JPH05181690A - エラーリトライ方式 - Google Patents

エラーリトライ方式

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JPH05181690A
JPH05181690A JP3357632A JP35763291A JPH05181690A JP H05181690 A JPH05181690 A JP H05181690A JP 3357632 A JP3357632 A JP 3357632A JP 35763291 A JP35763291 A JP 35763291A JP H05181690 A JPH05181690 A JP H05181690A
Authority
JP
Japan
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data
module
error
read
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP3357632A
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English (en)
Inventor
Hideto Jinnai
秀人 陣内
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この方式は、モジュール21をアクセスした
場合、その読み出しデータがCPU11に読み取られる
と共に、データバッファ23に格納される。そして、デ
ータ転送エラー検出回路によりデータ転送中のデータエ
ラーが検出されると、データバッファ23からそのデー
タの再読み出しを行う。 【効果】 これにより、モジュール21から読み出され
るデータを保持するレジスタの内容が、1回のアクセス
によりリセットされ変化するような構成であっても、デ
ータの再読み出しが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
におけるデータ転送中のデータエラーを処理するエラー
リトライ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいては、シス
テムバスその他のデータ転送経路を介してデータの読み
書きが行われる。図2に一般のコンピュータシステムブ
ロック図を示す。図において、中央処理装置(CPU)
1は、モジュールボード2に搭載されたモジュール3を
システムバス4を介してアクセスする構成となってい
る。このシステムバス4には複数のモジュールボード2
が接続されており、各モジュールボード2にはそれぞれ
モジュール3が搭載されている。このモジュール3は例
えば、リードオンリーメモリやランダムアクセスメモリ
或は各種の入出力装置から構成される。上記CPU1
は、この例ではシステムバス4を介して何れかのモジュ
ール3をアクセスし、必要なデータを読み出し、或はデ
ータの書き込みを行う。ここで例えば、モジュール3か
ら読み出されたデータがシステムバス4を経由してCP
U1に転送される際に、何らかの障害によってデータエ
ラーを生じる場合がある。
【0003】CPU1は、パリティビット等を監視する
ことによってデータエラーを検出すると、正しいデータ
を得るために該当するモジュール3をアクセスし、デー
タの再読み出しを実行する。図3にこのような一般のデ
ータ読み出し動作フローチャートを示す。即ち、まずC
PUがステップS1においてモジュールをアクセスする
と、ステップS2においてそのデータが読み出される。
そしてステップS3においてデータエラーが検出される
と、ステップS4によって再読み出しが行われる。また
ステップS3においてデータエラーが検出されない場合
には、読み出しを終了し次の処理に移る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来特殊な
読み出し方式を採用するものにおいては上記のような再
読み出しが不可能なものが存在していた。即ち、図2の
モジュール3から読み出されたデータは、例えば図示し
ないレジスタに一旦格納され、これがシステムバス4を
介してCPU1に読み取られる。しかしながらリードリ
セット方式においては、CPU1がそのレジスタ中のデ
ータを読み出すと直ちにそのレジスタはリセットされ別
のデータが格納されてしまう。従って、上記のようなデ
ータ転送中のデータエラーを検出して、直ちにそのレジ
スタから該当するデータの再読み出しをしようとしても
内容が変化してしまっている。本発明は以上の点に着目
してなされたもので、上記のようなリードリセット方式
を採用する場合等においても、高速でデータの再読み出
しを行うことができるエラーリトライ方式を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、モ
ジュールのアクセスによりデータ読み出しを実行して、
データ転送中のデータエラーを検出し、当該データの再
読み出しを実行する場合に、前記モジュールのアクセス
時、読み出しデータをデータバッファに格納し、このデ
ータバッファをアクセスして前記再読み出しを実行する
ことを特徴とするエラーリトライ方式に関する。本発明
の第2発明は、アクセス対象となる複数の各モジュール
ごとに、読み出しデータを格納するためのデータバッフ
ァを設け、前記各モジュールごとのデータバッファのア
クセスアドレスを共通にしたことを特徴とするエラーリ
トライ方式に関する。
【0006】
【作用】この方式は、モジュール21をアクセスした場
合その読み出しデータがCPU11に読み取られると共
に、データバッファ23に格納される。そしてデータ転
送エラー検出回路によりデータ転送中のデータエラーが
検出されると、データバッファ23からそのデータの再
読み出しを行う。これにより、モジュール21から読み
出されるデータを保持するレジスタの内容が、1回のア
クセスによりリセットされ変化するような構成であって
も、データの再読み出しが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明のエラーリトライ方式実施例を示
すシステムフローチャートである。本発明は図のような
手順で実施される。なおシステムの概略構成は図2に示
した従来のものと同様であって、そのモジュールを搭載
したモジュールボード及びCPUを搭載したCPUボー
ドは、本発明の実施のために特別の構成を必要とする。
この構成は図4を用いて後で説明する。まず図1におい
て本発明の方法の概略を説明すると、CPU11は、ス
テップS1においてモジュール21をアクセスし、必要
なデータの読み出しを行う(ステップS2)。なおこの
時モジュール21は、そのモジュールボードに搭載され
たデータバッファ23に対しこの読み出されたデータと
同一の内容のデータを格納する。CPU11は読み出さ
れたデータに誤りがなければそのまま他の処理に移る
が、データエラーを検出した場合には(ステップS
4)、データバッファ23をアクセスする(ステップS
5)。こうしてCPU11はデータバッファ23から前
回と同様のデータの再読み出しを実行する(ステップS
6)。これによって、モジュール21からCPU11に
至るデータ転送中のデータエラーに対処できる。
【0008】図4には本発明の方式実施のための具体的
なシステムブロック図を示す。この図を用いて本発明の
方法を更に具体的に説明する。図において、システムバ
ス30にはCPUボード10及びモジュールボード20
が接続されている。なおこのシステムにおいては、シス
テムバス30に対し複数のモジュールボード20が接続
されているものとする。各モジュールボードは例えば、
リードオンリメモリやランダムアクセスメモリ或は各種
入出力装置に対応するものとする。CPUボード10に
は、CPU11、エラーアドレスラッチ12、リトライ
アドレス生成回路13、アドレスマルチプレクサ14及
びデータ転送エラー検出回路15が設けられている。ま
たモジュールボード20には、モジュール21、レジス
タ22、データバッファ23、データマルチプレクサ2
4及びアドレスデコーダ25が設けられている。
【0009】上記CPU11は、このコンピュータシス
テム全体の動作を制御しデータの読み出しや書き込み動
作を処理するためのものである。エラーアドレスラッチ
12は、CPU11が前回アクセスしたアドレス信号を
保持し、該当するアドレスから読み出されたデータに誤
りがあった場合そのアドレス信号を一時保持する回路か
ら構成される。リトライアドレス生成回路13は、デー
タの再読み出しのための最終的なアドレス信号を生成す
るための回路である。アドレスマルチプレクサ14は、
CPU11から出力されるアドレス信号とリトライアド
レス生成回路13から出力されるアドレス信号の何れか
一方を、システムバス30に向け出力する回路である。
データ転送エラー検出回路15は、システムバス30を
介して読み出されたデータの内容を例えばパリティビッ
ト等を用いて検査し、データ転送中のデータエラーが発
生した場合に、エラーアドレスラッチ12及びアドレス
マルチプレクサ14に所定の制御信号を出力する回路で
ある。CPU11は、システムバス30を介して読み出
されたデータを受け入れる構成とされている。なお、デ
ータ転送エラー検出回路15がデータエラーを検出した
場合、エラーアドレスラッチ12に対し前回のアクセス
に使用したアドレス信号保持を指示すると共に、アドレ
スマルチプレクサ14に対し選択信号を出力し、リトラ
イアドレス生成回路13から出力されるアドレス信号を
システムバス30に出力する選択を指示する構成とされ
ている。
【0010】一方、モジュールボード20において、レ
ジスタ22はモジュール21から読み出されたデータを
一時格納するための回路である。またデータバッファ2
3は、レジスタ22からデータマルチプレクサ24及び
システムバス30を介してデータが読み出される際に、
同一のデータを一時格納しておくためのメモリから構成
される。アドレスデコーダ25は、システムバス30を
介して入力するアドレス信号がデータバッファ23をア
クセスするための再読み出し用のアドレスである場合
に、データバッファ23に読み出し制御のための信号を
出力し、データマルチプレクサ24に対しデータバッフ
ァ23の出力をシステムバス30に向け送り出すよう制
御をする構成とされている。上記のような構成のシステ
ムによって本発明のエラーリトライ方式を実施すること
ができる。
【0011】まずCPU11がモジュール21をアクセ
スするために所定のアドレス信号を発生すると、アドレ
スマルチプレクサ14を介してそのアドレス信号がシス
テムバス30に出力される。該当するモジュールボード
20では、そのアドレス信号がアドレスデコーダ25を
介してモジュール21に入力し、該当するデータがレジ
スタ22に出力される。このデータはレジスタ22から
データマルチプレクサ24を介してシステムバス30に
出力される。そしてそのデータはCPUボード10のC
PU11に読み取られる。一方、本発明の方式では、こ
の時読み出されたデータがレジスタ22から一旦データ
バッファ23に格納される。
【0012】ここでこのようなデータがシステムバス3
0を転送中にエラーを生じたとする。この場合、CPU
ボード10のデータ転送エラー検出回路15がそのデー
タエラーを検出すると、エラーアドレスラッチ12に対
しそのデータ読み出しに前回使用されたアドレス信号の
出力を要求する。このアドレス信号はリトライアドレス
生成回路13によって処理され、アドレスマルチプレク
サ14を介してシステムバス30に出力される。そし
て、モジュールボード20のアドレスデコーダ25にそ
のアドレス信号が入力すると、アドレスデコーダ25は
データバッファ23から前回格納したデータを読み出す
よう読み出し指示を出力する。なお、本発明の方式が実
施されるシステムにおいては、この際既にレジスタ22
の中に格納されたデータは、いわゆるリードリセット方
式によって切り替わっており、再読み出しに使用できな
いものとする。アドレスデコーダ25は、同時にデータ
マルチプレクサ24を制御し、データバッファ23の出
力を選択してシステムバス30に向け出力するよう制御
する。これによって、前回読み出されたと同様のデータ
がシステムバス30を介してCPU11に読み出され
る。このような再読み出しは、ごく小容量のデータバッ
ファ23をアクセスするため、極めて高速に行われる。
またレジスタ22へ格納されたデータの内容が切り替わ
っていたとしても、何ら問題なくデータの再読み出しが
できる。
【0013】図5に本発明の方式によるメモリアドレス
説明図を示す。上記のような再読み出しを行う場合、C
PU11は該当するモジュールボード20にそれぞれ1
つずつ設けられたデータバッファ23のアクセスを行
う。従って、各データバッファ23には固有のアドレス
を設定する必要がある。図5に示す例は、例えば各モジ
ュールにおけるデータバッファのメモリアドレスを、上
位ビットにモジュールボードアドレス31を設定し、下
位ビットにデータバッファアドレス32を設定する構成
とした。この場合、例えば下位アドレスであるデータバ
ッファアドレス32を、各モジュールボードに共通なも
のとすれば、例えばアドレスデコーダ25を各モジュー
ルボードに設けることを省略し、CPUボードにおける
リトライアドレス生成回路においてモジュールボードア
ドレス31及び一定のデータバッファアドレス32を生
成してアクセスするようにできる。このようにすれば、
多数のボードに設けられたデータバッファを最少のハー
ドウエアーによってアクセスすることができる。もちろ
ん各モジュールボードはメモリでも入出力装置でもどの
ようなものであってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明した本発明のエラーリトライ方
式によれば、モジュールのアクセス時に読み出しデータ
をデータバッファに格納し、データ転送中のデータエラ
ーを検出してデータの再読み出しを実行する場合には上
記データバッファをアクセスするようにしたので、読み
出しによってモジュールの出力側に設けられたレジスタ
の内容が切り替わるようなシステムにおいても、データ
の再読み出しを誤りなく行うことができる。またシステ
ムに複数のモジュールが存在する場合、各モジュール毎
にデータバッファを設け、そのデータバッファのアドレ
スを一部共通化することによって、再読み出しの際のア
ドレス発生回路等を統一し簡素化することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエラーリトライ方式実施例を示すシス
テムフローチャートである。
【図2】一般のコンピュータシステムブロック図であ
る。
【図3】一般のデータ読み出し動作フローチャートであ
る。
【図4】本発明の方式実施のためのシステムブロック図
である。
【図5】本発明の方式によるメモリアドレス説明図であ
る。
【符号の説明】
11 CPU 21 モジュール 23 データバッファ S1〜S6 各動作ステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュールのアクセスによりデータ読み
    出しを実行して、データ転送中のデータエラーを検出
    し、当該データの再読み出しを実行する場合に、 前記モジュールのアクセス時、読み出しデータをデータ
    バッファに格納し、このデータバッファをアクセスして
    前記再読み出しを実行することを特徴とするエラーリト
    ライ方式。
  2. 【請求項2】 アクセス対象となる複数の各モジュール
    ごとに、読み出しデータを格納するためのデータバッフ
    ァを設け、前記各モジュールごとのデータバッファのア
    クセスアドレスを共通にしたことを特徴とする請求項1
    記載のエラーリトライ方式。
JP3357632A 1991-12-26 1991-12-26 エラーリトライ方式 Pending JPH05181690A (ja)

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JP3357632A JPH05181690A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 エラーリトライ方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3357632A JPH05181690A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 エラーリトライ方式

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JPH05181690A true JPH05181690A (ja) 1993-07-23

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ID=18455111

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3357632A Pending JPH05181690A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 エラーリトライ方式

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