JPH05180361A - バルブのパネル取付用プレート - Google Patents
バルブのパネル取付用プレートInfo
- Publication number
- JPH05180361A JPH05180361A JP1846692A JP1846692A JPH05180361A JP H05180361 A JPH05180361 A JP H05180361A JP 1846692 A JP1846692 A JP 1846692A JP 1846692 A JP1846692 A JP 1846692A JP H05180361 A JPH05180361 A JP H05180361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- stem
- panel
- nut
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Valve Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バルブのグランドナットを取り外さずに、バ
ルブをパネルマウントすることができるバルブのパネル
取付用プレートを提供する。 【構成】 バルブ操作用のステム16を支持するための
ステム支持体15と、ステム支持体15に螺入されるナ
ット22とを含むバルブ12をパネル26に固定するた
めの、バルブのパネル取付用プレートである。このプレ
ート10は、ナット22の径より小さく、かつステム支
持体15の径より大きい切欠部10aを有する。
ルブをパネルマウントすることができるバルブのパネル
取付用プレートを提供する。 【構成】 バルブ操作用のステム16を支持するための
ステム支持体15と、ステム支持体15に螺入されるナ
ット22とを含むバルブ12をパネル26に固定するた
めの、バルブのパネル取付用プレートである。このプレ
ート10は、ナット22の径より小さく、かつステム支
持体15の径より大きい切欠部10aを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバルブのパネル取付用
プレートに関し、特にたとえば、パネルマウント式バル
ブのパネル取付用プレートに関する。
プレートに関し、特にたとえば、パネルマウント式バル
ブのパネル取付用プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】この発明の背景となる従来のバルブの一
部を示す正面図解図である。バルブ1は本体2を含む。
本体2には、弁を開閉するためのステム3が挿入され
る。本体2のステム3挿入部分にはグランドパッキンが
嵌め込まれ、本体2とステム3との隙間を封止してい
る。このグランドパッキンを押えるために、グランドナ
ット4が本体2に嵌め込まれる。さらに、ステム3の上
端には、ハンドル5が固着される。このバルブ1では、
ハンドル5を回転することによって、ステム3とともに
弁(図示せず)が上下に変位し、通路(図示せず)が開
閉される。
部を示す正面図解図である。バルブ1は本体2を含む。
本体2には、弁を開閉するためのステム3が挿入され
る。本体2のステム3挿入部分にはグランドパッキンが
嵌め込まれ、本体2とステム3との隙間を封止してい
る。このグランドパッキンを押えるために、グランドナ
ット4が本体2に嵌め込まれる。さらに、ステム3の上
端には、ハンドル5が固着される。このバルブ1では、
ハンドル5を回転することによって、ステム3とともに
弁(図示せず)が上下に変位し、通路(図示せず)が開
閉される。
【0003】このようなバルブ1をパネル6に取り付け
る場合、パネル6に形成された孔にバルブ1を入れて、
グランドナット4と本体2とでパネル6を挟み込むこと
によってバルブ1を固定していた。
る場合、パネル6に形成された孔にバルブ1を入れて、
グランドナット4と本体2とでパネル6を挟み込むこと
によってバルブ1を固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パネルマウ
ント式の従来のバルブ1では、パネルマウントする際
に、ハンドル6とグランドナット4とを取り外してから
パネルマウントし、再度ハンドル6とグランドナット4
とを取り付ける必要がある。
ント式の従来のバルブ1では、パネルマウントする際
に、ハンドル6とグランドナット4とを取り外してから
パネルマウントし、再度ハンドル6とグランドナット4
とを取り付ける必要がある。
【0005】しかし、ハンドルはともかくとして、グラ
ンドナットを取り外すと、取付後、グランドナットによ
ってグランドパッキンを締めつけるため、ハンドルトル
クが変わってしまう。そのため、再度ハンドルトルクの
設定が必要であり、手間がかかった。また、メーカが製
作時に設定したトルクが変化するため、気密などの各性
能も変化してしまい、安全面での問題も多かった。
ンドナットを取り外すと、取付後、グランドナットによ
ってグランドパッキンを締めつけるため、ハンドルトル
クが変わってしまう。そのため、再度ハンドルトルクの
設定が必要であり、手間がかかった。また、メーカが製
作時に設定したトルクが変化するため、気密などの各性
能も変化してしまい、安全面での問題も多かった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、バ
ルブのグランドナットを取り外さずに、バルブをパネル
マウントすることができるバルブのパネル取付用プレー
トを提供することである。
ルブのグランドナットを取り外さずに、バルブをパネル
マウントすることができるバルブのパネル取付用プレー
トを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、バルブ操作
用のステムを支持するためのステム支持体と、ステム支
持体に螺入されるナットとを含むバルブをパネルに固定
するための、バルブのパネル取付用プレートであって、
ナットの径より小さく、かつステム支持体の径より大き
い切欠部を有する、バルブのパネル取付用プレートであ
る。
用のステムを支持するためのステム支持体と、ステム支
持体に螺入されるナットとを含むバルブをパネルに固定
するための、バルブのパネル取付用プレートであって、
ナットの径より小さく、かつステム支持体の径より大き
い切欠部を有する、バルブのパネル取付用プレートであ
る。
【0008】
【作用】バルブのステム支持体をパネルの孔に通し、パ
ネルとパネル取付用プレートをナットとバルブ本体とで
挟むことによって、バルブがパネルに固定される。この
とき、切欠部はステム支持体の径より大きく、かつナッ
トの径より小さく形成されているため、パネル取付用プ
レートはステム支持体に嵌まり、かつナットで締め付け
られる。
ネルとパネル取付用プレートをナットとバルブ本体とで
挟むことによって、バルブがパネルに固定される。この
とき、切欠部はステム支持体の径より大きく、かつナッ
トの径より小さく形成されているため、パネル取付用プ
レートはステム支持体に嵌まり、かつナットで締め付け
られる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、バルブをパネルマウ
ントする際に、グランドナットを動かす必要がないた
め、バルブ性能の変化がなく安全である。また、グラン
ドナットを取り外す必要がなく、パネルマウント作業の
能率が向上する。さらに、この発明に係るプレートは、
プレス加工によって大量かつ安価に製造できる。
ントする際に、グランドナットを動かす必要がないた
め、バルブ性能の変化がなく安全である。また、グラン
ドナットを取り外す必要がなく、パネルマウント作業の
能率が向上する。さらに、この発明に係るプレートは、
プレス加工によって大量かつ安価に製造できる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す平面図であ
る。プレート10は略U字形に形成された切欠部10a
を有する。このプレート10は、図2に示すように、バ
ルブ12をパネルに固定するために使用される。バルブ
12は本体14を含む。本体14には、通路が形成さ
れ、この通路が弁と弁座によって開閉される。
る。プレート10は略U字形に形成された切欠部10a
を有する。このプレート10は、図2に示すように、バ
ルブ12をパネルに固定するために使用される。バルブ
12は本体14を含む。本体14には、通路が形成さ
れ、この通路が弁と弁座によって開閉される。
【0012】本体14の上方には、通路に連通する貫通
孔を有するステム支持体15が形成される。ステム支持
体15の貫通孔には、棒状のステム16が挿入される。
ステム支持体15の貫通孔の下部の内周面には、めねじ
(図示せず)が形成される。ステム16の下部には、お
ねじ(図示せず)が形成され、このステム16のおねじ
が、貫通孔のめねじに螺合される。したがって、ステム
16を回転することによって、ステム16は上下に移動
する。ステム16の下端は、弁に接続され、弁は弁座に
密着可能に形成される。また、ステム16の中央部に
は、グランドパッキン(図示せず)が設けられ、このグ
ランドパッキンによって、ステム16とステム支持体1
5との間が密閉される。
孔を有するステム支持体15が形成される。ステム支持
体15の貫通孔には、棒状のステム16が挿入される。
ステム支持体15の貫通孔の下部の内周面には、めねじ
(図示せず)が形成される。ステム16の下部には、お
ねじ(図示せず)が形成され、このステム16のおねじ
が、貫通孔のめねじに螺合される。したがって、ステム
16を回転することによって、ステム16は上下に移動
する。ステム16の下端は、弁に接続され、弁は弁座に
密着可能に形成される。また、ステム16の中央部に
は、グランドパッキン(図示せず)が設けられ、このグ
ランドパッキンによって、ステム16とステム支持体1
5との間が密閉される。
【0013】ステム支持体15の外側面には、ねじ部1
8が形成される。このねじ部18には、グランドパッキ
ンを締めつけるためのグランドナット20が嵌め込まれ
る。ねじ部18におけるグランドナット20の下方に
は、バルブ12をパネルに固定するためのナット22が
嵌め込まれる。グランドナット20およびナット22の
内周面には、ねじが形成される。そのため、グランドナ
ット20およびナット22は、締め付け可能とされる。
8が形成される。このねじ部18には、グランドパッキ
ンを締めつけるためのグランドナット20が嵌め込まれ
る。ねじ部18におけるグランドナット20の下方に
は、バルブ12をパネルに固定するためのナット22が
嵌め込まれる。グランドナット20およびナット22の
内周面には、ねじが形成される。そのため、グランドナ
ット20およびナット22は、締め付け可能とされる。
【0014】さらに、ステム18の上端には、ハンドル
24が固着される。このバルブ12では、ハンドル24
を回転することによって、ステム16が上下に移動し、
弁を弁座に接したり弁座から離したりすることができ
る。そして、弁を弁座に接すると通路がふさがれて流体
は遮断され、弁を弁座から離せば、流体を流すことがで
きる。
24が固着される。このバルブ12では、ハンドル24
を回転することによって、ステム16が上下に移動し、
弁を弁座に接したり弁座から離したりすることができ
る。そして、弁を弁座に接すると通路がふさがれて流体
は遮断され、弁を弁座から離せば、流体を流すことがで
きる。
【0015】バルブ12をパネル26に固定するため
に、この発明のプレート10が使用される。この場合、
パネル26には孔が形成され、この孔にステム支持体1
5が通される。そのため、パネル26の孔は、バルブ1
2の本体14より小さく、かつグランドナット20の直
径より大きく形成する必要がある。そして、パネル26
とバルブ12のナット22との間に、プレート10が嵌
め込まれる。したがって、プレート10の切欠部10a
は、ステム支持体15の直径より大きく、かつナット2
2の直径より小さく形成される。この状態で、ナット2
2を締めつけることによって、バルブ12はパネル26
に固定される。
に、この発明のプレート10が使用される。この場合、
パネル26には孔が形成され、この孔にステム支持体1
5が通される。そのため、パネル26の孔は、バルブ1
2の本体14より小さく、かつグランドナット20の直
径より大きく形成する必要がある。そして、パネル26
とバルブ12のナット22との間に、プレート10が嵌
め込まれる。したがって、プレート10の切欠部10a
は、ステム支持体15の直径より大きく、かつナット2
2の直径より小さく形成される。この状態で、ナット2
2を締めつけることによって、バルブ12はパネル26
に固定される。
【0016】このプレート10を用いれば、グランドナ
ット20を動かさずにバルブ12をパネル26に固定す
ることができる。したがって、弁を操作するためのトル
クが変わらず、バルブ性能の変化がなく安全であり、パ
ネルマウント作業の能率が向上する。
ット20を動かさずにバルブ12をパネル26に固定す
ることができる。したがって、弁を操作するためのトル
クが変わらず、バルブ性能の変化がなく安全であり、パ
ネルマウント作業の能率が向上する。
【図1】この発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】この発明の適用されるバルブの一部を示す正面
図解図である。
図解図である。
【図3】この発明の背景となる従来のバルブの一部を示
す正面図解図である。
す正面図解図である。
10 プレート 10a 切欠部 12 バルブ 22 ナット 24 パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 バルブ操作用のステムを支持するための
ステム支持体と、前記ステム支持体に螺入されるナット
とを含むバルブをパネルに固定するための、バルブのパ
ネル取付用プレートであって、 前記ナットの径より小さく、かつ前記ステム支持体の径
より大きい切欠部を有する、バルブのパネル取付用プレ
ート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01846692A JP3293868B2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | バルブのパネル取付用プレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01846692A JP3293868B2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | バルブのパネル取付用プレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180361A true JPH05180361A (ja) | 1993-07-20 |
JP3293868B2 JP3293868B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=11972419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01846692A Expired - Fee Related JP3293868B2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | バルブのパネル取付用プレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3293868B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008142891A1 (ja) * | 2007-05-22 | 2008-11-27 | Chiyoda Kuchokiki Co., Ltd. | バルブ装置 |
-
1992
- 1992-01-06 JP JP01846692A patent/JP3293868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008142891A1 (ja) * | 2007-05-22 | 2008-11-27 | Chiyoda Kuchokiki Co., Ltd. | バルブ装置 |
JP4499174B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2010-07-07 | 千代田空調機器株式会社 | バルブ装置 |
JPWO2008142891A1 (ja) * | 2007-05-22 | 2010-08-05 | 千代田空調機器株式会社 | バルブ装置 |
US8002239B2 (en) | 2007-05-22 | 2011-08-23 | Chiyoda Kuchokiki Co., Ltd. | Valve device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3293868B2 (ja) | 2002-06-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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