JPH0517993Y2 - - Google Patents
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- JPH0517993Y2 JPH0517993Y2 JP1990072014U JP7201490U JPH0517993Y2 JP H0517993 Y2 JPH0517993 Y2 JP H0517993Y2 JP 1990072014 U JP1990072014 U JP 1990072014U JP 7201490 U JP7201490 U JP 7201490U JP H0517993 Y2 JPH0517993 Y2 JP H0517993Y2
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- Japan
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- layer part
- glove
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- polypropylene
- knitted
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- Expired - Lifetime
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- -1 polypropylene Polymers 0.000 claims description 21
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は手袋形をした浴用タオルに関する。
(従来の技術)
従来の手袋型タオルとしては、ポリプロピレン
糸とナイロン糸とをあわせて編み組みしたものが
あり、ポリプロピレン糸からなる部分で水切れ良
好性を与える一方、ナイロン糸からなる部分で泡
立ち良好性を与えていたものである。
糸とナイロン糸とをあわせて編み組みしたものが
あり、ポリプロピレン糸からなる部分で水切れ良
好性を与える一方、ナイロン糸からなる部分で泡
立ち良好性を与えていたものである。
(考案が解決しようとする課題)
しかし上記従来の手袋型タオルは、ポリプロピ
レン糸からなる部分は水切れ良好である反面泡立
ちが悪く、一方ナイロン糸からなる部分は泡切れ
良好である反面水切れが悪いという面を有してい
たため、充分な水切れ良好性、泡立ち良好性を有
していたものであるとはいえず改良の余地を残し
ていたものである。
レン糸からなる部分は水切れ良好である反面泡立
ちが悪く、一方ナイロン糸からなる部分は泡切れ
良好である反面水切れが悪いという面を有してい
たため、充分な水切れ良好性、泡立ち良好性を有
していたものであるとはいえず改良の余地を残し
ていたものである。
そこで本考案出願人は鋭意研究を重ねた結果、
ポリプロピレン糸のみからなる手袋型タオルであ
つて、水切れ良好性及び泡立ち良好性の両性格を
兼ね備えた構造を考案した。
ポリプロピレン糸のみからなる手袋型タオルであ
つて、水切れ良好性及び泡立ち良好性の両性格を
兼ね備えた構造を考案した。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、水切れ良好性、泡立ち良好性の両性格を兼
ね備えたポリプロピレン糸からなる手袋型のタオ
ルを提供することである。
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、水切れ良好性、泡立ち良好性の両性格を兼
ね備えたポリプロピレン糸からなる手袋型のタオ
ルを提供することである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本考案がなした技術的
手段は、太いポリプロピレン糸でタツク、ニツト
編した硬質層部と、極細のポリプロピレン糸でタ
ツク、ニツト編した軟質層部とを指先部から手首
部にわたる全域において交互に設けて手袋形状に
構成し、上記タツク回数を複数回としたことであ
る。
手段は、太いポリプロピレン糸でタツク、ニツト
編した硬質層部と、極細のポリプロピレン糸でタ
ツク、ニツト編した軟質層部とを指先部から手首
部にわたる全域において交互に設けて手袋形状に
構成し、上記タツク回数を複数回としたことであ
る。
(作用)
上記せる技術的手段により、全体ポリプロピレ
ン糸からなるものとしたため水切れがよく、そし
て指先部から手首部にわたる全域において交互に
設けた極細のポリプロピレン糸からなる一方の軟
質繊維層部が石鹸等を含む水分の保水を図りつつ
泡立ちが良く、太いポリプロピレン糸からなる他
方の硬質繊維層部がブラツシング、マツサージを
施す。
ン糸からなるものとしたため水切れがよく、そし
て指先部から手首部にわたる全域において交互に
設けた極細のポリプロピレン糸からなる一方の軟
質繊維層部が石鹸等を含む水分の保水を図りつつ
泡立ちが良く、太いポリプロピレン糸からなる他
方の硬質繊維層部がブラツシング、マツサージを
施す。
また、本考案では従来のタツク、ニツト編と異
なり、タツク回数を複数回としたため肉厚状に形
成される。
なり、タツク回数を複数回としたため肉厚状に形
成される。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、本考案手袋型タオルAは、五本の指を分
離したグラブ型あるいは親指だけを分離したミト
ン型等周知の手袋形状に形成されたもので、ポリ
プロピレン糸をもつて編立縫製された硬質層部a
と軟質層部bとを備えてなり、本実施例ではポリ
プロピレンからなる硬質層部aと軟質層部bとが
指先部cから手首部dにわたる全域において交互
に設けられている。
すると、本考案手袋型タオルAは、五本の指を分
離したグラブ型あるいは親指だけを分離したミト
ン型等周知の手袋形状に形成されたもので、ポリ
プロピレン糸をもつて編立縫製された硬質層部a
と軟質層部bとを備えてなり、本実施例ではポリ
プロピレンからなる硬質層部aと軟質層部bとが
指先部cから手首部dにわたる全域において交互
に設けられている。
硬質層部aは、例えば一本の太さが30デニール
とするポリプロピレンからなる合成繊維で300デ
ニール10フイラメント(300D/10F)としたマル
チフイラメント(長繊維)を、いわゆるクリンプ
加工し、そして熱処理をした後300デニール又は
600デニールの太さに、いわゆるジヤガード編
(タツクジヤガード)にて所望幅、所望厚さに編
まれたもので、あかすり効果を有する(第1図に
示す部分拡大図イ参照)。
とするポリプロピレンからなる合成繊維で300デ
ニール10フイラメント(300D/10F)としたマル
チフイラメント(長繊維)を、いわゆるクリンプ
加工し、そして熱処理をした後300デニール又は
600デニールの太さに、いわゆるジヤガード編
(タツクジヤガード)にて所望幅、所望厚さに編
まれたもので、あかすり効果を有する(第1図に
示す部分拡大図イ参照)。
軟質層部bは、一本の太さが2.5デニールとす
るポリプロピレンからなる極細の合成繊維で120
デニール48フイラメント(120D/48F)としたマ
ルチフイラメント(長繊維)を、いわゆるウーリ
ー加工し、そして熱処理をした後360デニール〜
480デニールの太さに前記硬質層部aと同様ジヤ
ガード編(タツクジヤガード)にて所望幅(硬質
層部aよりも挟幅状)、所望厚さに編まれたもの
であり、極細の合成繊維による毛細管作用で優れ
た保水泡立ち効果を有する(第1図に示す部分拡
大図ロ参照)。
るポリプロピレンからなる極細の合成繊維で120
デニール48フイラメント(120D/48F)としたマ
ルチフイラメント(長繊維)を、いわゆるウーリ
ー加工し、そして熱処理をした後360デニール〜
480デニールの太さに前記硬質層部aと同様ジヤ
ガード編(タツクジヤガード)にて所望幅(硬質
層部aよりも挟幅状)、所望厚さに編まれたもの
であり、極細の合成繊維による毛細管作用で優れ
た保水泡立ち効果を有する(第1図に示す部分拡
大図ロ参照)。
尚、図中1はタツク部、2はニツト部を夫々示
す。
す。
そして、上記せる硬質層部aと軟質層部bとを
指先部cから手首部dにわたる全域において交互
に形成して所望な手袋形状とする。
指先部cから手首部dにわたる全域において交互
に形成して所望な手袋形状とする。
従つて、本実施例の手袋型タオルAにあつては
各軟質層部b…が石鹸、水等を含みつつ泡立ちを
良くし、各硬質層部a…が体をこすり洗うものと
なり、更に硬質層部a…によりマツサージ効果も
同時に図る。
各軟質層部b…が石鹸、水等を含みつつ泡立ちを
良くし、各硬質層部a…が体をこすり洗うものと
なり、更に硬質層部a…によりマツサージ効果も
同時に図る。
また、上記硬質層部a及び軟質層部bは従来の
タツク、ニツト編とは異なり、タツク1の回数を
複数回としたもので、肉厚状にしてマツサージ効
果、保水効果を上げると共に、夫々任意の箇所で
タツク回数を変えて編成すれば所望な模様が形成
でき意匠的効果も大となるものである。
タツク、ニツト編とは異なり、タツク1の回数を
複数回としたもので、肉厚状にしてマツサージ効
果、保水効果を上げると共に、夫々任意の箇所で
タツク回数を変えて編成すれば所望な模様が形成
でき意匠的効果も大となるものである。
尚、第1図イ,ロに示すタツク、ニツト編は一
例を示すにすぎずこれに限定されず、例えば第2
図の如き構成をとつてもよいもので、この場合上
下列のタツク1…の所望位置に夫々例えばタツク
2つ分程度間隔をあけて上下間にわたつて強いテ
ンシヨンでニツト2…を編成しているためこの部
分は繋がつた状態になりデザイン的にも優れるも
のとなる。
例を示すにすぎずこれに限定されず、例えば第2
図の如き構成をとつてもよいもので、この場合上
下列のタツク1…の所望位置に夫々例えばタツク
2つ分程度間隔をあけて上下間にわたつて強いテ
ンシヨンでニツト2…を編成しているためこの部
分は繋がつた状態になりデザイン的にも優れるも
のとなる。
また、上記第2図の場合、例えばタツク1は
120D/3Fでタツク編し、ニツト2は340D/60F
でリバーロフト加工したものと30Dのウレタン糸
を合せて編成したもので、タツク1の柄とニツト
2の編目とを連続に編成しているように見え商品
的価値が出ると共に、ニツト2にウレタン糸を合
せたため使用中の脱落防止と共に清浄効果が向上
する。
120D/3Fでタツク編し、ニツト2は340D/60F
でリバーロフト加工したものと30Dのウレタン糸
を合せて編成したもので、タツク1の柄とニツト
2の編目とを連続に編成しているように見え商品
的価値が出ると共に、ニツト2にウレタン糸を合
せたため使用中の脱落防止と共に清浄効果が向上
する。
また、手首部dにはナイロン、ウレタンゴムを
用いて手首を締付けるものとした方が脱落防止と
なる。
用いて手首を締付けるものとした方が脱落防止と
なる。
ちなみに指先部cは、小幅のタツク、ニツト編
にて形成されている。
にて形成されている。
即ち指先部cは、硬質層部aと軟質層部bとの
略中間位いの堅さのポリプロピレン糸(340デニ
ール60フイラメント)で、小幅のタツク、ニツト
編にて形成されているため、石鹸等をつけた時に
指先より抜け落ちるのを防止すると共に、使用中
の横方向への指先部分の回転が少ないものとな
る。
略中間位いの堅さのポリプロピレン糸(340デニ
ール60フイラメント)で、小幅のタツク、ニツト
編にて形成されているため、石鹸等をつけた時に
指先より抜け落ちるのを防止すると共に、使用中
の横方向への指先部分の回転が少ないものとな
る。
尚、上記せる様に本実施例にあつてはマルチフ
イラメントによるタツク、ニツト編としたため、
他の紡績糸等と比べて摩擦係数が高く、糸切れや
毛玉が生じにくい。
イラメントによるタツク、ニツト編としたため、
他の紡績糸等と比べて摩擦係数が高く、糸切れや
毛玉が生じにくい。
また、硬質層部aと軟質層部bとをポリプロピ
レンを用いて形成しているため、水切れがよく
(吸湿、吸水性0%)、使用後の乾燥が特に早く、
カビによる繊維の変質等、バクテリヤの影響もな
く大変衛生的であり、更に比重が軽く(0.91)水
に浮くので作業性がよい。
レンを用いて形成しているため、水切れがよく
(吸湿、吸水性0%)、使用後の乾燥が特に早く、
カビによる繊維の変質等、バクテリヤの影響もな
く大変衛生的であり、更に比重が軽く(0.91)水
に浮くので作業性がよい。
尚、上記手袋型タオルAは一例を示すにすぎず
他の編み方等任意であり、また硬質層部a及び軟
質層部bは交互でなく、例えば同心円状としても
よく、また図示例では上下方向に並列状とする
が、左右方向に並列状又は波形状等に交互として
もよい。
他の編み方等任意であり、また硬質層部a及び軟
質層部bは交互でなく、例えば同心円状としても
よく、また図示例では上下方向に並列状とする
が、左右方向に並列状又は波形状等に交互として
もよい。
(考案の効果)
本考案は、上記せる如き構成を有するため下記
の効果を奏する。
の効果を奏する。
本考案手袋型タオルは、全体をポリプロピレン
糸からなるものとして水切れ良好性を与えなが
ら、極細のポリプロピレン糸からなる軟質層部で
石鹸、水等を保水しつつ泡立ち効果を与え、太い
ポリプロピレン糸からなる硬質層部でマツサージ
効果を与えながら両手で同時に体が洗え、かつ手
の平部分のみならず手首部から指先部にわたる全
域に硬質層部及び軟質層部を設けて構成されてい
るため、短時間のうちに体を洗うことができ介護
者の労力軽減ともなり、また洗いながら指先での
マツサージ効果が同時に得られるため大変利便性
が高いものである。
糸からなるものとして水切れ良好性を与えなが
ら、極細のポリプロピレン糸からなる軟質層部で
石鹸、水等を保水しつつ泡立ち効果を与え、太い
ポリプロピレン糸からなる硬質層部でマツサージ
効果を与えながら両手で同時に体が洗え、かつ手
の平部分のみならず手首部から指先部にわたる全
域に硬質層部及び軟質層部を設けて構成されてい
るため、短時間のうちに体を洗うことができ介護
者の労力軽減ともなり、また洗いながら指先での
マツサージ効果が同時に得られるため大変利便性
が高いものである。
さらに本考案では、上記硬質層部及び軟質層部
を従来のタツク、ニツト編と異なり、タツクの回
数を複数回としたものであるため、その結果肉厚
状にしてあかすり効果、マツサージ効果、保水効
果を上げると共に、夫々任意の箇所でタツク回数
を変えて編成すれば所望な模様が形成でき意匠的
効果も大となり商品価値大である。
を従来のタツク、ニツト編と異なり、タツクの回
数を複数回としたものであるため、その結果肉厚
状にしてあかすり効果、マツサージ効果、保水効
果を上げると共に、夫々任意の箇所でタツク回数
を変えて編成すれば所望な模様が形成でき意匠的
効果も大となり商品価値大である。
第1図は本考案手袋型タオルの一実施例を示す
全体平面図及び要部拡大平面図で、図イは硬質層
部、図ロは軟質層部を示し、第2図は他の実施例
を示す一部拡大平面図、第3図は使用の一態様を
示す参考図である。 尚、図中、A……手袋型タオル、a……硬質層
部、b……軟質層部、1……タツク部。
全体平面図及び要部拡大平面図で、図イは硬質層
部、図ロは軟質層部を示し、第2図は他の実施例
を示す一部拡大平面図、第3図は使用の一態様を
示す参考図である。 尚、図中、A……手袋型タオル、a……硬質層
部、b……軟質層部、1……タツク部。
Claims (1)
- 太いポリプロピレン糸でタツク、ニツト編した
硬質層部と、極細のポリプロピレン糸でタツク、
ニツト編した軟質層部とを指先部から手首部にわ
たる全域において交互に設けて手袋形状に構成
し、上記タツク回数を複数回としたことを特徴と
する手袋型タオル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990072014U JPH0517993Y2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990072014U JPH0517993Y2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431588U JPH0431588U (ja) | 1992-03-13 |
JPH0517993Y2 true JPH0517993Y2 (ja) | 1993-05-13 |
Family
ID=31609569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990072014U Expired - Lifetime JPH0517993Y2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517993Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032128B2 (ja) * | 1971-09-23 | 1975-10-17 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032128U (ja) * | 1973-07-19 | 1975-04-08 | ||
JPS61116594U (ja) * | 1985-01-08 | 1986-07-23 |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP1990072014U patent/JPH0517993Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032128B2 (ja) * | 1971-09-23 | 1975-10-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431588U (ja) | 1992-03-13 |
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