JPH0517981A - 床パン - Google Patents
床パンInfo
- Publication number
- JPH0517981A JPH0517981A JP16810991A JP16810991A JPH0517981A JP H0517981 A JPH0517981 A JP H0517981A JP 16810991 A JP16810991 A JP 16810991A JP 16810991 A JP16810991 A JP 16810991A JP H0517981 A JPH0517981 A JP H0517981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- floor pan
- cement board
- plate portion
- floor plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性の良い床パンを提供する。
【構成】 押出セメント板よりなる立上部３を枠状に囲
み、型枠６を枠内に配置し、緊張材４を配置する。型枠
６内にコンクリート又はモルタルを打設し、硬化させ
る。硬化後、ナット５を増し締めする。 【効果】 床板部がプレストレストセメント板よりなり
立上部が押出セメント板よりなるので、製造が容易で安
価であると共に、耐火性が良い。また、腐食や発錆も無
く、耐久性が良い。
み、型枠６を枠内に配置し、緊張材４を配置する。型枠
６内にコンクリート又はモルタルを打設し、硬化させ
る。硬化後、ナット５を増し締めする。 【効果】 床板部がプレストレストセメント板よりなり
立上部が押出セメント板よりなるので、製造が容易で安
価であると共に、耐火性が良い。また、腐食や発錆も無
く、耐久性が良い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトイレルーム、バスルー
ム等の床部を構築するための床パンに関する。
ム等の床部を構築するための床パンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、トイレルームやバスルーム等の床
部を構築する床パンは、ＦＲＰ（ガラス繊維強化プラス
チック）製である。この床パンは、通常は方形の床板部
と、該床板部の四周から立ち上げられた立上部とを備え
ている。
部を構築する床パンは、ＦＲＰ（ガラス繊維強化プラス
チック）製である。この床パンは、通常は方形の床板部
と、該床板部の四周から立ち上げられた立上部とを備え
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ＦＲＰ製の床パンは、
ハンドレイアップ法や金型プレス法などにより製造され
るが、ハンドレイアップ法では、有機溶剤の発生による
製造環境の悪化が避けられない。また、金型プレス法で
は、金型コストが嵩むという問題がある。
ハンドレイアップ法や金型プレス法などにより製造され
るが、ハンドレイアップ法では、有機溶剤の発生による
製造環境の悪化が避けられない。また、金型プレス法で
は、金型コストが嵩むという問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の床パンは、床
板部及び該床板部の周縁部から立ち上げられた立上部を
有する床パンにおいて、前記立上部を押出セメント板に
て構成し前記床板部をプレストレストセメント板にて構
成したことを特徴とするものである。
板部及び該床板部の周縁部から立ち上げられた立上部を
有する床パンにおいて、前記立上部を押出セメント板に
て構成し前記床板部をプレストレストセメント板にて構
成したことを特徴とするものである。
【０００５】請求項２の床パンは、請求項１の床パンに
おいて、前記プレストレストセメント板よりなる床板部
の緊張材は、前記押出セメント板よりなる立上部を貫通
しており、該立上部は該緊張材により床板部に押し付け
られていることを特徴とするものである。
おいて、前記プレストレストセメント板よりなる床板部
の緊張材は、前記押出セメント板よりなる立上部を貫通
しており、該立上部は該緊張材により床板部に押し付け
られていることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明の請求項１の床パンにおいては、床板部
にプレストレストセメント板を採用し、立上部に押出セ
メント板を採用しており、安価で、耐久性、耐火性に富
む。また、床板部はきわめて高強度である。
にプレストレストセメント板を採用し、立上部に押出セ
メント板を採用しており、安価で、耐久性、耐火性に富
む。また、床板部はきわめて高強度である。
【０００７】請求項２の床パンにあっては、立上部と床
板部とをしっかりと結合することができる。
板部とをしっかりと結合することができる。
【０００８】
【実施例】第１〜３図は実施例に係る床パンを示す平面
図、断面図、要部底面斜視図である。
図、断面図、要部底面斜視図である。
【０００９】この床パン１は、プレストレストセメント
板製の床板部２と、該床板部２の４周縁部から立ち上げ
られた中空押出セメント板製の立上部３とを備えてい
る。
板製の床板部２と、該床板部２の４周縁部から立ち上げ
られた中空押出セメント板製の立上部３とを備えてい
る。
【００１０】立上部３は、その上面部の外縁側から上方
に片部３ａが立設されており、該片部３ａのルーム内側
が壁パネル載置部３ｂとされている。
に片部３ａが立設されており、該片部３ａのルーム内側
が壁パネル載置部３ｂとされている。
【００１１】立上部３の下部においては、ルーム内面側
から凹陥する凹部３ｃが設けられており、この凹部３ｃ
側に前記床板部２が入り込んでいる。
から凹陥する凹部３ｃが設けられており、この凹部３ｃ
側に前記床板部２が入り込んでいる。
【００１２】この床板部２は、緊張材４（本実施例では
棒鋼）でプリテンションを与えられたプレストレストセ
メント板（コンクリートでもモルタルでもどちらでもよ
い。）である。この緊張材４の先端側は立上部３を貫通
し、ナット５が螺子込まれている。このナット５を螺子
込むことにより、緊張材４にテンションが与えられると
共に、立上部３と床板部２とが堅固に連結されている。
この床板部２は井桁状のリブ２ａを有しており、緊張材
４はこのリブ２ａ部内に埋設されている。
棒鋼）でプリテンションを与えられたプレストレストセ
メント板（コンクリートでもモルタルでもどちらでもよ
い。）である。この緊張材４の先端側は立上部３を貫通
し、ナット５が螺子込まれている。このナット５を螺子
込むことにより、緊張材４にテンションが与えられると
共に、立上部３と床板部２とが堅固に連結されている。
この床板部２は井桁状のリブ２ａを有しており、緊張材
４はこのリブ２ａ部内に埋設されている。
【００１３】この床パン１を製造するには、立上部３を
方形枠状に配置し、枠の内側に型枠（例えば段ボール
紙）６を配置する。そして、この型枠６及び立上部３を
貫通するように緊張材４を井桁状に挿通配置し、緊張材
４にナット５を軽く螺子込む。しかる後、型枠６内にコ
ンクリート又はモルタルを打設し、養生する。コンクリ
ート又はモルタルが硬化した後、ナット５を増し締めし
て、床板部２にテンションを与える。
方形枠状に配置し、枠の内側に型枠（例えば段ボール
紙）６を配置する。そして、この型枠６及び立上部３を
貫通するように緊張材４を井桁状に挿通配置し、緊張材
４にナット５を軽く螺子込む。しかる後、型枠６内にコ
ンクリート又はモルタルを打設し、養生する。コンクリ
ート又はモルタルが硬化した後、ナット５を増し締めし
て、床板部２にテンションを与える。
【００１４】第１図の７は、床板部２にくりぬかれた排
水孔である。なお、この排水孔に予めトラップ取り付け
リングを装着しておくのが好ましい。このように構成さ
れた床パン１においては、床板部２及び立上部３がそれ
ぞれプレストレストセメント板及び中空押出セメント板
よりなるので、安価で耐火性が良い。また、腐食や発錆
も無く、耐久性が良い。なお、中空押出セメント板は遮
音性や断熱性も良好であるから、床パン１の立上部３の
遮音性や断熱性に優れる。
水孔である。なお、この排水孔に予めトラップ取り付け
リングを装着しておくのが好ましい。このように構成さ
れた床パン１においては、床板部２及び立上部３がそれ
ぞれプレストレストセメント板及び中空押出セメント板
よりなるので、安価で耐火性が良い。また、腐食や発錆
も無く、耐久性が良い。なお、中空押出セメント板は遮
音性や断熱性も良好であるから、床パン１の立上部３の
遮音性や断熱性に優れる。
【００１５】なお、本発明では、床板部２に打設される
モルタル又はコンクリートにスチールファイバーや有機
繊維などの補強繊維を配合しても良い。
モルタル又はコンクリートにスチールファイバーや有機
繊維などの補強繊維を配合しても良い。
【００１６】本発明では、床板部２にタイルを張っても
良い。
良い。
【００１７】本発明では、床板部２の底面にナットをイ
ンサートするか、又は六角等の角穴を設けておき、床パ
ンを支持するためのボルトを螺着できるようにしても良
い。
ンサートするか、又は六角等の角穴を設けておき、床パ
ンを支持するためのボルトを螺着できるようにしても良
い。
【００１８】上記実施例では型枠をそのまま残置させて
いるが、脱型してもよい。ただし、段ボール等の紙製の
型枠を開いた場合には、脱型の手間を省くために、型枠
を残置させるのが好ましい。
いるが、脱型してもよい。ただし、段ボール等の紙製の
型枠を開いた場合には、脱型の手間を省くために、型枠
を残置させるのが好ましい。
【００１９】上記実施例の床パンは本発明の一例であ
り、形状や緊張材の本数、緊張材の型態などは上記以外
としても良い。
り、形状や緊張材の本数、緊張材の型態などは上記以外
としても良い。
【００２０】
【効果】以上の通り、本発明の請求項１の床パンは、床
板部がプレストレストセメント板よりなり立上部が押出
セメント板よりなるので、製造が容易で安価であると共
に、耐火性が良い。また、腐食や発錆も無く、耐久性が
良い。
板部がプレストレストセメント板よりなり立上部が押出
セメント板よりなるので、製造が容易で安価であると共
に、耐火性が良い。また、腐食や発錆も無く、耐久性が
良い。
【００２１】請求項２の床パンは、立上部と床板部との
結合強度が高い。
結合強度が高い。
【図１】床パンの平面図である。
【図２】第１図のII−II線断面図である。
【図３】床パンの裏面の斜視図である。
１ 床パン
２ 床板部
３ 立上部
４ 緊張材
５ ナット
６ 型枠
Claims (2)
- 【請求項１】 床板部及び該床板部の周縁部から立ち上
げられた立上部を有する床パンにおいて、前記立上部を
押出セメント板にて構成し前記床板部をプレストレスト
セメント板にて構成したことを特徴とする床パン。 - 【請求項２】 請求項１の床パンにおいて、前記プレス
トレストセメント板よりなる床板部の緊張材は、前記押
出セメント板よりなる立上部を貫通しており、該立上部
は該緊張材により床板部に押し付けられていることを特
徴とする床パン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16810991A JPH0517981A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 床パン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16810991A JPH0517981A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 床パン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517981A true JPH0517981A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15862022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16810991A Pending JPH0517981A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 床パン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517981A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004084299A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 防水床パン |
| US8141183B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-03-27 | Cook Joseph R | Method for manufacturing a prefabricated modular shower curb and associated modular shower curb |
| US8141182B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-03-27 | Cook Joseph R | Method of manufacturing and installation of prefabricated shower bench and associated shower bench |
| US8181286B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-05-22 | Cook Joseph R | Drain wall for a prefabricated shower module |
| US8209795B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-07-03 | Cook Joseph R | Prefabricated shower pan having varying sidewall heights and method of attaching a modular curb |
| US8307582B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-11-13 | Tile Redi, Llc | Shower enclosure design and assembly methods using prefabricated shower benches |
| US8375480B2 (en) | 2007-03-17 | 2013-02-19 | Tile Redi, Llc | Method for manufacturing a prefabricated shower module |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP16810991A patent/JPH0517981A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004084299A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 防水床パン |
| US8141183B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-03-27 | Cook Joseph R | Method for manufacturing a prefabricated modular shower curb and associated modular shower curb |
| US8141182B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-03-27 | Cook Joseph R | Method of manufacturing and installation of prefabricated shower bench and associated shower bench |
| US8181286B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-05-22 | Cook Joseph R | Drain wall for a prefabricated shower module |
| US8209795B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-07-03 | Cook Joseph R | Prefabricated shower pan having varying sidewall heights and method of attaching a modular curb |
| US8307582B2 (en) | 2007-03-17 | 2012-11-13 | Tile Redi, Llc | Shower enclosure design and assembly methods using prefabricated shower benches |
| US8375480B2 (en) | 2007-03-17 | 2013-02-19 | Tile Redi, Llc | Method for manufacturing a prefabricated shower module |
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