JPH05179275A - 潤滑油組成物 - Google Patents

潤滑油組成物

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JPH05179275A
JPH05179275A JP15618391A JP15618391A JPH05179275A JP H05179275 A JPH05179275 A JP H05179275A JP 15618391 A JP15618391 A JP 15618391A JP 15618391 A JP15618391 A JP 15618391A JP H05179275 A JPH05179275 A JP H05179275A
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lubricating
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉱油系水添油及び/又は合成潤滑油を含む潤
滑油ベースの酸化防止剤、特に高温下での酸化防止性を
改善し圧縮機油、タービン油、作動油など作動負荷の大
きい潤滑系統に好適な潤滑油を提供する。 【構成】 鉱油系水添油及び/又は合成潤滑油を含む潤
滑油基油に、酸化防止剤としてアルキル化フェニル−α
−アルキル化ナフチルアミン、アルキル化ジフェニルア
ミン、ホスファイトから成る三成分系酸化防止剤を配合
するか、更には、これに平均分子量400 〜700 のヒンダ
ードフェノールを加えた四成分系酸化防止剤を配合して
潤滑油組成物を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐酸化性に優れた潤滑
油組成物に関する。更に詳しくは、本発明は鉱油系水添
油及び/又は合成潤滑油を含む潤滑油基油に対して、特
定の酸化防止剤(ラジカル捕捉剤と過酸化物分解剤)を
配合してなる長期に酸化安定性を示すとともに不溶解性
のスラッジの発生が極めて少ないなど、潤滑油特性のバ
ランスに優れた潤滑油組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、鉱油系もしくは合成油系の
潤滑油基油が酸化を受けると、自動酸化によりラジカル
反応が進行し、酸素との反応によりアルコール類やケト
ン類が生成する。そして、これらアルコール類やケトン
類などの酸化物は縮重合して基油に不溶解性のスラッジ
を生成し、これが潤滑系統に大きな障害をもたらす。即
ち、潤滑油の酸化により生成するスラッジは、オイルタ
ンクの目詰り、冷却機の効率低下などを引き起こす。一
方、酸化反応の進行にともなって、潤滑油の特性は急速
に低下する。この点をより具体的に説明すると、例えば
スクリュー型圧縮機において潤滑油は圧縮過程で高温に
なったロータとケーシングを冷却し、自らは熱をもらっ
て高温になり、この熱を系外に放出するが、この時、銅
製のオイルクーラの酸化触媒反応を受けて酸化反応が加
速されることから、酸化安定性に対する要求度が極めて
高い。
【0003】従来、潤滑油の酸化安定性を改善するため
に、一般に酸化防止剤が配合される。この種の酸化防止
剤としては、その作用によってラジカル捕捉剤、過酸化
物分解剤などが知られ、これらは単独または組合せて使
用されている。また、これら酸化防止剤とともに、例え
ば潤滑油中に溶出している金属化合物を不活性するため
に金属不活性化剤などの他の添加剤も使用されている。
しかしながら、潤滑油の耐酸化性を高め、かつ長期に亘
り安定した潤滑特性を発現させるための安定剤が開発さ
れていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は潤滑油基油
として、鉱油系の水添油及び/又は合成潤滑油を使用
し、これにラジカル捕捉剤として特定のアミン系酸化防
止剤、及び過酸化物分解剤として特定のホスファイトを
組合せて配合することにより、更に特定のフェノール系
酸化防止剤を配合することにより、長期の耐酸化性に優
れるとともにスラッジの発生量が極めて少ないなど、潤
滑油特性のバランスに優れた潤滑油組成物を提供しよう
とするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明を概説すれば、
本発明は潤滑油基油成分として鉱油系水添油及び/又は
合成潤滑油を含むとともに、これに下記の酸化防止剤、
即ち、 (1) (i)アルキル化フェニルアミン−α−アルキル化ナ
フチルアミン、(ii)アルキル化ジフェニルアミン、(ii
i)ホスファイト、の三種類からなる酸化防止剤、あるい
は (2) (i)アルキル化フェニルアミン−α−アルキル化ナ
フチルアミン、(ii)アルキル化ジフェニルアミン、(ii
i)平均分子量が400 〜700 のヒンダードフェノール、(i
v)ホスファイト、の四種類からなる酸化防止剤を配合し
てなることを特徴とする潤滑油組成物に関するものであ
る。
【0006】以下、本発明の構成を詳しく説明する。本
発明の潤滑油組成物を構成する基油成分は、鉱油系水添
油及び/又は合成潤滑油を含むものであれば特に制限を
受けるものでない。
【0007】本発明において使用される鉱油系水添油
は、例えば還元ニッケル含有触媒の存在下に水添温度20
0 〜400 ℃,圧力120 〜250Kg/cm2 ,液空間速度(SV)0.
1 〜2.0 V/V 時という条件で水素と反応させることによ
り調製されるものである。前記した鉱油系水添油は、以
下の物性値を示すのが特徴である; 1.炭化水素のタイプ CP 60以上,CN 40以下,CA 0 、好ましくはCP 70以
上,CN 30以下,CA 0 のもの(環分析法(n−d−
M)により測定) 2.全硫黄量(重量 ppm) 10 以下、好ま
しくは1.0 以下 3.全窒素量(重量 ppm) 1.0 以下、好ま
しくは0.2 以下 4.残留炭素(重量%) 0.02以下、好ま
しくは0.01以下 5.アニリン点 100 〜130 、好
ましくは110 〜120 6.動粘度(mm2 /S,40℃) 2.2 〜1500、好
ましくは 3〜500
【0008】本発明において使用される合成潤滑油は、
前記した鉱油系水添油の物性値のうちアニリン点を別に
すれば他の諸物性を満足するものである。この種の合成
潤滑油としては、オレフィンオリゴマー,ポリブテン,
ジエステル,ポリオールエステル,ポリアルキレングリ
コールなどの合成油がある。
【0009】(オレフィンオリゴマー)本発明で使用さ
れる前記オレフィンオリゴマーは、通常、炭素数2〜1
4、このましくは4〜12の範囲の、直鎖状あるいは分岐
状のオレフィン系炭化水素から選択された任意の1種の
単独重合または2種以上の共重合により得られるもので
ある。オレフィンオリゴマーは、通常、100 ℃で、1〜
130 mm2 /S、好ましくは1.5〜25mm2 /Sの動粘度を有す
るものである。その平均分子量は、通常、約100 〜200
0、このましくは約200 〜1000の範囲である。本発明で
使用するオレフィンオリゴマーとしては、特に、水素添
加により不飽和結合を飽和させたものが好ましい。
【0010】オレフィンオリゴマーとしては、例えば、
α−オレフィンオリゴマー,エチレン/α−オレフィン
オリゴマー等がある。α−オレフィンオリゴマーとして
は炭化水素または低級オレフィン3〜6量体化により得
られるる炭素数6〜12のα−オレフィンの混合物、例え
ば、25〜50重量%のヘキセン−1、30〜40重量%のオク
テン−1および25〜40重量%のデセン−1からなる混合
物を共重合したものを挙げることができる。デセン−1
のごとき単独モノマーから得られるオリゴマーおよびそ
の水素添加物も好適である。エチレン/α−オレフィン
オリゴマーとしては、例えば、40〜90重量%のエチレン
と10〜60重量%のプロピレンとを共重合させたものを挙
げることができる。
【0011】これらのオレフィンオリゴマーは、触媒と
して、塩化アルミニウム,フッ化ホウ素等のフリーデル
クラフト型触媒、チーグラー触媒または酸化クロム等の
酸化物触媒等を使用して製造することができる。オレフ
ィンオリゴマーの水素添加は、重合反応生成物から触媒
を除去した後、加温、加圧下において、例えば、ニッケ
ル−モリブデン/アルミナのような水素化触媒の存在下
に、水素と接触させることにより行なうことができる。
【0012】(ポリブテン)本発明で使用される前記ポ
リブテン(ポリイソブチレン)はα−オレフィンオリゴ
マーの1種であり、通常はイソブチレンを主体とする出
発原料から塩化アルミニウムを触媒として重合させて調
製され、そのまま用いることも、あるいは水素添加して
用いることもある。
【0013】(ジエステル)本発明で使用される前記ジ
エステルは、炭素数4〜14の脂肪族二塩基酸と炭素数4
〜14のアルコールとの脱水縮合によって得られるジエス
テルである。このジエステルは、通常、100 ℃で2〜7
mm2 /Sの動粘度を有する。炭素数4〜14の脂肪族二塩基
酸としては、例えは、コハク酸,グルタル酸,アジピン
酸,ピペリン酸,スベリン酸,アゼライン酸,セバシン
酸,ウンデカン二酸,ドデカン二酸,ブラジリン酸,お
よびテトラデカン二酸などを挙げることができる。これ
らの中でも、アジピン酸,アゼライン酸およびセバシン
酸が好ましく、アジピン酸およびセバシン酸が特に好ま
しい。
【0014】炭素数4〜14のアルコールとしては、例え
ば、n−ブタノール、イソブタノール、n−アルミアル
コール、イソアルミアルコール、n−ヘキサノール、2
−エチルブタノール、シクロヘキサノール、n−ヘブタ
ノール、イソヘブタノール、メチルシクロヘキサノー
ル、n−オクタノール、ジメチルヘキサノール、2−エ
チルヘキサノール、2,4,4−トリメチルペンタノー
ル、イソオクタノール、3,5,5−トリメチルヘキサ
ノール、イソノナノール、イソデカノール、イソウンデ
カノール、2−ブチルオクタノール、トリデカノールお
よびイソテトラデカノールなどを挙げることができる。
これらの中でも、2−エチルヘキサノールおよびイソデ
カノールが特に好ましい。
【0015】これらの脂肪族二塩基酸と炭素数4〜14の
アルコールから得られるジエステルとしては、例えば、
ジ−(1−エチルプロピル)アジペート、ジ−(3−メ
チルブチル)アジペート、ジ−(1,3−メチルブチ
ル)アジペート、ジ−(2−エチルヘキシル)アジペー
ト、ジ−(イソノニル)アジペート、ジ−(イソデシ
ル)アジペート、ジ−(ウンデシル)アジペート、ジ−
(トリデシル)アジペート、ジ−(イソテトラデシル)
アジペート、ジ−(2,2,4−トリメチルベンチル)
アジペート、ジ−[混合(2−エチルヘキシル,イソノ
ニル)]アジペート、ジ−(1−エチルプロピル)アゼ
レート、ジ−(3−メチルブチル)アゼレート、ジ−
(2−エチルブチル)アゼレート、ジ−(2−エチルヘ
キシル)アゼレート、ジ−(イソオクチル)アゼレー
ト、ジ−(イソノニル)アゼレート、ジ−(イソデシ
ル)アゼレート、ジ−(トリデシル)アゼレート、ジ−
[混合(2−エチルヘキシル,イソノニル)]アゼレー
ト、ジ−[混合(2−エチルヘキシル,デシル)]アゼ
レート、ジ−[混合(2−エチルヘキシル,イソデシ
ル)]アゼレート、ジ−[混合(2−エチルヘキシル,
2−プロピルヘブチル)]アゼレート、ジ−(n−ブチ
ル)セバケート、ジ−(イソブチル)セバケート、ジ−
(1−エチルプロピル)セバケート、ジ−(1,3−メ
チルブチル)セバケート、ジ−(2−メチルブチル)セ
バケート、ジ−(2−エチルヘキシル)セバケート、ジ
−[2−(2−エチルブトキシ)エチル]セバケート、
ジ−(2,2,4−トリメチルベンジル)セバケート、
ジ−(イソノニル)セバケート、ジ−(イソデシル)セ
バケート、ジ−(イソウンデシル)セバケート、ジ−
(トリデシル)セバケート、ジ−(イソテトラデシル)
セバケート、ジ−[混合(2−エチルヘキシル,イソノ
ニル)]セバケート、ジ−(2−エチルヘキシル)グル
タレート、ジ−(イソウンデシル)グルタレート、およ
びジ−(イソテトラデシル)グルタレートなどを挙げる
ことができる。
【0016】これらのジエステルは、通常、100 ℃で、
2〜7mm2 /S、好ましくは2.2 〜6mm2 /Sの動粘度を有
するものである。動粘度が低すぎると、耐引火性、耐揮
発性および耐荷重性に問題があり、高すぎると低温での
粘度が大きくなり、低温流動性が損なわれる。
【0017】(ポリオールエステル)本発明で使用され
る前記ポリオールエステルは、炭素数5〜9のネオぺン
チルポリオールと炭素数4〜18の有機酸との合成によっ
て作られる。本発明においてネオぺンチルポリオールと
はネオぺンチル基を有する多価アルコールであり、例え
ば2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(即
ち、ネオぺンチルグリコール)、2−エチル−2−ブチ
ル−プロパン−1,3−ジオール、2,2−ジエチルプ
ロパン−1,3−ジオール、2,2−ジブチルプロパン
−1,3−ジオール、2−メチル−2−プロピルプロパ
ン−1,3−ジオール、2−エチル−2−ブチルプロパ
ン−1,3−ジオール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリ
スリトール、好ましくはネオぺンチルグリコール、2−
メチル−2−プロピルプロパン−1,3−ジオール、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトールであり、
特に好ましいのは、ネオぺンチルグリコール、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトールである。又、有
機酸は例えばn−ブタン酸、イソプタン酸、n−ペンタ
ン酸、イソペンタン酸、n−ヘキサン酸、2−エチルブ
タン酸、シクロヘキサン酸、n−ヘプタン酸、イソヘプ
タン酸、メチルシクロヘキサン酸、n−オクタン酸、ジ
メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン酸、2,4,4
−トリメチルペンタン酸、イソオクタン酸、3,5,5
−トリメチルヘキサン酸、n−ノナン酸、イソノナン
酸、イソデカン酸、イソウンデカン酸、2−ブチルオク
タン酸、トリデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン
酸及びオクタデカン酸であり、好ましくはヘプタン酸、
n−オクタン酸、2−エチルヘキサン酸である。ネオペ
ンチルポリオールと有機酸からのネオペンチルポリオー
ルエステルの合成は、従来の方法、例えば酸性触媒下に
脱水縮合する方法によって行なうことができる。例えば
ネオペンチルポリオールエステルとしては(以下、ネオ
ペンチルをNPG、トリメチロールプロパンをTMP、
ペンタエリスリトールをPEと略称する。)、NPG・
ジ−(ヘプタノエート)、NPG・ジ−(2−エチルブ
チレート)、NPG・ジ−(シクロヘキサノエート)、
NPG・ジ−(ヘプタノエート)、NPG・ジ−(イソ
ヘプタノエート)、NPG・ジ−(オクチレート)、N
PG・ジ−(2−エチルヘキサノエート)、NPG・ジ
−(イソオクタノエート)、NPG・ジ−(イソノニレ
ート)、NPG・ジ−(イソデカノエート)、NPG・
ジ−[混合(ヘキサノエート,ヘプタノエート)]、N
PG・ジ−[混合(ヘキサノエート,オクタノエー
ト)]、NPG・ジ−[混合(ヘキサノエート,ノニレ
ート)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエート,オク
タノエート)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエー
ト,ノニレート)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエ
ート,イソオクタノエート)]、NPG・ジ−[混合
(ヘプタノエート,イソノニレート)]、NPG・ジ−
[混合(イソオクタノエート,イソノニレート)]、N
PG・ジ−[混合(プタノエート,トリデカノエー
ト)]、NPG・ジ−[混合(プタノエート,テトラデ
カノエート)]、NPG・ジ−[混合(プタノエート,
オクタデカノエート)]、NPG・ジ−[混合(ヘキサ
ノエート,イソオクタノエート,イソノニレート)]、
NPG・ジ−[混合(ヘキサノエート,イソオクタノエ
ート,イソデカノエート)]、NPG・ジ−[混合(ヘ
プタノエート,イソオクタノエート,イソノニレー
ト)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエート,イソオ
クタノエート,イソノデカノエート)]、NPG・ジ−
[混合(オクタノエート,イソノニレート,イソノデカ
ノエート)]、TMP・トリ−(ペンタノエート)、T
MP・トリ−(ヘキサノエート)、TMP・トリ−(ヘ
プタノエート)、TMP・トリ−(オクタノエート)、
TMP・トリ−(ノニレート)、TMP・トリ−(イソ
ペンタノエート)、TMP・トリ−(2−エチルブチレ
ート)、TMP・トリ−(イソオクタノエート)、TM
P・トリ−(2−エチルヘキサノエート)、TMP・ト
リ−(イソノニレート)、TMP・トリ−(イソデカノ
エート)、TMP・トリ−[混合(ブチレート,オクタ
デカノエート)]、TMP・トリ−[混合(ヘキサノエ
ート,ヘキサデカノエート)]、TMP・トリ−[混合
(ヘプタノエート,トリデカノエート)]、TMP・ト
リ−[混合(オクタノエート,デカノエート)]、TM
P・トリ−[混合(オクタノエート,ノニレート)]、
TMP・トリ−[混合(ブチレート,ヘプタノエート,
オクタデカノエート)]、TMP・トリ−[混合(ペン
タノエート,ヘプタノエート,トリデカノエート)]、
TMP・トリ−[混合(ヘキサノエート,ヘプタノエー
ト,オクタノエート)]、又、PE・テトラ(ペンタノ
エート)、PE・テトラ(ヘキサノエート)、PE・テ
トラ(イソペンタノエート)、PE・テトラ(2−エチ
ルブチレート)、PE・テトラ(イソヘプタノエー
ト)、PE・テトラ(イソオクタノエート)、PE・テ
トラ(2−エチルヘキサノエート)、PE・テトラ(イ
ソノニレート)及びPEと炭素数4〜8の直鎖状又は分
岐状カルボン酸の混合物とのエステル等である。又、N
PG、TMP及びPE以外のネオペンチルポリオール、
即ち2−メチル−2−プロピルプロパン−1,3−ジオ
ール、2,2−ジエチルプロパンジオール、トリメチロ
ールエタン及びトリメチロールヘキサンと上記のごとき
有機酸単独、又は混合とのポリオールエステル等が挙げ
られる。
【0018】(ポリアルキレングリコール)本発明で使
用される前記ポリアルキレングリコールは、アルキレン
基の炭素数が2〜5、好ましくは2〜3の直鎖状又は分
岐状アルキレンオキサイドの開環重合体又は開環共重合
体である。アルキレンオキサイドとしては、エチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、あるいはそれらの混合物がよい。好ましくはポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコールを挙げる
ことができ、分子量範囲100 〜2000のもの、好ましくは
200 〜1000のものである。
【0019】本発明において、前記した潤滑油基油成
分、即ち鉱油系水添油と合成潤滑油はそれぞれ単独にあ
るいは混合して使用することができる。例えば、鉱油系
水添油の1種またはそれ以上を使用するか、合成潤滑油
の1種またはそれ以上を使用するか、あるいは鉱油系水
添油の1種またはそれ以上と合成潤滑油の1種またはそ
れ以上を組合せて使用してもよい。
【0020】次に、本発明において大きな特徴をなして
いる酸化防止剤系について説明する。本発明において使
用される酸化防止剤は、次のように潤滑油に対する要求
特性あるいは目標特性との関連で規定されたものであ
る。
【0021】(1) RBOT(分)特性 潤滑油の酸化防止剤性能を評価する方法の1つで、JI
S K2514 により制定されている回転ボンベ式酸化安
定度により評価を行なう。これは、潤滑油50gに水5ml
を加え、銅触媒を入れた密閉系に酸素を6.3Kg/cm2 まで
圧入し、150 ℃で酸化させる。そして酸素吸収により圧
力低下を生じるが、これを規定量の圧力低下に至るまで
の時間(誘導時間;分)を測定して評価する。一般に、
RBOT値の高い潤滑油は使用環境条件の厳しいコンプ
レッサー油とし使用されるものであるが、市販のコンプ
レッサー油は鉱油系または合成油系を含めて、RBOT
値が約2000分程度であり、これより優れたものを開発し
なければならない。
【0022】(2) 熱安定性 これは、JIS K2520 に規定されている試験法で実
施されるものであり、油温160 ℃の条件で潤滑油の熱、
酸化によるスラッジ発生の傾向を評価するものである。
スラッジ発生時間が長い潤滑油を開発しなければならな
い。
【0023】(3) 残留炭素分(POT,CCR%)特性 これは、特にレシプロコンプレッサーのピストン部分な
どでのカーボン生成量と相関する実験により求められる
特性である。実験法としては、DIN 51352 に制定されて
いる PNEUROP Oxidation Test (POT) が知られており、
これはカーボン生成傾向を実験室的に評価する方法であ
る。本発明の後述する実施例の実験法は、供試油40mlを
0.4 gの酸化鉄の存在下、15 l/hの空気吹き込みで油温
200 ℃,24時間酸化させ、酸化油の残留炭素(CCR)
を測定し、POT(CCR%)とした。このPOT(C
CR%)値がなるべく低いものを開発しなければならな
い。なお、POT(CCR%)値が大きいものは、潤滑
機器の火災や爆発事故を誘発しやすい。
【0024】(4) RBOT維持率 潤滑油250ml に銅板及び鉄板の触媒を浸漬し、空気を10
l/hr で吹き込み、165.5 ℃で 96hr 撹拌処理(M−I
SOTという)する。前記M−ISOT後(酸化テスト
後)、下式によりRBOT維持率(%)を求める。[ M
-ISOT 後の使用油の RBOT (分)]/[新油の RBOT
(分)]・100 (%)これは、潤滑油の酸化寿命性能を
評価する尺度で、RBOT維持率の高いものほど良い潤
滑油である。
【0025】前記した諸特性との関連で、本発明の酸化
防止剤系は前記した複合系、即ち(1)(i)〜(iii) または
(2)(i)〜(iV)に規定されるもので構成される。以下、よ
り具体的に本発明の複合系の酸化安定剤について説明す
る。
【0026】(1)(i)アルキル化フェニル−α−アルキル
化ナフチルアミン成分:本発明で使用されるアルキル化
フェニル−α−アルキル化ナフチルアミンは、下記の化
1で示されるものである。
【0027】
【化1】 (但し、R1 は炭素数1〜10のアルキル基、好ましくは
炭素数4〜8のアルキル基を示す。R2 〜R8 存在する
かまたは存在しなしくてもよく、存在する場合は炭素数
1〜10のアルキル基を示す。)この種の典型的な化合物
は、オクチルフェニル−α−ナフチルアミンである。
【0028】(1)(ii) アルキル化ジフェニルアミン成
分:本発明で使用されるアルキル化ジフェニルアミン
は、下記の化2で示されるものである。
【0029】
【化2】 (但し、R1 ,R2 はそれぞれH,もしくは炭素数 1〜
18のアルキル基を示す。好ましくは炭素数4〜8のアル
キル基を示す。)この種の典型的な化合物は、オクチル
ジフェニルアミンである。
【0030】(1)(iii)ホスファイト成分:本発明で使用
されるホスファイトは、下記の化3,化4,化5で示さ
れるものである。
【0031】
【化3】 (但し、R1 ,R2 はHもしくはC4 〜C12のアルキル
基である。好ましくはt−ブチル基を示す。)
【0032】
【化4】 (但し、Rは炭素数12〜18のアルキル基,ジ−t−ブチ
ルフェニル基,ノニルフェニル基を示す。好ましくはジ
−t−ブチルフェニル基を示す。)
【0033】
【化5】 (但し、R1 は炭素数4〜30のアルキル基,R2
3 ,R4 は炭素数1〜4のアルキル基を示す。好まし
くは炭素数4のアルキル基を示す。)この種の典型的な
化合物は、トリス−ジ−t−ブチルフェニルホスファイ
トである。
【0034】(2)(iii)平均分量が400 〜700 のヒンダー
ドフェノール成分:本発明において、各種のヒンダード
フェノール化合物のうち、後述する実施例で示されるよ
うに平均(重量)分子量が400 〜700 のものが好適のも
のである。特に好ましくは分子量 550〜700 である。こ
の種のヒンダードフェノールは、下記の化6で示される
単一化合物のものである。
【0035】
【化6】 (但し、R1 ,R2 はHまたはt−Bu基,R3 は炭素
数1〜5のメチレン基を示す。)
【0036】また、本発明においては、平均分量が400
〜700 であれば、例えば下記の化7,化8,化9で示さ
れるヒンダードフェノールを複数組合せたものであって
もよい。
【0037】
【化7】
【0038】
【化8】
【0039】
【化9】 (但し、化7,化8,化9において、nは1〜4の整
数、R1 ,R2 はHまたはt−Bu基を示す。)
【0040】本発明において、前記したアミン系酸化防
止剤としてのアルキル化フェニル−α−アルキル化ナフ
チルアミン及びアルキル化ジフェニルアミン、フェノー
ル系酸化防止剤としての平均分子量400 〜700 のヒンダ
ードフェノール、更に過酸化物分解剤としてのホスファ
イトの基油に対する配合割合は、それぞれ0.1 〜2.0重
量%,0.1 〜2.0 重量%,0.1 〜0.5 重量%,0.1 〜0.
5 重量%,であり、この使用割合のもとで十分な効果を
得ることができる。即ち、前記した使用割合のもとで、
バランスのとれたRBOT(分)特性,熱安定性,PO
T(CCR%)特性,RBOT維持率が確保される。
【0041】本発明において、前記した(1)(i)〜(iii)
、(2)(i)〜(iv)成分からなる酸化安定剤は必須のもの
であるが、所望により既知の酸化安定剤あるいは他の添
加剤を配合することができる。前記した添加剤として
は、 (イ)流動点降下剤……PMA(ポリメタクリレー
ト)、PIB(ポリイソブチレン)、EPC(エチレン
−プロピレン共重合体)、SBC(スチレン−ブタジエ
ン水添加共重合体)など。 (ロ)消泡剤……ジメチルポリシロキサン、ポリアクリ
レートなど。 (ハ)金属不溶性化剤……トリアゾール系、チアジアゾ
ール系金属不溶性化剤など。 (ニ)抗乳化剤……エチレンオキシドがプロピレンオキ
シドに対して10〜80重量%で、平均分子量が1,000 〜1
5,000のポリオキシプロピレン共重合体など。 (ホ)防錆剤……アルケニルコハク酸またはその部分エ
ステルなど。 などがあり、これらを適宜に組合せて使用すればよい。
【0042】以上、説明したように、本発明の潤滑油組
成物は、高温下で酸化防止性に優れているため、圧縮機
油、タービン油、作動油など、特に作動負荷の大きい潤
滑系統の潤滑油に好適なものである。
【0043】(実施例)次に本発明を実施例により更に
詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のものに限定
されないことはいうまでもないことである。
【0044】(実施例1〜2/比較例1〜4)実施例1
は、鉱油系水添基油として、粘度が40℃で32mm2 /S,硫
黄含有量 1.0ppm ,窒素含有量 0.2ppm の基油を使用
し、これに下記の表1に示される酸化防止剤及び添加剤
を配合して潤滑油組成物としたものである。実施例2
は、粘度が40℃で32mm2 /S、硫黄含有量1ppm 以下,窒
素含有量1ppm 以下のポリ−α−オレフィンを使用し、
実施例1と同様の添加剤を配合して潤滑油組成物とした
ものである。次に、各種の性能評価を行なった。結果を
表1に合せて示す。なお、比較例として市販のコンプレ
ッサー油についても性能評価を行なった。結果を表1に
合せて示す。なお、下記の表1において、 ・ アルキル化PANは、化1においてR=C8 17
即ちオクチルフェニル−α−ナフチルアミンを示す。 ・ アルキル化DPAは、化2においてR1 , R2 =C
8 17、即ちオクチルジフェニルアミンを示す。 ・ 添加剤の流動点降下剤(a) はポリメタクレート、金
属不活性化剤(b) はメチルベンゾトリアゾール誘導体、
防錆剤(c) はアルケニルコハク酸エステル、抗乳化剤
(d) はポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
体を示す。 表1より、本発明の鉱油系水添油および合成油(ポリ−
α−オレフィンオリゴマー)と複合酸化防止剤からなる
実施例1および2は、市販のコンプレッサー油(鉱油、
合成油)と比較して、顕著な効果を示していることが判
る。
【0045】
【表1】
【0046】(実施例3〜4/比較例5〜9)複合系の
酸化防止剤の成分としてフェノール系を使用したときの
効果について調べた。なお、この実施例においては潤滑
油特性としての要求ニーズから所定の目標特性値を設定
し、最適な複合系の酸化防止剤がどのようなものである
かを調べた。調製した潤滑油組成物と性能評価の結果を
下記の表2に示す。なお、表2においてフェノール(M
W 420)のものは化6においてR1 =R2 =t−Bu
基、R3 はCH2 のものである。フェノール(MW 56
5)のものは化7、化8、化9において、n=4,R1
=R2 =t−Bu基のもので、化7のものが36%、化8
のものが31%、化9のものが33%から成るものである。
また、MW=220 のものは下記の化10、MW=1178の
ものは下記の化11で示されるものである;
【0047】
【化10】
【0048】
【化11】
【0049】表2より、本発明の潤滑油組成物が全ての
要求特性(目標値)をかなえるバランスのとれた潤滑油
であることが判る。
【0050】
【表2】
【0051】
【発明の効果】本発明の潤滑油組成物は、基油成分とし
て鉱油系水添油及び/又は合成潤滑油をベースとし、こ
れに特定のアミン系酸化防止剤及びホスファイト、ある
いは更に特定の平均分子量をもつヒンダードフェノール
を配合することにより調製され、広範な潤滑諸特性を長
期に亘り維持することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 137:04 129:10) C10N 30:10 40:08 40:12 70:00 (72)発明者 富沢 広隆 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡1−3−1 東燃株式会社総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉱油系水添油及び/又は合成潤滑油を含
    む潤滑油基油に酸化防止剤を配合した潤滑油組成物にお
    いて、前記酸化防止剤が、 (i)アルキル化フェニル−α−アルキル化ナフチルアミ
    ン、 (ii)アルキル化ジフェニルアミン、 (iii)ホスファイト の三種類からなることを特徴とする潤滑油組成物。
  2. 【請求項2】 酸化防止剤が、 (i)アルキル化フェニル−α−アルキル化ナフチルアミ
    ン、 (ii)アルキル化ジフェニルアミン、 (iii)平均分子量が400 〜700 のヒンダードフェノー
    ル、 (iv)ホスファイト の四種類からなることを特徴とする潤滑油組成物。
  3. 【請求項3】 潤滑油基油に対する酸化防止剤の配合量
    が、 (i)アルキル化フェニル−α−アルキル化ナフチルアミ
    ン……0.1 〜2.0 重量% (ii)アルキル化ジフェニルアミン……0.1 〜2.0 重量% (iii)ホスファイト……0.1 〜0.5 重量% である請求項1に記載の潤滑油組成物。
  4. 【請求項4】 潤滑油基油に対する酸化防止剤の配合量
    が、 (i)アルキル化フェニル−α−アルキル化ナフチルアミ
    ン……0.1 〜2.0 重量% (ii)アルキル化ジフェニルアミン……0.1 〜2.0 重量% (iii)ヒンダードフェノール……0.1 〜0.5 重量% (iv)ホスファイト………0.1 〜0.5 重量% である請求項2に記載の潤滑油組成物。
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