JPH05188311A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH05188311A JPH05188311A JP3075891A JP3075891A JPH05188311A JP H05188311 A JPH05188311 A JP H05188311A JP 3075891 A JP3075891 A JP 3075891A JP 3075891 A JP3075891 A JP 3075891A JP H05188311 A JPH05188311 A JP H05188311A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon motor
- time
- recording
- rotation
- recording operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録装置全体の寿命を損わずに、記録動作開
始指令オンより記録動作開始までの待ち時間を最小にす
ることができる記録装置を提供する。 【構成】 CPU14内の内部タイマ20は、記録動作が終
了しメインモータ17の電源がオフした時点よりの時間を
カウントし、CPU14内の回転維持時間決定手段21は、
回転速度が可変に制御されるポリゴンモータ6の回転速
度が遅くなるほど、記録動作終了後のポリゴンモータ6
の回転維持時間Tを長く、内部タイマ20に設定する。C
PU14は、内部タイマ20のカウント値が回転維持時間T
に達すると、ポリゴンモータ駆動回路16へのポリゴンモ
ータ駆動信号の出力を中止する。
始指令オンより記録動作開始までの待ち時間を最小にす
ることができる記録装置を提供する。 【構成】 CPU14内の内部タイマ20は、記録動作が終
了しメインモータ17の電源がオフした時点よりの時間を
カウントし、CPU14内の回転維持時間決定手段21は、
回転速度が可変に制御されるポリゴンモータ6の回転速
度が遅くなるほど、記録動作終了後のポリゴンモータ6
の回転維持時間Tを長く、内部タイマ20に設定する。C
PU14は、内部タイマ20のカウント値が回転維持時間T
に達すると、ポリゴンモータ駆動回路16へのポリゴンモ
ータ駆動信号の出力を中止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリゴンミラーを用い
て光ビームをスキャンする記録装置において、ポリゴン
モータの回転速度を可変にすることにより、記録密度を
可変にすることが可能な記録装置に関する。
て光ビームをスキャンする記録装置において、ポリゴン
モータの回転速度を可変にすることにより、記録密度を
可変にすることが可能な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の記録密度で記録可能な記録装置で
は、光書き込み部においてポリゴンミラーを回転駆動す
るポリゴンモータの回転速度を、可変に制御することに
より、複数の記録密度で記録を行う。
は、光書き込み部においてポリゴンミラーを回転駆動す
るポリゴンモータの回転速度を、可変に制御することに
より、複数の記録密度で記録を行う。
【0003】図4は電子写真プロセスを用いた、記録装
置の光書き込み部の構成の例を示す斜視図であり、光書
込制御部(図5の22)からの信号によりレーザダイオード
(LD)1を出射したレーザービームLはコリメートレン
ズ2により平行光になり、形成するドットの大きさに応
じたスリットを持つアパーチャ3により余分なレーザー
ビームLがカットされ、第1シリンダレンズ4によりレ
ーザービームLが感光体ドラム5上で所定の形、大きさ
になるよう集光される。次に、そのレーザービームLは
ポリゴンモータ6で回転駆動されるポリゴンミラー7で
主走査方向(感光体ドラム5上の矢線Aの方向)にスキャ
ンされ、fθレンズ8により等角運動より等速運動の変
換と像面湾曲の補正を行われ、第2ミラー9により角度
が変えられ、第2シリンダレンズ10により副走査方向
(感光体ドラム5上の矢線Bの方向)の集光が行れる。集
光されたレーザービームLは、感光体ドラム5に照射さ
れ静電潜像を形成する。ポリゴンミラー7と感光体ドラ
ム5の回転の同期制御は、レーザービームLを第3ミラ
ー11により反射し、第3シリンダレンズ12で集光し、受
光素子13に照射させることにより画像端を検出すること
により行われる。
置の光書き込み部の構成の例を示す斜視図であり、光書
込制御部(図5の22)からの信号によりレーザダイオード
(LD)1を出射したレーザービームLはコリメートレン
ズ2により平行光になり、形成するドットの大きさに応
じたスリットを持つアパーチャ3により余分なレーザー
ビームLがカットされ、第1シリンダレンズ4によりレ
ーザービームLが感光体ドラム5上で所定の形、大きさ
になるよう集光される。次に、そのレーザービームLは
ポリゴンモータ6で回転駆動されるポリゴンミラー7で
主走査方向(感光体ドラム5上の矢線Aの方向)にスキャ
ンされ、fθレンズ8により等角運動より等速運動の変
換と像面湾曲の補正を行われ、第2ミラー9により角度
が変えられ、第2シリンダレンズ10により副走査方向
(感光体ドラム5上の矢線Bの方向)の集光が行れる。集
光されたレーザービームLは、感光体ドラム5に照射さ
れ静電潜像を形成する。ポリゴンミラー7と感光体ドラ
ム5の回転の同期制御は、レーザービームLを第3ミラ
ー11により反射し、第3シリンダレンズ12で集光し、受
光素子13に照射させることにより画像端を検出すること
により行われる。
【0004】図5は、上記従来例の制御回路を示すブロ
ック図であり、同図を用いて制御回路の構成を説明す
る。
ック図であり、同図を用いて制御回路の構成を説明す
る。
【0005】中央処理装置(CPU)14は、記録装置が記
録動作可能状態であることをコントローラ15に知らせ
る。コントローラ15は記録動作可能状態であることを確
認し、記録動作開始命令をCPU14に送る。CPU14
は、記録動作開始信号を受け取ると、直ちに記録動作を
開始すべくポリゴンモータ駆動信号をオンにしてポリゴ
ンモータ6を回転させる。ポリゴンモータ6はその回転
数に応じて、FGパルスを出力し、このパルスがポリゴ
ンモータ駆動回路16に送られ、ポリゴンモータ基準クロ
ックと同一周波数になるように、ポリゴンモータ6の回
転数が制御される。同時にメインモーター駆動信号をオ
ンにし、メインモータ17を回転させる。
録動作可能状態であることをコントローラ15に知らせ
る。コントローラ15は記録動作可能状態であることを確
認し、記録動作開始命令をCPU14に送る。CPU14
は、記録動作開始信号を受け取ると、直ちに記録動作を
開始すべくポリゴンモータ駆動信号をオンにしてポリゴ
ンモータ6を回転させる。ポリゴンモータ6はその回転
数に応じて、FGパルスを出力し、このパルスがポリゴ
ンモータ駆動回路16に送られ、ポリゴンモータ基準クロ
ックと同一周波数になるように、ポリゴンモータ6の回
転数が制御される。同時にメインモーター駆動信号をオ
ンにし、メインモータ17を回転させる。
【0006】コントローラ15は、画像内容によって外部
機器19や操作者のスイッチ動作に伴って入力された記録
密度情報を、記録動作に関わり無く受け付けて、CPU
14に記録密度指定命令を送信する。CPU14はこれを受
けて、ポリゴンモータ駆動回路16に対して回転数制御信
号を送出する。回転数制御信号はポリゴンモータ基準ク
ロックを決定する信号であり、基準クロックそのもので
あったり、又は、ポリゴンモータ駆動回路16に備わって
いる複数のクロックの中からひとつを基準クロックとし
て選択する信号である。
機器19や操作者のスイッチ動作に伴って入力された記録
密度情報を、記録動作に関わり無く受け付けて、CPU
14に記録密度指定命令を送信する。CPU14はこれを受
けて、ポリゴンモータ駆動回路16に対して回転数制御信
号を送出する。回転数制御信号はポリゴンモータ基準ク
ロックを決定する信号であり、基準クロックそのもので
あったり、又は、ポリゴンモータ駆動回路16に備わって
いる複数のクロックの中からひとつを基準クロックとし
て選択する信号である。
【0007】ポリゴンモータ駆動回路16はFGパルスの
周期が一定レベルになるようにポリゴインモータ6への
電流を制御することにより、ポリゴンモータ6の回転を
安定させることができる。従って、CPU14は記録密度
指定命令を受信した後、回転数制御信号を切り換えるこ
とにより、ポリゴンモータ6の回転数を指定された記録
密度に応じて切り換えることができる。
周期が一定レベルになるようにポリゴインモータ6への
電流を制御することにより、ポリゴンモータ6の回転を
安定させることができる。従って、CPU14は記録密度
指定命令を受信した後、回転数制御信号を切り換えるこ
とにより、ポリゴンモータ6の回転数を指定された記録
密度に応じて切り換えることができる。
【0008】図6は、上記従来例のポリゴンモータ6の
タイミングチャートであり、図6を用いてポリゴンモー
タ6の動作を説明する。コントローラ15は、CPU14へ
記録動作開始指令を出力すると、メインモータ17がオン
し、ポリゴンモータ駆動回路16は、ポリゴンモータ6を
所定の回転速度にするように制御を開始する。ポリゴン
モータ6は、TRの時間が経過した後に、所定の回転数
Rに安定し、記録動作を開始する。そして記録動作が終
了するとメインモータ17がオフし、CPU14が備える内
部タイマ20は、記録動作終了からの時間をカウントす
る。メインモータがオフしてから所定の時間T以内に、
記録動作開始指令が出力されない場合は、CPU14の内
部タイマ20はカウントアップし、CPU14はポリゴンモ
ータ6の回転を停止するようポリゴンモータ駆動信号の
出力を中止する。
タイミングチャートであり、図6を用いてポリゴンモー
タ6の動作を説明する。コントローラ15は、CPU14へ
記録動作開始指令を出力すると、メインモータ17がオン
し、ポリゴンモータ駆動回路16は、ポリゴンモータ6を
所定の回転速度にするように制御を開始する。ポリゴン
モータ6は、TRの時間が経過した後に、所定の回転数
Rに安定し、記録動作を開始する。そして記録動作が終
了するとメインモータ17がオフし、CPU14が備える内
部タイマ20は、記録動作終了からの時間をカウントす
る。メインモータがオフしてから所定の時間T以内に、
記録動作開始指令が出力されない場合は、CPU14の内
部タイマ20はカウントアップし、CPU14はポリゴンモ
ータ6の回転を停止するようポリゴンモータ駆動信号の
出力を中止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記記録装置におい
て、記録動作終了後の所定時間Tの間だけ、ポリゴンモ
ータ6の回転速度の高低にかかわらず、ポリゴンモータ
6の回転を維持する。回転を維持する時間Tが短い場合
には、記録を行おうとした時に、ポリゴンモータ6がオ
フしている可能性が高くなり、記録動作開始指令が出力
されてから、ポリゴンモータが所定の回転数Rに安定す
るまでの時間TRが記録動作開始までの待ち時間になる
可能性が高くなる。
て、記録動作終了後の所定時間Tの間だけ、ポリゴンモ
ータ6の回転速度の高低にかかわらず、ポリゴンモータ
6の回転を維持する。回転を維持する時間Tが短い場合
には、記録を行おうとした時に、ポリゴンモータ6がオ
フしている可能性が高くなり、記録動作開始指令が出力
されてから、ポリゴンモータが所定の回転数Rに安定す
るまでの時間TRが記録動作開始までの待ち時間になる
可能性が高くなる。
【0010】また時間Tが長の場合には、待ち時間は減
少するが、ポリゴンモータ6が高回転時には、回転音が
騒音になったり、ポリゴンモータ6の寿命が記録装置全
体の寿命に対して短くなるという問題が生じる。
少するが、ポリゴンモータ6が高回転時には、回転音が
騒音になったり、ポリゴンモータ6の寿命が記録装置全
体の寿命に対して短くなるという問題が生じる。
【0011】一般には、複数の回転数で回転可能なポリ
ゴンモータ6の回転を維持する時間Tは、最も高い回転
数で回転した時の寿命を基準とし算出され、内部タイマ
20に単一の回転の維持時間Tが設定されていた。しか
し、ポリゴンモータ6が低回転時には、回転維持時間T
を長く設定しても、記録装置全体の寿命には、影響を与
えないが、内部タイマ20には、単一の回転維持時間Tが
設定してあるので、ポリゴンモータ6の回転数の高低に
かかわらず、ポリゴンモータ6がオフの状態から所定の
回転数Rに安定するまでの時間TRが記録動作開始まで
の待ち時間になる頻度は、常に同じである。
ゴンモータ6の回転を維持する時間Tは、最も高い回転
数で回転した時の寿命を基準とし算出され、内部タイマ
20に単一の回転の維持時間Tが設定されていた。しか
し、ポリゴンモータ6が低回転時には、回転維持時間T
を長く設定しても、記録装置全体の寿命には、影響を与
えないが、内部タイマ20には、単一の回転維持時間Tが
設定してあるので、ポリゴンモータ6の回転数の高低に
かかわらず、ポリゴンモータ6がオフの状態から所定の
回転数Rに安定するまでの時間TRが記録動作開始まで
の待ち時間になる頻度は、常に同じである。
【0012】本発明の目的は、上記問題を解決するた
め、記録装置全体の寿命を損わずに記録動作開始指令オ
ンより記録動作開始までの待ち時間を最小にすることが
できる記録装置を提供することにある。
め、記録装置全体の寿命を損わずに記録動作開始指令オ
ンより記録動作開始までの待ち時間を最小にすることが
できる記録装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、複数の回転速度で回転可能なポリゴンモ
ータと、ポリゴンモータの回転開始停止及び回転速度を
制御するポリゴンモータ駆動制御手段と、記録動作が終
了してからの時間を計数する計数手段と、計数手段の計
数値が所定値になった時に、ポリゴンモータ駆動制御手
段へのポリゴンモータ駆動信号の出力を中止する中央処
理手段と、ポリゴンモータの回転速度により計数手段の
所定値を異ならせる回転維持時間決定手段とを備えたこ
とを特徴とする。
め、本発明は、複数の回転速度で回転可能なポリゴンモ
ータと、ポリゴンモータの回転開始停止及び回転速度を
制御するポリゴンモータ駆動制御手段と、記録動作が終
了してからの時間を計数する計数手段と、計数手段の計
数値が所定値になった時に、ポリゴンモータ駆動制御手
段へのポリゴンモータ駆動信号の出力を中止する中央処
理手段と、ポリゴンモータの回転速度により計数手段の
所定値を異ならせる回転維持時間決定手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0014】また、前記ポリゴンモータの回転速度によ
り計数手段の所定値を異ならせる回転維持時間決定手段
は、前記ポリゴンモータの回転速度が遅いほど、所定値
を大きな値にすることを特徴とする。
り計数手段の所定値を異ならせる回転維持時間決定手段
は、前記ポリゴンモータの回転速度が遅いほど、所定値
を大きな値にすることを特徴とする。
【0015】また、前記計数手段は、メインモータの電
源がオフした時点より計数を開始することを特徴とす
る。
源がオフした時点より計数を開始することを特徴とす
る。
【0016】
【作用】上記の手段によれば、回転速度が可変なポリゴ
ンモータと、ポリゴンモータの駆動制御手段と、記録動
作が終了してからの時間を計数する計数手段と、計数手
段の計数値が所定値になったらポリゴンモータ駆動制御
手段へのポリゴンモータ駆動信号の出力を中止する中央
処理手段と、ポリゴンモータの回転速度により計数手段
の所定値を異ならせる手段とにより、ポリゴンモータの
回転速度によって記録動作終了後のポリゴンモータの回
転維持時間を可変にすることが可能になり、ポリゴンモ
ータの回転数が低回転であるほど回転維持時間を長く設
定することができる。
ンモータと、ポリゴンモータの駆動制御手段と、記録動
作が終了してからの時間を計数する計数手段と、計数手
段の計数値が所定値になったらポリゴンモータ駆動制御
手段へのポリゴンモータ駆動信号の出力を中止する中央
処理手段と、ポリゴンモータの回転速度により計数手段
の所定値を異ならせる手段とにより、ポリゴンモータの
回転速度によって記録動作終了後のポリゴンモータの回
転維持時間を可変にすることが可能になり、ポリゴンモ
ータの回転数が低回転であるほど回転維持時間を長く設
定することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0018】図1は本発明の一実施例の制御回路を示す
ブロック図であり、CPU14内に記録密度に応じて、つ
まりポリゴンモータ6の回転速度に応じて回転維持時間
Tを決定する回転維持時間決定手段21を備え、回転維持
時間決定手段21は、回転維持時間Tを計数手段である内
部タイマ20へ出力し、内部タイマ20は、回転維持時間T
を計数値として設定し、メインモータ17がオフしてから
の時間を計数し、可変な回転維持時間Tによりカウント
アップすることである。ここで回転維持時間Tは、ポリ
ゴンモータ6の回転速度が遅いほど長く設定される。
ブロック図であり、CPU14内に記録密度に応じて、つ
まりポリゴンモータ6の回転速度に応じて回転維持時間
Tを決定する回転維持時間決定手段21を備え、回転維持
時間決定手段21は、回転維持時間Tを計数手段である内
部タイマ20へ出力し、内部タイマ20は、回転維持時間T
を計数値として設定し、メインモータ17がオフしてから
の時間を計数し、可変な回転維持時間Tによりカウント
アップすることである。ここで回転維持時間Tは、ポリ
ゴンモータ6の回転速度が遅いほど長く設定される。
【0019】図2は、同実施例において高記録密度で記
録を行う時のポリゴンモータ6のタイムチャートであ
り、図3は、同実施例において低記録密度で記録を行う
時のポリゴンモータ6のタイムチャートであり、図2と
図3とを用いてポリゴンモータの動作を説明する。ポリ
ゴンモータ6がオフの状態より記録動作開始指令がオン
すると記録密度に応じたポリゴンモータ6の回転速度で
回転を開始し、高密度記録時にはRH、低密度記録時に
はRLでそれぞれ回転し、ここでRH>RLである。記
録動作が終了するとメインモータ17がオフし、内部タイ
マ20がカウントを開始する。
録を行う時のポリゴンモータ6のタイムチャートであ
り、図3は、同実施例において低記録密度で記録を行う
時のポリゴンモータ6のタイムチャートであり、図2と
図3とを用いてポリゴンモータの動作を説明する。ポリ
ゴンモータ6がオフの状態より記録動作開始指令がオン
すると記録密度に応じたポリゴンモータ6の回転速度で
回転を開始し、高密度記録時にはRH、低密度記録時に
はRLでそれぞれ回転し、ここでRH>RLである。記
録動作が終了するとメインモータ17がオフし、内部タイ
マ20がカウントを開始する。
【0020】図2の高密度記録時に、最初の記録動作開
始指令がオンしてからTNの周期で次の記録動作開始指
令がオンした場合、内部タイマ20はTHでカウントアッ
プし、ポリゴンモータ6がオフするため、2回目の記録
動作時に、ポリゴンモータ6が所定の回転数になるまで
の時間TRが待ち時間として発生する。
始指令がオンしてからTNの周期で次の記録動作開始指
令がオンした場合、内部タイマ20はTHでカウントアッ
プし、ポリゴンモータ6がオフするため、2回目の記録
動作時に、ポリゴンモータ6が所定の回転数になるまで
の時間TRが待ち時間として発生する。
【0021】図3の低密度記録時に、高密度記録時と同
じTNの周期で記録動作開始指令がオンした場合、内部
タイマ20のカウント値は、回転維持時間TLに達せず、
2回目の記録動作には、ポリゴンモータ6は所定の回転
数で回転しており、ポリゴンモータ6がオンしてから所
定の回転数になるまでの待ち時間TRが発生しない。
じTNの周期で記録動作開始指令がオンした場合、内部
タイマ20のカウント値は、回転維持時間TLに達せず、
2回目の記録動作には、ポリゴンモータ6は所定の回転
数で回転しており、ポリゴンモータ6がオンしてから所
定の回転数になるまでの待ち時間TRが発生しない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転速度が可変なポリゴンモータと、ポリゴンモータの
駆動制御手段と、可変な回転維持時間が設定可能で、メ
インモータがオフした時点より計数を開始する計数手段
と、低記録密度であるほど回転維持時間を長くする回転
維持時間決定手段と、計数手段の計数値が回転維持時間
に達したならばポリゴンモータ駆動制御手段へのポリゴ
ンモータ駆動信号の出力を中止する中央処理手段とによ
り、記録装置全体の寿命を損なうことなく、記録動作開
始時に、ポリゴンモータがオフの状態より所定の回転数
に達するまでの待ち時間を最小にすることが可能な記録
装置を提供できる。
回転速度が可変なポリゴンモータと、ポリゴンモータの
駆動制御手段と、可変な回転維持時間が設定可能で、メ
インモータがオフした時点より計数を開始する計数手段
と、低記録密度であるほど回転維持時間を長くする回転
維持時間決定手段と、計数手段の計数値が回転維持時間
に達したならばポリゴンモータ駆動制御手段へのポリゴ
ンモータ駆動信号の出力を中止する中央処理手段とによ
り、記録装置全体の寿命を損なうことなく、記録動作開
始時に、ポリゴンモータがオフの状態より所定の回転数
に達するまでの待ち時間を最小にすることが可能な記録
装置を提供できる。
【図1】本発明の記録装置の制御回路の一実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】同実施例の高記録密度時のポリゴンモータの動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図3】同実施例の低記録密度時のポリゴンモータの動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図4】従来例の記録装置の光書き込み部の構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来例の記録装置の制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】従来例の記録装置のポリゴンモータの動作を示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
6…ポリゴンモータ、 14…CPU、 15…コントロー
ラ、 16…ポリゴンモータ駆動回路、 17…メインモー
タ、 18…メインモータ駆動回路、 19…外部機器、
20…内部タイマ、 21…回転維持時間決定手段。
ラ、 16…ポリゴンモータ駆動回路、 17…メインモー
タ、 18…メインモータ駆動回路、 19…外部機器、
20…内部タイマ、 21…回転維持時間決定手段。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の回転速度で回転可能なポリゴンモ
ータと、ポリゴンモータの回転開始停止及び回転速度を
制御するポリゴンモータ駆動制御手段と、記録動作が終
了してからの時間を計数する計数手段と、計数手段の計
数値が所定値になった時に、ポリゴンモータ駆動制御手
段へのポリゴンモータ駆動信号の出力を中止する中央処
理手段と、ポリゴンモータの回転速度により計数手段の
所定値を異ならせる回転維持時間決定手段とを備えたこ
とを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記ポリゴンモータの回転速度により計
数手段の所定値を異ならせる回転維持時間決定手段は、
前記ポリゴンモータの回転速度が遅いほど、所定値を大
きな値にすることを特徴とする請求項1の記録装置。 - 【請求項3】 前記計数手段は、メインモータの電源が
オフした時点より計数を開始することを特徴とする請求
項1の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075891A JPH05188311A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075891A JPH05188311A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188311A true JPH05188311A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12312590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3075891A Pending JPH05188311A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05188311A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7952604B2 (en) * | 2006-06-12 | 2011-05-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3075891A patent/JPH05188311A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7952604B2 (en) * | 2006-06-12 | 2011-05-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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