JPH05181050A - ズームエンコーダ - Google Patents

ズームエンコーダ

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JPH05181050A
JPH05181050A JP4016677A JP1667792A JPH05181050A JP H05181050 A JPH05181050 A JP H05181050A JP 4016677 A JP4016677 A JP 4016677A JP 1667792 A JP1667792 A JP 1667792A JP H05181050 A JPH05181050 A JP H05181050A
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恵二 国重
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、従来の絶対値エンコーダを非接触化
することによる構成の大型化、並びにコストアップを招
くことなく、比較的簡単な構成で、かつ相対値エンコー
ダのもつ原理的な欠点を実用上、殆ど無くすことのでき
る非接触型のズームエンコーダを提供するにある。 【構成】撮影光学系の光軸の周りに回動することにより
撮影光学系の焦点距離を変化させるカムリングの、回動
量および回動方向を検出するズームエンコーダにおい
て、◎撮影光学系の焦点距離を変化させる駆動手段1で
ある上記カムリングの回動に応じてパルス信号を発生す
る非接触型のパルス発生手段2と、上記カムリングの回
動方向に応じて上記パルス信号を加算もしくは減算する
カウント手段3と、少なくとも焦点距離の広角端付近と
望遠端付近において、所定の位置信号を検出する位置検
出手段4と、この位置検出手段4の出力の変化に応じて
上記カウント手段3のカウント値を所定の値に変更する
カウント値変更手段5と、上記カウント手段3からの出
力によりズーム情報を得るズーム情報検出手段6とを具
備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ズームエンコーダ、
更に詳しくは、カメラ等のズーム撮影光学系の焦点距離
検出装置に用いられるズームエンコーダに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】周知のように、カメラ等におけるズーム
撮影光学系の焦点距離検出装置には、撮影光学系の光軸
の周りに回動することにより、撮影光学系の焦点距離を
変化させるカムリングの、回動量および回動方向を検出
するズームエンコーダが用いられている。
【0003】このズームエンコーダは回転によってズー
ミングを行うカムリングの回転位置を検出するために、
数ビットのコード板を設け、このコード板にブラシを接
触させてカムリングの回転位置を検出するようにしてい
る。このコード板による回転位置の検出手段は、カムリ
ングの回転位置をコード板からのビット情報として検出
できるという利点はあるが、次のような欠点を有してい
る。すなわち、 1)コード板の製造コストが高い。 2)コード板とブラシの接触によってビット情報を得て
いるために、コード板表面,ブラシ面の酸化による導通
不良が経時的に発生する。 3)接触圧不足や表面の摩耗等による導通不良が経時的
に発生する。 このような欠点のうち、特に上記2),3)のように経
時的に不良が発生するということは、ユーザーの手に渡
った後に不良が発生するということになり、製品の品質
上、非常に重大な問題となる。
【0004】したがって、上記2),3)の欠点を根本
的に解決するには、上述したような接触式のズームエン
コーダをフォトリフレクタ等を使用した光学式またはM
R素子等を使用した磁気式のような非接触型の絶対値エ
ンコーダに変換することが考えられる。しかしながら、
この手段は逆にエンコーダのスペースおよびコスト上の
デメリットが大きい。このデメリットは、ズームエンコ
ーダの分解能を大きくすればする程、拡大するものであ
り、実用上可能と考えられるのは、せいぜい2〜3ビッ
トが限界である。
【0005】そこで、実開平2−5130号公報に開示
されているように、従来の接触式のズームエンコーダを
用い、ズーミングを行うカムリングの回転に応答してパ
ルスを発生する、光学式のパルス発生器を設け、この発
生器からのパルス出力をズーム用カムリングの回転方向
に応じてカウントアップもしくはカウントダウンするこ
とにより、カムリングの回転位置を求める手段が提案さ
れている。この手段によれば、1個のフォトインタラプ
タのみで高分解能のズームエンコーダを得ることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記実開平
2−5130号公報に開示されたズームエンコーダを用
いる回転位置検出装置は、いわゆる相対値エンコーダで
あって、従来のようなデジタルコードによる絶対値エン
コーダでないために、原理的に次のような問題点があ
る。 (1)パルス発生器のチャッタリング等で発生する誤パ
ルスによりミスカウントが発生した場合、ズーム状態を
変えても間違ったままになる。特に、非接触型のパルス
発生器ではズームモータの起動時に、よく誤パルスが発
生するため、ズーム環を何回か往復移動させているうち
に、ミスカウントが累積され、結果として露出およびビ
ット情報に重大な悪影響を及ぼすことになる。 (2)カメラなどの場合には、パルス発生器の出力を始
終モニタしているわけではないので、例えばユーザがレ
ンズ鏡筒を押し込んだり、引っ張ったりすると、ズーム
値が変化したにも係わらず、それを検知することができ
ず、ズーム値が実際の状態と異なった状態で撮影が行わ
れることになり、結果として露出およびビット情報に重
大な悪影響を及ぼすことになる。
【0007】本発明の目的は、上記従来の絶対値エンコ
ーダを非接触化することによる構成の大型化、並びにコ
ストアップを招くことなく、比較的簡単な構成で、かつ
相対値エンコーダのもつ原理的な欠点である、前記
(1)(2)の問題点の発生確率を実用上、殆ど無くす
ことのできる非接触型のズームエンコーダを提供するに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
は、図1の概念図に示すように、撮影光学系の光軸の周
りに回動することにより撮影光学系の焦点距離を変化さ
せるカムリングの、回動量および回動方向を検出するズ
ームエンコーダにおいて、◎撮影光学系の焦点距離を変
化させる駆動手段1である上記カムリングの回動に応じ
てパルス信号を発生する非接触型のパルス発生手段2
と、上記カムリングの回動方向に応じて上記パルス信号
を加算もしくは減算するカウント手段3と、少なくとも
焦点距離の広角端付近と望遠端付近において、所定の位
置信号を検出する位置検出手段4と、この位置検出手段
4の出力の変化に応じて上記カウント手段3のカウント
値を所定の値に変更するカウント値変更手段5と、上記
カウント手段3からの出力によりズーム情報を得るズー
ム情報検出手段6とを具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】ズーム移動範囲の中間位置に達したら、それま
でのパルスカウント数に関係なく、カウント手段のカウ
ント値は、正確な焦点距離に対応したカウント値に更新
される。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。
【0011】図2は、本発明の第1実施例を示したもの
であって、このズームエンコーダ10は、カメラのズー
ムレンズ鏡筒に適用されている。
【0012】回転環20に設けられたズームエンコーダ
10は図3に示すように沈胴部A,撮影範囲部B,テレ
端位置を越える領域Cの3つから成っていて、このうち
A部とC部は反射率の高い銀色もしくは白色、また、B
部は反射率の低い黒色となっている。さらに、上記回転
環20は、図2の図中、符号アまたはイで示す方向に回
動してズームレンズを駆動するようになっている。そし
て、このズームエンコーダ10の回動により、カメラ本
体内の所定の位置に固定されたズームフォトリフレクタ
11(ZPR)の出力信号が変化するようになってい
る。すなわち、図3に示すαの位置に上記フォトリフレ
クタ11が対面しているときは沈胴状態であり、βの位
置に該フォトリフレクタ11が対面しているときはワイ
ド状態、γの位置に対面しているときはテレ状態であ
る。
【0013】ズーム駆動ユニット30は、ズームモータ
31と、減速ギアー列32と、上記ズームモータ31の
軸延長上に設けられ、該ズームモータ31と連動して回
動するスリット33と、このスリット33の近傍に配置
され、該スリット33の回動に応じて出力信号を生成す
るズームフォトインタラプタ34(ZPI)と、上記減
速ギアー列32の最終ギアーに噛合し、上記回転環20
の外周に設けられた駆動ギアー21と噛合して上記ズー
ムモータ31の回動力を回転環20に伝達する出力ギア
ー35とで構成されている。
【0014】なお、上記フォトリフレクタ11およびフ
ォトインタラプタ34の出力端は後述するCPU101
(図4参照)に接続されていて、該フォトリフレクタ1
1およびフォトインタラプタ34の出力信号に基づいて
CPU101が現在の焦点距離を検出するようになって
いる。
【0015】図4は本第1実施例が適用されるズームカ
メラのブロック系統図である。
【0016】図において、CPU101は上記ズームカ
メラ全体の動作を制御するマイクロコンピュータであっ
て、該ズームカメラ動作のシーケンス制御、オートフォ
ーカス/オートイクスポージャー(以下、AF/AEと
いう)演算、A/D変換、LCD/LED制御およびス
イッチ入力制御を司どる。
【0017】LCDパネル102はフィルムの駒数、バ
ッテリチェック結果等をそれぞれ表示する液晶表示板で
ある。
【0018】スイッチ操作部103は、レリーズ釦を半
押ししたときに作動し、AF、AEをロックする1段目
スイッチ1Rと、レリーズ釦を全押ししたときに作動す
る、シャッターレリーズ用の2段目スイッチ2Rと、ズ
ームアップ用のスイッチZ−UPと、ズームダウン用ス
イッチZ−DOWNと、オンされたときに、上記CPU
101は、上記LCDパネル102に表示を行ってズー
ムカメラ全体を撮影可能状態にするパワーオンスイッチ
POWERと、撮影中の巻戻しを行う強制巻戻し用のス
イッチRWと、裏蓋を閉めたことを検知して空送りを行
う裏蓋開閉スイッチBKとで構成されている。
【0019】また、図中、符号105はAF測距用のI
C(AFIC)、符号122は発光ダイオード(IRE
D)、符号123は位置センサー(PSD)、符号12
4は被写体を示す。上記AFIC105は、上記CPU
101からの制御信号に基づき被写体124に赤外光を
投光し、その反射光をPSD123で検出し測距を行う
ようになっている。そして、得られた測距データは、シ
リアルデータバスを通じてCPU101に転送されるよ
うになっている。
【0020】EEPROM106は、電気的に消去可能
なROMであり、フィルム駆数、電出補正値ストロボ充
電電圧情報、バッテリチェック情報等の各種調整値を記
憶している。
【0021】ストロボユニット108は、上記CPU1
01からチャージ信号が与えられると充電を開始し、充
電電圧は該CPU101へ送られ、A/D変換された
後、EEPROM106の充電電圧情報と比較され、充
電完了か否かがチェックされるようになっている。
【0022】LED表示部109は、ストロボ発光警
告、AFロック等を撮影者に知らせる表示部である。
【0023】IF−IC111はインターフェース用I
CでLEDドライブ回路、SPD110によって測光を
行なう回路、モータドライブ回路、基準電圧回路等によ
り構成されている。
【0024】符号112,113は、ともにモータ駆動
用ICであり、上記CPU101から送出されるモータ
駆動信号が上記IF−IC111内で1度デコードされ
た後、この駆動用IC112,113に供給されるよう
になっている。そして、CPU101の信号により上記
ズームモータ31,AFモータ115,巻上,巻戻しモ
ータ116の何れかのモータが選択されて駆動されるよ
うになっている。
【0025】上記AFモータ115の近傍には、該モー
タ115の回動に連動して出力信号を生成するフォトイ
ンタラプタ126が設けられていて、上記CPU101
は、該フォトインタラプタ126の出力に基づいて該A
Fモータ115の回動制御を行うようになっている。
【0026】上記巻上げ、巻戻しモータ116の近傍に
も同様に、該モータ116の回動に連動して出力信号を
生成するフォトインタラプタ127が設けられていて、
上記CPU101は、該フォトインタラプタ127の出
力に基づいて該モータ116の回動制御を行うようにな
っている。
【0027】上記ズームモータ31は、上述したように
フォトインタラプタ34およびフォトリフレクタ11の
出力信号に基づいてCPU101により制御されるよう
になっている。
【0028】自動調整材120は、AF,AE、バッテ
リチェック、ストロボ調整等を工場で行なう際のチェッ
カとして使用される。この各データはシリアルデータバ
スを通じてCPU101に送られ、調整値を上記EEP
ROM106に記憶するようになっている。
【0029】フィルムのDXコード150は、CPU1
01に直接読み込まれ、露出値を決めるための演算値と
して使われるようになっている。
【0030】符号121はセクタ開閉用のプランジャで
あり、符号125は電池電圧の検出部で電池投入時や、
電圧復帰時にCPU101にリセットをかける検出部で
ある。
【0031】次に、本第1実施例が適用されるズームカ
メラの作用について、図5〜図8に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0032】図5は、該ズームカメラに電源を投入した
ときのパワーオンリセットのサブルーチンのフローチャ
ートである。
【0033】図において、電池を挿入し、またはパワー
スイッチPOWERを切り換えると、CPU101にパ
ワーオンリセットがかかりカメラの動作が開始される。
このパワーオンリセットのサブルーチンが呼び出される
と、先ずステップS101で各ポートおよびCPU10
1内のRAMの初期設定が行われた後、ステップS10
2で、自動調整機120がCPU101に接続されたか
否かのチェック判定を行う。このチェックの結果、自動
調整機120がCPU101に接続されていればステッ
プS103に進んで、外部装置との通信を行う。また、
上記自動調整機120がCPU101に接続されていな
ければ、直ちにステップS104に進んでバッテリーチ
ェックを行う。ここで、バッテリ電圧が不充分の場合
は、LCDパネル102に電池なしを表示すると共に全
てのカメラ動作を禁止する。
【0034】この後、ステップS105において、EE
PROM106から所定のデータを読み込んだ後、ステ
ップS106ではパワースイッチPOWERをチェック
する。ここで、パワースイッチPOWERがオフならば
ステップS120に進みLCDパネル102の表示を消
去し、裏ブタの開閉や強制巻戻しを行うスイッチBKお
よびRWの割り込み許可した後、ストップモード状態に
する。上記ステップS106でパワースイッチPOWE
RがオンならばステップS113でズームレンズを沈胴
位置から撮影可能なワイド端位置へ移動させる。そし
て、ステップS114に進んでLCDパネル102に所
定の情報を表示させた後、ステップS115でストロボ
チャージを行い撮影可能状態とする。
【0035】ステップS116では、LCDパネル10
2への表示時間を、たとえば、90秒にセットする。そ
してユーザが何等かのステップを操作すれば再度90秒
のタイマがセットされることになる。ステップS117
に進んで、90秒経過したか否かを判断し、90秒経過
していればステップS119へ、経過していなければス
テップS118に進んで、裏ブタの開閉スイッチBK,
巻戻しスイッチRWおよび他の操作スイッチ(以下、K
EYという)の割り込みの許可をした上でホルトモード
状態にする。上記ストップモード状態,ホルトモード状
態で割り込みの許可されたスイッチが押されたときは、
図6に示す、スタンバイ解除のサブルーチンが実行され
る。
【0036】次に、このスタンバイ解除のサブルーチン
を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0037】まず、ステップS121で裏ブタスイッチ
BKによる割込みがチェックされる。ここで、この裏ブ
タスイッチBKによる割込みがあれば、ステップS12
2に進んで裏ブタが閉じているか否かが判断される。こ
のステップS122で、裏ブタが閉じていなければステ
ップS124へ進んで裏ブタを開ける処理が行われた
後、図5の“1”へ戻る。また、裏ブタが閉じているな
らばステップS123で空送り処理をした後、上記
“1”へ戻る。
【0038】ステップS125では巻戻しスイッチRW
による割込みがチェックされる。ここで、この巻戻しス
イッチRWによる割込みがあればステップS127に進
んでフィルムの巻戻しを行う。
【0039】ステップS128ではタイマ割込みがチェ
ックされる。ここでタイマ割込みがあればステップS1
34に進んで表示タイマカウント処理を行った後、ステ
ップS135で測光を行い図5の“2”へ戻る。上記ス
テップS128でタイマ割込みでない場合は、ステップ
S129に進んでフィルム巻戻し終了か空送り失敗かの
チェックを行う。ここで、フィルム巻戻し終了か空送り
失敗ならカメラが動作しないように図5の“1”へ戻
る。また、フィルム巻戻し終了か空送り失敗でなけれ
ば、ステップS130へ進む。このステップS130で
はパワースイッチPOWERの状態をチェックし、オフ
なら上記“1”へ進み、オンならステップS131に進
んでそのままメインフローを続行する。
【0040】上記ステップS131では上記KEYによ
る割込みの判定が行なわれる。後記各モードスイッチが
押されて割り込みが発生すれば、図7の“3”に飛び、
割込みがなければステップS132に進む。
【0041】上記ステップS132ではLCDパネル1
02に何らかの情報が表示中か否かをチェックし、表示
中でなければステップS133に進んで各操作スイッチ
BK,RW等のKEYの割り込みを許可してストップモ
ード状態となる。上記ステップS132でLCDパネル
102が表示中なら図5の“2”へ戻る。
【0042】なお、ステップS117,ステップS13
1,ステップS133におけるKEYとは、図4に示す
スイッチ操作部103中のスイッチを意味する。
【0043】次に、上記KEY割り込みの処理のサブル
ーチンを図7を参照して説明する。
【0044】上記ステップSS131(図6参照)でK
EY割込みがあれば図7のステップS141に進んでL
CDパネル102(図4参照)をオンする。この後、ス
テップS143に進んで1段目のレリーズスイッチ1R
が押されているか否かをチェックする。この1段目のレ
リーズスイッチ1Rが押されていれば、ステップS14
4においてレリーズ処理を行った後、図5の“1”へ戻
る。上記ステップS143で1段目のレリーズスイッチ
1RがオフならステップS146へ進み、ズームアップ
またはズームダウンの指示がなされていればステップS
158へ進む。このステップS158ではLCDパネル
102が表示中か否かをチェックし、表示中であれば、
図5の“2”へ、また、表示中でなければ図6の“4”
へ戻る。
【0045】上記ステップS146において、ズームア
ップまたはズームダウンの指示があったときはステップ
S147へ進んでズーム処理がなされる。
【0046】次に、上記図5のステップS113におけ
る、ズームレンズを沈胴位置から撮影可能なワイド端位
置へ移動させるステップを、図8のフローチャートおよ
び図10を参照してさらに詳しく説明する。
【0047】ステップS301において、ズームモータ
31(図4参照)を正転させた後、ステップS302で
上記フォトリフレクタ11(ZPR、図4参照)の出力
信号をA/D変換する。この後、ステップS303にお
いて、該A/D変換値より所定のしきい値#TH1を減
算する。
【0048】この後、ステップS304において、上記
ステップS303における比較値を判断(CY)し、ボ
ローがでなければ上記A/D値は上記しきい値#TH1
より高い、すなわちフォトリフレクタ11の出力信号は
“H”レベルと判断してステップS302へもどる。上
記A/D値がしきい値#TH1より低くなればフォトリ
フレクタ11の出力信号が“L”レベルになったと判断
しステップS305へ進む。
【0049】このステップS305で、ズームレンズの
現在値を示すCPU101内部のRAM上のZMPLS
をリセットした後、ステップS306で、上記フォトイ
ンタラプタ34(ZPI、図4参照)の出力値をチェッ
クして(ZPIHRD)、立上りエッヂがあったとき、
上記ZMPLSを+1する。
【0050】この後、ステップS307で、ズームレン
ズの現在値ZMPLSからワイド端位置を示す値#WI
DEを減算して、ステップS308において比較値を判
断(CY)し、ボローがあればまだワイド端位置でない
ので上記ステップS306へもどり、ボローがなければ
ワイド端位置なのでステップS309へ進む。
【0051】このステップS309では、ズームモータ
31にブレーキをかけ(ZMOTBK)、ステップS3
10において一定時間待機した後(TI)、ステップS
311においてズームモータ31を停止させてメインル
ーチンにもどる(ステップS312)。
【0052】次に、上記ステップS147におけるズー
ム処理について図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0053】ステップSS501では、ズームモータ駆
動に必要なCPU101(図4参照)のポート初期化、
およびIFIC111の起動を行う。この後、ステップ
S502において、ズームモータ31(図4参照)の駆
動方向を示すフラグZUDFを見て該フラグZUDF=
1ならばズームモータ31を正転させるようステップS
504へ進む。上記ステップS502においてフラグZ
UDF=0のときは、該ズームモータ31を逆転させる
ようにステップSS503へ進む。
【0054】この後、ステップS511において、ズー
ムスイッチZSW、すなわち、前記ズームアップ用スイ
ッチZ−UPとズームダウン用スイッチZ−DOWNと
の何れかがオンされたか否かをチェック(CK)し、該
ズームスイッチZSWが何れもオフならばステップS5
16へ進む。
【0055】上記ステップS511でズームアップ用ス
イッチZ−UPとズームダウン用スイッチZ−DOWN
との何れかがオンされているときは、ステップS512
へ進む。
【0056】このステップS512では、ズームレンズ
の現在値を示す上記ZMPLSによりズーム位置がワイ
ド端位置あるいはテレ端位置になったかを判定し、ワイ
ド端位置,テレ端位置のどちらかになった所で、上記ズ
ームモータ31を停止すべステップS516へ進む。ま
た、上記ステップS512で、ズームレンズ位置がワイ
ド端位置あるいはテレ端位置に達していないときは、次
にステップS513に進む。
【0057】このステップS513では、通常のズーム
動作中は、上記フォトリフレクタ11(ZPR)の出力
信号は“L”レベルであるが、ズーム駆動中に“H”レ
ベルになったときは、誤カウントと判断して上記ZMP
LSをリセットする。また、ズームダウン中に該フォト
リフレクタ11(ZPR)の出力信号が“H”レベルに
なったときは、ズームモータ31を正転させ、上述した
ズーム処理を行えば、リセットできる。また、ズームア
ップのときは該フォトリフレクタ11(ZPRが)の出
力信号がしきい値#TH2(図11参照)を越えて
“H”レベルになった所でテレ端位置を示す値#TEL
E分のパルスをカウントし、上記ZMPLSをテレ端位
置に相当するパルス数にリセットする。
【0058】この後、ステップS514でフォトインタ
ラプタ34(ZPI)の検出用タイマをスタートさせ、
ステップS515で、該フォトインタラプタ34のパル
ス立上りをチェックして上記ZMPLSをカウントアッ
プもしくはカウントダウンする。ここで、一定時間内に
該フォトインタラプタ34の立上りがなければズームモ
ータ31あるいはズームエンコーダ10の故障と判断し
て、ステップS521の異常処理(DAMAG)へ行
く。
【0059】上記ステップS516は、上記フラグZU
DFを判断してZUDF=0ならばステップS517へ
進む。
【0060】このステップS517は、メカを一方向に
駆動することでギアのバックラッシ取りを行う。駆動量
としてはズームモータ31を正転させてフォトインタラ
プタ34の立上り1パルスが生じたときに該モータ31
を停止する。
【0061】この後、ステップS518で上記ズームモ
ータ31に一定時間ブレーキをかけ(ZMMOTB)、
ステップS519で該ズームモータ31を停止させた
後、メインルーチンにもどる(ステップS520)。
【0062】図12は、本発明の第2実施例を示したも
のであって、このズームエンコーダ210は、カメラの
ズームレンズ鏡筒に適用されている。ズームレンズ駆動
用のカム筒からなるカムリング212には、バリエータ
等の前群レンズとコンペンセータ等の後群レンズとから
なる内蔵ズームレンズ群211を光軸方向に移動するた
めの傾斜カム溝孔213,214が穿設されている。こ
のカム溝孔213,214には、図示されない前群レン
ズ保持枠と後群レンズ保持枠とにそれぞれ一体に植立さ
れたガイドピン216,217が嵌挿されている。
【0063】上記カムリング212のカメラ本体215
がわの基部寄りの外周面には、周方向にリング駆動用の
セクタギアー219が一体に設けられており、このセク
タギアー219には駆動用ギアー218が噛み合ってい
る。この駆動用ギアー218にはモータ220の出力ギ
アー221の回転力が減速歯車列222を介して伝達さ
れるようになっている。したがって、上記モータ220
が正転または逆転駆動されると、その回転力は減速歯車
列222を介して駆動用ギアー218に伝達され、これ
によってカムリング212が光軸の周りに正方向または
逆方向に回転し、上記カム溝孔213,214とガイド
ピン216,217とにより、前群レンズと後群レンズ
との間隔を変えるように前群レンズ保持枠と後群レンズ
保持枠とが光軸方向に移動し、これによってズーム撮影
レンズのズーミングがなされる。
【0064】また、上記駆動用ギアー218にはパルス
発生器223のパルス発生用の回転板224を回転駆動
するためのギアー225が噛み合っている。上記パルス
発生器223は、円周方向に等間隔であつて放射方向に
多数延び出すように形成された透光部と遮光部とが交互
に形成された上記回転板224と、この回転板224の
一部を挟んで対向して配設された光照射部と受光部とか
らなるフォトインタラプタ226とで構成されている。
このパルス発生器223は上記カムリング212を回転
駆動する駆動用ギアー218の回転に連動して回転板2
24が回転し、フォトインタラプタ226によってカム
リング212の回動に応答するパルス信号P,Iを出力
する。
【0065】そして、上記カムリング212の外周面の
一部には、絶対値エンコーダ用の読取用パターン130
が形成されている。この読取用パターン130は、高反
射率部の凸部と非反射部の凹部との凹凸形状のパターン
で形成されており、本第2実施例ではカムリングそのも
のの外周面を凸部とし、凹部をカムリングに穿設した穴
部で形成している。すなわち、この読取用パターン13
0は、図13に、その平面形状を拡大して示すように、
全体の形状が周方向に横長の長方形からなり、その左方
部にL字状に穿設された穴部130aと右方上半部に角
穴状に穿設された穴部130bからなる凹部と、中央部
に設けられていて、上記穴部130aに対向して逆L字
状に形成された高反射率部131aと同高反射率部13
1aに連設して上記穴部130bに対向する位置に形成
された高反射率部131bとからなる凸部とで形成され
ている。
【0066】このように形成された読取用パターン13
0に対向する位置、つまりカムリング212の外側であ
って、上記読取用パターン130に対向する位置には、
図12に示すように、フォトリフレクタ132a,13
2bが光軸方向に並んで、図示されない不動部材に固定
されている。そして、このフォトリフレクタ(P.R)
132a,132bが絶対値エンコーダの出力信号PR
1,PR2を発生する。
【0067】すなわち、このフォトリフレクタ132
a,132bは図13に示す如く、その出力信号PR
1,PR2がカムリング212の回動とともに、(1.
1)→(0.1)→(0.0)→(1.0)と変化す
る。 ここで、(1.1)と(0.1)の変化点を沈胴位置◎ (0.1)と(0.0)の間をワイド端(広角端)位置
◎ (0.1)と(0.0)の変化点をスタンダード位置
(S位置)◎ (0.0)と(1.0)の変化点をテレ端(望遠)位置
◎ としてそれぞれ設定してある。なお、本実施例ではズー
ム倍率が35mm〜80mmのズームレンズが使用され
ているものとし、ワイド端(W端位置)で35mm,テ
レ端(T端位置)で80mmの焦点距離となる。
【0068】図14は、上記ズームエンコーダが適用さ
れたカメラの電気回路の要部の構成を示したものであ
る。カメラのズーミング動作および撮影動作をシーケン
ス制御するCPU133には、パワースイッチPWS
W,ズームアップ用スイッチZUSW,ズームダウン用
スイッチZDSWの各動作信号がそれぞれ入力するよう
になっており、CPU133は、これらの信号によって
モータドライブ回路134を制御して前記駆動モータ2
20の回転を制御する。そして、前記カムリング212
の回動によって出力されるパルス発生器223のパルス
信号P.I,上記フォトリフレクタ132a,132b
の出力信号PR1,PR2をそれぞれモニタするように
なっている。なお、EEPROMからなる記憶素子13
5には、ワイド端位置を示すパルス数“10”およびS
位置を示すパルス数“40”が記憶されている。
【0069】次に、このように構成された本実施例のズ
ームエンコーダを有するズームレンズの動作を、図15
〜図18に示すフローチャートと共に説明する。先ず、
カメラのパワースイッチPWSWがオフされると、CP
U133はこれを検知し、必ずズームレンズを沈胴状態
にセットし、カメラ動作を停止する。すなわち図15に
示す沈胴ルーチンについて述べると、レンズ鏡筒におけ
る沈胴領域は前記図13に示したようにフォトリフレク
タ132a,132bの出力PR1,PR2が、PR1
=1,PR2=1の領域である。よって、パワースイッ
チPWSWがオフされると、CPU133はステップS
1において、モータドライブ回路134にズームモータ
の逆転指令を与え、モータ220を逆転させながら入力
ポートP.R.1 ,P.R.2 が共に1となるまで逆転をさせ、
これをチェック(ステップS2)する。そして、これが
共に1となった時点で、モータドライブ回路134にモ
ータ停止指令を与え、ズームモータ220の回転を停止
(ステップS3)し、リターンする。これでズームレン
ズは沈胴位置にセットされる。
【0070】次に、パワースイッチPWSWがオンされ
ると、図16に示すようにパワーオンルーチンが動作
し、CPU133はズーム撮影レンズを沈胴状態からワ
イド端W位置である焦点距離35mmの繰出し位置にセ
ットする。すなわち、パワースイッチPWSWがオンさ
れると、CPU133は先ず、モータドライブ回路13
4にズームモータの正転指令(ステップS11)を与
え、ズームモータ220を正転させながら入力ポートP.
R.1 ,P.R.2 をモニタ(ステップS12)し続ける。そ
して撮影レンズが出力P.R.1 =1,P.R.2 =1の沈胴状
態位置から出力P.R.1 =0,P.R.2 =1となる位置に移
動すると、これに同期してCPU133はパルス発生器
223からのパルス信号P.Iのアップカウントを開始
(ステップS13)し、ステップS14で、このカウン
ト値のチェックをする。そして、EEPROM135
(図14参照)に書き込まれているワイド端位置を示す
パルス数“10”に達するまで、モータの回転を続行す
る。予定のパルス数“10”に達したところで、ズーム
モータ220の回転を停止(ステップS15)させ、リ
ターンする。これでズームレンズは沈胴状態から焦点距
離35mmのワイド端W位置に設定される。
【0071】次いで、撮影者がズームアップ用スイッチ
ZUSWをオンしてズームアップ動作を行うと、図17
に示すZUルーチンが作動する。上記スイッチZUSW
をオンすると、先ずテレ端位置(T端位置)にあるか否
かを、CPU133はフォトリフレクタ132a,13
2bの出力PR1,PR2によってチェック(ステップ
S21)する。テレ端位置(T端位置)にあれば、ステ
ップS28に移行してズームモータ停止ルーチンにて停
止処理を行い、パルス発生器223からのパルス信号
P.Iのアップカウントを停止(ステップS29)し、
リターンする。
【0072】テレ端位置(T端位置)になければ、次の
ステップS22に移行し、パルス信号P.Iのアップカ
ウントを開始する。そして、ステップS23でズームモ
ータ220を正転させる。その間、アップカウントを続
行しつつ、CPU133は入力ポートP.R.1 ,P.R.2 を
モニタし、出力PR1,PR2の変化(ステップS2
4)とズームアップ用スイッチZUSWの状態をモニタ
(ステップS25)する。このスイッチZUSWがオフ
すれば、すなわち、撮影者が所望のズーム位置を決定す
ると、ステップS28に飛び、ズームモータ220を停
止してパルス信号P.Iのアップカウントを停止(ステ
ップS29)し、リターンする。そして、その間に出力
PR1,PR2の変化(ステップS24)があれば、ス
テップS26においてS位置かT端位置かを確認し、T
端位置であればステップS28に飛び、ズームモータ2
20を停止してパルス信号P.Iのアップカウントを停
止(ステップS29)し、リターンする。また、S位置
であれば、ステップS27においてP.Iのカウント値
を“40”にセットし、ステップS24に戻る。ここで
カウント値を上記の値にセットすることはカウント値を
更新したことになり、以後のカウント値を正確なものに
することができる。このようにしてズームアップ動作時
のエンコーダは動作する。
【0073】次に、撮影者がズームダウン用スイッチZ
DSWを押してズームダウン動作を行うと、図18に示
すZDルーチンが動作する。上記スイッチZDSWをオ
ンすると、CPU133はそれを検出して、先ず現在の
P.Iのカウント値がワイド端位置のパルス数“10”
以下であるか否かを確認(ステップS31)する。その
結果、“10”以下であれば、ステップS38に飛ぶ。
ワイド端でなければ、ズームアップ方向の位置にレンズ
があるので、レンズをズームダウン方向に移動させる。
すなわち、P.Iのダウンカウントを開始(ステップS
32)させ、ズームモータ220を逆転(ステップS3
3)させる。その間、ダウンカウントを続行させつつ、
出力PR1,PR2の変化(ステップS34)とズーム
ダウン用スイッチZDSWの状態をモニタ(ステップS
37)する。そして、撮影者が所望するズーム位置にレ
ンズが移動すると、スイッチZDSWがオフされる。こ
のズームダウン用スイッチZDSWがオフすると、ギア
ーのバックラッシ取りのためにズームモータ220を正
転(ステップS38)させ、P.Iのアップカウント
(ステップS39)を行い、所定アップカウント(ステ
ップS40)、例えば2アップカウント後、ズームモー
タ220を停止(ステップS41)してパルス信号P.
Iのカウントを停止(ステップS42)させ、P.Iの
カウンタからバックラッシ分の1カウントを減算(ステ
ップS43)し、リターンする。また、ステップS37
において、スイッチZDSWがオンしておれば、ステッ
プS34に戻るループをとる。
【0074】一方、ステップS34において出力PR
1,PR2の変化があれば、次にステップS35で、S
位置か否かのチェックが行われ、S位置であればステッ
プS36において、P.IのカウントをS位置を示す
“40+(バックラッシ分1)=41”にセットし、ス
テップS31に戻る。このようにカウント値を上記の値
にセットすることはカウント値を更新したことになり、
以後のカウント値を正確なものにする。このようにして
ズームダウン動作時のエンコーダは動作する。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、構成
の大型化,並びにコストアップを招くことなく、相対値
エンコーダのもつ原理的な欠点であるミスカウントも、
ズームのアップ/ダウン操作途上にて自動的に修正され
るため、信頼性の著しく向上した相対値非接触型のズー
ムエンコーダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のズームエンコーダの概念図。
【図2】本発明の第1実施例を示すズームエンコーダの
斜視図。
【図3】上記第1実施例におけるフォトリフレクタの読
取用パターンとフォトリフレクタ出力との関係を示す線
図。
【図4】上記第1実施例のズームエンコーダの要部の電
気回路のブロック構成図。
【図5】上記第1実施例が適用されるズームカメラに電
源を投入したときの、パワーオンリセット時のサブルー
チンを示すフローチャート。
【図6】上記第1実施例が適用されるズームカメラの、
スタンバイ解除時のサブルーチンを示すフローチャー
ト。
【図7】上記第1実施例が適用されるズームカメラにお
けるスイッチ操作よる割り込み処理のサブルーチン示す
フローチャート。
【図8】上記第1実施例が適用されるズームカメラにお
いて、ズームレンズが沈胴位置から撮影可能なワイド端
位置へ移動される際の動作を示すフローチャート。
【図9】上記第1実施例が適用されるズームカメラにお
ける、ズーム処理を示すフローチャート。
【図10】上記第1実施例が適用されるズームカメラに
おいて、ズームレンズが沈胴位置から撮影可能なワイド
端位置へ移動される際の、ズームモータとズームフォト
リフレクタおよびズームフォトインタラプタの出力信号
との関係を示したタイムチャート。
【図11】上記第1実施例が適用されるズームカメラに
おいて、ズームレンズが沈胴位置から撮影可能なテレ端
位置へ移動される際の、ズームモータとズームフォトリ
フレクタおよびズームフォトインタラプタの出力信号と
の関係を示したタイムチャート。
【図12】本発明の第2実施例を示すズームエンコーダ
の斜視図。
【図13】上記第2実施例におけるフォトリフレクタの
読取用パターンとフォトリフレクタ出力との関係を示す
線図。
【図14】上記第2実施例のズームエンコーダの要部の
電気回路のブロック構成図。
【図15】上記第2実施例が適用されるズームカメラに
おけるズームレンズの沈胴ルーチンのプログラムのフロ
ーチャート。
【図16】上記第2実施例が適用されるズームカメラの
パワースイッチをオンしたときのパワーオンルーチンの
プログラムのフローチャート。
【図17】上記第2実施例が適用されるズームカメラの
ズームアップスイッチをオンしたときのZUルーチンの
プログラムのフローチャート。
【図18】上記第2実施例が適用されるズームカメラの
ズームダウンスイッチをオンしたときのZDルーチンの
プログラムのフローチャート。
【符号の説明】
1…ズーム駆動手段 2…非接触型パルス発生手段 3…パルスカウント手段 4…ズーム所定位置検出手段 5…カウント値更新手段 10…ズームエンコーダ 11…ズームフォトリフレクタ 20…回転環 30…ズームモータ駆動ユニット 31…ズームモータ 34…ズームフォトインタラプタ
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】このステップS512では、ズームレンズ
の現在値を示す上記ZMPLSによりズーム位置がワイ
ド端位置あるいはテレ端位置になったかを判定し、ワイ
ド端位置,テレ端位置のどちらかになった所で、上記ズ
ームモータ31を停止ステップS516へ進む。ま
た、上記ステップS512で、ズームレンズ位置がワイ
ド端位置あるいはテレ端位置に達していないときは、次
にステップS513に進む。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】 .
【0058】この後、ステップS514でフォトインタ
ラプタ34(ZPI)の検出用タイマをスタートさせ、
ステップS515で、該フォトインタラプタ34のパル
ス立上りをチェックして上記ZMPLSをカウントアッ
プもしくはカウントダウンする。ここで、一定時間内に
該フォトインタラプタ34の立上りがなければズームモ
ータ31あるいはズームエンコーダ10の故障と判断し
て、ステップS521の異常処理(DAMAG)へ行
く。ZMPLSがズームアップのときテレ端,ズームダ
ウンのときワイド端の場合もS511へ進む。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影光学系の光軸の周りに回動することに
    より撮影光学系の焦点距離を変化させるカムリングの、
    回動量および回動方向を検出するズームエンコーダにお
    いて、 上記カムリングの回動に応じてパルス信号を発生する非
    接触型のパルス発生手段と、 上記カムリングの回動方向に応じて上記パルス信号を加
    算もしくは減算するカウント手段と、 少なくとも焦点距離の広角端付近と望遠端付近におい
    て、所定の位置信号を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段の出力の変化に応じて上記カウント手
    段のカウント値を所定の値に変更するカウント値変更手
    段と、 を具備したことを特徴とするズームエンコーダ。
  2. 【請求項2】上記位置検出手段は、さらに上記焦点距離
    の広角端と望遠端との中間領域において、所定の中間位
    置を検出することを特徴とする、請求項1記載のズーム
    エンコーダ。
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