JPH05185492A - 樹脂ホースの製造方法 - Google Patents

樹脂ホースの製造方法

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JPH05185492A
JPH05185492A JP4194780A JP19478092A JPH05185492A JP H05185492 A JPH05185492 A JP H05185492A JP 4194780 A JP4194780 A JP 4194780A JP 19478092 A JP19478092 A JP 19478092A JP H05185492 A JPH05185492 A JP H05185492A
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hose
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hose body
die
molding
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実 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホースにおける相手側部材との接続部の内面
形状,寸法精度を高くするための研磨加工を不要化する
ため、ホース本体をブロー成形し、接続部をインジェク
ション成形するに際して材料漏出によるバリの発生を防
止してバリ取仕上工程を不要化でき、またインジェクシ
ョン成形に際しての肉欠けが生じないようにする。 【構成】 熱可塑性樹脂をブロー成形してホース本体1
2を形成した後、該ホース本体12を中型24と外型2
2とを含むインジェクション用の成形型20にセットし
て封止手段28,30,40,42により該中型24を
該ホース本体12の開口部に液密に密着させ、その状態
で該開口部に隣接する成形キャビティ26内に材料を射
出してホースにおける相手部材との接続部を成形すると
ともに該ホース本体12に一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車用エアーダクト
ホース,フィラーホース等の製造に好適な樹脂ホースの
製造方法に関する。
【0002】
【発明の背景】例えば自動車用のエアーダクトホース,
フィラーホース等において、近時これらをゴムホースに
代えて樹脂製のホースを使用することが検討され、実際
に使用されてきている。
【0003】この樹脂製のホースは、ゴムホースに比べ
て比重が軽く軽量化が可能であること、軟質部分と硬質
部分とを有するものを一体成形品で構成可能であるこ
と、形状等の設計の自由度が高いこと等の利点を有して
いる。
【0004】ここで軟質部分と硬質部分とを有するもの
を一体成形品で構成できるとは次のことを意味する。例
えばゴムホースの場合、軟質部分と硬質部分とを一体品
で構成することは困難であって、この場合硬さが要求さ
れる部分については金属パイプで構成し、他の可撓性が
要求される部分についてこれをゴムホースで構成し、両
者を組み付けるといったことが行われるのに対して、樹
脂製ホースの場合には硬さの必要な部分について硬質の
樹脂材を用いる一方、軟らかさが必要とされる部分につ
いては軟質材料を用い、ホース成形時にこれら材料を用
いて硬質部分と軟質部分とを一体に成形できるのであ
る。而してこのように軟質部分と硬質部分とを一体成形
品で構成できれば部品点数が低減し、低コスト化を図る
ことができる。
【0005】また形状等の設計自由度が高いとは、ゴム
ホースの場合には例えばこれを断面扁平形状にすると負
圧等が作用したとき同部分が変形し易くなるのに比べ
て、樹脂ホースの場合には硬質材料を用いることによ
り、扁平形状であってもこのような負圧にも十分耐え得
るようにでき、形状的な制限が少ないことを意味してい
る。
【0006】ところでこのような樹脂ホースの場合、そ
の成形方法としてブロー成形法が好適に採用されるが、
このブロー成形法は、一般に筒状且つ袋状のパリソンを
エアーの吹込みにより膨らませて成形型の内面に密着さ
せ、以て所定形状に成形する関係上、その外面について
は成形型により所定形状に正確に成形できるものの、内
面側についてはフリーの状態で成形されることとなるた
め、形状,寸法精度が悪くなるのを避け得ない。
【0007】しかしながらホースにあっては、その端部
等接続部内側に金属パイプ等相手部材を嵌入させて接合
し、その際に接合部分のシール性を確保する必要がある
場合があり、このような場合に接続部内面の形状,寸法
精度が悪いと、即ちその内径寸法や肉厚がばらついてい
たり、偏肉があったり、内面に凹凸があったりすると、
相手部材との接合部のシール性を十分確保することがで
きない。
【0008】そこでこのようなブロー成形による樹脂ホ
ースの場合、接続部内面を研磨して所定形状,寸法に仕
上げ加工することが行われている。
【0009】しかしながらこのような研磨を施すと、そ
れだけホース製造工程が増すのみならず、加工部分及び
その周辺に研磨粉が残ってしまう。このためこの研磨粉
を除去するための洗浄工程も必要となってホース製造に
おける工程が増々増加し、コストも高くなってしまう。
【0010】そこで本発明者は、熱可塑性樹脂をブロー
成形してホース本体を形成した後これをインジェクショ
ン用の成形型にセットした状態で相手部材への接続部を
インジェクション成形するとともにホース本体に一体化
することを特徴とする樹脂ホースの製造方法を発明し、
先の特許願(特願平3−39145号)において提案し
た。
【0011】図20はその一実施例を示している。図示
の方法では、ホース本体100を熱可塑性樹脂のブロー
成形により得、これをインジェクション用の成形型10
2にセットしてキャビティ内に材料を射出し、以て相手
部材との接続用端部104を成形するとともにホース本
体100に一体化するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところでホース本体を
ブロー成形した場合、前述したようにその内面はフリー
の状態で成形されるために、即ち成形型による拘束を直
接受けない状態で成形されるために寸法のばらつきがあ
り、このため図21にモデル的に示しているように、ブ
ロー成形したホース本体100をインジェクション用の
成形型に対して、その中型(マンドレル型)106がホ
ース本体100の開口内に嵌入する状態にセットしたと
き、ホース本体100の端部開口等の開口内面と中型1
06との間に隙間が生じることがある。
【0013】この場合中型106と外型108との間に
形成されるキャビティ内に材料の射出を行なったとき、
材料がそれらの隙間から漏出してバリ110を発生する
といった問題を生ずる。而してこのバリ110の量が多
くなったとき、接続用端部104等相手部材との接続部
が材料不足となって肉欠け等の不良を起こす恐れが生ず
る。
【0014】また逆にホース本体100の開口内面の径
が中型106の外径よりも小さいとき、中型106をホ
ース本体100の開口内に挿入するのが難しくなり、作
業性が悪くなる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、熱可塑性樹脂をブロー成形してホース本体を
形成した後、該ホース本体を中型と外型とを含むインジ
ェクション用の成形型にセットして封止手段により該中
型を該ホース本体の開口部に液密に密着させ、その状態
で該開口部に隣接する成形キャビティ内に材料を射出し
てホースにおける相手部材との接続部を成形するととも
に該ホース本体に一体化することを特徴とする(請求項
1)。
【0016】本願の別の発明は、熱可塑性樹脂をブロー
成形してホース本体を形成した後、該ホース本体を中型
と外型とを含むインジェクション用の成形型に対して、
該ホース本体の開口部内に該中型の先端部を嵌入させる
状態にセットし、該中型の嵌入部分を内側の芯体と該芯
体の外周面を被う弾性層とで構成した上該成形型に該弾
性層の拡径手段を設け、該弾性層の拡径により中型と前
記ホース本体の開口部内面とを密着させた状態で該開口
部に隣接する成形キャビティ内に材料を射出してホース
における相手部材との接続部を成形するとともに該ホー
ス本体に一体化することを特徴とする(請求項2)。
【0017】本願の更に別の発明は、熱可塑性樹脂をブ
ロー成形してホース本体を形成した後、該ホース本体を
中型と外型とを含むインジェクション用の成形型に対し
て、該ホース本体の開口部内に該中型の先端部を嵌入さ
せる状態にセットし、該開口部に隣接するキャビティ内
に材料を射出してホースにおける相手部材との接続部を
インジェクション成形するとともに該ホース本体に一体
化するようにし、且つ該開口部内面に、内径が開口端に
向かって拡径する拡径部を設ける一方、前記中型の該開
口部内への嵌入部分を含む先端側部分を中型本体に対し
て軸方向にスライド可能と成すとともに、該スライド部
の外周面に該スライド部の後端側から先端側に進むにつ
れて外径が漸次小さくなる縮径部を設け、該スライド部
の押出しにより該縮径部を前記開口部内面の拡径部に密
着させて前記キャビティを封止した状態で、前記接続部
のインジェクション成形を行うことを特徴とする(請求
項3)。
【0018】本願の更に別の発明は、熱可塑性樹脂をブ
ロー成形してホース本体を形成した後、該ホース本体を
中型と外型とを含むインジェクション用の成形型に対し
て、該ホース本体の開口部内に該中型の先端部を嵌入さ
せる状態にセットし、該開口部に隣接するキャビティ内
に材料を射出してホースにおける相手部材との接続部を
インジェクション成形するとともに該ホース本体に一体
化するようにし、且つ開口部内面に、開口端に向かって
拡径する拡径部を設ける一方、前記中型の該開口部内へ
の嵌入部分の外周面に環状の突起を形成し、該中型の該
開口部内への嵌入時に該突起を前記拡径部に押しつける
ことによって前記キャビティを封止し、その状態で前記
接続部をインジェクション成形することを特徴とする
(請求項4)。
【0019】
【作用及び発明の効果】請求項1の発明によれば、上記
先願発明と同様の効果を得ることができる。即ちこの発
明によれば、ホース成形と同時に長手方向端部等相手側
との接続部を所定形状,寸法に形成することができ、従
来のようにホース成形後においてその接続部内面を研磨
することを要しない。
【0020】それ故かかる研磨工程を省略できるのみな
らず、その後において残留した研磨粉を取り除くための
洗浄工程も不要となり、全体の工程数が減少してコスト
を低減することができる。
【0021】しかも本発明に従ってホースの接続部をイ
ンジェクション成形した場合、後において接続部内面を
研磨加工した場合に比べて接続部内面をより高い精度で
成形加工でき、このため接続部に金属パイプ等相手部材
を接続したときのシール性の信頼性が向上する。
【0022】またこの発明によれば、ホース本体を硬質
の樹脂材で、接続部を軟質の樹脂材で構成できる利点も
生ずる。
【0023】例えば自動車用エアーダクトホースにおい
ては、使用時に負圧がホースに作用するため、ホース本
体が軟らかい材料で形成されていると本体が変形を起こ
し、これによりホースを通じてのエアの吸引量が減少し
てエンジンの不完全燃焼の原因となる。これを防ぐため
にホース全体を硬い材料で形成すると、接続部に相手部
材を接続したときシール性が損なわれてしまう。
【0024】しかるにこの発明に従ってホース本体を硬
質の樹脂材で、接続部を軟質の樹脂材で形成するように
すれば、ホースに耐負圧性等機械的強度を与えることが
できる一方、接続部のシール性も良好とすることができ
る。勿論ホース本体に部分的に蛇腹部を形成したり、更
にこの蛇腹部を軟質樹脂で構成して適宜ホースに柔軟性
を付与することもできる。
【0025】本発明では、封止手段が中型とホース本体
の開口部、例えば成形キャビティに臨む開口端ないし開
口部内面の所定部位とを液密にシールするため、開口部
に隣接する成形キャビティに流動状態の材料を射出した
とき、材料の漏出によるバリを発生させない。
【0026】それ故、後においてバリの除去工程を必要
としないし、またバリの除去加工に伴う削り粉を加工部
周辺に残留させてしまう問題も生じず、削り粉除去のた
めの洗浄工程も必要としない。
【0027】またバリを発生させないので、キャビティ
内に予定量の材料を充分に充満させ得、従って接続部に
肉欠け等の不良を生ぜしめない。
【0028】請求項2の発明は、中型におけるホース本
体への嵌入部分の外周部を弾性層で構成してこれを拡径
手段により拡径させるようにしたものであり、かかる嵌
入部分の外径を予め小さく設定しておくことにより、ブ
ロー成形されたホース本体の開口部に中型を容易に嵌入
させることができる。
【0029】また嵌入後は弾性層を拡径させることで中
型外周面をホース本体の開口内に確実に密着させること
ができ、それらの間に隙間を生ぜしめない。従って開口
部に隣接するキャビティ内に流動状態の材料を射出した
とき、材料の漏出によるバリを発生させない。
【0030】請求項3の発明によれば、中型をホース本
体の開口部内に嵌入させる際、スライド部の押出しによ
ってその縮径部と開口部内面の拡径部とを当接させるこ
とにより、成形キャビティの一端を確実にシールし、こ
の状態で接続部をインジェクション成形できる。このた
めかかる接続部のインジェクション成形時に流動材料が
キャビティから漏出してバリを発生させる問題を生じな
い。
【0031】従ってその後においてバリの除去工程も必
要でないし、更にバリ除去後における削り粉除去のため
の洗浄工程も必要としない。またバリの多量発生による
接続部の肉欠け等の不良も生じない。
【0032】この発明では、中型のスライド部における
縮径部をホース本体の開口部内面の拡径部に当接させて
キャビティのシールを行うようにしているため、中型に
おける縮径部より先端側の部分をホース本体の開口部内
に所定の隙間を以て遊嵌させることができる。
【0033】即ち縮径部より先端側の部分を開口部内面
に隙間なく嵌合させる必要がないのであり、従って中型
をホース本体の開口部内に嵌入させるに際し、容易にこ
れを行なうことができ、作業性も良好となる。
【0034】一方請求項4の発明は、中型の側に突起を
形成し、中型をホース本体の開口部内に嵌入させる際、
その突起を開口部内面の拡径部に当接させるようにした
ものである。
【0035】これによりキャビティが液密にシールされ
る。従ってこの状態で接続部をインジェクション成形す
ることでバリの発生を防止でき、また中型の挿入性を良
好とできる等、上記と同様の効果を得ることができる。
【0036】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において、10は自動車用エアーダクト
ホースに用いて好適な樹脂ホースであって、12は硬質
樹脂材をブロー成形して成るホース本体で、長手方向端
に大径部16を有し、この大径部16の内面側に嵌合凹
部が形成されている。また大径部16の付け根部分内面
は、開口端に向って拡径する拡径部17となっている。
尚、ホース本体12はその端部のみを硬質樹脂材で構成
することもできる。
【0037】14は軟質樹脂材をインジェクション成形
するとともにホース本体12に一体化して成る、相手部
材との接続用端部で、筒状の嵌合凸部18を有し、この
嵌合凸部18が上記嵌合凹部に嵌合している。
【0038】尚、ホース本体12を構成する硬質樹脂材
としてロックウェル硬度94(Rスケール)のポリプロ
ピレン樹脂(例えば三菱油化社製のEC−9B)を、ま
た接続用端部14を構成する軟質樹脂材としてショアA
硬度75のポリプロピレン樹脂+EPDMポリマアロイ
(例えば日本モンサント社製のサントプレーン101−
75)を例示できる。
【0039】図1は本発明の一実施例方法を接続用端部
14をインジェクション成形するための成形型とともに
示したものであって、この成形型20は、外型22及び
中型(マンドレル型)24を有しており、それらの間に
接続用端部14成形用のキャビティ26を備えている。
【0040】中型24の、ホース本体12の端部開口内
に嵌入される部分は、金属製の芯体28とその外周面を
被覆するゴム層30とから成っている。
【0041】芯体28は中型24の本体34に対してね
じ結合され、そのねじ結合力によってゴム層30の一方
の端部32が本体34と芯体28とで圧迫されている。
【0042】この芯体28には大径の頭部を有するボル
ト36がねじ込まれており、これによりゴム層30の他
方の端部38がこれらボルト36の頭部と芯体28とに
より圧迫されている。そしてこれら端部が圧迫されるこ
とにより、芯体28の外周面とゴム層30との間が気密
ないし液密にシールされている。
【0043】中型24の本体34と芯体28とには、エ
アー又はオイル等の流体の通路40が形成されており、
また芯体28にはこの通路40の流体を外周面に導くた
めの多孔質部材42が設けられている。
【0044】尚ゴム層30の外径は、ブロー成形により
得られるホース本体12の端部開口の内径の最も小さい
ものよりも一定寸法小さくなるように設定されている。
【0045】本例のホース製造方法では、先ずホース本
体12を硬質の熱可塑性樹脂(又は主として硬質の樹
脂)のブロー成形により製造する。そしてブロー成形し
たホース本体12をインジェクション用の成形型20に
セットし、中型24の先端部、具体的には芯体28とゴ
ム層30とにより構成された部分をホース本体12の端
部開口内に嵌入させる。
【0046】このとき中型24をホース本体12内部に
容易に挿入することができる。ゴム層30の外径がブロ
ー成形により得られるホース本体12の端部内径よりも
予め小さく設定されているからである。
【0047】次に供給口25から加圧エアー,オイル等
の流体を供給すると、その圧力により芯体28の外周面
を被覆するゴム層30が膨張して拡径し、図3に示して
いるようにかかるゴム層30がセット状態のホース本体
12の端部開口内面に隙間なく密着する。
【0048】この状態でキャビティ26内に所定の樹脂
材料を射出することで上記接続用端部14を成形できる
と同時に、これをホース本体12に一体的に接合するこ
とができる。
【0049】この方法によれば、加圧流体を供給しない
状態で中型24をホース本体12に容易に挿入又は離脱
させることができ、また加圧流体の供給により中型24
をホース本体12の端部開口内面に確実に密着させるこ
とができるので、キャビティ26からの材料の漏れに基
づくバリの発生を防止できる。
【0050】次に本発明の他の実施例を図4及び図5に
基づいて説明する。この例は、芯体44を図5に示して
いるように複数(ここでは4個)の分割体44aに分割
するとともに、中心部に凹状のテーパ面46を形成し
て、ここに凸状のテーパ面48を有するテーパ部材50
を嵌合させ、そして中型24を貫通し且つ一端側に大径
の頭部52を有するバー54の引込動作により(例えば
ナット55の回転操作により)芯体44を押し拡げ、そ
の外周面を被覆するゴム層30を拡径させるようにした
ものである。この方法によっても上記実施例の効果を得
ることができる。
【0051】尚ゴム層の代りに樹脂・皮等の他の変形可
能な弾性体を用いたり、ゴム層内に補強層を埋設するこ
とも可能であり、またゴム層を拡径する手段としてアク
チュエータ等他の手段を採用することも可能である。
【0052】図6は本発明の他の実施例を示したもの
で、この例では中型24が、ホース本体12の開口部内
への嵌入部分を含む先端側部分がスライド部56とさ
れ、このスライド部56が軸58を介してシリンダ等所
定の駆動手段(図示省略)により駆動され、以て中型2
4の本体60から押し出され、或いは本体60側に引き
込まれるようになっている。
【0053】このスライド部56は、軸方向にストレー
トに延びる成形面62を有するとともに、この成形面6
2の一端部に膨出部64を有し、この膨出部64から先
端にかけての外周面がテーパ面66とされている。
【0054】本例のホース製造方法では、先ずホース本
体12を硬質の樹脂材(又は主として硬質の樹脂材)の
ブロー成形により製造する。そしてブロー成形したホー
ス本体12をインジェクション用の成形型20にセット
し、中型24の先端側の部分をホース本体12の長手方
向端から開口部内に嵌入させる。
【0055】即ち中型24のスライド部56を本体60
より押し出して先端側の部分をホース本体12内部に嵌
入させる。このときスライド部56のテーパ面66の基
端部に位置する膨出部64が、ホース本体12における
拡径部17に当接して同部位を圧迫し、キャビティ26
の一端を液密にシールする。
【0056】この状態でキャビティ26内に流動化した
樹脂材料を注入することで上記接続用端部14を成形で
き、同時にこれをホース本体12に一体的に接合するこ
とができる。
【0057】本方法によれば、接続用端部14の成形に
際してキャビティ26からの流動材料の漏出に基づくバ
リを発生させない。それ故その後のバリ除去工程,バリ
除去に基づく削り粉の除去のための洗浄工程も必要とし
ない。
【0058】このためホース製造工程が簡単化し、製造
コストも低減する。またホースの品質信頼性も向上す
る。
【0059】尚この実施例ではスライド部56に膨出部
64を形成し、これより先端側の部分の外周面をテーパ
面66と成しているが、図8に示しているようにこのよ
うな膨出部を形成せず、成形面62の一端より直接テー
パ面66を延び出させることも可能であり、これによっ
ても成形キャビティ26一端を液密にシールすることが
できる。
【0060】図9は本発明の他の実施例を示したもの
で、この例では中型24に環状の且つ断面楔状の突起6
8を形成し、中型24のホース本体12への嵌入時にこ
の突起68を拡径部17に押し付け且つ一部をその内部
に食い込ませるようにしたもので、これにより成形キャ
ビティ26をシールでき、上記と同様の効果を得ること
ができる。
【0061】図10は本発明の他の実施例を示してい
る。この例はホース本体端部70をホース本体12の他
部と同径とし、このホース本体端部70をその外周側に
所定の隙間72を形成する状態でキャビティ74内に臨
ましめる一方、中型24のスライド部56にテーパ状の
段差部76を設けて、この段差部76をホース本体端部
70の面取形状の先端内周縁に当接させるようにしたも
のである。尚、ホース本体端部70の先端面を図(B)
に示しているようにホース軸に直角な端面と成し、この
端面の円周エッジ部に対して段差部76を当接させるよ
うにしても良い。
【0062】この例においても、キャビティ74の一端
を液密にシールした状態で樹脂材料の射出成形を行うこ
とができ、射出した材料がホース本体12内部に漏出し
てバリとなるのを防止できる。
【0063】次に図11は本発明の更に他の実施例を示
したもので、この例ではホース本体端部70の先端を僅
かにラッパ状に拡径する拡径部78と成し、そこにスラ
イド部56のテーパ状段差部76を当接させ、キャビテ
ィ74の一端を液密にシールするようにした例である。
【0064】また図12は、スライド部56に半径方向
外側への膨出部80を形成して、この膨出部80をホー
ス本体端部70の先端内周縁に当接させ、液密にシール
するようにした例である。
【0065】更に図13は、ホース本体端部70に拡径
部78を設ける一方、中型24のスライド部56に膨出
部80を形成してそれらを当接させるようにした例を示
している。
【0066】また図14は、中型に設けた環状の突起6
8をホース本体端部70の先端内周縁又は拡径部78に
食い込ませてキャビティ74の一端をシールするように
した例を示し、更に図15は中型24の芯体28を覆う
ゴム層30を膨張させてホース本体端部70の内周面に
液密に密着させるようにした例を示している。
【0067】図16は本発明の更に他の実施例を示すも
ので、この例ではバー54の引込みにより芯体44を拡
開させてゴム層30を膨張させ、これをホース本体端部
70の内周面に液密に密着させるようにしている。
【0068】また図17ではスライド部56にOリング
溝81を設けてここにOリング82を装着し、このOリ
ング82をホース本体端部70の内周面に密着させてシ
ールを行うようにしている。
【0069】更に図18の例は、Oリング82をホース
本体12の前記拡径部17に当接させてシールを行うよ
うにしたものであり、また図19は、Oリングを装着す
る代りにスライド部56に楔形状の溝84,86を設け
て、そこにゴム層88,90を埋込状態に一体に加硫接
着した例を示している。
【0070】以上本発明の実施例を詳述したがこれらは
あくまで一例示であり、本発明は上例とは異なった形態
の接続部、例えばホース本体から軸直角方向若しくは所
定の角度で延び出すブローバイガス導入用その他の目的
の枝部をインジェクション成形するに際しても適用可能
であるし、またホース本体が二股或いはそれ以上に分か
れている形態のホースに対して適用することも可能であ
る。
【0071】更にホース本体成形用のブロー成形型の一
部を利用して接続部成形用のインジェクション成形型の
一部を構成することもできる等、本発明はその主旨を逸
脱しない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変
更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂ホースの製造方法の一実施例
の説明図である。
【図2】同方法にて得られる樹脂ホースの要部断面図で
ある。
【図3】図1の要部の拡大図である。
【図4】本発明の他の実施例の説明図である。
【図5】図4における中型の構成説明図である。
【図6】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図7】図6の要部拡大図である。
【図8】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図9】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図10】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図11】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図12】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図13】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図14】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図15】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図16】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図17】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図18】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図19】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図20】本願の先願発明の実施例説明図である。
【図21】本発明の解決課題の説明図である。
【符号の説明】
10 樹脂ホース 12 ホース本体 14 接続用端部 17,78 拡径部 20 成形型 22 外型 24 中型 26,74 キャビティ 28 芯体 30 ゴム層 40 通路 42 多孔質部材 54 バー 56 スライド部 66 テーパ面 68 突起 76 段差部 80 膨出部 82 Oリング 88,90 ゴム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 23:22 4F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂をブロー成形してホース本
    体を形成した後、該ホース本体を中型と外型とを含むイ
    ンジェクション用の成形型にセットして封止手段により
    該中型を該ホース本体の開口部に液密に密着させ、その
    状態で該開口部に隣接する成形キャビティ内に材料を射
    出してホースにおける相手部材との接続部を成形すると
    ともに該ホース本体に一体化することを特徴とする樹脂
    ホースの製造方法。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂をブロー成形してホース本
    体を形成した後、該ホース本体を中型と外型とを含むイ
    ンジェクション用の成形型に対して、該ホース本体の開
    口部内に該中型の先端部を嵌入させる状態にセットし、
    該中型の嵌入部分を内側の芯体と該芯体の外周面を被う
    弾性層とで構成した上該成形型に該弾性層の拡径手段を
    設け、該弾性層の拡径により中型と前記ホース本体の開
    口部内面とを密着させた状態で該開口部に隣接する成形
    キャビティ内に材料を射出してホースにおける相手部材
    との接続部を成形するとともに該ホース本体に一体化す
    ることを特徴とする樹脂ホースの製造方法。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂をブロー成形してホース本
    体を形成した後、該ホース本体を中型と外型とを含むイ
    ンジェクション用の成形型に対して、該ホース本体の開
    口部内に該中型の先端部を嵌入させる状態にセットし、
    該開口部に隣接するキャビティ内に材料を射出してホー
    スにおける相手部材との接続部をインジェクション成形
    するとともに該ホース本体に一体化するようにし、且つ
    該開口部内面に、内径が開口端に向かって拡径する拡径
    部を設ける一方、前記中型の該開口部内への嵌入部分を
    含む先端側部分を中型本体に対して軸方向にスライド可
    能と成すとともに、該スライド部の外周面に該スライド
    部の後端側から先端側に進むにつれて外径が漸次小さく
    なる縮径部を設け、該スライド部の押出しにより該縮径
    部を前記開口部内面の拡径部に密着させて前記キャビテ
    ィを封止した状態で、前記接続部のインジェクション成
    形を行うことを特徴とする樹脂ホースの製造方法。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂をブロー成形してホース本
    体を形成した後、該ホース本体を中型と外型とを含むイ
    ンジェクション用の成形型に対して、該ホース本体の開
    口部内に該中型の先端部を嵌入させる状態にセットし、
    該開口部に隣接するキャビティ内に材料を射出してホー
    スにおける相手部材との接続部をインジェクション成形
    するとともに該ホース本体に一体化するようにし、且つ
    開口部内面に、開口端に向かって拡径する拡径部を設け
    る一方、前記中型の該開口部内への嵌入部分の外周面に
    環状の突起を形成し、該中型の該開口部内への嵌入時に
    該突起を前記拡径部に押しつけることによって前記キャ
    ビティを封止し、その状態で前記接続部をインジェクシ
    ョン成形することを特徴とする樹脂ホースの製造方法。
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