イベント無しと判定され、ステ
ップ430にてこの「フィルタパラメータモディファイ
処理ルーチン」の実行が終了する。
【0030】一方、スライダSLD6〜SLD8のうちのいずれ
かが操作されると、ステップ401,411,421の
いずれかにて「YES」すなわち操作イベント有りと判
定され、ステップ402,412,422のいずれかに
て操作されたスライダSLD6〜SLD8の操作位置を表すデー
タが入力され、同入力されたデータ値がカットオフ周波
数、尖鋭度またはタッチ感度の各オフセット値COFFOS,R
ESOOS,FVELOOS として一時的に設定されるとともに、同
各オフセット値COFFOS,RESOOS,FVELOOS がディスプレイ
21に表示される。これらの各ステップ402,41
2,422の処理後、ステップ403,413,423
にてファンクションスイッチFSW1がオン操作されている
か否かが判定される。この場合、ファンクションスイッ
チFSW1は図16にて「ALL」と表示されているよう
に、第1〜4の全てのレイヤデータLAYERA〜LAYERDに関
するカットオフ周波数モディファイデータCOFFMDA〜COF
FMDD、尖鋭度モディファイデータRESOMDA〜RESOMDDまた
は感度モディファイデータFVELOMDA〜FVELMDDの変更を
指示するものである。
【0031】今、ファンクションスイッチFSW1がオン操
作されていなければ、ステップ403,413,423
にて「NO」と判定され、ステップ404,414,4
24にて指定されているレイヤデータLAYERA〜LAYERD
(図16の左下に表示されているA〜Dに対応)のカッ
トオフ周波数モディファイデータCOFFMDA(COFFMDB〜COF
FMDD)、尖鋭度モディファイデータRESOMDA(RESOMDB〜RE
SOMDD)または感度モディファイデータFVELOMDA(FVELOMD
B〜FVELMDD) が前記カットオフ周波数、尖鋭度またはタ
ッチ感度の各オフセット値COFFOS,RESOOS,FVELOOS に変
更される。一方、ファンクションスイッチFSW1がオン操
作されていれば、ステップ403,413,423にて
「YES」と判定され、ステップ405,415,42
5にて第1〜4の全てのレイヤデータLAYERA〜LAYERDの
カットオフ周波数モディファイデータCOFFMDA〜COFFMD
D、尖鋭度モディファイデータRESOMDA〜RESOMDDまたは
感度モディファイデータFVELOMDA〜FVELMDD が前記カッ
トオフ周波数、尖鋭度またはタッチ感度の各オフセット
値COFFOS,RESOOS,FVELOOS に同時に変更される。これに
より、第1〜4レイヤデータLAYERA〜LAYERDを構成する
フィルタモディファイデータFLTMDA〜FLTMDD、エンベロ
ープモディファイデータEGMDA〜EGMDD、低周波変調モデ
ィファイデータLFOMDA〜LFOMDDおよび効果モディファイ
データEFCTMDA〜EFCTMDDのエディト作業が簡単に行え
る。
【0032】次に、図6のステップ104の「発音処理
ルーチン」について詳細に説明する。この「発音処理ル
ーチン」は図11に詳細に示されているように、その実
行がステップ500にて開始され、ステップ501にて
鍵盤10における押鍵イベントの有無が判定される。こ
の場合、押鍵イベントが検出されなければ、ステップ5
01にて「NO」と判定され、ステップ502にてその
他の処理が実行されて、ステップ511にてこの「発音
処理ルーチン」の実行が終了する。このその他の処理の
中には、離鍵に伴う楽音信号の発生停止制御などの処理
が含まれるが、本発明に直接関係しないので、詳しい説
明は省略する。
【0033】一方、鍵盤10における押鍵イベントが検
出されると、ステップ501にて「YES」と判定さ
れ、ステップ503,507にて当該電子楽器が現在シ
ングルボイスモードに設定されているか、またはレイヤ
ボイスモードに設定されているかが判定される。なお、
これらのシングルボイスモードまたはレイヤボイスモー
ドは、レイヤスイッチ24aまたはボイススイッチ24
bの操作により、択一的に選択されるものである。当該
電子楽器がシングルボイスモードに設定されていれば、
ステップ503における「YES」との判定の基に、ス
テップ504にてプリセットボイスデータVOICE PA1〜V
OICE PD4またはインターナルボイスデータVOICE IA1〜V
OICE ID4のエディット中であるか否か(図7のステップ
202〜204参照)が判定される。この場合、エディ
ット中でなければ、ステップ504における「NO」と
の判定の基に、ステップ505にて指定されているプリ
セットボイスデータまたはインターナルボイスデータに
基づく楽音信号の発生が制御される。
【0034】この場合、CPU51は押鍵された鍵を一
つの楽音信号形成チャンネルに割り当てる押鍵割り当て
処理を実行するとともに、前記指定されているプリセッ
トボイスデータまたはインターナルボイスデータを構成
する波形指定データWAVE、フィルタパラメータFLTPAR
(カットオフ周波数データCOFF、尖鋭度データRESO、感
度データFVELO 、およびその他のデータ)、エンベロー
プパラメータEGPAR 、低周波変調パラメータLFOPAR、効
果パラメータEFCTPAR およびその他のデータを楽音信号
形成回路40へ出力するとともに、前記鍵の割り当てら
れた楽音信号形成チャンネルを表すチャンネル番号デー
タ、鍵盤10にて押鍵された鍵の音高を表す音高デー
タ、鍵タッチを表すタッチデータ、キーオン信号なども
楽音信号形成回路40へ出力する。
【0035】楽音信号形成回路40においては、楽音波
形発生部41が波形指定データWAVEおよび音高データを
取り込んで、前記データWAVEにより指定された楽音波形
信号を音高データによって指定されたレートで読み出し
出力する。フィルタ部42はフィルタパラメータFLTPAR
を取り込んで、前記楽音波形発生部41から出力された
楽音波形信号に同パラメータFLTPARによって規定される
周波数特性を付加して出力する。エンベロープ制御部4
3はエンベロープパラメータEGPAR およびタッチデータ
を取り込んで、前記フィルタ部42から出力された楽音
波形信号の振幅エンベロープを同パラメータEGPAR およ
びタッチデータにより制御して出力する。効果付与部4
4は低周波変調パラメータLFOPARおよび効果パラメータ
EFCTPARを取り込んで、前記エンベロープ制御部43か
ら出力された楽音波形信号に低周波変調パラメータLFOP
ARによる低周波変調効果および効果パラメータEFCTPAR
による残響などの効果を付与して出力する。さらに、音
量レベル制御部45は音量レベルなどのその他のデータ
を取り込んで、前記効果付与部44から出力された楽音
波形信号の混合比、トータル音量などを制御して出力す
る。なお、これらの楽音波形発生部41、フィルタ部4
2、エンベロープ制御部43、効果付与部44および音
量レベル制御部45は前記チャンネル番号データをもそ
れぞれ取り込んで、前述した楽音波形信号の形成処理を
同チャンネル番号データにより指定された時分割チャン
ネルにて実行する。
【0036】このようにして形成された楽音波形信号は
D/A変換器46にてディジタルアナログ変換され、ア
ンプ47を介してスピーカ48に導かれ、同スピーカ4
8から楽音として発音される。その結果、この場合に
は、当該電子楽器は、鍵盤10における押鍵操作に応答
して、ROM52内のプリセットボイスデータVOICE PA
1,VOICE PA2 …VOICE PD4およびRAM53内のインタ
ーナルボイスデータVOICEIA1,VOICE IA2 …VOICE ID4の
うちの指定されたボイスデータにより規定される音色の
楽音を発音する。
【0037】また、プリセットボイスデータVOICE PA1
〜VOICE PD4またはインターナルボイスデータVOICE IA1
〜VOICE ID4のエディット中であれば、前記ステップ5
04にて「YES」と判定され、ステップ506にてR
AM53内のボイスエディットバッファVEBUF に記憶さ
れているボイスデータが楽音信号形成回路40に出力さ
れる。なお、ボイスデータ以外の音高データ、タッチデ
ータ、チャンネル番号データなどのその他のデータの送
出に関しては、前述したエディット中でない場合と同様
であると同時に、楽音信号形成回路40内の各部の動作
も前述の場合と同様である。その結果、この場合には、
当該電子楽器は、鍵盤10における押鍵操作に応答し
て、RAM53内のボイスエディットバッファVEBUF に
記憶されているとともにプリセットボイスデータVOICE
PA1,VOICE PA2 …VOICE PD4 またはインターナルボイス
データVOICE IA1,VOICE IA2 …VOICE ID4 のいずれかを
修正したボイスデータにより規定される音色の楽音を発
音する。
【0038】次に、当該電子楽器がレイヤボイスモード
に設定されている場合の楽音信号の発生について説明す
る。このレイヤボイスモードにおいては、鍵盤10にお
ける押鍵イベントが検出されると、図11のステップ5
01,507にて「YES」と判定され、ステップ50
7にてプリセットレイヤデータLAYER PA1〜LAYER PD4ま
たはインターナルレイヤデータLAYER IA1〜LAYER ID4の
エディット中またはクイックモディファイ中であるか否
か(図7のステップ206〜209,212,213参
照)が判定される。この場合、エディット中またはクイ
ックモディファイ中であれば、ステップ508における
「YES」との判定の基に、ステップ509にて「モデ
ィファイ発音処理ルーチン」の処理が実行される。
【0039】この「モディファイ発音処理ルーチン」は
図12に詳細に示されており、その実行はステップ60
0にて開始され、ステップ601にてRAM53内のレ
イヤエディットバッファLEBUF に記憶されているボイス
指定データLVCEA〜LVCEDが読み出されるとともに、各ボ
イス指定データLVCEA〜LVCEDが楽音波形信号を指定する
データであるか否かがチェックされる。これは、各ボイ
ス指定データLVCEA〜LVCEDは当該レイヤボイスモードで
は重ねられるべき複数(4個の以内)の楽音波形信号を
指定するもので、場合によっては、4個未満の数の楽音
波形信号が指定される場合があるためである。なお、そ
の場合には、ボイス指定データLVCEA〜LVCEDは楽音波形
信号を特定しない値、例えば「0」に設定されている。
したがって、前記ステップ601にてこの重ねられるべ
き楽音波形信号の数がチェックされると同時に同数が値
nとして設定され、ステップ602にて押鍵された鍵を
n個の楽音信号形成チャンネルに割り当てるために、n
個の空いている(楽音信号の形成に利用していない)楽
音信号形成チャンネルをサーチするとともに確保する。
【0040】次に、ステップ603にて変数iが「1」
に初期設定され、ステップ613の変数iに対する加算
処理およびステップ614の変数iと値nとの比較判定
処理により、変数iが値nに達するまでステップ604
〜614からなる循環処理が繰り返し実行される。この
循環処理においては、ステップ604にて、RAM53
のレイヤエディットバッファLEBUF 内に記憶されている
第1〜4レイヤデータLAYERA〜LAYERDのうちで変数i
(1〜n)により指定されるレイヤデータのボイス指定
データLVCEA(LVCEB〜LVCED) が読み出されるとともに、
同読み出されたボイス指定データによって指定されるプ
リセットボイスデータVOICE PA1〜VOICE PD4またはイン
ターナルボイスデータVOICE IA1〜VOICE ID4の一つがR
OM52またはRAM43から読み出される。そして、
ステップ605にて前記読み出されたボイスデータの中
の波形指定データWAVEが、前記サーチした割り当てチャ
ンネルの一つを示すチャンネル番号データと共に楽音音
波形発生部41へ転送される。次に、ステップ606に
て前記読み出されたボイスデータの内のフィルタパラメ
ータFLTPARを構成するカットオフ周波数データCOFF、尖
鋭度データRESOおよび感度データFVELO に、レイヤエデ
ィットバッファLEBUF 内に記憶されていて変数iにより
指定されるレイヤデータLAYERA(LAYERB〜LAYERD)のフィ
ルタモディファイデータFLTMDA(FLTMDB〜FLTMDD)を構成
するカットオフ周波数モディファイデータCOFFMDA(COFF
MDB〜COFFMDD)、尖鋭度モディファイデータRESOMDA(RES
OMDB〜RESOMDD)および感度モディファイデータFVELOMDA
(FVELOMDB〜FVELMDD) がそれぞれ加算されて、各加算結
果が前記チャンネル番号データと共にフィルタ部42へ
転送される。また、ステップ607においては、前記フ
ィルタパラメータFLTPAR内のその他のデータも、前記チ
ャンネル番号データと共にフィルタ部42へ転送され
る。
【0041】前記ステップ607の処理後、ステップ6
08〜610にて、前記フィルタパラメータFLTPARの場
合と同様に、前記読み出されたボイスデータ中のエンベ
ロープパラメータEGPAR 、低周波変調パラメータLFOPAR
および効果パラメータEFCTPAR を構成する各種データ
が、変数iにより指定されるレイヤデータLAYERA(LAYER
B〜LAYERD)のエンベロープモディファイデータEGMDA(EG
MDB〜EGMDD) 、低周波変調モディファイデータLFOMDA(L
FOMDB〜LFOMDD)および効果モディファイデータEFCTMDA
(EFCTMDB〜EFCTMDD) によって修正されて、各修正結果
が前記チャンネル番号データと共にエンベロープ制御部
43および効果付与部44へそれぞれ転送される。次
に、ステップ611にて変数iにより指定されるレイヤ
データLAYERA(LAYERB〜LAYERD)の各楽音信号の音量レベ
ル(混合レベル)などを表すその他のデータが前記チャ
ンネル番号データと共に音量レベル制御部45へ転送さ
れるとともに、ステップ612にて鍵盤10にて押鍵さ
れた鍵の音高を表す音高データ、鍵タッチを表すタッチ
データなども前記チャンネル番号データと共に楽音信号
形成回路40の各部に転送される。このようにして、n
個の楽音信号用制御データの楽音信号形成回路40への
転送が終了すると、ステップ614にて「YES」と判
定され、ステップ615にて各レイヤデータLAYERA〜LA
YERDに共通したトータル音量レベルなどのその他のデー
タが楽音信号形成回路40へ転送され、ステップ616
にてキーオン信号が前記n個の割り当てチャンネルを表
すn個のチャンネル番号と共に楽音信号形成回路40の
各部へ転送されて、ステップ617にてこの「モディフ
ァイ発音処理ルーチン」の実行が終了する。
【0042】楽音信号形成回路40は、前記シングルボ
イスモードの場合と同様に、楽音信号を形成してスピー
カ48から同信号に対応した楽音を発音する。ただし、
この場合には、n個の楽音信号が重ね合わせられるとと
もに、各楽音信号は、ROM52内のプリセットボイス
データVOICE PA1〜VOICE PD4またはRAM43内のイン
ターナルボイスデータVOICE IA1〜VOICE ID4を構成する
フィルタパラメータFLTPAR、エンベロープパラメータEG
PAR 、低周波変調パラメータLFOPARおよび効果パラメー
タEFCTPAR を、RAM53のレイヤエディットバッファ
LEBUF 内のフィルタモディファイデータFLTMDA〜FLTMD
D、エンベロープモディファイデータEGMDA〜EGMDD、低
周波変調モディファイデータLFOMDA〜LFOMDDおよび効果
モディファイデータEFCTMDA〜EFCTMDDによってそれぞれ
修正した各パラメータに基づいて形成される。
【0043】また、当該電子楽器はレイヤボイスモード
に設定されているが、プリセットレイヤデータLAYER PA
1〜LAYER PD4またはインターナルレイヤデータLAYER IA
1〜LAYER ID4のエディット中またはクイックモディファ
イ中でなければ、図11のステップ508にて「NO」
と判定され、ステップ510にて、選択されているレイ
ヤデータに基づいて、楽音信号が形成される。すなわ
ち、この場合には、前述したレイヤエディットバッファ
LEBUF 内のレイヤデータに代えて、ROM52内のプリ
セットレイヤデータLAYER PA1〜LAYER PD4またはRAM
53内のインターナルレイヤデータLAYER IA1〜LAYER I
D4のうちで選択されているレイヤデータが利用される。
そして、前記レイヤデータ中の波形指定データWAVEによ
り指定されたプリセットボイスデータVOICE PA1〜VOICE
PD4またはインターナルボイスデータVOICE IA1〜VOICE
ID4を構成するフィルタパラメータFLTPAR、エンベロー
プパラメータEGPAR、低周波変調パラメータLFOPARおよ
び効果パラメータEFCTPAR を、前記レイヤデータを構成
するフィルタモディファイデータFLTMDA〜FLTMDD、エン
ベロープモディファイデータEGMDA〜EGMDD、低周波変調
モディファイデータLFOMDA〜LFOMDDおよび効果モディフ
ァイデータEFCTMDA〜EFCTMDDによりそれぞれ修正して、
同修正結果に応じて楽音信号が形成される。
【0044】上記動作説明のように、上記実施例によれ
ば、電子楽器がシングルボイスモードに設定されている
場合には、ROM52内のプリセットボイスデータVOIC
E PA1〜VOICE PD4、RAM53内のインターナルボイス
データVOICE IA1〜VOICE ID4またはボイスエディットVE
BUF 内のボイスデータに基づいて、単一の楽音信号が形
成されるとともに同信号に対応した楽音が発音される。
また、電子楽器がレイヤボイスモードに設定されている
場合には、ROM52内のプリセットレイヤデータLAYE
R PA1〜LAYER PD4、RAM53内のインターナルレイヤ
データLAYER IA1〜LAYER ID4またはレイヤエディットバ
ッファ内のレイヤデータを構成する第1〜4レイヤデー
タLAYERA〜LAYERD中のボイス指定データLVCEA〜LVCEDに
より前記プリセットボイスデータVOICE PA1〜VOICE PD4
またはインターナルボイスデータVOICE IA1〜VOICE ID4
のいずれかが指定される。そして、前記指定されたボイ
スデータ中のフィルタパラメータFLTPAR、エンベロープ
パラメータEGPAR、低周波変調パラメータLFOPAR および
効果パラメータEFCTPAR が、前記第1〜4レイヤデータ
LAYERA〜LAYERD中のフィルタモディファイデータFLTMDA
〜FLTMDD、エンベロープモディファイデータEGMDA〜EGM
DD、低周波変調モディファイデータLFOMDA〜LFOMDDおよ
び効果モディファイデータEFCTMDA〜EFCTMDDによりそれ
ぞれ修正されて、同修正された各種パラメータによって
複数の楽音信号が形成され、かつこれらの複数の楽音信
号が重ね合わされて一つの楽音として発音される。その
結果、レイヤボイスモードで楽音信号を発生する場合に
は、単独音用に用意したプリセットボイスデータVOICE
PA1〜VOICE PD4またはインターナルボイスデータVOICE
IA1〜VOICE ID4を変更することなく、重ね合わせられる
複数の楽音信号の音色を個々に微妙に変更できる。ま
た、前記音色の変更のためのフィルタモディファイデー
タFLTMDA〜FLTMDD、エンベロープモディファイデータEG
MDA〜EGMDD、低周波変調モディファイデータLFOMDA〜LF
OMDDおよび効果モディファイデータEFCTMDA〜EFCTMDDは
オフセット値であると同時に、音色を決定するための全
てのデータに対して用意する必要はないので、メモリの
容量をそれほど大きくしなくても、前記音色の微妙な変
更は可能である。
【0045】なお、上記実施例においては、シングルボ
イスモードにおいては、プリセットボイスデータVOICE
PA1〜VOICE PD4、インターナルボイスデータVOICE IA1
〜VOICE ID4またはボイスエディットバッファVEBUF 内
のボイスデータを楽音信号形成回路40へ直接転送し
て、同転送されたデータに基づいて楽音信号が形成され
るようにした。しかし、このシングルボイスモードにお
いても、上記実施例のレイヤボイスモードの場合と同様
に、基本的な音色に関する基本音色データを予め用意し
ておき、この基本音色データを損なわずに、同基本音色
データに修正用のデータを加味して多種の音色の楽音信
号を発生できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の楽音信号発生装置の構成を簡単に表
すとともに前記特許請求の範囲に記載したクレームに対
応したブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例に係る楽音信号発生装置を
適用した電子楽器の全体ブロック図である。
【図3】 図2の操作パネルの拡大平面図である。
【図4】 (A)は図2のROMのメモリマップ、(B)は
図2のRAMのメモリマップである。
【図5】 (A)は図4のボイスデータのフォーマット
図、(B)は図4のレイヤデータのフォーマット図であ
る。
【図6】 図2のマイクロコンピュータにて実行される
「メインプログラム」を表すフローチャートである。
【図7】 図6の「音色設定処理ルーチン」の詳細を示
すフローチャートである。
【図8】 図7の「クイックモディファイ処理ルーチ
ン」の詳細を示すフローチャートである。
【図9】 図8の「フィルタパラメータモディファイ処
理ルーチン」の詳細を示すフローチャートの一部であ
る。
【図10】 図8の「フィルタパラメータモディファイ
処理ルーチン」の詳細を示すフローチャートの他の部分
である。
【図11】 図6の「発音処理ルーチン」の詳細を示す
フローチャートである。
【図12】 図11の「モディファイ発音処理ルーチ
ン」の詳細を示すフローチャートである。
【図13】 シングルボイスモードにおけるディスプレ
イの表示状態の一例を示す図である。
【図14】 レイヤボイスモードにおけるディスプレイ
の表示状態の一例を示す図である。
【図15】 レイヤボイスモードのクイックモディファ
イモードにおけるディスプレイのメニュ表示状態を示す
図である。
【図16】 レイヤボイスモードのクイックモディファ
イモードにおけるディスプレイのデータ入力表示状態を
示す図である。
【符号の説明】
10…鍵盤、20…操作パネル、21…ディスプレイ、
22…ファンクションスイッチ群、23…スライダ群、
24…モードスイッチ群、25…プリセットスイッチ、
26…インターナルスイッチ、BSWA〜BSWD…バンクスイ
ッチ、NSW1〜NSW4…番号スイッチ、40…楽音信号形成
回路、41…楽音波形発生部、42…フィルタ部、43
…エンベロープ制御部、44…効果付与部、45…音量
レベル制御部、50…マイクロコンピュータ、51…C
PU、52…ROM、53…RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10H 1/08 7406−5H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の音色にそれぞれ対応した複
    数組の音色データを記憶する基本音色データメモリと、
    供給される各組毎の音色データによって決定される音色
    の楽音信号を形成出力する楽音信号形成手段と、前記基
    本音色データメモリに記憶されている複数組の音色デー
    タの中の1組の音色データを選択的に前記楽音信号形成
    手段に供給して同1組の音色データに対応した音色の単
    一の楽音信号の発生を指示するシングルボイス指示手段
    と、前記基本音色データメモリに記憶されている複数組
    の音色データの中から選択した複数組の音色データを同
    時に前記楽音信号形成手段に供給して同複数組の音色デ
    ータにそれぞれ対応した音色の複数の楽音信号の同時発
    生を指示するレイヤボイス指示手段とを備えた楽音信号
    発生装置において、前記レイヤボイス指示手段を、 同時に発生される複数の楽音信号の各音色をそれぞれ表
    す複数の音色指定データを記憶する音色指定データメモ
    リと、 前記音色指定データメモリに記憶されている複数の音色
    指定データによりそれぞれ指定された複数の音色に関す
    る複数組の音色データを前記基本音色データメモリから
    読み出し出力する読み出し手段と、 前記音色指定データメモリに記憶されている複数の音色
    指定データによりそれぞれ指定された複数の音色に対応
    して複数組の修正データをそれぞれ記憶する修正データ
    メモリと、 前記読み出し手段により読み出された各組の音色データ
    を前記各修正データでそれぞれ修正して前記楽音信号形
    成手段に供給する修正手段とで構成したことを特徴とす
    る楽音信号発生装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の楽音信号発生装置
    において、前記修正データメモリに記憶されている複数
    組の修正データをエディットする編集手段を前記レイヤ
    ボイス指示手段に設けたことを特徴とする楽音信号発生
    装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の編集手段を、前記
    複数組の修正データを各組毎にエディットする一部修正
    手段と、前記複数組の修正データを各組共通に修正する
    共通編集手段とで構成したことを特徴とする楽音信号発
    生装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の楽音信号発生装置
    において、前記レイヤボイス指示手段内の前記音色指定
    データメモリと前記修正データメモリとを対にして選択
    可能に複数組設けたことを特徴とする楽音信号発生装
    置。
JP4005228A 1992-01-14 1992-01-14 楽音信号形成装置のための音色制御装置 Expired - Fee Related JP2936863B2 (ja)

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