JP2004340556A - 換気扇 - Google Patents

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JP2004340556A
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JP2003140952A
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Shingo Usui
伸吾 臼井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】構成を簡素化すると共に、組立作業性を向上させることができる換気扇を提供することを課題とする。
【解決手段】本体ケース2の下方に形成された吸気口4と、本体ケース2の一側面に形成された排気口5と、本体ケース2内に配設され、羽根車20及びファンケーシング6を備えた送風手段3と、排気口5に連通するように、排気口5が形成された本体ケース2の一側面に固定されたダクト接手7とを備え、前記本体ケース2とダクト接手7とを凹部11と凸部15との嵌合による係合手段により固定すると共に、ファンケーシング6を前記係合手段により位置決めする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に浴室の天井面や側面に取り付けられ、屋外と本体とをダクトによって連通し、室内の空気を換気する換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の換気扇においては、本体ケースの下面開口部より室内の空気を吸い込み、本体ケース側面開口部から吐出させる送風手段を、本体ケース内に配設し、本体ケース側面開口部に連通するダクト接手を、係合手段により本体ケースに係合させたものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平8−320141号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、送風手段を構成するファンケーシングの取付け方法に関しては、特許文献1には格別な記載はされていない。
一般に、ファンケーシングは螺子によって固定されるが、ファンケーシングの位置決めがされていない場合、ファンケーシングの位置決めに時間を要し、組立作業性が悪くなる虞がある。
【0005】
また、ファンケーシング専用の位置決め手段を本体ケースに設けた場合、ファンケーシングの位置決め時間が短縮され、組立作業性は向上するが、本体ケースの構造が複雑になり、本体ケースを成形する金型構造が複雑化し、金型製作日数に時間を要したり、金型制作費用が上昇してしまう虞がある。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、構成を簡素化すると共に、組立作業性を向上させることができる換気扇を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段は、本体ケースの下方に形成された吸気口と、本体ケースの一側面に形成された排気口と、本体ケース内に配設され、羽根車及びファンケーシングを備えた送風手段と、排気口に連通するように、本体ケースの前記一側面に固定されたダクト接手とを備え、前記本体ケースとダクト接手とを凹部と凸部との嵌合による係合手段により固定すると共に、ファンケーシングを前記係合手段により位置決めしたことを特徴とする。
【0008】
上記課題を解決するための手段において、前記排気口を挟むように隣接する本体ケースの両側面の外壁に、内側に向かって窪む凹部を形成すると共に、凹部に嵌合する凸部をダクト接手に形成し、さらに、前記凹部を形成したことにより、凹部裏面の本体ケース内壁に形成される突出部を、ファンケーシングの位置決めとすることが好ましい。
【0009】
上記課題を解決するための手段において、前記凹部を垂直方向の溝で形成すると共に、ダクト接手の上部に、排気口が形成された本体ケースの一側面の側壁上端部を挟む、コ字状の挟み込み部を形成することが好ましい。
【0010】
上記課題を解決するための手段において、前記送風手段を、ファンケーシングに設けた吸込口が下方位置となるように取り付け、さらに、この吸込口が設けられたファンケーシングの底面を、ファンケーシングの排出口側に向けて下方に傾斜させると共に、ファンケーシングの吸込口周縁を上方に屈曲させることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
本発明の換気扇は、天井1に取付けられる本体ケース2と、本体ケース2内に配設される送風手段3と、本体ケース2に形成された排気口5に連通するように、本体ケース2に固定されるダクト接手7とから構成されている。
【0013】
本体ケース2は、板部材により構成され、上方と下方を開放した略正方形の形状をしている。本体ケース2内は、仕切壁8により上室9と下室10との上下2室に仕切られている。本体ケース2の下方開放は、本体ケース2内に空気を取り込む吸気口4を構成する。また、下室10の一側面には、本体ケース2内の空気を排気する排気口5を開口している。
吸気口4周縁には、本体ケース2を天井に取付けるための鍔部13が形成されている。(図1参照)。
排気口5が形成された側面を挟む、本体ケース2の両側面の外壁には、内側に向かって窪む溝状の凹部11が、本体ケース2の上端から本体ケース2の下方部まで、垂直方向に形成されている。このように、本体ケース2に凹部11を形成したことにより、凹部11裏面の本体ケース2の内壁には、内側に向かって突出する突出部12が形成されている。
【0014】
ダクト接手7は、一側面を排気口5に連結するように開放すると共に、他側面を図示しないダクトに連結するように開放している。
【0015】
ダクト接手7の排気口5に連結される側面には、凹部11が形成された本体ケース2の両側面の外壁を抱きかかえるように当接する一対の案内片14が突出形成されている。また、図2及び図3に示すように、突出形成された案内片14の先端には、本体ケース2の凹部11に嵌まり込む凸部15が部分的に形成されている。また、ダクト接手7の一側面の上部には、図1及び図4に示すように、排気口5上部の本体ケース2の側壁を構成する板部材の上端部を挟む、コ字状の挟み込み部16が形成されている。ダクト接手7の排気口5に連結される側面の下部には、L字状の規制片17が形成されている(図1、図4参照)。
【0016】
送風手段3は、電動機18、羽根車20及びファンケーシング6により構成されている。電動機18は、本体ケース2の仕切壁8に装着され、その回転軸19を下室10に突出させている。羽根車20は、回転軸19に装着され下室10内に配置されている。
【0017】
ファンケーシング6は、羽根車20を内包して下室10に配設され、底面に本体ケース2内の空気を吸い込む吸込口21が形成され、側面には本体ケース2の排気口5に連結する排出口22が形成されている。
そして、ファンケーシング6は、羽根車20の駆動により、吸気口4を介して本体ケース2内に吸気された室内の空気を排気口5に案内するように構成されている(図1参照)。
【0018】
ファンケーシング6の吸込口21周縁は、上方に屈曲する屈曲部21aを有すると共に、ファンケーシング6の底面は、排出口22側に向かって下方に傾斜している。
ファンケーシング6の排出口22の一側から、L字状の位置決め部23が延設されており、位置決め部23が本体ケース2の突出部12と本体ケース2の内壁間に嵌まり込むことにより、ファンケーシング5は本体ケース2に対して位置決めされ、この状態で螺子24によりファンケーシング6を本体ケース2の仕切壁8にねじ止めすることによりファンケーシング6は容易に装着される(図2、図3参照)。
【0019】
このように構成された換気扇においては、電動機18を本体ケース2の仕切壁8に装着し、電動機8の回転軸19に羽根車20を装着する。次にファンケーシング6の位置決め部23を、本体ケース2の突出部12と本体ケース2の内壁との間に嵌まり込ませて、ファンケーシング6を本体ケース2に対して位置決めし、螺子24によりファンケーシング6を本体ケース2に固定する。
【0020】
次いで、ダクト接手7の案内片14に形成された凸部15を、本体ケース2の凹部11に嵌合させながら、ダクト接手7を上方からスライドさせると、ダクト接手7上方の挟み込み部16が、排気口5上部の本体ケース2の側壁を構成する板部材上端を挟み込む状態となり、ダクト接手7が本体ケース2に装着される。
【0021】
上述のように、本体ケース2とダクト接手7とを一体化させた換気扇本体を天井1に取付ける。この時、ダクト接手7の規制片17は天井1の下面に対面する。そして、ダクト接手7に図示しないダクトを接続する。これにより、換気扇の取付けが完了する。
本実施の形態においては、規制片17が天井1に当接することにより、ダクト接手7の上方への移動が防止される。従って、ダクト接手7が本体ケース2に対して上方にスライドして外れることはない。
【0022】
また、ファンケーシング6の位置決めは、本体ケース2とダクト接手7との係合手段である凹部11を形成する反面作用として、その凹部11の裏面に形成される突出部12を利用しているため、特別な位置決め手段を設ける必要がなく、本体ケース2の構成を簡素化して本体ケース2を成形する金型構造を簡素化できると共に、金型製作費用の削減を図ることができる。
【0023】
さらに、ダクト接手7を上方から下方にスライドさせて本体ケース2に装着するだけで、ダクト接手7の挟み込み部16を、排気口5上部の本体ケース2の側壁を構成する板部材の上端に確実に挟み込ませることができ、取付作業性が向上すると共に、挟み込み部16により、本体ケース2とダクト接手7との隙間から室内の湿気が天井裏に漏れることを防止することができる。
【0024】
また、吸込口21を備えたファンケーシング6の底面を、排出口22側に向けて下方に傾斜させると共に、ファンケーシング6の吸込口21周縁を上方に向けて屈曲させているため、ファンケーシング6内で結露した結露水を排出口22に案内することができ、ファンケーシング6底面を流れる結露水が吸込口21から室内に滴下することを防止することができる。
【0025】
尚、本実施の形態においては、本体ケース2とダクト接手7との係合手段として本体ケース2に凹部11を形成すると共に、凹部11の裏面に形成される突出部12をファンケーシング6の位置決め手段としたが、これに限定されるものではなく、例えば、本体ケース2にダクト接手7に係合する凸部を形成すると共に、凸部を形成することにより、凸部裏面に形成される凹部をファンケーシング2の位置決め手段とする等、その他の係合手段により本体ケース2とダクト接手7とを係合させると共に、その係合手段によりファンケーシング6を位置決めする構成にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明の請求項1の構成によれば、構成を簡素化することができると共に、組立作業性を向上させることができる等の効果を奏する。
【0027】
本発明の請求項2の構成によれば、構成を簡素化することができると共に、組立作業性を向上させることができる等の効果を奏する。
【0028】
本発明の請求項3の構成によれば、簡単な構成により組立作業性を向上させることができると共に、本体ケースとダクト接手との隙間から室内の湿気が天井裏に漏れることを防止することができる等の効果を奏する。
【0029】
本発明の請求項4の構成によれば、ファンケーシング内で結露した結露水が室内に滴下することを防止することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の換気扇の側断面図である。
【図2】同換気扇の底面図で、一部を断面としてファンケーシングの位置決め状態を示す。
【図3】図2のファンケーシングの位置決め状態を示す一部断面部分の拡大図である。
【図4】同換気扇の本体ケースとダクト接手との係合する過程を示す側面図である。
【符号の説明】
2 本体ケース
3 送風手段
4 吸気口
5 排気口
6 ファンケーシング
7 ダクト接手
11 凹部(係合手段)
15 凸部(係合手段)
20 羽根車

Claims (4)

  1. 本体ケースの下方に形成された吸気口と、本体ケースの一側面に形成された排気口と、本体ケース内に配設され、羽根車及びファンケーシングを備えた送風手段と、排気口に連通するように、本体ケースの前記一側面に固定されたダクト接手とを備え、前記本体ケースとダクト接手とを凹部と凸部との嵌合による係合手段により固定すると共に、ファンケーシングを前記係合手段により位置決めしたことを特徴とする換気扇。
  2. 前記排気口を挟むように隣接する本体ケースの両側面の外壁に、内側に向かって窪む凹部を形成すると共に、凹部に嵌合する凸部をダクト接手に形成し、さらに、前記凹部を形成したことにより、凹部裏面の本体ケース内壁に形成される突出部を、ファンケーシングの位置決めとしたことを特徴とする請求項1記載の換気扇。
  3. 前記凹部を垂直方向の溝で形成すると共に、ダクト接手の上部に、排気口が形成された本体ケースの一側面の側壁上部を挟む、コ字状の挟み込み部を形成したことを特徴とする請求項2記載の換気扇。
  4. 前記送風手段を、ファンケーシングに設けた吸込口が下方位置となるように取り付け、さらに、この吸込口が設けられたファンケーシングの底面を、ファンケーシングの排出口側に向けて下方に傾斜させると共に、ファンケーシングの吸込口周縁を上方に屈曲させたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の換気扇。
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