JPH05187697A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH05187697A
JPH05187697A JP4004996A JP499692A JPH05187697A JP H05187697 A JPH05187697 A JP H05187697A JP 4004996 A JP4004996 A JP 4004996A JP 499692 A JP499692 A JP 499692A JP H05187697 A JPH05187697 A JP H05187697A
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JP
Japan
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signal
indoor unit
unit
indoor
air conditioner
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JP4004996A
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English (en)
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Fusao Hirasawa
房男 平澤
Yasunori Oyabu
康典 大薮
Kazuo Suzuki
一雄 鈴木
Mayumi Fukuda
真弓 福田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の室内機を共通の遠隔制御ユニットで個
別に制御し得る空気調和装置を提供する。 【構成】 リモコン3から送信される室内機指定信号お
よび動作条件信号を室内機2Bで受信して、指定された
室内機を識別し、この識別された室内機が他の室内機2
Aである場合、該他の室内機2Aに室内機指定信号およ
び動作条件信号を信号伝達線4および室外機1を介して
伝達し、この室内機2Aを前記動作条件信号に応じた所
望の条件で動作するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば1部屋に設置さ
れた複数の室内機を共通の遠隔制御ユニット、所謂リモ
コンによって個別に制御することができる空気調和装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的大きな1つの部屋を1台の室内機
で冷暖房した場合には、例えばL字形のような部屋の形
状、部屋の広さ等により部屋の一部のみがよく冷暖房さ
れたり、されなかったりして、片寄った空調が行われる
ので、複数の室内機で空調を行い、各室内機に異なる空
調ゾーンを分担させることにより、部屋全体を均一に空
調することができる。
【0003】このように1部屋を複数の室内機で空調す
る場合において、各室内機を1台の共通のリモコンで個
別に制御できることが好ましいことは勿論のことであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和装置で
は、1部屋を複数の室内機で空調する場合、各室内機の
動作条件の設定を共通の1台のリモコンで各室内機毎に
個別に行うことができず、各室内機毎の専用のリモコン
で個別に行っているため、各室内機に対応して複数のリ
モコンが必要となり、非経済的であるとともに、操作が
煩雑であるという問題がある。
【0005】また、1部屋を複数の室内機で空調する場
合、各室内機は比較的離隔して設置されるため、各室内
機を共通のリモコンで1箇所から行おうとすると、リモ
コンからの無線信号が適確に届かない室内機もあり、各
室内機を適確に動作させることができないという問題が
ある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、複数の室内機を共通の遠隔制
御ユニットで個別に制御し得る空気調和装置を提供する
ことにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、遠隔制御ユニ
ットからの信号を各室内機に中継して適確に送信し、比
較的離隔して設置された複数の室内機を適確に動作させ
得る空気調和装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和装置は、複数の室内機を共通の遠
隔制御ユニットで個別に制御する空気調和装置であっ
て、遠隔制御ユニットに設けられ、動作させるべき室内
機を指定する指定信号およびこの指定した室内機を動作
させる所望の条件を特定する動作条件信号を送信する信
号送信手段と、室内機に設けられ、前記信号送信手段か
らの指定信号および動作条件信号を受信し、該指定信号
で指定される室内機を識別する識別手段と、該識別手段
で識別された室内機が他の室内機である場合、該他の室
内機に前記指定信号および動作条件信号を伝達する信号
伝達手段と、前記指定信号で指定された室内機を前記動
作条件信号に応じて所望の条件で動作させるように制御
する制御手段とを有することを要旨とする。
【0009】また、本発明の空気調和装置は、複数の室
内機を共通の遠隔制御ユニットで制御する空気調和装置
であって、各室内機に設けられ、遠隔制御ユニットから
送信された信号を受信し、該受信信号が他の室内機に対
するものである場合、該他の室内機に対して前記受信信
号と同じ信号を送信するように中継する中継手段を有す
ることを要旨とする。
【0010】更に、本発明の空気調和装置は、複数の室
内機を共通の遠隔制御ユニットで制御する空気調和装置
であって、遠隔制御ユニットから送信された信号を中継
して、各室内機に送信する中継手段を有することを要旨
とする。
【0011】
【作用】本発明の空気調和装置では、遠隔制御ユニット
から送信される室内機指定信号および動作条件信号を室
内機で受信して、指定された室内機を識別し、この識別
された室内機が他の室内機である場合、該他の室内機に
室内機指定信号および動作条件信号を伝達し、前記指定
信号で指定された室内機を前記動作条件信号に応じた所
望の条件で動作するように制御する。
【0012】また、本発明の空気調和装置では、遠隔制
御ユニットから送信された信号を室内機で受信し、この
受信信号が他の室内機に対するものである場合、該他の
室内機に対して前記受信信号と同じ信号を送信するよう
に中継している。
【0013】更に、本発明の空気調和装置では、遠隔制
御ユニットから送信された信号を中継手段で中継して、
各室内機に送信している。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係わる空気調
和装置の構成を示す図である。同図に示す空気調和装置
は、1台の室外機1および該室外機1に信号伝達線4を
介して連結され、比較的大きな1つの部屋10内に設置
された2台の室内機2A,2Bを有する。両室内機2
A,2Bは1台の共通のリモコン3で個別に遠隔制御さ
れるようになっている。
【0016】図2(a)は、図1に示す空気調和装置に
使用されている室内機等の内部構成を示す図である。同
図に示すように、各室内機2A,2Bはリモコン3から
送出される電波または赤外線等の無線信号11を受信す
る受信部5、該受信部5で受信した信号を解読し、該信
号がどの室内機を指定するものであるかを識別する信号
識別部6、および該信号識別部6で識別した室内機が他
の室内機である場合、該他の室内機にリモコンからの信
号を信号伝達線4を介して伝達する送受信部7を有す
る。
【0017】また、リモコン3は、図2(b)に示すよ
うに、室内機2Aまたは2Bおよび室内機2Aと2Bを
指定する選択ボタン8,9を有する。更に詳しくは、8
は室内機2Aまたは2Bを選択して動作させる室内機A
B選択ボタン8であり、この室内機AB選択ボタン8を
「A」側に操作することにより、室内機2Aが動作し、
「B」側に操作することにより、室内機2Bが動作す
る。また、9は室内機2Aおよび2Bの両方とも選択し
て同時に動作させる室内機AB同時選択ボタン9であ
る。
【0018】また、図2(a)に示すように、リモコン
3は、前記室内機AB選択ボタン8および室内機AB同
時選択ボタン9に加えて、例えば空調温度、冷暖房の指
定、風量、風向等のような各室内機の動作条件を設定す
る手段が設けられており、例えばこの動作条件を設定し
た後に前記室内機AB選択ボタン8または室内機AB同
時選択ボタン9を操作することにより、該ボタン8また
は9で指定された室内機を前記動作条件で作動させるこ
とができる。
【0019】以上のように構成された空気調和装置で
は、リモコン3を用いて、例えば室内機2Aを所望の条
件で動作させたい場合には、リモコン3において該所望
の動作条件を設定した後、リモコン3の室内機AB選択
ボタン8をA側に操作すると、リモコン3から室内機2
Aを指定する指定信号および前記動作条件を特定する動
作条件信号が無線信号11で送信される。
【0020】この無線信号11は、室内機2Aまたは2
Bのいずれでも受信され得るが、例えば図1に示すよう
に室内機2Bのみが受信したとする。すると、室内機2
Bは、その受信部5でリモコンからの信号11を受信
し、この信号を信号識別部6で解読し、室内機2Aに対
する信号であることを識別する。従って、室内機2Bは
送受信部7の制御により該リモコンからの信号を信号伝
達線4および室外機1を介して室内機2Aに送信する。
室内機2Aは、この信号を受信し、前記動作条件信号に
対応して動作条件で室外機1とともに動作する。
【0021】図3(a)は、図1に示す空気調和装置の
変形例における信号の伝達方法を示す説明図である。同
図においては、室内機2Aおよび2Bが直接接続され、
室外機1は室内機2Aに接続されている。リモコン3か
らの信号が室内機2Bで受信されると、該信号は室内機
2Aを介して室外機1に伝達されるようになっている。
【0022】また、図3(b)も図1に示す空気調和装
置の変形例における信号の伝達方法を示す説明図であ
る。両室内機2Aおよび2Bはそれぞれ直接室外機1に
接続されている。リモコン3からの信号は、例えば赤外
線を使用して、断続光として送信される。例えば、両室
内機2Aおよび2Bを同時に動作させる場合には、リモ
コン3の室内機AB同時選択ボタン9を操作することに
より、リモコンからの断続光は両室内機2Aおよび2B
に向けて同時に送信され、室外機1は両室内機から同時
に動作させられる。
【0023】図4(a)は、本発明の他の実施例を示す
図である。同図に示す実施例は、1つの部屋10内に設
けられた2台の室内機20Aおよび20Bのそれぞれに
別々に室外機1Aおよび1Bが設けられ、共通の1台の
リモコン30によって制御される場合である。なお、室
外機1Aおよび1Bは信号伝達線40で接続され、各室
内機20A,20Bと各室外機1A,1Bの間はそれぞ
れ信号伝達線41で接続されている。図4(b)はリモ
コン30を示しているが、図1および図2に示したリモ
コンと同じように室内機AB選択ボタン8および室内機
AB同時選択ボタン9を有している。
【0024】図5は、図4(a)に示す空気調和装置の
各部の内部構成を詳細に示すブロック図である。同図に
示す空気調和装置は、リモコンから各室内機に送信され
る無線信号として赤外線を利用したものであり、リモコ
ン3は制御部および発光素子を有し、各室内機20A,
20Bは受光素子、増幅回路、識別回路、制御部、室温
センサ、熱交温度センサ、室内ファン駆動回路、ファン
モータFM、上下風向グリル駆動回路、左風向グリル駆
動回路、右風向グリル駆動回路および各対応するステッ
ピングモータSM等を有し、更に各室外機1A,1Bは
外気温センサ、熱交温度センサ、制御部、室外ファン駆
動回路、ファンモータFM、周波数可変回路、圧縮機、
開度制御回路、膨張弁、切換回路、四方弁等を有する構
成であり、また各室内機20A,20Bと各室外機1
A,1Bの間は信号伝達線41で接続され、室外機1A
と1Bとの間は信号伝達線40で接続されている。な
お、この室外機間の接続は無線で行ってもよい。
【0025】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て図4に示す空気調和装置の作用を説明する。
【0026】まず最初に、リモコン30上において動作
条件、例えば運転を行うのか停止するのかを示す運転/
停止、冷房または暖房等の運転モード、冷暖房の場合の
設定温度、風量、風向き等の動作条件情報を設定し、こ
の条件で制御したい室内機の指定情報、例えば室内機2
0Aのみ、室内機20Bのみ、室内機20Aと20Bの
両方を指定する情報を前記室内機AB選択ボタン8のA
側またはB側を操作したり、または室内機AB同時選択
ボタン9を操作することにより該室内機指定情報および
前記動作条件情報をリモコン30から前記室内機に向け
て送信すると、室内機20A,20Bのいずれかまたは
両方がこれらの情報を受信する(ステップ210)。こ
れらの情報を受信した室内機は、該受信情報を解読し、
室内機指定情報、運転/停止、冷暖房等の運転モード、
設定温度、風量、風向き等の情報を得る(ステップ22
0)。
【0027】そして、室内機指定情報から制御したい室
内機が一方の室内機20Aのみであるか、他方の室内機
20Bのみであるか、または両方の室内機20A,20
Bであるかを識別し(ステップ230)、この識別した
対応する室内機に受信信号を再送信する(ステップ24
0,250,260)。そして、この再送信を受けた室
内機は対応する室外機とともに前記動作条件に従って動
作する。
【0028】図7は図4に示す空気調和装置においてリ
モコン30からの信号を室内機20Bが受信し、他方の
室内機20Aおよび各室外機1A,1Bに伝達する信号
伝達方法を示す説明図である。
【0029】図7(a)はリモコン30から他方の室内
機20Aを運転させる信号を送信する場合の信号伝達を
示しているが、リモコン30からの信号を受信した室内
機20Bは室外機1B、信号伝達線40を介して他方の
室外機1Aに伝達し、室内機20Aを運転させている。
【0030】図7(b)はリモコン30から室内機20
Bを運転させる場合を示し、リモコン30からの信号を
室内機20Bが受信すると、室外機1Bに該信号を伝達
し、室内機20Bを運転させるようにしている。
【0031】図7(c)はリモコン30から両方の室内
機20A,20Bを運転させる場合を示し、リモコン3
0からの信号を室内機20Bが受信すると、該室内機2
0Bは受信信号を室外機1Bに送るとともに、該室外機
1Bを介して他方の室外機1Aにも送信し、これにより
両室内機を同時に運転させるようにしている。
【0032】図8は、図7に示す信号伝達の変形例を示
す説明図である。前述した図7においては室外機1A,
1B間が信号伝達線40で接続されている場合を示して
いたが、この図8では室内機20A,20B間を信号伝
達線42で接続している。
【0033】図8(a)はリモコン30から他方の室内
機20Aを運転させる信号を送信する場合の信号伝達を
示しているが、リモコン30からの信号を受信した室内
機20Bは受信信号を信号伝達線42を介して他方の室
内機20Aを介して対応する室外機1Aに伝達し、室内
機20Aを対応する室外機1Aとともに運転させてい
る。
【0034】図8(b)はリモコン30から室内機20
Bを運転させる場合を示し、リモコン30からの信号を
室内機20Bが受信すると、室外機1Bに該信号を伝達
し、室内機20Bを運転させるようにしている。
【0035】図8(c)はリモコン30から両方の室内
機20A,20Bを運転させる場合を示し、リモコン3
0からの信号を室内機20Bが受信すると、該室内機2
0Bは受信信号を室外機1Bに送るとともに、信号伝達
線42を介して他方の室内機20Aを介して対応する室
外機1Aに送信し、これにより両室内機を同時に運転さ
せるようにしている。
【0036】図9は、本発明の更に他の実施例に係わる
空気調和装置を示す図である。同図に示す空気調和装置
は、一例としてL字形の比較的大きな1つの部屋31内
に2台の室内機33,35を設け、1台のリモコン37
によって制御するものであるが、各室内機33,35は
リモコン37からの信号を受信する受信部39,41を
それぞれ有するとともに、この受信した信号を他方の室
内機に送信するための発信部49,51をそれぞれ有す
る。また、部屋のほぼ中央には前記発信部からの信号を
中継して他方の室内機に送信する中継器53が設けられ
ている。
【0037】図10は、図9に示す空気調和装置の更に
詳細な構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、室内機33は、リモコン37からの信号を受信する
受信部39、受信信号から操作すべき室内機を識別する
操作対象室内機判断部53、全体の動作を制御する制御
部54、受信信号と同じ信号を発生する信号発生部5
5、および信号を他方の室内機に送信する発信部49を
有する。なお、図10においては、室内機35の内部構
成が詳細に示されていないが、該室内機35の構成も一
方の室内機33の構成と同じである。
【0038】以上のように構成された空気調和装置にお
いて、図9に示すように、空気調和装置37から送信さ
れた信号が例えば一方の室内機33の受信部39で受信
されると、該室内機33は該受信信号を前記操作対象室
内機判断部53で解読し、該受信信号がどの室内機を制
御するであるか否かを識別する。この結果、自室内機3
3を制御するものであることが識別された場合には、制
御部54は該室内機33を受信信号の内容に従って運転
するように制御するが、他方の室内機35を制御するも
のであることが識別されると、該室内機33は信号発生
部55において前記受信信号と同じ信号を発生し、この
信号を発信部49を介して送信する。
【0039】室内機33の発信部49から送信された信
号は、部屋31のほぼ中央に設置されている中継器53
で中継されて、他方の室内機35の受信部41で受信さ
れ、該室内機が受信信号の内容に応じて運転制御され
る。
【0040】このように中継器53を部屋のほぼ中央等
のように両室内機から障害物等のない場所等に設置する
ことにより、例えば図9に示すように他方の室内機から
離れた場所から1台の共通のリモコンで遠隔制御する場
合でも、該他方の室内機はリモコンからの信号を適確に
受信し、確実に動作することができるようになる。
【0041】図11は、本発明の別の実施例に係わる空
気調和装置を示す図である。同図に示す空気調和装置
は、図9に示した実施例の各室内機が発信部をそれぞれ
有するものであったのに対して、各室内機は受信部を有
するも発信部を持たず、リモコンからの信号はすべて部
屋のほぼ中央等に設けられた中継器を介して各室内機に
送信されるようになっているものである。
【0042】すなわち、図11に示すように、リモコン
101からの信号は中継器111ですべて中継され、該
中継器111の発信部123または124から受信内容
に対応する室内機103,105に送信され、各室内機
103,105の受信部104,112でそれぞれ受信
されるようになっている。
【0043】図12は、前記中継器111の詳細な構成
を示すブロック図である。同図に示すように、中継器1
11は、リモコン101からの信号を受信する受信部1
20、該受信信号から操作対象室内機を識別する操作対
象室内機判断部121、受信信号と同じ信号を発生する
信号発生部122、前記操作対象室内機判断部121で
識別した室内機103,105に対して信号発生部12
2からの信号をそれぞれ送信する発信部123,124
を有する。
【0044】このように構成された空気調和装置におい
て、リモコン101から送信された信号は、図11に示
すように、部屋のほぼ中央等に設けられた中継器111
の受信部120で受信され、操作対象室内機判断部12
1で識別される。この識別された室内機に対して信号発
信部122からの信号が発信部123または124また
は両方を介して送信される。例えば、一方の室内機10
3が識別された場合には、発信部123から該室内機1
03の受信部104に向けて信号を送信し、また他方の
室内機105が識別された場合には、発信部124から
該室内機105の受信部112に向けて信号を送信し、
更に両室内機103,105の場合には、両発信部12
3,124から両室内機の受信部104,112に向け
て信号が送信される。そして、この信号を受信した室内
機は、該受信信号に従って運転制御される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遠隔制御ユニットから送信される室内機指定信号および
動作条件信号を室内機で受信して、指定された室内機を
識別し、この識別された室内機が他の室内機である場
合、該他の室内機に室内機指定信号および動作条件信号
を伝達し、前記指定信号で指定された室内機は前記動作
条件信号に応じた所望の条件で動作するように制御され
るので、1台の遠隔制御ユニットによって複数の室内機
を個別に制御することができ、複数の遠隔制御ユニット
を必要とせず、経済的であるとともに、操作も簡単とな
り、扱い易いものとなる。
【0046】また、受信信号が他の室内機に対するもの
である場合、他の室内機に対して受信信号と同じ信号を
送信するように中継したり、遠隔制御ユニットから送信
された信号を中継手段で中継して各室内機に送信してい
るので、1台の遠隔制御ユニットから複数の室内機に適
確に信号を送信し、各室内機を確実に動作させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる空気調和装置の構成
を示す図である。
【図2】図1に示す空気調和装置に使用されている室内
機等の構成を示す図である。
【図3】図1に示す空気調和装置の変形例における信号
の伝達方法を示す説明図である。
【図4】図1に示す空気調和装置の変形例における信号
の伝達方法を示す説明図である。
【図5】図4に示す空気調和装置の各部の内部構成を詳
細に示すブロック図である。
【図6】図4に示す空気調和装置の作用を示すフローチ
ャートである。
【図7】図4に示す空気調和装置における信号伝達方法
を示す説明図である。
【図8】図7に示す信号伝達の変形例を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の更に他の実施例に係わる空気調和装置
を示す図である。
【図10】図9に示す空気調和装置の更に詳細な構成を
示すブロック図である。
【図11】本発明の別の実施例に係わる空気調和装置を
示す図である。
【図12】図11に示す空気調和装置の更に詳細な構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 室外機 2A,2B 室内機 3 リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 真弓 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室内機を共通の遠隔制御ユニット
    で個別に制御する空気調和装置であって、遠隔制御ユニ
    ットに設けられ、動作させるべき室内機を指定する指定
    信号およびこの指定した室内機を動作させる所望の条件
    を特定する動作条件信号を送信する信号送信手段と、室
    内機に設けられ、前記信号送信手段からの指定信号およ
    び動作条件信号を受信し、該指定信号で指定される室内
    機を識別する識別手段と、該識別手段で識別された室内
    機が他の室内機である場合、該他の室内機に前記指定信
    号および動作条件信号を伝達する信号伝達手段と、前記
    指定信号で指定された室内機を前記動作条件信号に応じ
    て所望の条件で動作させるように制御する制御手段とを
    有することを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 複数の室内機を共通の遠隔制御ユニット
    で制御する空気調和装置であって、各室内機に設けら
    れ、遠隔制御ユニットから送信された信号を受信し、該
    受信信号が他の室内機に対するものである場合、該他の
    室内機に対して前記受信信号と同じ信号を送信するよう
    に中継する中継手段を有することを特徴とする空気調和
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の室内機を共通の遠隔制御ユニット
    で制御する空気調和装置であって、遠隔制御ユニットか
    ら送信された信号を中継して、各室内機に送信する中継
    手段を有することを特徴とする空気調和装置。
JP4004996A 1992-01-14 1992-01-14 空気調和装置 Pending JPH05187697A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11173637A (ja) * 1997-12-16 1999-07-02 Sanyo Electric Co Ltd 空調システム
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