JPH05178568A - エレベータかごの整風屋根 - Google Patents
エレベータかごの整風屋根Info
- Publication number
- JPH05178568A JPH05178568A JP34747591A JP34747591A JPH05178568A JP H05178568 A JPH05178568 A JP H05178568A JP 34747591 A JP34747591 A JP 34747591A JP 34747591 A JP34747591 A JP 34747591A JP H05178568 A JPH05178568 A JP H05178568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- roof
- air flow
- elevator car
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベータかごの昇降時、かご周囲に発生す
る乱流空気によるかご内の振動、騒音を防止し、且、故
障や保守点検時にエレベータ運転に支障を及ぼさない整
風装置を目的とする。 【構成】 エレベータかごの上、下部にのシャッタ式整
風板により切り妻式屋根を形成し、前記整風板の開閉装
置の回転レバーをかご内外に取付けて構成する。この屋
根により、かごが昇降路を走行中のかご周囲の空気の流
れが均一化されかごの騒音、振動を減少させる。
る乱流空気によるかご内の振動、騒音を防止し、且、故
障や保守点検時にエレベータ運転に支障を及ぼさない整
風装置を目的とする。 【構成】 エレベータかごの上、下部にのシャッタ式整
風板により切り妻式屋根を形成し、前記整風板の開閉装
置の回転レバーをかご内外に取付けて構成する。この屋
根により、かごが昇降路を走行中のかご周囲の空気の流
れが均一化されかごの騒音、振動を減少させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのかごの上
・下に設ける開閉式の整風屋根に関する。
・下に設ける開閉式の整風屋根に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、エレベータの昇降路とかごとの
間にはクリアランスが設られている。又、かごの天井上
にはエレベータ駆動用の機器類が搭載されており、かご
床下にはエプロンが取付けられているので、エレベータ
の昇降中、かごの周囲には空気の乱流が発生する。この
乱流はかご内の振動、騒音の一因となつている。しか
し、従来このような乱流に対する整風装置は設置されて
いない。
間にはクリアランスが設られている。又、かごの天井上
にはエレベータ駆動用の機器類が搭載されており、かご
床下にはエプロンが取付けられているので、エレベータ
の昇降中、かごの周囲には空気の乱流が発生する。この
乱流はかご内の振動、騒音の一因となつている。しか
し、従来このような乱流に対する整風装置は設置されて
いない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにエレベー
タの昇降中、昇降路とかごとのクリアランスによりかご
の周囲には空気の乱流が発生するが、近代のビルの高層
化に伴い、エレベータの通過階床の増加と共にエレベー
タの高速化、並びにかご上部の機器、かご下部のエプロ
ンの存在とが相俟つてかごの周囲に乱流空気の発生が甚
しく、このためかごの振動、騒音も大きくなつている。
タの昇降中、昇降路とかごとのクリアランスによりかご
の周囲には空気の乱流が発生するが、近代のビルの高層
化に伴い、エレベータの通過階床の増加と共にエレベー
タの高速化、並びにかご上部の機器、かご下部のエプロ
ンの存在とが相俟つてかごの周囲に乱流空気の発生が甚
しく、このためかごの振動、騒音も大きくなつている。
【０００４】本発明は、この乱流によるかご内の振動、
騒音を防止して乗客の不快感を解消し、且、非常時及び
保守点検時にエレベータ運転に支障を及ぼさない整風装
置を目的とする。
騒音を防止して乗客の不快感を解消し、且、非常時及び
保守点検時にエレベータ運転に支障を及ぼさない整風装
置を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため本
発明は、エレベータかご天井の上側、及びかご床下側
に、シャッタにより形成した整風板をかごの二辺より山
形に形成して整風屋根を構成する。
発明は、エレベータかご天井の上側、及びかご床下側
に、シャッタにより形成した整風板をかごの二辺より山
形に形成して整風屋根を構成する。
【０００６】更に、かごの故障時、保守点検時に整風屋
根を開閉するため、その開閉装置を設け、これをかご内
外より作動できるようにレバーを取付けておく。
根を開閉するため、その開閉装置を設け、これをかご内
外より作動できるようにレバーを取付けておく。
【０００７】
【作用】上記の構成により、かごの昇降中、かごの上下
部に設置したシャッタ式の整風屋根が昇降路内での空気
抵抗を減少させるので、かご周囲に発生する乱流を防止
し、流れが層流となって、かご周囲の圧力が平均化し
て、かご内の振動、騒音を防止する。
部に設置したシャッタ式の整風屋根が昇降路内での空気
抵抗を減少させるので、かご周囲に発生する乱流を防止
し、流れが層流となって、かご周囲の圧力が平均化し
て、かご内の振動、騒音を防止する。
【０００８】エレベータの保守点検時又は事故時などに
は、整風屋根のシャッタ式の整風板を開閉して、点検或
いは救出などをなすことができる。
は、整風屋根のシャッタ式の整風板を開閉して、点検或
いは救出などをなすことができる。
【０００９】
【実施例】図１乃至図３に示す実施例により本発明を説
明する。
明する。
【００１０】エレベータのかご１の上部の天井上側、及
びかご１の下部の床下側夫々に長方形のシャッタ式（よ
ろい戸式）整風板２、２をかごの二辺より山形に、即ち
切り妻屋根式に形成して整風屋根３を設ける。
びかご１の下部の床下側夫々に長方形のシャッタ式（よ
ろい戸式）整風板２、２をかごの二辺より山形に、即ち
切り妻屋根式に形成して整風屋根３を設ける。
【００１１】このシャッタ式整風屋根３の整風板２、２
を開閉する開閉装置４を取付ける。
を開閉する開閉装置４を取付ける。
【００１２】開閉装置４は、シャッタ式整風板２に鎖５
を付け、これを棟そばに設けた鎖車６に巻き掛け、この
鎖車６を屋根上部に取付けたレバー７、かご内に取付け
たレバー８に傘歯車５及び鎖９を介して連結し、レバー
７又は８を左右に回転することによりシャッタ式整風板
２を開閉させる。
を付け、これを棟そばに設けた鎖車６に巻き掛け、この
鎖車６を屋根上部に取付けたレバー７、かご内に取付け
たレバー８に傘歯車５及び鎖９を介して連結し、レバー
７又は８を左右に回転することによりシャッタ式整風板
２を開閉させる。
【００１３】以上の整風屋根３は、図１〜図３ではかご
天井に設けた場合のみ示しているが同様のものをかご床
下に設ける。
天井に設けた場合のみ示しているが同様のものをかご床
下に設ける。
【００１４】このように構成した整風屋根３により、か
ご１が昇降する際の昇降路内空気抵抗を減少し、かご周
囲の乱流発生を防止する。これにより空気の流れは全体
が平均化した圧力の流れとなり、かご内の振動、騒音を
抑止することが可能となる。
ご１が昇降する際の昇降路内空気抵抗を減少し、かご周
囲の乱流発生を防止する。これにより空気の流れは全体
が平均化した圧力の流れとなり、かご内の振動、騒音を
抑止することが可能となる。
【００１５】エレベータの非常発生時、或いは保守点検
のさいは、かご外或いはかご内よりレバー７又は８を回
転して、シャッタ式整風板２、２を開けて、機器類の点
検或いはかご天井出入口の利用が出来る。
のさいは、かご外或いはかご内よりレバー７又は８を回
転して、シャッタ式整風板２、２を開けて、機器類の点
検或いはかご天井出入口の利用が出来る。
【００１６】
【発明の効果】本発明の整風屋根により、かごの昇降中
のかご周囲の空気の流れを左右均等の偏りない圧力と
し、かご内の振動、騒音を抑止することが出来、且整風
屋根を手動により開閉できるので、保守点検や救出など
の際に、整風屋根がその作業に支障を与えることはな
い。
のかご周囲の空気の流れを左右均等の偏りない圧力と
し、かご内の振動、騒音を抑止することが出来、且整風
屋根を手動により開閉できるので、保守点検や救出など
の際に、整風屋根がその作業に支障を与えることはな
い。
【図１】本発明によるかごの側面図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】本発明によるかご上部の斜視図である。
１…かご ２…シャッタ式整風板 ４…開閉装置 ５…傘歯車
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形のシャッターで山形の屋根を形成
して、かごの天井上と床下の夫々を覆い、前記屋根をか
ご内或いは外から操作する開閉装置に連結してなること
を特徴とするエレベータかごの整風屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34747591A JPH05178568A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | エレベータかごの整風屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34747591A JPH05178568A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | エレベータかごの整風屋根 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05178568A true JPH05178568A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18390476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34747591A Pending JPH05178568A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | エレベータかごの整風屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05178568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008162788A (ja) * | 2006-12-29 | 2008-07-17 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのかご装置 |
| US20120255816A1 (en) * | 2009-12-21 | 2012-10-11 | Hanspeter Bloch | Elevator system having a car-side extinguishing water drain system |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP34747591A patent/JPH05178568A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008162788A (ja) * | 2006-12-29 | 2008-07-17 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのかご装置 |
| US20120255816A1 (en) * | 2009-12-21 | 2012-10-11 | Hanspeter Bloch | Elevator system having a car-side extinguishing water drain system |
| US9540214B2 (en) * | 2009-12-21 | 2017-01-10 | Inventio Ag | Elevator system having a car-side extinguishing water drain system |
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