JPH05179676A - 建設機械の点検用側路 - Google Patents
建設機械の点検用側路Info
- Publication number
- JPH05179676A JPH05179676A JP35680491A JP35680491A JPH05179676A JP H05179676 A JPH05179676 A JP H05179676A JP 35680491 A JP35680491 A JP 35680491A JP 35680491 A JP35680491 A JP 35680491A JP H05179676 A JPH05179676 A JP H05179676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- side road
- road
- revolving structure
- front side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後部の損傷を回避することができる建設機械
の点検用側路を提供する。 【構成】 建設機械の旋回体１の側面に前部側路２を固
定し、その底面部に、前後方向に間隔を置いて複数の案
内部材４を取り付ける。後部側路３を前後に移動できる
ように案内部材４に支持させる。掘削作業時には後部側
路３を前部側路２の下側に格納し、点検を行う時には、
図示のように旋回体１の後部まで後部側路を引き出す。
の点検用側路を提供する。 【構成】 建設機械の旋回体１の側面に前部側路２を固
定し、その底面部に、前後方向に間隔を置いて複数の案
内部材４を取り付ける。後部側路３を前後に移動できる
ように案内部材４に支持させる。掘削作業時には後部側
路３を前部側路２の下側に格納し、点検を行う時には、
図示のように旋回体１の後部まで後部側路を引き出す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧ショベル、クロ
ーラクレーン、トラッククレーン等の建設機械における
旋回体の側面に設置する点検用側路に関する。
ーラクレーン、トラッククレーン等の建設機械における
旋回体の側面に設置する点検用側路に関する。
【０００２】
【従来の技術】旋回体をそなえた大形の建設機械では、
機械各部の点検や保守を行うため旋回体の側面部に点検
用側路を設置したものが多い。図９および図１０は、走
行体上に装架した旋回体１の側面部に、従来の点検用側
路８を取り付けた油圧ショベルの一例を示す。
機械各部の点検や保守を行うため旋回体の側面部に点検
用側路を設置したものが多い。図９および図１０は、走
行体上に装架した旋回体１の側面部に、従来の点検用側
路８を取り付けた油圧ショベルの一例を示す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この点検用側路８の後
部８ａは、旋回体１の旋回時に最も外側を通過するた
め、周囲の障害物や土砂、岩石等に接触することが多
い。点検用側路８は点検者が歩行するためのものであ
り、構造もそれほど丈夫ではないので、前記した接触時
に、後部８ａが、つぶれたり曲げられたりし、そのため
ポンプ室の扉９が開かなくなったりする。時には後部８
ａが脱落したりすこともある。この発明はこれらにかん
がみてなされたもので、点検時には旋回体の後部まで点
検者が移動することができ、旋回体の後部が周囲の障害
物等に接触することがあっても破損を避けることができ
る点検用側路を提供することを目的とする。
部８ａは、旋回体１の旋回時に最も外側を通過するた
め、周囲の障害物や土砂、岩石等に接触することが多
い。点検用側路８は点検者が歩行するためのものであ
り、構造もそれほど丈夫ではないので、前記した接触時
に、後部８ａが、つぶれたり曲げられたりし、そのため
ポンプ室の扉９が開かなくなったりする。時には後部８
ａが脱落したりすこともある。この発明はこれらにかん
がみてなされたもので、点検時には旋回体の後部まで点
検者が移動することができ、旋回体の後部が周囲の障害
物等に接触することがあっても破損を避けることができ
る点検用側路を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の点検用側路
は、前部側路と後部側路とからなり、前部側路を旋回体
に固定し、後部側路を前部側路に対して格納できるよに
構成したことを特徴とする。
は、前部側路と後部側路とからなり、前部側路を旋回体
に固定し、後部側路を前部側路に対して格納できるよに
構成したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】点検時には後部側路を非格納位置に保持させ、
旋回体の旋回時には後部側路を前部側路に対して格納す
る。
旋回体の旋回時には後部側路を前部側路に対して格納す
る。
【０００６】
【実施例】つぎに、この発明の第一実施例を図１ないし
図４により説明する。点検用側路は前部側路２と後部側
路３とから成り、前部側路２は旋回体１の側面部に固定
されている。前部側路２の底面部には、前後方向に間隔
を置いて複数の案内部材４が取り付けられており、後部
側路３は前後方向に移動できるように案内部材４に支持
されている。
図４により説明する。点検用側路は前部側路２と後部側
路３とから成り、前部側路２は旋回体１の側面部に固定
されている。前部側路２の底面部には、前後方向に間隔
を置いて複数の案内部材４が取り付けられており、後部
側路３は前後方向に移動できるように案内部材４に支持
されている。
【０００７】図１および図２は、後部側路３を前部側路
２から旋回体１の後部まで引き出した状態を示し、この
状態で点検作業を行う。図３および図４は、後部側路３
を前部側路２の底面側に格納した状態を示し、この状態
で掘削作業を行う。このように、掘削作業時には、後部
側路３は前部側路２に格納されているので、旋回体１の
後部が周囲の障害物等に接触した時でも破損することが
ない。かつ、点検時には後部側路３を前部側路２から引
き出すことにより、旋回体１の後部まで点検者が移動す
ることができる。
２から旋回体１の後部まで引き出した状態を示し、この
状態で点検作業を行う。図３および図４は、後部側路３
を前部側路２の底面側に格納した状態を示し、この状態
で掘削作業を行う。このように、掘削作業時には、後部
側路３は前部側路２に格納されているので、旋回体１の
後部が周囲の障害物等に接触した時でも破損することが
ない。かつ、点検時には後部側路３を前部側路２から引
き出すことにより、旋回体１の後部まで点検者が移動す
ることができる。
【０００８】図５ないし図８は、この発明の第二実施例
を示す。前部側路５は第一実施例と同様に旋回体１の側
面に固定されている。後部側路６は前部側路５の後端縁
部にヒンジ７を介して取り付けられている。
を示す。前部側路５は第一実施例と同様に旋回体１の側
面に固定されている。後部側路６は前部側路５の後端縁
部にヒンジ７を介して取り付けられている。
【０００９】図５および図６は、後部側路６をヒンジ７
を介して前部側路５の延長側の水平支持位置に保持した
状態を示し、この状態で点検作業を行う。図７および図
８は、図５および図６の状態から，後部側路６をヒンジ
７を支点として反時計方向に回動させて前部側路５上に
折りたたんだ状態を示し、この状態で掘削作業を行う。
この実施例の作用、効果は第一実施例と同様である。
を介して前部側路５の延長側の水平支持位置に保持した
状態を示し、この状態で点検作業を行う。図７および図
８は、図５および図６の状態から，後部側路６をヒンジ
７を支点として反時計方向に回動させて前部側路５上に
折りたたんだ状態を示し、この状態で掘削作業を行う。
この実施例の作用、効果は第一実施例と同様である。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、点検時には後部側路を非格納位置に保持して旋回体
の後端部まで点検者が移動することができ、また、掘削
作業時には後部側路を前部側路に対して格納することが
できるので、旋回体の後部が周囲の障害物に接触したと
きでも後部側路が破損することがない。
ば、点検時には後部側路を非格納位置に保持して旋回体
の後端部まで点検者が移動することができ、また、掘削
作業時には後部側路を前部側路に対して格納することが
できるので、旋回体の後部が周囲の障害物に接触したと
きでも後部側路が破損することがない。
【図１】この発明の第一実施例を示す平面図、
【図２】図１の側面図、
【図３】図１の後部側路を前部側路に格納した状態を示
す平面図、
す平面図、
【図４】図３の側面図、
【図５】この発明の第二実施例を示す平面図、
【図６】図５の側面図、
【図７】図５の後部側路を前部側路上に折りたたんだ状
態を示す平面図、
態を示す平面図、
【図８】図７の側面図、
【図９】従来の点検用側路をそねた油圧ショベルの旋回
体を示す平面図、
体を示す平面図、
【図１０】図９の側面図である。
１ 旋回体 ２ 前部側路 ３ 後部側路 ４ 案内部材 ５ 前部側路 ６ 後部側路 ７ ヒンジ
Claims (3)
- 【請求項１】 建設機械の旋回体の側面に設置する点検
用側路において、前部側路と後部側路とから成り、前部
側路を旋回体に固定し、後部側路を前部側路に対して格
納できるように構成したことを特徴とする点検用側路。 - 【請求項２】 前部側路の底面部に前後方向に間隔を置
いて複数の案内部材を設け、後部側路を前後方向に移動
できるように案内部材に支持させた請求項１記載の点検
用側路。 - 【請求項３】 前部側路の後端縁部に、後部側路を、水
平支持位置と前部側路上に対する折りたたみ位置とに回
動させることができるようにヒンジを介して取り付けた
請求項１記載の点検用側路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35680491A JPH05179676A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 建設機械の点検用側路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35680491A JPH05179676A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 建設機械の点検用側路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05179676A true JPH05179676A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18450862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35680491A Pending JPH05179676A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 建設機械の点検用側路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05179676A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015021272A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | キャタピラー エス エー アール エル | 建設機械のキャットウオーク |
| JP2015040418A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | キャタピラー エス エー アール エル | 建設機械のキャットウオーク |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP35680491A patent/JPH05179676A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015021272A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | キャタピラー エス エー アール エル | 建設機械のキャットウオーク |
| JP2015040418A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | キャタピラー エス エー アール エル | 建設機械のキャットウオーク |
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