JPH0518091U - 筐体内冷却構造 - Google Patents

筐体内冷却構造

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JPH0518091U
JPH0518091U JP7156491U JP7156491U JPH0518091U JP H0518091 U JPH0518091 U JP H0518091U JP 7156491 U JP7156491 U JP 7156491U JP 7156491 U JP7156491 U JP 7156491U JP H0518091 U JPH0518091 U JP H0518091U
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JP
Japan
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housing
partition plate
blower
cooling structure
air
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Pending
Application number
JP7156491U
Other languages
English (en)
Inventor
慶吾 浅山
Original Assignee
四国日本電気ソフトウエア株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象装置の設置性,デザイン性,実装性を損
なうことなく、筐体内冷却構造を実現する。 【構成】 上下二分割構造の筐体において、筐体内前面
側に上部筐体1と下部筐体2により形成される空気導入
路4を有すると共に、筐体背面側あるいは側面側に送風
機3を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上方処理機器あるいは一般電気製品の筐体内冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の筐体内冷却構造は、図3に示すような構成となっていた。
【0003】 図3において筐体20の側面にはスリット21が設けられている。筐体20の 背面に設けられた送風機22が装置に連動して排気動作を開始し、これに伴い筐 体20内にスリット21を介して外気が流入する。
【0004】 筐体20内は温度センサ24により常に温度監視されており、許容温度より高 い場合は、制御部23により送風機22の回転数を上げて風量を増加させ筐体内 温度を下げる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の筐体内冷却構造では、筐体20の側面に外気吸気用のスリット 21を設けているため、対象装置を設置する場合、スリット21の近傍は吸気に 障害とならない程度のスペースを確保する必要があり、設置性に制約を受けたり 、筐体デザイン面で制約を受けるという問題点を有していた。
【0006】 また筐体内部の空気の流れは側面から後方へ生じることから、特に対象装置が 小型の場合、筐体内の実装設計に制約を受けるという問題点を有していた。
【0007】 さらに、センサで検出した筐体内の温度変化に対応して送風機の回転数を制御 していることから、回転数の上昇に伴い吸気あるいは、排気の騒音が増加すると いう問題点も有してた。
【0008】 本考案の目的は、対象装置を設置性,デザイン性,実装性を損なうことがない 筐体内冷却構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る筐体内冷却構造においては、上下二分 割構造の筐体であって、 筐体内前面側に、上部筐体と下部筐体により形成される空気導入路を有し、 筐体内背面側あるいは側面側に送風機を有するものである。
【0010】 また、本考案に係る筐体内冷却構造においては、上下二分割構造の筐体であっ て、 筐体内前面側及び筐体内背面あるいは側面側に、上部筐体と下部筐体より形成 される通風路を有し、 筐体内背面側あるいは側面側に送風機を有するものである。
【0011】 また、前記空気導入路及び通風路は屈曲形成されたものである。
【0012】
【作用】
本考案では、二分割構造の筐体とし、筐体前面より吸気、後方に排気すること により、筐体内部を均一に冷却し易くしたものである。
【0013】
【実施例】
次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0014】 (実施例1)図1は、本考案の実施例1に係る筐体内冷却構造を示す断面図で ある。
【0015】 図において、1は上部筐体、2は下部筐体、3は送風機、4は空気導入路、5 は制御部、6は温度センサ、7は上部仕切板、8は下部仕切板を示している。
【0016】 上下二分割構造の筐体は上部筐体1と下部筐体2により構成されると共に上部 筐体1の前面側に設けた上部仕切板7と下部筐体2の前面側に設けた下部仕切板 8により空気導入路4が屈曲形成される。
【0017】 上部筐体1と下部筐体2より構成された筐体内背面側には、送風機3が設けら れると共に、回転数を制御し風量を適正可変させるために温度センサ6と制御部 5が設けられている。
【0018】 次に動作について説明する。装置動作に連動して送風機3が外気よりも温度が 高くなった筐体内空気を筐体外に排出する。
【0019】 これに伴い上部筐体1の前面側に設けた上部仕切板7と下部筐体2の前面側に 設けた下部仕切板8とにより屈曲形成された空気導入路4を通り外気が筐体内に 流入する。
【0020】 筐体内部の雰囲気温度は常に温度センサ6により測定されると共に、温度に応 じて制御部5により送風機3の回転数を制御し排気風量を可変させることにより 導入外気量を調節し筐体内雰囲気を一定に保つ。
【0021】 (実施例2)図2は、本考案の実施例2に係る筐体内冷却構造を示す断面図で ある。
【0022】 図において、9は上部筐体、10は下部筐体、11は通風路、12は通風路、 13は送風機、14は制御部、15は温度センサ、16は上部仕切板、17は下 部仕切板、18は上部仕切板、19は下部仕切板を示している。
【0023】 上下二分割構造の筐体は上部筐体9と下部筐体10により構成されると共に上 部筐体9の前面側に設けた上部仕切板16と下部筐体10の前面側に設けた下部 仕切板17により通風路11が屈曲形成されている。
【0024】 さらに上部筐体9の背面側に設けた上部仕切板18と下部筐体10の背面側に 設けた下部仕切板19により通風路12が屈曲形成される。
【0025】 筐体背面側には通風路12に接するように送風機13が設けられると共に、回 転数を制御し風量を適正可変させるために温度センサ15と制御部14が設けら れている。
【0026】 次に動作について説明する。装置動作に連動して送風機13が外気よりも温度 が高くなった筐体内空気を、上部筐体9の背面側に設けた上部仕切板18と下部 筐体10の背面側に設けた下部仕切板19により屈曲形成された通風路12を介 して筐体外に排出する。
【0027】 これに伴い上部筐体9の前面側に設けた上部仕切板16と下部筐体10の前面 側に設けた下部仕切板17とにより屈曲形成された通風路11を通り外気が筐体 内に流入する。
【0028】 筐体内部の雰囲気温度は常に温度センサ15により測定されると共に温度に応 じて制御部14により送風機13の回転数を制御し排気風量を可変させることに より、筐体内への導入外気量を調節し筐体内雰囲気を一定に保つ。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように第1の考案によれば、上部筐体に設けた上部仕切板と下部 筐体に設けた下部仕切板とにより形成される空気導入路を介して筐体内冷却用の 外気を導入することから、対象装置の側面に他の装置等を近接設置しても、従来 のように筐体側面にスリットを設けて外気を導入するのに比べ、冷却効果が著し く低下することはなく、設置性に制約を受けないという効果を有する。
【0030】 また筐体側面あるいは前面のような外観デザインに影響を与える箇所に吸気用 のスリットを持たないことから、デザイン性を損なわないという効果も有する。
【0031】 加えて本考案によれば、空気導入路は屈曲形成されることから、筐体内部で発 生した騒音が空気導入路を介して外部に放出され難く、騒音低下面での効果も有 する。
【0032】 さらに第2の考案では、排気のための送風機側にも上部筐体の背面側に設けた 上部仕切板と下部筐体の背面側に設けた下部仕切板とにより屈曲形成された通風 路を設けたことから、送風機を設置した面のデザイン性をさらに向上させる効果 があると共に排気騒音を低減できるという効果を有する。
【0033】 また両考案において、筐体前面より吸気、後方に排気することから筐体内部を 均一に冷却し易く、特に小型筐体においては冷却による実装上の制約を受け難い という効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係る筐体内冷却構造を示す
断面図である。
【図2】本考案の実施例2に係る筐体内冷却構造を示す
断面図である。
【図3】従来の筐体内冷却構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 上部筐体 2 下部筐体 3 送風機 4 空気導入路 5 制御部 6 温度センサ 7 上部仕切板 8 下部仕切板 9 上部筐体 10 下部筐体 11 通風路 12 通風路 13 送風機 14 制御部 15 温度センサ 16 上部仕切板 17 下部仕切板 18 上部仕切板 19 下部仕切板 20 筐体 21 スリット 22 送風機 23 制御部 24 温度センサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下二分割構造の筐体であって、 筐体内前面側に、上部筐体と下部筐体により形成される
    空気導入路を有し、 筐体内背面側あるいは側面側に送風機を有することを特
    徴とする筐体内冷却構造。
  2. 【請求項2】 上下二分割構造の筐体であって、 筐体内前面側及び筐体内背面あるいは側面側に、上部筐
    体と下部筐体より形成される通風路を有し、 筐体内背面側あるいは側面側に送風機を有することを特
    徴とする筐体内冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記空気導入路及び通風路は屈曲形成さ
    れたものであることを特徴とする請求項1,2に記載の
    筐体内冷却構造。
JP7156491U 1991-08-12 1991-08-12 筐体内冷却構造 Pending JPH0518091U (ja)

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JP7156491U JPH0518091U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 筐体内冷却構造

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JP7156491U JPH0518091U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 筐体内冷却構造

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JPH0518091U true JPH0518091U (ja) 1993-03-05

Family

ID=13464338

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JP7156491U Pending JPH0518091U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 筐体内冷却構造

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008270373A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Fujitsu Ltd 電子機器収納箱
JP2009176783A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Chuo Electronics Co Ltd 電子機器収容ラック
WO2011039878A1 (ja) * 2009-10-01 2011-04-07 富士通株式会社 電子機器
WO2015015552A1 (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 三菱電機株式会社 プロジェクタ装置
TWI473555B (zh) * 2007-04-17 2015-02-11 Fujitsu Ltd 用於電子裝置之儲存盒

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