JPH05184128A - 渦電流式減速装置 - Google Patents
渦電流式減速装置Info
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- JPH05184128A JPH05184128A JP35860591A JP35860591A JPH05184128A JP H05184128 A JPH05184128 A JP H05184128A JP 35860591 A JP35860591 A JP 35860591A JP 35860591 A JP35860591 A JP 35860591A JP H05184128 A JPH05184128 A JP H05184128A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全長が短く、複数の磁石支持筒の回転差動に
より、制動力を段階的に加減できるようにする。 【構成】 回転軸１４に結合した制動ドラム１０の内部
に、非磁性体からなる断面箱形をなす筒形の固定枠７を
配置する。固定枠７の外筒部７ｂに周方向等間隔に多数
の強磁性板１５を埋め込む。固定枠７の内筒部７ｃに不
動の磁石支持筒１２ｃを外嵌固定し、不動の磁石支持筒
１２ｃのほぼ半分の長さである１対の可動の磁石支持筒
１２ａ，１２ｂを回動可能に外嵌する。各磁石支持筒１
２ａ，１２ｂ，１２ｃの外周面に、各強磁性板１５に対
向する磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃを極性が周方向に交
互に異なるように結合する。１対の可動の磁石支持筒１
２ａ，１２ｂを各別に磁石配列の１ピツチ分だけ回動す
る電動機２，２ａを備える。
より、制動力を段階的に加減できるようにする。 【構成】 回転軸１４に結合した制動ドラム１０の内部
に、非磁性体からなる断面箱形をなす筒形の固定枠７を
配置する。固定枠７の外筒部７ｂに周方向等間隔に多数
の強磁性板１５を埋め込む。固定枠７の内筒部７ｃに不
動の磁石支持筒１２ｃを外嵌固定し、不動の磁石支持筒
１２ｃのほぼ半分の長さである１対の可動の磁石支持筒
１２ａ，１２ｂを回動可能に外嵌する。各磁石支持筒１
２ａ，１２ｂ，１２ｃの外周面に、各強磁性板１５に対
向する磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃを極性が周方向に交
互に異なるように結合する。１対の可動の磁石支持筒１
２ａ，１２ｂを各別に磁石配列の１ピツチ分だけ回動す
る電動機２，２ａを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主として大型車両の摩擦
ブレーキを補助する渦電流式減速装置、特に全長（軸方
向寸法）が短く、制動力を段階的に加減できる電流式減
速装置に関するものである。
ブレーキを補助する渦電流式減速装置、特に全長（軸方
向寸法）が短く、制動力を段階的に加減できる電流式減
速装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】特願平1-218498号に係る渦電流式減速装
置は、制動ドラムの内部へ突出する固定枠に、周方向等
間隔に多数の磁石を結合する磁石支持筒を軸方向移動可
能に支持してなり、磁石支持筒が制動ドラムの内部へ突
出して、磁石が制動ドラムの内周面へ磁界を及ぼす制動
位置と、磁石支持筒が制動ドラムから引退して、磁石が
制動ドラムの内周面へ磁界を及ぼさない非制動位置とに
切り換えられる。
置は、制動ドラムの内部へ突出する固定枠に、周方向等
間隔に多数の磁石を結合する磁石支持筒を軸方向移動可
能に支持してなり、磁石支持筒が制動ドラムの内部へ突
出して、磁石が制動ドラムの内周面へ磁界を及ぼす制動
位置と、磁石支持筒が制動ドラムから引退して、磁石が
制動ドラムの内周面へ磁界を及ぼさない非制動位置とに
切り換えられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】上述の渦電流式減速
装置は磁石支持筒の軸方向移動量に応じて制動力を加減
できるという利点はあるが、装置の全長が長く、減速装
置を駐車ブレーキと一緒に、車体床下の変速機の出力軸
と推進軸の接続部の狭い取付空間に配設するには種々の
困難がある。
装置は磁石支持筒の軸方向移動量に応じて制動力を加減
できるという利点はあるが、装置の全長が長く、減速装
置を駐車ブレーキと一緒に、車体床下の変速機の出力軸
と推進軸の接続部の狭い取付空間に配設するには種々の
困難がある。
【０００４】本発明の目的は上述の問題に鑑み、全長が
短く、多数の磁石支持筒の回転差動により、制動力を段
階的に加減できる、渦電流式減速装置を提供することに
ある。
短く、多数の磁石支持筒の回転差動により、制動力を段
階的に加減できる、渦電流式減速装置を提供することに
ある。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の構成は回転軸に結合した制動ドラムの内
部に、非磁性体からなる断面箱形をなす筒形の固定枠を
配置し、固定枠の外筒部に周方向等間隔に多数の強磁性
板を埋め込み、固定枠の内筒部に不動の磁石支持筒を外
嵌し、かつ不動の磁石支持筒のほぼ半分の長さである１
対の可動の磁石支持筒を外嵌し、各磁石支持筒の外周面
に各強磁性板に対向する磁石を極性が周方向に交互に異
なるように結合し、１対の可動の磁石支持筒を各別に磁
石配列の１ピツチ分だけ回動する手段を備えたものであ
る。
めに、本発明の構成は回転軸に結合した制動ドラムの内
部に、非磁性体からなる断面箱形をなす筒形の固定枠を
配置し、固定枠の外筒部に周方向等間隔に多数の強磁性
板を埋め込み、固定枠の内筒部に不動の磁石支持筒を外
嵌し、かつ不動の磁石支持筒のほぼ半分の長さである１
対の可動の磁石支持筒を外嵌し、各磁石支持筒の外周面
に各強磁性板に対向する磁石を極性が周方向に交互に異
なるように結合し、１対の可動の磁石支持筒を各別に磁
石配列の１ピツチ分だけ回動する手段を備えたものであ
る。
【０００６】
【作用】各強磁性板に対する１対の可動の磁石支持筒の
磁石の極性が、不動の磁石支持筒の磁石の極性と同じで
ある制動位置では、周方向に隣接する各磁石支持筒の磁
石と制動ドラムとの間に磁気回路が生じ、回転する制動
ドラムが磁界を横切る時制動ドラムに渦電流が流れ、制
動ドラムは制動トルクを受ける。
磁石の極性が、不動の磁石支持筒の磁石の極性と同じで
ある制動位置では、周方向に隣接する各磁石支持筒の磁
石と制動ドラムとの間に磁気回路が生じ、回転する制動
ドラムが磁界を横切る時制動ドラムに渦電流が流れ、制
動ドラムは制動トルクを受ける。
【０００７】各強磁性板に対する一方の可動の磁石支持
筒の磁石の極性が、不動の磁石支持筒の磁石の極性と異
なる半制動位置では、各強磁性板と１対の可動の磁石支
持筒の磁石と１対の可動の磁石支持筒との間で短絡的磁
気回路が生じ、制動ドラムに磁界を及ぼすのは、不動の
磁石支持筒の磁石だけになり、制動ドラムが受ける制動
トルクは半減する。
筒の磁石の極性が、不動の磁石支持筒の磁石の極性と異
なる半制動位置では、各強磁性板と１対の可動の磁石支
持筒の磁石と１対の可動の磁石支持筒との間で短絡的磁
気回路が生じ、制動ドラムに磁界を及ぼすのは、不動の
磁石支持筒の磁石だけになり、制動ドラムが受ける制動
トルクは半減する。
【０００８】各強磁性板に対する１対の可動の磁石支持
筒の磁石の極性が、不動の磁石支持筒の磁石の極性と異
なる非制動位置では、各強磁性板と１対の可動の磁石支
持筒の磁石と不動の磁石支持筒の磁石と各磁石支持筒と
の間で短絡的磁気回路が生じ、各磁石は制動ドラムに磁
界を及ぼさないので、制動ドラムは制動トルクを受けな
い。
筒の磁石の極性が、不動の磁石支持筒の磁石の極性と異
なる非制動位置では、各強磁性板と１対の可動の磁石支
持筒の磁石と不動の磁石支持筒の磁石と各磁石支持筒と
の間で短絡的磁気回路が生じ、各磁石は制動ドラムに磁
界を及ぼさないので、制動ドラムは制動トルクを受けな
い。
【０００９】
【実施例】図１は本発明による渦電流式減速装置の半制
動時の側面断面図である。制動ドラム１０はボス部１０
ｃを例えば変速機の出力軸である回転軸１４に嵌合固定
される。制動ドラム１０は外周面に多数の冷却フイン１
０ａを周方向等間隔に備えられ、またスポーク１０ｂに
よりボス部１０ｃと一体に結合される。
動時の側面断面図である。制動ドラム１０はボス部１０
ｃを例えば変速機の出力軸である回転軸１４に嵌合固定
される。制動ドラム１０は外周面に多数の冷却フイン１
０ａを周方向等間隔に備えられ、またスポーク１０ｂに
よりボス部１０ｃと一体に結合される。
【００１０】非磁性体からなる固定枠７は制動ドラム１
０の内部に配設される。固定枠７は外筒部７ｂと内筒部
７ｃの両端部に環状の端壁７ａを結合してなり、外筒部
７ｂに周方向等間隔に、多数の強磁性板１５を結合され
る。実際には、強磁性板１５は外筒部７ｂをアルミニウ
ムなどから鋳造する際に鋳込まれる。固定枠７の断面箱
型の内空部に収容される可動の磁石支持筒１２ａ，１２
ｂは、内筒部７ｃに軸受２５，２７により回動可能に支
持され、不動の磁石支持筒１２ｃは内筒部７ｃに外嵌さ
れる。磁石支持筒１２ａ，１２ｂの長さ（軸方向寸法）
は磁石支持筒１２ｃの約半分とされる。各磁石支持筒１
２ａ，１２ｂ，１２ｃの外周面は、強磁性板１５と同数
の磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃを周方向等間隔に結合さ
れ、かつ各磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃの強磁性板１５
に対する極性は周方向に交互に異なるよう配設される。
０の内部に配設される。固定枠７は外筒部７ｂと内筒部
７ｃの両端部に環状の端壁７ａを結合してなり、外筒部
７ｂに周方向等間隔に、多数の強磁性板１５を結合され
る。実際には、強磁性板１５は外筒部７ｂをアルミニウ
ムなどから鋳造する際に鋳込まれる。固定枠７の断面箱
型の内空部に収容される可動の磁石支持筒１２ａ，１２
ｂは、内筒部７ｃに軸受２５，２７により回動可能に支
持され、不動の磁石支持筒１２ｃは内筒部７ｃに外嵌さ
れる。磁石支持筒１２ａ，１２ｂの長さ（軸方向寸法）
は磁石支持筒１２ｃの約半分とされる。各磁石支持筒１
２ａ，１２ｂ，１２ｃの外周面は、強磁性板１５と同数
の磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃを周方向等間隔に結合さ
れ、かつ各磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃの強磁性板１５
に対する極性は周方向に交互に異なるよう配設される。
【００１１】１対の可動の磁石支持筒１２ａ，１２ｂを
各別に、磁石１３ａ，１３ｂの配列の１ピツチｐ（図２
参照）だけ回動可能とするために、腕２１が磁石支持筒
１２ａから端壁７ａのスリツトを経て外部へ突出され、
腕２１に形成した部分歯車２１ａは、ブレーキ付電動機
２の主軸に結合した小歯車２２と噛み合される。同様
に、腕２３が磁石支持筒１２ｂから磁石支持筒１２ａの
スリツト２６と端壁７ａのスリツトを経て外部へ突出さ
れ、腕２３に形成した部分歯車２３ａは、ブレーキ付電
動機２ａの主軸に結合した小歯車２４と噛み合される。
各部分歯車２１ａ，２３ａは回転軸１４と同心である。
各別に、磁石１３ａ，１３ｂの配列の１ピツチｐ（図２
参照）だけ回動可能とするために、腕２１が磁石支持筒
１２ａから端壁７ａのスリツトを経て外部へ突出され、
腕２１に形成した部分歯車２１ａは、ブレーキ付電動機
２の主軸に結合した小歯車２２と噛み合される。同様
に、腕２３が磁石支持筒１２ｂから磁石支持筒１２ａの
スリツト２６と端壁７ａのスリツトを経て外部へ突出さ
れ、腕２３に形成した部分歯車２３ａは、ブレーキ付電
動機２ａの主軸に結合した小歯車２４と噛み合される。
各部分歯車２１ａ，２３ａは回転軸１４と同心である。
【００１２】次に、本発明による渦電流式減速装置の作
動について説明する。全制動時、磁石支持筒１２ａ，１
２ｂが電動機２，２ａにより回動され、各強磁性板１５
に対する各磁石支持筒１２ａ，１２ｂの磁石１３ａ，１
３ｂの極性は、磁石支持筒１２ｃの磁石１３ｃの極性と
同じ位置にされる。この時、図２に磁石支持筒１２ｃの
場合を代表して示すように、各磁石支持筒１２ａ，１２
ｂ，１２ｃの磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃは強磁性板１
５を透過して、制動ドラム１０の内周面に磁界を及ぼ
し、図２，４に鎖線で示す磁気回路を形成する。回転す
る制動ドラム１０が磁界を横切る時、制動ドラム１０に
渦電流が流れ、制動ドラム１０は制動トルクを受ける。
この時の制動トルクは、各磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃ
が制動ドラム１０に及ぼす磁界の強さと制動ドラム１０
の回転数に比例する。
動について説明する。全制動時、磁石支持筒１２ａ，１
２ｂが電動機２，２ａにより回動され、各強磁性板１５
に対する各磁石支持筒１２ａ，１２ｂの磁石１３ａ，１
３ｂの極性は、磁石支持筒１２ｃの磁石１３ｃの極性と
同じ位置にされる。この時、図２に磁石支持筒１２ｃの
場合を代表して示すように、各磁石支持筒１２ａ，１２
ｂ，１２ｃの磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃは強磁性板１
５を透過して、制動ドラム１０の内周面に磁界を及ぼ
し、図２，４に鎖線で示す磁気回路を形成する。回転す
る制動ドラム１０が磁界を横切る時、制動ドラム１０に
渦電流が流れ、制動ドラム１０は制動トルクを受ける。
この時の制動トルクは、各磁石１３ａ，１３ｂ，１３ｃ
が制動ドラム１０に及ぼす磁界の強さと制動ドラム１０
の回転数に比例する。
【００１３】ここで、例えば電動機２により磁石支持筒
１２ａを磁石配列の１ピツチｐだけ回動し、図１に示す
ように、各強磁性板１５に対向する磁石１３ａの極性が
磁石１３ｂの極性と異なる位置にすると、磁石１３ａ、
強磁性板１５、磁石１３ｂ、磁石支持筒１２ｂ、磁石支
持筒１２ａを通る短絡的磁気回路が生じ、磁石１３ａ，
１３ｂは制動ドラム１０へ磁界を及ぼさない。制動ドラ
ム１０へ磁界を及ぼすのは磁石１３ｃだけになり、制動
ドラム１０が受ける制動トルクは半減する。
１２ａを磁石配列の１ピツチｐだけ回動し、図１に示す
ように、各強磁性板１５に対向する磁石１３ａの極性が
磁石１３ｂの極性と異なる位置にすると、磁石１３ａ、
強磁性板１５、磁石１３ｂ、磁石支持筒１２ｂ、磁石支
持筒１２ａを通る短絡的磁気回路が生じ、磁石１３ａ，
１３ｂは制動ドラム１０へ磁界を及ぼさない。制動ドラ
ム１０へ磁界を及ぼすのは磁石１３ｃだけになり、制動
ドラム１０が受ける制動トルクは半減する。
【００１４】非制動時、電動機２，２ａにより各磁石支
持筒１２ａ，１２ｂを回動して、各強磁性板１５に対す
る磁石１３ａ，１３ｂの極性が磁石１３ｃの極性と逆の
位置にすると、図５に鎖線で示すように、各磁石１３
ａ，１３ｂ、強磁性板１５、磁石１３ｃ、磁石支持筒１
２ｃ、各磁石支持筒１２ｂ，１２ａを通る短絡的磁気回
路が生じ、制動ドラム１０には全く磁界が及ばなくな
り、制動ドラム１０は制動トルクを受けない。
持筒１２ａ，１２ｂを回動して、各強磁性板１５に対す
る磁石１３ａ，１３ｂの極性が磁石１３ｃの極性と逆の
位置にすると、図５に鎖線で示すように、各磁石１３
ａ，１３ｂ、強磁性板１５、磁石１３ｃ、磁石支持筒１
２ｃ、各磁石支持筒１２ｂ，１２ａを通る短絡的磁気回
路が生じ、制動ドラム１０には全く磁界が及ばなくな
り、制動ドラム１０は制動トルクを受けない。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上述のように、回転軸に結合し
た制動ドラムの内部に、非磁性体からなる断面箱形をな
す筒形の固定枠を配置し、固定枠の外筒部に周方向等間
隔に多数の強磁性板を埋め込み、固定枠の内筒部に不動
の磁石支持筒を外嵌し、かつ不動の磁石支持筒のほぼ半
分の長さである１対の可動の磁石支持筒を外嵌し、各磁
石支持筒の外周面に各強磁性板に対向する磁石を極性が
周方向に交互に異なるように結合し、１対の可動の磁石
支持筒を各別に磁石配列の１ピツチ分だけ回動する手段
を備えたものであり、制動と非制動の切換えだけでな
く、制動力の強弱切換えが、磁石支持筒の軸方向移動に
よらず、磁石支持筒の回動で得られるので、磁石支持筒
が制動ドラムの内部にコンパクトに収まり、装置の全長
が大幅に短縮され、車両への搭載が容易になる。
た制動ドラムの内部に、非磁性体からなる断面箱形をな
す筒形の固定枠を配置し、固定枠の外筒部に周方向等間
隔に多数の強磁性板を埋め込み、固定枠の内筒部に不動
の磁石支持筒を外嵌し、かつ不動の磁石支持筒のほぼ半
分の長さである１対の可動の磁石支持筒を外嵌し、各磁
石支持筒の外周面に各強磁性板に対向する磁石を極性が
周方向に交互に異なるように結合し、１対の可動の磁石
支持筒を各別に磁石配列の１ピツチ分だけ回動する手段
を備えたものであり、制動と非制動の切換えだけでな
く、制動力の強弱切換えが、磁石支持筒の軸方向移動に
よらず、磁石支持筒の回動で得られるので、磁石支持筒
が制動ドラムの内部にコンパクトに収まり、装置の全長
が大幅に短縮され、車両への搭載が容易になる。
【００１６】従来例に比べて車両の取付空間に余裕がで
き、それだけ磁石を長くすれば制動トルクを増大でき、
また磁石支持筒回動手段の変更を要せず、制動トルクの
異なる減速装置を製造できるので、コスト、重量などの
点で有利である。
き、それだけ磁石を長くすれば制動トルクを増大でき、
また磁石支持筒回動手段の変更を要せず、制動トルクの
異なる減速装置を製造できるので、コスト、重量などの
点で有利である。
【００１７】可動の磁石支持筒を選択的に回動すること
により、制動ドラムに及ぼす磁界の強さが変化し、走行
条件に応じて制動トルクを加減できる。
により、制動ドラムに及ぼす磁界の強さが変化し、走行
条件に応じて制動トルクを加減できる。
【図１】本発明に係る渦電流式減速装置の半制動状態を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図２】図１の線２Ａ−２Ａによる渦電流式減速装置の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図３】各磁石支持筒の半制動状態を示す展開平面図で
ある。
ある。
【図４】各磁石支持筒の全制動状態を示す側面平面図で
ある。
ある。
【図５】各磁石支持筒の非制動状態を示す側面平面図で
ある。
ある。
２，２ａ：電動機 ７：固定枠 ７ｂ：外筒部 ７ｃ：
内筒部 １０：制動ドラム １２ａ，１２ｂ，１２ｃ：
磁石支持筒 １３ａ，１３ｂ，１３ｃ：磁石 １４：回
転軸 １５：強磁性板
内筒部 １０：制動ドラム １２ａ，１２ｂ，１２ｃ：
磁石支持筒 １３ａ，１３ｂ，１３ｃ：磁石 １４：回
転軸 １５：強磁性板
Claims (1)
- 【請求項１】回転軸に結合した制動ドラムの内部に、非
磁性体からなる断面箱形をなす筒形の固定枠を配置し、
固定枠の外筒部に周方向等間隔に多数の強磁性板を埋め
込み、固定枠の内筒部に不動の磁石支持筒を外嵌し、か
つ不動の磁石支持筒のほぼ半分の長さである１対の可動
の磁石支持筒を外嵌し、各磁石支持筒の外周面に各強磁
性板に対向する磁石を極性が周方向に交互に異なるよう
に結合し、１対の可動の磁石支持筒を各別に磁石配列の
１ピツチ分だけ回動する手段を備えたことを特徴とす
る、渦電流式減速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35860591A JPH072003B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 渦電流式減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35860591A JPH072003B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 渦電流式減速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184128A true JPH05184128A (ja) | 1993-07-23 |
| JPH072003B2 JPH072003B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=18460180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35860591A Expired - Fee Related JPH072003B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 渦電流式減速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072003B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0580179U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-29 | 住友金属工業株式会社 | 渦電流式減速装置のトルク切り替え装置 |
| EP0828339A2 (en) * | 1996-09-06 | 1998-03-11 | Isuzu Motors Limited | Permanent magnet type eddy current reduction apparatus |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP35860591A patent/JPH072003B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0580179U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-29 | 住友金属工業株式会社 | 渦電流式減速装置のトルク切り替え装置 |
| EP0828339A2 (en) * | 1996-09-06 | 1998-03-11 | Isuzu Motors Limited | Permanent magnet type eddy current reduction apparatus |
| EP0828339A3 (en) * | 1996-09-06 | 1999-12-01 | Isuzu Motors Limited | Permanent magnet type eddy current reduction apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH072003B2 (ja) | 1995-01-11 |
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