JPH05182497A - Rom試験装置及び方法 - Google Patents

Rom試験装置及び方法

Info

Publication number
JPH05182497A
JPH05182497A JP4000022A JP2292A JPH05182497A JP H05182497 A JPH05182497 A JP H05182497A JP 4000022 A JP4000022 A JP 4000022A JP 2292 A JP2292 A JP 2292A JP H05182497 A JPH05182497 A JP H05182497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rom
expected value
memory
data
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4000022A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Kon
徳子 近
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4000022A priority Critical patent/JPH05182497A/ja
Publication of JPH05182497A publication Critical patent/JPH05182497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ROMのバーストエラーによって全データが
0となり、しかもエラーチェック用の期待値が0であっ
ても、正しくハードウェアチェックを行い不良検出でき
るROM試験装置及び方法を提供する。 【構成】 ROM情報計算手段1として、ROM内デー
タの加算による演算式(A)とROM内データから1減
じた値の加算による演算式(B)とに適応しその演算結
果をROM情報記憶部2に記憶する。あらかじめ前式と
同じ演算で計算した期待値とその各々からn減じた後式
に対する期待値とがROM期待値記憶部3に記憶されて
いる。ROM情報チェック手段4はそれぞれの記憶部の
値と上記期待値とを比較し、不良判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はある種の演算により算出
したROMチェックデータと、あらかじめ記憶してある
期待値とを比較することにより、ROMの不良検出を行
うROM試験装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の読出し専用メモリ装置(以下RO
M)の書込みデータチェックを行う試験装置は、試験対
象とするROMごとに、そのROM内に書き込まれる全
データの総和を求め、さらにその総和データをROMに
目的とするデータを書き込む際に、ROM内に設けた冗
長部分に共に書き込んで記憶させておく。そうして、同
じ計算式によって計算された期待値と、上記ROM内に
記憶させた総和データの読出し値とを比較することで、
ROMの不良検出を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来のROM試験装置では、ROM内冗長部分に記憶さ
せた一つの式による加算演算の値と、期待値との比較で
あるため、試験対象となるROMがバーストエラー(連
続して2ビット以上誤ること)を起こし、ROM内デー
タがすべてゼロである場合その演算結果は当然のごとく
0となっているが、その期待値が偶然ゼロである時、期
待値と一致してしまい、結果的にそのバーストエラーを
起こしたROMは正常とみなされ、正しく不良検出でき
ないという欠点があった。
【0004】そこで本発明の目的は、バーストエラーが
発生して記憶させた総和データが0となり、しかも演算
式の結果による期待値が0であるという、従来のROM
ハードウェア不良検出が正しくできないような場合であ
っても、常にROMの不良検出が行えるROM試験装置
及び方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第一解決手段のROM試験装置は、読出し専
用メモリ内に設けた冗長記憶領域部分であるROM情報
記憶部と、前記メモリ内部に記憶させたデータを読み出
す処理と、メモリに書き込むべき複数のデータをもと
に、演算式相互に相関を有する第一と第二の演算式で計
算した第一と第二の計算結果データを、前記ROM情報
記憶部に書き込み記憶させる処理を行うROM情報計算
手段と、前記第一の演算式によって別途求めた第一の期
待値と、前記第二の演算式と同一結果を得る第三の演算
式によって求めた第二の期待値とを保持するROM期待
値記憶部と、前記ROM情報記憶部に保存記憶させた第
一及び第二の計算結果データが、前記ROM期待値記憶
部に保持させた第一及び第二の期待値とが一致している
かどうかを調べることで前記メモリの記憶状態エラーチ
ェックを行うROM情報チェック手段とを有することを
特徴とする。
【0006】上記課題を解決するための本発明の第二解
決手段のROM試験方法は、上記第一解決手段記載のR
OM情報記憶部とROM期待値記憶部とを用い、しかも
上記第一解決手段記載のROM情報計算手段と前記RO
M情報チェック手段とを情報処理装置で構成して前記メ
モリの記憶状態エラーチェックを行うことを特徴とす
る。
【0007】上記課題を解決するための本発明の第三解
決手段のROM試験装置は、読出し専用メモリ内に設け
た冗長記憶領域部分であるROM情報記憶部と、前記メ
モリ内部に記憶させたデータを読み出す処理と、メモリ
に書き込むべき複数のデータの全加算値を求める第一の
演算式と、前記メモリの複数のデータから各々1減算し
た値を全加算する第二の演算式とで、それぞれ計算した
第一と第二の計算結果データを、前記ROM情報記憶部
に書き込み記憶させる処理を行うROM情報計算手段
と、前記第一の演算式によって別途求めた第一の期待値
と、この第一の期待値から前記メモリ内のデータの数を
減算して求めた第二の期待値と、を保持するROM期待
値記憶部と、前記ROM情報記憶部に保存記憶させた第
一及び第二の計算結果データが、前記ROM期待値記憶
部に保持させた第一及び第二の期待値とが一致している
かどうかを調べることで前記読出し専用メモリのエラー
チェックを行うROM情報チェック手段とを有すること
を特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
構成図である。この図において、半導体集積回路等から
構成されている読出し専用メモリ(以下ROM)内に設
けた冗長記憶領域部分であるROM情報記憶部2は、R
OM情報計算手段1によって内部に記憶させられたデー
タを読み出されたり、または予めROMに書き込むべき
データをもとに以下で述べる演算式で計算した計算結果
データ等を、このROM内に書き込み記憶させられるよ
うに接続されている。また上記ROM情報計算手段1
は、外部補助記憶装置等のROM期待値記憶部3と、デ
ータ授受の行えるように接続されている。これらROM
期待値記憶部3及びROM情報記憶部2は、ROM情報
チェック手段4とデータの読出し等の授受が行えるよう
に接続されている。
【0010】また本実施例ではROM情報計算手段1の
一例として、ROM内データ群の総和による演算式
(A)と、各ROM内のデータ各々から1減じた値の総
和による演算式(B)(下記に示す)とを用いて以下に
説明する。
【0011】 D1=d1 +d2 +d3 +・・・+dn …(A) D2=(d1 −1)+(d2 −1)+・・・+(dn −1) …(B) D:算出データ d:試験対象となるROM内データ n:各ROM内データの総個数 図2に示す通り、試験対象とするm個のROM内には、
各々n個のデータが存在するものとすると、(A)式に
よるそれぞれのROMのデータに対する演算は以下の
(1)のようになる。
【0012】 D11=d11+d12+d13+・・・+d1n12=d21+d22+d23+・・・+d2n …(1) : : D1m=dm1+dm2+dm3+・・・+dmn そうして演算式(A)を用いた演算結果の算出データの
集まりである(1)式から、 DS1=(D11,D12,・・・,D1m) …(2) この(2)式による算出データ群DS1をROM情報記憶
部2に記憶する。
【0013】次に(B)式による演算は以下の(3)式
のようになる。
【0014】 D21=(d11−1)+(d12−1)+・・・+(d1n−1) D22=(d21−1)+(d22−1)+・・・+(d2n−1) (3) : : D2m=(dm1−1)+(dm2−1)+・・・+(dmn−1) そうして演算式(B)式の演算結果による算出データの
集まりである(3)式から、 DS2=(D21,D22, ・・・,D2m) …(4) この(4)式による算出データ群DS2を同じくROM情
報記憶部2に記憶する。また、ROM期待値記憶部3に
はあらかじめ、(A)式と同じ計算式により算出された
(5)式に示すようなm個の期待値群XS1と、期待値群
S1の各々の値からn減じたm個の値の期待値群X
S2(以下の(6)式に示す)とが記憶されている。
【0015】 XS1=(X11,X12,・・・,X1m) …(5) XS2=(X21,X22,・・・,X2m) …(6) これは(B)式の演算がROM内のn個のデータそれぞ
れから、1減じた値の総和なので、その期待値XS2の各
要素は理論的にn個のデータの総和からn減じた値にな
っているはずだからである。
【0016】ROM情報チェック手段4は、ROM情報
記憶部2に記憶された算出データDS1,DS2と、ROM
期待値記憶部3の期待値群XS1,XS2に対してデータ比
較を行う。すなわち算出データ群DS1のm個の値
(D11,D12,・・・,D1m)はそれぞれ、期待値XS1
のm個の値(X11,X12,・・・,X1m)と、結果群D
S2のm個の値(D21,D22,・・・,D2m)はそれぞ
れ、期待値群XS2のm個の値(X21,X22,・・・,X
2m)とデータ値が一致しているか否かの比較を行う。
【0017】その結果、図2に示すようにa番目のRO
Maにおける算出データ群DS1中のD1aと、期待値群X
S1中のX1aとが一致し、なおかつ算出データ群DS2中の
2aと、期待値群XS2中のX2aとが一致した時、ROM
aは正常であると判断する(7)。この時、D1a、D2a
の何れか一方でも一致しない場合、ROMaは不良であ
ると判断できる。 D1a=X1aかつD2a=X2a 1≦a≦n …(7) なお、上例においてはROM情報計算手段1として上記
のような式(A),(B)を用いたものを示したが、そ
の他様々の演算式であってもよい。ただし、用いる二つ
の式には相互に相関を持つ必要はある。さらにまた、試
験対象として半導体集積回路からなるメモリチップを上
例では示したが、CDROMの様な光学系記憶媒体のハ
ードウェア試験を行うものでもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は複数の相
関関係のある演算式を用いてROMに記憶させるデータ
に対して、その演算式用いて計算した複数の結果値をR
OMの冗長部分に記憶させておき、さらにその記憶させ
た複数の結果値を読み出し、これとは別途上記演算式に
よって演算した期待値との比較によりハードウェアエラ
ーチェックを行うようにしたので、ROMがバーストエ
ラーを起こしてROM内データがすべてゼロで、しかも
期待値が偶然ゼロであったとしても、他方の演算式によ
って必ずハードウェアエラーを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】試験対象となるROMのデータを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ROM情報計算手段 2 ROM情報記憶部 3 ROM期待値記憶部 4 ROM情報チェック手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読出し専用メモリ内に設けた冗長記憶領域
    部分であるROM情報記憶部と、 前記メモリ内部に記憶させたデータを読み出す処理と、
    メモリに書き込むべき複数のデータをもとに、演算式相
    互に相関を有する第一と第二の演算式で計算した第一と
    第二の計算結果データを、前記ROM情報記憶部に書き
    込み記憶させる処理を行うROM情報計算手段と、 前記第一の演算式によって別途求めた第一の期待値と、
    前記第二の演算式と同一結果を得る第三の演算式によっ
    て求めた第二の期待値とを保持するROM期待値記憶部
    と、 前記ROM情報記憶部に保存記憶させた第一及び第二の
    計算結果データが、前記ROM期待値記憶部に保持させ
    た第一及び第二の期待値とが一致しているかどうかを調
    べることで前記メモリの記憶状態エラーチェックを行う
    ROM情報チェック手段とを有することを特徴とするR
    OM試験装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のROM情報記憶部とROM
    期待値記憶部とを用い、 請求項1記載のROM情報計算手段と前記ROM情報チ
    ェック手段とを情報処理装置で構成して前記メモリの記
    憶状態エラーチェックを行うことを特徴とするROM試
    験方法。
  3. 【請求項3】読出し専用メモリ内に設けた冗長記憶領域
    部分であるROM情報記憶部と、 前記メモリ内部に記憶させたデータを読み出す処理と、
    メモリに書き込むべき複数のデータの全加算値を求める
    第一の演算式と、前記メモリの複数のデータから各々1
    減算した値を全加算する第二の演算式とで、それぞれ計
    算した第一と第二の計算結果データを、前記ROM情報
    記憶部に書き込み記憶させる処理を行うROM情報計算
    手段と、 前記第一の演算式によって別途求めた第一の期待値と、
    この第一の期待値から前記メモリ内のデータの数を減算
    して求めた第二の期待値と、を保持するROM期待値記
    憶部と、 前記ROM情報記憶部に保存記憶させた第一及び第二の
    計算結果データが、前記ROM期待値記憶部に保持させ
    た第一及び第二の期待値とが一致しているかどうかを調
    べることで前記読出し専用メモリのエラーチェックを行
    うROM情報チェック手段とを有することを特徴とする
    ROM試験装置。
JP4000022A 1992-01-06 1992-01-06 Rom試験装置及び方法 Pending JPH05182497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4000022A JPH05182497A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 Rom試験装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4000022A JPH05182497A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 Rom試験装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05182497A true JPH05182497A (ja) 1993-07-23

Family

ID=11462778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4000022A Pending JPH05182497A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 Rom試験装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05182497A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7308621B2 (en) Testing of ECC memories
US7206988B1 (en) Error-correction memory architecture for testing production errors
JPH01201736A (ja) マイクロコンピュータ
JP2519286B2 (ja) アドレス・ライン・テスト方法
US7020034B2 (en) Method and apparatus for dynamically hiding a defect in an embedded memory
JP2002504255A (ja) メモリセルを有する装置およびメモリセルの機能検査のための方法
JP3011522B2 (ja) アレイのメモリ・セルの障害を検査する装置及び方法
JPH05182497A (ja) Rom試験装置及び方法
JP2002536777A (ja) 集積半導体メモリのメモリセルの機能検査方法
JPS6011952A (ja) 誤り訂正機構付半導体メモリ装置
EP0599524A2 (en) Self test mechanism for embedded memory arrays
JP2808983B2 (ja) メモリ診断方法
JPH10148658A (ja) メモリ試験装置
JPS62299000A (ja) 半導体メモリ
JPH04339399A (ja) メモリテスタの救済アドレス解析回路
JPS585681A (ja) 半導体メモリ試験装置
JP2003036694A (ja) 半導体装置
JPH04212800A (ja) Ramのデータ線試験方法
JPH0793225A (ja) メモリチェック方式
JP2656600B2 (ja) 半導体記憶装置の試験方法
JPH0241119B2 (ja)
JPH01162300A (ja) Romチェック回路試験方式
JPH01187475A (ja) 半導体集積回路の試験装置
JPH0628896A (ja) Bistによるメモリのテスト方法
JP2598803Y2 (ja) 半導体メモリ試験装置