JPH05186595A - 光硬化性樹脂組成物およびこれを用いた光コネクタ清掃具 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物およびこれを用いた光コネクタ清掃具

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JPH05186595A
JPH05186595A JP4002306A JP230692A JPH05186595A JP H05186595 A JPH05186595 A JP H05186595A JP 4002306 A JP4002306 A JP 4002306A JP 230692 A JP230692 A JP 230692A JP H05186595 A JPH05186595 A JP H05186595A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、酸素阻害が無く成形性に優れ、硬
化後の弾性率が小さい光硬化性樹脂組成物と、この光硬
化性樹脂組成物を用いることにより良好な清掃特性を有
するとともに製造性が優れ、コスト低減が可能な光コネ
クタ清掃具を得ることを目的とする。 【構成】 光硬化性樹脂組成物は、ポリオレフィンとポ
リチオールの混合物をベースレジンとして含有すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光硬化性樹脂組成物お
よびこれを用いた光コネクタ清掃具に関し、光コネクタ
清掃具は光コネクタの接続作業において事前にその端面
を清浄にするのに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ相互間の接続に使われる光コ
ネクタは、光ファイバ端面同士をミクロンオーダの高精
度に整列させて直接突き合わせる必要がある。このた
め、光コネクタを使用する際には接続作業の前にフェル
ール端面を清浄にしなければならない。特に、奥まった
ところにあるフェルール端面の清掃を不注意に行うと、
清掃具の糸屑やけば等が内部に残ったり清掃具に含ませ
た溶剤が残留したりして、光コネクタの接続特性が劣化
する場合が生じる。このため清掃は細心の注意を払って
行わなくてはならず、作業がたいへんで煩雑であった。
【0003】従来のフェルール端面清浄方法では、清掃
具としての綿棒やけばのでにくい清掃用紙を用いる清掃
法が一般的である。例えば綿糸を巻き付けた従来の綿棒
では、綿糸自体の直径が大きく、また綿糸同士の間隙が
大きいため、綿棒の綿糸部だけではゴミや油を確実に拭
き取ることは困難である。さらに清掃時には綿棒をジャ
ックの内部で回転させたり、軸方向に挿抜したりして使
用するが、この際にこすれて綿糸が切れたり巻き付け部
から外れたりして糸屑が生じ易い。こういった問題を防
ぐため、通常綿棒を使用する場合には綿糸巻き付け部に
エタノール等の溶剤を含ませて使用し、かつ清掃後はフ
ロンガス等のガスによる糸屑や溶剤を吹き飛ばす方法を
とっていた。この場合、可燃物であるエタノール等の溶
剤の管理が煩雑になることに加えて、使用するフロンガ
スや炭酸ガス等により環境が汚染されるおそれがある。
【0004】そこで、従来の清掃具の問題を解決するた
めに、簡便な操作で光コネクタのフェルール端面を清浄
することができ、かつ、エタノール等の有機溶剤やフロ
ンガス等のガスを使用しないで清浄な状態を再現できる
光コネクタの清浄具が提案されている。例えば、実願昭
2−26202号の「光コネクタの清掃具」では、操作
用の芯の先端に弾性体を設け、この弾性体の周囲を極細
繊維で織られた布で覆った構造の清浄具を用いて清掃す
る方法が提案されている。このような光コネクタの清浄
具においては、清掃部分が撚糸ではなく極細繊維で織ら
れてた布であるため、糸切れ等が起った場合でも糸くず
が発生しにくい。また、弾性体を設けた構造により、清
掃布の表面の清掃面を効率的にフェルール端面に押しつ
けることが可能になり、フェルールの端面を確実に清浄
にすることを可能とする。さらに、奥まった場所のフェ
ルール端面を清掃する場合にも、弾性体の働きにより、
清掃布に過大な負荷がかかって清掃布が破れたり芯の先
端がフェルール端面を傷つけたりするという心配がな
い。また、弾性体からの反力により、前記布とフェルー
ル端面の間の圧力を一定に保つことが容易に可能とな
り、フェルール端面清浄作業を簡便かつ均一に行うこと
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、極
細繊維と弾性体を組み合わせた光コネクタの清掃具は数
々の利点を有するが、その製造にあっては清掃布の表面
の清掃面を効率的にフェルール端面に押しつけることが
できる弾性体を開発することが重要な課題であった。
【0006】弾性体に対する要求条件には以下のような
ものがある。フェルール面に清掃具を押しつけたとき
に清掃布が均一に密着するように適度なゴム弾性を有す
ること。光コネクタ清掃具は使用量が多いため、多量
かつ安価に作製する必要がある。金型の使用効率を向上
させるため、成形時間が短く短時間で多量に作製可能な
こと。成形時の加熱で軸材料を劣化させることがない
ように、低温で成形可能なことである。
【0007】一般に、弾性体としてはゴム系材料が使用
される。これらの材料は成形前は液状またはペースト状
で、加熱により架橋反応が起って固体の弾性体になる。
通常、加熱操作には2時間以上の長時間を要し、この間
成形用金型が占有されるため製造性が劣る。この問題を
解決するために、光硬化性樹脂を弾性体に適用する試み
がある。しかし、従来の光硬化性樹脂は酸素阻害により
空気中で成形できないため、窒素容器中で硬化させる等
の特殊な硬化方法が必要であった。また、弾性率が大き
く、光コネクタ清掃具用弾性体として使用できないとい
う問題があった。
【0008】そこで、本発明は、酸素阻害が無く成形性
に優れ、硬化後の弾性率が小さい光硬化性樹脂組成物
と、この光硬化性樹脂組成物を用いることにより良好な
清掃特性を有するとともに、製造性が優れ、コスト低減
が可能な光コネクタ清掃具を得ることができる光硬化性
樹脂組成物およびこれを用いた光コネクタ清掃具を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光硬化性樹脂組成物は、第1に、ポリオレ
フィンとポリチオールの混合物をベースレジンとして含
有することを要旨とする。
【0010】第2に、ポリオレフィンとポリチオールと
エポキシ樹脂とを含有することを要旨とする。
【0011】第3に、ポリオレフィンとポリチオールの
混合物100重量部に対し、エポキシ樹脂を5から50
重量部含有することを要旨とする。
【0012】第4に、本発明の光コネクタ清掃具は、棒
状の軸の先端部に、上記第1、第2又は第3の構成の光
硬化性樹脂組成物を所定形状に成形してなることを要旨
とする。
【0013】
【作用】上記構成において、第1に、光硬化性樹脂組成
物はポリオレフィンとポリチオールの混合物をベースレ
ジンとしているため酸素阻害を受けない。従来の光硬化
性樹脂では酸素阻害のため空気を遮断して成形する必要
があったが、光硬化性樹脂組成物では空気中で成形可能
となり大幅な製造性の向上が得られる。ポリオレフィン
としては、例えばアルコールとジイソシアナートとを反
応させて得たウレタン系高分子にし、さらにアリルアル
コールを反応させて得るウレタン系ポリエン、エポキシ
化合物とアリルアルコールの反応またはエポキシ樹脂と
アリルアミンの反応で合成するポリエン等が使用でき
る。ポリチオールとしてはβ−メルカプトプロピオン酸
とトリメチロールプロパン或いはペンタエリスリトール
等のポリチオールとのエステル化反応によって得られる
生成物が使用できる。
【0014】第2に、ポリオレフィンとポリチオール
に、さらにエポキシ樹脂を含有させることにより、硬化
後の弾性率を大きく低減することが可能となる。光コネ
クタ清掃具に使用する弾性体としては、ショアーA硬度
が75以下の物質を使用する。ポリオレフィンとポリチ
オールの混合物のみでショアーA硬度を75以下にでき
る場合は少ないが、エポキシ樹脂の添加により光コネク
タ清掃具の弾性体を成形可能な光硬化性樹脂組成物をさ
らに容易に提供することが可能となる。エポキシ樹脂と
してはブタンジオールやヘキサンジオールのジグリシジ
ルエーテル等の脂肪族ジエポキシド、アリルグリンジル
エーテル、ブチルグリシジルエーテル等の脂肪族モノエ
ポキシド、フェニルグリシジルエーテル等の芳香族エポ
キシド、ビス(3、4−エポキシシクロヘキシル)アジ
ペート等の脂環式エポキシ樹脂等が使用できる。
【0015】第3に、ポリオレフィンとポリチオールと
エポキシ樹脂とを含有する光硬化性樹脂組成物におい
て、ポリオレフィンとポリチオールの混合物100重量
部に対し、エポキシ樹脂を5から50重量部に規定する
ことにより、ショアーA硬度を確実に75以下とするこ
とが可能となり、光コネクタ清掃具用弾性体としての要
求特性を充分に満足させることができる。
【0016】なお、第1、第2、第3の構成の光硬化性
樹脂組成物において、硬化時間をさらに短縮する目的で
ベンゾフェノン、フルオレノン、ベンザンスロン等のカ
ルボニル化合物を増感剤として混合することにより、作
業性をより改善することが可能となる。
【0017】第4に、棒状の軸の先端部に、第1、第2
又は第3の構成の光硬化性樹脂組成物を所定形状に成形
した光コネクタ清掃具は、硬化後の弾性率が小さいた
め、良好な清掃特性を得ることが可能となる。また、上
記光硬化性樹脂組成物を用いて光コネクタ清掃具を製造
する場合の、光硬化のため作業時間は数分で充分であ
る。従来の熱硬化型樹脂を使用した場合には数時間金型
を占有していたため、本光硬化性樹脂組成物の使用によ
り製造効率は少なくとも10倍以上改善される。さら
に、加熱装置が必要でなくなることから、大幅なコスト
低減が可能となる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。
【0019】実施例1 ポリオレフィンとしてブタンジオールとヘキサメチレン
ジイソシアナートとアリルアルコールを反応させて得た
ウレタン系のポリエン、ポリチオールとしてβ−メルカ
プトプロピオン酸とトリメチロールプロパンのエステル
化反応によって得た生成物、増感剤としてベンゾフェノ
ンを使用した。前記ポリオレフィンとポリチオールと増
感剤を重量比70:29:1で混合した光硬化性樹脂組
成物を調整した後、シャーレ上に2mmの厚さとなるよう
に注型し、超高圧水銀灯を用いて10mW/cm2 の紫外線
を10分間照射して空気中で硬化させた。硬化物のショ
アーA硬度は71であった。組成物3を、図3に示すシ
リコン樹脂製の成形鋳型に注入し、芯(棒状の軸)4を
差し込んだ後超高圧水銀灯を用いて10mW/cm2 の紫外
線5を10分間照射して硬化させた。図3において、
1,2はそれぞれ成形鋳型を構成する成形型本体及び囲
い治具であり、両者1,2は紫外線を透過し易く、また
組成物3との剥離性を有する観点から上記のようにシリ
コン樹脂で作製されている。成形型本体1は、芯4とほ
ぼ同径の貫通穴11とその先端に太径部12が設けられ
た穴を有している。成形型本体1の貫通穴11に芯4を
挿入した後、成形型本体1の表面13に図示省略の位置
決め治具を押し付けることにより穴に対する芯4の位置
決めが行われる。位置決めを行った後、位置決め治具が
成形型本体1から取り外され、代りに囲い治具2が成形
型本体1に重ねられて上方から組成物3が流し込まれ
る。組成物3が硬化後、囲い治具2が成形型本体1から
取り外され、鋭利な先端部を有する切断治具6により、
成形型本体1の表面13に沿って硬化した余分な組成物
が取り除かれる。このあと成形型本体1の貫通穴11の
下側から芯4の後端部を押し出すことにより、芯4と組
成物3の硬化した弾性体31とが一体となって取り外さ
れる。
【0020】その後、上述の成形物を使用して図1に示
す光コネクタ清掃具10を作製した。清掃は図2に示し
たように、光コネクタ清掃具10の先端を光コネクタジ
ャック7の先端741から差し込み、図中の矢印で示し
たように芯4を摘んで回転及び挿抜を行う操作によっ
た。本発明の組成物を使用して作製した弾性体31は先
端部32がフェルール72の端面721に押し付けられ
て変形しながら清掃布8の先端81を挟んで密着した。
このため、光コネクタ清掃具10を回転させることによ
り端面721の広い範囲のゴミや油分を容易に取り除く
ことができた。さらに、弾性体31の硬化により清掃布
の襞部83が割スリーブ71の内面711に適度な圧力
で接触するため、光コネクタ清掃具10の回転、挿抜に
ともなって、割スリーブ71の内面711のゴミや油分
を容易に取り除くことが可能となった。以上の過程で油
分は清掃布8に吸い取られ、ゴミ等も清掃布の編み目に
取り囲まれて清掃が完了した。
【0021】本実施例において、光コネクタ清掃具10
の作製に光硬化性樹脂組成物を適用できたことは明らか
であり、本実施例の光硬化性樹脂組成物を使用すること
によって短時間に要求特性を満足する光コネクタ清掃具
用弾性体を提供することができる。
【0022】実施例2 ポリオレフィンとしてビスフェノール型エポキシ樹脂と
アリルアルコールを反応させて得たエポキシ系のポリエ
ン、ポリチオールとしてβ−メルカプトプロピオン酸と
ペンタエリスリトールのエステル化反応によって得た生
成物、増感剤としてフルオレノンを使用し、重量比6
0:39:1で混合した光硬化性樹脂組成物を調整し
た。実施例1と同様の方法で硬化させた場合の硬化物の
ショアーA硬度は75であった。また、実施例1と同様
に、本実施例の光硬化性樹脂を使用した光コネクタ清掃
具の作製が可能であり、良好な清掃特性が得られた。
【0023】実施例3 ポリオレフィンとポリチオールを組み合わせた市販の光
硬化性樹脂組成物(旭電化製BY−310)を実施例1
と同様の方法で硬化させた場合、硬化物のショアーA硬
度は78であり、そのままでは光コネクタ清掃具用弾性
体として使用できない。BY−310にヘキサンジオー
ルのジグリシジルエーテル(HDDG)、ブチルグリシ
ジルエーテル(BGE)、フェニルグリシジルエーテル
(PGE)、ビス(3、4−エポキシシクロヘキシル)
アジペート(BECA)の各エポキシ樹脂を添加し、紫
外線照射により硬化させた場合のショアーA硬度を図4
に示す。ベースレジンにエポキシ樹脂を添加すると硬化
物の硬度は低下し、要求特性の硬度75以下を満足する
ようになる。ただし、添加量が多くなると硬化しにくく
なったり、硬化物が脆くなったりするため光コネクタ清
掃具用弾性体としての利用が不可能となる。図4から、
100重量部のBY−310に対し、HDDGでは20
〜50重量部、BGEでは5〜40重量部、PGEでは
7〜40重量部、BECAでは25〜45重量部添加し
た場合にショアーA硬度が75以下の弾性体となり、光
コネクタ清掃具用弾性体としての要求特性を満足するこ
とが分る。この結果、実施例1と同様に、上記範囲の光
硬化性樹脂を使用した光コネクタ清掃具の作製が可能で
あり、良好な清掃特性が得られた。
【0024】本実施例より、エポキシ化合物の添加によ
り、ポリオレフィンとポリチオールを組み合わせた光硬
化性樹脂組成物の光硬化性を損なわずに硬度を大きく低
減できることが明らかである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光硬化性
樹脂組成物は酸素阻害を受けず成形性に優れ、かつ、光
照射により短時間で硬化するため、清掃具用弾性体の製
造性が大幅に向上し大幅なコスト低減が可能となる。ま
た、この光硬化性樹脂組成物を用いて作製した光コネク
タ清掃具は、光硬化性樹脂組成物硬化後の弾性率が小さ
いため、良好な清掃特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光コネクタ清掃具の実施例を示す
縦断面図である。
【図2】図1の光コネクタ清掃具による光コネクタジャ
ックの清掃状態例を示す図である。
【図3】本発明の光硬化性樹脂組成物を成形鋳型に注入
して光コネクタ清掃具の作製状態を示す図である。
【図4】ポリオレフィンとポリチオールを組み合わせた
市販の光硬化性樹脂組成物にヘキサンジオールのジグリ
シジルエーテル(HDDG)、ブチルグリシジルエーテ
ル(BGE)、フェニルグリシジルエーテル(PG
E)、ビス(3、4−エポキシシクロヘキシル)アジペ
ート(BECA)の各エポキシ樹脂を添加し、紫外線照
射により硬化させた場合のショアーA硬度を示す特性図
である。
【符号の説明】
3 光硬化性樹脂組成物 4 芯(棒状の軸) 10 光コネクタ清掃具 31 光硬化性樹脂組成物の硬化した弾性体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィンとポリチオールの混合物
    をベースレジンとして含有することを特徴とする光硬化
    性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリオレフィンとポリチオールとエポキ
    シ樹脂とを含有することを特徴とする光硬化性樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】 ポリオレフィンとポリチオールの混合物
    100重量部に対し、エポキシ樹脂を5から50重量部
    含有することを特徴とする光硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 棒状の軸の先端部に、請求項1,2又は
    3記載の光硬化性樹脂組成物を所定形状に成形してなる
    ことを特徴とする光コネクタ清掃具。
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