JP3180305U - 米ぬか繊維タオル - Google Patents

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一昌 仙波
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株式会社成願
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Abstract

【課題】米ぬかの天然成分を含有させ、美肌効果、皮膚の肌荒れ防止効果を持続的にもたらす、浴用、洗顔用の米ぬか繊維タオルを提供する。
【解決手段】よこ糸1と地たて糸2とパイルたて糸3からなり、片面パイル組織もしくは両面パイル組織で織成されたタオルであり、パイルたて糸3の少なくとも一部が米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、米ぬかの天然成分を含有した繊維からなるタオルに関する。
米ぬかの天然成分を含有し、皮膚の荒れ防止に有効な繊維製品が知られている。例えば特許文献1の例がある。これは、米ぬかの天然成分を含有し、皮膚の荒れ防止に有効な繊維製品、具体的には、肌着類、手袋、靴下、ストッキング、タイツ類が示されている。
米ぬかを布袋に入れて、入浴時に皮膚をこすって洗う事は従来から知られている。
一方、従来から、米ぬかの天然成分を含有させた石鹸あるいは化粧品があり、皮膚の荒れ防止に有効であることが知られている。
特開2006−161210号公報
前記従来技術では、肌着、手袋、靴下などの編地、ニット(編地)衣類に米ぬかの天然成分を含有させた繊維を用いる事が知られている。また、米ぬかを布袋に入れての使用、あるいは米ぬかの天然成分を含有させた石鹸の使用が知られているが、米ぬかの天然成分を含有させた繊維からなる織物タオルの事例は稀である。今や日常の生活に欠かせないタオル、殊に、洗顔タオル、浴用タオル、所謂フェイスタオルに米ぬかの天然成分が含有されていることで、美肌効果、皮膚の肌荒れ防止効果が付加されれば画期的なことでもある。
本考案は、米ぬかの天然成分を含有させた繊維をタオルの織物構造に如何にして組み入れるかを検討し、美肌効果、皮膚の肌荒れ防止効果を持続的にもたらす機能が付加されるべく最適な織物構造にして、浴用、洗顔用のタオルに仕上げたものを提供することを課題とする。
本考案は、よこ糸1と地たて糸2とパイルたて糸3からなり、片面パイル組織もしくは両面パイル組織で織成されたタオルであり、前記パイルたて糸3の少なくとも一部が米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなることを特徴とする米ぬか繊維タオルである。
タオルの用途としては、フェイスタオルが好ましい。
繊維素材はレーヨンが好ましい。
本考案のタオルは、通気性が良く、保湿、吸湿、保温性に優れ、肌触りが良く、柔らかいのはもちろんであるが、タオルのパイル糸に米ぬかの天然成分を含有しているので、アトピーの人、敏感肌の人、赤ちゃん等の肌をやさしく守る効果、ならびに、入浴の際のお肌すべすべ効果を奏するタオルが提供できる。
本考案の実施例1で得られたパイル織タオルの主要部を示す図であり、パイル糸とたて糸、よこ糸の関係を表す概略図である。 本考案のタオル織物の実施例1の織物組織図である。 本考案のタオル織物の実施例1の織前から見た断面図である。
本考案は、よこ糸1と地たて糸2とパイルたて糸3からなり、片面パイル組織もしくは両面パイル組織で織成されたタオルであり、前記パイルたて糸3の少なくとも一部が米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなる。
タオルは、組織と筬打ちの関係でパイルを表面に出す織物で、タオル用の特殊な筬打ち装置のついたタオル織機で織られる。基本的には、よこ糸、地たて糸およびパイルたて糸を用いて製織される。
尚、タオル織物は、製織に際し、多重ガーゼ組織を採択して組み合わせる場合は、ガーゼのたて糸およびよこ糸の少なくとも一部に米ぬかの天然成分を含有した繊維を用いて、ガーゼ自体に米ぬかの天然成分を含有する繊維の有する機能をもたせることも可能である。
本考案のタオル地に用いるよこ糸および地たて糸は、綿、レーヨン、麻、絹、ウール、アクリル、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン素材からなる糸が用いられる。これらの素材は、とくに限定されることなく、タオルの使用目的・用途に応じて、適宜選択することができる。
本考案に言うタオルは、タオル織物からなる製品で、汗ふき、洗顔、入浴などに用いるものの総称を言う。さらには、フェイスタオル、ウォッシュタオル、ハンドタオル、バスタオル、スポーツタオル、ビーチタオル、キッチンタオル等が挙げられる。特に、洗顔用、浴用として用いる、所謂、フェイスタオルが好ましい。
本考案のタオルに用いるパイルたて糸は、少なくとも一部が米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなる糸を用いることが必要である。ここで、少なくとも一部とは、約30%以上、好ましくは、50%以上をいう。米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなる糸はパイル部に偏在させるのではなく、まんべんなくパイル部全体に存在させるのが好ましい。勿論、100%が米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなる糸を用いるのが最も好ましい。
本考案では、タオルのパイルたて糸に、米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維を用いているので、タオルの使用時に、パイル部が直接肌に触れる構造になっている。従って、米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維は、身体の美と健康を保持する米ぬかの天然成分、すなわち米ぬかエキス、γ−オリザノール等により、アトピーの人、敏感肌の人、赤ちゃん等の肌をやさしく守る効果があり、入浴の際、お肌すべすべ効果を奏するタオルが提供できる。
本考案では、米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなる糸を、パイルたて糸の少なくとも一部に用いる。米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維の糸の太さは、タオルの接触感、風合いを損なうことがなければ特に限定されるものではないが、例えば、綿番手16〜40番の糸が使われる。
米ぬかの天然成分を保持させた繊維としては、例えば米ぬかの天然成分を練り込んだレーヨンを用いることができる。また米ぬかの天然成分をバインダーによって繊維の表面に固定したポリエステルなどの合成繊維を用いることができる。
本考案のタオルのパイル糸に用いる、米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維は、前記の米ぬかの天然成分を練り込んだレーヨンあるいは米ぬかの天然成分をバインダーによって繊維の表面に固定したポリエステルなどの合成繊維等いずれでもよいが、米ぬかの天然成分の繊維中での保持耐久性の面からは、米ぬかの天然成分を練り込んだレーヨンが特に好ましい。
(実施例1)
タオル織機を用い、二重ビーム(パイルビーム、グランドビーム)、綜絖(ヘルドともいう)枠数12枚(パイル糸6枚、ガーゼ糸6枚)を用いて図2に示す組織図に基づいて織成した。
図1は、本考案のタオル地の一実施例を示す概略斜視図である。
図2は、本考案の実施例1の織物組織図を示す。たて列の1〜6の数字は、よこ糸ピック数を示す。よこ列の1〜12の数字は綜絖枠数を示す。Pはパイル糸、Gはグランド糸を示す。Aは上げる、Sは沈む、を示す。
図3は、同実施例1のタオル織物の織前から見た断面図を示す。
本考案のタオルは、身体の美と健康を保持する、米ぬかエキス、γ−オリザノールなどの米ぬかの天然成分が含まれており、アトピーの人、敏感肌の人、赤ちゃん等の肌をやさしく守る効果があり、入浴の際のお肌すべすべ効果を奏するタオルが提供できる。
1:よこ糸
2:地たて糸
3:パイルたて糸

Claims (3)

  1. よこ糸1と地たて糸2とパイルたて糸3からなり、片面パイル組織もしくは両面パイル組織で織成されたタオルであり、前記パイルたて糸3の少なくとも一部が米ぬかの天然成分を繊維中に保持させた繊維からなることを特徴とする米ぬか繊維タオル。
  2. タオルがフェイスタオルである請求項1に記載の米ぬか繊維タオル。
  3. 繊維がレーヨンである請求項1または2に記載の米ぬか繊維タオル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103099571A (zh) * 2013-01-22 2013-05-15 韩兵 多材质面料拼合式毛巾及其制作方法
CN103099572A (zh) * 2013-01-22 2013-05-15 韩兵 双面料复合式双面毛巾及其制作方法
CN103726182A (zh) * 2013-12-19 2014-04-16 苏州丽绣纺织有限公司 一种高吸湿纤维绒面料

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