JPH05185341A - 流体圧クランプ - Google Patents

流体圧クランプ

Info

Publication number
JPH05185341A
JPH05185341A JP14873492A JP14873492A JPH05185341A JP H05185341 A JPH05185341 A JP H05185341A JP 14873492 A JP14873492 A JP 14873492A JP 14873492 A JP14873492 A JP 14873492A JP H05185341 A JPH05185341 A JP H05185341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
clamp
fluid pressure
housing
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14873492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0825113B2 (ja
Inventor
Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kosmek KK
Original Assignee
Kosmek KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kosmek KK filed Critical Kosmek KK
Priority to JP14873492A priority Critical patent/JPH0825113B2/ja
Publication of JPH05185341A publication Critical patent/JPH05185341A/ja
Publication of JPH0825113B2 publication Critical patent/JPH0825113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体圧クランプを小形化すると共にクランプ
作動時間を短くする。 【構成】 ハウジング4内の第2ピストン12に第1ピ
ストン11を挿入する。第1ピストン11には、作用点
部Aと支点部Cと楔式受圧面Bとを前から順に設ける。
第2ピストン12には、上記の楔式受圧面Bに下側から
対面する楔式押圧面Fを設ける。第1ピストン11の前
部の下側に第1揺動隙間37を設けるとともに、その第
1ピストン11の後部と第2ピストン12との間に第2
揺動隙間38を設ける。クランプ時には、第1作動室2
1の流体圧力によって、両ピストン11・12を前進さ
せ、その後、その第1ピストン11に対して第2ピストン
12をさらに前進させる。すると、第1ピストン11の
作用点部Aが支点部Cを中心として僅かに下向き揺動さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成型機・マシニン
グセンタ等の加工機械の固定台に、金型・ワークパレッ
ト・ワークピース等の被固定物を、圧縮空気や圧油等の
流体圧力によって押圧操作するクランプに関し、より詳
しくいえば、楔式増力機構によって強力なクランプ力が
得られる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の楔式増力機構を備えた流体圧ク
ランプには、米国特許No.4,365,792に記載されたものが
ある。この従来構造のクランプは次のように作動する。
まず、ピストンを進出用ストロークだけ前進させること
によって、クランプ具を後退位置から進出位置へ前進さ
せる。次いで、そのピストンを仮クランプ用ストローク
だけ前進させて、進出位置のクランプ具に対して楔部材
を前進させていく。すると、その楔部材によってクラン
プ具が進出位置から仮クランプ位置へ揺動されて金型に
接当される。引き続いて、同上ピストンをさらに本クラ
ンプ用ストロークだけ進出させることによって、楔部材
の楔係合力によってクランプ具を仮クランプ位置から本
クランプ位置へ強力にクランプ揺動させるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構造では次
の問題がある。流体圧クランプは、進出用ストロークと
本クランプ用ストロークとの間に仮クランプ用ストロー
クを備える必要がある。この仮クランプ用ストローク
は、クランプ具の仮クランプ位置への揺動が先細りの楔
部材によって行なわれるので、比較的に長いストローク
が要求される。このため、流体圧クランプの全ストロー
クが長くなる。その結果、ハウジングの前後方向の長さ
が大きくなって、流体圧クランプが大形になる。しか
も、流体圧クランプの全ストロークが長いことから、ク
ランプ作動時間も長くなってクランプ作業の能率が悪
い。本発明は、流体圧クランプを小形化すること、クラ
ンプ作動時間を短くすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、例えば、図1から図6、又は図13から
図15に示すように、流体圧クランプを次のように構成
した。ハウジング4内に仮クランプ用の第1ピストン1
1と本クランプ用の第2ピストン12とを前後方向へ保
密移動自在に設け、これら両ピストン11・12の後側
に形成した第1作動室21の流体圧力によって、両ピス
トン11・12を前進させた後、その第1ピストン11
に対してその第2ピストン12をさらに前進させるよう
に構成し、これとは逆に、上記の第2ピストン12の前
側に形成したアンクランプ用第2作動室22の流体圧力
によって、その第2ピストン12を介して上記の第1ピ
ストン11を後退させるように構成し、上記の第1ピス
トン11は、その前部に作用点部Aを設けるとともに、
その後部に楔式受圧面Bを前下がりに設け、その前後方
向の途中部の上部に支点部Cを設けて構成し、同上の第
1ピストン11の後部にアンクランプ用受動部Eを前向
きに設け、上記の第2ピストン12に、上記の楔式受圧
面Bに下側から対面する楔式押圧面Fを設けるととも
に、上記の受動部Eに前側から対面するアンクランプ用
駆動部Dを設け、上記の第1ピストン11の前部の下側
に第1揺動隙間37を設け、その第1ピストン11の後
部の上側に第2揺動隙間38を設けたものである。
【0005】
【作用】本発明は、例えば図1に示すように次のように
作用する。(a)図のアンクランプ状態から(b)図の仮ク
ランプ状態を経て(c)図の本クランプ状態へ切換えると
きには、第1作動室21へ圧力流体を供給する。する
と、(b)図に示すように、その流体圧力によって両ピス
トン11・12が前下向きへ進出用ストロークLだけ進
出して、第1ピストン11の作用点部Aが金型2に上側
から接当し、その金型2が仮クランプされる。なお、こ
こでは作用点部Aを金型2に直接に接当させてあるが、
その作用点部Aをクランプ部材を介して金型2に間接的
に接当させてもよい。
【0006】引き続いて、(c)図に示すように、進出移
動が阻止された第1ピストン11に対して第2ピストン
12が本クランプ用ストロークSだけ進出していき、第
1ピストン11の受圧面Bに第2ピストン12の押圧面
Fが係合していく。すると、この押圧面Fから受圧面B
へ作用する楔係合力によって、支点部Cを中心として、受
圧面Bが僅かに上向き揺動されるとともに作用点部Aが
僅かに下向き揺動される。この場合、押圧面Fから受圧
面Bに作用する力は、受動距離Xと作用距離Yとの比に
応じて増力され、そのレバー比X/Yに対応する強力な
クランプ力が作用点部Aから金型2へ伝達される。
【0007】上記の本クランプ状態において、何らかの
事故によって第1室21内の流体圧力が異常低下したり
消失したりした場合には、金型2に作用する重力や加工
反力等のクランプ解除力が上記の第1ピストン11のク
ランプ状態を解除しようとする。しかし、そのクランプ
解除力に対抗するように、ハウジング4のシリンダ孔9
(図2参照)から第1ピストン11の支点部Cに摩擦力が
作用するとともに、別のシリンダ孔10(図2参照)から
第2ピストン12の外周面に摩擦力が作用し、これら2
箇所の摩擦力の合力が第1ピストン11の後退を阻止す
る。しかも、上記の第1ピストン11が僅かでも後退し
ようとすると、摩擦固定された第2ピストン12の押圧
面Fに第1ピストン11の受圧面Bが食い込むことによ
って、その第1ピストン11の後退が阻止される。
【0008】(c)図の本クランプ状態から(a)図のアン
クランプ状態へ切換えるときには、第1作動室21から
圧力流体を排出するとともに第2作動室22へ圧力流体
を供給する。すると、第1ピストン11に対して第2ピ
ストン12が後退して、前記の受圧面Bとの押圧面Fと
の楔係合が解除される。引き続いて後退される第2ピス
トン12のアンクランプ用駆動部Dによって第1ピスト
ン11の受動部Eが後退され、その第1ピストン11が
アンクランプされる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。本発明の流体圧クランプ
は、従来例とは異なり、楔部材によってクランプ具を仮
クランプ位置へ揺動させるためのストロークが必要ない
ので、全ストロークが短くなる。これにより、ハウジン
グの前後方向の長さを短かくして、流体圧クランプを小
形に造れる。しかも、上述のように全ストロークが短い
ことから、クランプ作動時間も短くなってクランプ作業
の能率を向上できる。また、そのクランプ時には、楔係
合力と第1ピストンのレバー比との総合作用によって強
力なクランプ力が得られる。
【0010】さらに、第1室内の流体圧力が異常低下し
たり消失したりした場合でも、重力や加工反力等のクラ
ンプ解除力に対抗して、第1ピストンの支点部に摩擦力
が作用するとともに第2ピストンの外周面に摩擦力が作
用し、これら2箇所の摩擦力の合力が第1ピストンの後
退を阻止する。しかも、上記の第1ピストンが僅かでも
後退しようとすると、摩擦固定された第2ピストンの押
圧面に第1ピストンの受圧面が食い込むことによって、
その第1ピストンの後退が阻止される。このため、流体
圧クランプがクランプ解除されるのを確実に防止でき
る。
【0011】また、第1ピストンは、受圧面と押圧面と
の楔係合が解除された後にアンクランプ操作されるの
で、その操作力が小さくてすむ。このため、流体圧クラ
ンプのアンクランプ操作が容易かつ確実である。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)図1から図6は、第1実施例を示してい
る。図2に示すように、射出成形機の固定台1の上面
に、金型2が空圧クランプ3によって固定される。この
空圧クランプ3は、そのハウジング4の左右一対の側壁
5が2本のボルト6によって固定台1に固定されてお
り、ハウジング4の前面4aから前側へ進出させたクラ
ンプ部分7が金型2を斜め上側から押圧するようになっ
ている。
【0013】そのハウジング4内には、ハウジング前面
4aに前下がりに開口させた小径の第1孔9と、この第
1孔9と同軸上に配置した大径の第2孔10とが、前後
に形成される。その第1孔9には、仮クランプ用の筒状
第1ピストン11がOリング14を介して気密移動自在
に挿入される。その第1ピストン11の前部に前記クラ
ンプ部分7を設けてある。また、上記の第2孔10に
は、本クランプ用の筒状第2ピストン12がOリング1
5を介して気密移動自在に挿入される。その第2ピスト
ン12内に上記の第1ピストン11の後部がOリング1
6を介して気密移動自在に挿入される。上記の第2孔1
0の後部にはエンドプレート18をOリング19を介し
て気密状に固定してある。
【0014】上記の両ピストン11・12の後側にクラ
ンプ用第1作動室21が形成され、第2ピストンの前側
にアンクランプ用第2作動室22が形成される。これら
第1室21と第2室22とに、それぞれ、圧縮空気用給
排口23・24を開口してある。また、上記エンドプレ
ート18にはクランプ・アンクランプ状態検出用ロッド
26をOリング27を介して気密移動自在に挿入して、
上記の第1ピストン11をクランプ状態保持バネ28に
よって上記ロッド26を介して前向きに弾圧してある。
【0015】同上の図2と図3とによって、上記の両ピ
ストン11・12をさらに詳しく説明する。その図3
は、図2のIII−III線矢視図であって、上記ロッド26
及びバネ28や後述のナット31を第1ピストン11か
ら取外した状態を示している。
【0016】第1ピストン11のクランプ部分7の下部
に作用点部Aが設けられ、その第1ピストン11の後下
部に楔式受圧面Bが前下がりに設けられる。また、その
第1ピストン11の前寄りの上部に支点部Cが設けられ
る。この支点部Cは前記の第1孔9の上周面によって直
接に支持されている。さらに、その第1ピストン11の
後部に固定したナット31にアンクランプ用受動部Eが
前向きに設けられる。
【0017】上記の第2ピストン12の筒孔の後部には
環状の球面溝33が形成される。その球面溝33の下面
に楔34が嵌合される。その楔34の上面に楔式押圧面
Fを形成し、その押圧面Fを上記の受圧面Bに下側から
対面させてある。さらに、その第2ピストン12の後部
にアンクランプ用駆動部Dを設け、その駆動部Dを上記
の受動部Eに前側から対面させてある。また、上記の第
1ピストン11の前部の下側で第1孔9に第1揺動隙間
37を設けてある。さらに、その第1ピストン11の後
部と第2ピストン12との間に環状の第2揺動隙間38
を設けてある。
【0018】同上の図2と、図4及び図5に示すよう
に、前記の金型2の上面と作用点部Aとの間に、滑動用
のシャトル部材41をキー42を介して前後方向へ一定
範囲内で摺動移動自在な状態に介在させてある。このシ
ャトル部材41は、窒化処理した合金鋼にメッキ処理を
施してあり、進出バネ43によって前向きに弾圧される。
そのシャトル部材41の所定量以上の前向き移動を、遊
動孔44に挿通した一対のストッパーボルト45・45
によって阻止してある。符号46はサポート板である。
【0019】図1と図6とに示すように、上記の空圧ク
ランプ3は次のように作動する。図1(a)のアンクラン
プ状態では、第1室21内の圧縮空気を図外の第1給排
弁から排出するとともに、第2室22へ図外の第2給排
弁から圧縮空気を供給してある。これにより、第2ピス
トン12がバネ28に抗して第1ピストン11を後退さ
せている。
【0020】上記アンクランプ状態からクランプ状態へ
切換えるときには、図1(b)に示すように、第2室22
へ圧縮空気を供給したまま、第1室21へも圧縮空気を
供給する。すると、第2ピストン12が両室21・22
の互いに対向する空気圧力によって後退位置に保持され
ようとするのに対して、第1ピストン11が第1室21
の空気圧力とバネ28の弾圧力とによって前進されてい
く。これにより、第1ピストン11が、アンクランプ用
受動部Eと駆動部Dとを順に介して第2ピストン12を
同行駆動しながら進出用ストロークLだけ進出し(図6
中の下図参照)、クランプ部分7が金型2に上側から接
当する。これにより、その金型2は、第1室21の空気
圧力とバネ28との両者によって強力に仮クランプされ
ズレ動きが起こらない。この場合、上記の金型2からの
反力によって作用点部Aが上向きに揺動されている。な
お、上記の両ピストン11・12の進出につれて、第2
室22内の圧縮空気が第2給排弁から第1給排弁(いず
れも図示せず)を経て第1室21へ供給されるので、圧
縮空気が無駄に排出されるのを防止してエネルギを節約
できる。
【0021】引き続いて、図1(c)に示すように、第1
室21へ圧縮空気を供給したまま、第2室22から圧縮
空気を排出させる。すると、金型2によって進出移動が
阻止された第1ピストン11に対して第2ピストン12
が本クランプ用ストロークSだけ進出して(図6中の下
図参照)、第1ピストン11の受圧面Bに第2ピストン
12の押圧面Fが係合していく。この押圧面Fから受圧
面Bへの楔係合力によって、前記の支点部Cを中心とし
て、受圧面Bが僅かに上向き揺動されるとともに作用点
部Aが僅かに下向き揺動されるのである。
【0022】この場合、押圧面Fから受圧面Bに作用す
る力は、受動距離Xと作用距離Yとの比に応じて増力さ
れ、そのレバー比X/Yに対応する強力なクランプ力が
作用点部Aから金型2へ伝達される(ここでは、金型2
から作用点部Aに作用するクランプ反力を示してあ
る)。
【0023】ちなみに、上記の押圧面Fの楔角度は5度
から15度の範囲が好ましい。例えば、その楔角度を1
0度に設定した場合には、押圧面Fから受圧面Bへの楔
係合力は、第1作動室21から第2ピストン12に作用
する推力の約2.5倍から3倍になる。また、上記のレ
バー比X/Yは約2から3の値に設定可能である。その
結果、作用点部Aから金型2に作用するクランプ力は、
第2ピストン12の推力の約5倍から9倍となる。従っ
て、作動流体が約7kgf/cm2程度の低圧の圧縮空気であ
っても強力なクランプ力が得られる。
【0024】そして、圧縮空気供給配管の破損等によっ
て第1室21内の圧力が異常低下したり消失したりした
場合には、金型2に作用する重力や加工反力等のクラン
プ解除力が上記の第1ピストン11のクランプ状態を解
除しようとする。しかし、そのクランプ解除力に対抗す
るように、ハウジング4の第1孔9から第1ピストン1
1の支点部Cに摩擦力が作用するとともに、第2孔10
から第2ピストン12の外周面に摩擦力が作用し、これ
ら2箇所の摩擦力の合力が第1ピストン11の後退を阻
止する。しかも、上記の第1ピストン11が僅かでも後
退しようとすると、摩擦固定された第2ピストン12の
押圧面Fに第1ピストン11の受圧面Bが食い込むこと
によって、その第1ピストン11の後退が阻止される。
【0025】なお、上記のようにクランプ駆動時に第1
ピストン11が揺動することによって、ストレートに形
成した第1孔9であってもその上面と下面に揺動支持用
の凸面がひとりでに形成されていく。このため、その第
1孔9に支点部C用の支持部分を形成しておく必要がな
い。
【0026】上記とは逆に、空圧クランプ3を、図1
(c)の本クランプ状態から図1(a)のアンクランプ状態
へ切換えるときには、第1室21内の圧縮空気を排出す
るとともに、第2室22へ圧縮空気を供給する。する
と、まず、その圧力によって第2ピストン12が後退し
て、受圧面Bと押圧面Fとの楔係合が解除される。次い
で、図1(b)に示すように、アンクランプ用駆動部Dが
受動部Eに接当する。引き続いて、図1(a)に示すよう
に、第2ピストン12が第1ピストン11をバネ28に
抗して後退させるのである。このように、第1ピストン
11は、受圧面Bと押圧面Fとの楔係合が解除された後
にアンクランプ操作されるので、その操作力が小さくて
すむ。このため、流体圧クランプ3のアンクランプ操作
が容易かつ確実である。
【0027】図2に示す前記シャトル部材41は、上記
のアンクランプ時に次のように作動する。第1ピストン
11を後上向きに後退駆動すると、まず、金型2に摩擦
固定されたシャトル部材41と作用点部Aとの間に滑り
が生じ、そのシャトル部材41を置き残した状態でクラ
ンプ部分7だけが後上側へ駆動される。引き続いて後退
駆動される第1ピストン11によって、クランプ部分7
とシャトル部材41とが後上向きに駆動され、金型2が
アンクランプされるのである。従って、前記クランプ時
にシャトル部材41が金型2に強力に食い込んだ場合で
あっても、上述のようにアンクランプ時にシャトル部材
41と作用点部Aとの間で滑りが生じることによって、
そのアンクランプ作動を確実に行える。
【0028】上記構成の空圧クランプ3は次の長所が得
られる。図6中の下図に示すように、クランプ時には、
両ピストン11・12が進出用ストロークLだけ前進し
て金型2に接当し、その後、第2ピストン12だけが本
クランプ用ストロークSだけさらに前進することによっ
てクランプが完了する。このため、楔部材によってクラ
ンプ具を仮クランプ位置へ移動させるストロークTを省
略でき(図6中の上図を参照)、全ストロークが短くな
る。その結果、ハウジング4の前後方向の長さを短かく
して、空圧クランプ3を小形に造れる。しかも、空圧ク
ランプ3の全ストロークが短くてすむことから、クラン
プ作動時間も短くなって、クランプ作業の能率を向上で
きる。
【0029】ハウジング4内に第1ピストン11と第2
ピストン12とをほぼ同軸上に設けたので、ハウジング
4の背丈を低くできる。また、第2ピストン12内に第
1ピストン11を挿入したので、ハウジング4の前後方
向の長さを短くできる。従って、空圧クランプ3をさら
に小形に造れる。
【0030】第1ピストン11が挿入される第1孔9を
前記ハウジング4の前面4aに前下がりに開口させたの
で、金型2を上側からクランプでき、金型2のクランプ
厚さの許容範囲が大きい。また、上記の第1孔9はハウ
ジング4に真っすぐに形成するだけでよいので、そのハ
ウジング4に支点部C用の支持部分を予め加工したり別
部品の支持部材を取り付けたりする必要がなく、空圧ク
ランプ3の製作コストが安くてすむ。
【0031】空圧クランプ3のクランプ力は、両ピスト
ン11・12の空圧推力に加えて、バネ28の弾圧力を
利用できるので、そのクランプ能力が大きい。 また、前記の楔34を第2ピストン12とは別体に設け
たことにより、その楔34の材質や表面処理の選択の自
由度が大きくなるので、各種の用途に適合するクランプ
の設計が容易となる。
【0032】上記の第1実施例は次のように変更でき
る。アンクランプ状態からクランプ状態への切換え時に
は、前述のごとく両室21・22へ圧縮空気を同時に供
給する工程を設けることに代えて、第1室21へ圧縮空
気を供給すると同時に第2室22から圧縮空気を排出さ
せるようにしてもよい。この場合、仮クランプ時に第1
ピストン11から第2ピストン12を後退させておくた
めに、第2室22側の給排口24に絞り弁を接続してそ
の第2室22からの圧縮空気の排出速度を遅くすること
が好ましいが、この絞り弁は必須のものではない。ま
た、前記クランプ状態保持用バネ28は省略することが
可能である。この場合、仮クランプ時には、第1ピスト
ン11は第1室21の空気圧力だけによって前進される
ことになる。
【0033】金型2とクランプ部分7との材質や表面処
理を適切なものに選定することにより、前記のシャトル
部材41を省略することが可能である。また、両ピスト
ン11・12を封止するOリング14・15・16は、X
リングやUパッキンであってもよい。
【0034】第1揺動隙間37は、ハウジング4の第1
孔9に形成することに代えて、第1ピストン11を縮径
させて構成してもよい。また、第2揺動隙間38も、第
2ピストン12に形成することに代えて、第1ピストン
11を縮径させて構成してもよい。上記の第1孔9は、
真っすぐに形成することに代えて、その上面と下面に揺
動支持用の凸面を予め形成しておいてもよい。
【0035】図7及び図8と、図9から図12の各図
と、図13から図15とは、それぞれ、第2実施例から第
7実施例を示している。なお、これらの実施例において
は、上記の第1実施例と同じ構成の要素には原則として
同一の符号を付けてある。
【0036】(第2実施例)図7と図8とは第2実施例を
示している。クランプ・アンクランプ状態検出用ロッド
26と第2ピストン12とを横向きの連結ピン51によ
って固定するとともに、第1ピストン11の後部に一対
の長孔52・52を形成し、これら長孔52・52に上
記ピン51を前後方向へ移動自在に挿通してある。上記
ピン51の両側部によってアンクランプ用駆動部Dが構
成され、長孔52の後壁によってアンクランプ用受動部
Eが構成される。上記ロッド26を第1バネ53によっ
て前側へ弾圧するとともに、そのロッド26に対して第
1ピストン11を第2バネ54によって前側へ弾圧して
ある。
【0037】また、前記ハウジング4の後面に固定した
スイッチ箱56内にクランプ状態検出用リミットスイッ
チ57とアンクランプ状態検出用リミットスイッチ58
とが設けられる。これらリミットスイッチ57・58の
各接触子59・60が上記ロッド26の後部で操作され
る。
【0038】この第2実施例においては、第1バネ53
によって、ロッド26・ピン51・第2ピストン12を
順に介して楔34の押圧面Fを前向きに弾圧しておくこ
とにより、クランプ状態が解除されるのを強力に防止で
きる。また、両バネ53・54によってクランプ力を増
加できる。しかし、上記バネ53・54は、いずれか一
方又は両方を省略することも可能である。
【0039】(第3実施例)図9は第3実施例を示してい
る。第1ピストン11の後部に設けた縮径部分61を第
2ピストン12の小径部分62にOリング63を介して
気密状に挿入してある。その第1ピストン縮径部分61
の後端にアンクランプ用受動部Eを設け、第2ピストン
小径部分62に駆動部Dを設けてある。受圧面Bは、第
1ピストン11の前後方向の途中部に設けられる。ま
た、押圧面Fは、第2ピストン12の前下部に設けられ
る。前記の各実施例で示したロッド26は省略されてお
り、第1バネ53によって第2ピストン12を直接に弾
圧するとともに、第2バネ54によって上記の第2ピス
トン12に対して第1ピストン11を弾圧してある。
【0040】(第4実施例)図10は、第4実施例を示
し、上記の図9の実施例を次のように変更したものであ
る。第2ピストン12から前向きに突設したピストンロ
ッド66をハウジング4の第1孔9にOリング67を介
して気密状に挿入してある。第1作動室21内の圧力
は、ピストンロッド66と第1ピストン縮径部分68と
の間から第1ピストン11用Oリング69の後面に作用
するようになっている。
【0041】(第5実施例)図11は第5実施例を示して
いる。ハウジング4内に第1孔9と第2孔10とが上下
に間隔を空けて形成される。第1孔9に第1ピストン1
1がOリング71を介して気密状に挿入され、第2孔1
0に第2ピストン12がOリング72を介して気密状に
挿入される。これら両ピストン11・12の後側に大径
の第1作動室21が形成され、第2ピストン12の前側
に小径の第2作動室22が形成される。各ピストン11
・12はそれぞれ第1バネ73と第2バネ74とによっ
て前側へ弾圧される。第1ピストン11の後下部に固定
した楔75にアンクランプ用受動部Eと受圧面Bとが前
後に設けられ、第2ピストン12の後上部にアンクラン
プ用駆動部Dと押圧面Fとが前後に設けられる。
【0042】(第6実施例)図12は第6実施例を示して
いる。第1孔9と第2孔10とを同軸上で水平に形成
し、第1孔9に挿入した第1ピストン11の前部の作用
点部Aと金型2との間にクランプ具81を設けたもので
ある。
【0043】アンクランプ状態では、そのクランプ具8
1は、前進バネ82によって第1ピストン11に対して
前上向きに進出させられている。クランプ時には、両ピ
ストン11・12を進出させていくと、クランプ具81
の下部83がストッパー壁84で受け止められると共
に、そのクランプ具81が第1ピストン11の作用点部
Aによって下向き揺動されて金型2に接当する。次い
で、第2ピストン12の押圧面Fから第1ピストン11
の受圧面Bへ作用する楔係合力によって、その受圧面B
が支点部Cを中心に上向き揺動され、作用点部Aがクラ
ンプ具81を下向きにクランプ駆動するのである。
【0044】従って、クランプ具81の進出位置から仮
クランプ位置への揺動は第1ピストン11の推力によっ
て行われるのに対して、そのクランプ具81の上記の仮
クランプ位置から本クランプ位置への揺動は第2ピスト
ン12の推力によって行われることになる。
【0045】(第7実施例)図13から図15は第7実施
例を示している。この第7実施例は、前記の第1実施例
(図1から図6参照)を次のように変更したものである。
第1ピストン11の後部の左右両側に一対の受圧ピン8
6・86が枢支され、各ピン86の下面に前記の受圧面
Bが形成される。2つの受圧面B・Bは、第2ピストン
12及びクランプ状態検出用ロッド26とほぼ同軸上に
配置される。また、第2ピストン12の内周面の後部に
支持溝87が形成される。その支持溝87に挿入した半
リング状の楔部材88は、ストップピン89によって回
転が規制される。上記の楔部材88の左右の上面に一対
の押圧面F・Fが形成される。
【0046】上記の第2ピストン12の前後方向の途中
部にアンクランプ用駆動部Dが設けられ、第1ピストン
11の後寄り部にアンクランプ用受動部E設けられる。
また、ハウジング4の第1孔9の前部に球面溝91が形
成され、その溝91の上部に、外周面を球状に形成した
支持部材92がピン93によって支持される。その支持
部材92の内周面に第1ピストン11の支点部Cが支持
される。なお、クランプ状態検出用とアンクランプ状態
検出用との2つのリミットスイッチ57・58は、スイ
ッチ箱56内で前後に並設される。
【0047】この実施例は次の長所が得られる。本クラ
ンプ駆動時において、第1作動室21内の圧縮空気から
第2ピストン12に加わる流体圧力が、上記の楔部材8
8を経て第1ピストン11の軸心近傍に作用するので、
ほぼ100%の伝動効率が得られて、クランプ力が大きく
なる。また、受圧面Bは、第1ピストン11の左右両側
部分に上向きに設けられるので、その第1ピストン11
の環状部分の肉厚を狭めない。このため、クランプ状態
保持バネ28に強力な大径バネを採用でき、その分だ
け、クランプ力がさらに大きくなる。さらに、第1ピス
トン11が軸心回りに回転するのを左右一対の押圧面F
・Fによって阻止できるので、その第1ピストン11の
回転ズレが小さい。
【0048】前記の受圧ピン86は、丸棒から製作でき
るので、その製作が容易である。また、その受圧ピン8
6は、第1ピストン11に枢支されることによって自己
調心機能を備えるので、第1ピストン11がクランプ揺
動した時の角度ズレを容易に修正でき、楔係合のガタ付
きや偏摩耗を防止できる。さらに、受圧ピン86が自己
調心機能を備えるので、楔係合の角度を変更する際には
楔部材88の押圧面Fの角度を変えるだけでよい。この
ため、異なる機種の流体圧クランプの間で構成部品を共
通化できる。また、上記の半円状の楔部材88は、外周
面の面積が大きいので、クランプ時の面圧が小さい。こ
のため、流体圧クランプの耐久性が向上する。
【0049】なお、上記の各実施例において、流体圧ク
ランプの作動流体は、圧縮空気に代えて、窒素ガス等の
ガス体であってもよくオイルや水等の液体であってもよ
い。作動流体として高圧オイルを採用した場合には、楔
の増力作用と第1ピストンのレバー増力作用との総合作
用によって強力なクランプ力を確保するとともに油圧ク
ランプを超小形に造れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の流体圧クランプの作動説明図であ
って、(a)図はアンクランプ状態を示す図、(b)図は仮
クランプ状態を示す図、(c)図は本クランプ状態を示す
図である。
【図2】上記の流体圧クランプの縦断側面図である。
【図3】上記の図2のIII−III線矢視図である。
【図4】同上の図2のIV−IV線矢視図である。
【図5】同上の図2のV−V線矢視断面図である。
【図6】上記の流体圧クランプの作用を説明する模式図
である。
【図7】第2実施例を示し、前記の図2に相当する図で
ある。
【図8】上記の図7のVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】第3実施例を示し、同上の図2に相当する図で
ある。
【図10】第4実施例を示し、同上の図2に相当する図
である。
【図11】第5実施例を示し、同上の図2に相当する図
である。
【図12】第6実施例を示し、同上の図2に相当する図
である。
【図13】第7実施例を示し、同上の図2に相当する図
である。
【図14】上記の図13のXIV−XIV線矢視図である。
【図15】同上の図13のXV−XV線矢視断面図である。
【符号の説明】
4…ハウジング、4a…前面、9…第1孔、11…第1
ピストン、12…第2ピストン、21…第1作動室、2
2…第2作動室、37…第1揺動隙間、38…第2揺動
隙間、92…支持部材、A…作用点部、B…受圧面、C
…支点部、 D…アンクランプ用駆動部、E…アンクランプ用受動
部、F…押圧面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(4)内に仮クランプ用の第1
    ピストン(11)と本クランプ用の第2ピストン(12)と
    を前後方向へ保密移動自在に設け、 これら両ピストン(11)(12)の後側に形成した第1作
    動室(21)の流体圧力によって、両ピストン(11)(1
    2)を前進させた後、その第1ピストン(11)に対して
    その第2ピストン(12)をさらに前進させるように構成
    し、 これとは逆に、上記の第2ピストン(12)の前側に形成
    したアンクランプ用第2作動室(22)の流体圧力によっ
    て、その第2ピストン(12)を介して上記の第1ピスト
    ン(11)を後退させるように構成し、 上記の第1ピストン(11)は、その前部に作用点部(A)
    を設けるとともに、その後部に楔式受圧面(B)を前下が
    りに設け、その前後方向の途中部の上部に支点部(C)を
    設けて構成し、同上の第1ピストン(11)の後部にアン
    クランプ用受動部(E)を前向きに設け、 上記の第2ピストン(12)に、上記の楔式受圧面(B)に
    下側から対面する楔式押圧面(F)を設けるとともに、上
    記の受動部(E)に前側から対面するアンクランプ用駆動
    部(D)を設け、 上記の第1ピストン(11)の前部の下側に第1揺動隙間
    (37)を設け、その第1ピストン(11)の後部の上側に
    第2揺動隙間(38)を設けた、 ことを特徴とする流体圧クランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1の流体圧クランプにおいて、 前記ハウジング(4)内に前記の第1ピストン(11)と前
    記の第2ピストン(12)とをほぼ同軸上に設けたもの。
  3. 【請求項3】 請求項2の流体圧クランプにおいて、 前記の第2ピストン(12)内に前記の第1ピストン(1
    1)を挿入したもの。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかの流体圧クラ
    ンプにおいて、 前記の第1ピストン(11)が挿入される第1孔(9)を、
    前記ハウジング(4)の前面(4a)に前下がりに開口させ
    たもの。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかの流体圧クラ
    ンプにおいて、 前記ハウジング(4)に第1ピストン挿入用第1孔(9)を
    真っすぐに形成し、 その第1孔(9)の上周面に、前記の支点部(C)を直接に
    支持する支持部分を設けたもの。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかの流体圧クラ
    ンプにおいて、 前記の支点部(C)と前記ハウジング(4)との間に支持部
    材(92)を挿入し、その支持部材(92)を上記ハウジン
    グ(4)に上下方向へ揺動自在に支持して構成したもの。
JP14873492A 1991-06-14 1992-05-15 流体圧クランプ Expired - Fee Related JPH0825113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14873492A JPH0825113B2 (ja) 1991-06-14 1992-05-15 流体圧クランプ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-170540 1991-06-14
JP17054091 1991-06-14
JP14873492A JPH0825113B2 (ja) 1991-06-14 1992-05-15 流体圧クランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05185341A true JPH05185341A (ja) 1993-07-27
JPH0825113B2 JPH0825113B2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=26478839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14873492A Expired - Fee Related JPH0825113B2 (ja) 1991-06-14 1992-05-15 流体圧クランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0825113B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072440A1 (ja) * 2007-12-04 2009-06-11 Kosmek Ltd. クランプ装置
JP2012131022A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh & Co Kg 工作機械のワーク・移動ユニットにプレート状のワークを固定するためのワーク・保持装置
KR101422075B1 (ko) * 2012-12-28 2014-07-23 김혁중 사출성형기용 핫런너 밸브장치
US10493679B2 (en) 2014-04-17 2019-12-03 Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. Mold attaching method to mold clamping device
WO2020050316A1 (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 パスカルエンジニアリング株式会社 傾斜シリンダ型クランプ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072440A1 (ja) * 2007-12-04 2009-06-11 Kosmek Ltd. クランプ装置
US8302947B2 (en) 2007-12-04 2012-11-06 Kosmek Ltd. Clamping apparatus
JP5227335B2 (ja) * 2007-12-04 2013-07-03 株式会社コスメック クランプ装置
JP2012131022A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh & Co Kg 工作機械のワーク・移動ユニットにプレート状のワークを固定するためのワーク・保持装置
KR101422075B1 (ko) * 2012-12-28 2014-07-23 김혁중 사출성형기용 핫런너 밸브장치
US10493679B2 (en) 2014-04-17 2019-12-03 Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. Mold attaching method to mold clamping device
WO2020050316A1 (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 パスカルエンジニアリング株式会社 傾斜シリンダ型クランプ装置
JPWO2020050316A1 (ja) * 2018-09-05 2021-12-23 パスカルエンジニアリング株式会社 傾斜シリンダ型クランプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0825113B2 (ja) 1996-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4721293A (en) Self-locking clamping device
US4504046A (en) Retracting clamp
US5174554A (en) Clamping apparatus
JP2004263713A (ja) 流体圧シリンダ
JP2932219B2 (ja) クランプロック装置付き流体圧クランプ
JP2514508B2 (ja) クランプ装置
CN219925208U (zh) 夹紧装置
JPH05185341A (ja) 流体圧クランプ
JP5227335B2 (ja) クランプ装置
JP2002160135A (ja) クランプ装置
JP3294692B2 (ja) クランプ装置
JP2002096231A (ja) クランプ装置
US6394437B1 (en) Clamping apparatus
US5206038A (en) Clamping apparatus
JP2879460B2 (ja) 油圧クランプ
JP3354312B2 (ja) クランプ装置
KR100216685B1 (ko) 클램프 장치
JP4261235B2 (ja) 流体圧シリンダ
JP3410212B2 (ja) クランプ装置
JP3462263B2 (ja) クランプ装置
JPH0715315U (ja) くさび式クランプ装置
JP3239951U (ja) クランプ装置
JPH018268Y2 (ja)
JP3996524B2 (ja) 流体圧シリンダ
JPH04304938A (ja) クランプロック装置付き流体圧クランプ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees