JP3233409U - 洗浄具 - Google Patents
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Abstract
【課題】身体やペットの毛などの対象物を洗浄することができることにとどまらず、肌が艶々となったり毛並みが良くなったりするなどの改善を行うことができる洗浄具の提供を図る。【解決手段】人の身体やペットの毛などの生体の対象物を洗浄する際に用いる洗浄面2を備えた洗浄具1であって、洗浄面2は、芯糸と芯糸全体に交差して配置された多数の毛羽とを備えたシュニール糸で構成されている。全体が手袋状をなしており、毛羽はマイクロファイバーで構成される。【選択図】図1
Description
本考案は、身体やペットの毛などの生体の対象物を洗浄する際に用いることができる洗浄具に関するものである。
従来の洗浄具としては、特許文献1に示す身体洗浄具が知られている。この身体洗浄具は、セルロース系繊維とポリエステル長繊維とからなる複合長繊維素材を織って得たベース布体の一部若しくは全面に、縦横の長さが0 . 3 m m 以下の織り目を有する布体を上下に重ねて二層構造とし、両層間に空気層を形成してなる泡立用布体を取付けたものである。この身体洗浄具は、矩形タオル状であってもよく、手袋状であっても構わないとされている。
特許文献2は、浴室で身体の汚れを洗浄するための垢すりにおいて、垢すりに使用する布を5本指の手袋状に縫製したものを開示している。また、5本指手袋状垢すりにおいて、垢すり部分である手のひら側の生地と手の甲側の生地とを異なる生地で縫製する。その生地又は繊維は1種類の場合もあり、複数で縫製することも出来る。さらに、左右をはめ替えるだけで、材質を簡単に変えることが出来、皮膚の個性や状態に臨機応変に対応することができることが示されている。
ところが、従来の洗浄具は、身体やペットの毛などの対象物を洗浄することを目的として開発されたもので、使用することによって肌が艶々となるエステ効果や、ペットの毛並みが良くなるという、対象物の改質改善に関しては十分な効果が確認されていなかった。
本考案は、身体やペットの毛などの対象物を洗浄することができることにとどまらず、肌が艶々となったり毛並みが良くなったりするなど対象物の改善を行うことができる洗浄具の提供を図ることを課題とする。
本考案は、シュニール糸を洗浄面に配置することによって、肌が艶々となるエステ効果やペットの毛並みが良くなるという対象物の改質改善が発揮されるという新たな知見に基づき考案されたものである。
すなわち本考案は、身体やペットの毛などの生体の対象物を洗浄する際に用いる洗浄面を備えた洗浄具において、前記洗浄面は、芯糸と前記芯糸全体に交差して配置された多数の毛羽とを備えたシュニール糸で構成されている洗浄具を提供することにより上記の課題を解決する。
本考案は、全体が手袋状をなしており、前記洗浄面は前記手袋の少なくとも掌側に配置されている形態として実施することができる。またその実施に際しては、前記毛羽を両端が切断されたマイクロファイバーで構成することもできる。
本考案は、身体やペットの毛などの対象物を洗浄することができることにとどまらず、肌が艶々となったり毛並みが良くなったりするなど対象物の改善を行うことができる洗浄具を提供することができたものである。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
図1(A)に示す実施の形態に係る洗浄具1は、全体が手袋状をなしている。この洗浄具1の洗浄面2は、指部及び手のひら部の含む全体が図2に示すシュニール糸10で構成(平編みによる編成)されている。なお、主な洗浄面2は、掌側であるため甲側は他の糸を用いることもできるし、手首部3についてはゴム編みにすることもできるしシュニール糸10以外の綿糸などを用いることもできる。
また本考案の洗浄具1は、図1(B)に示すようなタオル状などの布製シートとして実施することもできる。
図1(A)に示す実施の形態に係る洗浄具1は、全体が手袋状をなしている。この洗浄具1の洗浄面2は、指部及び手のひら部の含む全体が図2に示すシュニール糸10で構成(平編みによる編成)されている。なお、主な洗浄面2は、掌側であるため甲側は他の糸を用いることもできるし、手首部3についてはゴム編みにすることもできるしシュニール糸10以外の綿糸などを用いることもできる。
また本考案の洗浄具1は、図1(B)に示すようなタオル状などの布製シートとして実施することもできる。
次に図2を参照してシュニール糸10について説明する。このシュニール糸10は、複数の芯糸11(又は芯糸と押さえ糸)の間に多数の毛羽12が挟持されたものである。なお製糸時に必要に応じて熱溶融糸13を併設してこれを溶融させることによって毛羽12を芯糸11に対して強固に固定しておくことも望ましい。
芯糸11や毛羽12は、ポリエステル製やポリアミド製のものを採用することができるが、本考案の効果を奏することを条件に他の素材に変更して実施することもできるし、複合素材で構成しても構わない。
毛羽12については、太さ10μm以下のマイクロファイバーを用いることが好ましい。毛羽12はその両端が切断されているため、肌や毛などの対象物の細部にまでその先端が入り込むことによって、洗浄効果を高めることはもちろん、継続的に使用することにより対象物が艶々になったり毛並みが良くなったりするなど、対象物自体の改質改善効果が発揮されることが本考案者によって知見された。
使用試験
以下本考案の理解を高めるために使用試験の結果を示すが、本考案はこの例に限定して理解されるべきではない。
以下本考案の理解を高めるために使用試験の結果を示すが、本考案はこの例に限定して理解されるべきではない。
試料の作成
毛羽12にマイクロファイバーを用いた図1(A)に示す洗浄具1を作成し、これを試料とした。
試験方法
10名のモニターによって試料について試験を実施した。試験方法は、各モニターが入浴などの通常の身体洗浄の際に毎日試料を両手にはめて、各モニターが常に用いている石鹸洗剤によって自らの身体の肌を洗浄した。各モニターが、試験開始前と比べた自らの肌の変化を評価してその結果を集計した。
試験結果
評価結果を表1に示す。
毛羽12にマイクロファイバーを用いた図1(A)に示す洗浄具1を作成し、これを試料とした。
試験方法
10名のモニターによって試料について試験を実施した。試験方法は、各モニターが入浴などの通常の身体洗浄の際に毎日試料を両手にはめて、各モニターが常に用いている石鹸洗剤によって自らの身体の肌を洗浄した。各モニターが、試験開始前と比べた自らの肌の変化を評価してその結果を集計した。
試験結果
評価結果を表1に示す。
以上の結果、モニターの大多数においては肌の改質改善が確認された。
1 洗浄具
2 洗浄面
3 手首部
10 シュニール糸
11 芯糸
12 毛羽
13 熱溶融糸
2 洗浄面
3 手首部
10 シュニール糸
11 芯糸
12 毛羽
13 熱溶融糸
Claims (2)
- 身体やペットの毛などの生体の対象物を洗浄する際に用いる洗浄面を備えた洗浄具において、
前記洗浄面は、芯糸と前記芯糸全体に交差して配置された多数の毛羽とを備えたシュニール糸で構成されていることを特徴とする洗浄具。 - 全体が手袋状をなしており、前記洗浄面は前記手袋の少なくとも掌側に配置されており、
前記毛羽は両端が切断されたマイクロファイバーで構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗浄具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001911U JP3233409U (ja) | 2021-05-21 | 2021-05-21 | 洗浄具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021001911U JP3233409U (ja) | 2021-05-21 | 2021-05-21 | 洗浄具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3233409U true JP3233409U (ja) | 2021-08-05 |
Family
ID=77057374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021001911U Active JP3233409U (ja) | 2021-05-21 | 2021-05-21 | 洗浄具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3233409U (ja) |
-
2021
- 2021-05-21 JP JP2021001911U patent/JP3233409U/ja active Active
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