JPH05183440A - 符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

符号化装置及び復号化装置

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JPH05183440A
JPH05183440A JP3358751A JP35875191A JPH05183440A JP H05183440 A JPH05183440 A JP H05183440A JP 3358751 A JP3358751 A JP 3358751A JP 35875191 A JP35875191 A JP 35875191A JP H05183440 A JPH05183440 A JP H05183440A
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JP
Japan
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length
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bit
circuit
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JP3358751A
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Michio Nagai
道雄 永井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 符号化回路14は、変換係数を符号化して、
有効データ長がLビットであって、ビット長が17ビッ
トの符号化データを形成する。カウンタ52は有効デー
タ長Li をmod32により累積する。デコーダ53
は、この累積値に基づいて切換スイッチ51を制御す
る。切換スイッチ51は、符号化データからビット長が
17−Lビットの無効データを除去し、有効データのみ
が連続して記憶されるように、符号化回路14からの符
号化データを切り換え選択してメモリFIFOm に供給
する。読出制御回路56は、メモリFIFOm に記憶さ
れた有効データを番号mが若い順に読み出すようにメモ
リFIFOm を制御する。 【効果】 無効データを記憶しないので、メモリFIF
m の容量を少なくでき、また、可変長符号化データの
出力タイミングを周期的することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化装置及び復号化
装置に関し、特にデータを可変長符号化する符号化装
置、及び可変長符号化データを復号化する復号化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】データの伝送や記録において、例えば画
像データの伝送や、画像データの磁気テープ等の記録媒
体への記録において、画像情報圧縮のために種々の符号
化が採用されている。例えば所謂予測符号化、変換符号
化、ベクトル量子化等が知られており、さらに、例えば
予測符号化により得られる予測誤差信号、変換符号化に
より得られる変換係数等に適切な符号割り当てを行って
情報量の圧縮を行う可変長符号化が知られている。
【0003】ところで、上記変換符号化は、画像信号の
有する相関性を利用し、標本値(以下画像データとい
う)を相互に直交する軸に変換して画像データ間の相関
を無相関化し、データ量の削減を行うものであり、所謂
基底ベクトルが互いに直交し、変換前の平均信号電力の
総和と直交変換により得られる所謂変換係数の平均電力
の総和が等しく、かつ低域成分への電力集中度に優れた
直交変換が採用されており、例えば所謂アダマール変
換、ハール変換、カールネン・ルーベ(K−L)変換、
離散余弦変換(以下DCT:Discrete Cosine Transfor
m という)、離散正弦変換(以下DST:Discrete Sin
e Transform という)、傾斜(スラント)変換等が知ら
れている。
【0004】ここで、上記DCTについて簡単に説明す
る。DCTは、画像を空間配置における水平・垂直方向
ともにn個(n×n)の画素からなる画像ブロックに分
割し、画像ブロック内の画像データを余弦関数を用いて
直交変換するものである。このDCTは、高速演算アル
ゴリズムが存在し、画像データの実時間変換を可能にす
る1チップの所謂LSIが出現したことにより、画像デ
ータの伝送や記録に広く用いられるようになっている。
また、DCTは、符号化効率として、効率に直接影響す
る低域成分への電力集中度の点で最適な変換である上記
K−L変換と殆ど同等の特性を有するものである。した
がって、DCTにより得られる変換係数を、電力が集中
する成分のみを符号化することにより、全体として情報
量の大幅な削減が可能となる。
【0005】具体的には、n×n個の画像データをDC
Tして得られる変換係数を例えばCij(i=0〜n−
1,j=0〜n−1)で表すと、変換係数C00は画像ブ
ロック内の平均輝度値を表す直流成分に対応し、その電
力は、通常、他の成分に比べてかなり大きくなる。そこ
で、この直流成分を粗く量子化した場合、視覚的に大き
な画質劣化として感じられる直交変換符号化特有の雑音
である所謂ブロック歪みが生じるところから、変換係数
00に多くのビット数(例えば8ビット以上)を割り当
てて均等量子化し、直流成分を除く他の成分(以下交流
成分という)の変換係数Cij(C00を除く)には、例え
ば視覚の空間周波数が高域では低下するという視覚特性
を利用して、高域成分ほどビット数の割り当てを減少さ
せて量子化するようになっている。
【0006】そして、画像データの伝送や記録では、画
像データをDCTして得られる変換係数Cijを上述のよ
うに量子化した後、さらに圧縮を行うために、例えば所
謂ハフマン符号化(Huffman coding)やランレングス符
号化(Run Lengthcoding )等の可変長符号化を行い、
得られる可変長符号化データに同期信号やパリティ等を
付加して伝送や記録を行うようになっている。
【0007】ところで、可変長符号化、例えばハフマン
符号化を行う符号化装置は、従来、例えば所謂ROM
(Read Only Memory)等からなり、ハフマン符号則を記
憶している符号テーブル回路と、該符号テーブル回路か
ら供給される符号化データから無効データを除去し、有
効データが連続した可変長符号化データ出力するパッキ
ング回路とから構成される。
【0008】そして、符号テーブル回路は、変換係数C
ijを量子化した量子化データをアドレスとし、1つの変
換係数Cijに対して、有効データ長がLijビットであっ
てビット長(幅)が最大符号長であるNビットの符号化
データを出力するようになっている。
【0009】また、パッキング回路は、バッファメモリ
等からなり、符号テーブル回路から供給されるビット長
がNビットの符号化データを一旦記憶し、N−Lijビッ
トの無効データを除去し、有効データのみが連続してい
る可変長符号化データを出力するようになっている。
【0010】したがって、従来の符号化装置では、パッ
キング回路のバッファメモリに無効データも記憶するた
め、バッファメモリの容量が大きくなり、また、バッフ
ァメモリの読出制御が複雑となり、さらに、パッキング
回路から可変長符号化データが出力されるタイミングが
不定期となり、この符号化装置の後段に接続されている
回路が待たされる等の問題があった。
【0011】一方、上述のように可変長符号化された可
変長符号化データを復号化する復号化装置は、従来、ビ
ット幅を8ビット(以下1バイトという)するバッファ
メモリと、例えばROM(Read Only Memory)等からな
り、逆のハフマン符号則を記憶している復号テーブル回
路とから構成される。
【0012】そして、バッファメモリは、可変長符号化
データを1バイト単位で一旦記憶し、復号テーブル回路
は、バッファメモリからバイト単位で読み出される可変
長符号化データを復号化するようになっている。
【0013】したがって、従来の復号化装置では、可変
長符号データのデータ長が8ビットよりも長いときは、
バッファメモリからの読出が2回以上必要となり、すな
わち1つの可変長符号データを復号化する時間が不定と
なり、換言すると復号化のタイミングを能動的に制御す
ることができず、この復号化装置に後段に接続される回
路が待たされる等の問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の符
号化装置では、パッキング回路のバッファメモリの容量
が大きくなり、また、バッファメモリの読出制御が複雑
となり、さらに、符号化装置から可変長符号化データを
出力するタイミングが不定期となる等の問題があり、ま
た、従来の復号化装置では、バッファメモリのビット幅
を8ビットとしているために、可変長符号データのデー
タ長が8ビットよりも長いときは、バッファメモリから
の読出が2回以上必要となり、1つの可変長符号データ
を復号化する時間が不定となる等の問題があった。
【0015】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、従来の装置に比して回路規模が小さく、
すなわちコストが安く、有効データのみが連続した可変
長符号化データを周期的に出力することができる符号化
装置の提供を目的とする。
【0016】また、復号化されたデータを周期的に出力
することができる符号化装置の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、データを符号化して、有効データ長が
i (i=1、2、3・・・)ビットであって、ビット
長が最大符号長であるNビットの符号化データを形成す
ると共に、符号化データの有効データ長Li を出力する
符号化手段と、それぞれの入出力データ幅がBビットで
あって並列に接続された第1〜第Mのメモリからなり、
全体の入力データ幅(B×M)が最大符号長Nよりも大
きく、Bビット単位で書込及び読出が可能な記憶手段
と、上記符号化手段からの符号化データを切り換え選択
して上記記憶手段に供給する切換手段と、上記符号化手
段からの符号化データの有効データ長Li を累積し、該
累積値に基づいて、上記符号化手段から供給される有効
データ長がLi ビットの符号化データを含む記憶データ
をBビット単位に分割し、該記憶データのBビットに満
たないビット長がli (li <B)ビットの余りビット
と次の有効データ長がLi+1 ビットの符号化データを結
合してデータ長がli +Li+1 ビットからなる次の記憶
データを形成すると共に、Bビット単位に分割された記
憶データを上記記憶手段に上記第1〜第Mのメモリ順に
供給するように上記切換手段を制御し、累積値のB毎に
書込を許可する制御信号を上記記憶手段に上記第1〜第
Mのメモリ順に供給して、符号化データからN−Li
ットの無効データが除去された有効データを連続して記
憶するように上記記憶手段を制御する書込制御手段と、
有効データを上記第1〜第Mのメモリ順に読み出し、可
変長符号化データとして出力するように上記記憶手段を
制御する読出制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】また、本発明では、上記課題を解決するた
めに、それぞれの入出力データ幅がBビットであって並
列に接続された第1〜第Mのメモリからなり、全体の入
力データ幅(B×M)がN+B−1(Nは最大符号長)
よりも大きく、Bビット単位で書込及び読出が可能な記
憶手段と、可変長符号化データを第1〜第Mのメモリ順
に記憶するように上記記憶手段を制御する書込制御手段
と、可変長符号化データを復号化してデータを再生する
と共に、可変長符号化データのデータ長Li (i=1、
2、3・・・)を検出する復号化手段と、上記記憶手段
から読み出された可変長符号化データを切り換え選択し
て上記復号化手段に供給する切換手段と、上記復号化手
段からの可変長符号化データのデータ長Li 基づいて、
上記記憶手段からの可変長符号化データを上記復号化手
段に、先頭ビットが上記復号化手段の所定ビットに対応
すると共に少なくとも最大符号長N単位で供給するよう
に上記記憶手段の読出及び切換手段を制御する読出制御
手段とを有することを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明に係る符号化装置では、符号化手段によ
って得られる有効データ長がLi ビットであって、ビッ
ト長が最大符号長であるNビットの符号化データから、
有効データ長Li に基づいて無効データを除去し、有効
データのみをmビット単位で記憶手段に記憶し、この記
憶手段に記憶された有効データをmビット単位で読み出
し、可変長符号化データとして出力する。
【0020】また、本発明に係る復号化装置では、可変
長符号化データを連続して記憶手段に記憶し、この記憶
手段に記憶された可変長符号化データを、可変長符号化
データの各データ長Li に基づいて、その先頭ビットが
復号化手段の所定ビットに対応すると共に少なくとも最
大符号長N単位で読み出し、読み出した可変長符号化デ
ータを復号化手段で復号化して、データ再生する。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る符号化装置及び復号化装
置の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1は、
本発明を適用した符号化装置の回路構成を示すものであ
り、図2は、本発明を適用した復号化装置の回路構成を
示すものであり、図3は、上記符号化装置を適用したデ
ィジタルビデオテープレコーダ(以下単にVTRとい
う)の記録系の回路構成を示すものであり、図4は、上
記復号化装置を適用したVTRの再生系の回路構成を示
すものである。
【0022】まず、このVTRについて説明する。この
VTRは、図2に示すように、アナログ映像信号をディ
ジタル信号に変換し、得られる画像データに所謂変換符
号化及び可変長符号化等のデータ処理を施してデータ圧
縮を行った後、磁気ヘッド21を介して磁気テープ1に
記録する記録系と、図4に示すように、磁気テープ1か
ら磁気ヘッド31によって再生される再生信号を2値化
すると共に、可変長復号化及び逆の変換符号化等のデー
タ処理を施した後、アナログ信号に変換してアナログ映
像信号を再生する再生系とから構成される。
【0023】上記記録系は、上述の図2に示すように、
映像信号をサンプリングし、ディジタル信号に変換して
画像データを形成するアナログ/ディジタル変換器(以
下A/D変換器という)11と、該A/D変換器11か
らの画像データを空間配置におけるn×n個を1ブロッ
クとする画像ブロックGh (h=0〜H、Hは1フレー
ムあるいは1フィールドの画素数及び画像ブロックの画
素数n2 に依存する)に分割するブロック化回路12
と、該ブロック化回路12からの画像データを余弦関数
を用いて直交変換(以下DCT:Discrete Cosine Tran
sform という)して各画像ブロックGh の変換係数Cij
(i=0〜n−1,j=0〜n−1)を算出する離散余
弦変回路(以下DCT回路という)13と、該DCT回
路13からの変換係数Cijを符号化して、有効データ長
がLijビットであって、ビット長が最大符号長であるN
ビットの符号化データを形成すると共に、符号化データ
の有効データ長Li を出力する符号化回路14と、該符
号化回路14から供給される符号化データからN−Lij
ビットの無効データを除去し、有効データが連続した可
変長符号化データを形成するパッキング回路15と、該
パッキング回路15からの可変長符号化データに、例え
ばエラー検出やエラー訂正のためのパリティをデータ処
理や記録の1単位となる処理単位毎に付加するパリティ
付加回路17と、該パリティ付加回路17からのパリテ
ィが付加された可変長符号化データに、同期信号等を処
理単位毎に付加して伝送データを形成する同期信号挿入
回路18と、該同期信号挿入回路18からパラレルデー
タとして送られてくる伝送データをシリアルデータに変
換するパラレル/シリアル(以下P/Sという)変換器
19と、該P/S変換器19からの伝送データに記録に
適した変調を施して記録信号を生成し、上記磁気ヘッド
21に供給するチャンネルエンコーダ(以下ENCとい
う)20とから構成される。
【0024】そして、この記録系は、端子2を介してア
ナログ信号として供給される映像信号を画像データに変
換した後、例えば1フレームあるいは1フィールド分の
画像データを画像ブロックGh に分割し、各画像ブロッ
クGh の画像データをDCTして変換係数Cijを算出
し、この変換係数Cijを可変長符号化して、可変長符号
化データを形成するようになっている。また、この記録
系は、可変長符号化データに同期信号等を処理単位毎に
付加して伝送データを形成した後、この伝送データに記
録に適した変調、例えばスクランブルやNRZI変調処
理を施し、磁気ヘッド21よって磁気テープ1に記録す
るようになっている。
【0025】かくして、本発明に係る符号化装置は、符
号化回路14〜パッキング回路15から構成され、具体
的には、以下のようになっている。
【0026】ブロック化回路12は、例えば1フレーム
あるいは1フィールド分の記憶容量を有するメモリ等か
ら構成され、例えば所謂輝度信号Y及び色差信号U、V
として供給される画像データを順次記憶し、上述のよう
に空間配置における画像データのn×n個、例えば8×
8個を1ブロックとする画像ブロックGh に分割して読
み出し、読み出した画像データをDCT回路13に供給
する。
【0027】DCT回路13は、例えば所謂DSP(Di
gital Signal Processor)等から構成され、ブロック化
回路12から画像ブロックGh 毎に供給される画像デー
タを上述のように余弦関数を用いて直交変換して変換係
数Cijを算出し、この変換係数Cijを符号化回路14に
供給する。
【0028】符号化回路14は、ハフマン符号化則を記
憶している例えば所謂ROM(ReadOnly Memory)等か
らなり、例えば図1に示すように、DCT回路13から
端子4を介して供給される変換係数Cijをアドレスと
し、有効データ長がLijビットであって、ビット長が最
大符号長であるNビットの符号化データを形成し、この
符号化データと符号化データの有効データ長Lijをパッ
キング回路15に供給する。ここで、パッキング回路1
5に供給される有効デコーダ長Lijの添字を、供給され
る順番に従ってi(i=1、2、3・・・)で表すこと
にし、説明を続ける。
【0029】パッキング回路15は、例えば上述の図1
に示すように、例えば所謂FIFO(First In First O
ut)メモリからなり、それぞれの入出力データ幅がBビ
ットの複数のメモリFIFOm (m=1〜M)と、上記
符号化回路14からの符号化データを切り換え選択して
上記メモリFIFOm に供給する切換スイッチ51と、
上記符号化回路14からの符号化データの有効データ長
i を累積するカウンタ52と、該カウンタ52からの
累積値をデコーダし、上記切換スイッチ51を制御する
デコーダ53と、上記カウンタ52からの累積値を閾値
TH1 〜TH3 (TH1 <TH2 <TH3 )とそれぞれ
比較する比較器54a、54b、54cと、比較器54
a、54b、54cからの比較結果に基づいて、書込を
許可する所謂ライトイネーブル信号WEm を形成するエ
ンコーダ55と、該エンコーダ55からのライトイネー
ブル信号WEm をそれぞれ負論理として上記メモリFI
FOm に供給するナンドゲートNANDm と、記憶され
た有効データを番号mが若い順に読み出すように上記メ
モリFIFOm を制御する読出制御回路56と、上記メ
モリFIFOm からの読み出された有効データを連続し
て出力するためのフリップフロップFFm とから構成さ
れる。
【0030】ところで、上述の最大符号長NとメモリF
IFOm の数Mとの関係は、メモリFIFOm を並列に
接続した全体の入力データ幅(B×M)が最大符号長N
よりも大きく、最大符号長の符号化データを1回の書込
動作で書込可能となっており、この図1では、最大符号
長Nを17ビットとし、メモリFIFOm の入出力デー
タ幅Bを8ビットとし、メモリFIFOm の数Mを4個
としている。
【0031】カウンタ52は、B×M進カウンタであ
り、符号化回路14からの有効データ長Li をカウント
し、値がB×Mとなったとき、再び1からカウントを開
始するようになっている。具体的には、例えば所謂mo
d32のカウンタであり、カウント値をデコーダ53及
び比較器54a、54b、54cに供給する。
【0032】デコーダ53は、このカウント値に基づい
て、符号化回路14から供給される有効データ長がLi
ビットの符号化データを含む記憶データをBビット単位
に分割し、記憶データのBビットに満たないビット長が
i (li <B)ビットの余りビットと次の有効データ
長がLi+1 ビットの符号化データを結合してデータ長が
i +Li+1 ビットからなる次の記憶データを形成する
と共に、Bビット単位に分割された記憶データをメモリ
FIFOm に番号mが若い順に供給するように切換スイ
ッチ51を制御する。
【0033】具体的には、例えば図5aに示すように、
符号化回路14から、有効データL1 〜L9 が最大符号
長である17ビットから順に2ビットづつ少なくなる9
個の符号化データが供給され、有効データ長L10〜L18
が0から順に22ビットづつ多くなる9個の符号化デー
タが供給されると、切換スイッチ51は、デコーダ53
の制御のもとに、例えば図5bに示すように、有効デー
タ長が17(L1 )ビットの符号化データを8ビット単
位に分割し、先頭ビットを含む上位8ビットをメモリF
IFO1 に供給し、次の8ビットをメモリFIFO2
供給すると共に、ビット長が1(=17−8×2)ビッ
トの余りビットと次の有効データ長が15(L2 )ビッ
トの符号化データを結合してデータ長が16(=1+1
5)ビットからなる次の記憶データを形成する。つぎ
に、この16ビットの記憶データを8ビット単位に分割
し、上位8ビットをメモリFIFO3 に供給し、残りの
8ビットをメモリFIFO4 に供給すると共に、余りビ
ット長が0となっているので、次の有効データ長が13
(L3 )ビットの符号化データを次の記憶データとす
る。つぎに、この13ビットの記憶データを8ビット単
位に分割し、8ビットをメモリFIFO1 に供給すると
共に、ビット長が5(=13−8)ビットの余りビット
と次の有効データ長が11(L4 )ビットの符号化デー
タを結合してデータ長が16(=5+11)ビットから
なる次の記憶データを形成する。以下、同様な動作を新
たな符号化データが供給される毎に繰り返す。
【0034】一方、比較器54a、54b、54cは、
カウンタ52からのカウント値を閾値TH1 〜TH
3 (TH1 <TH2 <TH3 )とそれぞれ比較し、比較
結果をエンコーダ55に供給する。具体的には、閾値T
1 〜TH3 の各値は、メモリFIFOm の入出力デー
タ幅の整数倍となっており、閾値TH1 の値は8、閾値
TH2 の値は16、閾値TH3 の値は24となってい
る。したがって、例えば表1に示すように、カウンタ5
2からのカウント値が8以下のときは全ての比較器54
a、54b、54cの出力は例えば0となり、9以上で
あって16以下のときは比較器54aの出力は1になる
と共に、比較器54b、54cの出力は0となり、17
以上であって24以下のときは比較器54a、54bの
出力は1になると共に、比較器54cの出力は0とな
り、25以上のときは全ての比較器54a、54b、5
4cの出力は1になる。
【0035】
【表1】
【0036】エンコーダ55は、比較器54a、54
b、54cからの比較結果に基づいて、書込を許可する
ライトイネーブル信号WEm を上記メモリFIFOm
順次供給する。具体的には、エンコーダ55は、比較器
54a、54b、54cの出力の組合せに基づいた4状
態、例えば上述の表1に示すように、比較器54a、5
4b、54cの出力が全て0のときはE1となり、比較
器54aの出力が1であって、比較器54b、54cの
出力が0のときはE2となり、比較器54a、54bの
出力が1であって、比較器54cの出力が0のときはE
3となり、比較器54a、54b、54cの出力が全て
1のときはE4となるポインタエリア信号を生成する。
そして、このポインタエリア信号の遷移に基づいて、書
込を許可するライトイネーブル信号WEm を生成する。
例えば、カウンタ52に有効データ長Li が17ビッ
ト、15ビット、13ビット、・・・の符号化データが
供給されると、カウンタ52のカウント値が変化すると
共に、比較器54a、54b、54cの出力が変化し、
ポインタエリア信号がE1からE3、E1、E2、・・
・と遷移し、メモリFIFOm への記憶データの入力に
同期すると共に、例えば表2に示すように、ポインタエ
リア信号がE1からE3に遷移すると、ライトイネーブ
ル信号WE1 、WE2 はハイレベル(以下Hレベルとい
う)となり、ライトイネーブル信号WE3 、WE4 はL
レベルとなる。また、ポインタエリア信号がE3からE
1に遷移すると、ライトイネーブル信号WE1 、WE2
はLレベルとなり、ライトイネーブル信号WE3 、WE
4 はHレベルとなる。また、ポインタエリア信号がE1
からE2に遷移すると、ライトイネーブル信号WE1
Hレベルとなり、ライトイネーブル信号WE2 、W
3 、WE4 はLレベルとなる。すなわち、エンコーダ
55は、任意のメモリFIFOm の入力が8ビット揃っ
た時点でそのメモリFIFOm に対するライトイネーブ
ル信号WEm をHレベルとし、メモリFIFOm の書込
を制御する。このエンコーダ55からのライトイネーブ
ル信号WEm は、ナンドゲートNANDm により、負論
理とされ、上述の図5cに示すように、メモリFIFO
m にそれぞれ供給される。
【0037】
【表2】
【0038】メモリFIFOm は、ライトイネーブル信
号WEm の負論理がLレベルのとき、記憶データの記憶
を行う。かくして、メモリFIFOm には、例えば図6
aに示すように、有効データのみが連続して記憶され
る。
【0039】読出制御回路56は、上述のようにして記
憶された有効データを番号mが若い順に読み出すように
上記メモリFIFOm を制御する。具体的には、読出制
御回路56は、例えば図6bに示すように、処理単位の
先頭において、読出リセット信号RRをLレベルとし、
メモリFIFOm の読出をリセットした後、例えば図6
cに示すように、全てのメモリFIFOm 及びフリップ
フロップFFm に、所定の周期でLレベルとなる所謂リ
ードイネーブル信号REを供給する。この結果、メモリ
FIFOm から有効データが対応するフリップフロップ
FFm に記憶された順番で転送される。
【0040】また、読出制御回路56は、例えば図6d
に示すように、上記所定の周期でLレベルとなり、番号
mが若いほど位相が進んだ所謂チップセレクト信号CE
をフリップフロップFFm に供給する。フリップフロッ
プFFm の出力は、例えば所謂トライステートとなって
いると共に、それらは所謂ワイアードオア接続され、チ
ップセレクト信号CEがLレベルのとき有効データを出
力するようになっている。この結果、端子5からは、例
えば図6eに示すように、無効データが除去され、有効
データのみがパッキングされた可変長符号化データが連
続して出力される。
【0041】以上のように、パッキング回路15のメモ
リを、それぞれの入出力データ幅が8ビットであって並
列に接続されたメモリFIFO1 〜メモリFIFO4
らなり、全体の入力データ幅(32ビット)が最大符号
長17ビットよりも大きく、8ビット単位で書込及び読
出ができるようにし、また、符号化回路14からの符号
化データの有効データ長Li をmod32でカウント
し、このカウント値に基づいて、符号化回路14から供
給される有効データ長がLi ビットの符号化データを含
む記憶データを8ビット単位に分割し、この記憶データ
の8ビットに満たないビット長がli (li <8)ビッ
トの余りビットと次の有効データ長がLi+1 ビットの符
号化データを結合してデータ長がli +Li+1 ビットか
らなる次の記憶データを形成すると共に、8ビット単位
に分割された記憶データをメモリFIFOm に番号mが
若い順に供給するように切換スイッチ51を制御し、さ
らに、カウント値の8ビット毎に書込を許可するライト
イネーブル信号WEm をメモリFIFOm に番号mが若
い順に供給することにより、符号化データからN−Li
ビットの無効データが除去された有効データを連続して
記憶することができ、すなわち無効データを記憶しない
ようにすることができ、従来の装置に比してメモリの容
量を少なくすることができる。換言すると、回路規模を
小さくし得、コストを安くすることができる。また、上
述のようにしてメモリFIFOm に記憶された有効デー
タをメモリFIFOm の番号mが若い順に読み出すこと
により、有効データが連続した可変長符号化データを周
期的に出力することができる。
【0042】そして、このパッキング回路15は、上述
のようにして読み出した可変長符号化データをパリティ
付加回路17に供給する。パリティ付加回路17は、可
変長符号化データにパリティを処理単位毎に付加し、同
期信号挿入回路18に供給する。同期信号挿入回路18
は、パリティが付加された可変長符号化データに同期信
号を付加する。この結果、同期信号挿入回路18から
は、例えば、1処理単位が先頭から順に同期信号、I
D、所定数の画像ブロックGh の可変長符号化データ、
パリティからなる伝送データが出力される。そして、こ
の伝送データが、所定の変調を施されて磁気テープ1に
記録される。
【0043】つぎに、このVTRの再生系について説明
する。この再生系は、上述の図4に示すように、磁気テ
ープ1から磁気ヘッド31によって再生される再生信号
に例えばNRZI復調等の信号処理を施して伝送データ
を再生するチャンネルデコーダ(以下単にDECとい
う)32と、該DEC32からシリアルデータとして送
られてくる伝送データをパラレルデータに変換するシリ
アル/パラレル(以下S/Pという)変換器33と、該
S/P変換器33からの伝送データの同期を引き込むと
共に、可変長符号化データを再生する同期信号検出回路
34と、該可変長符号化データの再生の際に生じる時間
軸の変動を補正する時間軸補正回路(以下TBC:Time
Base Corrector という)35と、該TBC35からの
可変長符号化データのエラー訂正を行うと共に、エラー
訂正できなかった可変長符号化データに対してエラーフ
ラグEFをセットするエラー訂正回路36と、該エラー
訂正回路36からの可変長符号化データを切り換え選択
して後述する復号化回路38に供給するアンパッキング
回路37と、該アンパッキング回路37からの可変長符
号化データを復号化して変換係数Cijを再生すると共
に、可変長符号化データのデータ長Li (i=1、2、
3・・・)を検出する復号化回路38と、該復号化回路
38からの変換係数Cijを直交変換して画像データを再
生する逆離散余弦変換回路(以下IDCT回路という)
39と、該IDCT回路39から画像ブロックGh 毎に
供給される画像データから1フレームあるいは1フィー
ルド分の画像データを形成する逆ブロック化回路40
と、上記エラー訂正回路36からのエラーフラグEFに
基づいて上記逆ブロック化回路40からの画像データに
エラー補正を施すエラー補正回路41と、該エラー補正
回路41からの画像データをアナログ信号に変換して出
力するディジタル/アナログ変換器(以下D/A変換器
という)42とから構成される。
【0044】そして、DEC32は、磁気テープ1から
磁気ヘッド31によって再生される再生信号を2値化し
た後、例えばNRZI復調すると共に、ディスクランブ
ル処理を施して伝送データを再生し、この伝送データを
S/P変換器33を介して同期信号検出回路34に供給
する。
【0045】同期信号検出回路34は、S/P変換器3
3でパラレルデータに変換された伝送データから同期信
号を検出して同期を引き込むと共に、可変長符号化デー
タを再生し、この可変長符号化データをTBC35に供
給する。
【0046】TBC35は、可変長符号化データの時間
軸補正を行い、再生の際に生じる時間軸の変動を吸収
し、この時間軸補正された可変長符号化データをエラー
訂正回路36に供給する。
【0047】エラー訂正回路36は、可変長符号化デー
タのエラー訂正を記録の際に付加されたパリティを用い
て行うと共に、エラー訂正能力を超えたエラーを有する
可変長符号化データに対してエラーフラグEFをセット
し、エラー訂正された可変長符号化データをアンパッキ
ング回路37に供給する。
【0048】アンパッキング回路37は、例えば図3に
示すように、例えばFIFOメモリからなり、それぞれ
の入出力データ幅がBビットの複数のメモリRFIFO
m (m=1〜M)と、例えば複数のフリッププロップR
FFm からなり、上記エラー訂正回路36からの可変長
符号化データを上記メモリRFIFOm (m=1〜M)
に並列(パラレル)的に供給するシフトレジスタ61
と、可変長符号化データをメモリRFIFOm の番号m
が若い順に記憶するように該メモリRFIFOm を制御
する書込制御回路62と、上記メモリRFIFOm から
読み出された可変長符号化データを切り換え選択して上
記復号化回路38に供給する切換スイッチ63と、上記
復号化回路38からの可変長符号化データのデータ長L
i に基づいて、上記メモリRFIFOm からの可変長符
号化データを該復号化回路38に、先頭ビットが該復号
化回路38の所定ビットに対応すると共に少なくとも最
大符号長N単位で供給するように上記メモリRFIFO
m の読出及び切換スイッチ63を制御する制御回路64
とから構成される。
【0049】ところで、上述の最大符号長NとメモリR
FIFOm の数Mの関係は、メモリRFIFOm を並列
に接続した全体の入力データ幅(B×M)がN+B−1
よりも大きく、最大符号長Nの可変長符号化データを多
くとも2回の読出動作で読出可能となっており、この図
3では、最大符号長Nを17ビットとし、メモリRFI
FOm の入出力データ幅Bを8ビットとし、メモリRF
IFOm の数Mを4個としている。
【0050】シフトレジスタ61は、端子6を介して供
給される可変長符号化データを32バイト毎に一旦記憶
し、記憶した可変長符号化データを並列にメモリRFI
FOm に供給する。
【0051】一方、書込制御回路62は、例えば図7c
に示すように、可変長符号化データの4バイト周期でH
レベルとなるライトイネーブル信号WEをメモリRFI
FOm に供給する。
【0052】メモリRFIFOm は、例えば図7bに示
すように、処理単位の先頭でHレベルとなるライトリセ
ット信号WRによって、書込がリセットされた後、書込
制御回路62からのライトイネーブル信号WEによっ
て、シフトレジスタ61から並列に供給される可変長符
号化データを記憶する。具体的には、例えば図7aに示
すように、端子6を介してデータ長Li が、17ビッ
ト、15ビット、13ビット、・・・の可変長符号化デ
ータが供給されると、例えば図7dに示すように、供給
される順番であって、データ長がL1 の可変長符号化デ
ータの先頭ビットがメモリRFIFO1 の最下位ビット
になるように記憶する。
【0053】以上のようにしてメモリRFIFOm に記
憶された可変長符号化データは、制御回路64の制御の
もとに読み出される。
【0054】具体的には、制御回路64は、上述の図3
に示すように、上記復号化回路38からの可変長符号化
データのデータ長Li を累積するカウンタ64aと、該
カウンタ64aの累積値をデコードし、上記切換スイッ
チ63を制御するデコーダ64bと、上記カウンタ64
aの累積値に基づいて、読出を許可するレードイネーブ
ル信号REm を上記メモリRFIFOm に順次供給する
読出制御回路64cとから構成される。
【0055】そして、カウンタ64aは、B×M進カウ
ンタであり、復号化回路38からのデータ長Li をカウ
ントし、値がB×Mとなったとき、再び1からカウント
を開始するようになっている。具体的には、例えば上述
した記録系のカウンタ52と同様に、mod32のカウ
ンタであり、カウント値をデコーダ64b及び読出制御
回路64cに供給する。
【0056】読出制御回路64cは、上述の記録系のエ
ンコーダ55と同様の機能を有し、カウンタ64aから
のカウント値に基づいて、上述の表1に示すポインタエ
リア信号を生成し、ポインタエリア信号の遷移に基づい
て、読出を許可するリードイネーブル信号REm を生成
する。具体的には、上述の表2に示すように、ポインタ
エリア信号がE1からE3に遷移すると、ライトイネー
ブル信号RE1 、RE 2 をHレベルとし、リードイネー
ブル信号RE3 、RE4 をLレベルとする。また、ポイ
ンタエリア信号がE3からE1に遷移すると、リードイ
ネーブル信号RE1 、RE2 をLレベルとし、リードイ
ネーブル信号RE3 、RE4 をHレベルとする。また、
ポインタエリア信号がE1からE2に遷移すると、リー
ドイネーブル信号RE1 をHレベルとし、リードイネー
ブル信号RE2 、RE3 、RE4 をLレベルとする。そ
して、この読出制御回路64cは、このようにして生成
したリードイネーブル信号REm をメモリRFIFOm
に供給する。
【0057】メモリRFIFOm は、リードイネーブル
信号REm がHレベルのとき、記憶している可変長符号
化データを読み出し、すなわち、例えば復号化が終了し
た可変長符号化データのみを出力しているメモリRFI
FOm は、新たな可変長符号化データを読み出す。
【0058】一方、デコーダ64bは、カウンタ64a
からのカウント値に基づいて、可変長符号化データの先
頭ビットがいずれのメモリRFIFOm の第何番目のビ
ットに記憶されているかを判断し、この判断結果に基づ
いて、メモリRFIFOm から読み出された可変長符号
化データの先頭ビットが復号化回路38の所定のビット
に対応するように、切換スイッチ63を制御する。
【0059】かくして、復号化回路38に可変長符号化
データを、その先頭ビットが復号化回路38の所定ビッ
トに対応すると共に少なくとも最大符号長N単位で可変
長符号化データを供給することができる。換言すると、
メモリRFIFOm から1つの可変長符号化データを1
回の読出動作で読み出すことができ、可変長符号化デー
タを周期的に復号化回路38に供給することができる。
【0060】復号化回路38は、ハフマン符号化則の逆
の変換則を記憶している例えばROM等からなり、先頭
ビットが所定のビット、例えばアドレスの最上位ビット
に対応する共に少なくとも最大符号長N単位に供給され
る可変長符号化データをアドレスとして、記憶されてい
る変換係数Cijを読み出し、この変換係数Cijを端子7
を介してIDCT回路39に供給する。ところで、上述
したように復号化回路38には可変長符号化データを周
期的に供給することができ、この結果、復号化回路39
から変換係数Cijを周期的に出力するようにすることが
でき、後段に接続されるIDCT回路39が待たされる
とを防止することができる。
【0061】IDCT回路39は、記録の際に用いられ
た変換行列に対応する転置行列を用いて変換係数Cij
直交変換して画像データを画像ブロックGh 毎に再生
し、この画像データを逆ブロック化回路40に供給す
る。
【0062】逆ブロック化回路40は、画像ブロックG
h 毎に再生される画像データから1フレームあるいは1
フィールド分の画像データを形成してエラー補正回路4
1に供給する。
【0063】エラー補正回路41は、例えば、上述のエ
ラー訂正回路36においてエラー訂正できなった画像デ
ータの近隣のエラーがない画像データを用いて補間処理
を行うことにより、エラー訂正できなった画像データの
エラー補正を行い、このエラーが補正された画像データ
をD/A変換器42に供給する。
【0064】D/A変換器42は、エラー補正された画
像データをアナログ信号に変換し、端子3を介してアナ
ログ映像信号を例えば輝度信号Y及び色差信号U、Vと
して出力する。
【0065】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
では、符号化手段によって得られる有効データ長がLi
ビットであって、ビット長が最大符号長であるNビット
の符号化データから、有効データ長Li に基づいて無効
データを除去し、有効データのみをmビット単位で記憶
手段に記憶し、この記憶手段に記憶された有効データを
mビット単位で読み出することにより、無効データを記
憶手段に記憶しないようにすることができ、従来の装置
に比してメモリの容量を少なくすることができる。換言
すると、回路規模を小さくし得、コストを安くすること
ができる。また、有効データが連続した可変長符号化デ
ータを周期的に出力することができる。
【0066】また、本発明では、可変長符号化データを
連続して記憶手段に記憶し、この記憶手段に記憶された
可変長符号化データを、可変長符号化データの各データ
長Li に基づいて、その先頭ビットが復号化手段の所定
ビットに対応すると共に少なくとも最大符号長N単位で
読み出し、読み出した可変長符号化データを復号化手段
に供給することにより、可変長符号化データを復号化し
て再生したデータを周期的に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した符号化装置の回路構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記符号化装置を適用したディジタルビデオテ
ープレコーダの記録系の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明を適用した復号化装置の回路構成を示す
ブロック図である。
【図4】上記復号化装置を適用したディジタルビデオテ
ープレコーダの再生系の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】上記符号化装置を構成するメモリの書込動作を
説明するためのタイムチャートである。
【図6】上記符号化装置を構成するメモリの読出動作を
説明するためのタイムチャートである。
【図7】上記復号化装置を構成するメモリの書込動作を
説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
14・・・符号化回路 15・・・パッキング回路 FIFOm ・・・メモリ 51・・・切換スイッチ 52・・・カウンタ 53・・・デコーダ 54a、54b、54c・・・比較器 55・・・エンコーダ 56・・・読出制御回路 37・・・アンパッキング回路 38・・・復号化回路 RFIFOm ・・・メモリ 62・・・書込制御回路 63・・・切換スイッチ 64・・・制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを符号化して、有効データ長がL
    i (i=1、2、3・・・)ビットであって、ビット長
    が最大符号長であるNビットの符号化データを形成する
    と共に、符号化データの有効データ長Li を出力する符
    号化手段と、 それぞれの入出力データ幅がBビットであって並列に接
    続された第1〜第Mのメモリからなり、全体の入力デー
    タ幅(B×M)が最大符号長Nよりも大きく、Bビット
    単位で書込及び読出が可能な記憶手段と、 上記符号化手段からの符号化データを切り換え選択して
    上記記憶手段に供給する切換手段と、 上記符号化手段からの符号化データの有効データ長Li
    を累積し、該累積値に基づいて、上記符号化手段から供
    給される有効データ長がLi ビットの符号化データを含
    む記憶データをBビット単位に分割し、該記憶データの
    Bビットに満たないビット長がli (li <B)ビット
    の余りビットと次の有効データ長がLi+1 ビットの符号
    化データを結合してデータ長がli +Li+1 ビットから
    なる次の記憶データを形成すると共に、Bビット単位に
    分割された記憶データを上記記憶手段に上記第1〜第M
    のメモリ順に供給するように上記切換手段を制御し、累
    積値のB毎に書込を許可する制御信号を上記記憶手段に
    上記第1〜第Mのメモリ順に供給して、符号化データか
    らN−Li ビットの無効データが除去された有効データ
    を連続して記憶するように上記記憶手段を制御する書込
    制御手段と、 有効データを上記第1〜第Mのメモリ順に読み出し、可
    変長符号化データとして出力するように上記記憶手段を
    制御する読出制御手段とを有することを特徴とする符号
    化装置。
  2. 【請求項2】 それぞれの入出力データ幅がBビットで
    あって並列に接続された第1〜第Mのメモリからなり、
    全体の入力データ幅(B×M)がN+B−1(Nは最大
    符号長)よりも大きく、Bビット単位で書込及び読出が
    可能な記憶手段と、 可変長符号化データを第1〜第Mのメモリ順に記憶する
    ように上記記憶手段を制御する書込制御手段と、 可変長符号化データを復号化してデータを再生すると共
    に、可変長符号化データのデータ長Li (i=1、2、
    3・・・)を検出する復号化手段と、 上記記憶手段から読み出された可変長符号化データを切
    り換え選択して上記復号化手段に供給する切換手段と、 上記復号化手段からの可変長符号化データのデータ長L
    i 基づいて、上記記憶手段からの可変長符号化データを
    上記復号化手段に、先頭ビットが上記復号化手段の所定
    ビットに対応すると共に少なくとも最大符号長N単位で
    供給するように上記記憶手段の読出及び切換手段を制御
    する読出制御手段とを有することを特徴とする復号化装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324022B2 (en) 2005-01-28 2008-01-29 Nec Corporation Data encoding apparatus, data decoding apparatus and data encoding/decoding system

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